JP3885663B2 - 電圧制御発振器、高周波モジュールおよび通信機装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばマイクロ波、ミリ波等の高周波の電磁波(高周波信号)を発生させるのに用いて好適な電圧制御発振器および該電圧制御発振器を用いた高周波モジュール、通信機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、高周波信号用の電圧制御発振器として、共振回路と該共振回路から出力される信号を増幅する能動回路とを備え、前記共振回路は、所定の共振周波数を有する共振器と該共振器に接続され制御電圧に応じて前記共振周波数をシフトする可変容量ダイオードとによって構成している。
【0003】
そして、従来技術として、可変容量ダイオードに対して共振周波数の波長の1/4以下の長さ寸法をもったストリップ線路とコンデンサ(容量)との直列接続回路を並列接続したものが知られている(例えば、特開平8−288715号公報、特開2001−284962号公報等)。
【0004】
このような従来技術による電圧制御発振器は、例えばストリップ線路の終端を低インピーダンスのコンデンサを介して接地することにより、ストリップ線路とコンデンサとからなる直列接続回路は全体として誘導性をもった回路として作用し、可変容量ダイオードと直列接続回路とからなる合成回路の容量が制御電圧の2乗に反比例して変化する。このとき、共振周波数は合成回路の容量の平方根(1/2乗)に反比例するから、共振周波数は制御電圧に対して線形に変化し、制御電圧に対する容量変化の線形性を補正している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に共振器と可変容量ダイオードとはマイクロストリップライン等の伝送線路を用いて接続されている。このため、共振器から可変容量ダイオード側を見たときには、可変容量ダイオードと伝送線路とを合成したインピーダンスによって共振周波数が決定される。これに対し、上述した従来技術では、このような伝送線路の影響を考慮していないため、必ずしも共振周波数の線形性が向上するとは限らないという問題がある。
【0006】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は共振器と可変容量ダイオードとの間に伝送線路が介在するときであっても、制御電圧に対する周波数の線形性を確実に向上することができる電圧制御発振器、高周波モジュールおよび通信機装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、共振回路と該共振回路から出力される信号を増幅する能動回路とを備え、前記共振回路は、所定の共振周波数を有する共振器と該共振器に接続され制御電圧に応じて前記共振周波数をシフトする可変容量ダイオードとによって構成してなる電圧制御発振器に適用される。
【0008】
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記共振器と可変容量ダイオードとの間には伝送線路を接続し、前記可変容量ダイオードには容量性回路を並列接続し、該容量性回路の容量は前記可変容量ダイオードの容量よりも小さい値に設定し、前記伝送線路の長さ寸法は、前記共振回路の共振周波数の波長に対して1/4から1/2までの範囲内で、前記共振器と伝送線路との間の接続点から可変容量ダイオードを見たときのインピーダンスを適切な値、即ち前記容量性回路により線形性が変化するのを相殺する値に設定したことにある。
【0009】
ここで、例えば容量性回路を接続しないときには、伝送線路の長さ寸法を共振周波数に対応した波長λの1/4(λ/4)程度に設定したときに、共振周波数の線形性が最良となるものの、周波数の変化幅は最小となる。これに対し、容量性回路を接続したときには、伝送線路の長さ寸法を共振周波数に対応した波長λの1/4(λ/4)よりも長い値に設定したときに、共振周波数の線形性が最良となるのに対し、周波数の変化幅は大きくなる。このため、周波数の変化幅を確保しつつ、共振周波数の線形性を向上させることができる。
即ち、伝送線路の長さ寸法は容量性回路に基づくインピーダンス変化を相殺する値に設定したから、伝送線路の長さ寸法が共振周波数に対応した波長λの1/4(λ/4)よりも長いある値となる場合に、共振周波数の線形性が最良となる。このため、伝送線路の長さ寸法を共振周波数に対応した波長λの1/4(λ/4)から1/2(λ/2)までの範囲内にある適切な値に設定することによって、容量性回路による線形性変化を伝送線路のインピーダンスを変えることによって相殺することができ、共振周波数の線形性を最良にすることができると共に、容量性回路を省いた場合に比べて周波数の変化幅は大きくすることができる。
