JP3894960B2 - 織機用のよこ糸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも二つのノズルを有する、織機用のよこ糸装置(Eintragsystem)に関する。これらのノズルは一つの共通のホルダーに配置され、それぞれよこ糸用の入口を有し、またこれらのノズルのそれぞれに加圧流体のための供給接続口が備えられている。
前記の種類のよこ糸装置の場合、加圧流体用の供給接続口は、それぞれ、ホルダーの異なる面上のインジェクター部分の近くに配置される。この供給用の接続口は、ノズルの数に応じて、ホルダーの上面、下面、あるいはまた側面上に取りつけられる。そのため、供給接続口に接続された供給導管は互いに交差しなければならなくなる。ノズルを有するよこ糸装置はおさかまち(筬框)に配置され、これと一緒に運動するので、供給接続口を静止供給装置に接続する供給導管が互いに接触して互いにこすり合う、ということになりうる。このこすり合いは、供給導管の損傷をもたらし、したがって漏れを発生させうるものである。
本発明のもととなった課題は、前記の種類のよこ糸装置を次のように構成することである。すなわち、供給導管を、これらの導管ができるだけ接触せずかつできるだけ互いにこすれ合わないように配置することができるように、構成することである。
この課題は、加圧流体用の供給接続口を、ホルダーの同じ面に、ノズルの長さ方向に間隔をとって配置すること、およびホルダーに、それぞれ供給接続口から一つのノズルに導く流路を備えることにより、解決される。
本発明の与える利点は、供給接続口に導く加圧流体用の供給導管を装置に応じてずらすことができ、したがって供給導管が互いに接触して互いにこすれ合うという危険が非常に小さくなる、ということである。さらに、よこ糸装置全体を小さく作ることができる。本発明は、特に、多数のノズルを装備する場合に著しい利点を有する。
好ましくは、装備されているノズルの軸線が乗っている一つの平面上に、供給接続口を配置するようにする。この配置により、ホルダーを割合に小さく作ることができ、このことは、いくつかのノズルを一つのホルダーにコンパクトに配置することができるという利点、またはいくつかのホルダーを織機のおさかまち上に密接するように取りつけることができるという利点を有する。
本発明の実施態様においては、ホルダーが噴射方向に走る穴を有し、この穴にノズルがはめ込まれ、このノズルがよこ糸用の導入要素と導管との間のインジェクターを含む部分を有し、この部分が前記導入要素および前記導管または後続の案内要素において前記穴の長さ方向に関して密閉されており、また前記部分が流路によって供給接続口に接続される。その際、さらに好ましくは、供給接続口から遠くに配置されているノズルに通じる流路が、より近くに配置されている一つまたは複数のノズルのまわりの、ノズルの長さ方向に関して密閉されている部分を包囲する。この方法により、ノズルの軸線を含む平面を横断する流路が大きすぎる空間を必要とする、ということがなくなる。
第一の実施態様においては、ホルダーが、実質的に平行な平面上に互いに重なり合ってまたは隣り合って配置されたノズルの組を複数備えている。このような配置により、非常にコンパクトはよこ糸装置を作ることができ、このとき、すべてのノズルのための供給接続口は同一の面上に対称的に設けられる。
もう一つの実施態様においては、ホルダーが、事実上垂直な一つの共通平面上に重なり合って配置された二つ以上のノズルを有する。そのようなホルダーは割合に小さく作られる。このようにすることにより、利点のある別の形態が考えられる。すなわち、それぞれ少なくとも二つのノズルを有する複数のホルダーを隣り合わせて配置し、また供給接続口をホルダーの上面に配置するというものである。この方法により、モジュール構成法によって、複数のホルダーしたがって複数のノズルを取りつけることのできる、やはり非常にコンパクトなよこ糸装置が作られる。さらにその際特に考えられることは、ホルダーが(上から見たとき)噴射方向に向かって先細になっており、またホルダーの側面が互いに接して配置されるということである。このようにすることにより、多数のノズルを割合に正確におさの案内溝特に空気案内溝に対して整列させることができる。
本発明のその他の特徴と利点は、図面に示す実施例に関する下記の説明および従属クレームによって明らかになるであろう。
図1は、本発明のよこ糸装置を有する空気ノズル織機の一部分の模式斜視図である。
図2は、図1のよこ糸装置のホルダーを通過するノズルの縦断面を、拡大して示す。
