JP3534025B2 - 交織織物 - Google Patents

交織織物

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JP3534025B2
JP3534025B2 JP32040299A JP32040299A JP3534025B2 JP 3534025 B2 JP3534025 B2 JP 3534025B2 JP 32040299 A JP32040299 A JP 32040299A JP 32040299 A JP32040299 A JP 32040299A JP 3534025 B2 JP3534025 B2 JP 3534025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステルマル
チフィラメント糸と、ポリエステル短繊維を含む紡績糸
から構成され、タテ糸に熱収縮の異なる2成分のポリエ
ステル重合体が並列的あるいは芯・鞘的に接合した捲縮
性コンジュゲートマルチフィラメントを使用し、ヨコ糸
にポリエステル短繊維を含む紡績糸を使用するか、ある
いはタテ糸にポリエステル短繊維を含む紡績糸を使用
し、ヨコ糸に熱収縮の異なる少なくとも2成分のポリエ
ステル重合体が並列的あるいは芯・鞘的に接合した重合
体が並列的あるいは芯・鞘的に接合した捲縮性コンジュ
ゲートマルチフィラメントを用いた、ソフトなふくらみ
を有し、高反発性、高発色性に優れた上品な表面感とス
トレッチを有する交織織物に関する。更に詳しくは、従
来の短繊維紡績糸単独では得られなかったふくらみと高
反発性、およびストレッチ性を合わせ持ち、またポリエ
ステルマルチフィラメント織物では得られなかった、糸
ムラ感のある自然な表情の表面感の優勢結合効果を有
し、さらに着用時に快適な、また縫製での仕立て映え性
に優れるカジュアルパンツのような一般的なアウター、
ゴルフやスキーなどのスポーツ用途、アンダーシャツの
ようなインナー用途に適する交織織物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】これまで合成繊維織物は天然繊維や、化
学繊維の外観、タッチなどすべて模倣してきたが、近年
は、手触り感に代表される風合いや見た目の感覚におい
て、天然繊維などと全く異なる、いわゆる合成繊維独自
の感覚を備えたものを開発する動きにある。そのアプロ
ーチ手法としてポリエステル繊維において、従来のポリ
マー、紡糸、延伸などマルチフィラメントや、ステープ
ルの製造工程で新しい要素技術開発を行い、新ポリマー
として、異収縮混繊用の高収縮ポリマー、ドライな新し
いタッチのためセラッミクス混合ポリマー、紡糸工程に
おいては高異形断面、超極細繊維の製糸技術、また延伸
工程ではシックアンドシン技術の高度化などがあげられ
る。
【0003】しかし、これらの原糸だけでは、従来と大
きく変わる質感のものは得られず、新しい高次加工技術
の開発が行われた。特に、複合糸加工技術の開発が大き
く寄与した。
【0004】破断伸度の異なる原糸の複合仮撚り加工に
よる糸長差を持つ構造加工糸、低収縮糸と高収縮糸を複
合し、インタレース加工などを施し、織物の表面にルー
プを染色加工工程で発現させるもの、さらに染色加工工
程の特殊加工技術の開発において、前記新しい原糸の組
み合わせにより、種々の質感のファブリックが得られ
た。これらを総称として新合繊として時代の要求に大き
く貢献してきた。この新合繊の流れにさらに展開する方
向で短繊維による新合繊が開発された。これらのポリエ
ステルフィラメントをベースとする新合繊は風合いが従
来の天然繊維素材などとは異なる新しさでは市場で評価
されたが、表情いわゆる表面感であまりにも無表情であ
るため改善が強く要望され続けてきた。
【0005】一方、短繊維新合繊は紡績糸であるため、
フィラメント糸と異なり、断面における構成本数にバラ
ツキがあることから糸のムラによる自然な表面が得られ
るが、ソフトなタッチにするため極細繊維を使用すると
布帛として張り腰がなく、縫製品での仕立て映えがしな
い。また、ふくらみのある布帛にするため高収縮原綿を
