JP3931386B2 - 複合加工糸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高収縮繊維群を含む複合加工糸に関し、さらに詳しくは織編物にした後の染色仕上加工により、適度なふくらみ、高反発感などの優れた風合いを呈する織編物が得られる複合加工糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポリエステル織編物をふくらみや反発感などに優れた風合いにするための手段として、織編物とした後にアルカリ減量をすることが広く行われてきた。これは減量加工により繊維間空隙が増大し、布帛が曲げられた際に単糸が動きやすくなるからである。しかしながら、アルカリ減量加工は薬品を大量に使用し、長時間の加工を要するため、環境を悪化したり、コスト高になるという問題点があった。
【0003】
また、反発感に加えてふくらみ感を得るために、高収縮糸や自発伸長糸のような収縮率の異なる2種以上の繊維群を混繊したいわゆる収縮差混繊糸を織物とした後、染色仕上げ工程での熱処理で繊維群間に糸長差を付与することでふくらみ感を得ることは異収縮混繊加工技術として広く行われていたが、芯糸に高収縮糸を用いた場合、収縮によって芯糸が織物内で突張った構造となり、ふくらみはでるものの、芯のある硬い反発になってしまうという欠点がある。
【0004】
また、自発伸長糸を鞘糸に用いた場合、伸長による糸長差によってふくらみはでるものの、収縮が小さく、収縮時の応力も小さいため、十分な反発を得ることができない。これらを改善する目的で糸条の収縮時の応力を最大限に活かすために、本発明者らはすでに芯糸と鞘糸の両方に高収縮糸を用い、さらに芯糸鞘糸の最大収縮応力発現温度が異なる複合加工糸を提案し、その多段階の収縮により、高反発感と適度なふくらみを得ることができたという知見を得ているが、高密度織物など糸条拘束力の高い場合は収縮力が十分でなく、望ましい風合いが得られないという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、このような従来の問題を解消し、反発性と適度なふくらみとを兼ね備えた、優れた風合い有する編織物を得ることができる複合加工糸を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の複合加工糸は、前記課題を解決するために以下の構成を有する。すなわち、
)沸騰水収縮率が15%以上である高収縮繊維を鞘糸として含む、少なくとも2種のポリエステル系繊維から構成される芯鞘構造を有する複合加工糸であって、該鞘糸が捲縮を有する繊維であって、70℃における芯糸と鞘糸の低速昇温収縮率(%)の差(ΔSe70−ΔSc70)、150℃における芯糸と鞘糸の低速昇温収縮率(%)の差(ΔSe150 −ΔSc150 )、および芯糸と鞘糸の熱処理前の糸長差(ΔFL%)の関係が下記式1および式2を満足することを特徴とする複合加工糸。
【0007】
−3<ΔFL−(ΔSe70−ΔSc70)<3 …(式1)
5≦ΔFL−(ΔSe150 −ΔSc150 ) …(式2
【0009】
)高収縮繊維の50℃における低速昇温時の伸縮復元率(CR50)(%)と150℃における低速昇温時の伸縮復元率(CR150 )(%)とが、下記式3を満足することを特徴とする前記()に記載の複合加工糸。
【0010】
CR50−CR150 >5 …(式3)
)高収縮繊維の50℃における低速昇温時の伸縮復元率(CR50)(%)が、下記式4を満足することを特徴とする前記()に記載の複合加工糸。
【0011】
CR50>7 …(式4)
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の複合加工糸について詳細に説明する。
【0013】
本発明者らは、織編物の反発性を向上させるには、単糸間の空隙を増大させることが効果的であり、織物の場合は経糸緯糸間の適度な空隙をもたせることが効果が大きい。さらに、空隙の多様性が芯のない反発性を得るためには重要であるという知見を得ている。従来の芯糸に高収縮糸を用いたものや鞘糸に自発伸長糸を用いたものも、それぞれ収縮、伸長によって繊維間に空隙を生じさせることで、ふくらみと反発性を付与しているが、これらの場合、糸条の表層は空隙の多い粗な構造にはなるが、中心部は比較的密な構造をとっており、このことにより芯のある硬い反発を発現させている。
