JP3950870B2 - 自転車用ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキ装置、特に、自転車のフレームに装着される車輪のハブを制動する自転車用ブレーキ装置に関する。
自転車用ブレーキ装置には、車輪のリムを制動する、たとえばカンチレバーブレーキやキャリパブレーキなどのリムブレーキ装置と、ハブ軸が設けられた車輪のハブを制動する、たとえばドラムブレーキやバンドブレーキやローラブレーキやコースターブレーキなどのハブブレーキ装置とがある。ハブブレーキ装置は、車輪のハブを制動するのでリムの変形にかかわらず制動できる。
従来の自転車用ハブブレーキ装置は、自転車のフレームに回転不能に装着される固定ブラケットと、ハブと一体回転可能なブレーキドラムと、ブレーキドラムに制動作用するブレーキシューやブレーキ帯などの制動部材と、制動部材をブレーキドラム側に圧接させるブレーキ動作部とを有している。
固定ブラケットは、ハブ軸が貫通しハブ軸に固定される基部、前記基部から実質的に径方向に延びるアーム部、及び前記アーム部の先端に形成された係止部を有し、ハブブレーキ装置を自転車のフレームに装着するためのものである。先端の係止部は自転車のフロントフォークやチェーンステイなどに固定されたブラケット固定部に装着され固定される。これにより、固定ブラケットがフレームに対して回り止めされる。
ブラケット固定部は、フレームに溶接固定され固定ブラケットを係止するものとフレームに固定ブラケットをバンド止め固定するものとがある。車輪の交換を容易にしたクイックレリーズハブが装着されている場合、固定ブラケットをフレームにバンド止めすると、工具を用いて車輪の着脱の際にバンド止め部分を取り外さなければならず不便である。このため、フレームに溶接固定されるブラケット固定部が採用されたものが従来知られている(特許文献1参照)。
フレームに溶接固定されるブラケット固定部は、通常、ブレーキメーカから自転車メーカにハブブレーキ装置とともに供給される。ブラケット固定部には、フレームに固定された状態で内部に係止部が貫通して係止される係止空間が形成されている。この係止空間は、通常、フレーム、特にフロントフォークの種々の傾きや形状に対応するために、係止部が挿入される入口部及び飛び出す出口部の幅が中間部より広い鼓型断面に形成されている。
特開2004−010007号公報
前記従来の構成では、フレームにバンド止めしたり溶接固定したりするブラケット固定部で固定ブラケットを固定する前記従来の構成では、ブラケット固定部が別に必要になるため、固定ブラケットの回り止め構造が複雑になる。また、何れの場合でも、固定ブラケットをフレームに対して回転不能に装着するために基部から径方向延びるアーム部が必要になり、固定ブラケットのデザインが制限され見栄えが悪くなる。
本発明の課題は、自転車用ハブブレーキ装置において、固定ブラケットの回り止め構造を簡素化して固定ブラケットを見栄えよくすることにある。
発明1に係る自転車用ブレーキ装置は、自転車のフレームに装着される車輪のハブを制動する装置であって、固定ブラケットと、被制動部材と、制動部材と、ブレーキ動作部とを備えている。固定ブラケットは、ハブのハブ軸が貫通する軸貫通部と、軸貫通部の外周側でフレームに回転不能に係止されるハブ軸方向に延びる係止部とを有している。被制動部材は、ハブと一体回転可能であり、制動面を有している。制動部材は、被制動部材の制動面に接触可能な接触部を有し、固定ブラケットに対して実質的に回転不能かつ制動面に向けて移動可能であり、被制動部材に制動作用するものである。ブレーキ動作部は、固定ブラケットに装着され、制動部材の接触面を被制動部材の制動面に圧接させるものである。係止部は、ハブ軸方向外方に沿って折り曲げられた折り曲げ部を有し、折り曲げ部は、フレームに形成されたハブ軸装着溝に挿入可能に折り曲げられている。
