JP3959274B2 - 双子型織布製紙機械の成形部分の刃装着体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、双子型織布製紙機械の成形部分における成形シューの反対側に配置された弾性装着刃を使用する装着アセンブリに関する。この種の機械では、刃は2枚の織布の各側面に配置されているので、それぞれの刃は近い方の織布の機械側面にだけ接触している。この発明は、特に可撓性装着体に関し、この装着体はこれに取付けられた刃を、移動する成形織布を幅方向に横切る成形織布の経路におけるZ方向の変動に対して局所的に確実に適応させる。可撓性装着体は、成形織布が刃の織布接触表面上を摺接して、通過する際に成形織布の巻付き角度が一方の刃の縁において最大化され、そして刃が織布に向けて更に変位する際に他方の縁において最小化されるように、作動させる。
【0002】
【発明の背景】
刃のような静止状態の成形織布支持エレメントを装着するために、これまでに多種の構造が提案されており、このものは2枚方式、すなわち双子型織布製紙機会の成形部分に使用され、この機械では、水性材料が噴射または移送されて、2枚の相対する成形織布間の空間の中に流入される。成形部分では、各成形織布の機械側と接触している刃は、先端の紙ウェブが形成されるように、成形改善用と流体の除去の支援のために使用される。この形式の成形部分では、対で走行する2枚の成形織布は、2枚の成形織布の両側に配置された刃の周囲に強制的に巻付けられ、そしてこのように成形部分を通る若干ジグザグ状態の経路に従うことになる。
【0003】
対抗刃を具備する双子型織布形成部分では、可撓性装着刃の第1セットは、織布の一方の側面に配置され、多かれ少なかれ堅固に取付けられた刃の第2セットは、この織布の他方の側面に配置される。集合して成形シューとして用いる刃の両方のセットを支持するために適当な機械構造が提供される。可撓性装着体は、隣接する2枚の成形織布の一方の織布と接触するように刃を付勢するために加圧ホースまたはばねを用いることがよくある。この発明は、これらの刃を可撓性をもって装着する改善手段に関し、この手段において装着体は特に2方向に可撓性をもつ。第1に、この発明の装着手段は、成形部分を幅方向に横切る近い方の成形織布の機械側面に対して刃を強制的に均一で親密に接触させる。第2に、装着体は、発生の可能性のある局所的変動に呼応して、成形織布を幅方向に部分的に横切るZ方向に刃の部品を屈折させ、そして刃を尚も成形織布の面と親しく接触を保持させる。
【0004】
この発明の態様において、以下の用語の意味は;
「機械方向」は、成形織布対体の成形織布を通る走行全長方向と実質的に平行か、もしくは合致する方向を意味する;
「横断機械方向」は、成形織布の平面の中に実質的にあって、しかも機械方向に垂直な方向を意味する;
「Z方向」は機械方向と横断機械方向の双方に実質的に垂直な方向を意味する;
そして、「刃」は、双子型織布製紙機械の成形部分の中で使用される何らかの静止織布接触エレメントを意味する。
【0005】
双子型織布成形部分で使用する織布接触エレメントを弾性装着するために、従来技術では、多くの構成が提案されている。これらの公知の装着体では横断機械方向に刃を配置し、そして刃の作動を多かれ少なかれZ方向に提供する。しかし、これらの装着体では、刃のZ方向の作動に装着体の固定部品と可動部品間の摩擦摺動がしばしば生じ、この摩擦摺動が繊維とその他の物質による機構の目詰まりによりしばしば妨害される。その上、公知の従来技術では、摺動構成部品は概ね硬直性で非可撓性であり、従って諸条件の部分的変動に呼応するZ方向における刃の如何なる部分的屈曲をも許さない。従って、刃と成形織布との局部的な一線化の失敗が生ずると、立ち上がり時の紙ウェブを横切って成形不良や不平均排出が生ずる。
【0006】
多くの種類の従来技術に係る装着手段は、刃を織布に向けてZ方向に動かし、そしてこの方向に対して概ね垂直に、刃の織布接触表面を維持する。別のZ方向運動により織布が多かれ少なかれ対称的に刃に巻付けられ、刃の前後両縁部分と成形織布の機械側間の摩擦接触を強める。この接触が織布の磨耗を加速することが公知となっている。鋭角な前縁における巻付け角度に起因する織布の摩損速さを減らすために、刃前縁の曲率半径を大きくすることがしばしば行われる。このことは新たに問題を提起することが分かったのであり、その訳は、成形織布の機械側表面に粘着した流体は、織布が刃の織布接触表面上を通過する際に丸みをもった縁により在庫織布の中に推し戻されるということである。
