JP3915435B2 - カウルルーバの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカウルルーバの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
カウルルーバ3は図10に示すように、車両のエンジンフードHとフロントガラスWの間に位置して車幅方向へ配設されており、従来は図11に示すように、エンジンフードHを開閉支持すべく設けられた左右のフードヒンジ1間の間隔よりも長く延びて、その両端が、フロントガラスWの両側部に配設されたウインドモール2の前端部に連続している。
【0003】
このようなカウルルーバ3をフロントガラスWの下縁に沿って装着する場合には、図12に示すように、エンジンフードHを開けた状態で、フードHの下縁下方に形成された空間内でカウルルーバ3を一旦弓形に湾曲させて、その両端間の直線長が左右のフードヒンジ1間の間隔よりも小さくなるようにし、この状態で車両前方からフードヒンジ1間に通した後に原形に復させて両端をそれぞれウインドモール2(図11)の前端部21に連続させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カウルルーバ3を湾曲させてフードヒンジ1間に通す作業は手間を要し、作業性が悪い。そこで、図13に示すように、カウルルーバ3を左右に二分して、ルーバ3の各半部33,34を左右のフードヒンジ1間に通した後に連結する構造が提案されているが(例えば特開平10−45035)、連結部の継ぎ目からエンジンルーム内へ水が浸入しないようにシーラを塗布する等の防水処理を施す必要があり、依然として作業性に難があった。
【0005】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、カウルルーバを簡易且つ迅速に作業性良く取り付けることができるカウルルーバの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本第1発明では、車両フロントガラス(W)の下縁に沿って車幅方向へ設けられるカウルルーバ(3)の取付構造において、フロントガラス(W)の両側部を車両前方へ延びるウインドモール(2)の前端部(21)を、車幅方向の両端部にそれぞれ位置する各フードヒンジ(1)の内方側へ延出させるとともに、カウルルーバ(3)の全長をフードヒンジ(1)間の間隔よりも小さくして車両前方よりこれらフードヒンジ(1)間に挿入設置して、カウルルーバ(3)の両端を各ウインドモール(2)の前端部(21)にそれぞれ連続させ、上記各ウインドモール(2)の前端部端面(2a)を、平面視で車両前方へ向かうにつれて車両外方へ開く傾斜面に成形するとともに、カウルルーバ(3)の両端面(32a)を上記前端部端面(2a)に沿う傾斜面に成形する。
【0007】
本第1発明においては、ウインドモールの前端部を各フードヒンジの内方側へ延出させて、この分、カウルルーバの全長を、左右のフードヒンジの間隔よりも小さくしてあるから、カウルルーバを従来のようにフード下方の空間内に一旦湾曲させて通す必要がなく、簡易且つ迅速に作業性良くカウルルーバを取り付けることができる。 そして、車両外方へ開くように傾斜するウインドモールの前端部端面に、同様に傾斜するカウルルーバ端面を車両前方から近接させるように取り付けるから、取付作業時の作業隙を十分確保しつつ、取付後には上記両端面間に生じる隙を十分小さくすることができる。
【0010】
本第発明では、上記各フードヒンジ(1)に、ウインドモール(2)の前端部(21)下方に位置し当該前端部(21)が下方へ変位した際に当接してそれ以上の変位を規制する受け部(113)を形成する。本第発明によれば、ウインドモール前端部の過度な下方変位をより確実に規制することができる。
【0011】
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は車両の右側部におけるカウルルーバ取付構造を示す平面図である。車両の右端部に位置するフードヒンジ1は、前後位置(図1の上下方向)に設けた取付穴によってボデーパネルPに固定される静止部材11と、静止部材11の立壁112に回動自在に基端が固定された可動部材12より構成され、可動部材12の先端部には前後の取付穴121によってエンジンフードが結合固定される。フロントガラスWの右側部に沿って車両前方へ延びるウインドモール2は前端部21が車両内方へ湾曲してフードヒンジ1の内方側へ延びている。
【0013】
ウインドモール2の前端部21の外観を図2に示し、前端部21は軟質樹脂材を上記湾曲形状に型成形したもので、硬質樹脂材を押出し成形したインサート入りのモール本体22の端部に接合されている。上記前端部21の端面2aには鍔部23が形成されており、鍔部23は図3に示すように、モール端面2aの下端から略水平に屈曲して所定幅で形成されるとともに、図6に示すように、正面視で略V字形に成形されている。ここで、上記モール端面2aは図1に示すように、平面視で車両前方へ向かうにつれて車両外方へ角度θで開く傾斜面となっている。
【0014】