混紡した異収縮混繊糸の開発において、短繊維の場合は
毛羽が多いことから、製織工程での糊付けによる高温の
熱がかかってしまい、染色工程で十分なふくらみが発現
できないといった解決できない問題多くあった。
【0006】また上記新合繊や、短繊維新合繊において
はストレッチ性を付与することが難しく、縫製性や仕立
て映えの向上に対する要望が強かった。さらに最近の要
求として、布帛の感性として高質感だけでなく、衣服と
して着用したときの着用快適性の要求が強くなってき
た。
【0007】この点から、その一つの機能性の考え方
は、合成繊維の得意分野、すなわち天然繊維では不得意
な特性からのアプローチ、たとえばストレッチ性といっ
たものである。ストレッチ性については、従来ポリウレ
タン系弾性繊維、すなわちスパンデックスのカバーリン
グ糸の使用によるものが主流であるが、当該織物は原糸
・高次加工費の面でコストに問題があり、またスパンデ
ックスではストレッチ性のパワーが強く、すべての用途
に適用できるものでなく、また重いという欠点もあり、
ソフトストレッチ、軽量といった機能性が求められてい
る。時代の要求として高齢化社会における衣料品に対す
る品質において、介護される人に対して介護する側の衣
料として従来のニットジャージと異なる外着としても普
通のシルエットでありストレッチのある織物機能素材の
要求が強く、また健常高齢者のスポーツ着兼外出着とし
ても使用できる仕立て映えが良く、運動機能性ストレッ
チ特性を有する布帛に対する要求が極めて高い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タテ糸に熱
収縮の異なる少なくとも2成分のポリエステル重合体が
並列的あるいは芯・鞘的に接合した重合体が並列的ある
いは芯・鞘的に接合した捲縮性コンジュゲートマルチフ
ィラメント糸を使用し、ヨコ糸にポリエステル短繊維を
含む紡績糸を使用するか、あるいはタテ糸にポリエステ
ル短繊維を含む紡績糸を使用し、ヨコ糸に熱収縮の異な
る少なくとも2成分のポリエステル重合体が並列的ある
いは芯・鞘的に接合した重合体が並列的あるいは芯・鞘
的に接合した捲縮性コンジュゲートマルチフィラメント
を用いて、ソフトなふくらみを有し、高反発性、高発色
性に優れた上品な表面感とストレッチを有する交織織物
を提供することを目的とするものである。更に詳しく
は、従来の短繊維紡績糸単独では得られなかったふくら
みと高反発性、およびストレッチ性を合わせ持ち、また
ポリエステルマルチフィラメント織物では得られなかっ
た、糸ムラ感のある自然な表情の表面感の優勢結合効果
を有し、さらに着用時に快適なソフトストレッチと軽量
感があり、また縫製での仕立て映え性に優れる交織織物
を提供すること目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため次の構成を有する。すなわち、有撚の短繊維
紡績糸をタテ糸(またはヨコ糸)に配し、熱収縮の異な
る2成分のポリエステル重合体が並列的あるいは芯・鞘
的に接合した捲縮性コンジュゲートマルチフィラメント
を、ヨコ糸(またはタテ糸)に配し、上記コンジュゲー
トマルチフィラメント糸は下記式(1)で示される撚り
係数(α)が7,000〜20,000の実撚り数を有
するとともに、下記式(2)で示されるタテ糸・ヨコ糸
のトータルカバーファクター(CF)が1,800〜
3,000からなることを特徴とする交織織物である。
【0010】 T=α・D-1/2 …(1) CF=KW ・DW 1/2 +KF ・DF 1/2 …(2) ただし、T:実撚り数(T/M) α:撚り係数 D:マルチフィラメントの繊度(dtex) CF:タテヨコ合計のカバーファクター KW :タテ糸密度(本/2.54cm) KF :ヨコ糸密度(本/2.54cm) DW :タテ糸繊度(dtex換算) DF :ヨコ糸繊度(dtex換算)
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に用いるタテ糸またはヨコ
糸に、短繊維で紡績された有撚の短繊維紡績糸、および
