JP3502581B2 - 電圧制御自励局部発振ミクサ、位相同期回路、およびこれらを用いた送信機 - Google Patents

電圧制御自励局部発振ミクサ、位相同期回路、およびこれらを用いた送信機

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JP3502581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波帯あ
るいはミリ波帯の無線通信用の送受信機に用いられ、マ
イクロ波帯あるいはミリ波帯の周波数変換回路として用
いられる自励局部発振ミクサ、およびこのような自励局
部発振ミクサを用いた位相同期回路、さらにこれらの自
励発振ミクサおよび位相同期回路を用いた送受信機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図30は例えば、1998年のIEEE Mic
rowave Theory andTechnique Symposium Digest 19
98のp.1435〜1438に記載された自励局部発
振ミクサの構成例である。図において1はHEMTなど
の半導体素子、3は無線周波数(以下、RFと略す)端
子、5は中間周波数(以下、IFと略す)端子、6はR
F周波数で1/4波長の電気長を有する先端開放スタ
ブ、19は局部発振波(以下、LOと略す)の周波数で
1/4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、15は伝
送線路、16は先端開放スタブ、17は伝送線路15お
よび先端開放スタブ16からなるIF周波数での整合回
路、18はRF周波数で1/4波長の電気長を有する結
合線路である。
【0003】RF周波数(f r )の信号は、RF端子
3から入力され、RF信号のおよそ1/2の周波数(f
LO≒1/2f rf)のLO波と周波数混合されること
により、IF信号(f if=f r −2f LO)をIF
端子5から出力する。従って、このようなミクサは、機
能としては、アンチパラレルダイオードペアを用いた偶
高調波ミクサと同等の機能を有する。
【0004】次に動作を説明する。図30に示す従来の
自励局部発振ミクサでは、ソース端子から見たRF周波
数でのインピーダンスは、RF周波数で1/4波長の電
気長を有する先端開放スタブ6、LO周波数で1/4波
長の電気長を有する先端短絡スタブ7ともに短絡となる
ため短絡となる。一般的にFETおよびHEMTをゲー
トミクサとして動作させる場合には、これらの半導体素
子を用いた増幅器と同様に、ソース端子を短絡し、ゲー
ト端子より信号を入力することにより、ドレイン端子か
ら出力信号を得る。図30に記載の自励局部発振ミクサ
でもRF周波数では、ソース端子が高周波的に短絡され
ているため、ゲートミクサとして動作することとなる。
【0005】一方で、LO周波数でのインピーダンス
は、先端短絡スタブ19のインピーダンスが開放であ
り、先端開放スタブ6のインピーダンスが容量性となる
ため、全体としては容量性となる。従って、LO周波数
近傍では、半導体素子に正帰還が生ずるためLO周波数
で発振させることができる。
【0006】さらに、周波数変換の効率を高めるため、
結合線路18によりLO波がゲート端子側から漏洩する
ことを抑制するとともに、IF周波数での整合回路17
により、RF信号およびLO波のドレイン端子側への漏
洩を抑制している。
【0007】このような偶高調波形の自励局部発振ミク
サでは、基本波形の自励局部発振ミクサと比較して、R
F周波数とLO周波数の差が大きく、LO波の抑制が容
易である。また、自励局部発振ミクサでは、マイクロ波
の送受信機で一般的に用いられている発振器とミクサを
別個に用いた構成と異なり、小形化が容易であるという
利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の偶高
調波形の自励局部発振ミクサでは、小形化が容易な反
面、発振器の発振周波数の変動が大きく、また、共振回
路のQが低いため位相雑音が出やすいといった問題があ
った。そのため、通信機器に使用しようとした場合に
は、良好な通信品質を得ることが出来ないという問題が
あった。
【0009】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、小形の自励局部発振ミクサを実現する
とともに、低位相雑音化を可能とし、デジタル通信な
ど、良好な周波数安定度および位相雑音特性が要求され
る通信システムへ適用可能とするためのものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電圧制御
自励局部発振ミクサは、トランジスタ、FET、あるい
はHEMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレク
タ端子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された
キャパシタと、このキャパシタの他方の端子とシャント
接続されたインダクタと、このインダクタと一方の端子
が接続されたキャパシタとからなるハイパスフィルタ、
このハイパスフィルタに接続された無線周波数端子、上
記半導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の
端子が接続されたインダクタと、このインダクタの他方
の端子とシャント接続されたキャパシタと、このキャパ
シタと一方の端子が接続されたインダクタとからなるロ
ーパスフィルタ、このローパスフィルタの他方の端子に
接続された中間周波数端子、上記半導体素子のエミッタ
端子あるいはソース端子に設けられ、片端が接地された
インダクタとキャパシタとからなる直列共振回路、上記
半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に、上記
直列共振回路と並列に一方の接続点が接続されたインダ
クタとキャパシタからなる並列共振回路、この並列共振
回路の他方の接続点に接続されたインダクタ、このイン
ダクタの他方の端子とシャント接続されたインダクタ、
このインダクタの接地されていない方の端子と一方の端
子が接続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端
子とカソードが接続された可変容量ダイオード、この可
変容量ダイオードのカソード端子と接続されたインダク
タなどにより構成されるチョーク回路、このチョーク回
路を介して上記可変容量ダイオードにバイアス電圧を印
加するバイアス端子を備えたものである。
【0011】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続されたイン
ダクタと、このインダクタの他方の端子とシャント接続
されたキャパシタと、このキャパシタと一方の端子が接
続されたインダクタとからなるローパスフィルタ、この
ローパスフィルタに接続された中間周波数端子、上記半
導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子
が接続されたキャパシタと、このキャパシタの他方の端
子とシャント接続されたインダクタと、このインダクタ
と一方の端子が接続されたキャパシタとからなるハイパ
スフィルタ、このハイパスフィルタの他方の端子に接続
された無線周波数端子、上記半導体素子のエミッタ端子
あるいはソース端子に設けられ、片端が接地されたイン
ダクタとキャパシタとからなる直列共振回路、上記半導
体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列
共振回路と並列に一方の接続点が接続されたインダクタ
とキャパシタからなる並列共振回路、この並列共振回路
の他方の接続点に接続されたインダクタ、このインダク
タの他方の端子とシャント接続されたインダクタ、この
インダクタの接地されていない方の端子と一方の端子が
接続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子と
カソードが接続された可変容量ダイオード、この可変容
量ダイオードのカソード端子と接続されたインダクタな
どにより構成されるチョーク回路、このチョーク回路を
介して上記可変容量ダイオードにバイアス電圧を印加す
るバイアス端子を備えたものである。
【0012】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された、無
線周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この
結合線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上
記半導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の
端子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回
路の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導
体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた
先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるい
はソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端
子が接続された伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記伝送
線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、こ
のキャパシタの他方の端子に接続されたインダクタ、こ
のインダクタと直列に接続され、局部発振波の周波数で
インピーダンスが短絡となるような可変容量ダイオー
ド、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接続さ
れ、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有する
伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続された制御
電圧端子を備えたものである。
【0013】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間
周波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続
された中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子あ
るいはゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波
数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線
路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導
体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた
先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるい
はソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端
子が接続された伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記伝
送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、
このキャパシタの他方の端子に接続されたインダクタ、
このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周波数
でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイオー
ド、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接続さ
れ、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有する
伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続された制御
電圧端子を備えたものである。
【0014】また、半導体素子と無線周波数端子との間
に分波回路を設けることにより、無線周波数信号から局
部発振波を分離して取り出すようにしたものである。
【0015】また、半導体素子と中間周波数端子との間
に分波回路を設けることにより、中間周波数信号から局
部発振波を分離して取り出すようにしたものである。
【0016】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続されたキャ
パシタと、このキャパシタの他方の端子とシャント接続
されたインダクタと、このインダクタと一方の端子が接
続されたキャパシタとからなるハイパスフィルタ、この
ハイパスフィルタに接続された無線周波数端子、上記半
導体素子のコレクタ端子あるいはドレイン端子に一方の
端子が接続されたインダクタ、このインダクタの他方の
端子に接続された局部発振波の出力端子、上記半導体素
子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接続
されたインダクタと、このインダクタの他方の端子とシ
ャント接続されたキャパシタと、このキャパシタと一方
の端子が接続されたインダクタとからなるローパスフィ
ルタ、このローパスフィルタの他方の端子に接続された
中間周波数端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるい
はソース端子に設けられ、片端が接地されたインダクタ
とキャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素子
のエミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回
路と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキャ
パシタからなる並列共振回路、この並列共振回路と一方
の端子が接続されたインダクタ、このインダクタの他方
の端子とシャント接続されたインダクタ、上記両インダ
クタの接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、こ
のキャパシタの他方の端子とカソードが接続された可変
容量ダイオード、この可変容量ダイオードのカソード端
子と接続されたインダクタなどにより構成されるチョー
ク回路、このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオ
ードにバイアス電圧を印加するバイアス端子を備えたも
のである。
【0017】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続されたキャ
パシタと、このキャパシタの他方の端子とシャント接続
されたインダクタと、このインダクタと一方の端子が接
続されたキャパシタとからなるハイパスフィルタ、この
ハイパスフィルタに接続された無線周波数端子、上記半
導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子
が接続されたインダクタと、このインダクタの他方の端
子とシャント接続されたキャパシタと、このキャパシタ
と一方の端子が接続されたインダクタとからなるローパ
スフィルタ、このローパスフィルタの他方の端子に接続
された中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子あ
るいはゲート端子に一方の端子が接続されたキャパシ
タ、このキャパシタの他方の端子に接続された局部発振
波の出力端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
ソース端子に設けられ、片端が接地されたインダクタと
キャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素子の
エミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回路
と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキャパ
シタからなる並列共振回路、この並列共振回路と一方の
端子が接続されたインダクタ、このインダクタの他方の
端子とシャント接続されたインダクタ、上記両インダク
タの接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、この
キャパシタの他方の端子とカソードが接続された可変容
量ダイオード、この可変容量ダイオードのカソード端子
と接続されたインダクタなどにより構成されるチョーク
回路、このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオー
ドにバイアス電圧を印加するバイアス端子を備えたもの
である。
【0018】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続されたイン
ダクタと、このインダクタの他方の端子とシャント接続
されたキャパシタと、このキャパシタと一方の端子が接
続されたインダクタとからなるローパスフィルタ、この
ローパスフィルタに接続された中間周波数端子、上記半
導体素子のコレクタ端子あるいはドレイン端子に一方の
端子が接続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の
端子に接続された局部発振波の出力端子、上記半導体素
子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接続
されたキャパシタと、このキャパシタの他方の端子とシ
ャント接続されたインダクタと、このインダクタと一方
の端子が接続されたキャパシタとからなるハイパスフィ
ルタ、このハイパスフィルタの他方の端子に接続された
無線周波数端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるい
はソース端子に設けられ、片端が接地されたインダクタ
とキャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素子
のエミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回
