JPH08258940A - ベルトコンベヤのスカート構造 - Google Patents
ベルトコンベヤのスカート構造Info
- Publication number
- JPH08258940A JPH08258940A JP5923495A JP5923495A JPH08258940A JP H08258940 A JPH08258940 A JP H08258940A JP 5923495 A JP5923495 A JP 5923495A JP 5923495 A JP5923495 A JP 5923495A JP H08258940 A JPH08258940 A JP H08258940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- conveyor belt
- conveyor
- skirt
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G21/00—Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
- B65G21/20—Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
- B65G21/2045—Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface
- B65G21/2063—Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface comprising elements not movable in the direction of load-transport
- B65G21/2072—Laterial guidance means
- B65G21/2081—Laterial guidance means for bulk material, e.g. skirts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルトの上下変位に追従できると共にメンテ
ナンス間隔を延ばしたベルトコンベヤのスカート構造を
提供する。 【構成】 コンベヤベルトにばら物を供給するシュート
出口部の左右両側に、コンベヤベルト１の長手方向に沿
って形成された案内板２をそれぞれコンベヤベルト１の
中央側に漏斗状に傾斜させて設け、両案内板２の外側
に、コンベヤベルト１の長手方向に沿って形成されたゴ
ム質弾性板１１の上端部１１ａをそれぞれ取り付け、両
ゴム質弾性板１１の下端部１１ｂをコンベヤベルト１の
中央側にしならせて、これら下端部１１ｂの外側面１１
ｃをコンベヤベルト１の表面に弾性的に接触させて構成
されている。
ナンス間隔を延ばしたベルトコンベヤのスカート構造を
提供する。 【構成】 コンベヤベルトにばら物を供給するシュート
出口部の左右両側に、コンベヤベルト１の長手方向に沿
って形成された案内板２をそれぞれコンベヤベルト１の
中央側に漏斗状に傾斜させて設け、両案内板２の外側
に、コンベヤベルト１の長手方向に沿って形成されたゴ
ム質弾性板１１の上端部１１ａをそれぞれ取り付け、両
ゴム質弾性板１１の下端部１１ｂをコンベヤベルト１の
中央側にしならせて、これら下端部１１ｂの外側面１１
ｃをコンベヤベルト１の表面に弾性的に接触させて構成
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上流側コンベヤから下
流側コンベヤへの乗継部に設けられるベルトコンベヤの
スカート構造に関する。
流側コンベヤへの乗継部に設けられるベルトコンベヤの
スカート構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示すように、上流側コンベヤａか
ら下流側コンベヤｂへの乗継部ｃにはシュートｄが設け
られており、このシュート出口部ｅの左右両側には、上
流側コンベヤａの荷（ばら物）を下流側のコンベヤａに
零さないように乗せるためのスカートｆが設けられてい
る。
ら下流側コンベヤｂへの乗継部ｃにはシュートｄが設け
られており、このシュート出口部ｅの左右両側には、上
流側コンベヤａの荷（ばら物）を下流側のコンベヤａに
零さないように乗せるためのスカートｆが設けられてい
る。
【０００３】スカートｆは、図６および図７に示すよう
に、シュート出口部ｅの左右両側にフランジｇを介して
