JP2002331961A - カウルルーバの取付構造 - Google Patents
カウルルーバの取付構造Info
- Publication number
- JP2002331961A JP2002331961A JP2001141583A JP2001141583A JP2002331961A JP 2002331961 A JP2002331961 A JP 2002331961A JP 2001141583 A JP2001141583 A JP 2001141583A JP 2001141583 A JP2001141583 A JP 2001141583A JP 2002331961 A JP2002331961 A JP 2002331961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl louver
- vehicle
- cowl
- mounting structure
- hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
り付けることができる。 【解決手段】 フロントガラスWの両側部を車両前方へ
延びるウインドモール2の前端部21を、車幅方向の両
端部にそれぞれ位置する各フードヒンジ1の内方側へ延
出させるとともに、カウルルーバ3の全長をフードヒン
ジ1間の間隔よりも小さくして車両前方よりこれらフー
ドヒンジ1間に挿入設置して、カウルルーバ3の両端を
各ウインドモール2の前端部21にそれぞれ連続させ
る。
Description
構造の改良に関する。
車両のエンジンフードHとフロントガラスWの間に位置
して車幅方向へ配設されており、従来は図11に示すよ
うに、エンジンフードHを開閉支持すべく設けられた左
右のフードヒンジ1間の間隔よりも長く延びて、その両
端が、フロントガラスWの両側部に配設されたウインド
モール2の前端部に連続している。
スWの下縁に沿って装着する場合には、図12に示すよ
うに、エンジンフードHを開けた状態で、フードHの下
縁下方に形成された空間内でカウルルーバ3を一旦弓形
に湾曲させて、その両端間の直線長が左右のフードヒン
ジ1間の間隔よりも小さくなるようにし、この状態で車
両前方からフードヒンジ1間に通した後に原形に復させ
て両端をそれぞれウインドモール2(図11)の前端部
21に連続させている。
3を湾曲させてフードヒンジ1間に通す作業は手間を要
し、作業性が悪い。そこで、図13に示すように、カウ
ルルーバ3を左右に二分して、ルーバ3の各半部33,
34を左右のフードヒンジ1間に通した後に連結する構
造が提案されているが(例えば特開平10−4503
5)、連結部の継ぎ目からエンジンルーム内へ水が浸入
しないようにシーラを塗布する等の防水処理を施す必要
があり、依然として作業性に難があった。
るもので、カウルルーバを簡易且つ迅速に作業性良く取
り付けることができるカウルルーバの取付構造を提供す
ることを目的とする。
に本第1発明では、車両フロントガラス(W)の下縁に
沿って車幅方向へ設けられるカウルルーバ(3)の取付
構造において、フロントガラス(W)の両側部を車両前
方へ延びるウインドモール(2)の前端部(21)を、
車幅方向の両端部にそれぞれ位置する各フードヒンジ
(1)の内方側へ延出させるとともに、カウルルーバ
(3)の全長をフードヒンジ(1)間の間隔よりも小さ
くして車両前方よりこれらフードヒンジ(1)間に挿入
設置して、カウルルーバ(3)の両端を各ウインドモー
ル(2)の前端部(21)にそれぞれ連続させたもので
ある。
前端部を各フードヒンジの内方側へ延出させて、この
分、カウルルーバの全長を、左右のフードヒンジの間隔
よりも小さくしてあるから、カウルルーバを従来のよう
にフード下方の空間内に一旦湾曲させて通す必要がな
く、簡易且つ迅速に作業性良くカウルルーバを取り付け
ることができる。
(2)の前端部端面(2a)を、平面視で車両前方へ向
かうにつれて車両外方へ開く傾斜面に成形するととも
に、カウルルーバ(3)の両端面(32a)を上記前端
部端面(2a)に沿う傾斜面に成形する。
うに傾斜するウインドモールの前端部端面に、同様に傾
斜するカウルルーバ端面を車両前方から近接させるよう
に取り付けるから、取付作業時の作業隙を十分確保しつ
つ、取付後には上記両端面間に生じる隙を十分小さくす
ることができる。
(1)に、ウインドモール(2)の前端部(21)下方
に位置し当該前端部(21)が下方へ変位した際に当接
してそれ以上の変位を規制する受け部(113)を形成
する。本第3発明によれば、ウインドモール前端部の過
度な下方変位をより確実に規制することができる。
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
側部におけるカウルルーバ取付構造を示す平面図であ
る。車両の右端部に位置するフードヒンジ1は、前後位
置(図1の上下方向)に設けた取付穴によってボデーパ
ネルPに固定される静止部材11と、静止部材11の立
壁112に回動自在に基端が固定された可動部材12よ
り構成され、可動部材12の先端部には前後の取付穴1
21によってエンジンフードが結合固定される。フロン
トガラスWの右側部に沿って車両前方へ延びるウインド
モール2は前端部21が車両内方へ湾曲してフードヒン
ジ1の内方側へ延びている。
2に示し、前端部21は軟質樹脂材を上記湾曲形状に型
成形したもので、硬質樹脂材を押出し成形したインサー
ト入りのモール本体22の端部に接合されている。上記
前端部21の端面2aには鍔部23が形成されており、
鍔部23は図3に示すように、モール端面2aの下端か
ら略水平に屈曲して所定幅で形成されるとともに、図6
に示すように、正面視で略V字形に成形されている。こ
こで、上記モール端面2aは図1に示すように、平面視
で車両前方へ向かうにつれて車両外方へ角度θで開く傾
斜面となっている。
カウルルーバ3は広幅の板体で、その長手方向中間部に
は通気用グリル31が形成されるとともに、後縁の適宜
個所が図5に示すように、フロントガラスWの下縁に嵌
装されるとともに、クリップ等により図略のカウルパネ
ルに固定されている。カウルルーバ3は右端後縁(図4
の上縁)に成形された突出部32が図1に示すように上
記ウインドモール2の前端部21に近接してこれに連続
している。カウルルーバ3の突出部端面32aは上記モ
ール端面2aに沿うように平面視で車両前方へ向かう線
(図4の鎖線)に対して角度θで傾斜している。以上の
カウルルーバ3とウインドモール2の構造は車両左側部
においても同様である。そして、このようなカウルルー
バ3の長手方向の全長は、車幅方向の左右両端部に設け
られた図1に示すフードヒンジ1(より正確には静止部
材11の立壁112)間の間隔よりも小さくしてある。
ジンフードHを開放し、フードHの下方空間を経て車両
