JP2921351B2 - 自動車用ドアウエザストリップの端末部構造 - Google Patents

自動車用ドアウエザストリップの端末部構造

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JP2921351B2 JP5201767A JP20176793A JP2921351B2 JP 2921351 B2 JP2921351 B2 JP 2921351B2 JP 5201767 A JP5201767 A JP 5201767A JP 20176793 A JP20176793 A JP 20176793A JP 2921351 B2 JP2921351 B2 JP 2921351B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のドアウエザスト
リップ、特にその端末部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すようなハードトップ型自動車
において、前後のドア1A,1Bの周縁にはそれぞれド
アウエザストリップ2が取付けられている。
【0003】図3にフロントドア1Aに取付けたウエザ
ストリップ2の後部上端(図1のE部)の端末部3を示
す。内板11および外板12よりなるフロントドア1A
の後部端面13は内板11により形成されており、該端
面13の上端からドア内面にかけての部分が端末部3で
覆われている。端末部3の上端31は断面溝状となって
おり、ここからドアガラス5の後端が出入りする。
【0004】ところで、ハードトップ型自動車ではドア
ガラス5の後端が後方へ傾斜する形状となっている場合
が多い。かかる場合、ドアガラス5が上昇すると、ドア
の端面13の上部では、ドアガラス5の後端が端面13
よりも後方へ張り出してしまうので、端面13の上端に
縦方向のスリット14を形成し、このスリット14によ
りドアガラス5の後方への張り出しを許している。なお
図において4は端末部3に埋設された補強板である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、張り出したドア
ガラス5との干渉を避けるため、ドアウエザストリップ
2の端末部3にはドアの後部端面13を覆う側面部32
に端面13から離れる方向にコ字形に突出する突出部3
20を設けている。従って、端末部3の外面には最も目
に付きやすい個所に上記突出部320による出っ張りが
現れ、外観上好ましくなかった。また、端面13および
端末部3の形状のバラツキや端末部3の取付けのバラツ
キによって、端末部3の周縁321が端面13から浮き
り、端末部3まわりの見栄えを損ねるとともに、端面
13と端末部3との隙間から雨水等がドア内に侵入する
という問題があった。
【0006】そこで本発明は、上記の突出部320をな
くして、ウエザストリップ端末部3の見栄えを向上せし
めるとともに、同時に上記浮き上りを防止することを課
題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】自動車ドアの後部端面の
上端部に、ドアガラスの後端が挿通される縦方向のスリ
ットを設けて、ドアガラスが上昇して閉じられるときに
その後端が上記後部端面よりも後方へ張り出し可能と
し、かつ上記後部端面の上端部からドア内面にかけての
部分をドアウエザストリップの端末部で被覆した自動車
ドアにおいて、図2に示すように、スリット14を形成
した自動車ドア1Aの後部端面13の上端部を被覆する
ドアウエザストリップ2の端末部3の側面部32をフラ
ット面に形成し、該側面部32の外周端縁にはこれに沿
ってリップ35を形成するとともに、上記外周端縁に沿
う内面側に上記後部端面13に向けて突出するリブ状の
突起33を形成し、上記突起33を上記後部端面13に
圧接させて該後部端面13を上記フラットな側面部32
によりドアガラス5の後方への張り出しを許す間隔6を
おいて被覆せしめるとともに、上記リップ35を、上記
後部端面13の外縁から後方へ延出するドア1Aの後端
フランジ15の内面に圧接せしめたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記突起33をドア後部端面13に圧接せしめ
た状態でドアウエザストリップ2の端末部3を取付ける
と、端末部3の側面部32と端面13との間に間隔
形成され、この間隔により側面部32とドアガラス5
の干渉が避けられる。そして側面部32はフラットな面
であって見栄えがよくなり、また突起33を形成するこ
とで剛性が強化された側面部の外周は、浮き上りなく端
面13に当接する。また、ドア1Aとドアウエザストリ
ップ2の端末部3との間はリップ35と突起33で二重
にシールされているから雨水等がドア1A内に侵入する
おそれはない。
【0009】
【実施例】図1に示すように、フロントドア1Aの周縁
にはドアウエザストリップ2が装着されている。図2
(A)に示すように、ドアウエザストリップ2は中空状