このブレーキ装置では、自転車のフレームに固定ブラケットを装着する際には、軸貫通部にハブ軸を貫通させた状態で軸貫通部の外周側でハブ軸方向に延びる係止部をフレームに接触させることにより固定ブラケットがフレームに回転不能に係止され回り止めされる。この状態でたとえばブレーキ動作部を制動ケーブルによりブレーキレバーに連結する。自転車が走行すると被制動部材は車輪のハブとともに回転する。そしてブレーキレバーを操作するとブレーキ動作部が動作して制動部材の接触面を被制動部材の制動面に圧接させる。このとき制動部材は固定ブラケットに対して実質的に回転不能であり、かつ固定ブラケットは係止部によりフレームに対して回転しないので、制動部材も回転せず、被制動部材を介してハブが制動される。ここでは、径方向に延びるブレーキアームではなく、ハブ軸方向に延びる係止部によりフレームに対して固定ブラケットを回り止めしているので、フレームにバンド止めや溶接されるブラケット固定部が不要になる。このため、固定ブラケットの回り止め構造を簡素化できる。しかも径方向に延びるアーム部がなくなるため、固定ブラケットのデザインが制限されず見栄えをよくすることができる。
また、折り曲げ部により簡単な構造で固定ブラケットを回り止めできるとともに、フレームに通常設けられるハブ軸装着溝を利用して折り曲げ部を係止しているので、フレームに特殊な細工を必要としない。
発明2に係る自転車用ブレーキ装置は、発明1に記載の装置において、固定ブラケットは、プレス成形して得られた円形のブラケット本体と、ブラケット本体に嵌合固定されブラケット本体を覆う円形皿状のカバー部材とを有し、折り曲げ部は、カバー部材の表面に設けられている。この場合には、固定ブラケットの形状をより見栄えのよいデザインにできる。
発明3に係る自転車用ブレーキ装置は、発明1又は2に記載の装置において、折り曲げ部は、ハブ軸装着溝の溝幅僅かに小さい幅を有する板材を折り曲げて形成されており、カバー部材に固定されている。
発明4に係る自転車用ブレーキ装置は、発明1から3のいずれかに記載の装置において、折り曲げ部は、ハブ軸を挟んで1対配置されている。
発明に係る自転車用ブレーキ装置は、自転車のフレームに装着される車輪のハブを制動する装置であって、固定ブラケットと、被制動部材と、制動部材と、ブレーキ動作部とを備えている。固定ブラケットは、ハブのハブ軸が貫通する軸貫通部と、軸貫通部の外周側でフレームに回転不能に係止される係止部とを有している。被制動部材は、ハブと一体回転可能であり、制動面を有している。制動部材は、被制動部材の制動面に接触可能な接触部を有し、固定ブラケットに対して実質的に回転不能かつ制動面に向けて移動可能であり、被制動部材に制動作用するものである。ブレーキ動作部は、固定ブラケットに装着され、制動部材の接触面を被制動部材の制動面に圧接させるものである。係止部は、フレームに設けられた少なくとも一つの貫通部を貫通可能な固定部材を収容可能な少なくとも一つの孔部を有し、固定部材はボルトであり、孔部は前記フレームに形成された貫通部としてのハブ軸装着溝にハブ軸が装着された状態でハブ軸装着溝に対向可能な位置に設けられている
このブレーキ装置では、自転車のフレームに固定ブラケットを装着する際には、軸貫通部にハブ軸を貫通させた状態で軸貫通部の外周側で孔部を有する係止部にフレームに設けられた貫通部を貫通してたとえばボルトなどの固定部材を収容する。これにより、固定ブラケットがフレームに対して回転不能に係止され回り止めされる。この状態でたとえばブレーキ動作部を制動ケーブルによりブレーキレバーに連結する。自転車が走行すると被制動部材は車輪のハブとともに回転する。そしてブレーキレバーを操作するとブレーキ動作部が動作して制動部材の接触面を被制動部材の制動面に圧接させる。このとき制動部材は固定ブラケットに対して実質的に回転不能であり、かつ固定ブラケットは係止部によりフレームに対して回り止めされているので、制動部材も回転せず、被制動部材を介してハブが制動される。ここでは、径方向に延びるブレーキアームではなく、フレームの貫通部を貫通して係止部の孔部に固定部材を収容することによりフレームに対して固定ブラケットを回り止めしているので、フレームにバンド止めや溶接されるブラケット固定部が不要になる。このため、固定ブラケットの回り止め構造を簡素化できる。しかも径方向に延びるアーム部がなくなるため、固定ブラケットのデザインが制限されず見栄えをよくすることができる。