前方から図1および図2の矢印で示すようにカウルルー
バ3を略水平に挿入して、その後縁を既述のようにフロ
ントガラスWの下縁に固定する(図5参照)。この状態
で、図6に示すように、下方へ開く略U字形に成形され
たカウルルーバ3の上記突出部32の内空間に、ウイン
ドモール前端部21(図2)に形成された鍔部23の前
縁(図6の左縁)231が相対的に進入して、ウインド
モール前端部21の下方への変位が規制される。この状
態で、図7に示すように、モール端面2aにカウルルー
バ3の突出部端面32aが近接して、カウルルーバ3か
らウインドモール2へ連続する外観を呈する。
ル2の前端部21を各フードヒンジ1の内側へ延出させ
るとともに、その分、カウルルーバ3の長さを、左右の
フードヒンジ1の間隔よりも小さくなるように短くした
から、カウルルーバ3を従来のようにフードH下方の空
間内に一旦湾曲させて通す必要はなく、簡易且つ迅速に
作業性良くカウルルーバ3を取り付けることができる。
また、ウインドモール前端部21の端面2aを、平面視
で車両前方へ向かうにつれて車両外方へ開く傾斜面と
し、これに、同様の傾斜面に形成したカウルルーバ3の
端面32aを車両前方から近接させるように取り付けて
いるから(図1参照)、取付作業時の作業隙を十分確保
しつつ、取付後には上記両端面2a,32a間に生じる
隙を十分小さくすることができる。また、ウインドモー
ル2の前端部21は軟質樹脂材で構成されているから、
カウルルーバ3の長さが製作誤差等によって長くなって
も、図7の鎖線で示すように、これに応じてモール前端
面2aが後退変形して上記誤差は吸収される。
示すように、フードヒンジ1の可動部材12の基端が結
合された静止部材11の立壁112上端に、水平に屈曲
する矩形の受け部113が形成されている。このような
受け部113は、図9に示すように、内方側へ湾曲する
ウインドモール前端部21の直下に位置し、当該前端部
21が下方へ変位した際に当接して、前端部21のそれ
以上の下方変位を確実に規制する。
取付構造によれば、カウルルーバを簡易且つ迅速に作業
性良く取り付けることができる。
おけるカウルルーバ取付構造を示す平面図である。
の前端部の斜視図である。
右端部の斜視図である。
斜視図である。
おけるカウルルーバ取付構造を示す平面図である。
図である。
図である。
図である。
21…前端部、3…カウルルーバ、32a…端面、W…
車両フロントガラス、113…受け部。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両フロントガラスの下縁に沿って車幅
方向へ設けられるカウルルーバの取付構造において、フ
ロントガラスの両側部を車両前方へ延びるウインドモー
ルの前端部を、車幅方向の両端部にそれぞれ位置する各
フードヒンジの内方側へ延出させるとともに、前記カウ
ルルーバの全長を前記フードヒンジ間の間隔よりも小さ
くして車両前方よりこれらフードヒンジ間に挿入設置し
て、前記カウルルーバの両端を前記各ウインドモールの
前端部にそれぞれ連続させたことを特徴とするカウルル
ーバの取付構造。 - 【請求項2】 前記各ウインドモールの前端部端面を、
平面視で車両前方へ向かうにつれて車両外方へ開く傾斜
面に成形するとともに、カウルルーバの両端面を前記前
端部端面に沿う傾斜面に成形した請求項1に記載のカウ
ルルーバの取付構造。 - 【請求項3】 前記各フードヒンジに、前記ウインドモ
ールの前端部下方に位置し前記前端部が下方へ変位した
際に当接してそれ以上の変位を規制する受け部を形成し
た請求項1又は2に記載のカウルルーバの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001141583A JP3915435B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | カウルルーバの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001141583A JP3915435B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | カウルルーバの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002331961A true JP2002331961A (ja) | 2002-11-19 |
JP3915435B2 JP3915435B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=18988019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001141583A Expired - Fee Related JP3915435B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | カウルルーバの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3915435B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174622A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | トヨタ車体株式会社 | 乗用車のフロントガラス周縁構造 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62178251U (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-12 | ||
JPH01111054U (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-26 | ||
JPH0386621A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-11 | Nifco Inc | モール取付け構造 |
JPH0485183A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-18 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用エアボックスサイド部構造 |
JPH0516562U (ja) * | 1991-08-21 | 1993-03-02 | 日野自動車工業株式会社 | 自動車のカウルルーバ |
JPH05178083A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-20 | Isuzu Motors Ltd | ウインドシ−ルドモ−ルデイングの取付構造 |