路と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキャ
パシタからなる並列共振回路、この並列共振回路と一方
の端子が接続されたインダクタ、このインダクタの他方
の端子とシャント接続されたインダクタ、上記両インダ
クタの接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、こ
のキャパシタの他方の端子とカソードが接続された可変
容量ダイオード、この可変容量ダイオードのカソード端
子と接続されたインダクタなどにより構成されるチョー
ク回路、このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオ
ードにバイアス電圧を印加するバイアス端子を備えたも
のである。
【0019】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続されたイン
ダクタと、このインダクタの他方の端子とシャント接続
されたキャパシタと、このキャパシタと一方の端子が接
続されたインダクタとからなるローパスフィルタ、この
ローパスフィルタに接続された中間周波数端子、上記半
導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子
が接続されたキャパシタと、このキャパシタの他方の端
子とシャント接続されたインダクタと、このインダクタ
と一方の端子が接続されたキャパシタとからなるハイパ
スフィルタ、このハイパスフィルタの他方の端子に接続
された無線周波数端子、上記半導体素子のベース端子あ
るいはゲート端子に一方の端子が接続されたインダク
タ、このインダクタの他方の端子に接続された局部発振
波の出力端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
ソース端子に設けられ、片端が接地されたインダクタと
キャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素子の
エミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回路
と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキャパ
シタからなる並列共振回路、この並列共振回路に一方の
端子が接続されたインダクタ、このインダクタの他方の
端子とシャント接続されたインダクタ、上記両インダク
タの接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、この
キャパシタの他方の端子とカソードが接続された可変容
量ダイオード、この可変容量ダイオードのカソード端子
と接続されたインダクタなどにより構成されるチョーク
回路、このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオー
ドにバイアス電圧を印加するバイアス端子を備えたもの
である。
【0020】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された、無
線周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この
結合線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上
記半導体素子のコレクタ端子あるいはドレイン端子に一
方の端子が接続された、局部発振波の周波数で1/4波
長の電気長を有する結合線路を用いた方向性結合器、こ
の方向性結合器の結合ポートに接続された局部発振波の
出力端子、上記半導体素子のベース端子あるいはゲート
端子に一方の端子が接続された中間周波数帯の整合回
路、この整合回路の他方の端子と接続された中間周波数
端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端
子に設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミ
ッタ端子あるいはソース端子に、上記先端開放スタブと
並列に一方の端子が接続された伝送線路、この伝送線路
の他方の端子に接続された、局部発振波の周波数で1/
4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡
スタブと上記伝送線路の接続点に一方の端子が接続され
たキャパシタ、このキャパシタの他方の端子に接続され
たインダクタ、このインダクタと直列に接続され、局部
発振波の周波数でインピーダンスが短絡となるような可
変容量ダイオード、上記キャパシタと上記インダクタの
接続点に接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の
電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
接続された制御電圧端子を備えたものである。
【0021】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された無線
周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結
合線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記
半導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端
子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路
の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体
素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接
続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
有する結合線路を用いた方向性結合器、この方向性結合
器の結合ポートに接続された局部発振波の出力端子、上
記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設け
られた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子
あるいはソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一
方の端子が接続された伝送線路、この伝送線路の他方の
端子に接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の
電気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと
上記伝送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパ
シタ、このキャパシタの他方の端子に接続されたインダ
クタ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の
周波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダ
イオード、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に
接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続され
た制御電圧端子を備えたものである。
【0022】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間
周波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続
された中間周波数端子、上記半導体素子のコレクタ端子
あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された、局部
発振波の周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路
を用いた方向性結合器、この方向性結合器の結合ポート
に接続された局部発振波の出力端子、上記半導体素子の
ベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接続され
た、無線周波数で1/4波長の電気長を有する結合線
路、この結合線路の他方の端子と接続された無線周波数
端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端
子に設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミ
ッタ端子あるいはソース端子に、上記先端開放スタブと
並列に一方の端子が接続された伝送線路、この伝送線路
の他方の端子に接続された、局部発振波の周波数で1/
4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡
スタブと上記伝送線路の接続点に一方の端子が接続され
たキャパシタ、このキャパシタの他方の端子に接続され
たインダクタ、このインダクタと直列に接続され、局部
発振波の周波数でインピーダンスが短絡となるような可
変容量ダイオード、上記インダクタと上記キャパシタの
接続点に接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の
電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
接続された制御電圧端子を備えたものである。
【0023】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間
周波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続
された中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子あ
るいはゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波
数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線
路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導
体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が
接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
を有する結合線路を用いた方向性結合器、この方向性結
合器の結合ポートに接続された局部発振波の出力端子、
上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設
けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端
子あるいはソース端子に、上記先端開放スタブと並列に
一方の端子が接続された伝送線路、この伝送線路の他方
の端子に接続された、局部発振波の周波数で1/4波長
の電気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブ
と上記伝送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャ
パシタ、このキャパシタの他方の端子に接続されたイン
ダクタ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波
の周波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量
ダイオード、上記キャパシタと上記インダクタの接続点
に接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続さ
れた制御電圧端子を備えたものである。
【0024】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された、無
線周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この
結合線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上
記半導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の
端子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回
路の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導
体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた
先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるい
はソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端
子が接続された伝送線路、この伝送線路と結合するよう
に配置された誘電体共振器、上記伝送線路の他方の端子
に接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気
長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記
伝送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシ
タ、このキャパシタの他方の端子に接続されたインダク
タ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周
波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイ
オード、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接
続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有
する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続された
制御電圧端子を備えたものである。
【0025】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間
周波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続
された中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子あ
るいはゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波
数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線
路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導
体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた
先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるい
はソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端
子が接続された伝送線路、この伝送線路と結合するよう
に配置された誘電体共振器、上記伝送線路の他方の端子
に接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気
長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記
伝送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシ
タ、このキャパシタの他方の端子に接続されたインダク
タ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周
波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイ
オード、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接
続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有
する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続された
制御電圧端子を備えたものである。
【0026】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された無線
周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結
合線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記
半導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端
子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路
の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体
素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた先
端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
ソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子
が接続された伝送線路、この伝送線路と結合するように
配置された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合する
ように配置された先端開放スタブ、この先端開放スタブ
の一方の端子に接続された局部発振波の出力端子、上記
伝送線路の他方の端子に接続された、局部発振波の周波
数で1/4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、この
先端短絡スタブと上記伝送線路の接続点に一方の端子が
接続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子に