【0010】
請求項2の発明では、容量性回路は、可変容量ダイオードと伝送線路との間に始端が接続され終端が開放された他の伝送線路からなる開放スタブによって構成している。
【0011】
これにより、開放スタブの長さ寸法を例えば共振周波数の波長に対して1/4以下の値に設定することによって容量性回路を構成できる。
【0012】
請求項3の発明では、容量性回路は可変容量ダイオードに並列接続されたコンデンサによって構成している。このように集中定数回路として取り扱うことができる場合には、単一のコンデンサを並列接続することによって容易に容量性回路を構成することができる。
【0015】
請求項4の発明では、共振器は誘電体共振器によって構成している。これにより、誘電体共振器によって共振回路全体のQが高くなるから、C/N(Carrier to Noise)特性を向上することができるものの、制御電圧に対する共振周波数の変化幅が小さくなる傾向がある。これに対し、共振器と可変容量ダイオードとの間には伝送線路を接続し、可変容量ダイオードには容量性回路を並列接続することによって、線形性を良好に保持しつつ、共振周波数の変化幅を大きくすることができるから、共振周波数の線形性、変化幅の特性の向上とC/N特性の向上を同時に実現することができる。
【0016】
また、請求項5,6の発明のように本発明による電圧制御発振器を用いて高周波モジュールを構成してもよく、通信機装置を構成してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による電圧制御発振器、高周波モジュールおよび通信機装置を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0018】
まず、図1は第1の実施の形態による電圧制御発振器を示し、図において、1は後述する共振回路2に接続された能動回路で、該能動回路1は例えば電子部品としての電界効果トランジスタ等とによって構成され、共振回路2から出力される信号を増幅するものである。
【0019】
2は能動回路1に向けて制御電圧Vcに応じた周波数の高周波信号を出力する共振回路で、該共振回路2は、後述する共振器3、可変容量ダイオード4、伝送線路5、容量性回路6によって構成されている。
【0020】
3は予め決められた共振周波数ωを有する共振器で、該共振器3は、例えばマイクロストリップライン、誘電体共振器等によって形成され、その一端側が出力側となって能動回路1に接続されている。
【0021】
4は共振器3の他端側に伝送線路5を介して接続された可変容量ダイオードで、該可変容量ダイオード4は、例えばバラクタダイオード、バリキャップダイオード等によって構成され、そのカソードが伝送線路5に接続されると共に、アノードが接地されている。そして、可変容量ダイオード4は、カソード側に印加される制御電圧に応じてその可変な容量Cvが変化し、共振器3の共振周波数ωを共振周波数ω0にシフトさせる(ずらす)ものである。なお、可変容量ダイオード4の容量Cvは、例えば2pFから0.3pF程度の値(Cv=2pF〜0.3pF)に設定されている。
【0022】
5は共振器3と可変容量ダイオード4との間に接続された伝送線路で、該伝送線路5は、例えばストリップライン、マイクロストリップライン、スロット線路等によって構成されている。また、伝送線路5は、その長さ寸法Lが例えば共振周波数ω0の波長λに対してλ/4からλ/2までの範囲内(λ/4<L<λ/2)として、λ/4付近の値に設定されている。
【0023】
6は可変容量ダイオード4に並列接続された容量性回路で、該容量性回路6は例えば開放スタブ、コンデンサ等によって構成され、例えば一定値の容量Ccを有している。そして、容量性回路6の容量Ccは可変容量ダイオード4の容量Cvよりも小さい値に設定されている。このため、例えば可変容量ダイオード4の容量Cvが2pFから0.3pF程度の値(Cv=2pF〜0.3pF)に設定されているときに、容量性回路6の容量Ccは0.005pFから0.1pF程度の値(Cc=0.005pF〜0.1pF)に設定されている。
【0024】
本実施の形態による電圧制御発振器は上述の如き構成を有するもので、次に伝送線路5および容量性回路6の作用について検討する。