【0007】
Kadeらは、米国特許第4,865,692号において、従来の単一織布開放面の形成部分で使用する刃の支持構造を開示している。この構造では、実質的にS字形構造を提供するために、機械を幅方向に横切る2個のC型断面のビームが相互に固定されている。上方Cビームは刃を担持し、下方Cビームは排出箱に搭載されている。2個のCビームは可撓性ばね鋼ストリップにより相互に接合され、2個のCビームが噛合ってS字形を形成するように締め付けエレメントにより付勢されて遊離する。この締め付けエレメントは基本的には膨張性ホースである。1本の調整ビームがやはり2個のCビーム間に配置され、これらビームはまた頂部表面を担持する。調整ビームを動かすことにより、異なる頂部表面が、締め付け手段を加圧して噛合わされ、その結果織布の運動の機械方向に関する織布接触表面の傾斜角度を変更する。しかし、この構成は僅かな角度変更を許すだけであり、その周囲で角度が変化する軸線は如何なる精度をもってしても定義できないのであり、また2個のCビームを相互に固定してS字形構造とするにはZ方向の運動を全て排除する。その上、上方Cビームの運動には摺動接触は全く含まれないが、この運動は摺動調整ビームにより制御される。
【0008】
【発明の開示】
この発明は2枚の織布製紙機械の成形部分における刃に対する装着体を提供することものであり、この織布製紙機械は、完全刃のZ方向の運動のために、Z方向の成形部分の幅を横切る刃の部分的可撓性を許しており、また成形織布の非屈折経路に関する接触表面の傾斜角度を変更する若干の自由度を与えている。成形織布対体の一方の織布が、立ち上がり時に非屈折成形織布の接触表面と実質的に平行に方向付けられるように、この装着体は、刃の織布接触表面が、成形織布対体の一方の織布と接触するように、付勢されることが許される。刃装着体は、刃を取巻く巻付け角度が織布の前縁で最小化され、そして織布の後縁で最大化されるように、刃が織布と噛合うことを許す選択性を提供する。この事は刃が織布に向けて変位されるときに装着体が刃を円弧上に回転させるという理由による。この構成によると刃の前縁周囲の成形織布の巻付き角度を小さくし、そして刃の上の比較的鋭角の修正前縁の使用を許す。代案として、装着体は刃を、巻付き角度がその前縁において最大化し、後縁で最小化するように織布と噛合わせる。もしもこの構成が採用されると、好ましいことは、刃の修正前縁の曲率半径が増して織布の摩損を減らすようになるということである。装着体は成形部分の幅を横切る部分的な変化に呼応する刃のZ方向の局部的な曲がりを付加的に許容し、その結果刃は織布走行のラインに一層信頼性をもって順応する。装着体は摺動接触運動する部品は全くもっておらず、また在庫品の中の繊維やその他の固形物から容易に保護されるので、制御された運動の簡単な手段が提供され、その結果成形織布を幅方向に横切って一層平均化された圧力が維持されるのであり、このようにして立ち上がり時の紙ウェブの欠陥を低減する。
【0009】
このように、この発明の最も広範な実施態様において、この発明は双子型成形織布製紙機械の成形部分に使用する可撓性装着体を提供するのであり、この機械は、
製紙機械構造により支持される構造と配列をもつ基盤部材と、
第1端部を持つ第1ビーム部分と、第2端部を持つ第2ビーム部分とを有した可撓性一体構造物で、該第1ビーム部分の該第1端部は前記基盤部材に取付けられている構成の可撓性C字形ビームと、
前記C字形ビームの前記第2端部に取付けられた、前面と後面を持ち、前記刃が取り付けられる織布接触刃取付け手段と、
前記基盤部材と前記C字形ビームの第2端部との間のC字形ビームの中に配置された加圧負荷チューブと、を備え
この構成において:
(i)可撓性装着体は、摺動接触作動する部品は全く含まず、
ii )可撓性C字形ビームは、前記加圧負荷チューブが加圧されて変形することにより、前記第1端部側を基準にして前記刃を回転させつつ、該刃を前記成形部分に対して遠近方向に移動させるように、変形することを特徴とする。
【0010】