また、フレームに通常設けられるハブ軸装着溝を利用して固定部材を係止しているので、ハブ装着溝以外に別に軸貫通部を設ける必要がない。さらに、軸貫通部を貫通してボルトをねじ部にねじ込むことにより固定ブラケットを簡素な構造で確実に回り止めできる。
発明に係る自転車用ブレーキ装置は、発明に記載の装置において、孔部は、ハブの軸を挟んで二つ設けられている。この場合には、2つの固定部材を孔部に収容することで固定部材を回り止めできるので、固定ブラケットがフレームに対してがたつきにくくなる。
発明7に係る自転車用ブレーキ装置は、発明5又は6に記載の装置において固定ブラケットは、プレス成形して得られた円形のブラケット本体と、ブラケット本体に嵌合固定されブラケット本体を覆う円形皿状のカバー部材とを有し、ねじ部は、カバー部材の表面に設けられている。この場合には、固定ブラケットの形状をより見栄えのよいデザインにできる。
本発明によれば、径方向に延びるブレーキアームではなく、ハブ軸方向に延びる係止部によりフレームに対して固定ブラケットを回り止めしているので、フレームにバンド止めや溶接されるブラケット固定部が不要になる。このため、固定ブラケットの回り止め構造を簡素化できる。しかも径方向に延びるアーム部がなくなるため、固定ブラケットのデザインが制限されず見栄えをよくすることができる。また、折り曲げ部により簡単な構造で固定ブラケットを回り止めできるとともに、フレームに通常設けられるハブ軸装着溝を利用して折り曲げ部を係止しているので、フレームに特殊な細工を必要としない。
本発明の別の発明によれば、径方向に延びるブレーキアームではなく、フレームの貫通部を貫通して係止部の孔部に固定部材を収容することによりフレームに対して固定ブラケットを回り止めしているので、フレームにバンド止めや溶接されるブラケット固定部が不要になる。このため、固定ブラケットの回り止め構造を簡素化できる。しかも径方向に延びるアーム部がなくなるため、固定ブラケットのデザインが制限されず見栄えをよくすることができる。また、フレームに通常設けられるハブ軸装着溝を利用して固定部材を係止しているので、ハブ装着溝以外に別に貫通部を設ける必要がない。さらに、貫通部を貫通してボルトをねじ部にねじ込むことにより固定ブラケットを簡素な構造で確実に回り止めできる。
<全体構成>
図1において、本発明の一実施形態を採用した自転車は軽快車であり、フレーム体2とフロントフォーク3とを有するフレーム1と、操舵用のハンドル部4と、ペダル5aの回転を後輪7に伝達するための駆動部5と、前輪6と、後輪7と、前後輪6,7を制動するための制動システム8とを備えている。
フレーム1には、ハンドル部4、駆動部5、前輪6、後輪7、腰掛け用のサドル9、及び制動システム8等の各部が取り付けられている。フロントフォーク3の先端には、図3に示すように、前輪6のハブ軸15aを装着するための前爪部(ハブ軸装着溝の一例)3aが設けられている。前爪部3aは、斜め前下方に開口する溝部で構成されている。フレーム体2のチェーンステイ2aの後端部には、後輪7のハブ軸16aを装着するための後爪部(ハブ軸装着溝の一例)2bが設けられている。後爪部2bは、後方に開口する溝部で構成されている。
ハンドル部4は、フロントフォーク3の上部に固定されたハンドルステム10と、ハンドルステム10に固定されたハンドルバー11とを有している。前輪6及び後輪7は、ハブ軸15a,16aを有する前後のハブ7a(後輪用のみ図6に図示)とハブ7aの外周側に配置される前後のリム6b,7bと、前後のリム6b,7bに装着されるタイヤ6c,7cと、ハブ7aとリム6b,7bとを連結するスポーク6d,7dとを有している。ハブ7aは、8つの変速段を有する内装変速ハブであり、図6に示すように、フレーム体2のチェーンステイ2aの後爪部2bに回転不能に装着されるハブ軸16aと、ハブ軸16aに回転自在に支持されるハブシェル16bとを有している。またハブ7aは、チェーンの回転をハブシェル16bに伝達する駆動体16cと、駆動体16cの回転を8段階に変速してハブシェル16bに伝達する遊星歯車機構を用いた動力伝達機構16dと、動力伝達機構16dと並べて配置された発電機構16eとを有している。
<制動システムの構成>