【0025】
まず、容量性回路6を省いた場合には、共振器3と伝送線路5との間の接続点Pから可変容量ダイオード4を見たときのインピーダンスZvは以下の数1の式に示すようになる。
【0026】
【数1】
【0027】
但し、ZLは伝送線路5の特性インピーダンス、ω0は共振回路2の共振周波数、Rcは可変容量ダイオード4の損失、αは減衰定数、βは位相定数をそれぞれ示している。
【0028】
ここで、数1の式のうち周波数変化に影響を及ぼす項をまとめると、Zvは以下の数2の式に示すようにリアクタンス成分(Xv)のみとなる。
【0029】
【数2】
【0030】
数2の式から周波数の変化は可変容量ダイオード4の容量Cvと伝送線路5の長さ寸法Lによって決まることが分かる。そこで、数2の式に基づいて、伝送線路5の長さ寸法Lを変化させたときの周波数の線形性Aおよび周波数の変化幅Bを演算した。この結果を図2中の特性線7,8として示す。なお、制御電圧は3Vから9Vまで印加するものとし、周波数の線形性Aは例えば以下の数3の式に基づいて計算した。
【0031】
【数3】
【0032】
但し、f(Vc)は制御電圧Vcを印加したときの共振周波数を表す関数を示している。また、Vc0、Vc1、Vc2は制御電圧で、Vc0は6V、Vc1は3V、Vc2は9Vをそれぞれ示している。
【0033】
図2中の特性線7より、伝送線路5の長さ寸法Lにより周波数の線形性Aが大きく変化し、例えば長さ寸法Lを共振周波数ω0の波長λに対して1/4(λ/4)程度の寸法L1に設定したときに、線形性Aが最良(0%)となることが分かる。なお、可変容量ダイオード4の容量Cvは、図3中の特性線9に示すように、制御電圧Vcに対してほぼ反比例するものとしている。
【0034】
これに対し、図2中の特性線8より、周波数の変化幅Bは、伝送線路5の長さ寸法Lを寸法L1に設定したときには、最小値に近い非常に小さい値B1となる。これは次に理由によるものである。
【0035】
伝送線路5の長さ寸法Lをλ/4程度に設定したときには、数2の式でtanに関する項のインピーダンスが大きくなるため、図1中の接続点Pから可変容量ダイオード4側を見たときのインピーダンスZv(jXv)が最大となる。このため、可変容量ダイオード4の容量Cvが変化しても、インピーダンスZvは変化が小さく、周波数の変化幅Bが最も小さくなるからである。従って、共振器3と可変容量ダイオード4とを伝送線路5を用いて接続した場合、伝送線路5の長さ寸法Lを適宜設定することによって周波数の線形性Aは高めることができるものの、周波数の変化幅Bが低下するという問題がある。
【0036】
そこで、本実施の形態では、可変容量ダイオード4に容量性回路6を並列接続している。これにより、可変容量ダイオード4と容量性回路6とによる合成容量Ctは、可変容量ダイオード4の容量Cvと容量性回路6の容量Ccとを加算した値(Ct=Cv+Cc)となる。このため、合成容量Ctは、図3中の特性線10に示すように、制御電圧Vcに反比例する特性線9からずれることになる。
【0037】
このとき、数2の式で容量Cvを合成容量Ctに置換して、伝送線路5の長さ寸法Lを変化させたときの周波数の線形性A′を演算した。この結果を図2中の特性線11として示す。
【0038】
図2中の特性線11より、容量性回路6を省いた場合(特性線7)に比べて、線形性A′が最良(0%)となるときの伝送線路5の長さ寸法Lが寸法L1よりも増加した寸法L2に変化する。これは次の理由によるものである。
【0039】
容量性回路6を省いた場合の線形性Aよりも、容量性回路6を接続した場合の線形性A′は全体的に正側(+側)に向けて変化する。これに対し、線形性A′は、伝送線路5の長さ寸法Lが増加するに従って、負側(−側)に変化する。この結果、線形性A′が容量性回路6によって正側に変化した分を伝送線路5が補うから、寸法L2となったときにこれらが互いに相殺し、線形性A′が最良(0%)となるものである。
【0040】
一方、周波数の変化幅Bは、容量性回路6を接続しても変化が小さく、特性線8とほぼ同様の特性となる。これは、合成容量Ctに比べて伝送線路5の長さ寸法Lに関するtanの項が長さ寸法Lに応じて非常に大きく変化するから、周波数の変化幅Bは、可変容量ダイオード4の容量Cvを合成容量Ctに代えたことよりも、伝送線路5の長さ寸法Lの影響を大きく受けるからである。この結果、図2中の特性線8より、周波数の変化幅Bは、伝送線路5の長さ寸法Lを寸法L2に設定したときには、長さ寸法Lを寸法L1に設定したときの値B1よりも大きな値B2まで増加する。