の押出成形体で、その後部上端(図1のE部)には型成
形の端末部3が形成されている。そして、この端末部3
は図2(A),(B)に示すように、フロントドア1A
の後端を閉じる端面13の上端からドア内面にかけての
部分を覆っている。
【0010】フロントドア1Aは内板11と外板12と
よりなり、フロントドア1Aの後部端面13を形成する
内板11の後端部の外縁は外板12の後端とヘミング結
合され、結合部は後部端面13よりも後方へ延出する後
端フランジ15を形成している。後部端面13には、そ
の上端中央に縦方向にスリット14が形成してあり、こ
のスリット14からドアガラス5の後端が突出するよう
になっている。
【0011】ドアウエザストリップ2の端末部3は全体
が断面ほぼL字形で、内側の側面部34は内板11の
般面に密着し、図略のクリップで内板11に固定されて
いる。ドア1Aの後部端面13と対向する側面部32
は、その下端部は図略のクリップにより端面13に固定
されて端面13と密着するが、上記スリット14と対向
する上部は、ドアガラス5の後端と干渉しないように端
面13と離れた位置としてある。上記両側面部32,3
4の外面はいずれもフラットな面に形成してある。なお
側面部32の上端にはドアガラス5の後端が出入りする
コ字形の溝31が形成してある。
【0012】ドア1Aの後部端面13と間隔をおいて
対向する上記側面部32の上記フランジ15の内面に沿
う外周端縁にはリップ35が形成してある。また外周端
縁に沿う周縁321の内側面には、リブ状に後部端面1
3に向けて突出する突起33が形成してある。端末部3
には補強板4が埋設してあって、その端縁が屈曲して上
記突起33内に延出している。突起33は端末部3がク
リップで固定されたときに端面13に圧接する。そして
端面13とこれとほぼ平行に対向する側面部32との間
には、突起33により間隔が形成される。突起33の
高さは、間隔6の幅が、ドアガラス5が上昇してその後
端縁が上記端面13から後方へ張り出したときに、上記
後端縁と上記側面部32との干渉を避けるに必要な幅と
なるように設定される。また端末部3が固定されたとき
に、上記リップ35の先端がドア1Aの後端フランジ1
5の内面に圧接する。これにより端末部3とドア1Aと
の間は突起33とリップ35で二重にシールされる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のドアウエザ
ストリップの端末部は、外面が凹凸のないフラットな面
となっており、見栄えがよい。また、端末部の外周部は
剛性の高いリブ状の突起がドアの端面に圧接しているか
ら、周縁部の浮き上りは生じない。また、上記端末部の
取付けバラツキ等で突起とドアとの間の圧接状態に部分
的な不均一が生じたとしても、そのまわりがリップでシ
ールされているから、ドア内に水もれが生じるおそれは
全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の斜視図である。
【図2】図2(A)は本発明によるウエザストリップの
端末部の斜視図、図2(B)は図2(A)のIIB −IIB
線に沿う位置での端末部の取付状態断面図である。
【図3】図3(A)は従来のウエザストリップの端末部
の斜視図、図3(B)は図3(A)のIIIB−IIIB線に沿
う位置での端末部の取付状態断面図である。
【符号の説明】
1A フロントドア 11 内板 12 外板 13 後部端面 14 スリット15 後端フランジ 2 ドアウエザストリップ 3 端末部 32 側面部35 リップ 4 補強板 5 ドアガラス6 間隔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 10/08 B60J 5/04 B60J 5/00 501

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ドアの後部端面の上端部に、ドア
    ガラスの後端が挿通される縦方向のスリットを設けて、
    ドアガラスが上昇して閉じられるときにその後端が上記
    後部端面よりも後方へ張り出し可能とし、かつ上記後部
    端面の上端部からドア内面にかけての部分をドアウエザ
    ストリップの端末部で被覆した自動車ドアにおいて、上
    記後部端面の上端部を被覆する上記端末部の側面部をフ
    ラット面に形成し、該側面部の外周端縁にはこれに沿っ
    てリップを形成するとともに、上記外周端縁に沿う内面
    側に上記後部端面に向けて突出するリブ状の突起を形成
    、上記突起を上記後部端面に圧接させて該後部端面を
    上記フラットな側面部によりドアガラスの後方への張り
    出しを許す間隔をおいて被覆せしめるとともに、上記リ
    ップを上記後部端面の外縁から後方へ延出するドアの後
    端フランジの内面に圧接せしめたことを特徴とする自動
    車用ドアウエザストリップの端末部構造。
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