熱収縮の異なる2成分のポリエステル重合体が並列的あ
るいは芯・鞘的に接合した捲縮性コンジュゲートマルチ
フィラメントを含ませ、上記コンジュゲートマルチフィ
ラメント糸に次式で示される撚り係数αが7,000〜
20,000の実撚り数で撚糸して製織し、98℃以上
の湿熱処理により捲縮発現をさせることによってストレ
ッチが得られる。
【0012】T=α・D-1/2 ただし、T:実撚り数(T/M) α:撚り係数 D:マルチフィラメントの繊度(dtex) この織物を構成するコンジュゲートマルチフィラメント
糸を集合状態で撚糸し、熱処理すると繊維の長さ方向に
螺旋状のけん縮が発現することが、織物に芯のないふく
らみ感と反発感とソフトストレッチを発現させる。
【0013】以下に本発明の詳細について説明する。
【0014】本発明に用いられる織物のタテおよびヨコ
糸を構成する原糸について説明する。
【0015】タテ糸あるいはヨコ糸のいずれかに少なく
とも2種以上のポリエステル重合体が並列的あるいは芯
・鞘的に接合した捲縮性コンジュゲートマルチフィラメ
ント糸に実撚を施し、螺旋構造的に収縮するものと、短
繊維から構成する紡績糸を組み合わせて使用する。
【0016】すなわち、タテ糸に上記捲縮性コンジュゲ
ートマルチフィラメントを配した場合には、ヨコ糸に
は、短繊維から構成する紡績糸を配し、タテ糸に上記短
繊維から構成する紡績糸を配した場合には、ヨコ糸に
は、捲縮性コンジュゲートマルチフィラメントを配する
ものである。
【0017】本発明のコンジュゲートマルチフィラメン
ト糸は、弛緩熱処理によって螺旋状けん縮を発現する特
性を有することが重要である。そして、このような特性
を有するコンジュゲートマルチフィラメント糸を得るに
は、ポリエステルポリマーの特性、紡糸・延伸条件等が
重要である。
【0018】熱収縮性の異なる2成分のポリエステル重
合体としては、一方を低粘度ポリエステルとし、他方を
高粘度成分とするものが好ましく使用される。ホモポリ
エステルの場合、上記低粘度ポリエステル成分の極限粘
度は0.35〜0.55の範囲にし、高粘度ポリエステ
ル成分の極限粘度は0.65〜0.85の範囲にするこ
とが好ましい。低粘度ポリエステル成分の極限粘度が
0.35未満であると溶融粘度が低くなるため製糸が難
しくなる。また、低粘度ポリエステル成分の極限粘度が
0.55を超えるとコンジュゲートマルチフィラメント
の捲縮発現力が乏しくなり、螺旋状捲縮の発現能力が低
下する。また、高粘度ポリエステル成分の極限粘度が
0.85を超えると溶融粘度が高くなるため、紡糸・延
伸が難しくなる。また、高粘度ポリエステル成分の極限
粘度が0.65未満であると捲縮発現力が乏しくなる傾
向を示す。
【0019】低粘度ポリエステル成分と高粘度ポリエス
テル両者間の極限粘度成分差は0.20〜0.40の範
囲が好ましい。ただし、一方に共重合ポリエステル成分
を使用する場合は、両者成分の極限粘度差はさらに接近
させることが可能である。
【0020】ここで、極限粘度[η]は、温度25℃に
おいてオルソクロロフェノール溶液として求めた。
【0021】ここで用いられるコンジュゲートマルチフ
ィラメント糸については、2種類のポリエステル重合体
を紡糸するに当り、低粘度ポリエステル成分と高粘度ポ
リエステル成分について好適な複合比がある。即ち、低
粘度ポリエステル成分と高粘度ポリエステル成分の複合
比は、重量比で35〜65:65〜35が好ましく、4
0〜60:60〜40がさらに好ましい。
【0022】また、コンジュゲートマルチフィラメント
糸の複合形態は、2成分を並列的あるいは芯・鞘的に配
置したいずれの形態でもよいが、並列的形態の方が潜在
捲縮の発現力(コイル径が大きく、発現捲縮数が多い)
が高いので好ましい。この複合比と2成分の配列形態
は、コンジュゲート繊維の弛緩熱処理において発現捲縮
の螺旋状コイルの直径の大きさに関係し、コイル径の大
きい方がストレッチ効果が大きい。
【0023】このような捲縮性コンジュゲートマルチフ
ィラメント糸を得るための紡糸速度は、通常1000m
/分以上の低速領域から、2500m/分以上の高速領
