JP2673259B2 - エンドレスフィラメント糸条をテクスチャード加工する方法及び装置 - Google Patents

エンドレスフィラメント糸条をテクスチャード加工する方法及び装置

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JP2673259B2
JP2673259B2 JP61156330A JP15633086A JP2673259B2 JP 2673259 B2 JP2673259 B2 JP 2673259B2 JP 61156330 A JP61156330 A JP 61156330A JP 15633086 A JP15633086 A JP 15633086A JP 2673259 B2 JP2673259 B2 JP 2673259B2
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gas
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グロセンバッハー ペーター
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Maschinenfabrik Rieter AG
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/12Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics using stuffer boxes
    • D02G1/122Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics using stuffer boxes introducing the filaments in the stuffer box by means of a fluid jet

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスタッフィング室を含む巻縮加工部を具備
し、その巻縮加工部内でエンドレスフィラメント糸条が
長手方向に圧縮されて糸条に巻縮が作られ、スタッフィ
ング室へ供給された媒体が糸条と共にスタッフィング室
から逃がすための複数の開口部を前記巻縮加工部が有す
る、加熱流動媒体を用いてエンドレスフィラメント糸条
をテクスチャード加工する装置に関する。 〔従来の技術〕 前述のようなテクスチャード加工装置はスイス特許明
細書第527,931号によって開示されている。 この装置において、巻縮加工部分は星状に配置された
薄板によって形成されている。薄板はその狭い方の側面
をスタッフィング室に対向させて固定される。これら薄
板は、その両端でリングによって所定の間隔を維持して
固定される。その結果テクスチャード加工媒体を薄板間
より排出せしめることができる。 このタイプの他のテクスチャードノズルがスイス特許
出願No.2656/84−6に図示されて説明されている。この
出願のノズルが本発明と最も近い先行技術となるもので
ある。 〔発明が解決しようとする課題〕 このようなテクスチャードノズルの使用に際して、テ
クスチャード加工装置の巻縮加工部のスタッフィング室
内でのエンドレスフィラメント糸条のせき止めは、作動
の開始時において補助手段がないと、必ずしも行われる
とは限らないということが判明している。その結果エン
ドレスフィラメント糸条は巻縮されないままテクスチャ
ード装置から出てくることになる。 このようになることを防止し、作動の始動時における
補助のために、エンドレスフィラメント糸条がテクスチ
ャードノズルから離れるテクスチャードノズルの出口開
口部を短時間閉鎖させることによりエンドレスフィラメ
ント糸条のせき止めを生じさせることが試みられてい
た。 このような方法の欠点は閉鎖期間を丁度よく設定する
ことが非常に困難であることにある。この期間が余りに
短すぎると、糸のせき止めは行わされず、もしこの期間
が長すぎるとスタッフィング室が詰まってしまうことに
なる。 このせき止め効果のための他の補助手段としてはエン
ドレスフィラメント糸条の移動の方向に実質的に反対の
方向にスタッフィング室に空気を吹込むことがある。 このような方法は前述した欠点に加えて、エンドレス
フィラメント糸条が層板間に捕捉され、望ましくない結
果を生ずることになるという欠点を有する。 本発明の目的は一方において前述の従来公知の手段に
よる欠点を避け、他方においてせき止めを問題のない方
法で且つ正確な時間間隔を決めることなく実施すること