接続されたインダクタ、このインダクタと直列に接続さ
れ、局部発振波の周波数でインピーダンスが短絡となる
ような可変容量ダイオード、上記キャパシタと上記イン
ダクタの接続点に接続され、局部発振波の周波数で1/
4波長の電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方
の端子に接続された制御電圧端子を備えたものである。
【0027】また、トランジスタ、FET、あるいはH
EMTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端
子あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間
周波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続
された中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子あ
るいはゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波
数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線
路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導
体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた
先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるい
はソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端
子が接続された伝送線路、この伝送線路と結合するよう
に配置された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合す
るように配置された先端開放スタブ、この先端開放スタ
ブの一方の端子に接続された局部発振波の出力端子、上
記伝送線路の他方の端子に接続された、局部発振波の周
波数で1/4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、こ
の先端短絡スタブと上記伝送線路の接続点に一方の端子
が接続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子
に接続されたインダクタ、このインダクタと直列に接続
され、局部発振波の周波数でインピーダンスが短絡とな
るような可変容量ダイオード、上記キャパシタと上記イ
ンダクタの接続点に接続され、局部発振波の周波数で1
/4波長の電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他
方の端子に接続された制御電圧端子を備えたものであ
る。
【0028】また、デュアルゲートFETあるいはデュ
アルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半
導体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子
が接続された、無線周波数で1/4波長の電気長を有す
る結合線路、この結合線路の他方の端子と接続された無
線周波数端子、上記半導体素子の第一ゲート端子に一方
の端子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合
回路の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半
導体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された伝
送線路、この伝送線路に一方の端子が接続されたインダ
クタ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の
周波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダ
イオード、上記伝送線路と上記インダクタとの接続点に
接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
有する伝送線路、この伝送線路に接続された、局部発振
波の周波数で1/4波長の電気長を有する先端開放スタ
ブ、上記伝送線路と上記先端開放スタブとの接続点に接
続された制御電圧端子、上記半導体素子のソース端子に
設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のソース端
子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子が接続さ
れた伝送線路を備えたものである。
【0029】また、デュアルゲートFETあるいはデュ
アルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半
導体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子
が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路の
他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体素
子の第一ゲート端子に一方の端子が接続された、無線周
波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合
線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半
導体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された伝
送線路、この伝送線路に一方の端子が接続されたインダ
クタ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の
周波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダ
イオード、上記伝送線路と上記インダクタとの接続点に
接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
有する伝送線路、この伝送線路に接続された、局部発振
波の周波数で1/4波長の電気長を有する先端開放スタ
ブ、上記伝送線路と上記先端開放スタブとの接続点に接
続された制御電圧端子、上記半導体素子のソース端子に
設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のソース端
子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子が接続さ
れた伝送線路を備えたものである。
【0030】また、デュアルゲートFETあるいはデュ
アルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半
導体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子
が接続された、無線周波数で1/4波長の電気長を有す
る結合線路、この結合線路の他方の端子と接続された無
線周波数端子、上記半導体素子の第一ゲート端子に一方
の端子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合
回路の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半
導体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された先
端開放スタブ、この先端開放スタブに結合するように配
置された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合するよ
う配置された先端開放スタブ、この先端開放スタブに一
方の端子が接続された可変容量ダイオード、この可変容
量ダイオードと上記先端開放スタブとの接続点に一方の
端子が接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の
電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
を有する先端開放スタブ、上記伝送線路と上記先端開放
スタブとの接続点に接続された制御電圧端子、上記半導
体素子のソース端子に設けられた先端開放スタブ、上記
半導体素子のソース端子に、上記先端開放スタブと並列
に一方の端子が接続された伝送線路を備えたものであ
る。
【0031】また、デュアルゲートFETあるいはデュ
アルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半
導体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子
が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路の
他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体素
子の第一ゲート端子に一方の端子が接続された、無線周
波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合
線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半
導体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された先
端開放スタブ、この先端開放スタブに結合するように配
置された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合するよ
う配置された先端開放スタブ、この先端開放スタブに一
方の端子が接続された可変容量ダイオード、この可変容
量ダイオードと上記先端開放スタブとの接続点に一方の
端子が接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の
電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
を有する先端開放スタブ、上記伝送線路と上記先端開放
スタブとの接続点に接続された制御電圧端子、上記半導
体素子のソース端子に設けられた先端開放スタブ、上記
半導体素子のソース端子に、上記先端開放スタブと並列
に一方の端子が接続された伝送線路を備えたものであ
る。
【0032】また、半導体素子の第一のゲート端子と第
二のゲート端子を逆に用いたものである。
【0033】また、半導体素子のコレクタ端子あるいは
ドレイン端子に一方の端子が接続された、局部発振波の
周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路を用いた
方向性結合器から局部発振波を出力として取り出すよう
にしたものである。
【0034】また、半導体素子のベース端子あるいはゲ
ート端子に一方の端子が接続された、局部発振波の周波
数で1/4波長の電気長を有する結合線路を用いた方向
性結合器から局部発振波を出力として取り出すようにし
たものである。
【0035】また、この発明に係る位相同期回路は、上
記段落0016乃至段落0023および段落0033
いずれかに記載の自励局部発振ミクサの局部発振波の出
力端子に接続された周波数分周器、この周波数分周器の
分周出力端子に接続された位相比較器、この位相比較器
の基準信号入力部に設けられた基準信号入力端子、上記
位相比較器の誤差電圧の出力端子に接続されたループフ
ィルタを備え、このループフィルタの出力端子を自励局
部発振ミクサの制御電圧端子に接続したものである。
【0036】また、上記段落0016乃至段落0023
および段落0033のいずれかに記載の自励局部発振ミ
クサの局部発振波の出力端子設けられ、外部から供給さ
れる第二の局部発振波の2次以上の高次の高調波により
周波数混合を行う高調波ミクサ、この高調波ミクサの中
間周波数端子に接続された周波数分周器、この周波数分
周器の出力端子に接続された位相比較器、この位相比較
器の基準信号入力部に設けられた基準信号入力端子、上
記位相比較器の誤差電圧の出力端子に接続されたループ
フィルタを備え、このループフィルタの出力端子を自励
局部発振ミクサの制御電圧端子に接続したものである。
【0037】また、この発明に係る送受信機は、上記段
落0010乃至段落0036のいずれかに記載の自励局
部発振ミクサおよびこれを用いた位相同期回路を用い、
アップコンバージョンあるいはダウンコンバージョンを
行うようにしたものである。
【0038】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。
図1は本発明による自励局部発振ミクサの一構成例であ
り、図30に示すものと同一の部分あるいは相当する部
分には同一の符号を付しその説明は省略する。
【0039】図1において、2はハイパスフィルタ、4
はローパスフィルタ、8は可変容量ダイオードなどの可
変リアクタンス素子、9はバイアス線路、10は制御電
圧端子である。制御電圧端子10に直流電圧を印加する
ことにより、可変リアクタンス素子8のリアクタンスが
変化する。
【0040】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、IF端子5から入力されたIF信号は、ローパスフ
ィルタ4を介して半導体素子1に入力される。半導体素
子1では、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数
混合され、ハイパスフィルタ2を介してRF信号として
RF端子3から出力される。従って、本実施の形態の自
励局部発振ミクサの動作はアップコンバージョン動作と
なっている。また、本実施の形態においても、先端開放
スタブ6の線路長はRF周波数でおよそ1/4波長とな
るように設定され、かつ、伝送線路7の線路長はLO周
波数でおよそ1/4波長となるように設定されるため、
LO波の周波数は、従来例の場合と同じく、RF信号の
周波数のおよそ1/2の周波数となる。
【0041】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、制御電圧端子10に印加する電圧を変化させること
により、半導体素子1のソース端子から伝送線路7を介
して見たインピーダンスを、開放から変化させることが
出来る。従って、先端開放スタブ6と合わせたインピー
ダンスも変化することになり、発振周波数を制御するこ
とが可能となる。
【0042】実施の形態2. 図2に本発明の実施の形態2による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振ミク
サでは、RF端子3から入力されたRF信号は、ハイパ
スフィルタ2を介して半導体素子1に入力される。半導
体素子1では、本ミクサの発振周波数であるLO波と周
波数混合され、IF信号としてローパスフィルタ4を介
してIF端子5から出力される。従って、本実施の形態
においては、自励局部発振ミクサの動作はダウンコンバ
ージョン動作となっている。
【0043】また、本実施の形態においても制御電圧端
子10に印加する電圧を変化させることにより、半導体
素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たインピ
ーダンスを開放から変化させることが出来る。従って、
先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変化する
ことになり、発振周波数を制御することが可能となる。
【0044】実施の形態3. 図3に本発明の実施の形態3による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。図3において、2a、2bはキャパシ
タ、2cはインダクタ、4a、4bはインダクタ、4c
はキャパシタ、6a、6bは直列共振回路を構成するイ
ンダクタおよびキャパシタ、7a、7b、7cは共振回
路を構成するインダクタおよびキャパシタ、12は直流
電圧阻止用のキャパシタ、13は直流電圧短絡用のイン
ダクタ、11は制御電圧印加用のチョークコイル、14
は可変容量ダイオードである。
【0045】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、IF端子5から入力されたIF信号は、インダクタ
4a、4bとキャパシタ4cとから構成されるローパス
フィルタ4を介して半導体素子1に入力される。半導体
素子1では、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波
数混合され、RF信号としてキャパシタ2a、2bおよ
びインダクタ2cとから構成されるハイパスフィルタ
を介してRF端子3から出力される。従って、本実施の
形態においては、自励局部発振ミクサの動作はアップコ
ンバージョン動作となっている。
【0046】本実施の形態においては、インダクタ6a
およびキャパシタ6bからなる直列共振回路で、RF周
波数でインピーダンス短絡となるようにしている。ま
た、この直列共振回路はLO周波数では容量性となる。
さらに、インダクタ7a、キャパシタ7bおよびインダ
クタ7cとからなる共振回路は、RF周波数では直列共
振回路、LO周波数では並列共振回路として振舞うよう
その値が設定される。これにより、この共振回路は、先
の実施の形態1および2に記載のLO周波数で1/4波
長の電気長を有する伝送線路7と同様の機能を実現す
る。
【0047】さらに、直流的に短絡するためのインダク
タ13、直流電圧阻止用のキャパシタ12により、直流
的に半導体素子1のソース端子は短絡となり、可変容量
ダイオード14は、チョークコイル11を介して制御電
圧端子10より印加されるバイアス電圧によりリアクタ
ンスを変化させることが可能となる。従って、半導体素
子1のソース端子から見たインピーダンスは、RF周波
数では短絡、LO周波数では容量性であるが、可変容量
ダイオード14に印加される制御電圧によりインピーダ
ンスが変化することになり、発振周波数を制御すること
が可能となる。
【0048】実施の形態4. 図4に本発明の実施の形態4による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振ミク
サでは、RF端子3から入力されたRF信号は、キャパ
シタ2a、2bおよびインダクタ2cとから構成される
ハイパスフィルタ2を介して半導体素子1に入力され
る。半導体素子1では本ミクサの発振周波数であるLO
波と周波数混合され、IF信号としてインダクタ4a、
4bとキャパシタ4cとから構成されるローパスフィル
