JP3945667B2 - 乗用型管理作業車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用作業管理機の駆動技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用管理作業車は、ミッションから出力された駆動力をフロント駆動軸より、直接またはチェーンやベルト等を介してフロントデフケースに入力されている。また、前輪と後輪の間の腹部に作業機を装着する際に作業機の昇降範囲を確保するために作業管理機の前輪をできるだけ大きく構成している。また、前輪の駆動には、フロントケース内よりチェーンやシャフト等を介して前輪の駆動を行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
管理作業車の腹部に作業機を装着し、前輪にも動力を伝える場合、作業機の昇降範囲にフロント駆動軸が通るため作業機の昇降範囲は制限されていた。また、前輪を大きく構成し、前部フレームの地面よりの高さを上げた場合においても、前輪の半径が大きいため、前輪の後部が作業機の腹部に広がるため作業機の昇降範囲が制限されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前後方向に1本の機体フレーム(1)を設け、該機体フレーム(1)の前部に2輪の前輪(2)を支持し、後部に2輪の後輪(3)を支持し、前輪(2)と後輪(3)の間の腹部に作業機装着装置(79)を配置した4輪型の乗用型管理作業車(71)において、該作業機装着装置(79)は、機体フレーム(1)に連結された上リンク(19)及び下リンク(20)、昇降シリンダ(22)より構成され、該作業機装着装置(79)の後端にヒッチ(21)が枢着され、該ヒッチ(21)の左右方向に棒状のツールバー(23)を延出し、該ツールバー(23)の中央部と左右側部に複数の作業機(75)を装着可能とし、前記機体フレーム(1)の前端にフロントケース(7)を設け、該フロントケース(7)の側部に鉛直方向を軸芯として左右回動可能に下部ギヤケース(8)を装着し、該下 部ギヤケース(8)に前記前輪(2)を支持して駆動可能とし四輪駆動車を構成し、該フロントケース(7)内には、後方の動力伝達軸(91)から動力伝達される上部伝動軸(210)を配置し、該上部伝動軸(210)上のスプロケット(212)から、下部伝動軸(213)のスプロケット(214)間に、フロントケース(7)内に配設したチェーンケース(211)のチェーン(215)を巻回し、該下部伝動軸(213)の前端のギヤ(217)は、デフケース(220)に動力伝達し、該デフケース(220)より左右水平方向に延びた前輪駆動軸(222)の外側端部にはギヤ(226)を嵌装固定し、該ギヤ(226)は、前記下部ギヤケース(8)内のキングピン(228)のギヤ(229)に噛合し、該キングピン(228)を鉛直下方に延出し、前輪(2)を駆動するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付の図面を基に説明する。
図1は腹部に中耕ロータリを装着させた状態の乗用型管理作業車の全体側面図、図2は腹部に中耕ロータリを装着させた状態の乗用型管理作業車の全体平面図、図3は動力伝達機構を示すフレームの一部部分平面図である。図4は動力伝達機構を示すフレームの一部部分側面断面図、図5は動力伝達機構を示す動力伝達軸の一部部分側面断面図、図6は動力伝達機構を示すフロントケース内の一部部分破正面断面図、図7は動力伝達機構を示すフロントケース内の一部部分平面断面図、図8は動力伝達機構を示す上部ギヤケース内の一部部分正面断面図、図9は動力伝達機構を示す下部ギヤケース内の一部部分正面断面図である。
【0006】
図1、図2において、4輪型乗用管理作業車71の全体構成から説明する。
