JP3929710B2 - 自動変速機操作レバー - Google Patents

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等における自動変速機操作レバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の自動変速機操作レバーとしては、例えば棒状に形成されたカンチレバーと、このカンチレバーの外周面を覆うようにして嵌合する取付孔を有する操作ノブとを備えたものが知られている。カンチレバーと操作ノブとは、ビスを用いたり、カンチレバーを取付孔に圧入したりすることにより結合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、上記自動変速機操作レバーにおいては、ビスを用いる場合には部品点数やコストが増大すると共に、組付性が悪くなるという問題があった。また、圧入によりカンチレバーと操作ノブとを結合する場合には、嵌合公差を十分精度良く管理しなければならないので、部品点数が低下するものの、コストの増大を防止することができなかった。
【0004】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、組付性が良く、かつ部品点数やコストの低減を図ることのできる自動変速機操作レバーを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、棒状に形成されたカンチレバー(2)の一端側の部分に一体的に結合されたモールド部(3)を有するレバー本体(4)と、前記カンチレバー(2)の他端側からカンチレバー(2)の外周面を覆うようにして嵌合する取付孔(51a)を有する操作ノブ(5)とを備えた自動変速機操作レバーにおいて、前記カンチレバー(2)の他端部外周には、軸方向に伸びる複数の係合凹凸(21)が設けられ、前記操作ノブ(5)の取付孔(51a)には、前記カンチレバー(2)における係合凹凸(21)に対応する位置に係合凹凸(21)に係合する被係合凹凸(51b)が設けられ、前記カンチレバー(2)におけるモールド部(3)側の外周面には、係止突起(3d)が設けられ、前記操作ノブ(5)におけるモールド部(3)側の端部には、前記係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合を開始した後に前記係止突起(3d)に係止して、操作ノブ(5)がカンチレバー(2)から抜けるのを止める係止フック(51f)が設けられ、前記カンチレバー(2)におけるモールド部(3)側の外周面には、モールド部(3)から軸方向の他端側に伸びる案内凸部(3e)が設けられ、前記操作ノブ(5)におけるモールド部(3)側の端部には、係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合を開始する前に前記案内凸部(3e)との係合を開始する案内凹部(51i)が設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、案内凹部(51i)は、モールド部(3)側に向かって周方向の幅を広げるように傾斜する誘い込み面(51j)を有していることを特徴としている。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、案内凸部(3e)は、モールド部(3)と同一の樹脂によりモールド部(3)と一体に形成されていることを特徴としている。
【0013】
そして、上記のように構成された請求項1記載の発明においては、カンチレバー(2)の他端部が係合凹凸(21)及び被係合凹凸(51b)によって操作ノブ(5)に連結され、カンチレバー(2)のモールド部(3)側の端部が係止突起(3d)と係止フック(51f)によって操作ノブ(5)に連結されることになり、結局、カンチレバー(2)の露出した部分の両端部が操作ノブ(5)に連結されることになるので、この操作ノブ(5)をカンチレバー(2)に対してガタなく安定的に取り付けることができる。特に、係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)との係合は、軸回りにも、また軸に交差する方向に対しても操作ノブ(5)をガタなく取り付ける上で効果がある。更に、係止フック(51f)を係止突起(3d)に係止するだけで、操作ノブ(5)をカンチレバー(2)にワンタッチで固定することができる。即ち、ビス等を使って、操作ノブ(5)をカンチレバー(2)に固定する必要がない。従って、組付性の向上を図ることができると共に、部品点数やコストの低減を図ることができる。
【0017】
また、カンチレバー(2)におけるモールド部(3)側の外周面にはモールド部(3)から軸方向の他端側に伸びる案内凸部(3e)を設け、操作ノブ(5)におけるモールド部(3)側の端部には係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合を開始する前に案内凸部(3e)に係合する案内凹部(51i)を設けているので、係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合する前に、カンチレバー(2)に対する操作ノブ(5)の方向を決定することができる。従って、操作ノブ(5)の向きを間違えることがなくなるので、組付性の向上を図ることができる。
【0018】