好ましく、第1ならびに第2のビーム部分は共に弓形をなしてC字形ビームを提供する。第1の代替的構造では、第1ビーム部分は第2端部を持ち、第2ビーム部分は第1端部を持ち、第1及び第2ビーム部分は共に実質的に平坦であり、第1ビーム部分の第2端部はその第2端部において第2ビーム部分の第1端部にある角度で取付けられてC字形ビームを提供している。第2の代替的構造では、第1ビーム部分は第2端部を持ち、第2ビーム部分は第1端部を持ち、第1及び第2ビーム部分は共に実質的に平坦であり、第1ビーム部分の第2端部はその第2端部において第2ビーム部分の第1端部にある角度で取付けられてC字形ビームを提供し、そして第1と第2ビーム部分とは一体化構造である。
【0011】
好ましく、基盤部材とC字形ビームとは別々に2つのユニットとして製作されそして相互に取付けられる。二者択一的に、基盤部材とC字形ビームとは単一の単体構造として製作される。
【0012】
好ましく、2部品構造が採用されると、C字形ビームの第1端部は、この第1端部を受入れる構造をもち配列された基盤の穴の中に収まって基盤に取付けられ、そして第1端部は適当な接着剤により長孔の中に保持される。二者択一的に、C字形ビームの第1端部は、この第1端部を受入れる構造をもち配列された基盤の穴によって、もしくは直接的な機械的取付け手段を用いて、基盤部材に機械的に取り付けられる。
【0013】
好ましく、装着体は、更に、C字形部材の第2端部と基盤部材との間に位置した可撓性封止手段を有する。更に好ましく、この封止手段は適当な幅の可撓性帯から成る。好ましくは、封止帯の各端部は、C字形ビームの第2端部の穴及び基盤部材の共に作用する穴に、それぞれ嵌め込まれている。
【0014】
好ましく、加圧負荷チューブは、このチューブを受入れるため基盤部材に形成し配列された穴中に置かれる。更に好ましく、加圧負荷チューブは更に、C字形ビームの第2端部に隣接する圧力リブを有する。
【0015】
好ましく、C字形ビームの第2端部に取付けられた織布接触刃取付け手段は、前面を後面に連結する液体排出手段と共に、前面と後面を更に有する。更に好ましく、液体排出手段は、織布接触刃取付け手段を通って前面から後面に到る一連の孔すなわち長孔を有し、これらの孔すなわち長孔は横断機械方向に間隔を採って存在する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下の説明では、簡略化のために、2枚の成形織布は実質的に水平方向に走行すると想定されている。非水平成形織布用の機械の場合、織布に対する方向または配置に関する「上方」及び「頂部」という用語は実質的にZ方向を示す。
【0017】
先ず、図1を参照すると、可撓性装着体を保持する基盤部材1は、例えば、従来のT字形棒構造2によって適当な保持構造に取付けられる。別の装着手段が公知であり、使用される。可撓性装着体は、成形部分の幅を横切って伸びるC字形断面をもつビーム3を有する。C字形ビーム3は、その長さが1本構造の製作を妨げない限り、単一部品であることが理想である。もしも、多重構造のビームを使用するならば、ビーム端末は相互に密接されなければならない。その第1端部4において、C字形ビーム3が基盤部材1の穴5の中に収まり、そして適当な接着剤、充填流込材または充填樹脂材6により適所に保持される。接着剤6は、端部4が穴5の中に対して充分な嵌り合いを提供するように、また接着剤にかなり大きい応力を加える成形部分の操作状態において、満足な使用寿命をもつように選択される。硬化した接着剤は、穴5中の端部4に対して、本質的に剛性であるか、または僅かな可撓性を提供できる。接着剤6とC字形ビームの第1端部4との間の充分な嵌り合いを保証するには、リブ7を形成して、穴は図示のような蟻溝形とする。
【0018】
C字形ビームは、接着剤6により穴5中に確実に保持されているが、充填材6のたわみによって基盤ビーム1に対して回転する若干の自由度が持てることが明らかである。
【0019】
C字形ビームは、その第2端部に、比較的厚いリブ8を持ち、このリブ8は、2個の穴9,10を有する。リブ8は、概ね正方形の断面が適する。下部穴9は、具合よく、エラストマー押出し材であって、また成形部分の幅を横切って伸びる可撓性封止帯11の上端部と噛合う。また封止帯は、単一部品であることが望ましく、もしも1個以上の部品が使われるならば、端部は相互に密接させ、好ましくは接着して水密性封止体とする。封止帯11の下端部は、基盤ビーム1の適当な穴12の中に嵌まり込む。上部穴10は、織布噛合い刃13を担持する。加圧負荷チューブ14は、基盤ビーム1とC字形ビーム3のリブ部分8との間に配置される。このチューブは、基盤ビーム1の中の適当な凹部15により具合よく適所に保持される。負荷チューブは、やはり具合よくその頂部表面に加圧リブ16を有する。