制動システム8は、図2に示すように、前後の制動レバー12f,12rと、前後の制動レバー12f,12rによって動作するブレーキ装置13f,13rと、前後の制動レバー12f,12rと前後のブレーキ装置13f,13rとにそれぞれ連結された前後の制動ケーブル14f,14rとを有している。
制動ケーブル14f,14rは両端が制動レバー12f,12r及びローラブレーキ装置13f,13rに連結されたインナーケーブル17if,17irと、インナーケーブル17if,17irを覆うアウターケーブル17of,17orとを有している。
前制動レバー12fはハンドルバー11の左端に装着されたグリップ18aの内側に、後制動レバー12rはハンドルバー11の右端に装着されたグリップ18bの内側にそれぞれ装着されている。制動レバー12f,12rは、鏡像関係にある同じ構造の部材である。制動レバー12f,12rは、ハンドルバー11に装着されたレバーブラケット20と、レバーブラケット20に揺動自在に支持されたレバー部材21と、レバーブラケット20にねじ込み固定され、アウターケーブル17of,17orを係止するアウター係止部22とを有している。
レバーブラケット20は、レバー部材21を揺動自在に支持するための揺動軸20aと、ハンドルバー11に着脱自在に装着可能な装着部20bと、アウター係止部22をねじ込み可能であるとともにインナーケーブル17if,17irが通過可能な雌ねじ部20cとを有している。
レバー部材21は、揺動軸20aに揺動自在に装着されており、図示しない付勢部材により制動解除側に付勢されている。レバー部材21は、制動ケーブル14f,14rのインナーケーブル17if,17irを係止するインナー係止部21aを有している。
制動ケーブル14f,14rのアウターケーブル17of,17orは、前後のブレーキ装置13f,13r側では、フロントフォーク3及びチェーンステイ2aに装着されたアウター係止部60f,60rにより係止されている。
<ブレーキ装置の構成>
前後のブレーキ装置13f,13rは、自転車用ハブブレーキ装置の一例であるローラブレーキである。ここでは、ブレーキ装置13f,13rは、図2に示すように、フレーム1に装着される前輪6及び後輪7のハブ(リアハブ7aのみ図示)を制動するものである。前後のブレーキ装置13f,13rは、ほぼ同じ構造であるので、以下の説明では後ブレーキ装置13rを中心に説明する。
後ブレーキ装置13rは、図2、図4及び図5に示すように、自転車のフレーム体2に回転不能に固定される略円形の固定ブラケット30と、リアハブ7aと一体回転可能であり、制動面31aを有するブレーキドラム(被制動部材の一例)31と、ブレーキドラム31の制動面31aに接触可能な接触部32aを有し、固定ブラケット30に対して実質的に回転不能かつ制動面31aに向けて移動可能であり、ブレーキドラム31に制動作用する3つのブレーキシュー(制動部材の一例)32と、固定ブラケット30に装着され、ブレーキシュー32の接触面32aをブレーキドラム31の制動面31aに圧接させるブレーキ動作部33とを有している。
固定ブラケット30は、ブレーキ装置13rをフレーム体2のチェーンステイ2aに装着するためのものである。固定ブラケット30は、たとえば鋼板をプレス成形して得られた円形のブラケット本体34と、ブラケット本体34に嵌合固定されブラケット本体34の第2面を覆う円形皿状のカバー部材35とを有している。カバー部材35は、ブラケット本体34に回転不能に連結されている。具体的にはカシメ固定やビス止めなどの固定手段により回転不能に連結されている。また、ブラケット本体34及びカバー部材35には、ハブ軸16aが貫通可能な軸貫通部34a,35aが形成されている。カバー部材35の軸貫通部35aには、ハブ軸16aにねじ込まれたナット45(図6)が当接している。
ブラケット本体34には、ブレーキドラム31に向かって突出する筒状のアーム装着部34bが形成されている。アーム装着部34bには、ブレーキ動作部33の動作アーム部40が揺動自在に装着されている。また、ブラケット本体34には、ブレーキシュー32を回動不能に係止する3つの係止突起34cがブレーキシュー32に向かって延びている。3つのブレーキシュー32には、周方向の中間部に係止突起34cに係合する係合凹部32bが形成されている。