図3は、図2の線III−IIIに沿う断面図である。
図4は、図2の線IV−IVに沿う断面図である。
図5は、図2の線V−Vに沿う断面図である。
図6は、変形実施例における図2と同様の断面図である。
図7は、もう一つの実施例における図2と同様の断面図である。
図8は、図7の線VIII−VIIIに沿う断面図である。
図9は、もう一つの実施例における図2と同様の断面図である。
図10は、本発明のもう一つの実施例の斜視図である。
図11は、図10の平面XIに沿う断面図である。
図12は、図11の線XII−XIIに沿う断面図である。
図13は、もう一つの実施例の図11と同様の断面図である。
図14は、本発明のもう一つの実施例における図2と同様の断面図である。
図1は、空気ノズル織機のおさかまち2に取りつけたよこ糸装置1を示す。おさかまち2はおさ3を保持しており、おさ3は導入されるよこ糸のための空気案内溝4を有している。おさ3の領域には、簡単に図示するたて糸5によってたて糸−よこ糸間領域(Webfach)6が形成され、そこによこ糸が導かれて、そのあとよこ糸は織物7のへりに押しつけられる。
よこ糸装置はいくつかのホルダー8(この実施例の場合、4個のホルダー8)を有し、それぞれのホルダーはボルト9によって台板に固定され、台板はおさかまち2に取りつけられている。それぞれのホルダー8は二つのノズル10、11を保持し、したがってノズルはおさかまち2とともに運動する。空気ノズル織機の場合、ノズル10、11は主ノズルと呼ばれる。ノズル10、11のホルダー8と反対側の端は、止め具12によって台板に取りつけられている。
ホルダー8の各々の上面15には、二つの接続要素16、17が備えてあり、この要素により、ノズル10、11のそれぞれに加圧空気が供給される。接続要素16、17には、供給導管18、19が接続されている。供給導管18、19は、この実施例の場合、接続要素16、17の近くでは実質的に垂直に走っている。これらの導管は、互いに間隔をおいて平行に配置してあり、図示していない弁を通じて同様に図示していない加圧空気供給源に接続されている。ここに示さない変形により、接続要素16、17はホルダー8に組み込むこともできる。
図2〜5には、それぞれ、上下に重ねて配置された二つのノズル10、11を収容するホルダー8の断面図を示す。ノズル10、11は互いに同じものである。ホルダー8は、各々のノズル10、11のための供給接続口20、21を備えている。各ノズル10、11は糸導入要素28を有し、該要素は図示していないよこ糸のための入口22を有する。導入要素28には、案内要素29が接続しており、要素29は導入要素28とともにインジェクターを形成する。案内要素29には、導管24が続き、導管24は加圧空気のための出口26を有し、また図示していないよこ糸を収容している。導入要素28および案内要素29の軸は導管24の軸と実質的に同軸に走っており、したがってこの軸がノズル10、11の軸線30、31を形成する。よこ糸が実質的にこれらの軸線30、31に沿ってノズル10、11内を通過しており、したがって軸線30、31がよこ糸の運動方向Aを決定する。
導入要素28の外側面32は半径方向突出部33を有している。案内要素29は、内面34によって、導入要素28の外側面32と突出部33の領域において係合しており、したがって加圧流体は導入要素28の外側面32と案内要素29の内面34との間に導入される。内面34は突出部33に密着しており、したがって案内要素29の軸方向延長部分が導入要素28と整列している。導入要素28と案内要素29はインジェクターを形成し、このイクジェクターにより、よこ糸は、入口22から、導入要素28の穴35、案内要素29の穴36、および導管24を通って導かれる。導入要素28と案内要素29はボルト37によって軸の狂いを防ぐようにホルダー8に固定されている。
二つの上下に重ねて配置されたノズル10、11のための供給接続口20、21は、ホルダー8の同じ面15上にあり、しかも、図1〜4に示すように、ホルダー8の上面15上にある。図3および4からわかるように、供給接続口20、21はひとつの平面38上にあり、この平面には、二つのノズル10、11の軸線30、31も乗っている。この平面38はホルダー8の対称面である。図2に示すように、供給接続口20、21は、ノズル10、11の軸線30、31の方向に間隔をとって配置されている。