【0041】
かくして、本実施の形態では、可変容量ダイオード4に容量性回路Ccを並列接続すると共に、共振器3と可変容量ダイオード4を接続する伝送線路5の長さ寸法Lを適宜設定することによって、周波数の変化幅Bを大きくしつつ、周波数の線形性A′を向上させることができる。
【0042】
また、適切な長さ寸法Lを有する伝送線路5を用いて共振器3と可変容量ダイオード4との間を接続したから、従来技術のように伝送線路5の影響によって線形性Aが低下することがなく、線形性A′を高めることができる。
【0043】
特に、本実施の形態では、容量性回路6の容量Ccを可変容量ダイオード4の容量Cvよりも小さい値に設定し、伝送線路5の長さ寸法Lを共振周波数ω0の波長λに対してλ/4からλ/2までの範囲内の値に設定したから、容量性回路6に基づくインピーダンスZvの変化を伝送線路5によって相殺することができ、線形性A′を最良にすることができると共に、容量性回路6を省いた場合に比べて周波数の変化幅Bは大きくすることができる。
【0044】
なお、前記実施の形態では、伝送線路5の長さ寸法Lを共振周波数ω0の波長λに対してλ/4からλ/2までの値(λ/4<L<λ/2)に設定するものとした。しかし、数2の式によれば、インピーダンスZvは伝送線路5の長さ寸法Lに対して周期性をもって変化するから、長さ寸法Lは(2n+1)λ/4<L<(n+1)λ/2の範囲内(但し、nは整数)に設定するものとしてもよい。
【0045】
次に、図4は本発明の第2の実施の形態による電圧制御発振器を示し、本実施の形態の特徴は、容量性回路を終端を開放した他の伝送線路からなる開放スタブによって構成したことにある。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0046】
21は容量性回路としての開放スタブで、該開放スタブ21は、伝送線路5と同様に例えばストリップライン、マイクロストリップライン、スロット線路等によって形成され、その始端側が可変容量ダイオード4と伝送線路5との間に接続されると共に、終端が開放されている。また、開放スタブ21の長さ寸法L3は、共振周波数ω0の波長λに対して例えば1/4以下(0<L3≦λ/4)の値に設定され、容量性を示すようになっている。
【0047】
なお、開放スタブ21は、長さ寸法L3が増加するに従って容量性と誘導性とが周期的に入れ替わる。このため、開放スタブ21の長さ寸法L3は、nλ/2<L3≦(2n+1)λ/4の値(但し、λ:共振周波数ω0の波長、n:整数)に設定してもよい。
【0048】
かくして、本実施の形態でも第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。しかし、本実施の形態では、容量性回路をストリップライン等からなる開放スタブ21によって構成したから、開放スタブ21を伝送線路5と一緒に基板等に形成することができ、コンデンサ等を用いて容量性回路を構成したときに比べて、部品の組み付けを行う必要がなく、生産性を高めることができる。
【0049】
また、例えば共振周波数ω0が比較的低周波である場合には、図5に示す変形例のようにコンデンサ22を用いて容量性回路を構成してもよい。この場合、コンデンサ22は可変容量ダイオード4に並列接続され、その一端側が可変容量ダイオード4と伝送線路5との間に接続されると共に、他端側が接地されるものである。
【0050】
次に、図6は本発明の第3の実施の形態による電圧制御発振器を示し、本実施の形態の特徴は、共振器を誘電体共振器によって構成したことにある。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0051】
31は誘電体共振器で、該誘電体共振器31は、例えばTE010モード共振器またはTE01δモード共振器によって形成され、TE010モードまたはTE01δモードで共振する。そして、誘電体共振器31は、例えば特開平11−239021号公報に示すように基板の両面に互いに対向した円形の開口31Aを有する電極を設けることによって形成され、開口31A内には、互いに平行に延びるマイクロストリップライン等からなる結合線路31B、31Cが設けられている。
【0052】
そして、一方の結合線路31Bは、一端が能動回路1に接続されると共に、他端が終端抵抗32を介して接地されている。また、他方の結合線路31Cは、一端が開放され、他端が伝送線路5に接続されている。
【0053】