請求項2記載の発明においては、案内凹部(51i)がモールド部(3)側に向かって周方向の幅を広げるように傾斜する誘い込み面(51j)を有しているので、案内凸部(3e)を案内凹部(51i)に容易に挿入することができる。
従って、組付性の向上を図ることができる。
【0019】
請求項3記載の発明においては、案内凸部(3e)がモールド部(3)と同一の樹脂によりモールド部(3)と一体に形成されているので、モールド部(3)を成形する際に案内凸部(3e)も同時に成形することができる。従って、コストの低減を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を実施例に基づき図1〜図7を参照して説明する。
【0022】
この実施例で示す自動変速機操作レバー1は、図1〜図6に示すように、平行な棒状に形成されたカンチレバー2の下端側(一端側)の部分に一体的に結合されたモールド部3を有するレバー本体4と、カンチレバー2の上端側(他端側)から該カンチレバー2の外周面を覆うようにして嵌合する取付孔51aを有する操作ノブ5とを備えている。
【0023】
なお、この自動変速機操作レバー1は、図7に示すように、自動車の室内に設けられた支持台6によって下端部が回転自在に支持された状態で取り付けられるようになっている。即ち、モールド部3の下端部に設けられた支持軸部3a(図1)が支持台6の下端部に設けられた支持孔部6a(図7)に回動自在に支持され、該支持孔部6aを支点にして、操作ノブ5(図1)の上端部が自動車の前後方向に揺動するようになっている。また、図7において、61は支持台6の下側を覆う下面カバー、62はパッキン、63は自動変速機操作レバー1を前後方向に案内するガイドフレーム、64はスライドプレート、65は変速位置等を表示する表示カバーである。
【0024】
上記カンチレバー2は、図1に示すように、鉄等の金属により円筒状に形成されたものであり、その上端部外周には軸方向に伸びる複数の係合凹凸からなるセレーション21が設けられている。セレーション21は、この実施例においてカンチレバー2の軸心に対して対称となる2ヶ所の位置に設けられており、三角形状の山形の凹凸を有するように形成されている。従って、セレーション21の各凸部は、カンチレバー2の外周面から外側に突出することがないように形成されている。なお、上記セレーション21は、カンチレバー2の全周に設けても良く、また所定の巾にわたって一ヶ所設けても良いのは勿論である。
【0025】
モールド部3は、その上端面3bがカンチレバー2の軸方向に対して直角となるように形成されており、この上端面3bからはカンチレバー2における下端部の外周面に密着して覆うように囲むガイド部3cが一体に形成されている。そして、ガイド部3cの外周面には、後述する係止フック51fが係止する係止突起3dが一体に形成されている。この係止突起3dは、ガイド部3cの外周面から四角形状に所定量浮き上がるように形成されている。また、ガイド部3cの上端からは、カンチレバー2の外周面に密着して軸方向の上端側に伸びる案内凸部3eがガイド部3cと一体に形成されている。案内凸部3eは、カンチレバー2の外周面に対してガイド部3cとほぼ同じ厚さに形成されており、周方向の幅が全体的に平行に形成されている。
【0026】
ただし、案内凸部3eは、そのガイド部3c側の部分が該ガイド部3cに向かって幅が周方向に直線状に広がるテーパ部3fとなっている。また、案内凸部3eは、この実施例において、カンチレバー2の軸心に対して対称となる2ヶ所の位置に設けられており、一方の案内凸部3eは係止突起3dと同一軸線上の位置に配置されている。以上のように、支持軸部3a、上端面3b、ガイド部3c、係止突起3d、案内凸部3eは、モールド部3として一体に形成されたものであり、特にカンチレバー2をインサートした状態で硬質樹脂を用いた射出成形により一体に成形されるようになっている。なお、上記案内凸部3eは、上述したこの実施例のように2ヶ所ではなく、1ヶ所に設けても良いのは勿論である。
【0027】
操作ノブ5は、図2及び図3に示すように、硬質の樹脂により一体に形成されたノブ本体51と、このノブ本体51の外周部を覆う表層部52とによって一体的に構成されている。
【0028】
ノブ本体51には、上述した取付孔51aが形成されている。この取付孔51aは、ノブ本体51の下端部に開口して軸方向に伸びるように形成されている。取付孔51aには、カンチレバー2と正規に嵌合した状態(後述する係止フック51fが係止突起3dに係止した状態)おいて、該カンチレバー2のセレーション21に対応する位置に、該セレーション21に係合する被係合凹凸51bが一体に形成されている。なお、セレーション21及び被係合凹凸51bは、図4に示すように、円形断面の中心に対して対称の位置に設けられている。そして、セレーション21と被係合凹凸51bとは、圧入により係合するような寸法公差に形成されている。
【0029】
また、被係合凹凸51bにおける各凸部51cは、図4〜図6に示すように、取付孔51aの内周面から突出するように形成されていると共に、下端側(モールド部3側)の端部が取付孔51aの内周面まで直線状に傾斜する傾斜面51dになっている。更に、各凸部51cの下端部には、下端側に向かって周方向の幅が直線状に狭まる誘い込み面51eが形成されている。
【0030】