二つのノズル10、11の導入要素28および案内要素29は、それぞれ軸方向の穴42、43内にはめ込まれ、これらの穴にボルト37によって固定されている。ノズル10に割り当てられた供給接続口20は、インジェクター開始部となるノズル部分に直接つながっている。この部分は二つのパッキンリング44、45によって外部に対して密閉されている。この部分の導入要素28の外径は、加圧流体が案内要素29に流入する環状室を形成する大きさだけ、小さくなつている。ノズル11のための供給接続口21は、二つの部分39、40から成る、ホルダー8の流路を通じて、インジェクターのある、ノズル11の部分に連絡している。図3からわかるように、この流路の部分40は、ノズル10の、案内要素29の部分41の領域を包囲している。加圧流体がこの領域から流出するのを防ぐために、もう一つのパッキンリング45が備えてあり、このパッキンリングが案内要素29のこの領域において流路部分40を外部に対して密閉している。流路の部分39は、最初ノズル10、11に対して実質的に半径方向に走る部分40を、ノズル軸31に同軸に軸方向に移行させる。したがって、この場合も、インジェクターのある、ノズル11の部分に加圧流体が流入する。ノズル11の案内要素29はもう一つのパッキンリング45によって、外部に対して密閉されている。
図1〜5に示す実施例において、ホルダーは鋳造品特に圧力鋳造品または射出鋳造品から成り、この鋳造品には、流路の部分39、40が作りつけられている。このとき、穴42、43およびこれらに対応する供給接続口20、21のための開口部をも作りつけることができるが、しかしこれらにはさらに仕上げ加工がなされる。
しかし、図6に示すように、ホルダー8は一つのブロックとして作り、あとから穴を作りつけることもできる。その場合に、流路の部分39、40のために十分な大きさの断面を得るために、割合に大きな穴46、47を備えなければならない。供給接続口21を、流路の部分40を構成する穴と一緒に作る場合、あとで本来の接続口を成形する部分を配置しておかなければならない。ノズル11の案内要素29には、大厚部48が備えられ、その外径は、流路部分39が形成される穴46の外径に等しい。このとき、この大厚部48の領域には、パッキンリング49が備えられる。図6に示す実施例が、図1〜5に示す実施例と異なるその他の点は、導管24、25がそれぞれ案内要素29と一体に作られるということである。また、図6の実施例のノズル10、11はやや異なる外形を有するが、内形に関しては、互いに完全に対応している。
図7および8に示す実施例においては、三つのノズル10、11、50が共通の平面53内に重ねて配置してあり、したがって三つの供給接続口20、21、52が備えてある。供給接続口20および21は、図1〜5の実施例に関して説明したのと同じ方法で、それぞれのノズル10、11に接続されている。関連説明が参照できるように、ここでも同じ参照番号を使用する。もっとも下のノズル50はホルダー8の案内流路によって供給接続口52に接続されており、この案内流路は、ノズル50と同軸の部分39とこれに垂直に走る部分51とから成る。
図8において特によくわかるように、部分51は、それぞれの案内要素29の領域において、ノズル10および11を包囲しており、また、この領域において、案内要素29の部分41は、パッキンリング44、65によって外部に対して密閉されている。ノズル50の軸54は、ノズル10、11の軸30、31の乗っている平面上にあり、この平面上には、接続口20、21、52も配置されている。
ホルダー8に三つのノズル10、11、50よりも多くのノズルを配置する場合、これは、図7に関して説明したものと同じシステムによって実現することができる。その際、最下位のノズルに割り当てられる供給接続口は、このノズルの軸線に垂直な部分を有する流路によってこのノズルに接続され、この垂直部分は、上にあるノズルすべてを包囲しており、したがってまたそれぞれのノズルの領域において、パッキンリングによって密閉されている。
図9に示す実施例において、上下に重ねて配置してあるノズル10、11の軸線30、31は、一つの平面38上に配置され、この平面は鉛直に対してある角度をなしている。このことにより、それぞれの導管24の別の配置が可能になる。供給接続口21はホルダー8の中央にあり、したがってノズル10および11に対してやや横にずれて配置されている。これに対して、この図には示されない供給接続口20は、ノズル10の軸線30上方に垂直に配置してあり、したがってホルダー8の上面15において中央からややずれている。供給接続口20、21はこの場合も軸線30、31の長さ方向に間隔をとって配置されている。