ができる糸の巻縮加工装置を提供することである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、各々が糸条の運動方向に延びかつ円
周方向に、気体が通過する隙間を形成するように離間し
て配置された薄板を設けたスタッフィング室が配置され
た捲縮加工部を備え、該スタッフィング室は前記糸条を
加熱流体により糸条の運動方向に圧縮することにより糸
条に巻縮を付与する内部空間を備え、前記巻縮加工部は
スタッフィング室へ供給され、前記薄板の隙間を通過し
た気体を排気する排気手段を備え、更に前記巻縮加工部
の下流側には前記糸条の運動を阻止して少なくともスタ
ッフィング室内に前記糸条の圧縮が形成されるまでガス
を供給する手段を備えたエンドレスフィラメント糸条を
加熱流体によりテクスチャード加工する装置であって、
特徴点は、該ガスをスタッフィング室内に供給する手段
は、単一のノズルより成り、該単一のノズルは、フィラ
メント糸条の移動方向とは異なった方向で、前記薄板の
間又は薄板に向けてガスが噴出され、かつ該ガスがスタ
ッフィング室を横断して対向する薄板間の隙間より排出
されるように配置されることにある。 本発明の利点はせき止めを最も簡単な方法で且つ高い
信頼性をもって実施することができ、且つせき止めが確
立された後に前記空気流が巻縮加工作動を妨害しないと
いうことにある。 〔実施例〕 本発明による装置の一実施例を示す添付図面を参照し
て本発明を詳述する。 テクスチャード加工装置1は糸供給通路3を有する供
給部と、外側チューブ5および外側チューブ5内に配置
された内側チューブ6とを有する処理部4とを含んで成
り、内側チューブ6は処理室7を含んでいる。 加工装置1は処理部4に隣接して巻縮加工部8を備え
る。この巻縮加工部8は多孔チューブ9を備え、同孔チ
ューブ9の内部に薄板10が配置され、これによりスタッ
フィング室11が形成される。 糸供給部2はねじ山12を用いて外側チューブ5に連結
され、一方外側チューブ5と多孔チューブ9とは内側連
結機素13によって中心が合されて、それぞれねじ22,23
を用いて一体に固定されている。連結機素13はまた内側
チューブ6を固定的に収容するように機能すると共に、
第1図に示すように薄板10の上端24を収容することがで
きる。即ち、薄板10の上端24は連結機素13に嵌合され
る。 連結チューブ14は、処理室7をスタッフィング室11に
連結する連通孔15を有する。 開口部を有する部16は、開口部の輪郭を規定する孔17
を有し、その孔17を通って巻縮された糸(図示せず)
は、処理媒体の一部と共に装置から取り出される。 薄板10の間を逃出した処理媒体の他の部分は多孔チュ
ーブ9の複数の出口孔18を通過する。 ねじ山20を用いて外側チューブ5に固定されたコネク
タ19は装置1に処理媒体を供給するべく機能する。 より特定すると、処理媒体はコネクタ19に設けられた
案内通路21を経て外側チューブ5と内側チューブ6の間
に配置された環状空間25の中に送られ、空間25から処理
室7の中に入る。 薄板10の繊維供給方向Fで見た下側の延長部27は開口
部が設けられている部分16に収容されている。部分16は
孔明きチューブ9内に取付けられた固定用ねじ26を用い
て固定される。 さらに多孔チューブ9にはノズル部50が固定されてお
り、そのノズル部50の孔明きチューブ9より遠い側の端
部にはねじ山51が設けられている。このねじ山51を用い
てチューブ連結部52が連結され、このチューブ連結部は
開閉弁54が連結されている圧力チューブ53を収容するこ
とができる。開閉弁54は圧力源55に連結される。 漏洩ガスの流出を防ぐために、チューブ連結部分の内
側にシール部材56が設けられる。 ノズル部50は圧力ガス供給孔57、ノズルコーン58およ
び射出ジェット59を有する。 射出されるガスの供給方向Gはエンドレスフィラメン
ト糸条が移動してくる方向Fに対して、鈍角を形成す
る。すなわちジェット59を経て、スタッフィング室11に
吹出されるガスは糸条移動方向Fに対して反対方向の力
成分を有する。 さらに、圧力源55によって供給されるガスは事前試験
によって決定された所定圧に既に減圧され、このガス流
により作動に悪影響がでないようにされると共にフィラ
メントに何らの欠陥も生じないようになっている。 ガス流は2枚の薄板間に流入させてもよいし1枚の薄
板に向って流入させてもよく、いずれを採用してもせき
止め効果に実質的な相違は生じない。 他の変形例として、テクスチャード効果に何ら影響す
ることなくせき止めが達成された後もガスの流入を続け
