JPH0516562U - 自動車のカウルルーバ - Google Patents

自動車のカウルルーバ

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Publication number
JPH0516562U
JPH0516562U JP7337391U JP7337391U JPH0516562U JP H0516562 U JPH0516562 U JP H0516562U JP 7337391 U JP7337391 U JP 7337391U JP 7337391 U JP7337391 U JP 7337391U JP H0516562 U JPH0516562 U JP H0516562U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowl
cowl louver
louver
front fender
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7337391U
Other languages
English (en)
Inventor
和彦 長元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP7337391U priority Critical patent/JPH0516562U/ja
Publication of JPH0516562U publication Critical patent/JPH0516562U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウルボックスの上部を覆うカウルルーバ
と、車体の各側部を構成するフロントフェンダパネルと
の間の隙間を通してごみが内部に侵入し、カウルボック
スに錆を生ぜしめることを防止する。 【構成】 フロントフェンダパネル3の上端部27より
も下方に位置するカウルルーバ18の端部26に立壁部
30を形成し、フロントフェンダパネル3とカウルルー
バ18との間の隙間Gを通して侵入しようとするごみを
立壁部30で遮り、ごみの侵入を阻止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のカウルルーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車体の横方向に延びるカウルボックスの上部を覆うカウルルーバは、このボッ クスに沿って車体の横方向に延び、その長手方向の各端部がフロントフェンダパ ネル上端部の下方に入り込んでいる。このようにカウルルーバの各端部をフロン トフェンダパネル上端部によって覆うことにより、これらの端部が直接外部に露 出することを防止でき、その見ばえを高めることができる。
【0003】 ところがカウルルーバとその上方に位置するフロントフェンダパネル部分との 間には隙間があるため、この隙間を覗き込むように隙間の内部を見ると、フロン トフェンダパネルの内面が見えてしまい、カウルルーバの各端部をフロントフェ ンダパネルの内部に隠すだけでは外観低下を確実に防止することはできない。
【0004】 またカウルルーバとフロントフェンダパネルの間に形成された上述の隙間から ごみが入り込み、これが例えばカウルボックス上に溜って腐敗し、或いはこのご みに浸み込んだ水分によってカウルボックスが早期に発錆するおそれもある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は上記従来の欠点を簡単な構成によって除去した自動車のカウル ルーバを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、車体の横方向に延びるカウルボックスの上 部を覆い、長手方向の各端部がフロントフェンダパネル上端部の下方に入り込ん だ自動車のカウルルーバにおいて、該ルーバの長手方向各端部に、上方に立上っ た立壁部を形成した構成を提案する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明し、併せて上記従来の問題点を図面 に即してより具体的に明らかにする。
【0008】 図1において、符号1で示すものは車体2の上部を構成するルーフパネル、3 ,3aは車体前部の各側部を構成するフロントフェンダパネルであり、4,4a はフロントピラーを示している。また両フロントフェンダパネル3,3aの間に 区画されたエンジンルームは、開閉可能なフードパネル5によって覆われ、車体 2の側部にはドア6が開閉自在に枢支されている。
【0009】 車室の前部にはガラスなどの透明材より成るウィンドシールド7が配置され、 該ウィンドシールド7はルーフパネル1と、両フロントピラー4,4aと、図2 乃至図4に示したカウルボックス8とに接着剤9(図2及び図3を参照)によっ て固定されている。車室10内にはインストルメントパネル11が配設されてい る。
【0010】 車体2の骨格を構成するカウルボックス8は車体2の横方向に延び、鋼板製の アウタパネル12とインナパネル13とをその合せフランジ部にて固着すること により構成されている。カウルボックス8の長手方向の各端部は、図4に示すよ うに車体の骨格をなすカウルトップサイドアウタパネル14、同インナパネル1 5及びカウルサイドパネル16に固着されている。また図3に示すようにダッシ ュパネル17がカウルボックス8に固着されている。
【0011】 カウルボックス8の上部は、該ボックス8に沿って車体2の横方向に延びるカ ウルルーバ18によって覆われており、このルーバ18は合成樹脂製の板材より 成り、図示していないボルト及びナットによってカウルボックス8に一体に固着 されている。カウルルーバ18の前部19は閉鎖されたフードパネル5の後部下 方に位置し、その後部20はウィンドシールド7の下端部を覆い隠している。こ の例ではカウルルーバ18の後部20に軟質合成樹脂製のプロテクタ21が取付 けられ、これがウィンドシールド7の表面に当接して該シールド7に傷が付くこ とを防止している。またカウルボックス8のアウタパネル12と、カウルルーバ 18との間には、フードパネル5に当接するゴム製のシール22が挟着されてい る。ウィンドシールド7の両側縁部と上縁部はモール23(図1)によって覆わ れている。
【0012】 カウルルーバ18には図2に示すようにスリットなどから成る通気孔24が形 成され、またカウルボックス8のアウタパネル12にも図示していない通気孔が 形成され、これらの通気孔を通して外気がカウルボックス8の内部空間に流入し 、次いで車室に導入される。