域のいずれでもよい。
【0024】紡糸された未延伸糸、半延伸糸の延伸は、
公知の延伸装置で延伸することが可能であり、未延伸
糸、半延伸糸の強伸度特性に対して得られる延伸糸の強
伸度レベル、毛羽の発生のない条件で、できるだけ延伸
糸の弛緩熱処理で大きい収縮応力が得られる条件を設定
することが望ましい。収縮応力の大きい方が、コンジュ
ゲートマルチフィラメント糸の捲縮発現能を高めること
ができ、それによって、後工程における織物の弛緩熱処
理で、捲縮発現による螺旋状コイルの中空構造が得られ
る。コンジュゲートマルチフィラメント糸の伸度は30
%以下が高収縮応力特性が得られ好ましい。
【0025】延伸糸として、コンジュゲートマルチフィ
ラメント糸を構成する単繊維繊度は、1.1〜15dt
exが好ましく、より好ましくは2〜10dtexであ
る。1.1dtexより細い領域では現状の技術水準で
は製糸が難しい点もあるが、螺旋状コイル形成に限界が
あり、また15dtexより大きいと、螺旋構造のた
め、衣料用途ではストレート構造よりは柔らかいが、風
合いが硬くなる傾向を示す。
【0026】また、コンジュゲートマルチフィラメント
糸の収縮応力は高い方が潜在捲縮の発現を高めるため好
ましい。そのため、本発明では、収縮応力は0.26c
N/dtex以上とすることが好ましい。
【0027】この収縮応力の測定法は、常温から250
℃近辺まで加熱したときの収縮応力変化をUゲージ(歪
み計)で検出し、X,Yレコーダーに記録する。試長:
100mm、昇音速度:2.5℃/sec、初荷重:
(0.0882cN/dtex×2)で昇温する。チャ
ートから最大応力を読みとる。(cNはセンチニュート
ン) また、本発明のコンジュゲートマルチフィラメント糸の
伸度特性としては、小さい方がよく、好ましくは35%
以下、より好ましくは30%以下、さらに好ましくは2
7%である。伸度と収縮応力は相関関係にあり、収縮応
力を大きくするには延伸時の温度を低くし延伸倍率を高
くして、収縮応力を大きく、そして伸度を小さくする。
【0028】また、コンジュゲートマルチフィラメント
糸としては、単フィラメント自身が螺旋捲状捲縮構造を
有するマルチフィラメント糸を使用することによって、
織物に伸縮特性と高反発性の効果ををさらに高めること
ができる。このコンジュゲートマルチフィラメント糸は
他のマルチフィラメント糸と複合して使用しても良い。
複合する相手の原糸には極細糸や染色工程で自発伸長性
を発現するもの、染色性が異なるもの、セラミックス添
加原糸、中空原糸など適用することがさらに好ましい。
【0029】次に、交織の相手原糸として、短繊維紡績
糸はポリエステル100%、だけでなく天然繊維の綿、
羊毛の混紡糸、またレーヨンなど再生繊維の混紡糸が包
含される。この紡績糸は当該交織織物において、相手原
糸との間で織物の毛羽によるソフトなタッチ、表面の自
然な糸ムラによる表情に寄与する効果を担うものであ
り、使用される短繊維の間に染色性の異なるものであれ
ば、さらに効果的である。
【0030】この点からポリエステル100%において
は染色性を異にできるカチオン可染のポリエステルが好
んで使用される。また天然繊維では得られないソフトな
タッチを得るため1〜0.4デニールの極細繊維が使用
できる。極細繊維は直紡型、分割、海島型であっても良
いが、海島型は、アルカリ減量処理により糸間の空隙が
でき染色前のリラックス熱処理で捲縮発現後さらに染色
でのコンジュゲート糸の捲縮が発現しやすくなり好まし
い。
【0031】また、コンジュゲートタイプの短繊維を使
用した紡績糸の場合、相手原糸の螺旋状捲縮発現により
ソフトで、タテおよびヨコの両方向に伸縮性を有するい
わゆる2ウエイストレッチ性を得る上で効果的である。
また、羊毛、あるいはレーヨンを使用するとストレッチ
性によい効果を現す。これは羊毛の場合も染色工程での
織物が収縮するメカニズムは、羊毛繊維が乾・湿で螺旋
状に収縮するいわゆる体積の増加を伴ったものであり、
タテヨコ糸間の空隙が大きくなるためと推定できる。レ
ーヨンの場合は繊維の湿潤膨潤効果により、コンジュゲ