タ4を介してIF端子5から出力される。従って、本実
施の形態においては、自励局部発振ミクサの動作はダウ
ンコンバージョン動作となっている。
【0049】本実施の形態においても、ソース端子部に
設けられた共振回路の動作は実施の形態3の場合と同様
であり、可変容量ダイオード14に印加される制御電圧
によりインピーダンスが変化することになり、発振周波
数を制御することが可能となる。
【0050】上記の実施の形態3および4による自励局
部発振ミクサは、分布定数回路では伝送線路やスタブの
物理的な長さが大きくなり本発明によるミクサの構成が
困難な、比較的低周波のミクサを構成する場合に適した
構成である。
【0051】実施の形態5. 図5に本発明の実施の形態5による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。図5において、15は伝送線路、16
は先端開放スタブ、17は伝送線路15と先端開放スタ
ブ16とで構成されるIF周波数での整合回路、18は
RF周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、2
1はLO周波数で1/4波長の電気長を有する先端短絡
スタブ、22はインダクタ、23はLO周波数で1/4
波長の電気長を有するバイアス線路、24はLO周波数
で1/4波長の電気長を有する先端開放スタブである。
【0052】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、IF端子5から入力されたIF信号は整合回路17
を介して半導体素子1に入力される。半導体素子1で
は、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合さ
れ、RF周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路
18を介して、RF信号としてRF端子3から出力され
る。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動作
はアップコンバージョン動作となっている。
【0053】また、本実施の形態においても、先端開放
スタブ6の線路長はRF周波数でおよそ1/4波長とな
るように設定され、かつ、伝送線路7の線路長はLO周
波数でおよそ1/4波長となるように設定されるため、
LO波の周波数は、従来例の場合と同じく、RF信号の
周波数のおよそ1/2の周波数となる。
【0054】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、直流的に短絡するための先端短絡スタブ21、直流
電圧阻止用のキャパシタ12により、直流的に半導体素
子1のソース端子は短絡となり、可変容量ダイオード1
4は、バイアス線路23を介して制御電圧端子10より
印加されるバイアス電圧によりリアクタンスを変化させ
ることが可能となる。従って、制御電圧端子10に印加
する電圧を変化させることにより、半導体素子1のソー
ス端子から伝送線路7を介して見たインピーダンスを開
放から変化させることが出来る。これにより、先端開放
スタブ6と合わせたインピーダンスも変化することにな
り、発振周波数を制御することが可能となる。
【0055】実施の形態6. 図6に本発明の実施の形態6による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振ミク
サでは、RF端子3から入力されたRF信号は、RF周
波数で1/4波長の電気長を有する結合線路18を介し
て半導体素子1に入力される。半導体素子1では、本ミ
クサの発振周波数であるLO波と周波数混合され、整合
回路17を介してIF信号としてIF端子5から出力さ
れる。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動
作はダウンコンバージョン動作となっている。
【0056】また、本実施の形態においても、先端開放
スタブ6の線路長はRF周波数でおよそ1/4波長とな
るように設定され、かつ、伝送線路7の線路長はLO周
波数でおよそ1/4波長となるように設定されるため、
LO波の周波数は、従来例の場合と同じく、RF信号の
周波数のおよそ1/2の周波数となる。
【0057】本実施の形態による自励局部発振ミクサに
おいても、制御電圧端子10に印加する電圧を変化させ
ることにより、半導体素子1のソース端子から伝送線路
7を介して見たインピーダンスを開放から変化させるこ
とが出来る。これにより、先端開放スタブ6と合わせた
インピーダンスも変化することになり、発振周波数を制
御することが可能となる。
【0058】実施の形態7. 図7に本発明の実施の形態7による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。図7において、25はローパスフィル
タ、26は局部発振波の出力端子である。
【0059】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、基本的な動作は実施の形態1と同様である。IF端
子5から入力されたIF信号は、ローパスフィルタ4を
介して半導体素子1に入力される。半導体素子1では、
本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合され、
ハイパスフィルタ2を介してRF信号としてRF端子3
から出力される。従って、本実施の形態の自励局部発振
ミクサの動作はアップコンバージョン動作となってい
る。
【0060】また、本実施の形態においても、先端開放
スタブ6の線路長はRF周波数のおよそ1/4波長とな
るように設定され、かつ、伝送線路7の線路長はLO周
波数でおよそ1/4波長となるように設定されるため、
LO波の周波数は、従来例の場合と同じく、RF信号の
周波数のおよそ1/2の周波数となる。さらに、本実施
の形態においても制御電圧端子10に印加する電圧を変
化させることにより、半導体素子1のソース端子から伝
送線路7を介して見たインピーダンスを開放から変化さ
せることが出来る。従って、先端開放スタブ6と合わせ
たインピーダンスも変化することになり、発振周波数を
制御することが可能となる。
【0061】また、本実施の形態による自励局部発振ミ
クサでは、局部発振波の出力端子26から局部発振波を
取り出すことができる。RF信号はローパスフィルタ2
5により抑制されるため、局部発振波の出力端子26に
は出力されない。
【0062】実施の形態8. 図8に本発明の実施の形態8による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。図8において、27はハイパスフィル
タである。
【0063】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、基本的な動作は実施の形態7と同様である。本実施
の形態による自励局部発振ミクサでは、局部発振波の出
力端子26から局部発振波を取り出すことができる。I
F信号はハイパスフィルタ27により抑制されるため、
局部発振波の出力端子26には出力されない。
【0064】実施の形態9. 図9に本発明の実施の形態9による自励局部発振ミクサ
の構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振ミク
サでは、基本的な動作は実施の形態2と同様である。本
実施の形態による自励局部発振ミクサでは、RF端子3
から入力されたRF信号はハイパスフィルタ2を介して
半導体素子1に入力される。半導体素子1では、本ミク
サの発振周波数であるLO波と周波数混合され、IF信
号としてローパスフィルタ4を介してIF端子5から出
力される。従って、本実施の形態においては、自励局部
発振ミクサの動作はダウンコンバージョン動作となって
いる。
【0065】また、本実施の形態においても制御電圧端
子10に印加する電圧を変化させることにより、半導体
素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たインピ
ーダンスを開放から変化させることが出来る。従って、
先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変化する
ことになり、発振周波数を制御することが可能となる。
【0066】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、局部発振波の出力端子26から局部発振波を取り出
すことができる。IF信号はハイパスフィルタ27によ
り抑制されるため局部発振波の出力端子26には出力さ
れない。
【0067】実施の形態10. 図10に本発明の実施の形態10による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、基本的な動作は実施の形態9と同様であ
る。本実施の形態による自励局部発振ミクサでは、局部
発振波の出力端子26から局部発振波を取り出すことが
できる。RF信号はローパスフィルタ25により抑制さ
れるため局部発振波の出力端子26には出力されない。
【0068】実施の形態11. 図11に本発明の実施の形態11による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。図11において、25aはインダ
クタである。
【0069】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、基本的な動作は実施の形態3と同様であり、IF端
子5から入力されたIF信号は、インダクタ4a、4b
とキャパシタ4cとから構成されるローパスフィルタ4
を介して半導体素子1に入力される。半導体素子1では
本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合され、
RF信号としてキャパシタ2a、2bおよびインダクタ
2cとから構成されるローパスフィルタ2を介してRF
端子3から出力される。従って、本実施の形態において
は、自励局部発振ミクサの動作はアップコンバージョン
動作となっている。
【0070】本実施の形態においては、インダクタ6a
およびキャパシタ6bからなる直列共振回路で、RF周
波数でインピーダンス短絡となるようにしている。ま
た、この直列共振回路はLO周波数では容量性となる。
さらに、インダクタ7a、キャパシタ7bおよびインダ
クタ7cとからなる共振回路は、RF周波数では直列共
振回路、LO周波数では並列共振回路として振舞うよう
その値を設定する。これにより、この共振回路は、先の
実施の形態1および2に記載のLO周波数で1/4波長
の電気長を有する伝送線路と同様の機能を実現する。さ
らに、直流的に短絡するためのインダクタ13、直流電
圧阻止用のキャパシタ12により、直流的に半導体素子
1のソース端子は短絡となり、可変容量ダイオード14
は、チョークコイル11を介して制御電圧端子10より
印加されるバイアス電圧により、リアクタンスを変化さ
せることが可能となる。従って、半導体素子1のソース
端子から見たインピーダンスは、RF周波数では短絡、
LO周波数では容量性であるが、可変容量ダイオード1
4に印加される制御電圧によりインピーダンスが変化す
ることになり、発振周波数を制御することが可能とな
る。
【0071】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、局部発振波の出力端子26から局部発振波を取り出
すことができる。RF信号はインダクタ25aにより抑
制されるため、局部発振波の出力端子26には出力され
ない。
【0072】実施の形態12. 図12に本発明の実施の形態12による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。27aは局部発振波結合用のキャ
パシタである。
【0073】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、基本的な動作は実施の形態11と同様である。本実
施の形態による自励局部発振ミクサでは、局部発振波の
出力端子26から局部発振波を取り出すことができる。
IF信号はキャパシタ27aにより抑制されるため、局
部発振波の出力端子26には出力されない。
【0074】実施の形態13. 図13に本発明の実施の形態13による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、基本的な動作は実施の形態4に示すものと
同様である。RF端子3から入力されたRF信号は、キ
ャパシタ2a、2bおよびインダクタ2cとから構成さ
れるハイパスフィルタ2を介して半導体素子1に入力さ
れる。半導体素子1では本ミクサの発振周波数であるL
O波と周波数混合され、IF信号としてインダクタ4
a、4bとキャパシタ4cとから構成されるローパスフ
ィルタ4を介してIF端子5から出力される。従って、
本実施の形態においては、自励局部発振ミクサの動作は
ダウンコンバージョン動作となっている。
【0075】また、本実施の形態においても、半導体素
子1のソース端子部に設けられた共振回路の動作は、実
施の形態3の場合と同様であり、可変容量ダイオード1
4に印加される制御電圧によりインピーダンスが変化す
ることになり、発振周波数を制御することが可能とな
る。
【0076】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、局部発振波の出力端子26から局部発振波を取り出
すことができる。IF信号はキャパシタ27aにより抑
制されるため、局部発振波の出力端子26には出力され
ない。
【0077】実施の形態14. 図14に本発明の実施の形態14による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、基本的な動作は実施の形態13と同様であ
る。本実施の形態による自励局部発振ミクサでは、局部
発振波の出力端子26から局部発振波を取り出すことが
できる。RF信号はインダクタ25aにより抑制される
ため、局部発振波の出力端子26には出力されない。
【0078】実施の形態15. 図15に本発明の実施の形態15による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。図15において、28はLO周波
数で1/4波長の電気長を有する結合線路を用いた方向
性結合器である。
【0079】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、基本的な動作は実施の形態5によるものと同様であ
る。IF端子5から入力されたIF信号は整合回路17
を介して半導体素子1に入力される。半導体素子1では
本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合され、
RF周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路18
を介してRF信号としてRF端子3から出力される。従
って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動作はアッ
プコンバージョン動作となっている。
【0080】また、本実施の形態においても、可変容量
ダイオード14は、バイアス線路23を介して制御電圧
端子10より印加されるバイアス電圧によりリアクタン
スを変化させることが可能となる。従って、制御電圧端
子10に印加する電圧を変化させることにより、半導体
素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たインピ
ーダンスを開放から変化させることが出来る。これによ
り、先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変化
することになり、発振周波数を制御することが可能とな
る。
【0081】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、局部発振波の出力端子26から局部発振波を取り出
すことができる。RF信号は、LO周波数で1/4波長
の電気長を有する結合線路28により抑制されるため、
局部発振波の出力端子26には出力されない。
【0082】実施の形態16. 図16に本発明の実施の形態16による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、基本的な動作は実施の形態15と同様であ
る。本実施の形態による自励局部発振ミクサでは、局部
発振波の出力端子26から局部発振波を取り出すことが
できる。IF信号はLO周波数で1/4波長の電気長を
有する結合線路28により抑制されるため、局部発振波
の出力端子26には出力されない。
【0083】実施の形態17. 図17に本発明の実施の形態17による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、RF端子3から入力されたRF信号は、R
F周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路18を
介して半導体素子1に入力される。半導体素子1では整
合回路17を介して本ミクサの発振周波数であるLO波
と周波数混合され、IF信号としてIF端子5から出力
される。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの
動作はダウンコンバージョン動作となっている。
【0084】また、本実施の形態においても、制御電圧
端子10に印加する電圧を変化させることにより、半導
体素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たイン
ピーダンスを開放から変化させることが出来る。これに
より、先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変
化することになり、発振周波数を制御することが可能と
なる。
【0085】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、局部発振波の出力端子26から局部発振波を取り出
すことができる。IF信号はLO周波数で1/4波長の
電気長を有する結合線路28により抑制されるため、局
部発振波の出力端子26には出力されない。
【0086】実施の形態18. 図18に本発明の実施の形態18による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、基本的な動作は実施の形態15と同様であ
る。本実施の形態による自励局部発振ミクサでは、局部
発振波の出力端子26から局部発振波を取り出すことが
できる。RF信号はLO周波数で1/4波長の電気長を
有する結合線路28により抑制されるため、局部発振波