【0014】
本発明の複合加工糸に用いる、高収縮繊維は、熱処理条件により、収縮特性が特異な挙動を示すものである。すなわち、本発明に用いる高収縮繊維は沸騰水収縮率が15%以上であり、そして比較的低温(70℃)で大きな収縮を有し、比較的高温(150℃)で収縮率は減少する、すなわち収縮後伸長するものである。
【0015】
すなわち、下記式1および2を満足するものである。
【0016】
−3<ΔFL−(ΔSe70−ΔSc70)<3 …(式1)
5≦ΔFL−(ΔSe150 −ΔSc150 ) …(式2)
上記の式1は、70℃での収縮率が芯糸より鞘糸の方が大きいこと、芯糸と鞘糸のフィード率設定差による糸長差(収縮処理前)がプラスであること、70℃での熱処理後、鞘糸であったAと芯糸であったBの糸長差がほぼ0に近くなること(−3〜3%)を意味する。
【0017】
また、上記の式2は、150℃での収縮率が芯糸より鞘糸の方が大きいけれども差が小さくなること、すなわち、鞘糸が自発伸長することを意味する(Se70>Se150 )。さらに、式2は、150℃熱処理後、式1では芯糸、鞘糸の糸長差が0に近いものが、5%以上に大きくなることを意味する。すなわち、式1に引き続き、染色工程の染色処理、中間セットなど150℃近辺の処理温度によって鞘糸の自発伸長によって芯・鞘糸長差が拡大され、ふくらみ感と反発性が得れるものである。
【0018】
また、熱処理前に芯糸および鞘糸の間に糸長差を有し、かつ、70℃において芯糸鞘糸が収縮したときに糸長差が±3%よりも小さいことが好ましく、0に近いことがさらに好ましい
【0019】
このような構成を有する複合加工糸は、それを用いた織編物を染色仕上げ加工において加熱すると、従来の複合加工糸では得られなかったダイナミックな収縮挙動を発現する。すなわち、従来、芯糸の収縮力だけで布帛を嵩高化していたものが、本発明によれば高収縮応力を発現する温度領域で、芯糸と鞘糸がちょうど引き揃った構造となり、ほぼ2倍の収縮力が嵩高化に寄与することとなる。式1に示すように、70℃での収縮後の糸長差が3%以上であると実質芯糸のみの収縮力しか効果として得られず、反発感の不十分なものとなる傾向がある。逆に−3%より小さいと実質鞘糸のみの収縮力しか効果として得られない。
【0020】
さらに、式2に示すように、鞘糸は収縮後伸長することにより、150℃においては5%以上の最終的な糸長差を形成しうることが重要である。高温での最終的な糸長差が5%より小さいと適度なふくらみが得られないという問題がある。本発明において、鞘糸が高収縮であることは、芯糸と鞘糸のフィード率設定差が大きくとれること、ΔFLを大きくできることである。このことにより、式2の150℃熱処理後の芯鞘糸長差をより大きくとることが可能になる。これによってふくらみ感を付与することができる。
【0021】
また、より複雑な繊維間空隙を形成させて、反発感、ふくらみ感を得るためには、捲縮を有していることが好ましい。捲縮によりふくらみが増すとともに、収縮・伸長の際に単糸同士の干渉が少なく繊維間空隙がより多様なものとなる。
【0022】
また、さらに、捲縮の伸縮復元率は低温ではより大きく、高温になるにしたがって小さくなることが、より好ましい。その際の伸縮復元率の差が5%以上であると、より反発感のある織編物を得ることができる。これは、収縮が起こる前に捲縮によりすでにある程度の繊維間空隙が形成されており、捲縮が減少すると同時に、収縮伸長が起こるため多様でより微細な空隙が形成されるためと考えられる。この効果を得るためには、低温での伸縮復元率はある程度大きいほうが良く、7%以上であることが好ましい。
【0023】
前述のような特性を有する複合加工糸を得る方法として、高配向ポリエステル未延伸糸を低温好ましくは室温で、延伸した高収縮糸を芯糸、鞘糸とし、引き続き空気交絡処理するものである。この場合、芯糸、鞘糸の収縮特性を調整する簡便な方法としては、延伸倍率を変更することにより可能である。すなわち、自然延伸比(N)を基準にしてそれより延伸倍率が大きくなるにしたがって収縮率が低下する。
【0024】