カバー部材35のチェーンステイ2aに対向する表面には、ハブ軸方向外方に沿って折り曲げられた折り曲げ部の形態で構成された1対の係止部41a,41bが設けられている。係止部41a,41bは、ブレーキ動作部33と後爪部2bの位相に基づいた位置にハブ軸16aを挟んで配置されている。係止部41a,41bは、チェーンステイ2aに形成された後爪部2bの溝幅より僅かに小さい幅を有する板材を折り曲げて形成されている。係止部41a,41bは、カバー部材35の表面に溶接、接着、ビス止め等の適宜の固定手段により固定されている。また、係止部41a,41bをカバー部材35と一体形成してもよい。たとえば、カバー部材35の表面を折り曲げて係止部を設けてもよい。係止部41a,41bは、従来固定ブラケットに設けられたブレーキアームと同様な機能を果たすものであり、固定ブラケット30をフレーム体2のチェーンステイ2aに対して回り止めするために設けられている。なお、前ブレーキ装置13fの固定ブラケット30fは、図3に示すように、ねじ孔(図示せず)の形態の係止部にフロントフォーク3を貫通させて固定ボルト52をねじ込むことにより、フロントフォーク3に対して回り止めされている。したがって、フロントフォークには貫通孔が形成され、固定ブラケット30fには貫通孔に対向可能にねじ孔が形成されている。
ブレーキドラム31は、図5及び図6に示すように、開口を有する底部31bと、底部31bの外周側に形成された円周部31cとを有するステンレス合金製の皿状の部材である。開口の内周面には、ハブシェル16bを構成する段差を有する左スリーブ16fの段差部に形成されたスプライン形状のブレーキ装着部16gに回転不能に装着される凹凸部(図示せず)が形成されている。これにより、ブレーキドラム31は、ハブ7aに回転不能に装着される。
ブレーキシュー32は、円弧状に分割されたものであり、外周面に前述した接触面32aが形成され、内周面に係止突起34cに係合する係止凹部32bが形成されている。ブレーキシュー32は、図示しないばね部材により径方向内方に付勢されている。各ブレーキシュー32は、ブレーキ動作部33を構成する2つのローラ43により押圧される。
ブレーキ動作部33は、固定ブラケット30に揺動自在に設けられ、ブレーキシュー32をブレーキドラム31側に圧接させるものである。ブレーキ動作部33は、図5に示すように、固定ブラケット30のブラケット本体34にハブ軸16a回りに制動解除位置と制動位置とに揺動自在に装着された動作アーム部40と、動作アーム部40と一体的に回動するカム部材42と、カム部材42とブレーキシュー32との間に両者に接触しかつ回転方向に間隔を隔てて設けられた複数(たとえば6つ)のローラ43と、回転方向に間隔を隔ててローラ43を保持するローラケース44とを有している。
動作アーム部40は金属板材の部材であり、先端には制動ケーブル14rのインナーケーブル17irの先端を係止するインナー装着部46が着脱自在に装着されている。このインナーケーブル17irによりインナー装着部46を介して、動作アーム部40は、自転車のハンドル部4に装着された制動レバー12rと連結される。動作アーム部40の基端は、折れ曲がってブラケット本体34の基部の内側に挿入されており、そこには、カム部材42の外周面に係合する。動作アーム部40は、ばね部材47により制動解除方向に付勢されている。ばね部材47、捩じりコイルばねであり、一端がブラケット本体34に係止され、他端が動作アーム部40の先端に係止されている。動作アーム部40の先端には、インナー装着部46を着脱自在に装着するように装着スロット40aが形成されている。
カム部材42は、動作アーム部40に回転不能にカシメ固定されており、動作アーム部40の揺動により回動する。カム部材42は、厚肉円筒状のたとえば鋼鉄製の部材である。カム部材42の外周面には、徐々に径方向の距離が変化する傾斜カム面42aと、傾斜カム面42aの間に配置され傾斜カム面42aより凹んで形成された凹部42bとを有する。この実施形態では、傾斜カム面42aは、時計回りに径方向の距離が大きくなるように形成されている。