4輪型乗用管理作業車71は、運転部72が前後方向に長い機体フレーム1の後部に配され、該機体フレーム1の後端部にエンジン73が搭載され、該エンジン73の出力は、ミッションケース74によって走行変速し、ミッションケース74より、後輪駆動ケース5・5を介して後輪3・3が駆動される。一方、機体フレーム1内を第一動力伝達軸9が挿通され(図3、図5)、機体フレーム1前部にフロントケース7を設け、該フロントケース7側部に鉛直方向を軸芯として左右回動可能に下部ギヤケース8を装着し、該下部ギヤケース8に前輪2を支持して駆動できるようにし、四輪駆動車を構成している。また、前記エンジン73はボンネット10によって被装され、ボンネット10前方にはミッションケース74及び後輪3を被装する車体カバー11が配され、該車体カバー11上に運転席12が載置され、運転席12側方には走行変速レバー47及び駐車レバー39が突出されている。又、運転席12前方の機体フレーム1上にステアリングコラム13が立設されている。該ステアリングコラム13上部より上方にステアリングハンドル14が突出され、ステアリングコラム13の右側部にアクセルレバー15が突出され、左側部に主クラッチ16が配置されている。
【0007】
また、前記前輪2と後輪3との間位置の乗用型管理作業車71の腹部には、作業機75が作業機装着装置79によって吊設されている。該作業機装着装置79は前部フレーム101に突設されたブラケット18に連結された上リンク19及び下リンク20、昇降シリンダ22より構成され、該昇降シリンダ22により昇降自在に構成されている。該作業機装着装置79の他端に作業機75のヒッチ21が枢着され、該ヒッチ21の左右方向に棒状のツールバー23を延出して中央部が固設されている。該ツールバー23の中央部と左右側部に、取付け位置を変更可能に複数の作業機75が装着され、複数条の管理作業を行えるようにしている。前記作業機75としてロータリ耕耘機、雑草を取り除く熊手形状のレーキ等が配置できる。本実施例においては、ロータリー耕運機が装着されている。
【0008】
次に、前記機体フレーム1について、図1、図2、図3を用いて説明する。
前記機体フレーム1は、前後方向に長く筒状に形成され、ステアリングコラム13を立設した前後方向略中央位置において、段差状に前部フレーム101と後部フレーム102とに形成され、更に後部フレーム102の後端部にエンジンフレーム103・103が固定されている。
【0009】
前記エンジンフレーム103・103は、後部フレーム102の後端上部左右に二本固設され、該エンジンフレーム103・103の後上部にエンジン73が載置され、エンジンフレーム103・103の前部に車体カバー11が載置され、ミッションケース74及び後輪3が被装されている。また、図1に示すように、前記車体カバー11上に載置する運転席12が設けられている。
【0010】
また、前記後部フレーム102は、正面断面視で下方が開放された「コ」字状に形成され、後部フレーム102の後端部をミッションケース74の直前方位置まで延出している。前記後部フレーム102内には、ミッションケース74の上部より前方に突出される第一動力伝達軸91が後部フレーム102内の上部に前後方向に配置され、前記ミッションケース74の下部より突出したPTO軸35にはユニバーサルジョイントが連結可能に構成されている。該ユニバーサルジョイント前部を上方に回動させると、「コ」字状に形成された後部フレーム102の開放面内まで回動され、作業機装着装置79によって、作業機75を高く上昇させても、ユニバーサルジョイントと後部フレーム102とが干渉することはない。
【0011】
更に、前記後部フレーム102には、下部左右両側にステップ40が形成されて、該ステップ40の外周部にはパイプ体を屈曲した枠体41が設けられ補強し、ステップ40の前側より乗降できるようにしている。該ステップ40は下方より枠体41に固設したパイプ体によって補強されている。
【0012】
また、図4に示すように、前記後部フレーム102の前上部に連結フレーム105が固設され、該連結フレーム105上部に前部フレーム101の後部が固設され、該前部フレーム101後部上にステアリングコラム13が立設され、ステアリングコラム13下部より前部フレーム101が前方に延出されており、後部フレーム102より一段高く配されている。そして、前述した作業機75を吊設する作業機装着装置76が、前部フレーム101の前部に配されているので、作業機装着装置76がステップ40面より高い位置に配置でき、また、作業機75を上昇させた位置において、作業機75のヒッチ21もステップ40の配設面より高く保持でき、作業機75を高く上昇できる。