【0013】 また図1に示したワイパ25のアーム基端部がカウルルーバ18を貫通し、カ ウルボックス8のアウタパネル12に支持されており、このような形式のワイパ 25はコンシールドワイパないしはセミコンシールドワイパと称せられている。
【0014】 図4に示すように、カウルルーバ18の長手方向の端部26はフロントフェン ダパネル3の上端部27の下方に入り込んでおり、これによって該端部26がフ ロントフェンダパネル3によって覆われ、該ルーバ18の見ばえが高められてい る。カウルルーバ18の他方の端部も全く同様に他方のフロントフェンダパネル 3aの上端部27a(図1)によって覆われている。
【0015】 上述のようにカウルルーバ18の各端部はフロントフェンダパネル3,3aに よって覆い隠されているが、図4から明らかなようにカウルルーバ18とフロン トフェンダパネル3の間には隙間Gが形成されているため、従来は図6に示す如 くこの隙間Gからフロントフェンダパネル3の内面が見えてしまう不具合があっ た。また同じく図6に矢印で示すように、隙間Gを通して外部のごみ28が内部 に侵入し、これがカウルボックス8上に溜ったまま腐敗し、またこのごみ28に 含まれた水分によって板金製のカウルボックス8が早期に発錆するおそれがあっ た。
【0016】 隙間Gができないようにカウルルーバ18とフロントフェンダパネル3を当接 させたとすると、車両の走行時に両者が擦り合って異音を発生し、或いは樹脂製 のカウルルーバ18が破損するおそれがあるので、両者間に隙間Gをなくすこと はできない。
【0017】 そこで図7に示すように、カウルルーバ18に発泡ウレタン製のシール材29 を貼り付けて隙間Gを塞ぎ、その内部を覆い隠すと共に、ごみが隙間Gに侵入す ることを阻止する構成が提案されている。ところが、このようなシール材29を 設ければ、それだけコストが上昇するだけでなく、シール材自体が外部に露出す るので、かえってその見ばえが害されるおそれがある。
【0018】 このような観点から、本考案に係るカウルルーバにおいては、図4及び図5に 例示するようにフロントフェンダパネル3の内側に入り込んだカウルルーバ18 の長手方向端部26に、上方に立上った立壁部30が形成されている。カウルル ーバ18の他方の長手方向端部26a(図1)にも全く同様に立壁部が形成され ている。
【0019】 このようにカウルルーバ18の各端部に立壁部30を一体に形成するという極 く簡単な構成によって、たとえ隙間Gの内部をのぞき込んだとしても、フロント フェンダパネル3の内面は立壁部30にはばまれて見えず、その見ばえが向上す る。しかも図4に矢印で示したようにごみが隙間Gに侵入しようとしても、立壁 部30に遮られて内部に入り込まず、ごみによるカウルボックス8の発錆を防止 することができる。しかも、図7に示したようなシール材29は不要であるため 、コストの上昇も阻止できる。
【0020】
【考案の効果】 本考案によれば、カウルルーバの長手方向各端部に、上方に立上った立壁部を 形成するという簡単な構成によって、カウルルーバとフロントフェンダパネルと の間の隙間を通して該フェンダパネルの内面が外部から見えてしまう不具合を阻 止できる。しかもごみが隙間を通してカウルボックスへ侵入することも防止でき 、該ボックスの発錆を抑制することができる。また従来のようにシール材を用い る必要がないため、コストを低減でき、シール材による見ばえ低下も阻止できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の外観斜視図である。
【図2】図1のIIで示した部分の拡大斜視図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】カウルルーバの一部を示す斜視図である。
【図6】従来のカウルルーバを示す、図4と同様な断面
図である。
【図7】他の従来例を示す、図6と同様な断面図であ
る。
【符号の説明】
2 車体 3 フロントフェンダパネル 3a フロントフェンダパネル 8 カウルボックス 18 カウルルーバ 26 端部 26a 端部 27 上端部 30 立壁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の横方向に延びるカウルボックスの
    上部を覆い、長手方向の各端部がフロントフェンダパネ
    ル上端部の下方に入り込んだ自動車のカウルルーバにお
    いて、該ルーバの長手方向各端部に、上方に立上った立
    壁部を形成したことを特徴とするカウルルーバ。
JP7337391U 1991-08-21 1991-08-21 自動車のカウルルーバ Pending JPH0516562U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7337391U JPH0516562U (ja) 1991-08-21 1991-08-21 自動車のカウルルーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7337391U JPH0516562U (ja) 1991-08-21 1991-08-21 自動車のカウルルーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516562U true JPH0516562U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13516314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7337391U Pending JPH0516562U (ja) 1991-08-21 1991-08-21 自動車のカウルルーバ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0516562U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002331961A (ja) * 2001-05-11 2002-11-19 Toyota Auto Body Co Ltd カウルルーバの取付構造
CN100361855C (zh) * 2003-10-16 2008-01-16 本田技研工业株式会社 车身前围上盖板装饰件构造

Cited By (2)

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