ートマルチフィラメント糸の収縮を補助する効果がある
ためと推定する。
【0032】また、ポリエステル100%の場合、アル
カリ減量処理を施すことによって、タテ糸ヨコ糸間の空
隙の増大、摩擦の低下により同様の効果があり、ストレ
ッチ性が得やすい。
【0033】次に、製織について記述する。まず、織物
にするに当たり、使用するコンジュゲートマルチフィラ
メント糸に実撚りを施す。通常一般に使用されるダウン
ツイスター、ダブルツイスターを使用し、撚り数T(T
/m)=α・D-1/2におけるαが7,000〜20,0
00の範囲で選択する。7,000未満であると、コン
ジュゲート糸の構成するマルチフィラメント糸を十分収
束していないため螺旋構造収縮が得られにくくなり、ま
た20,000を越えると拘束力が大きすぎて原糸の持
つ構造捲縮数以上のため螺旋構造収縮が得られにくくな
り、管状中空構造になりにくくなるため好ましくない。
この管状中空構造は10,000〜15,000の範囲
で最も大きい径になり、ストレッチ、軽量効果が大とな
る。さらにより方向はS,Zのいずれでも良いが、ヨコ
糸に打ち込む場合S,Z交互や複数本校後で配列する方
がリラックス工程での解撚により収縮効果が大きく好ま
しい。このコンジュゲートマルチフィラメント糸は撚糸
後撚り止めセットを行うが温度条件は撚り数によって異
なるので工程通過性を判断して決める。7,000以上
であれば、糊付けはしなくても十分製織可能である。短
繊維紡績糸をタテ糸に使用する場合は糊付けが重要とな
る。
【0034】織機はコンジュゲートマルチフィラメント
タテ糸の場合ウオータジェット、エアージェット、レピ
アなど制約はないが、タテ糸が紡績糸の場合、ウオータ
ジェットは適さない。織物の組織は特に制約を受けるも
のでないが、タテ・ヨコ密度のバランスが重要であり、
コンジュゲートのさせ構造収縮を発現させるため、求め
るストレッチ性にあわせて設定する。密度の適正範囲
は、 CF=KW ・DW 1/2 +KF ・DF 1/2 ただし、CF:タテヨコ合計のカバーファクター KW :タテ糸密度(本/2.54cm) KF :ヨコ糸密度(本/2.54cm) DW :タテ糸繊度(dtex換算) DF :ヨコ糸繊度(dtex換算) において、CFが1,800〜3,000が推奨され
る。1,800より小さいと品質問題があり、3,00
0より大きいと、ストレッチ性、ソフトなふくらみが達
成できない。
【0035】追撚をほどこしたコンジュゲートマルチフ
ィラメント糸の螺旋状集合体を弛緩熱処理を施し発現さ
せてもよいが、通常の方法としては製織した織物を染色
加工する工程で行うことが好ましい。
【0036】加工工程は一般的なリラックス、中間セッ
ト、アルカリ減量、染色、仕上げセットによる通常条件
で実施可能である。特に注意を必要とするのはリラック
ス処理であるが、追撚された撚りの解撚力と、コンジュ
ゲート糸の潜在捲縮の発現により、螺旋構造収縮をさせ
るようリラックスさせる条件を採用することにより、ふ
くらみ構造を得やすい。リラックス処理は通常のオープ
ンソーパなど拡布連続状で可能であるが、液流バッチ方
式による籾効果のある方式がさらに好ましい。
【0037】染色条件でヨコ糸の実撚りコンジュゲート
しに螺旋状構造収縮をさせ、糸軸方向にできるだけ大き
い径の中空管状構造発現させるにはリラックス工程後、
染色前にアルカリ減量処理をするが、減量方法は液流方
法、パッドスチームの連続方式で低張力で実施すること
が十分条件である。アルカリ減量後液流染色機で染色を
行う。染色条件は通常のポリエステル織物に使用される
条件でよい。
【0038】ここに、本発明におけるマルチフィラメン
ト糸の撚糸構造体において、螺旋状マルチフィラメント
集合体を有する螺旋状スパイラル捲縮からなる織物の形
態概念は試作した織物サンプルについて、日立製作所
(株)製走査型電子顕微鏡で染色仕上げ後の織物の断
面、該織物から解いた糸(マルチフィラメント集合体)
の側面を拡大し、撮影することにより可能である。
【0039】タテ糸とヨコ糸の拘束力を受けても仕上工