図1および5に示すように、それぞれ二つのノズル10、11を有するいくつかのホルダー8を、直接接するように配置することができる。その際、適当であると考えられることは、ホルダー8が噴射方向に向かって先細になることである。すなわち、よこ糸のための入口22の領域にある表側60から始まる側壁58、59が導管24の方向に収束することである。このようにすることにより、ノズル10、11の導管24を、おさの案内溝4と整列させることができる。それぞれ二つ以上のノズルを有するホルダー8により、よこ糸装置をモジュール構成法によって作ることができ、したがって所望の運転条件に合わせることができる。
一つのホルダー8が二つのノズル10、11を有するだけで十分である。しかし、好ましくは、図1に示すものに対応する、少なくとも二つのノズル10、11を有する複数の、たとえば、二つ、三つ、四つ、またはそれより多いホルダー8を隣接させて配置し、したがって四つ、六つ、八つ、またはそれより多いノズルを用いて織ることができる。その際、すべてのホルダー8の供給接続口20、21は、ホルダー8の同じ面上に配置する。すなわち、図1の実施例の場合、各ホルダー8の上面15上に配置されている。当然のことながら、ホルダー8を隣接配置しないで、たとえば90°回転させて上下に重ねることもできる。その場合、接続要素16、17および導管18、19は、ホルダー8の一つの側面上にくることになる。
当然のことながら、二つの上下に重ねて配置されたノズル10、11または三つの上下に重ねて配置されたノズル10、11、50の複数の組を、単一体から成るホルダー8にまとめることもできる。その場合、このホルダーは、図2〜9の実施例に対応する流路を有する。この場合も、上下に重ねて配置されたノズル10、11、50のすべての供給接続口20、21、52はホルダー8の同一の面上にあり、その際、それぞれの一組のノズル10、11、50の供給接続口20、21、52は、ノズル10、11、50の軸線30、31、54の長さ方向に、間隔をとって配置され、また好ましくは、軸線30、31、54が形成する面38、53上に配置される。このとき、ノズル10、11、50の各組の面38、53は、実質的に互いに平行になる。
図10〜12に示す実施例においては、例として、それぞれ二つのノズル10、11から成る二つの組が共通のホルダー63に配置されている。ホルダー63はそれぞれ二つある供給接続口20および21を有し、これらはホルダー63の同一面上にあり、この実施例の場合、一つの側面64上にある。二つのノズル10、11の組それぞれには、側面64上の一つの供給接続口20と一つの供給接続口21とが割り当てられており、二つの供給接続口はノズル10、11の軸線30、31の方向に間隔をとって配置されている。ノズル10、11の組それぞれに対して、ホルダー63に、部分39、40を有する案内流路が備えてあり、加圧流体を、対応する供給接続口21からノズル11に導くようになっている。この実施態様の場合、ノズル10、11は、それぞれ、ノズルの軸線30、31を通る平面38上に隣接配置してある。この平面内にはまた対応する供給接続口20、21も配置されている。
図11に示すように、ノズル10、11はすべて同じ内形を有する。しかし、ノズル11の、よこ糸のための導入要素28は、外径の大きい開始部分によって、ノズル10の導入要素28から区別される。この開始部分は、穴65の内径に等しい外径を有し、穴65により、供給接続口21からノズル11に導く流路の部分39が与えられる。
図13に示す実施例は、原理的には、図6に示す実施例と同じである。小さな直径を有する、流路の部分40を穴開けすることができ、しかも十分な大きさの断面を保つために、ノズル10の案内要素28は穴47の領域に環状溝を有している。そのような環状溝61は、他の実施態様たとえば図8の実施態様においても、備えることができる。その場合、特に、流路の部分51の領域においてノズル10および11の案内要素29に適当な環状溝61が備えられる。
当然のことであるが、図14に示すように、供給接続口20と21を交換することができる。すなわち、下のノズル11のための供給接続口21を導入要素28の入口22に近い領域に、ノズル10のための供給接続口20をこの入口22から離れた領域に配置することができる。この場合、下のノズル11には、ホルダー8内の適当に成形された流路66が割り当てられている。もちろん、同様のやり方で、三つ以上のノズルを上下に重ねて配置して、加圧流体を供給することができる。当然のことながら、図2、6、7、11、13、および14の実施態様の組合わせも可能である。