さらには、高配向ポリエステル未延伸糸を特殊な仮撚加工をして鞘糸を構成することによって、前述の捲縮特性を有する複合加工糸を得ることができる。すなわち、高配向ポリエステル未延伸糸を適正な延伸倍率で、低温、好ましくは室温(ヒータを使用しない)で仮撚加工することによって得られる。
【0025】
本発明において、芯糸および鞘糸は双方ともポリエステルであることが好ましい。
【0026】
【実施例】
なお、本発明において、低速昇温収縮率と低速昇温時の伸縮復元率ならびに糸長差は、次のようにして測定されるものである。
【0027】
[低速昇温収縮率]
対象となるポリエステルフィラメントを40℃の温水に投入したのち、昇温速度2℃/minで70℃まで昇温した時の原長L0 に対する収縮長L1 の割合を、次式により求めたものである。
【0028】
芯糸の70℃での低速昇温収縮率(%):
ΔSc70=(L1 /L0 )×100
鞘糸の70℃での低速昇温収縮率(%):
ΔSe70=(L1 /L0 )×100
対象となるポリエステルフィラメントを40℃の温水に投入したのち、昇温速度2℃/minで100℃まで昇温したのち、150℃、10分間の乾熱処理を施した時の原長L0 に対する収縮長L2 の割合を、次式により求めたものである。
【0029】
芯糸の150℃での低速昇温収縮率(%):
ΔSc150=(L2 /L0 )×100
鞘糸の150℃での低速昇温収縮率(%):
ΔSe150=(L2 /L0 )×100
[低速昇温時の伸縮復元率]
対象となるポリエステルフィラメントを40℃の温水に投入したのち、昇温速度2℃/minで50℃まで昇温したのち、20℃の水中で0.1g/dの荷重下での糸長M0 と2mg/dの荷重下での糸長M1 から、次式により求めたものである。
【0030】
50℃での低速昇温時の伸縮復元率(%):
CR50={(M0 −M1 )/M0 }×100
対象となるポリエステルフィラメントを40℃の温水に投入したのち、昇温速度2℃/minで100℃まで昇温し、続いて150℃、10分間の乾熱処理を施しのち、20℃の水中で0.1/dの荷重下での糸長M2 と2mg/gの荷重下での糸長M3 から、次式により求めたものである。
【0031】
150℃での低速昇温時の伸縮復元率(%):
CR150 ={(M2 −M3 )/M2 }×100
なお、本特性は捲縮の強さを示すものである。
【0032】
[糸長差]
サンプルを30〜50cm採取し、0.1g/dの荷重をかけて、芯糸の長さL0 を測定したのち、芯糸のみ切断し、鞘糸の長さL1 を測定し、次式により求めたものである。
【0033】
糸長差(%):ΔFL=(L1 −L0 )×100(比較例4)図2に示すような延伸機を用い、供給糸1として複屈折率54×10-3、密度1.350、75D−24fの高配向ポリエステル未延伸糸を使用し、延伸ピン9を間に有する供給ローラー8と延伸ローラー10との間で延伸倍率1.50倍で延伸を行うことにより、ΔSe70 =27.5%、ΔSe150=21.8%の高収縮繊維群(A)を得た。
【0034】
これとは別に複屈折率が36×10-3、密度1.340、75D−24fの高配向ポリエステル未延伸糸を使用し、延伸倍率1.90倍で延伸を行い、ΔSc70 =17.4%、ΔSc150=17.8%の延伸糸(B)を得た。つづけて高収縮繊維群(A)を12%のオーバーフィード下で、延伸糸(B)を供給糸2として供給ローラー8′から、2%オーバーフィード下で流体交絡ノズル11に供給し、糸長差(ΔFL)が9.8%の複合加工糸を得た。得られた複合加工糸は非捲縮であった。
【0035】
この複合加工糸を経糸、緯糸に使用して平織物にした後、通常のポリエステル染色を行ったところ、適度のふくらみ感と反発性に優れた風合いの織物を得た。結果を表1に示す。
【0036】
(実施例)図1に示すような延伸仮ヨリ機を用い、ヨリ掛け装置4を間に有する供給ローラー3と延伸ローラー5との間で延伸倍率1.50倍で仮撚同時延伸を行うことにより、ΔSe70 =26.8%、ΔSe150=20.2%、CR50=12.5%、CR150 =4.5%である高収縮繊維群(A)を用いた以外は比較例4と同様の方法により、糸長差(ΔFL)が9.5%の複合加工糸を得た。
【0037】