程のリラックスで螺旋状スパイラル捲縮を発現させるた
めには、コンジュゲートマルチフィラメント糸の収縮応
力は高い方が潜在捲縮の発現を高めるため好ましい特性
である。収縮応力は前述のように0.265cN/dt
ex以上とすることが好ましい。
【0040】なお、本発明において、伸長率の測定は、
織物のヨコ方向に幅5.5cm×30cmの試料を3枚
採取し、幅の両側から同数のヨコ糸を取り去り5cmと
し、その後、自記記録装置付き定則伸長形引張試験機を
用い、つかみ間隔を20cmLとし、5cm×1mの大
きさの試料の重さと同等の初荷重をかけてつかみに固定
する。次に引張速度20cm/minで1.8kgまで
引伸ばし、その時のつかみ間隔L1をはかり、次の式に
より伸長率(%)を求め、3枚の平均値で表す。
【0041】 伸長率(%)={(L1−L)/L}×100
【0042】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 (実施例1、比較例)タテ糸としてテレフタール酸、エ
チレグリコール、イソフタル酸重合で得たチップから紡
糸、延伸、捲縮付与、切断して得た原綿2.75dte
x、76mm40重量%と、イソフタル酸を共重合しな
いポリエチレンテレフタレートから紡糸し、同様に得た
原綿1.65dtex、76mm60重量%とをブレン
ドして、撚り係数k=3.4で19.7tex番手(綿
番手30s)紡績した。引き続き撚り止めセットを60
℃×20分で行ったものを使用しタテ密度93本/2.
54cmの計算で整経した。
【0043】また、ヨコ糸として、極限粘度が0.47
のポリエチレンテレフタレート100%からなる低粘度
成分と、極限粘度が0.75のポリエチレンテレフタレ
ートからなる高粘度成分とを、重量複合比50:50で
並列型に貼り合わせたコンジュゲートマルチフィラメン
ト未延伸糸を紡糸した後、通常の延伸機により延伸を行
い、55dtex−12フィラメントを製造した糸を用
いたが、このマルチフィラメントの収縮応力は0.38
cN/dtexであった。このマルチフィラメント糸を
用い、2本合糸後ダブルツイスターでSおよびZ撚に1
000T/m、1300T/m、1600T/m、18
00T/mにそれぞれ追撚を施した。次いで、80℃で
40分間真空スチームセットにより撚止めセットを行っ
た。
【0044】また比較として、通常のセミダルタイプの
ポリエステルマルチフィラメント糸を使用し、ダブルツ
イスターでSおよびZ撚に110dtex96フィラメ
ント糸に1600T/m、1800T/m、2200T
/mにそれぞれ追撚を施した。次いで、85℃で40分
間真空スチームセットにより撚止めセットを行った。
【0045】これらのセット糸を用い前述タテ糸のヨコ
糸としてA.J.L(エアージェットルーム)を用い、
SおよびZ撚り2本交互に81本/2.54cmのヨコ
密度で平織り製織し生機を作成し、得られた生機を、そ
れぞれ染色加工した。
【0046】染色加工は、ワッシャーで60〜100℃
で糊抜き精練しつつ解撚、しぼ立てを120℃で連続的
に行い、次いで乾燥、中間セットの後、連続方式で15
%目標にアルカリ減量処理を行った、その次に液流染色
機で130℃染色、乾燥、仕上セットを行った。但しセ
ット幅については、それぞれの生機収縮状態に合わせ、
シワの状況表面品位を見て適宜調整した。本発明のヨコ
糸撚り数が1,300T/Mを使用したものはタテ糸・
ヨコ糸のトータルカバーファクター(CF)は約2,3
40であった。
【0047】得られた織物は、本発明のコンジュゲート
マルチフィラメント糸に実撚りを施して得られたものは
いずれも表面タッチはタテ糸の異収縮差によるソフトな
タッチを有し、芯のないマイルドなふくらみで、従来と
全く異なる反発性の、軽量感を持ち、ヨコ方向に適度な
ストレッチ性を有する高級感の仕立て映えが期待できる
品質のものであった。これに対して比較例の通常のポリ
エステルマルチフィラメント糸に実撚りを入れて得られ
た織物は、表面のしぼ効果は実施例に対して大きいもの
も、ふくらみ感は芯のあるタッチでペーパーライクなド