更に、ノブ本体51の下端部には、図2及び図3に示すように、セレーション21と被係合凹凸51bとが係合を開始した後に、上述した係止突起3dに係止して、操作ノブ5がカンチレバー2から抜けるのを防止する係止フック51fが設けられている。係止フック51fは、操作ノブ5がカンチレバー2に嵌合しながらモールド部3側に移動する際に、その傾斜部51gが係止突起3dに当たることによって弾性的に変形し、係止突起3dが傾斜部51gを超えた後に弾性的に復帰して、係止突起3dを係止孔51hに位置させ、係止突起3dが係止孔51hから軸方向に抜けるのを防止するようになっている。また、取付孔51aの内周面には、傾斜部51gに沿うように、係止突起3dを受け入れるガイド溝51mが形成されている。
【0031】
また更に、ノブ本体51における下端部には、セレーション21と被係合凹凸51bとが係合を開始する前に上記案内凸部3eに係合する案内凹部51iが設けられている。この案内凹部51iは、取付孔51aの内周面に凹状に形成されたものであり、案内凸部3eにほぼ一致した形状になっている。従って、案内凹部51iは、案内凸部3eのテーパ部3fに対応する部分がモールド部3側に向かって周方向の幅を直線的に広げるように傾斜しているが、この傾斜部は案内凸部3eをスムーズに受け入れるための誘い込み面51jとして機能するようになっている。
【0032】
一方、表層部52は、塩化ビニル等の弾性を有する樹脂によって形成されたものであり、操作ノブ5の外周部を弾力性のある肌触りのよいものに構成するようになっている。そして、表層部52の下端部は、取付孔51aにおけるモールド部3側の開口端51kからモールド部3側に突出しており、この突出部52aは係止フック51fが係止突起3dに係止した状態においてモールド部3の上端面3bに当接して所定量弾性変形するようになっている。
【0033】
上記のように構成された自動変速機操作レバー1においては、カンチレバー2の上端部がセレーション21及び被係合凹凸51bによって操作ノブ5に連結され、カンチレバー2の下端部が係止突起3dと係止フック51fによって操作ノブ5に連結されることになり、結局、カンチレバー2の露出した部分の両端部が操作ノブ5に連結されることになるので、この操作ノブ5をカンチレバー2に対してガタなく安定的に取り付けることができる。特に、セレーション21と被係合凹凸51bとの係合は、軸回りにも、また軸に交差する方向に対しても操作ノブ5をガタなく取り付ける上で効果がある。更に、係止フック51fを係止突起3dに係止するだけで、操作ノブ5をカンチレバー2にワンタッチで固定することができるので、ビス等を使って操作ノブ5をカンチレバー2に固定する場合に比べて、組付性の向上を図ることができると共に、部品点数やコストの低減を図ることができる。
【0034】
また、セレーション21と被係合凹凸51bとが圧入により係合するような寸法公差に形成されているので、操作ノブ5のカンチレバー2に対するガタをより確実に防止することができる。なお、セレーション21及び被係合凹凸51bは、係合により各凹凸が周方向にずれるように変形するので、凹凸の精度があまり良くなくても周方向にほぼ均一な締結力が得られると共に、円形状の面と面とを圧入により嵌合する場合に比べて小さな力で圧入することができるという利点がある。また、セレーション21及び被係合凹凸51bの軸方向の長さや、周方向に形成する範囲(この実施例では104度の範囲で2ヶ所)を変更することによって、圧入するための力を増減することができる利点もある。
【0035】
しかも、被係合凹凸51bに誘い込み面51eを形成しているので、セレーション21の各凸部を被係合凹凸51bの各凸部51c間に容易に挿入することができる。従って、組付性の向上を更に図ることができる。
【0036】
また、支持軸部3a、上端面3b、ガイド部3c、係止突起3d、案内凸部3eがモールド部3と同一の樹脂により該モールド部3と一体に形成されているので、モールド部3を成形する際に係止突起3dも同時に成形することができる。従って、コストの低減を図ることができる。
【0037】
更に、カンチレバー2に案内凸部3eを設け、操作ノブ5にはセレーション21と被係合凹凸51bとが係合を開始する前に案内凸部3eに係合する案内凹部51iを設けているので、セレーション21と被係合凹凸51bとが係合する前に、カンチレバー2に対する操作ノブ5の方向を決定することができる。従って、操作ノブ5の向きを間違えることがなくなるので、組付性の向上を図ることができる。
【0038】
しかも、案内凹部51iが誘い込み面51jを有しているので、案内凸部3eを案内凹部51iに容易に挿入することができる。従って、組付性の向上を図ることができる。
【0039】
また更に、弾力性を有する表層部52と一体に形成された突出部52aが取付孔51aの開口端51kよりモールド部3側に突出しているので、モールド部3の上端面3bとの当接により突出部52aを所定量弾性変形させた状態で、係止フック51fを係止突起3dに係止させることができる。従って、操作ノブ5がカンチレバー2の軸方向にガタ付くのを確実に防止することができる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、カンチレバー(2)の他端部が係合凹凸(21)及び被係合凹凸(51b)によって操作ノブ(5)に連結され、カンチレバー(2)のモールド部(3)側の端部が係止突起(3d)と係止フック(51f)によって操作ノブ(5)に連結されることになり、結局、カンチレバー(2)の露出した部分の両端部が操作ノブ(5)に連結されることになるので、この操作ノブ(5)をカンチレバー(2)に対してガタなく安定的に取り付けることができる。特に、係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)との係合は、軸回りにも、また軸に交差する方向に対しても操作ノブ(5)をガタなく取り付ける上で効果がある。更に、係止フック(51f)を係止突起(3d)に係止するだけで、操作ノブ(5)をカンチレバー(2)にワンタッチで固定することができる。即ち、ビス等を使って、操作ノブ(5)をカンチレバー(2)に固定する必要がない。従って、組付性の向上を図ることができると共に、部品点数やコストの低減を図ることができる。