の出力端子26には出力されない。
【0087】実施の形態19. 図19に本発明の実施の形態19による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。図19において、29は伝送線路
20と結合するように配置されたTE01δモード共振
器のようなQ値の高い誘電体共振器である。
【0088】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、基本的な動作は実施の形態5によるものと同様であ
る。IF端子5から入力されたIF信号は、整合回路1
7を介して半導体素子1に入力される。半導体素子1で
は、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合さ
れ、RF周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路
18を介してRF信号としてRF端子3から出力され
る。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動作
はアップコンバージョン動作となっている。
【0089】また、本実施の形態においても、可変容量
ダイオード14は、チョークコイル11を介して制御電
圧端子10より印加されるバイアス電圧によりリアクタ
ンスを変化させることが可能となる。従って、制御電圧
端子10に印加する電圧を変化させることにより、半導
体素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たイン
ピーダンスを開放から変化させることが出来る。これに
より、先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変
化することになり、発振周波数を制御することが可能と
なる。
【0090】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、局部発振周波数は誘電体共振器29により同調回路
部の負荷Q値が高まるため、局部発振器の位相雑音を小
さくすることが出来る。
【0091】実施の形態20. 図20に本発明の実施の形態20による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、RF端子3から入力されたRF信号は、R
F周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路18を
介して半導体素子1に入力される。半導体素子1では、
整合回路17を介して本ミクサの発振周波数であるLO
波と周波数混合され、IF信号としてIF端子5から出
力される。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサ
の動作はダウンコンバージョン動作となっている。
【0092】また、本実施の形態においても、制御電圧
端子10に印加する電圧を変化させることにより、半導
体素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たイン
ピーダンスを開放から変化させることが出来る。これに
より、先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変
化することになり、発振周波数を制御することが可能と
なる。さらに、本実施の形態による自励局部発振ミクサ
では、局部発振周波数は誘電体共振器29により同調回
路部の負荷Q値が高まるため、局部発振器の位相雑音を
小さくすることが出来る。
【0093】実施の形態21. 図21に本発明の実施の形態21による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。図21において、30は誘電体共
振器29と結合するように配置された先端開放スタブで
ある。
【0094】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、基本的な動作は実施の形態19によるものと同様で
ある。IF端子5から入力されたIF信号は、整合回路
17を介して半導体素子1に入力される。半導体素子1
では、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合
され、RF周波数で1/4波長の電気長を有する結合線
路18を介してRF信号としてRF端子3から出力され
る。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動作
はアップコンバージョン動作となっている。
【0095】また、本実施の形態においても、可変容量
ダイオード14は、バイアス線路23を介して制御電圧
端子10より印加されるバイアス電圧によりリアクタン
スを変化させることが可能となる。従って、制御電圧端
子10に印加する電圧を変化させることにより、半導体
素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たインピ
ーダンスを開放から変化させることが出来る。これによ
り、先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変化
することになり、発振周波数を制御することが可能とな
る。また、本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、局部発振周波数は、誘電体共振器29により同調回
路部の負荷Q値が高まるため、局部発振器の位相雑音を
小さくすることが出来る。
【0096】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、誘電体共振器29と結合した先端開放スタブ30を
介して局部発振波の出力端子26から局部発振波を取り
出すことができる。
【0097】実施の形態22. 図22に本発明の実施の形態22による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、RF端子3から入力されたRF信号は、R
F周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路18を
介して半導体素子1に入力される。半導体素子1では、
本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合され、
整合回路17を介してIF信号としてIF端子5から出
力される。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサ
の動作はダウンコンバージョン動作となっている。
【0098】また、本実施の形態においても、制御電圧
端子10に印加する電圧を変化させることにより、半導
体素子1のソース端子から伝送線路7を介して見たイン
ピーダンスを開放から変化させることが出来る。これに
より、先端開放スタブ6と合わせたインピーダンスも変
化することになり、発振周波数を制御することが可能と
なる。さらに、本実施の形態による自励局部発振ミクサ
では、局部発振周波数は誘電体共振器29により同調回
路部の負荷Q値が高まるため、局部発振器の位相雑音を
小さくすることが出来る。
【0099】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、誘電体共振器29と結合した伝送線路30を介して
局部発振波の出力端子26から局部発振波を取り出すこ
とができる。
【0100】実施の形態23. 図23に本発明の実施の形態23による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。図23において、31はデュアル
ゲートFETなどのゲート端子あるいはベース端子を2
つ有する半導体素子、32は上記半導体素子31の第2
ゲート端子に接続された伝送線路である。
【0101】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、IF端子5から入力されたIF信号は整合回路17
を介して半導体素子31に入力される。半導体素子31
では、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合
され、RF周波数で1/4波長の電気長を有する結合線
路18を介してRF信号としてRF端子3から出力され
る。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動作
はアップコンバージョン動作となっている。
【0102】また、本実施の形態においても、可変容量
ダイオード14は、伝送線路23を介して制御電圧端子
10より印加されるバイアス電圧によりリアクタンスを
変化させることが可能となる。従って、制御電圧端子1
0に印加する電圧を変化させることにより、半導体素子
31の第2ゲート端子から伝送線路32を介して見たイ
ンピーダンスを開放から変化させることが出来る。これ
により発振周波数を制御することが可能となる。
【0103】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、半導体素子31の第1ゲートと第2ゲートのゲート
端子間アイソレーションにより、良好なLO波とIF信
号間のアイソレーションを得ることが出来る。
【0104】実施の形態24. 図24に本発明の実施の形態24による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。本実施の形態による自励局部発振
ミクサでは、RF端子3から入力されたRF信号は、R
F周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路18を
介して半導体素子31に入力される。半導体素子31で
は、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合さ
れ、整合回路17を介してIF信号としてIF端子5か
ら出力される。従って、本実施の形態の自励局部発振ミ
クサの動作はダウンコンバージョン動作となっている。
【0105】また、本実施の形態においても、制御電圧
端子10に印加する電圧を変化させることにより、半導
体素子31の第2ゲート端子から伝送線路32を見たイ
ンピーダンスを開放から変化させることが出来る。これ
により、発振周波数を制御することが可能となる。さら
に、本実施の形態による自励局部発振ミクサでは、半導
体素子31のゲート端子間のアイソレーションにより、
良好なLO波とIF信号間のアイソレーションを得るこ
とが出来る。
【0106】実施の形態25. 図25に本発明の実施の形態25による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。図25において、33、34は誘
電体共振器29に結合するように配置された先端開放ス
タブである。
【0107】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、IF端子5から入力されたIF信号は整合回路17
を介して半導体素子31に入力される。半導体素子31
では、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合
され、RF周波数で1/4波長の電気長を有する結合線
路18を介してRF信号としてRF端子3から出力され
る。従って、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動作
はアップコンバージョン動作となっている。
【0108】また、本実施の形態においても、可変容量
ダイオード14は、伝送線路23を介して制御電圧端子
10より印加されるバイアス電圧によりリアクタンスを
変化させることが可能となる。従って、制御電圧端子1
0に印加する電圧を変化させることにより、半導体素子
31の第2ゲート端子から先端開放スタブ33、34を
介して見たインピーダンスを開放から変化させることが
出来る。これにより、発振周波数を制御することが可能
となる。本実施の形態による自励局部発振ミクサでは、
半導体素子31のゲート端子間のアイソレーションによ
り、良好なLO波とIF信号間のアイソレーションを得
ることが出来る。
【0109】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、半導体素子31の第2ゲート端子に接続された伝送
線路と結合する誘電体共振器29により、同調回路部の
負荷Q値が高まるため、局部発振器の位相雑音を小さく
することが出来る。
【0110】実施の形態26. 図26に本発明の実施の形態26による自励局部発振ミ
クサの構成例を示す。RF信号はRF端子3から、RF
周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路18を介
して半導体素子31に入力される。半導体素子31で
は、本ミクサの発振周波数であるLO波と周波数混合さ
れ、整合回路17を介してIF信号として出力端子5か
ら出力される。従って、本実施の形態の自励局部発振ミ
クサの動作はダウンコンバージョン動作となっている。
【0111】また、本実施の形態においても、制御電圧
端子10に印加する電圧を変化させることにより、半導
体素子31の第2ゲート端子から先端開放スタブ33、
34を見たインピーダンスを開放から変化させることが
出来る。これにより、発振周波数を制御することが可能
となる。さらに、本実施の形態による自励局部発振ミク
サでは、局部発振周波数は誘電体共振器29により、同
調回路部の負荷Q値が高まるため、局部発振器の位相雑
音を小さくすることが出来る。
【0112】本実施の形態による自励局部発振ミクサで
は、半導体素子31のゲート端子間のアイソレーション
により、良好なLO波とIF信号間のアイソレーション
を得ることが出来る。
【0113】実施の形態27. 図27に本発明の実施の形態27による自励局部発振ミ
クサを用いた位相同期(以下、PLLと略す)ループの
構成例を示す。図27において、35は周波数分周器、
36は位相比較器、37基準信号入力端子、38はルー
プフィルタである。
【0114】本実施の形態による自励局部発振ミクサを
用いたPLL回路では、IF端子5から入力されたIF
信号は、ローパスフィルタ4を介して半導体素子1に入
力される。半導体素子1では、本ミクサの発振周波数で
あるLO波と周波数混合され、ハイパスフィルタ2を介
してRF信号としてRF端子3から出力される。従っ
て、本実施の形態の自励局部発振ミクサの動作はアップ
コンバージョン動作となっている。
【0115】また、本実施の形態においても、可変リア
クタンス素子8は、バイアス線路9を介して印加される
バイアス電圧によりリアクタンスを変化させることが可
能となる。従って、制御電圧を変化させることにより、
半導体素子1のソース端子から伝送線路7を介して見た
インピーダンスを開放から変化させることが出来る。こ
れにより、先端開放スタブ6と合わせたインピーダンス
も変化することになり、発振周波数を制御することが可
能となる。LO波はローパスフィルタ25を介して周波
数分周器35で周波数分周された後、位相比較器36で
基準信号入力端子37に印加される基準信号と位相比較
される。これにより、自励局部発振ミクサの周波数安定
度は、基準信号と同一の安定度を有することとなる。
【0116】本実施の形態による自励局部発振ミクサを
用いたPLL回路では、上記のようにPLL回路を構成
することにより、良好な周波数安定度を有する周波数変
換回路を実現することが出来る。
【0117】実施の形態28. 図28に本発明の実施の形態28による自励局部発振ミ
クサを用いたPLL回路の構成例を示す。図28におい
て、39は高調波ミクサ、40は高調波ミクサ39のL
O入力端子である。
【0118】本実施の形態による自励局部発振ミクサを
用いたPLL回路では、基本的な動作は実施の形態27
と同様であり、IF端子5から入力されたIF信号はロ
ーパスフィルタ4を介して半導体素子1に入力される。
半導体素子1では、本ミクサの発振周波数であるLO波
と周波数混合され、ハイパスフィルタ2を介してRF信
号としてRF端子3から出力される。LO波はローパス
フィルタ25を介して高調波ミクサ39で一旦低周波数
へダウンコンバージョンされた後、周波数分周器35で
周波数分周され、位相比較器36で基準信号入力端子3
7の基準信号と位相比較される。これにより、自励局部
発振ミクサの周波数安定度は基準信号と同一の安定度を
有することとなる。従って、本実施の形態による自励局
部発振ミクサを用いたPLL回路では、良好な周波数安
定度を有する周波数変換回路を実現することが出来る。
【0119】実施の形態29. 図29に本発明の実施の形態29による自励局部発振ミ
クサを用いた送受信機の構成例を示す。図29におい
て、41はIF帯の増幅器、42はIF帯のバンドパス
フィルタ、43は本発明の実施の形態による自励局部発
振ミクサ、44はRF帯のバンドパスフィルタ、45は
RF帯の増幅器である。
【0120】本実施の形態による自励局部発振ミクサを
用いた送受信機では、通常の送受信機で必要なミクサと
局部発振器を組み合わせた周波数変換部の部分を自励局
部発振ミクサで置きかえることが出来るため、小形で、
低コストの送受信機を実現することが出来る。
【0121】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基本
波形の自励局部発振ミクサと比較して、RF周波数とL
O周波数の差が大きく、LO波の抑制が容易で、マイク
ロ波の送受信機で一般的に用いられている発振器とミク
サを別個に用いた構成と異なり、小形化が容易な自励局
部発振ミクサを構成することが出来、かつ、印加するバ
イアス電圧により発振周波数を制御可能な自励局部発振
ミクサを構成することが出来る。
【0122】また、局部発振波とRF信号、IF信号を
ろ波する回路を設け、局部発振波を容易にろ波し、取り
出すことができる。
【0123】また、共振回路を装荷することにより、発
振器としてのQ値が高まり、位相雑音を低くすることが
出来る。これにより、ディジタル通信などの、良好な通
信品質を必要とするシステムに適用可能な自励局部発振
ミクサを得ることが出来る。
【0124】また、デュアルゲートFETなどの半導体
素子を用いることにより、容易に局部発振波とRF信
号、IF信号とのアイソレーション特性の良好な自励局
部発振ミクサを得ることが出来る。
【0125】また、PLL回路を構成することにより、
低位相雑音化を可能とし、良好な周波数安定度、位相雑
音特性を要求される通信システムへ適用可能とすること
が出来る。
【0126】また、この発明に係る自励局部発振ミクサ
を用いた送受信機では、通常の送受信機で必要なミクサ
と局部発振器を組み合わせた周波数変換部の部分を自励
局部発振ミクサで置きかえることが出来るため、小形