【0020】
さて図2,3を参照すると、負荷チューブ14が(例えば空気圧とか加圧液体によって)加圧されると、このチューブは膨張し、C字形ビーム3の第2端部のリブ部分8の下方側面と接する。圧力を大きくすると、チューブ14は、さらに膨張して刃13を動かし、成形織布17の近い側の面に摺接させる(図2参照)。2個の固定刃18,19は、概ね成形シュー内の成形織布の他方の側面上に配置される。図2,3では、成形織布は、矢印A方向に移動する。負荷チューブが膨張を続けると、刃13は更に動いて、20で示すように成形織布17と噛合い(図3参照)、そして2枚の織布17は、矢印Bで示すようにZ方向に若干屈折する。これと同時に、可撓性シール11もやはり伸ばされる。C字形ビーム3は、領域21内で曲がるのに充分な可撓性をもっており、これにより刃13を成形織布17と接触させ、そしてこれらの織布を屈曲させ、そしてやはりC字形ビーム3のリブ部分8を、矢印Cで示す円弧上を回転させ、その結果、図2に示すように刃13の上方面22は、立ち上がり時に成形織布17の走行方向に実質的に平行になるように配置される。図3に示すように、Z方向における刃13の移動に加えて負荷チューブ14が更に膨張すると、刃13の前縁24が織布17に向けて僅かな距離だけ変位し、後縁が織布に向けて比較的大きい距離を変位するように、リブ部分8と刃13の面を移動させる。このことが刃13の後縁23における成形織布17の巻付き角度を最大化し、そして刃13の前縁24における巻付き角度を最小化する。このことが刃の前縁24における摩擦に起因する織布の磨耗量を減らすのに役立つ。負荷チューブ14の圧力が除かれると、C字形ビーム3が後退し、刃13を図1に示す位置まで動かし、その結果、刃13は、成形織布17と接触しなくなる。代案として、刃は巻付き角度が刃の前縁で最大化され、刃の後縁で最小化されるように装着される。もしもこれを実施する場合、織布の磨耗を最小化するために刃の前縁の曲率半径を大きくすることが推奨される。
【0021】
基盤部材1に、C字形ビーム3を取付ける代替的構成を図4,5及び6に示す。
【0022】
図4に示す構成では、C字形ビーム3のリブ付き第1端部25が蟻溝穴29内の適所に固定される。ねじ付き孔28に螺合する固定ボルト27は、端部25をストリップ30Aと30Bとの間を締め付けるのに役立つ。この構成において、穴29は更に狭くでき、ストリップ30Aと30Bの一方または両方を取除くことができる。
【0023】
図5に示す構成では、C字形ビーム3の第1端部25が、ねじ付き孔32に螺合するボルト31により基盤部材1に直接取付けられる。
【0024】
図6に示す構成では、C字形ビーム3と基盤部材1とは一体成形の単体として製作される。
【0025】
別な形態をもつ適当な機械的噛合い手段もやはり良く知られており利用できる。
【0026】
図1〜6に示す構造は、実際問題として、やはりある種の使用環境では欠点をもつことが分かっている。刃13により修正される液体量が比較的多いと、跳ね返りが生ずる。これは、隣接する成形織布が刃13に向かって移動する際に、これらの成形織布の機械側に向けて、側方にそして上方に出ている修正液体の少なくとも若干量の影響を受けている。これは、跳ね返り液体の少なくとも若干量を、隣接の、接近しつつある成形織布に再度流入させることができるのであり、この場合、2枚の対抗する成形織布間に進行している成形工程に有害な影響を及ぼすことになる。図7,8に示す構造は、図9の断面図と共にこの難点を解決する。図1,2,3,4,5及び6に示すように、成形織布17は、矢印Aの方向に動く。また刃13の後縁23と前縁24の配置を取り替えることにより、装着体は、成形織布が図3の矢印Dの方向に走行する状態で使用することができる、ということが意図されている。
【0027】
C字形ビームに関する別の代替的構造を図7,8に示す。この構造では、C字形ビーム3は第1ビーム部分31と第2ビーム部分32とで実質的に構成される。これらの2部分はそれぞれ実質的に平坦である。第1部分31の第1端部33は、基盤部材1の穴5に固定されるリブ7を有する。第1ビーム部分31の第2端部と、第2ビーム部分32の第1端部とは、適切な角度Eを設けてライン34に沿って相互に取付けられている。この角度は装着体の(Z方向の)所望の全体高さに相応するように選択される。この構成においては、C字形ビームの2つのビーム部分31,32は一体成形で製作されるということが好まれる。織布接触刃取付け手段8は、第2ビーム部分32の第2端部35に取付けられる。図示のように、共同作用するリブ36と穴37は、取付け手段8をC字形ビーム3に取付けるために使用される。この構造の残り部分は、実質的に図1〜5の構造に同じである。