接続されるスカートプレートｈと、両スカートプレート
ｈの外側に下方に突出させて取り付けられたスカートゴ
ムｉとから構成されている。両スカートゴムｉは、鉛直
に垂下されており、その下端部がコンベヤベルトｊの表
面に接触されている。
に、シュート出口部ｅの左右両側にフランジｇを介して
接続されるスカートプレートｈと、両スカートプレート
ｈの外側に下方に突出させて取り付けられたスカートゴ
ムｉとから構成されている。両スカートゴムｉは、鉛直
に垂下されており、その下端部がコンベヤベルトｊの表
面に接触されている。
【０００４】上記両スカートゴムｉは、その外側に配置
されたアングル材ｋによってスカートプレートｈとの間
に挟持されている。アングル材ｋは、押圧ブラケットｌ
によってスカートプレートｈ側に押し付けられている。
押圧ブラケットｌは、スカートプレートｈに溶接された
支持ブラケットｍの穴に挿入されるクサビピンｎによっ
て内方に付勢されている。
されたアングル材ｋによってスカートプレートｈとの間
に挟持されている。アングル材ｋは、押圧ブラケットｌ
によってスカートプレートｈ側に押し付けられている。
押圧ブラケットｌは、スカートプレートｈに溶接された
支持ブラケットｍの穴に挿入されるクサビピンｎによっ
て内方に付勢されている。
【０００５】上記スカートプレートｈおよびスカートゴ
ムｉは、それぞれコンベヤの長手方向に沿って所定の長
さＬに形成されている。この長さは、搬送物（ばら物）
がベルト上に安定するまでの長さがあればよい。
ムｉは、それぞれコンベヤの長手方向に沿って所定の長
さＬに形成されている。この長さは、搬送物（ばら物）
がベルト上に安定するまでの長さがあればよい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
スカート構造にあっては、以下の問題があった。
スカート構造にあっては、以下の問題があった。
【０００７】(1)スカートプレートｈが鉛直であるた
め、シュートｄを通って供給された荷（ばら物）がスカ
ートゴムｉに接触する。このため、スカートゴムｉが摩
耗しやすい。
め、シュートｄを通って供給された荷（ばら物）がスカ
ートゴムｉに接触する。このため、スカートゴムｉが摩
耗しやすい。
【０００８】(2)スカートゴムｉの下端部によってシー
ルしているため、図８に示すようにシュートｄからの荷
の落下衝撃によってローラｏの無い部分のベルトｊが下
がると、スカートゴムｉ下端部とベルトｊとの間に隙間
ｐができシール性が悪化する。
ルしているため、図８に示すようにシュートｄからの荷
の落下衝撃によってローラｏの無い部分のベルトｊが下
がると、スカートゴムｉ下端部とベルトｊとの間に隙間
ｐができシール性が悪化する。
【０００９】(3)シール部であるスカートゴムｉ下端部
をベルトｊに隙間無く当接させるための調整が困難であ
る。すなわち、かかる調整のためには、各クサビピンｎ
を緩めてスカートゴムｉの挟持位置を微妙に調節する必
要がある。
をベルトｊに隙間無く当接させるための調整が困難であ
る。すなわち、かかる調整のためには、各クサビピンｎ
を緩めてスカートゴムｉの挟持位置を微妙に調節する必
要がある。
【００１０】(4)摩耗によってスカートゴムｊの下端部
がすり減る度に、各クサビピンｎを緩めてスカートゴム
ｊの挟持位置を下げる位置調節をしなければならず、メ
ンテナンスが大変である。
がすり減る度に、各クサビピンｎを緩めてスカートゴム
ｊの挟持位置を下げる位置調節をしなければならず、メ
ンテナンスが大変である。
【００１１】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、ベルトの上下変位に追従できると共にメンテナ
ンス間隔を延ばしたベルトコンベヤのスカート構造を提
供することにある。
目的は、ベルトの上下変位に追従できると共にメンテナ
ンス間隔を延ばしたベルトコンベヤのスカート構造を提
供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コンベヤベルトにばら物を供給するシュー
ト出口部の左右両側に、コンベヤベルトの長手方向に沿
って形成された案内板をそれぞれコンベヤベルトの中央
側に漏斗状に傾斜させて設け、両案内板の外側に、コン
ベヤベルトの長手方向に沿って形成されたゴム質弾性板
の上端部をそれぞれ取り付け、両ゴム質弾性板の下端部
をコンベヤベルトの中央側にしならせて、これら下端部