【0013】
また、前記前部フレーム101内部には、図3、図4に示すように第二動力伝達軸42や操向回動軸43が支持されている。該操向回動軸43の後部は、ジョイント軸46を介して操作軸45の下部に連結されており、該操作軸45はステアリングコラム13内に上下方向に支持されてステアリングハンドル14に連動連結されている。
【0014】
前記エンジン73からの動力を後輪3・3及び前輪2・2、作業機75を駆動するPTO軸に伝達する構成について説明する。
図1に示すように、エンジン73の動力がプーリー、ベルトを介してミッションケース74側面に固設されたHST式変速装置76に入力され、該HST式変速装置76で主変速された出力は出力軸77及び図示していない後輪駆動軸に伝達される。一方、前記HST式変速装置76の入力軸よりギヤやシャフト等を介してPTO軸35に動力が伝達される。
【0015】
ミッションケース74の下部の左右両側には、後輪駆動ケース5・5が固設され、内部に左右の後輪3・3と連動する前記後輪駆動軸が軸支されている。該駆動軸に動力が伝達されることにより後輪3が駆動される。
【0016】
図3、図4及び図5に示すように、前記出力軸77には第一動力伝達軸9が連結されている。第一動力伝達軸9は後部フレーム102内にて前後方向に配設され、該第一動力伝達軸9の前端は、チェーンケース201の下部に回動自在に軸支された伝動軸202に連結されている。該伝動軸202にはチェーンケース201の下部に突出した上部PTO軸203の後端が相対回動不可能に接続されている。また、該伝動軸202上にはスプロケット204が固設されており、チェーン207が巻回されている。該チェーン207は、チェーンケース201の上部に回動自在に軸支さた伝動軸205に固設したスプロケット206に懸架されている。このため、伝動軸202の動力が伝動軸205に伝達され、該伝達軸205には第二動力伝達軸91の後端が連結され動力を前方のフロントケース7に伝達している。
【0017】
前部フレーム101内には、操向回動軸43及び第二動力伝達軸91が配設されている。該操向回動軸43は後端においてユニバーサルジョイント46を介して上端をステアリングハンドル14に固設した操作軸45の下端に連結されている。このため、該ステアリングハンドル14を回動させることにより、前記操向回動軸43を回動可能に構成している。
【0018】
また、第二動力伝達軸91の前端はユニバーサルジョイントを介してフロントケース7内に配設された伝動軸210に連結されている。該伝動軸210は、前記フロントケース7内に上下方向に配設されたチェーンケース211の上部に回動自在に軸支されている。該伝動軸210上にはスプロケット212が固設されており、前記チェーンケース211の下部には伝動軸213が回動自在に軸支されており、該伝動軸213上にはスプロケット214が固設されている。該スプロケット207及び前記スプロケット214にはチェーン215が巻回されており、前記伝動軸210に前記第二動力伝達軸91より入力された動力を該チェーン215を介して前記伝動軸213に伝達するよう構成されている。
【0019】
該伝達軸213の後端には前部PTO軸216が連結されており、ユニバーサルジョイントを接続し、作業機へ動力を伝達可能に構成されている。また、該伝動軸213の前端にはギヤ217が固設されている。該ギヤ217はデフケース220のデフギヤ221に噛合しており、伝動軸213の動力をデフケース220に伝達する。
【0020】
図6、図7に示すように、該デフケース220側壁内側にはピニオンギヤ223・223が回動自在に配設されており、該ピニオンギヤ223両側にはサイドギヤ224・224が配設れており、前記ピニオンギヤ223に噛合している。該サイドギヤ224は前輪駆動軸222の内側先端に嵌装固定されている。該前輪駆動軸222は前記デフケース220より左右方向に突出しており、該前輪駆動軸222を覆うようにフロントアクスルケース225が配設されている。
【0021】