【0028】
この構造において、取付け手段8は、他の図の場合のように中実ではないが、それに代わって排出手段が設けてあり、この排出手段を経て、取付け手段8の前面83上に堆積するあらゆる液体の少なくともその一部を、後面84において排出可能である。この方策によって、跳ね返りの危険性を実質的に取除くように、刃13により修正された充分な量の液体が、取付け手段8の後面に移送可能である。図9には、適当な排出手段を含む取付け手段8の一部を断面図で示す。前面83と後面84の間の取付け手段8の中に、中間にテーパー付きスペーサー82を設けた一連の長孔81が配置してある。これらの長孔は横断機械方向に、取付け手段8に沿って間隔を採って形成される。在庫品からの固形物による長孔の障害物を避けるためには、スペーサー82は85で示すように角度付き前縁をもたせることが好ましく、長孔81間の86で示すような平坦な間隙は好ましくない。修正された液体の少なくとも一部が矢印Gで略記して示す経路を通り、そして刃装着体の下流側空間から排出される。この構造の更なる変更態様をやはり図8に示す。取付け手段8の後面84には反らせ板リブ87があり、このものは隣接する成形織布17の機械側から離れている長孔81を通って排出するように液体を屈折させる作用をもつ。図3に示す構成では、成形織布は矢印D方向に動いており、やはり跳ね返り問題を軽減するのに役立っている。
【0029】
注意すべきことは、長孔81とスペーサー82を含む取付け手段8の製作において、出来た構造がエレメント13を適切に支持する上で充分に強度があることを保証するように、入念に行動すべきであるということである。またやはり注意すべきことは、図1〜5に示す構造とは別に、図7,8に示す構造の形態は入れ換えてはならず、またFで示す方向に動く成形織布によってのみ使用されなければならないということである。
【0030】
弓形すなわち角度の付いた可撓性C字形ビーム構造3を含む装着体は、やはり屈曲する、ある程度柔軟な支持体を刃13に対して成形織布の幅を横切るZ方向に提供し、その結果装着体を成形織布の経路の局所的な変動に呼応して屈曲させる。機械の幅を横切る成形織布の配置の変化は、殊に刃の表面に対する実質的にZ方向の変化は、各種の要因、すなわち非平坦な在庫品の流れ、温度変化、刃自体の摩損表面の局所的な変動、あるいは刃を保持する装着体構造の調整不良などによって引き起こされる。装着体の可撓性のこのレベルはやはり、刃13にこの様な局所的変動を確定させ、同時にこのように維持するために一定のしかも平均的圧力を適用し、移動する成形織布の1枚の機械側と密接状態に刃の面22を保持する。
【0031】
チューブ14の負荷方法は空気圧的に、または水圧的に実施される。水圧が好ましく、その訳は気体よりも高度な制御が提供可能であり、また刃のあらゆる振動に対して粘性緩衝作用を提供するからである。
【0032】
この装着体では、刃の移動に対する摺動摩擦に敏感な可動構成部品は存在せず、またエラストマー封止帯11が存在することにより繊維や固形物が堆積する領域が取除かれる。従って、装着体は封止帯なしでは機能しないので、封止帯を取除くことは勧められない。
【0033】
この発明の手段によると、水の再侵入頻度を減らすように、「従来技術」に係る装着体アセンブリの設計に採用されている刃の場合よりもずっと小さい曲率半径の前縁をもつ刃を採用することを望ならば、この採用は今や可能である。水の再侵入は、刃13の前縁により修正されなかった織布の機械側表面に粘着する水分層に起因する。この水分はシート形成を妨げるシートの中に押し戻されるようになる。この発明の装着体アセンブリでは、織布が接触する刃の全表面は、織布の機械側と密接するように織布と接触が維持可能である。従って、前縁は、織布の機械側に粘着する全ての流体を剥がし取るように、できるだけ鋭角にする。刃13がZ方向に、一層深く織布17の中に押し込まれると、装着体は刃13を、刃13の前縁24における織布の巻付け角度が最小化されるように、そして刃13の後縁23における織布の巻付け角度が最大化されるように、作動させる。
【0034】