かくして、本実施の形態でも第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。しかし、本実施の形態では、共振器を誘電体共振器31によって構成したから、例えば1/4波長の長さ寸法をもったマイクロストリップライン等によって共振器を構成した場合に比べて、共振回路2のQを高くすることができる。ここで、一般に共振回路2のQが高くなると、C/N(Carrier to Noise)は向上するものの、制御電圧Vcに対する周波数の変化幅が低下する傾向がある。これに対し、本実施の形態では、伝送線路5の長さ寸法Lを調整することによって周波数の変化幅を大きく改善することができると共に、容量性回路6によって周波数の線形性も改善することができる。この結果、周波数の変化幅を大きくすると共に、周波数の線形性を確保しつつ、C/Nの改善を一緒に行うことができる。
【0054】
次に、図7は本発明の第4の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、電圧制御発振器を用いて高周波モジュールおよび通信機装置を構成したことにある。
【0055】
41は本実施の形態による通信機装置で、該通信機装置41は、例えば信号処理回路42と、信号処理回路42に接続され高周波の信号を出力または入力する高周波モジュール43と、該高周波モジュール43に接続して設けられアンテナ共用器44(デュプレクサ)を介して高周波の信号を送信または受信するアンテナ45とによって構成されている。
【0056】
そして、高周波モジュール43は、信号処理回路42の出力側とアンテナ共用器44との間に接続された帯域通過フィルタ46、増幅器47、ミキサ48、帯域通過フィルタ49、電力増幅器50によって送信側が構成されると共に、アンテナ共用器44と信号処理回路42の入力側に接続された帯域通過フィルタ51、低雑音増幅器52、ミキサ53、帯域通過フィルタ54、増幅器55によって受信側が構成されている。そして、ミキサ48,53には例えば第1ないし第3の実施の形態のうちいずれかの形態からなる電圧制御発振器56が接続されている。
【0057】
本実施の形態による通信機装置は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0058】
まず、送信時には、信号処理回路42から出力された中間周波信号(IF信号)は、帯域通過フィルタ46で不要な信号が除去された後、増幅器47によって増幅されてミキサ48に入力される。このとき、ミキサ48は、この中間周波信号と電圧制御発振器56からの搬送波とを掛け合わせて高周波信号(RF信号)にアップコンバートする。そして、ミキサ48から出力された高周波信号は、帯域通過フィルタ49で不要な信号が除去された後、電力増幅器50によって送信電力に増幅された後、アンテナ共用器44を介してアンテナ45から送信される。
【0059】
一方、受信時には、アンテナ45から受信された高周波信号は、アンテナ共用器44を介して帯域通過フィルタ51に入力される。これにより、高周波信号は、帯域通過フィルタ51で不要な信号が除去された後、低雑音増幅器52によって増幅されてミキサ53に入力される。このとき、ミキサ53は、この高周波信号と電圧制御発振器56からの搬送波とを掛け合わせて中間周波信号にダウンコンバートする。そして、ミキサ53から出力された中間周波信号は、帯域通過フィルタ54で不要な信号が除去された後、増幅器55によって増幅された後、信号処理回路42に入力される。
【0060】
かくして、本実施の形態によれば、周波数の線形性を確保しつつ、周波数の変化幅を大きくした電圧制御発振器56を用いて通信機装置を構成できるから、通信機装置の変調帯域を広げることができる。
【0061】
なお、前記第4の実施の形態では、本発明による高周波発振回路を通信機装置に適用した場合を例を挙げて説明したが、例えばレーダ装置等に適用してもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項1の発明によれば、共振器と可変容量ダイオードとの間には伝送線路を接続し、可変容量ダイオードには容量性回路を並列接続し、前記容量性回路の容量を可変容量ダイオードの容量よりも小さい値に設定すると共に、伝送線路の長さ寸法は容量性回路による線形性変化を相殺する値に設定したから、伝送線路の長さ寸法を適宜設定することによって、周波数の変化幅を大きくしつつ、周波数の線形性を向上させることができる。また、適切な長さ寸法を有する伝送線路を用いて共振器と可変容量ダイオードとの間を接続したから、従来技術のように伝送線路の影響によって線形性が低下することがなく、線形性を確実に高めることができる。