【0044】
また、カンチレバー(2)におけるモールド部(3)側の外周面にはモールド部(3)から軸方向の他端側に伸びる案内凸部(3e)を設け、操作ノブ(5)におけるモールド部(3)側の端部には係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合を開始する前に案内凸部(3e)に係合する案内凹部(51i)を設けているので、係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合する前に、カンチレバー(2)に対する操作ノブ(5)の方向を決定することができる。従って、操作ノブ(5)の向きを間違えることがなくなるので、組付性の向上を図ることができる。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、案内凹部(51i)がモールド部(3)側に向かって周方向の幅を広げるように傾斜する誘い込み面(51j)を有しているので、案内凸部(3e)を案内凹部(51i)に容易に挿入することができる。従って、組付性の向上を図ることができる。
【0046】
請求項3記載の発明によれば、案内凸部(3e)がモールド部(3)と同一の樹脂によりモールド部(3)と一体に形成されているので、モールド部(3)を成形する際に案内凸部(3e)も同時に成形することができる。従って、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例として示した自動変速機操作レバーの分解斜視図である。
【図2】同自動変速機操作レバーの操作ノブを示す断面図である。
【図3】同自動変速機操作レバーの操作ノブを示す図であって、図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】同自動変速機操作レバーのカンチレバーを示す平面図である。
【図5】同自動変速機操作レバーのカンチレバーを示す図であって、図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】同自動変速機操作レバーのカンチレバーを示す図であって、図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】同自動変速機操作レバーを支持する装置を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 自動変速機操作レバー
2 カンチレバー
3 モールド部
3d 係止突起
3e 案内凸部
5 操作ノブ
21 係合凹凸
51a 取付孔
51b 被係合凹凸
51c 凸部
51e 誘い込み面
51f 係止フック
51i 案内凹部
51j 誘い込み面
51k 開口端
52 表層部
52a 突出部

Claims (3)

  1. 棒状に形成されたカンチレバー(2)の一端側の部分に一体的に結合されたモールド部(3)を有するレバー本体(4)と、前記カンチレバー(2)の他端側からカンチレバー(2)の外周面を覆うようにして嵌合する取付孔(51a)を有する操作ノブ(5)とを備えた自動変速機操作レバーにおいて、
    前記カンチレバー(2)の他端部外周には、軸方向に伸びる複数の係合凹凸(21)が設けられ、
    前記操作ノブ(5)の取付孔(51a)には、前記カンチレバー(2)における係合凹凸(21)に対応する位置に係合凹凸(21)に係合する被係合凹凸(51b)が設けられ、
    前記カンチレバー(2)におけるモールド部(3)側の外周面には、係止突起(3d)が設けられ、
    前記操作ノブ(5)におけるモールド部(3)側の端部には、前記係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合を開始した後に前記係止突起(3d)に係止して、操作ノブ(5)がカンチレバー(2)から抜けるのを止める係止フック(51f)が設けられ、
    前記カンチレバー(2)におけるモールド部(3)側の外周面には、モールド部(3)から軸方向の他端側に伸びる案内凸部(3e)が設けられ、
    前記操作ノブ(5)におけるモールド部(3)側の端部には、係合凹凸(21)と被係合凹凸(51b)とが係合を開始する前に前記案内凸部(3e)との係合を開始する案内凹部(51i)が設けられていることを特徴とする自動変速機操作レバー。
  2. 案内凹部(51i)は、モールド部(3)側に向かって周方向の幅を広げるように傾斜する誘い込み面(51j)を有していることを特徴とする請求項1記載の自動変速機操作レバー。
  3. 案内凸部(3e)は、モールド部(3)と同一の樹脂によりモールド部(3)と一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の自動変速機操作レバー。
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