の外側面をコンベヤベルトの表面に弾性的に接触させて
構成されている。
に本発明は、コンベヤベルトにばら物を供給するシュー
ト出口部の左右両側に、コンベヤベルトの長手方向に沿
って形成された案内板をそれぞれコンベヤベルトの中央
側に漏斗状に傾斜させて設け、両案内板の外側に、コン
ベヤベルトの長手方向に沿って形成されたゴム質弾性板
の上端部をそれぞれ取り付け、両ゴム質弾性板の下端部
をコンベヤベルトの中央側にしならせて、これら下端部
の外側面をコンベヤベルトの表面に弾性的に接触させて
構成されている。
【００１３】
【作用】上記構成によれば、シュートに投入されたばら
物は、漏斗状に傾斜された案内板によってガイドされ、
コンベヤベルトの中央部に落下する。よって、シール部
であるゴム質弾性板に荷（ばら物）が当り難くなり、そ
の摩耗が抑制される。
物は、漏斗状に傾斜された案内板によってガイドされ、
コンベヤベルトの中央部に落下する。よって、シール部
であるゴム質弾性板に荷（ばら物）が当り難くなり、そ
の摩耗が抑制される。
【００１４】また、ゴム質弾性板の横曲げ剛性（しな
り）によってシールする構造であるため、ベルトの上下
変位に追従しやすくなると共に、摩耗しても直ちにシー
ル性が悪化することがなくメンテナンス間隔が延びる。
り）によってシールする構造であるため、ベルトの上下
変位に追従しやすくなると共に、摩耗しても直ちにシー
ル性が悪化することがなくメンテナンス間隔が延びる。
【００１５】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【００１６】図５に示すコンベヤｂにばら物（石炭等）
を供給するシュート出口部ｅの左右両側には、図１に示
すようにコンベヤベルト１の長手方向に沿って形成され
た案内板２が、それぞれコンベヤベルト１の中央側に漏
斗状に傾斜させて設けられている。
を供給するシュート出口部ｅの左右両側には、図１に示
すようにコンベヤベルト１の長手方向に沿って形成され
た案内板２が、それぞれコンベヤベルト１の中央側に漏
斗状に傾斜させて設けられている。
【００１７】これらの案内板２は、その上端部にフラン
ジ３が一体的に形成されており、このフランジ３が図５
に示すシュート出口部ｅに形成されたフランジに、ボル
ト等で締結されるようになっている。上記案内板２の長
さは、搬送物Ｂ（ばら物）がベルト１上に安定するまで
の長さとなっている（図５参照）。
ジ３が一体的に形成されており、このフランジ３が図５
に示すシュート出口部ｅに形成されたフランジに、ボル
ト等で締結されるようになっている。上記案内板２の長
さは、搬送物Ｂ（ばら物）がベルト１上に安定するまで
の長さとなっている（図５参照）。
【００１８】両案内板２の外側には、図２に示すよう
に、支持板４が鉛直に取り付けられている。支持板は
４、コンベヤベルト１の長手方向に沿って、上記案内板
２と同じ長さに形成されている。支持板４には、外方に
突出された支持ブラケット５が、コンベヤベルト１の長
手方向に所定の間隔を隔てて、複数水平に取り付けられ
ている（図７参照）。
に、支持板４が鉛直に取り付けられている。支持板は
４、コンベヤベルト１の長手方向に沿って、上記案内板
２と同じ長さに形成されている。支持板４には、外方に
突出された支持ブラケット５が、コンベヤベルト１の長
手方向に所定の間隔を隔てて、複数水平に取り付けられ
ている（図７参照）。
【００１９】各支持ブラケット５には、図３に示すよう
に、アングル材６に溶接されたコ字型枠７が挿通されて
アングル材６が吊下され、その外側に押圧ブラケット８
が挿通される。押圧ブラケット８は、支持ブラケット５
の穴９に挿入されるクサビピン１０によって内方に付勢
される。これにより、アングル材６と支持板４との間
に、ゴム質弾性板１１が挟持される。
に、アングル材６に溶接されたコ字型枠７が挿通されて
アングル材６が吊下され、その外側に押圧ブラケット８
が挿通される。押圧ブラケット８は、支持ブラケット５
の穴９に挿入されるクサビピン１０によって内方に付勢
される。これにより、アングル材６と支持板４との間
に、ゴム質弾性板１１が挟持される。
【００２０】ゴム質弾性板１１は、コンベヤベルト１の
長手方向に沿って、上記案内板２と同じ長さに形成され
ており、その上端部１１ａがアングル材６と支持板４と
の間に挟持されている。左右のゴム質弾性板１１の下端
部１１ｂは、図２に示すように、それぞれコンベヤベル
ト１の中央側にしならせられ、これら下端部１１ｂの外