JPH09315340A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
JPH1045035A (ja) * | 1996-07-30 | 1998-02-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | カウルルーバ |
JPH1086846A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-07 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の車体構造 |
JPH11115813A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-04-27 | Kanto Auto Works Ltd | カウルルーバサイド端末結合構造 |
JP2002193051A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Honda Motor Co Ltd | フードガーニッシュ構造 |
-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001141583A patent/JP3915435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62178251U (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-12 | ||
JPH01111054U (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-26 | ||
JPH0386621A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-11 | Nifco Inc | モール取付け構造 |
JPH0485183A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-18 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用エアボックスサイド部構造 |
JPH0516562U (ja) * | 1991-08-21 | 1993-03-02 | 日野自動車工業株式会社 | 自動車のカウルルーバ |
JPH05178083A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-20 | Isuzu Motors Ltd | ウインドシ−ルドモ−ルデイングの取付構造 |
JPH09315340A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
JPH1045035A (ja) * | 1996-07-30 | 1998-02-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | カウルルーバ |
JPH1086846A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-07 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の車体構造 |
JPH11115813A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-04-27 | Kanto Auto Works Ltd | カウルルーバサイド端末結合構造 |
JP2002193051A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Honda Motor Co Ltd | フードガーニッシュ構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174622A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | トヨタ車体株式会社 | 乗用車のフロントガラス周縁構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3915435B2 (ja) | 2007-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2001937C (en) | Weather strip for use in automobile | |
JP2952564B2 (ja) | ガラスラン | |
JP2569265B2 (ja) | 車両用のサンバイザ | |
US6824279B2 (en) | Seal structure of door mirror mounting portion | |
JP2002331961A (ja) | カウルルーバの取付構造 | |
JP4032337B2 (ja) | 車体側部の構造 | |
JP2004058922A (ja) | 遮音材の取付構造 | |
JPH06297951A (ja) | 観音開き式ドアのセンターウエザストリップ | |
JP3846684B2 (ja) | シール部材の組付け構造 | |
JP3879377B2 (ja) | インナーウエザーストリップ | |
JP2001206251A (ja) | トラクタの運転キャビン | |
JP4700325B2 (ja) | 連結構造 | |
JP4652159B2 (ja) | バックドア用ウエザーストリップ | |
JP3243968B2 (ja) | 自動車のシール構造 | |
JP2009023583A (ja) | 自動車用ウェザーストリップ | |
JP3208015B2 (ja) | 自動車用ドアウエザストリップの端末部取付構造 | |
KR0127053Y1 (ko) | 승용차용 씰 스트립 | |
JP2572297Y2 (ja) | ドアミラーのモール構造 | |
JP4275842B2 (ja) | 自動車用ウエザーストリップ | |
JPH09240283A (ja) | ドアグラスラン | |
JP2000085373A (ja) | 自動車用ドアガラスラン | |
JP2004090735A (ja) | 自動車ドアのシール構造 | |
JPS6088631A (ja) | 自動車のフロントドア | |
JPH10193975A (ja) | ドアインナーウェザーストリップ及びその製造方法 | |
JP3699305B2 (ja) | 車両用ドアのシール部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |