JP3208015B2 - 自動車用ドアウエザストリップの端末部取付構造 - Google Patents

自動車用ドアウエザストリップの端末部取付構造

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JP3208015B2
JP3208015B2 JP19091694A JP19091694A JP3208015B2 JP 3208015 B2 JP3208015 B2 JP 3208015B2 JP 19091694 A JP19091694 A JP 19091694A JP 19091694 A JP19091694 A JP 19091694A JP 3208015 B2 JP3208015 B2 JP 3208015B2
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door
weather strip
terminal
groove
terminal portion
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JP19091694A
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春美 小木曽
善一 立川
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Toyoda Gosei Co Ltd
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車ドアに装着される
ドアウエザストリップ、特にサッシュレスドアに取付け
られるドアウエザストリップの端末部の取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、自動車のサッシュレ
スドアでは、ドア1の外周にドアウエザストリップ3が
装着されている。ドアウエザストリップ3の一般部はチ
ューブ状で、上端の両端末部は、ドア1の上部の前後の
隅角を包む形状となっている(実開平4−24447
号)。
【0003】図3は、フロントドアの後部隅角を包む端
末部の代表例を示すものである。ウエザストリップ3の
チューブ状の一般部3Aの上部端末には、ドアの上端後
部隅角C(図2)を包む端末部3Bが形成してある。端
末部3Bの上端縁には、ドアガラス2の後縁部を囲む断
面コ字形の開口31が形成してある。
【0004】端末部3Bには一般に、その下端に取付穴
32が設けられ、ドア内板11にクリップ等の係止具で
固定される。そして図4に示すように、端末部3Bの上
端部内面に形成した溝部33がドア内板11の上縁12
に嵌合される。溝部33は下方が開口する断面コ字形に
形成され、上記上縁12に上から嵌合するようになって
いる。
【0005】一方、図2に示すように、車体のドア開口
縁には、ドア閉時にドアガラス2の外周をシールするル
ーフウエザストリップ4が取付けられている。そして、
ドア閉時に上記ドアウエザストリップ3の端末部3Bが
ルーフウエザストリップ4の下端の端末部に密着するよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでドアの開閉お
よびドアガラスの昇降が繰返されると、端末部3Bはク
リップ止めされた下端を中心として上端部が後方へ回転
するように変形し、上端部がドアから離れる傾向があ
る。ドアから離れるとドア開閉時にルーフウエザストリ
ップ4の端末部と干渉して摩耗し、またドアガラスの後
端縁との間に隙間が生じてシール性も低下する。
【0007】そこで本発明は、ドアウエザストリップの
構造を大きく改変することなく、ドアウエザストリップ
の端末部の移動を防止することを課題としてなされたも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、ドア内板11の上縁12には、ドアウエザストリッ
プ3の端末部3Bで覆われる個所に切欠き13を形成す
る一方、上記端末部3Bの上部内面に形成されて上記上
縁12に嵌合する溝部31には、上記切欠き13と係合
する突出部34を形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】端末部3Bの突出部34がドア内板11の上縁
12の切欠き13に係合することで端末部3Bの後方へ
の移動が規制され、端末部3Bの上部が後方へずれるこ
とはない
【0010】
【実施例】図1に本発明の取付構造をフロントドアまわ
りに装着するドアウエザストリップの後部上端の端末部
に適用した実施例を示す。
【0011】ドア1(図2)の外周に沿って取付けられ
るチューブ状のドアウエザストリップ一般部3Aの端末
には型成形された端末部3Bが接続されている。端末部
3Bはドア内板11の上部後端の車内面、端面および上
部を包んでおり、上端にはコ字形の開口31を有し、ド
アガラス2の後端縁を囲んでいる。端末部3Bの下部に
は、2個所にクリップ孔32が形成され、ドア内板11
の車内面および端面にクリップ止めされる。
【0012】端末部3Bの上部内面には下方へ開口する
断面コ字形で前後方向に延びる溝部33が形成してあ
り、この溝部33がドア内板11の上縁12に上から嵌
合され、端末部3Bの上部の左右の移動を規制する。
【0013】ドア内板11の上縁12には、上記溝部3
3が嵌合される部分に、凹状の切欠き13が形成してあ
る。一方、上記溝部33内には上記切欠き13と対応す
る位置に、溝を前後に仕切るように、厚さおよび高さが
切欠き13の幅および深さにほぼ相当する壁状の突出部
34が形成してあり、突出部34が切欠き13に係合せ
しめてある。なお、図示は省略したが、上記端末部3B
で包まれた上部隅角を含むドア内板11の車内面はドア
トリムにより被覆される。
【0014】しかして、上記端末部3Bの上部は、その
左右方向のずれは溝部33がドア内板11の上端縁12
に嵌合することにより防止され、前後方向のずれは溝部
33内の突出部34が切欠き13に係合することで防止
される。
【0015】
【発明の効果】しかして本発明のドアウエザストリップ
の端末部取付構造によれば下部がクリップ等で固定され
た端末部の上部は、溝部がドア内板の上縁に嵌合されて
左右の移動が防止されるとともに、ドア内板の上縁に設
けた切欠きと溝部に形成した突出部が係合して前後の移
動が防止されるから、ドアからのずれが生じることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、図1(A)はド
アウエザストリップ端末部の全体斜視図、図1(B)は
図1(A)のB−B線に沿う端末部の要部断面図、図1
(C)は図1(A)の矢印C方向から見た端末部の要部
斜視図である。
【図2】本発明が適用される自動車の側面図である。
【図3】従来のドアウエザストリップ端末部の全体斜視
図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う端末部の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ドア 11 ドア内板 12 上縁 13 切欠き 2 ドアガラス 3 ドアウエザストリップ 32 クリップ孔 33 溝部 34 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−24447(JP,U) 実開 昭60−90009(JP,U) 実開 昭56−84419(JP,U) 実開 平1−83611(JP,U) 実開 平4−24817(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/00,1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のサッシュレスドアの外周に沿っ
    て装着され、上部端末にドアの上部隅角を包む端末部を
    有するドアウエザストリップにおいて、ドア内板の上縁
    には上記端末部で覆われる位置に切欠きを設け、上記端
    末部の上部内面に、ドア内板の上縁に上から嵌込む断面
    コ字形の溝部を形成し、かつ溝部内に上記切欠きに係合
    する突出部を形成したことを特徴とする自動車用ドアウ
    エザストリップの端末部取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ドア内板の上縁に凹状の切欠きを形
    成し、上記溝部内に該溝部を前後に仕切り、上記切欠き
    に係合する壁状の突出部を形成した請求項1記載の自動
    車用ドアウエザストリップの端末部取付構造。
JP19091694A 1994-07-21 1994-07-21 自動車用ドアウエザストリップの端末部取付構造 Expired - Lifetime JP3208015B2 (ja)

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JP2013193659A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toyota Auto Body Co Ltd 乗用車のドア用ウェザーストリップ

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JPH0834233A (ja) 1996-02-06

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