レープ性が大きく、反発性に欠けるもので重量感の感じ
るものであった。またヨコ方向に全くストレッチ性がな
いため縫製仕立て映えにかけるものであった。
【0048】得られた織物のヨコ糸について走査型顕微
鏡で構造を確認した結果、実施例は撚り数の違いに撚る
形態の差はあるものの、螺旋状に収縮し糸軸方向に中空
管状構造を有し、比較例には存在が確認されなかった。 (実施例2)実施例1で得られたポリエステルコンジュ
ゲートマルチフィラメント糸55dtex−12フィラ
メントを2本引きそろえて1,200T/M(撚り係数
α=12,600)のS方向実撚りを施し、70℃で2
0分間の真空スチームセットにより撚り止めセットを実
施した後、ワーパー、ビーミングしタテ糸としてエアー
ジェットルームに仕掛けた。ヨコ糸として市販の綿10
0%13.1tex番手(綿番手45s)を使用して平
組織に製織した。生機タテおよびヨコ密度をそれぞれ1
00本/2.54cm、75本/2.54cmとした。
当該生機を染色加工工程、条件として、まず110℃液
流リラクッスを行い、180℃乾熱でピンテンターによ
る幅、長さ方向のしわのない状態でプレセットを実施
し、引き続いてアルカリによるポリエステルサイドの5
%減量を行った後、液流染色機で130℃でポリエステ
ルサイドの染色を行いその後綿サイドを染色し、160
℃乾燥仕上げセットを実施した。仕上げ加工後のタテ、
ヨコ密度はそれぞれ103本/2.54cm、98本/
2.54cmでタテ糸・ヨコ糸のトータルカバーファク
ター(CF)は2,250であった。得られた織物の性
能を調べた結果、タテ方向の織物伸長率は17%を有し
着用時に快適なストレッチ性を感じるレベルを有し、表
面のタッチはポリエステル100%特有のぬめり感がな
く綿のサラッとした感触を持ち、表面感は綿糸の糸むら
による自然な感じがし、スポーティーカジュアル感覚な
アウトドアー用途やカジュアルパンツに適する交織織物
であた。また、通常の綿織物では得られない織物を握っ
た時にプリプリとした反発性があり、ガーメントにした
ときシルエットのきっちりした仕立て映えのする感覚の
生地であり、織物のタテ糸断面を切断し、走査型顕微鏡
で観察した結果、コンジュゲートマルチフィラメント糸
は撚糸されたフィラメント糸の集合体の中心部に中空管
状構造を有するものが大半を占めていた。 (実施例3)実施例2に示すタテ糸を使用し、ヨコ糸種
として酸化チタンを2.3重量%含むポリエチレンテレ
フタレートの紡糸、延伸して得た20%の中空率を持っ
たステープル2.75dtex、51mmを100%使
用し19.7tex番手(綿番手30s)を撚り数1
7.5T/2.54cmで紡績した糸を用いて平織物を
製織した。生機のタテ、ヨコ糸の密度はそれぞれ100
本/2.54cm、58本/2.54cmであった。続
いて、実施例2の染色加工条件に基づき、リラックス熱
処理条件を液流120℃、アルカリ減量を15%に設定
して実施した。染色加工仕上げセット後のタテ・ヨコの
密度は105本/2.54、72本/2.54cmでカ
バーファクター(CF)は2110であった。得られた
織物のタテ方向の伸縮性は13%であった。外観は紡績
糸の毛羽と糸むらによりナチュラルな感覚で落ち着いた
感じがし、タッチは非常にサラッとしたドライな、張り
腰があるとともに反発性に優れ、手持ち感がボリューム
のある割には軽く感じで、計量・ストレッチ効果を有す
る交織織物ができた。当該生地はカジュアルなパンツ
や、ジャケットなどとして介護用医療に使用できる感覚
を有していた。生地のタテ・ヨコ断面を走査型顕微鏡で
観察した結果、タテ糸はコンジュゲートマルチフィラメ
ント糸が撚糸されたフィラメント糸の集合体の中心部に
中空管状構造を有するものが大半を占め、ヨコ糸は中空
断面短繊維の集合体構造を有する形状でたった。
【0049】
【発明の効果】短繊維紡績糸と実撚りを有する熱収縮の
異なる捲縮性コンジュゲートマルチフィラメント糸から
なる、螺旋状捲縮糸で構成しているため、その複合効果
として従来のマルチフィラメント糸の強撚糸を使用した
織物に比べ、表面感の上品な、芯のないふくらみとソフ