で、低コストの送受信機を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態7に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態8に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態9に係る自励局部発振
ミクサを示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態10に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態11に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態12に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態13に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態14に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態15に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態16に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態17に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態18に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図19】 この発明の実施の形態19に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図20】 この発明の実施の形態20に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図21】 この発明の実施の形態21に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図22】 この発明の実施の形態22に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図23】 この発明の実施の形態23に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図24】 この発明の実施の形態24に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図25】 この発明の実施の形態25に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図26】 この発明の実施の形態26に係る自励局部
発振ミクサを示す構成図である。
【図27】 この発明の実施の形態27に係る自励局部
発振ミクサを用いた位相同期回路を示す構成図である。
【図28】 この発明の実施の形態28に係る自励局部
発振ミクサを用いた位相同期回路を示す構成図である。
【図29】 この発明の実施の形態29に係る自励局部
発振ミクサを用いた送受信機を示す構成図である。
【図30】 従来の自励局部発振ミクサを示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体素子、 2 ハイパスフィ
ルタ、2a、2b キャパシタ、 2c イン
ダクタ、3 無線周波数端子、 4 ローパ
スフィルタ、4a、4b インダクタ、 4c
キャパシタ、5 中間周波数端子、 6
先端開放スタブ、6a インダクタ、
6b キャパシタ、7 伝送線路、 7
a、7c インダクタ、7b キャパシタ、
8 可変リアクタンス素子、9 バイアス線路、
10 制御電圧端子、11 チョークコ
イル、 12 直流電圧阻止用キャパシタ、
13 直流電圧短絡用インダクタ、 14 可変容量ダ
イオード、15 伝送線路、 16
先端開放スタブ、17 中間周波数整合回路、
18 結合線路、20 伝送線路、
21 先端短絡スタブ、22 インダクタ、
23 バイアス線路、24 先端開放スタブ、
25 ローパスフィルタ、25a インダク
タ、 26 局部発振波出力端子、27
ハイパスフィルタ、 27a キャパシタ、2
8 方向性結合器、 29 誘電体共振
器、30 先端開放スタブ、 31 半導体
素子、32 伝送線路、 33 先端
開放スタブ、34 先端開放スタブ、 35
周波数分周器、36 位相比較器、
37 基準信号入力端子、38 ループフィルタ、
39 高調波ミクサ、40 局部発振波入力端
子、 41 中間周波数帯増幅器、42 中間周
波数帯バンドパスフィルタ、43 自励局部発振ミク
サ、44 無線周波数帯バンドパスフィルタ、45 無
線周波数帯増幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−120217(JP,A) 特開 昭59−176909(JP,A) 特開 平6−334483(JP,A) 特開 平2−46009(JP,A) 実開 平7−11027(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03D 7/12

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタ、FET、あるいはHEM
    Tなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続されたキャパシ
    タと、このキャパシタの他方の端子とシャント接続され
    たインダクタと、このインダクタと一方の端子が接続さ
    れたキャパシタとからなるハイパスフィルタ、このハイ
    パスフィルタに接続された無線周波数端子、上記半導体
    素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接
    続されたインダクタと、このインダクタの他方の端子と
    シャント接続されたキャパシタと、このキャパシタと一
    方の端子が接続されたインダクタとからなるローパスフ
    ィルタ、このローパスフィルタの他方の端子に接続され
    た中間周波数端子、上記半導体素子のエミッタ端子ある
    いはソース端子に設けられ、片端が接地されたインダク
    タとキャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素
    子のエミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振
    回路と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキ
    ャパシタからなる並列共振回路、この並列共振回路の他
    方の接続点に接続されたインダクタ、このインダクタの
    他方の端子とシャント接続されたインダクタ、このイン
    ダクタの接地されていない方の端子と一方の端子が接続
    されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子とカソ
    ードが接続された可変容量ダイオード、この可変容量ダ
    イオードのカソード端子と接続されたインダクタなどに
    より構成されるチョーク回路、このチョーク回路を介し
    て上記可変容量ダイオードにバイアス電圧を印加するバ
    イアス端子を備えたことを特徴とする電圧制御自励局部
    発振ミクサ。
  2. 【請求項2】 トランジスタ、FET、あるいはHEM
    Tなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続されたインダク
    タと、このインダクタの他方の端子とシャント接続され
    たキャパシタと、このキャパシタと一方の端子が接続さ
    れたインダクタとからなるローパスフィルタ、このロー
    パスフィルタに接続された中間周波数端子、上記半導体
    素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接
    続されたキャパシタと、このキャパシタの他方の端子と
    シャント接続されたインダクタと、このインダクタと一
    方の端子が接続されたキャパシタとからなるハイパスフ
    ィルタ、このハイパスフィルタの他方の端子に接続され
    た無線周波数端子、上記半導体素子のエミッタ端子ある
    いはソース端子に設けられ、片端が接地されたインダク
    タとキャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素
    子のエミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振
    回路と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキ
    ャパシタからなる並列共振回路、この並列共振回路の他
    方の接続点に接続されたインダクタ、このインダクタの
    他方の端子とシャント接続されたインダクタ、このイン
    ダクタの接地されていない方の端子と一方の端子が接続
    されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子とカソ
    ードが接続された可変容量ダイオード、この可変容量ダ
    イオードのカソード端子と接続されたインダクタなどに
    より構成されるチョーク回路、このチョーク回路を介し
    て上記可変容量ダイオードにバイアス電圧を印加するバ
    イアス端子を備えたことを特徴とする電圧制御自励局部
    発振ミクサ。
  3. 【請求項3】 トランジスタ、FET、あるいはHEM
    Tなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続された、無線周
    波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合
    線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半
    導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子
    が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路の
    他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体素
    子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた先端
    開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソ
    ース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子が
    接続された伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続
    され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有す
    る先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記伝送線路
    の接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、このキ
    ャパシタの他方の端子に接続されたインダクタ、このイ
    ンダクタと直列に接続され、局部発振波の周波数でイン
    ピーダンスが短絡となるような可変容量ダイオード、上
    記キャパシタと上記インダクタの接続点に接続され、局
    部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有する伝送線
    路、この伝送線路の他方の端子に接続された制御電圧端
    子を備えたことを特徴とする電圧制御自励局部発振ミク
    サ。
  4. 【請求項4】 トランジスタ、FET、あるいはHEM
    Tなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間周波
    数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続され
    た中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子あるい
    はゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波数で
    1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線路の
    他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導体素
    子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた先端
    開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソ
    ース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子が
    接続された伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続
    された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有
    する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記伝送線
    路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、この
    キャパシタの他方の端子に接続されたインダクタ、この
    インダクタと直列に接続され、局部発振波の周波数でイ
    ンピーダンスが短絡となるような可変容量ダイオード、
    上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接続され、
    局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有する伝送
    線路、この伝送線路の他方の端子に接続された制御電圧
    端子を備えたことを特徴とする電圧制御自励局部発振ミ
    クサ。
  5. 【請求項5】 半導体素子と無線周波数端子との間に分
    波回路を設けることにより、無線周波数信号から局部発
    振波を分離して取り出すようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項のいずれか一項記載の電圧制御自励
    局部発振ミクサ。
  6. 【請求項6】 半導体素子と中間周波数端子との間に分
    波回路を設けることにより、中間周波数信号から局部発
    振波を分離して取り出すようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項のいずれか一項記載の電圧制御自励
    局部発振ミクサ。
  7. 【請求項7】 トランジスタ、FET、あるいはHEM
    Tなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続されたキャパシ
    タと、このキャパシタの他方の端子とシャント接続され
    たインダクタと、このインダクタと一方の端子が接続さ
    れたキャパシタとからなるハイパスフィルタ、このハイ
    パスフィルタに接続された無線周波数端子、上記半導体
    素子のコレクタ端子あるいはドレイン端子に一方の端子
    が接続されたインダクタ、このインダクタの他方の端子
    に接続された局部発振波の出力端子、上記半導体素子の
    ベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接続され
    たインダクタと、このインダクタの他方の端子とシャン
    ト接続されたキャパシタと、このキャパシタと一方の端
    子が接続されたインダクタとからなるローパスフィル
    タ、このローパスフィルタの他方の端子に接続された中
    間周波数端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
    ソース端子に設けられ、片端が接地されたインダクタと
    キャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素子の
    エミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回路
    と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキャパ
    シタからなる並列共振回路、この並列共振回路と一方の
    端子が接続されたインダクタ、このインダクタの他方の
    端子とシャント接続されたインダクタ、上記両インダク
    タの接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、この
    キャパシタの他方の端子とカソードが接続された可変容
    量ダイオード、この可変容量ダイオードのカソード端子
    と接続されたインダクタなどにより構成されるチョーク
    回路、このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオー
    ドにバイアス電圧を印加するバイアス端子を備えたこと
    を特徴とする電圧制御自励局部発振ミクサ。
  8. 【請求項8】 トランジスタ、FET、あるいはHEM
    Tなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続されたキャパシ
    タと、このキャパシタの他方の端子とシャント接続され
    たインダクタと、このインダクタと一方の端子が接続さ
    れたキャパシタとからなるハイパスフィルタ、このハイ
    パスフィルタに接続された無線周波数端子、上記半導体
    素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接
    続されたインダクタと、このインダクタの他方の端子と
    シャント接続されたキャパシタと、このキャパシタと一