側面１１ｃがコンベヤベルト１の表面に弾性的に接触さ
れている。
長手方向に沿って、上記案内板２と同じ長さに形成され
ており、その上端部１１ａがアングル材６と支持板４と
の間に挟持されている。左右のゴム質弾性板１１の下端
部１１ｂは、図２に示すように、それぞれコンベヤベル
ト１の中央側にしならせられ、これら下端部１１ｂの外
側面１１ｃがコンベヤベルト１の表面に弾性的に接触さ
れている。
【００２１】ゴム質弾性板１１は、図６に示す従来のス
カートゴムｉよりも遥かに薄く、柔軟性に富む材質から
形成されている。但し、ゴム質弾性板１１の下端部１１
ｂがコンベヤベルト１の中央側にしならせられたとき、
十分な戻り力が発揮できる程度の厚さおよび材質が用い
られている。ゴム質弾性板１１は、平坦でもよいが、下
端部１１ｂがコンベヤベルト１に沿ってある程度カーブ
形状に癖つけられていてもよい。
カートゴムｉよりも遥かに薄く、柔軟性に富む材質から
形成されている。但し、ゴム質弾性板１１の下端部１１
ｂがコンベヤベルト１の中央側にしならせられたとき、
十分な戻り力が発揮できる程度の厚さおよび材質が用い
られている。ゴム質弾性板１１は、平坦でもよいが、下
端部１１ｂがコンベヤベルト１に沿ってある程度カーブ
形状に癖つけられていてもよい。
【００２２】また、図１に示す漏斗状に傾斜された左右
の案内板２の下端部２ａの間隔Ｘは、図６に示す従来の
スカート巾Ｘと一致している。シュートｄを通過したば
ら物Ｂは、最終的にはこれら案内板２の下端部２ａで規
制されるからである。このため、図１に示す左右の案内
板２の上端部２ｂに位置するフランジ３の間隔Ｙは、図
６に示す従来のスカートプレートｈのフランジｇの間隔
Ｘより広がっている。
の案内板２の下端部２ａの間隔Ｘは、図６に示す従来の
スカート巾Ｘと一致している。シュートｄを通過したば
ら物Ｂは、最終的にはこれら案内板２の下端部２ａで規
制されるからである。このため、図１に示す左右の案内
板２の上端部２ｂに位置するフランジ３の間隔Ｙは、図
６に示す従来のスカートプレートｈのフランジｇの間隔
Ｘより広がっている。
【００２３】以上の構成からなる本実施例の作用につい
て述べる。
て述べる。
【００２４】図５に示すシュートｄに投入されたばら物
Ｂは、図１に示すように漏斗状に傾斜された案内板２に
よってガイドされ、コンベヤベルト１の中央部に落下す
る。よって、シール部であるゴム質弾性板１１に荷（ば
ら物）が当り難くなり、その摩耗が抑制される。
Ｂは、図１に示すように漏斗状に傾斜された案内板２に
よってガイドされ、コンベヤベルト１の中央部に落下す
る。よって、シール部であるゴム質弾性板１１に荷（ば
ら物）が当り難くなり、その摩耗が抑制される。
【００２５】また、ゴム質弾性板１１の横曲げ剛性（し
なり）によってシールする構造であるため、ベルト１の
上下変位に追従しやすくなる。すなわち、図８に示すよ
うにシュートｄからの荷の落下衝撃によってローラｏの
無い部分のベルト１が下がっても、ゴム質弾性板１１の
しなりによってゴム質弾性板１１の下端部１１ｂの外側
面１１ｂがベルトに押し付けられるため、ベルト１との
間に隙間ができずらくなる。よって、シール性が向上
し、コンベヤ乗継部ｃからの荷零れ（漏れ）が減少し、
清掃作業が減少する。
なり）によってシールする構造であるため、ベルト１の
上下変位に追従しやすくなる。すなわち、図８に示すよ
うにシュートｄからの荷の落下衝撃によってローラｏの
無い部分のベルト１が下がっても、ゴム質弾性板１１の
しなりによってゴム質弾性板１１の下端部１１ｂの外側
面１１ｂがベルトに押し付けられるため、ベルト１との
間に隙間ができずらくなる。よって、シール性が向上
し、コンベヤ乗継部ｃからの荷零れ（漏れ）が減少し、
清掃作業が減少する。
【００２６】また、実質的なシール部であるゴム質弾性
板１１の下端部１１ｂの外側面１１ｃが、ゴム質弾性板
１１のしなりによってベルト１に押し付けられているた
め、その下端部外側面１１ｃが摩耗して磨り減っても直
ちにシール性が悪化することがない。すなわち、摩耗し
てもその分押し付けられるためシール効果が変わらず、
メンテナンス間隔が延びる。これに対し、図６に示す従
来のタイプでは、実質的なシール部であるスカートゴム
ｉの下端部が磨り減ると、スカートゴムｉがスカートプ
レートｈに固定されているため、磨り減った分だけベル
トｊとの間に隙間が生じてしまい、その都度クサビピン
ｎを緩めてスカートゴムｉの取付位置を下げるという調