この場合、伝送線路の長さ寸法が共振周波数に対応した波長λの1/4(λ/4)よりも長いある値となるときに、共振周波数の線形性が最良となる。このため、伝送線路の長さ寸法を共振周波数に対応した波長λの1/4(λ/4)から1/2(λ/2)までの範囲内にある適切な値に設定することによって、容量性回路による線形性変化を伝送線路のインピーダンスを変えることによって相殺することができ、共振周波数の線形性を最良にすることができると共に、容量性回路を省いた場合に比べて周波数の変化幅は大きくすることができる。
【0063】
請求項2の発明では、容量性回路を開放スタブによって構成したから、開放スタブの長さ寸法を共振周波数の波長に対して例えば1/4以下の範囲内で適宜設定することによって所望の容量性回路を構成することができる。
【0064】
請求項3の発明では、容量性回路は可変容量ダイオードに並列接続されたコンデンサによって構成したから、共振周波数が低周波なとき等のように集中定数回路として取り扱うことができる場合には、単一のコンデンサを並列接続することによって容易に容量性回路を構成することができる。
【0066】
請求項4の発明では、共振器は誘電体共振器によって構成したから、誘電体共振器によって共振回路全体のQを高くすることできる。このとき、共振器と可変容量ダイオードとの間には伝送線路を接続し、可変容量ダイオードには容量性回路を並列接続したから、線形性を良好に保持しつつ、共振周波数の変化幅を大きくすることができると共に、C/Nの向上を同時に実現することができる。
【0067】
また、請求項5,6の発明のように本発明による電圧制御発振器を用いて高周波モジュールを構成してもよく、通信機装置を構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による電圧制御発振器を示すブロック図である。
【図2】図1中の伝送線路の長さ寸法と周波数の線形性、変化幅との関係を示す特性線図である。
【図3】制御電圧と可変容量ダイオードの容量および容量性回路を含めた合成容量との関係を示す特性線図である。
【図4】第2の実施の形態による電圧制御発振器を示すブロック図である。
【図5】変形例による電圧制御発振器を示すブロック図である。
【図6】第3の実施の形態による電圧制御発振器を示すブロック図である。
【図7】第4の実施の形態による通信機装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 能動回路
2 共振回路
3 共振器
4 可変容量ダイオード
5 伝送線路
6 容量性回路
21 開放スタブ
22 コンデンサ
31 誘電体共振器
56 電圧制御発振器
Claims (6)
- 共振回路と該共振回路から出力される信号を増幅する能動回路とを備え、前記共振回路は、所定の共振周波数を有する共振器と該共振器に接続され制御電圧に応じて前記共振周波数をシフトする可変容量ダイオードとによって構成してなる電圧制御発振器において、
前記共振器と可変容量ダイオードとの間には伝送線路を接続し、前記可変容量ダイオードには容量性回路を並列接続し、
該容量性回路の容量は前記可変容量ダイオードの容量よりも小さい値に設定し、
前記伝送線路の長さ寸法は、前記共振回路の共振周波数の波長に対して1/4から1/2までの範囲内で、前記共振器と伝送線路との間の接続点から可変容量ダイオードを見たときのインピーダンスを適切な値、即ち前記容量性回路により線形性が変化するのを相殺する値に設定したことを特徴とする電圧制御発振器。 - 前記容量性回路は、前記可変容量ダイオードと伝送線路との間に始端が接続され終端が開放された他の伝送線路からなる開放スタブによって構成してなる請求項1に記載の電圧制御発振器。
- 前記容量性回路は前記可変容量ダイオードに並列接続されたコンデンサによって構成してなる請求項1に記載の電圧制御発振器。
- 前記共振器は誘電体共振器によって構成してなる請求項1,2または3に記載の電圧制御発振器。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の電圧制御発振器を用いた高周波モジュール。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の電圧制御発振器を用いた通信機装置。
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