    方の端子が接続されたインダクタとからなるローパスフ
    ィルタ、このローパスフィルタの他方の端子に接続され
    た中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子あるい
    はゲート端子に一方の端子が接続されたキャパシタ、こ
    のキャパシタの他方の端子に接続された局部発振波の出
    力端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース
    端子に設けられ、片端が接地されたインダクタとキャパ
    シタとからなる直列共振回路、上記半導体素子のエミッ
    タ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回路と並列
    に一方の接続点が接続されたインダクタとキャパシタか
    らなる並列共振回路、この並列共振回路と一方の端子が
    接続されたインダクタ、このインダクタの他方の端子と
    シャント接続されたインダクタ、上記両インダクタの接
    続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、このキャパ
    シタの他方の端子とカソードが接続された可変容量ダイ
    オード、この可変容量ダイオードのカソード端子と接続
    されたインダクタなどにより構成されるチョーク回路、
    このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオードにバ
    イアス電圧を印加するバイアス端子を備えたことを特徴
    とする電圧制御自励局部発振ミクサ。
  9. 【請求項9】 トランジスタ、FET、あるいはHEM
    Tなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続されたインダク
    タと、このインダクタの他方の端子とシャント接続され
    たキャパシタと、このキャパシタと一方の端子が接続さ
    れたインダクタとからなるローパスフィルタ、このロー
    パスフィルタに接続された中間周波数端子、上記半導体
    素子のコレクタ端子あるいはドレイン端子に一方の端子
    が接続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子
    に接続された局部発振波の出力端子、上記半導体素子の
    ベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接続され
    たキャパシタと、このキャパシタの他方の端子とシャン
    ト接続されたインダクタと、このインダクタと一方の端
    子が接続されたキャパシタとからなるハイパスフィル
    タ、このハイパスフィルタの他方の端子に接続された無
    線周波数端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
    ソース端子に設けられ、片端が接地されたインダクタと
    キャパシタとからなる直列共振回路、上記半導体素子の
    エミッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回路
    と並列に一方の接続点が接続されたインダクタとキャパ
    シタからなる並列共振回路、この並列共振回路と一方の
    端子が接続されたインダクタ、このインダクタの他方の
    端子とシャント接続されたインダクタ、上記両インダク
    タの接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、この
    キャパシタの他方の端子とカソードが接続された可変容
    量ダイオード、この可変容量ダイオードのカソード端子
    と接続されたインダクタなどにより構成されるチョーク
    回路、このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオー
    ドにバイアス電圧を印加するバイアス端子を備えたこと
    を特徴とする電圧制御自励局部発振ミクサ。
  10. 【請求項10】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続されたインダ
    クタと、このインダクタの他方の端子とシャント接続さ
    れたキャパシタと、このキャパシタと一方の端子が接続
    されたインダクタとからなるローパスフィルタ、このロ
    ーパスフィルタに接続された中間周波数端子、上記半導
    体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が
    接続されたキャパシタと、このキャパシタの他方の端子
    とシャント接続されたインダクタと、このインダクタと
    一方の端子が接続されたキャパシタとからなるハイパス
    フィルタ、このハイパスフィルタの他方の端子に接続さ
    れた無線周波数端子、上記半導体素子のベース端子ある
    いはゲート端子に一方の端子が接続されたインダクタ、
    このインダクタの他方の端子に接続された局部発振波の
    出力端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソー
    ス端子に設けられ、片端が接地されたインダクタとキャ
    パシタとからなる直列共振回路、上記半導体素子のエミ
    ッタ端子あるいはソース端子に、上記直列共振回路と並
    列に一方の接続点が接続されたインダクタとキャパシタ
    からなる並列共振回路、この並列共振回路に一方の端子
    が接続されたインダクタ、このインダクタの他方の端子
    とシャント接続されたインダクタ、上記両インダクタの
    接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、このキャ
    パシタの他方の端子とカソードが接続された可変容量ダ
    イオード、この可変容量ダイオードのカソード端子と接
    続されたインダクタなどにより構成されるチョーク回
    路、このチョーク回路を介して上記可変容量ダイオード
    にバイアス電圧を印加するバイアス端子を備えたことを
    特徴とする電圧制御自励局部発振ミクサ。
  11. 【請求項11】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された、無線
    周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結
    合線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記
    半導体素子のコレクタ端子あるいはドレイン端子に一方
    の端子が接続された、局部発振波の周波数で1/4波長
    の電気長を有する結合線路を用いた方向性結合器、この
    方向性結合器の結合ポートに接続された局部発振波の出
    力端子、上記半導体素子のベース端子あるいはゲート端
    子に一方の端子が接続された中間周波数帯の整合回路、
    この整合回路の他方の端子と接続された中間周波数端
    子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端子
    に設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッ
    タ端子あるいはソース端子に、上記先端開放スタブと並
    列に一方の端子が接続された伝送線路、この伝送線路の
    他方の端子に接続された、局部発振波の周波数で1/4
    波長の電気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡ス
    タブと上記伝送線路の接続点に一方の端子が接続された
    キャパシタ、このキャパシタの他方の端子に接続された
    インダクタ、このインダクタと直列に接続され、局部発
    振波の周波数でインピーダンスが短絡となるような可変
    容量ダイオード、上記キャパシタと上記インダクタの接
    続点に接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電
    気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接
    続された制御電圧端子を備えたことを特徴とする電圧制
    御自励局部発振ミクサ。
  12. 【請求項12】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された無線周
    波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合
    線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半
    導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子
    が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路の
    他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体素
    子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接続
    された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有
    する結合線路を用いた方向性結合器、この方向性結合器
    の結合ポートに接続された局部発振波の出力端子、上記
    半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けら
    れた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あ
    るいはソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方
    の端子が接続された伝送線路、この伝送線路の他方の端
    子に接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電
    気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上
    記伝送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシ
    タ、このキャパシタの他方の端子に接続されたインダク
    タ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周
    波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイ
    オード、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接
    続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有
    する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続された
    制御電圧端子を備えたことを特徴とする電圧制御自励局
    部発振ミクサ。
  13. 【請求項13】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間周
    波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続さ
    れた中間周波数端子、上記半導体素子のコレクタ端子あ
    るいはドレイン端子に一方の端子が接続された、局部発
    振波の周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路を
    用いた方向性結合器、この方向性結合器の結合ポートに
    接続された局部発振波の出力端子、上記半導体素子のベ
    ース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接続され
    た、無線周波数で1/4波長の電気長を有する結合線
    路、この結合線路の他方の端子と接続された無線周波数
    端子、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端
    子に設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミ
    ッタ端子あるいはソース端子に、上記先端開放スタブと
    並列に一方の端子が接続された伝送線路、この伝送線路
    の他方の端子に接続された、局部発振波の周波数で1/
    4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡
    スタブと上記伝送線路の接続点に一方の端子が接続され
    たキャパシタ、このキャパシタの他方の端子に接続され
    たインダクタ、このインダクタと直列に接続され、局部
    発振波の周波数でインピーダンスが短絡となるような可
    変容量ダイオード、上記インダクタと上記キャパシタの
    接続点に接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の
    電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
    接続された制御電圧端子を備えたことを特徴とする電圧
    制御自励局部発振ミクサ。
  14. 【請求項14】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間周
    波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続さ
    れた中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子ある
    いはゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波数
    で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線路
    の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導体
    素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子が接
    続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
    有する結合線路を用いた方向性結合器、この方向性結合
    器の結合ポートに接続された局部発振波の出力端子、上
    記半導体素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設け
    られた先端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子
    あるいはソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一
    方の端子が接続された伝送線路、この伝送線路の他方の
    端子に接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の
    電気長を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと
    上記伝送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパ
    シタ、このキャパシタの他方の端子に接続されたインダ
    クタ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の
    周波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダ
    イオード、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に
    接続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
    有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続され
    た制御電圧端子を備えたことを特徴とする電圧制御自励
    局部発振ミクサ。
  15. 【請求項15】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された、無線
    周波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結
    合線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記
    半導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端
    子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路
    の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体
    素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた先
    端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
    ソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子
    が接続された伝送線路、この伝送線路と結合するように
    配置された誘電体共振器、上記伝送線路の他方の端子に
    接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
    を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記伝
    送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、
    このキャパシタの他方の端子に接続されたインダクタ、
    このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周波数
    でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイオー
    ド、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接続さ
    れ、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有する
    伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続された制御
    電圧端子を備えたことを特徴とする電圧制御自励局部発
    振ミクサ。
  16. 【請求項16】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間周
    波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続さ
    れた中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子ある
    いはゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波数
    で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線路
    の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導体
    素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた先
    端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
    ソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子
    が接続された伝送線路、この伝送線路と結合するように
    配置された誘電体共振器、上記伝送線路の他方の端子に
    接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
    を有する先端短絡スタブ、この先端短絡スタブと上記伝
    送線路の接続点に一方の端子が接続されたキャパシタ、
    このキャパシタの他方の端子に接続されたインダクタ、
    このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周波数
    でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイオー
    ド、上記キャパシタと上記インダクタの接続点に接続さ
    れ、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有する
    伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接続された制御
    電圧端子を備えたことを特徴とする電圧制御自励局部発
    振ミクサ。
  17. 【請求項17】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された無線周
    波数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合
    線路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半
    導体素子のベース端子あるいはゲート端子に一方の端子
    が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路の
    他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体素
    子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた先端
    開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるいはソ
    ース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子が
    接続された伝送線路、この伝送線路と結合するように配
    置された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合するよ
    うに配置された先端開放スタブ、この先端開放スタブの
    一方の端子に接続された局部発振波の出力端子、上記伝
    送線路の他方の端子に接続された、局部発振波の周波数
    で1/4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、この先
    端短絡スタブと上記伝送線路の接続点に一方の端子が接
    続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子に接
    続されたインダクタ、このインダクタと直列に接続さ
    れ、局部発振波の周波数でインピーダンスが短絡となる
    ような可変容量ダイオード、上記キャパシタと上記イン
    ダクタの接続点に接続され、局部発振波の周波数で1/
    4波長の電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方
    の端子に接続された制御電圧端子を備えたことを特徴と
    する電圧制御自励局部発振ミクサ。
  18. 【請求項18】 トランジスタ、FET、あるいはHE
    MTなどの半導体素子、この半導体素子のコレクタ端子
    あるいはドレイン端子に一方の端子が接続された中間周
    波数帯の整合回路、この整合回路の他方の端子と接続さ
    れた中間周波数端子、上記半導体素子のベース端子ある
    いはゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波数
    で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線路
    の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導体
    素子のエミッタ端子あるいはソース端子に設けられた先
    端開放スタブ、上記半導体素子のエミッタ端子あるいは
    ソース端子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子
    が接続された伝送線路、この伝送線路と結合するように
    配置された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合する
    ように配置された先端開放スタブ、この先端開放スタブ
    の一方の端子に接続された局部発振波の出力端子、上記
    伝送線路の他方の端子に接続された、局部発振波の周波
    数で1/4波長の電気長を有する先端短絡スタブ、この
    先端短絡スタブと上記伝送線路の接続点に一方の端子が
    接続されたキャパシタ、このキャパシタの他方の端子に
    接続されたインダクタ、このインダクタと直列に接続さ
    れ、局部発振波の周波数でインピーダンスが短絡となる
    ような可変容量ダイオード、上記キャパシタと上記イン
    ダクタの接続点に接続され、局部発振波の周波数で1/
    4波長の電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方
    の端子に接続された制御電圧端子を備えたことを特徴と
    する電圧制御自励局部発振ミクサ。
  19. 【請求項19】 デュアルゲートFETあるいはデュア
    ルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半導
    体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子が
    接続された、無線周波数で1/4波長の電気長を有する
    結合線路、この結合線路の他方の端子と接続された無線
    周波数端子、上記半導体素子の第一ゲート端子に一方の
    端子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回
    路の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導
    体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された伝送
    線路、この伝送線路に一方の端子が接続されたインダク
    タ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周
    波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイ
    オード、上記伝送線路と上記インダクタとの接続点に接
    続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有
    する伝送線路、この伝送線路に接続された、局部発振波
    の周波数で1/4波長の電気長を有する先端開放スタ
    ブ、上記伝送線路と上記先端開放スタブとの接続点に接
    続された制御電圧端子、上記半導体素子のソース端子に
    設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のソース端
    子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子が接続さ
    れた伝送線路を備えたことを特徴とする電圧制御自励局
    部発振ミクサ。
  20. 【請求項20】 デュアルゲートFETあるいはデュア
    ルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半導
    体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子が
    接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路の他
    方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体素子
    の第一ゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波
    数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線
    路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導
    体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された伝送
    線路、この伝送線路に一方の端子が接続されたインダク
    タ、このインダクタと直列に接続され、局部発振波の周
    波数でインピーダンスが短絡となるような可変容量ダイ
    オード、上記伝送線路と上記インダクタとの接続点に接
    続され、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を有
    する伝送線路、この伝送線路に接続された、局部発振波
    の周波数で1/4波長の電気長を有する先端開放スタ
    ブ、上記伝送線路と上記先端開放スタブとの接続点に接
    続された制御電圧端子、上記半導体素子のソース端子に
    設けられた先端開放スタブ、上記半導体素子のソース端
    子に、上記先端開放スタブと並列に一方の端子が接続さ
    れた伝送線路を備えたことを特徴とする電圧制御自励局
    部発振ミクサ。
  21. 【請求項21】 デュアルゲートFETあるいはデュア
    ルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半導
    体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子が
    接続された、無線周波数で1/4波長の電気長を有する
    結合線路、この結合線路の他方の端子と接続された無線
    周波数端子、上記半導体素子の第一ゲート端子に一方の
    端子が接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回
    路の他方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導
    体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された先端
    開放スタブ、この先端開放スタブに結合するように配置
    された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合するよう
    配置された先端開放スタブ、この先端開放スタブに一方
    の端子が接続された可変容量ダイオード、この可変容量
    ダイオードと上記先端開放スタブとの接続点に一方の端
    子が接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電
    気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に接
    続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長を
    有する先端開放スタブ、上記伝送線路と上記先端開放ス
    タブとの接続点に接続された制御電圧端子、上記半導体
    素子のソース端子に設けられた先端開放スタブ、上記半
    導体素子のソース端子に、上記先端開放スタブと並列に
    一方の端子が接続された伝送線路を備えたことを特徴と
    する電圧制御自励局部発振ミクサ。
  22. 【請求項22】 デュアルゲートFETあるいはデュア
    ルゲートHEMTのようなゲート端子を2つ備えた半導
    体素子、この半導体素子のドレイン端子に一方の端子が
    接続された中間周波数帯の整合回路、この整合回路の他
    方の端子と接続された中間周波数端子、上記半導体素子
    の第一ゲート端子に一方の端子が接続された、無線周波
    数で1/4波長の電気長を有する結合線路、この結合線
    路の他方の端子と接続された無線周波数端子、上記半導
    体素子の第二ゲート端子に一方の端子が接続された先端
    開放スタブ、この先端開放スタブに結合するように配置
    された誘電体共振器、この誘電体共振器と結合するよう
    配置された先端開放スタブと、この先端開放スタブに一
    方の端子が接続された可変容量ダイオード、この可変容
    量ダイオードと上記先端開放スタブとの接続点に一方の
    端子が接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の
    電気長を有する伝送線路、この伝送線路の他方の端子に
    接続された、局部発振波の周波数で1/4波長の電気長
    を有する先端開放スタブ、上記伝送線路と上記先端開放
    スタブとの接続点に接続された制御電圧端子、上記半導
    体素子のソース端子に設けられた先端開放スタブ、上記
    半導体素子のソース端子に、上記先端開放スタブと並列
    に一方の端子が接続された伝送線路を備えたことを特徴
    とする電圧制御自励局部発振ミクサ。
  23. 【請求項23】 半導体素子の第一のゲート端子と第二
    のゲート端子を逆に用いたことを特徴とする請求項19
    乃至請求項22のいずれか一項記載の電圧制御自励局部
    発振ミクサ。
  24. 【請求項24】 半導体素子のコレクタ端子あるいはド
    レイン端子に一方の端子が接続された、局部発振波の周
    波数で1/4波長の電気長を有する結合線路を用いた方
    向性結合器から局部発振波を出力として取り出すように
    したことを特徴とする請求項14乃至請求項23のいず
    れか一項記載の電圧制御自励局部発振ミクサ。
  25. 【請求項25】 半導体素子のベース端子あるいはゲー
    ト端子に一方の端子が接続された、局部発振波の周波数
    で1/4波長の電気長を有する結合線路を用いた方向性
    結合器から局部発振波を出力として取り出すようにした
    ことを特徴とする請求項14乃至請求項23のいずれか
    一項記載の電圧制御自励局部発振ミクサ。
  26. 【請求項26】 請求項乃至請求項14および請求項
    24のいずれかに記載の電圧制御自励局部発振ミクサの
    局部発振波の出力端子に接続された周波数分周器、この
    周波数分周器の分周出力端子に接続された位相比較器、
    この位相比較器の基準信号入力部に設けれた基準信号入
    力端子、上記位相比較器の誤差電圧の出力端子に接続さ
    れたループフィルタを備え、このループフィルタの出力
    端子を電圧制御自励局部発振ミクサの制御電圧端子に接
    続したことを特徴とする位相同期回路。
  27. 【請求項27】 請求項乃至請求項14および請求項
    24のいずれかに記載の電圧制御自励局部発振ミクサの
    局部発振波の出力端子設けられ、外部から供給される第
    二の局部発振波の2次以上の高次の高調波により周波数
    混合を行う高調波ミクサ、この高調波ミクサの中間周波
    数端子に接続された周波数分周器、この周波数分周器の
    出力端子に接続された位相比較器、この位相比較器の基
    準信号入力部に設けられた基準信号入力端子、上記位相
    比較器の誤差電圧の出力端子に接続されたループフィル
    タを備え、このループフィルタの出力端子を電圧制御自
    励局部発振ミクサの制御電圧端子に接続したことを特徴
    とする位相同期回路。
  28. 【請求項28】 請求項1乃至請求項27のいずれかに
    記載の電圧制御自励局部発振ミクサおよびこれを用いた
    位相同期回路を用い、アップコンバージョンあるいはダ
    ウンコンバージョンを行うようにしたことを特徴とする
    送受信機。
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