整が必要であった。
板１１の下端部１１ｂの外側面１１ｃが、ゴム質弾性板
１１のしなりによってベルト１に押し付けられているた
め、その下端部外側面１１ｃが摩耗して磨り減っても直
ちにシール性が悪化することがない。すなわち、摩耗し
てもその分押し付けられるためシール効果が変わらず、
メンテナンス間隔が延びる。これに対し、図６に示す従
来のタイプでは、実質的なシール部であるスカートゴム
ｉの下端部が磨り減ると、スカートゴムｉがスカートプ
レートｈに固定されているため、磨り減った分だけベル
トｊとの間に隙間が生じてしまい、その都度クサビピン
ｎを緩めてスカートゴムｉの取付位置を下げるという調
整が必要であった。
【００２７】なお、ゴム質弾性板１１の下端部１１ｂの
外側面１１ｃが十分に磨り減った後には、クサビピンｎ
を緩めてゴム質弾性板１１の挟持位置を下方にずらせば
よい。
外側面１１ｃが十分に磨り減った後には、クサビピンｎ
を緩めてゴム質弾性板１１の挟持位置を下方にずらせば
よい。
【００２８】また、実質的なシール部であるゴム質弾性
板１１の下端部１１ｂの外側面１１ｃを、ゴム質弾性板
１１のしなりによってベルト１に押し付けているので、
支持板４とアングル材６との間のゴム質弾性板１１の挟
持位置をシビアに調節する必要がない。すなわち、多少
挟持位置がずれていても、ゴム質弾性板１１のしなりに
よって許容される。これに対し、図６に示す従来のタイ
プでは、実質的なシール部であるスカートゴムｉ下端部
をベルトｊに隙間無く当接させるためには、各クサビピ
ンｎを緩めてスカートゴムｉの挟持位置を微妙に調節す
るという煩雑な作業が必要となる。
板１１の下端部１１ｂの外側面１１ｃを、ゴム質弾性板
１１のしなりによってベルト１に押し付けているので、
支持板４とアングル材６との間のゴム質弾性板１１の挟
持位置をシビアに調節する必要がない。すなわち、多少
挟持位置がずれていても、ゴム質弾性板１１のしなりに
よって許容される。これに対し、図６に示す従来のタイ
プでは、実質的なシール部であるスカートゴムｉ下端部
をベルトｊに隙間無く当接させるためには、各クサビピ
ンｎを緩めてスカートゴムｉの挟持位置を微妙に調節す
るという煩雑な作業が必要となる。
【００２９】また、図１に示す左右のフランジ３の間隔
Ｙが、図６に示す従来のフランジｇの間隔Ｘより広がっ
ていることから、図４に示すように上流側コンベヤａか
ら下流側コンベヤｂへの乗継落差Ｈを小さくできる。す
なわち、図６に示す従来のスカート構造ではフランジｇ
の間隔Ｘが狭いため、図４中の実線で表したフランジｕ
に取り付ける必要があるが、図１に示す本実施例のスカ
ート構造ではフランジ３の間隔Ｙが広いため、図４に破
線で示すより上方のフランジｖに取り付けることができ
る。この結果、上流側コンベヤａから下流側コンベヤｂ
への乗継落差Ｈの寸法を小さくできる。
Ｙが、図６に示す従来のフランジｇの間隔Ｘより広がっ
ていることから、図４に示すように上流側コンベヤａか
ら下流側コンベヤｂへの乗継落差Ｈを小さくできる。す
なわち、図６に示す従来のスカート構造ではフランジｇ
の間隔Ｘが狭いため、図４中の実線で表したフランジｕ
に取り付ける必要があるが、図１に示す本実施例のスカ
ート構造ではフランジ３の間隔Ｙが広いため、図４に破
線で示すより上方のフランジｖに取り付けることができ
る。この結果、上流側コンベヤａから下流側コンベヤｂ
への乗継落差Ｈの寸法を小さくできる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るベルト
コンベヤのスカート構造によれば、次のような優れた効
果を発揮できる。
コンベヤのスカート構造によれば、次のような優れた効
果を発揮できる。
【００３１】(1)ゴム質弾性板の下端部の外側面が、ゴ
ム質弾性板しなりに基づく自己押付機能によってコンベ
ヤベルトに押し付けられるため、コンベヤベルトの上下
変位に追従することができ、シール性が向上する。
ム質弾性板しなりに基づく自己押付機能によってコンベ
ヤベルトに押し付けられるため、コンベヤベルトの上下
変位に追従することができ、シール性が向上する。
【００３２】(2)実質的なシール部であるゴム質弾性板
の下端部の外側面が多少磨り減っても、ゴム質弾性板の
しなりに基づく自己押付機能によってコンベヤベルトに
押し付けられるため、メンテナンス間隔を延ばすことが
できる。
の下端部の外側面が多少磨り減っても、ゴム質弾性板の
しなりに基づく自己押付機能によってコンベヤベルトに