C字形ビーム3は各種材料から製作され、これらの材料にはばね鋼、ステンレス鋼、そして所謂「繊維ガラス」のような繊維強化プラスチックが含まれ、この繊維ガラスは現在では好適材料である。C字形ビームと基盤部材1が単一ユニットとして製作される場合には、同様な材料がやはり使用可能である。紙製作機械間では使用条件が相当程度変化するのでC字形ビーム3に所望レベルの可撓性を付与するには何らかの実験が必要である。C字形ビームを基盤部材1の中に保持するのに接着剤を用いるならば、それらの接着剤にはエラストマー基接着剤、鋳込み化合物、あるいはポッチング化合物があり、硬化後にこの接着剤は比較的剛直性をもち、公知のゴム剪断ブッシュに性質の似通った装着体が提供される。あの種の環境下では、上述の機械的噛合い構成、あるいはC字形ビームと基盤部材の組合せの一体化構造のような、C字形ビームと噛合う一層剛性な手段を使用することが求められる。二者択一的に、接着剤を用いる場合、噛合い部分は、接着剤の使用量を最小化できるように、C字形ビーム3の端部4と穴5との間の取り付けを選択することにより硬直化することができる。付加的に、2つの実質的に平坦なビーム部分のあるC字形ビームを使用する場合は、この構造は、第1ビーム部分が実質的に剛性であり、基本的に可撓性な第2ビーム部分を保持するように作用するように構成することができる。このように、操作条件の如何なる特定の組合せに対しても、所望の程度の可撓性を得るにはある程度の実験が必要と考えられることは明らかである。
【0035】
同様に、基盤部材1と取付け手段8とは、双方の金属、強化プラスチック及び工業用プラスチックを含む各種材料からそれぞれ製作可能である。好適材料は、所謂「繊維ガラス」などの繊維強化プラスチックである。基盤部材1は実質的に長方形断面をもつように図示してあるが、他の断面形状が、チューブ状及び中実状と共に採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る可撓性装着体の1実施態様の断面図であって、刃が後退位置にあるときの断面図である。
【図2】 図1の実施態様を示すが、刃が作動して成形織布と摺動接触状態にある断面図である。
【図3】 図3は図1の実施態様を示すが、成形織布を屈折するように刃を充分圧迫して噛合わせた状態にある断面図である。
【図4】 図4は、装着体の代替構造を示す断面図である。
【図5】 図5は、装着体の代替構造を示す断面図である。
【図6】 図6は、装着体の代替構造を示す断面図である。
【図7】 図7は、装着体の代替構造を示す断面図である。
【図8】 図8は、装着体の代替構造を示す断面図である。
【図9】 図7のI‐I線の断面図である。

Claims (23)

  1. 双子型成形織布製紙機械の成形部分に使用する刃の可撓性装着体において、
    製紙機械構造により支持される構造と配列をもつ基盤部材と、
    第1端部を持つ第1ビーム部分と、第2端部を持つ第2ビーム部分とを有した可撓性一体構造物で、該第1ビーム部分の該第1端部は前記基盤部材に取付けられている構成の可撓性C字形ビームと、
    前記C字形ビームの前記第2端部に取付けられた、前面と後面を持ち、前記刃が取り付けられる織布接触刃取付け手段と、
    前記基盤部材と前記C字形ビームの第2端部との間のC字形ビームの中に配置された加圧負荷チューブと、を備え
    この構成において:
    (i)可撓性装着体は、摺動接触作動する部品は全く含まず、
    ii )可撓性C字形ビームは、前記加圧負荷チューブが加圧されて変形することにより、前記第1端部側を基準にして前記刃を回転させつつ、該刃を前記成形部分に対して遠近方向に移動させるように、変形することを特徴とする可撓性装着体。
  2. 前記C字形ビームと前記基盤部材とで構成される2部品構造を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  3. 前記C字形ビームと前記基盤部材とで構成される一体化構造を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  4. 前記第1及び第2のビーム部分は、共に弓形を成し、前記C字形ビームを提供することを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  5. 