ローラ43は、カム部材42の回動によりブレーキシュー32を径方向に押圧してブレーキドラム31に圧接させるためのものである。ローラ43は、カム部材42の外周面とブレーキシュー32の内周面であるローラ当接面32cとの間に装着されている。ローラ43はローラケース44によりブレーキドラム31の回転方向に間隔を隔てて配置され径方向に移動自在である。
ローラケース44には、ローラ43を保持するためのハブ軸方向外方に突出した、たとえば6つの保持突起(図示せず)が回転方向に間隔を隔てて形成されている。ローラケース44は、係止突起によりブラケット本体34に回転不能に係止されている。
<制動システムの動作>
制動ケーブル14f,14rをセットした状態では、インナーケーブル17if,17irは緊張状態になっているため、制動レバー12f,12rに装着されたアウター係止部22又は前後のブレーキ装置13f,13rに装着されたアウター係止部60f,60rによって遊びを調整する。これにより、制動レバー12f,12rを操作しないとブレーキシュー32とブレーキドラム31との間に隙間(遊び)が形成される。
この状態で前制動レバー12fを引き込み操作すると、インナーケーブル17ifがばね部材47の付勢力に抗して引っ張られ、動作アーム部40が制動解除位置から制動位置に揺動する。制動位置に動作アーム部40が揺動すると、それに連動してカム部材42も回動し、ローラ43が傾斜カム面42aに乗り上げて径方向外方に移動し、ブレーキシュー32をばね部材の付勢力に抗してブレーキドラム31に向けて押圧する。このとき、固定ブラケット30は、係止部41a,41bによりフレーム体2に対して回転不能になっているので、ブラケット本体34に実質的に回転不能に係止されたブレーキシュー32もあまり回転しない。この結果、ブレーキシュー32の押圧力に比例した制動力が得られる。
前制動レバー12fから手を離すと、ばね部材47により動作アーム部40が制動解除位置側に戻されるとともに、動作アーム部40に連動するカム部材42の回動に伴ってばね部材によりブレーキシュー32が内周側に移動して制動解除状態になる。
ここでは、径方向に延びるブレーキアームではなく、ハブ軸方向に延びる係止部41a,41bによりフレーム体2に対して固定ブラケット30を回り止めしているので、フレーム体2にバンド止めや溶接されるブラケット固定部が不要になる。このため、固定ブラケット30の回り止め構造を簡素化できる。しかも径方向に延びるアーム部がなくなるため、固定ブラケット30のデザインが制限されず見栄えをよくすることができる。
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、折り曲げ部の形態をした係止部により固定ブラケット30をフレーム1に対して回り止めしたが、図7から図9に示すように、ねじ孔141c,141dを有する係止部141a,141bにより、固定ブラケット130を回り止めしている。すなわち、カバー部材135の表面には、ねじ孔141c,141dを有する1対の係止部141a,141bが、ハブ軸16aを挟んで配置されている。ねじ孔141c,141dには、後爪部2bの溝を貫通する固定ボルト(固定部材の一例)142a,142bがねじ込まれている。固定ボルト142a,142bのねじ太さは、後爪部2bの溝幅よりやや小さい寸法である。このように、固定ボルト142a,142bを後爪部2bを貫通してねじ孔141c,141dにねじ込むことにより固定ブラケット130の回り止めがなされている。このようにねじ孔により係止部を構成すると、回り止めだけではなく、固定ブラケット130のフレーム体2への固定も可能になる
(b)前記実施形態ではブレーキ、装置として車輪のハブ部を制動するローラ式のハブブレーキを例に説明したが、装置の装着構造はこれに限定されず、ハブを制動するバンドブレーキやドラムブレーキにも本発明を適用できる。
)前記実施形態では、係止部を1対設けたが係止部は、回り止めできる構造であれば1つでもよい。
)前記実施形態では、固定ブラケットを円形に構成したが、円形ではなく極端に径方向外方に延びる部分がなければ多角形でもよい。