図8、図9に示すように、該前輪駆動軸222の外側端部にはギヤ226が嵌装固定されている。該ギヤ226はギヤ229に噛合しており、該ギヤ229はキングピン228の上端部に嵌装固定されている。該キングピン228は上部ギヤケース227及び下部ギヤケース8において回動自在に軸支されている。前記キングピン228は上部ギヤケース227及び下部ギヤケース8の内部において下方に延出されており、下端にギヤ230が固設されている。該ギヤ230は、ナックルスピンドル231に嵌装固定されたギヤ237に噛合している。前記ナックルスピンドル231は下部ギヤケース8に回動自在に軸支されており、外側に前輪2のホイル233がボルトにより固設されている。また、該ホイル233の取付面を変更することにより前輪2・2間の幅の微調節が可能である。
【0022】
前記上部ギヤケース227の上部にナックルアーム232が枢支されており、該ナックルアーム232の底部は、前記下部ギヤケース8に固設されている。また、該下部ギヤケース8には前記上部ギヤケース227が回動自在に挿嵌されており、前記ナックルアーム232及び下部ギヤケース8が該上部ギヤケース227を回動自在に挟持した構成になっており、該上部ギヤケース227に対して、前記キングピン228を回動中心として下部ギヤケース8、ナックルアーム232が回動可能に構成されている。
【0023】
右側ナックルアーム232の上部には、該ナックルアーム232に一体化した上部アーム250が設けられており、該上部アーム250には孔が設けられており、該孔にステアリング14に連動したドラッグロッド234が回動自在に嵌挿され、該ドラッグロッド234に連動し、前記ナックルアーム232が回動可能に設けられている。また該ナックルアーム232の下部には該ナックルアーム232に一体化した孔を設けた下部アーム234が設けられており、下部アーム234の該孔にはタイロッド235が嵌挿され回動自在に設けられている。該タイロッド235は左右のナックルアーム232・232に連結され左右で連動可能に構成されている。右側のナックルアーム232の操向回動に伴い左側ナックルアーム232も前記タイロッド235により左側ナックルアーム232が操向回動される。
【0024】
上述のように構成したため、ステアリング14を回動させることによりドラッグロッド234が右側ナックルアーム232を回動させ、該ナックルアーム232に固設された下部ギヤケース8が回動し、下部ギヤケース8に嵌挿されたナックルスピンドル231に固設された前輪2が操向回動される。また、右側ナックルアーム232に嵌挿されたタイロッド235により左側ナックルアーム232が回動され左側前輪2も操向回動される。
【0025】
【発明の効果】
本発明は上記の如く構成したので、次のような効果を奏する。
前後方向に1本の機体フレーム(1)を設け、該機体フレーム(1)の前部に2輪の前輪(2)を支持し、後部に2輪の後輪(3)を支持し、前輪(2)と後輪(3)の間の腹部に作業機装着装置(79)を配置した4輪型の乗用型管理作業車(71)において、該作業機装着装置(79)は、機体フレーム(1)に連結された上リンク(19)及び下リンク(20)、昇降シリンダ(22)より構成され、該作業機装着装置(79)の後端にヒッチ(21)が枢着され、該ヒッチ(21)の左右方向に棒状のツールバー(23)を延出し、該ツールバー(23)の中央部と左右側部に複数の作業機(75)を装着可能とし、前記機体フレーム(1)の前端にフロントケース(7)を設け、該フロントケース(7)の側部に鉛直方向を軸芯として左右回動可能に下部ギヤケース(8)を装着し、該下部ギヤケース(8)に前記前輪(2)を支持して駆動可能とし四輪駆動車を構成し、該フロントケース(7)内には、後方の動力伝達軸(91)から動力伝達される上部伝動軸(210)を配置し、該上部伝動軸(210)上のスプロケット(212)から、下部伝動軸(213)のスプロケット(214)間に、フロントケース(7)内に配設したチェーンケース(211)のチェーン(215)を巻回し、該下部伝動軸(213)の前端のギヤ(217)は、デフケース(220)に動力伝達し、該デフケース(220)より左右水平方向に延びた前輪駆動軸(222)の外側端部にはギヤ(226)を嵌装固定し、該ギヤ(226)は、前記下部ギヤケース(8)内のキングピン(228)のギヤ(229)に噛合し、該キングピン(228)を鉛直下方に延出し、前輪(2)を駆動するので、従来技術の不具合である、管理作業車の腹部に作業機を装着し、前輪にも動力を伝える場合、作業機の昇降範囲にフロント駆動軸が通るため作業機の昇降範囲は制限され、また、前輪を大きく構成し、前部フレームの地面よりの高さを上げた場合においても、前輪の半径が大きいため、前輪の後部が作業機の腹部に広がるため作業機の昇降範囲が制限されるという不具合を解消できるのである。