てもよい。 正常な作動においては、エンドレスフィラメント束が
装置の中に引込まれ、移動方向Fにおいて出口孔17を経
て装置から引出された後に、ガス流は開閉弁54を用いて
短時間の間スタッフィング室内に流入される。これによ
りフィラメント束のせき止めが起こり、以後はガス流を
停止した後もこの状態は継続される。 しかしながら既に説明したように、もしテクスチャー
ド加工が始動した後において、ガスをスタッフィング室
内に流入せしめるようにしても、テクスチャード加工中
に好ましくない影響が発生しないようにできる。即ち、
せき止め効果が不安定である場合には、連続的なガスの
流入を行うことによりせき止め現象が中断を回避せしめ
ることができる。開閉弁54はこの作動実現のため設定可
能となっている必要があることはいうまでもない。 通常の場合には、オイルの無混入の空気がガスとして
用いられる。 本発明によれば、単一のガス流を糸条Fの移動方向と
は異なる方向Gに薄板10の間又は薄板に向けて噴出さ
せ、スタッフィング室11を横断して対向する薄板10間の
隙間より排出するようにすることによりフィラメントの
堆積を確実に行うことができる効果が奏される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による装置の第2図の線I−Iによる一
部省略縦断面図であり、第2図は第1図の線II−IIによ
る一部省略横断面図である。 8……巻縮加工部分、11……スタッフィング室、18……
開口部、50……ノズル部分、F……糸条の移動方向、G
……付加的ノズルによるガス流の方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−109641(JP,A) 特開 昭50−88357(JP,A) 特開 昭57−117635(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.各々が糸条の運動方向に延びかつ円周方向に、気体
    が通過する隙間を形成するように離間して配置された薄
    板(10)を設けたスタッフィング室(11)が配置された
    捲縮加工部(8)を備え、該スタッフィング室は前記糸
    条を加熱流体により糸条の運動方向に圧縮することによ
    り糸条に巻縮を付与する内部空間を備え、前記巻縮加工
    部(8)はスタッフィング室(11)へ供給され、前記薄
    板の隙間を通過した気体を排気する排気手段を備え、更
    に前記巻縮加工部の下流側には前記糸条の運動を阻止し
    て少なくともスタッフィング室内に前記糸条の圧縮が形
    成されるまでガスを供給する手段を備えたエンドレスフ
    ィラメント糸条を加熱流体によりテクスチャード加工す
    る装置であって、 該ガスをスタッフィング室内に供給する手段は、単一の
    ノズル(51)より成り、該単一のノズル(51)は、フィ
    ラメント糸条の移動方向(F)とは異なった方向(G)
    で、前記薄板(10)の間又は薄板に向けてガスが噴出さ
    れ、かつ該ガスがスタッフィング室(11)を横断して対
    向する薄板間の隙間より排出されるように配置されるこ
    とを特徴とするエンドレスフィラメント糸条をテクスチ
    ャード加工する装置。 2.ガス噴流の方向(G)は糸条の運動方向(F)に対
    してその移動方向からみて鈍角をなしていることを特徴
    とする特許請求の範囲1に記載の装置。 3.ガス噴流はバルブ(54)によってオン及びオフされ
    ることを特徴とする特許請求の範囲2に記載の装置。
JP61156330A 1985-07-15 1986-07-04 エンドレスフィラメント糸条をテクスチャード加工する方法及び装置 Expired - Lifetime JP2673259B2 (ja)

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CH305985 1985-07-15
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JPS6221826A JPS6221826A (ja) 1987-01-30
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EP0212175B1 (de) 1989-10-18
EP0212175A1 (de) 1987-03-04
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