この複合加工糸を実施例1と同様の方法で製織、染色を行ったところ、適度のふくらみ感と反発性に優れた風合いの織物を得た。結果を表1に示す。
【0038】
(比較例1)
高収縮繊維群(A)を5%オーバーフィード下、延伸糸(B)を2%オーバーフィード下で流体ノズルに供給した以外は、実施例2と同様の方法で糸長差(ΔFL)が2.5%の複合加工糸を得た。
【0039】
この複合加工糸を経糸緯糸に使用して平織物にした後、通常のポリエステル染色を行ったところ、若干のふくらみはあるものの反発感に欠ける風合いであった。結果を表1に示す。
【0040】
(比較例2)
供給糸として複屈折率54×10-3、密度1.350、75D−24fの高配向未延伸糸を使用し、延伸倍率1.50倍で延伸を行うことによりΔSe70 =27.5%、ΔSe150=21.8%の高収縮繊維群(A)および同一特性の高収縮繊維群(B)を得た。
【0041】
高収縮繊維群(A)を2%オーバーフィード下で高収縮繊維群(B)を12%オーバーフィード下で流体ノズルに供給し、糸長差(ΔFL)が9.6%の複合加工糸を得た。
【0042】
この複合加工糸を実施例1と同様の方法で製織、染色を行ったところ、若干反発はあるもののふくらみに乏しい風合いの織物であった。結果を表1に示す。
【0043】
(比較例3)
供給糸として複屈折率54×10-3、密度1.350、75D−24fの高配向未延伸糸を使用し、延伸倍率1.30倍で仮撚同時延伸を行うことによりΔSe70 =33.4%、ΔSe150=24.0%、CR50=18.6%、CR150 =8.2%の高収縮繊維群(A)を得た。つづけて高収縮繊維群(A)を12%のオーバーフィード下で、ΔSc70 =18.0%、ΔSc150=27.6%の共重合高収縮糸(B)を2%オーバーフィード下で流体ノズルに供給し、糸長差(ΔFL)が9.8%の複合加工糸を得た。
【0044】
この複合加工糸を実施例1と同様の方法で製織、染色を行ったところ、若干のふくらみ感はあるものの反発感の不足する風合いの織物であった。結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
Figure 0003931386
【0046】
【発明の効果】
本発明の複合加工糸によれば、これを織編物としたとき、収縮とケン縮による布帛の嵩高化と中心部の多様な空隙により、適度なふくらみ感と芯のない優れた反発性とを兼ね備えた風合いの織物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および比較例2、3に用いる延伸機との概略図を示す。
【図2】本発明の実施例2および比較例1に用いる延伸仮ヨリ機の概略図を示す。
【符号の説明】
1:供給糸
2:延伸糸
3,3′:供給ローラー
4:ヨリ掛け装置
5:延伸ローラー
6:流体ノズル
7:巻取り糸
8,8′:供給ローラー
9:延伸ピン
10:延伸ローラー
11:流体ノズル
12:巻取り糸

Claims (3)

  1. 沸騰水収縮率が15%以上である高収縮繊維を鞘糸として含む、少なくとも2種のポリエステル系繊維から構成される芯鞘構造を有する複合加工糸であって、該鞘糸が捲縮を有する繊維であって、70℃における芯糸と鞘糸の低速昇温収縮率(%)の差(ΔSe70−ΔSc70)、150℃における芯糸と鞘糸の低速昇温収縮率(%)の差(ΔSe150 −ΔSc150 )、および芯糸と鞘糸の熱処理前の糸長差(ΔFL%)の関係が下記式1および式2を満足することを特徴とする複合加工糸。
    −3<ΔFL−(ΔSe70−ΔSc70)<3 …(式1)
    5≦ΔFL−(ΔSe150 −ΔSc150 ) …(式2)
  2. 高収縮繊維の50℃における低速昇温時の伸縮復元率(CR50)(%)と150℃における低速昇温時の伸縮復元率(CR150 )(%)とが、下記式3を満足することを特徴とする請求項に記載の複合加工糸。
    CR50−CR150 >5 …(式3)
  3. 高収縮繊維の50℃における低速昇温時の伸縮復元率(CR50)(%)が、下記式4を満足することを特徴とする請求項に記載の複合加工糸。
    CR50>7 …(式4)
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