また、複数条の管理作業を行うことでき、作業機75としてロータリ耕耘機、雑草を取り除く熊手形状のレーキ等が配置できるのである。
また、前輪駆動軸よりギヤ及びキングピンを介してホイルに固設したギヤを回動させるので、駆動力の損失が少なく動力を効率良く伝達可能な、四輪駆動車を構成できたのである。
また、上記の構成をとっているので、部品の耐久性が高いため、整備の回数を減少させる事が可能であり、経済的である。
また、下部ギヤケース8のキングピンを下方に延出し、ホイル回動軸の中心を下部に設けたので、小径の前輪を用いても前部フレーム下部の作業機の昇降範囲を大きく構成可能である。
また、小径の前輪を用いることにより、前輪が乗用管理作業機の腹部に張り出さない。このため、フロント駆動の伝達経路が作業機の作業昇降範囲を迂回する構成を取ることが可能であり、作業機の昇降範囲を制限しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 腹部に中耕ロータリを装着させた状態の乗用型管理作業車の全体側面図である。
【図2】 腹部に中耕ロータリを装着させた状態の乗用型管理作業車の全体平面図である。
【図3】 動力伝達機構を示すフレームの一部部分平面図である。
【図4】 動力伝達機構を示すフレームの一部部分側面断面図である。
【図5】 動力伝達機構を示す動力伝達軸の一部部分側面断面図である。
【図6】 動力伝達機構を示すフロントケース内の一部部分破正面断面図である。
【図7】 動力伝達機構を示すフロントケース内の一部部分平面断面図である。
【図8】 動力伝達機構を示す上部ギヤケース内の一部部分正面断面図である。
【図9】 動力伝達機構を示す下部ギヤケース内の一部部分正面断面図である。
【符号の説明】
8 下部ギヤケース
220 デフケース
222 前輪駆動軸
226 ギヤ
227 上部ギヤケース
228 キングピン
229 ギヤ
230 ギヤ
231 ナックルスピンドル
233 ホイル
234 ドラッグロッド
235 タイロッド
237 ギヤ

Claims (1)

  1. 前後方向に1本の機体フレーム(1)を設け、該機体フレーム(1)の前部に2輪の前輪(2)を支持し、後部に2輪の後輪(3)を支持し、前輪(2)と後輪(3)の間の腹部に作業機装着装置(79)を配置した4輪型の乗用型管理作業車(71)において、該作業機装着装置(79)は、機体フレーム(1)に連結された上リンク(19)及び下リンク(20)、昇降シリンダ(22)より構成され、該作業機装着装置(79)の後端にヒッチ(21)が枢着され、該ヒッチ(21)の左右方向に棒状のツールバー(23)を延出し、該ツールバー(23)の中央部と左右側部に複数の作業機(75)を装着可能とし、前記機体フレーム(1)の前端にフロントケース(7)を設け、該フロントケース(7)の側部に鉛直方向を軸芯として左右回動可能に下部ギヤケース(8)を装着し、該下部ギヤケース(8)に前記前輪(2)を支持して駆動可能とし四輪駆動車を構成し、該フロントケース(7)内には、後方の動力伝達軸(91)から動力伝達される上部伝動軸(210)を配置し、該上部伝動軸(210)上のスプロケット(212)から、下部伝動軸(213)のスプロケット(214)間に、フロントケース(7)内に配設したチェーンケース(211)のチェーン(215)を巻回し、該下部伝動軸(213)の前端のギヤ(217)は、デフケース(220)に動力伝達し、該デフケース(220)より左右水平方向に延びた前輪駆動軸(222)の外側端部にはギヤ(226)を嵌装固定し、該ギヤ(226)は、前記下部ギヤケース(8)内のキングピン(228)のギヤ(229)に噛合し、該キングピン(228)を鉛直下方に延出し、前輪(2)を駆動することを特徴とする乗用型管理作業車。
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