トなタッチおよび張り腰に優れた軽量化を有すると共に
適度なタテあるいはヨコ伸縮性を有するため、シャツ、
ブラウス、ドレスなどの軽衣料用途分野さらにはスーツ
やジャケットの外衣分野で縫製仕立て映え性特徴を発揮
することが出来、快適な着用感が得られ、カジュアルな
用途やゴルフや、スキーなどのスポーツ分野にも適する
ストレッチ性と着心地が得られ、かつ安価に製造出来る
ことから新しい展開が期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−132856(JP,A) 特開 平4−308271(JP,A) 特開 平11−43885(JP,A) 特開 平10−226938(JP,A) 特公 昭49−45741(JP,B1)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有撚の短繊維紡績糸をタテ糸(またはヨコ
    糸)に配し、熱収縮の異なる2成分のポリエステル重合
    体が並列的あるいは芯・鞘的に接合した捲縮性コンジュ
    ゲートマルチフィラメントをヨコ糸(またはタテ糸)に
    配し、上記捲縮性コンジュゲートマルチフィラメント糸
    は下記式(1)で示される撚り係数(α)が7,000
    〜20,000の実撚り数を有するとともに、下記式
    (2)で示されるタテ糸・ヨコ糸のトータルカバーファ
    クター(CF)が1,800〜3,000からなること
    を特徴とする交織織物。 T=α・D-1/2 …(1) CF=KW ・DW 1/2 +KF ・DF 1/2 …(2) ただし、T:実撚り数(T/M) α:撚り係数 D:マルチフィラメントの繊度(dtex) CF:タテ糸・ヨコ糸のトータルのカバーファクター KW :タテ糸密度(本/2.54cm) KF :ヨコ糸密度(本/2.54cm) DW :タテ糸繊度(dtex換算) DF :ヨコ糸繊度(dtex換算)
  2. 【請求項2】前記短繊維紡績糸が収縮特性を異にする2
    種類以上のポリエステル繊維からなる混紡によるもので
    あることを特徴とする請求項1記載の交織織物。
  3. 【請求項3】前記短繊維紡績糸がカチオン可染型ポリエ
    ステルを含むことを特徴とする請求項1または2に記載
    の交織織物。
  4. 【請求項4】前記短繊維紡績糸が0.2〜6.5重量%
    のセラミックス添加ポリエステルを含むことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の交織織物。
  5. 【請求項5】前記短繊維紡績糸が中空断面形状ポリエス
    テルを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の交織織物。
  6. 【請求項6】前記短繊維紡績糸がポリエステル短繊維
    と、綿、羊毛などの天然繊維、もしくはセルロース系短
    繊維から構成されることを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の交織織物。
  7. 【請求項7】前記捲縮性コンジュゲートマルチフィラメ
    ント糸が中心部に糸軸方向に中空管状構造を有するもの
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の交織織物。
  8. 【請求項8】前記捲縮性コンジュゲートマルチフィラメ
    ント糸が染色加工前に下記の特性を満足することを特徴
    とする請求項1〜7のいずれかに記載の交織織物。 切断伸度(TE):30%以下 収縮応力(TS):0.265cN/dtex以上
  9. 【請求項9】前記捲縮性コンジュゲートマルチフィラメ
    ント糸が98℃以上の湿熱処理により捲縮発現され、そ
    の後染色加工されてなることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の交織織物。
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