ここに示さない一つの実施態様においては、八つのノズルのための単一のホルダーが備えられ、これらのノズルの導管は図1に示すように配置される。このようなホルダーの上面に供給接続口が配置される場合、それぞれ二つの上下に重ねて配置されたノズルから成る組四つが備えられる。供給接続口がこのホルダーの側面に取りつけられる場合、たとえば、それぞれ四つの隣り合って配置されたノズルから成る組二つを備えることができる。ノズルの組ごとに、これに属する供給接続口は、図1〜14に示す実施態様にしたがって、ノズルの組に属するノズルの軸線の方向に間隔をとって配置される。ノズルの組ごとに、加圧流体の供給のための一つまたは三つの流路が備えられ、これらの流路は当該供給接続口からノズルに通じている。
本発明によるよこ糸装置は、空気織機用の主ノズルでの使用に限定されるものではない。このよこ糸装置は、たとえば、水噴射織機の噴射ノズルのためにも使用することができ、あるいはまた水または空気とは異なる流体を使用するその他のノズルでも使用することができる。
本発明は提示し説明した実施例に限定されるものではない。保護範囲は下記の請求の範囲によって定められる。

Claims (9)

  1. 少なくとも2つのノズルの為の共通のホルダーを有する織機用のよこ糸挿入装置であって、前記ノズルが該ホルダー内に取付けられ、前記ホルダーが、それぞれのノズルに1つずつ割り当てられた加圧流体用の供給接続口と、それぞれが1つのノズルと1つの供給接続口とをつなぐ流路と、を有するよこ糸挿入装置において、前記ホルダーが立方形の形状を有し、すべての供給接続口が該ホルダーの同一の側面上に配置され、供給接続口(21、52)から離れて配置されているノズル(11、50)に伸びている流路が、該供給接続口の近くに配置されている1つ又は複数のノズル(10,11)を、ノズルの長さ方向に密閉されている流路の部分(40、51)により、包囲していることを特徴とするよこ糸挿入装置。
  2. 供給接続口(20、21、52)が、対応するノズル(10、11、50)の軸線(30、31、54)が乗っている一つの平面(38、53)上に配置されることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 流路が、供給接続口(20、21、52)から、ノズル(10、11、51)をそれぞれ包囲している環状室に通じていることを特徴とする請求項1または2記載の装置。
  4. ホルダー(8、63)が噴射方向(A)に走る穴(42、43、65)を有し、これらの穴にノズル(10、11、50)がはめ込まれており、これらのノズルがよこ糸用の導入要素(28)と導管(24)との間にインジェクターを含む部分を有し、この部分が、導入要素(28)、および導管(24)または後続の案内要素(29)において穴(42、43、65)の長さ方向に密閉されており、またこの部分が流路によって供給接続口(20、21、52)に接続していることを特徴とする請求項1から3の中のいずれか1つに記載の装置。
  5. ホルダー(63)が複数組のノズル(10、11)を有し、該ノズルが、互いに平行な平面(38)上に、上下に重なるかまたは隣り合って配置されることを特徴とする請求項1からの中のいずれか1つに記載の装置。
  6. ホルダー(8)が共通の平面(38、53)上に上下に重なるかまたは隣り合って配置された二つ以上のノズル(10、11)を有することを特徴とする請求項1からの中のいずれか1つに記載の装置。
  7. それぞれ少なくとも二つのノズル(10、11、50)を有する複数のホルダー(8)が隣り合って配置され、供給接続口(20、21、52)がホルダー(8)の上面(15)上に配置されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. ホルダー(8)が、上から見た場合、噴射方向に向かって先細になっており、またホルダー(8)の側面(58、59)が互いに接するように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. ホルダー(8、63)が作りつけられた流路を有する単一体の鋳造品として製造されることを特徴とする請求項1からの中のいずれか1つに記載の装置。
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