図4にはカウルルーバ3の右端部を示す。カウルルーバ3は広幅の板体で、その長手方向中間部には通気用グリル31が形成されるとともに、後縁の適宜個所が図5に示すように、フロントガラスWの下縁に嵌装されるとともに、クリップ等により図略のカウルパネルに固定されている。カウルルーバ3は右端後縁(図4の上縁)に成形された突出部32が図1に示すように上記ウインドモール2の前端部21に近接してこれに連続している。カウルルーバ3の突出部端面32aは上記モール端面2aに沿うように平面視で車両前方へ向かう線(図4の鎖線)に対して角度θで傾斜している。以上のカウルルーバ3とウインドモール2の構造は車両左側部においても同様である。そして、このようなカウルルーバ3の長手方向の全長は、車幅方向の左右両端部に設けられた図1に示すフードヒンジ1(より正確には静止部材11の立壁112)間の間隔よりも小さくしてある。
【0015】
カウルルーバ3を装着する場合には、エンジンフードHを開放し、フードHの下方空間を経て車両前方から図1および図2の矢印で示すようにカウルルーバ3を略水平に挿入して、その後縁を既述のようにフロントガラスWの下縁に固定する(図5参照)。この状態で、図6に示すように、下方へ開く略U字形に成形されたカウルルーバ3の上記突出部32の内空間に、ウインドモール前端部21(図2)に形成された鍔部23の前縁(図6の左縁)231が相対的に進入して、ウインドモール前端部21の下方への変位が規制される。この状態で、図7に示すように、モール端面2aにカウルルーバ3の突出部端面32aが近接して、カウルルーバ3からウインドモール2へ連続する外観を呈する。
【0016】
このように本実施形態では、ウインドモール2の前端部21を各フードヒンジ1の内側へ延出させるとともに、その分、カウルルーバ3の長さを、左右のフードヒンジ1の間隔よりも小さくなるように短くしたから、カウルルーバ3を従来のようにフードH下方の空間内に一旦湾曲させて通す必要はなく、簡易且つ迅速に作業性良くカウルルーバ3を取り付けることができる。また、ウインドモール前端部21の端面2aを、平面視で車両前方へ向かうにつれて車両外方へ開く傾斜面とし、これに、同様の傾斜面に形成したカウルルーバ3の端面32aを車両前方から近接させるように取り付けているから(図1参照)、取付作業時の作業隙を十分確保しつつ、取付後には上記両端面2a,32a間に生じる隙を十分小さくすることができる。また、ウインドモール2の前端部21は軟質樹脂材で構成されているから、カウルルーバ3の長さが製作誤差等によって長くなっても、図7の鎖線で示すように、これに応じてモール前端面2aが後退変形して上記誤差は吸収される。
【0017】
(第2実施形態)
本実施形態では、図8に示すように、フードヒンジ1の可動部材12の基端が結合された静止部材11の立壁112上端に、水平に屈曲する矩形の受け部113が形成されている。このような受け部113は、図9に示すように、内方側へ湾曲するウインドモール前端部21の直下に位置し、当該前端部21が下方へ変位した際に当接して、前端部21のそれ以上の下方変位を確実に規制する。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明のカウルルーバの取付構造によれば、カウルルーバを簡易且つ迅速に作業性良く取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す、車両の右側部におけるカウルルーバ取付構造を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す、ウインドモールの前端部の斜視図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示す、カウルルーバの右端部の斜視図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図1のVII−VII線に沿った断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示す、フードヒンジの斜視図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示す、車両の右側部におけるカウルルーバ取付構造を示す平面図である。
【図10】車両の全体概略平面図である。
【図11】従来のカウルルーバ取付構造を示す概略平面図である。
【図12】従来のカウルルーバ取付構造を示す概略正面図である。
【図13】従来のカウルルーバ取付構造を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1…フードヒンジ、2…ウインドモール、2a…端面、21…前端部、3…カウルルーバ、32a…端面、W…車両フロントガラス、113…受け部。

Claims (2)

  1. 車両フロントガラスの下縁に沿って車幅方向へ設けられるカウルルーバの取付構造において、フロントガラスの両側部を車両前方へ延びるウインドモールの前端部を、車幅方向の両端部にそれぞれ位置する各フードヒンジの内方側へ延出させるとともに、前記カウルルーバの全長を前記フードヒンジ間の間隔よりも小さくして車両前方よりこれらフードヒンジ間に挿入設置して、前記カウルルーバの両端を前記各ウインドモールの前端部にそれぞれ連続させ、前記各ウインドモールの前端部端面を、平面視で車両前方へ向かうにつれて車両外方へ開く傾斜面に成形するとともに、カウルルーバの両端面を前記前端部端面に沿う傾斜面に成形したことを特徴とするカウルルーバの取付構造。
  2. 前記各フードヒンジに、前記ウインドモールの前端部下方に位置し前記前端部が下方へ変位した際に当接してそれ以上の変位を規制する受け部を形成した請求項1に記載のカウルルーバの取付構造。
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