押し付けられるため、メンテナンス間隔を延ばすことが
できる。
【００３３】(3)シュートに投入されたばら物が、漏斗
状に傾斜された案内板によってガイドされてコンベヤベ
ルトの中央部に落下するため、シール部であるゴム質弾
性板に当り難くなり、その摩耗が抑制される。
状に傾斜された案内板によってガイドされてコンベヤベ
ルトの中央部に落下するため、シール部であるゴム質弾
性板に当り難くなり、その摩耗が抑制される。
【図１】本発明の一実施例を示すベルトコンベヤのスカ
ート構造の断面図である。
ート構造の断面図である。
【図２】図１の要部拡大図である。
【図３】図２の各構成部品の組立図である。
【図４】下流側コンベヤから上流側コンベヤへの乗継部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図５】下流側コンベヤと上流側コンベヤとの側面を示
す図である。
す図である。
【図６】図５の VI-VI線断面図である。
【図７】図６の VII-VII線矢視図である。
【図８】荷（ばら物）の落下衝撃によってローラの無い
部分のベルトが下がる様子を表した図である。
部分のベルトが下がる様子を表した図である。
１ コンベヤベルト ２ 案内板 １１ ゴム質弾性板 １１ａ 上端部 １１ｂ 下端部 １１ｃ 外側面 ｄ シュート ｅ 出口部
Claims (1)
- 【請求項１】 コンベヤベルトにばら物を供給するシュ
ート出口部の左右両側に、コンベヤベルトの長手方向に
沿って形成された案内板をそれぞれコンベヤベルトの中
央側に漏斗状に傾斜させて設け、両案内板の外側に、コ
ンベヤベルトの長手方向に沿って形成されたゴム質弾性
板の上端部をそれぞれ取り付け、両ゴム質弾性板の下端
部をコンベヤベルトの中央側にしならせて、これら下端
部の外側面をコンベヤベルトの表面に弾性的に接触させ
たことを特徴とするベルトコンベヤのスカート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5923495A JPH08258940A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ベルトコンベヤのスカート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5923495A JPH08258940A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ベルトコンベヤのスカート構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258940A true JPH08258940A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13107500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5923495A Pending JPH08258940A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ベルトコンベヤのスカート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08258940A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103056141A (zh) * | 2013-01-24 | 2013-04-24 | 四川吉兴达热能设备有限责任公司 | 输煤皮带机降尘装置 |
| CN103287782A (zh) * | 2013-05-22 | 2013-09-11 | 江苏新鹏重型机电制造有限公司 | 一种垂直挡边式带式输送机 |
| CN108840029A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-20 | 华能曹妃甸港口有限公司 | 一种输煤皮带机导料槽多重密封装置及方法 |
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-
1995
- 1995-03-17 JP JP5923495A patent/JPH08258940A/ja active Pending
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