JP2010250460A - 情報処理装置及び方法、並びに情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の装置の中から所望の装置を認証できるようにする。
【解決手段】認証要求側の送電装置にとって認証対象となる受電装置は、送電装置から認証開始コマンドを受信した場合、乱数を発生させ、その乱数に応じた待機時間を設定する(ステップS22乃至S24)。受電装置は、待機時間だけ待機して、固有の認識情報の一例である製造番号を受電装置に送信する(ステップS25,S28)。本発明は、例えば、電力伝送システムに適用できる。
【選択図】図5
【解決手段】認証要求側の送電装置にとって認証対象となる受電装置は、送電装置から認証開始コマンドを受信した場合、乱数を発生させ、その乱数に応じた待機時間を設定する(ステップS22乃至S24)。受電装置は、待機時間だけ待機して、固有の認識情報の一例である製造番号を受電装置に送信する(ステップS25,S28)。本発明は、例えば、電力伝送システムに適用できる。
【選択図】図5
Description
本発明は、情報処理装置及び方法、並びに情報処理システムに関し、複数の装置の中から所望の装置を認証できるようになった、情報処理装置及び方法、並びに情報処理システムに関する。
近年、非接触で電力を伝送するシステムの研究開発が行われている(例えば、特許文献1参照)。なお、以下、このようなシステムを、非接触電力伝送システムと称する。
非接触電力伝送システムにおいて、送電側装置が受電側装置を認証する機器認証手法としては、例えば特許文献1に開示されているように、次のような一連の処理が実行される手法が従来採用されていた。
即ち、特許文献1を含む従来の機器認証手法では、1台の送電側装置に対する受電側装置の台数は1台であることが前提とされていた。また、従来の機器認証手法では、受電側装置の識別情報(固有の製造番号等)は、送電側装置に予め記憶されていた。
このような前提の下、従来の機器認証手法では、次のような要求処理、応答処理、および認証処理が順次実行される。要求処理とは、送電側装置が、受電側装置に対して識別情報の送信を要求する処理をいう。応答処理とは、受電側装置が、その要求に対する応答として、識別情報を送信する処理をいう。認証処理とは、送電側装置が、受電側装置から送信された識別情報と、自身に予め記憶されていた識別情報とを比較し、一致していることを確認することで、受電側装置を認証する処理をいう。
しかしながら、複数の装置の中から所望の装置を認証したいという要望が挙げられているが、特許文献1を含む従来の機器認証手法では、かかる要望に充分に応えることができない状況である。
即ち、かかる要求に対して、従来の装置認証手法をそのまま適用した場合、要求処理に対する応答処理は、複数の受電側装置によりそれぞれ実行されることになる。このため、送電側装置にとっては、複数の受信側装置のそれぞれから識別情報が同時に送信されてきて、混信してしまう。その結果、送電側装置は、認証処理を実行できなくなってしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の装置の中から所望の装置を認証できるようにするものである。
本発明の第1の側面の情報処理装置は、認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置とは独立して待機時間を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記待機時間だけ待機して、固有の認識情報を前記認証要求側装置に送信する送信手段とを備える。
前記設定手段は、前記認証要求がなされた場合、さらに乱数を発生させ、その乱数に応じて前記待機時間を設定することができる。
前記認証要求は、前記認証要求側装置で予め設定された認識信号である。
前記送信手段は、さらに、前記認証対象の前記他の情報処理装置からの送信を認識したときは、前記固有の認識情報の送信を停止することができる。
前記認証要求側装置は、磁界共鳴型電力伝送手法に従って電力を送電する送電装置として構成され、前記送電装置から送電されてきた前記電力を受電する受電手段をさらに備えることができる。
前記送電装置は、前記認証要求の前に、前記電力の送電を開始している。
本発明の第1の側面の情報処理方法は、認証要求側装置の認証対象となる情報処理装置が、前記認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置とは独立して待機時間を設定し、設定された前記待機時間だけ待機して、固有の認識情報を前記認証要求側装置に送信するステップを含む。
本発明の第1の側面の情報処理システムは、認証要求側装置と、その認証対象となる1以上の情報処理装置とを備え、前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のそれぞれに対して認証要求をし、前記1以上の情報処理装置のそれぞれは、前記認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置とは独立して待機時間を設定し、設定された前記待機時間だけ待機して、固有の認識情報を前記認証要求側装置に送信し、前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のそれぞれから送信された前記固有の認識情報を受信することで、前記1以上の情報処理装置のそれぞれの認証を行うことができる。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置と同一の認識情報を前記認証要求側装置に送信する送信手段を備える。
本発明の第2の側面の情報処理方法は、認証要求側装置の認証対象となる情報処理装置が、前記認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置と同一の認識情報を前記認証要求側装置に送信するステップを含む。
本発明の第2の側面の情報処理システムは、認証要求側装置と、その認証対象となる1以上の情報処理装置とを備え、前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のそれぞれに対して認証要求をし、前記1以上の情報処理装置のそれぞれは、前記認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置と同一の認識情報を前記認証要求側装置に送信し、前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のうち少なくとも1つから送信された前記認識情報を受信することで、認証を行うことができる。