前記第1ビーム部分は第2端部をもち、前記第2ビーム部分は第1端部を持ち、該第1と第2のビーム部分は共に実質的に平坦であり、該第1ビーム部分の該第2端部は、該第2端部において、ある角度で該第2ビーム部分の第1端部に取付けられ、C字形ビームを提供していることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  6. 前記第1ビーム部分は第2端部を持ち、前記第2ビーム部分は第1端部を持ち、該第1と第2のビーム部分は共に実質的に平坦であり、該第1ビーム部分の該第2端部は、該第2端部において、ある角度で該第2ビーム部分の第1端部に取付けられ、前記C字形ビームを提供し、該第1と第2のビーム部分は一体化構造であることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  7. 前記C字形部材の第2端部と前記基盤部材との間に配置した可撓性封止手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  8. 前記C字形ビームは、前記基盤部材に堅固に取付けられて成ることを特徴とする請求項2に記載の可撓性装着体。
  9. 前記C字形ビームは、前記基盤部材に可撓性をもって取付けられて成ることを特徴とする請求項2に記載の可撓性装着体。
  10. 前記C字形ビームの第1端部は、該第1端部を受入れる構造と配列をもつ基盤部材の穴の中に収めることにより基盤部材に取付けられ、該第1端部は、可撓性接着化合物により該穴の中に保持される構成をもつことを特徴とする請求項9に記載の可撓性装着体。
  11. 前記C字形ビームの第1端部は、機械的取付け手段によって基盤部材に取付けられることを特徴とする請求項8に記載の可撓性装着体。
  12. 前記機械的取付け手段は、穴及びボルト手段と、ボルト手段との内の1部材が選択されていることを特徴とする請求項11に記載の可撓性装着体。
  13. 前記可撓性封止手段は、帯から成り、該帯の各端部は、前記C字形ビームの第2部分の第2端部の中と、前記基盤部材の共に作用する穴とに、それぞれ嵌め込まれていることを特徴とする請求項7に記載の可撓性装着体。
  14. 前記加圧負荷チューブは、前記基盤部材の穴の中に配置されることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  15. 前記加圧負荷チューブは、前記C字形ビームの前記第2部分の前記第2端部と係合するのに適した圧力リブを有することを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  16. 前記C字形ビームは、繊維強化型プラスチック材料、ばね鋼そしてステンレス鋼から成るグループから選択した材料で製作されることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  17. 前記C字形ビームは、繊維強化型プラスチック材料から製作されることを特徴とする請求項2に記載の可撓性装着体。
  18. 前記基盤部材は、繊維強化型プラスチック材料、ばね鋼そしてステンレス鋼から成るグループから選択した材料で製作されることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  19. 前記基盤部材は、繊維強化型プラスチック材料から製作されることを特徴とする請求項2に記載の可撓性装着体。
  20. 一体構成の前記C字形ビームと前記基盤部材は、繊維強化型プラスチック材料、ばね鋼そしてステンレス鋼から成るグループから選択した材料で製作されることを特徴とする請求項3に記載の可撓性装着体。
  21. 一体構成の前記C字形ビームと前記基盤部材は、繊維強化型プラスチック材料から製作されることを特徴とする請求項3に記載の可撓性装着体。
  22. 前記C字形ビームの前記第2端部に取付けられた織布接触刃取付け手段は更に、前面と後面、そして前面を後面に連結する液体排出手段を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の可撓性装着体。
  23. 前記液体排出手段は、前記織布接触刃取付け手段を通して前面から後面に到る一連の孔と長孔から成るグループから選択され、これらの孔と長孔は横断機械方向に間隔を採って配置されて成ることを特徴とする請求項22に記載の可撓性装着体。
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