本発明の一実施形態を採用した自転車の右側面図。 その自転車の制動システムの構成図。 前ブレーキ装置の側面図。 後ブレーキ装置の側面図。 後ブレーキ装置の分解斜視図。 本発明の一実施形態によるブレーキ装置が装着されたリアハブの半截断面図 他の実施形態の図4に相当する図。 他の実施形態の図5の一部に相当する図。 他の実施形態の図6に相当する図
符号の説明
1 フレーム
2 フレーム体
2a チェーンステイ
2b 後爪部
3 フロントフォーク
3a 前爪部
6,7 前後輪
7a リアハブ
13f,13r 前後のブレーキ装置
16a ハブ軸
30 固定ブラケット
31 ブレーキドラム
32 ブレーキシュー
33 ブレーキ動作部
41a,41b、141a,141b、241a,241b 係止部
142a,142b 固定ボルト

Claims (7)

  1. 自転車のフレームに装着される車輪のハブを制動する自転車用ブレーキ装置であって、
    前記ハブのハブ軸が貫通する軸貫通部と、前記軸貫通部の外周側で前記フレームに回転不能に係止される前記ハブ軸方向に延びた係止部とを有する固定ブラケットと、
    前記ハブと一体回転可能であり、制動面を有する被制動部材と、
    前記被制動部材の前記制動面に接触可能な接触部を有し、前記固定ブラケットに対して実質的に回転不能かつ前記制動面に向けて移動可能であり、前記被制動部材に制動作用する制動部材と、
    前記固定ブラケットに装着され、前記制動部材の接触面を前記被制動部材の制動面に圧接させるブレーキ動作部と、を備え、
    前記係止部は、前記ハブ軸方向外方に沿って折り曲げられた折り曲げ部を有し、
    前記折り曲げ部は、前記フレームに形成された前記軸貫通部としてのハブ軸装着溝に挿入可能に折り曲げられている、自転車用ブレーキ装置。
  2. 前記固定ブラケットは、プレス成形して得られた円形のブラケット本体と、前記ブラケット本体に嵌合固定され前記ブラケット本体を覆う円形皿状のカバー部材とを有し、
    前記折り曲げ部は、前記カバー部材の表面に設けられている、請求項1に記載の自転車用ブレーキ装置。
  3. 前記折り曲げ部は、前記ハブ軸装着溝の溝幅より小さい幅を有する板材を折り曲げて形成されており、前記カバー部材に固定されている、請求項1又は2に記載の自転車用ブレーキ装置。
  4. 前記折り曲げ部は、ハブ軸を挟んで1対配置されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の自転車用ブレーキ装置。
  5. 自転車のフレームに装着される車輪のハブを制動する自転車用ブレーキ装置であって、
    前記ハブのハブ軸が貫通する軸貫通部と、前記軸貫通部の外周側で前記フレームに回転不能に係止される係止部とを有する固定ブラケットと、
    前記ハブと一体回転可能であり、制動面を有する被制動部材と、
    前記被制動部材の前記制動面に接触可能な接触部を有し、前記固定ブラケットに対して実質的に回転不能かつ前記制動面に向けて移動可能であり、前記被制動部材に制動作用する制動部材と、
    前記固定ブラケットに装着され、前記制動部材の接触面を前記被制動部材の制動面に圧接させるブレーキ動作部とを備え、
    前記係止部は、前記フレームに設けられた少なくとも一つの貫通部を貫通可能な固定部材を収容可能な少なくとも一つの孔部を有し、
    前記固定部材はボルトであり、前記孔部は、前記フレームに形成された前記軸貫通部としてのハブ軸装着溝に前記ハブ軸が装着された状態で前記ハブ軸装着溝に対向可能な位置に設けられたねじ部である、自転車用ブレーキ装置。
  6. 前記孔部は、前記ハブの軸を挟んで二つ設けられている、請求項に記載の自転車用ブレーキ装置。
  7. 前記固定ブラケットは、プレス成形して得られた円形のブラケット本体と、前記ブラケット本体に嵌合固定され前記ブラケット本体を覆う円形皿状のカバー部材とを有し、
    前記ねじ部は、前記カバー部材の表面に固定に設けられている、請求項5又は6に記載の自転車用ブレーキ装置。
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