本発明の第1の側面においては、認証要求側装置と、その認証対象となる1以上の情報処理装置とにより、次のような処理が実行される。前記認証要求側装置において、前記1以上の情報処理装置のそれぞれに対して認証要求がされ、前記1以上の情報処理装置のそれぞれにおいて、前記認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置とは独立して待機時間が設定され、設定された前記待機時間だけ待機されて、固有の認識情報が前記認証要求側装置に送信される。前記認証要求側装置において、前記1以上の情報処理装置のそれぞれから送信された前記固有の認識情報が受信されることで、前記1以上の情報処理装置のそれぞれの認証が行われる。
本発明の第2の側面においては、認証要求側装置と、その認証対象となる1以上の情報処理装置とにより、次のような処理が時移行される。前記認証要求側装置において、前記1以上の情報処理装置のそれぞれに対して認証要求がされ、前記1以上の情報処理装置のそれぞれにより、前記認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置と同一の認識情報が前記認証要求側装置に送信される。前記認証要求側装置において、前記1以上の情報処理装置のうち少なくとも1つから送信された前記認識情報が受信されることで、認証が行われる。
本発明によれば、複数の装置の中から所望の装置を認証できるようにするものである。
以下、図面を参照して、本発明が適用される情報処理システムの実施形態について説明する。よって、説明は以下の順序で行う。
<1.情報処理システムの構成例>
[電力伝送システムの構成例]
図1は、本発明が適用される情報処理システムの一実施形態としての電力伝送システムの構成例を示している。
図1の例の電力伝送システムは、送電装置21と、受電装置22−1乃至22−N(Nは1以上の整数値)とから構成されている。
なお、以下、受電装置22−1乃至22−Nを個々に区別する必要がない場合、これら
をまとめて受電装置22と称する。
をまとめて受電装置22と称する。
送電装置21は、スイッチの状態がオフ状態からオン状態に遷移すると、受電装置22に対する電力の供給を開始する。受電装置22は、送電装置21から供給された電力を用いて、その動作を開始する。
送電装置21はまた、受電装置22−1乃至22−Nのそれぞれを認証することができる。なお、認証の詳細については、図4以降の図面を参照して後述する。
[送電装置の構成例]
図2は、図1の電力伝送システムのうち、送電装置21の構成例を示している。
送電装置21は、発振回路31、送電コイル32、スイッチ33、マイクロコンピュータ34、送受信回路35、およびアンテナ36から構成されている。
送電コイル32は、例えば、ループ状に複数回巻かれたコイルにより構成される。発振回路31は、送電コイル32に接続されている。発振回路31は、発振動作を開始すると、所定の周波数の交流を出力する。発振回路31から出力された交流が送電コイル32に流れると、送電コイル32から電磁波が輻射される。この電磁波によって、受電装置22に電力が送電されることになる。
スイッチ33は、マイクロコンピュータ34に接続されている。スイッチ33は、ユーザ操作に基づいて、その状態をオン状態またはオフ状態する。
マイクロコンピュータ34は、送電装置21の全体を制御する。例えば、マイクロコンピュータ34は、スイッチ31がオン状態になったとき、発振回路31の発振動作を開始させることで、受電装置22に対する電力の供給を開始させる。また例えば、マイクロコンピュータ34は、送受信回路35を制御して、受電装置22との間で各種情報(例えば後述する認証開始コマンド、製造番号、ACKコマンド等)を送受信する。具体的には例えば、マイクロコンピュータ34は、後述する図4の送電側の認証処理の実行を制御する。
送受信回路35は、マイクロコンピュータ34の制御に従って、アンテナ36を介して受電装置22との間で各種情報(例えば後述する認証開始コマンド、製造番号、ACKコマンド等)を送受信する。
[受電装置の構成例]
図3は、図1の電力伝送システムのうち、受電装置22の構成例を示している。
受電装置22は、受電コイル41、ブリッジ整流回路42、平滑コンデンサ43、マイクロコンピュータ44、送受信回路45、およびアンテナ46から構成される。
受電コイル41は、例えば、ループ状に複数回巻かれたコイルにより構成されており、ブリッジ整流回路53に接続されている。ブリッジ整流回路53に流れる交流の周波数は比較的高いため、ブリッジ整流回路53には、ファーストリカバリダイオードなどを採用すると好適である。ブリッジ整流回路53の出力の両端には、平滑コンデンサ54が接続されている。平滑コンデンサ54は、例えば、電解コンデンサにより構成される。
受電コイル41には、送電回路21の送電コイル32から輻射された電磁波に誘導されて交流が流れる。この交流は、ブリッジ整流回路53において全波整流される。全波整流された電流(脈流電流)は、平滑コンデンサ54によって、直流となり、図示せぬ後段の回路に供給される。
このようにして、図1の電力伝送システムにおいて、送電装置21から受電装置22に対して非接触で電力が供給される。
マイクロコンピュータ44や送受信回路45は、このようにして送電装置21から供給された電力を用いて動作する。
マイクロコンピュータ44は、受電装置22の全体を制御する。例えば、マイクロコンピュータ44は、送受信回路45を制御して、送電装置21との間で各種情報(例えば後述する認証開始コマンド、製造番号、ACKコマンド等)を送受信する。具体的には例えば、マイクロコンピュータ44は、後述する図5の受電側の被認証処理の実行を制御する。
送受信回路45は、マイクロコンピュータ44の制御に従って、アンテナ46を介して受電装置21との間で各種情報(例えば後述する認証開始コマンド、製造番号、ACKコマンド等)を送受信する。
<2.情報処理システムの認証動作の第1の例>
次に、図1の電力伝送システムが実行する処理のうち、送電装置21が受電装置22を認証するまでの一連の処理の第1の例について説明する。なお、以下、かかる一連の処理のうち、送電装置21側の処理を、送電側の認証処理と称し、受電装置22側の処理を、受電側の被認証処理と称する。
図4は、送電側の認証処理の一例を説明するフローチャートである。
図5は、受電側の被認証処理の一例を説明するフローチャートである。
図6と図7は、送電装置21と、受電装置22−1,22−2(N=2の場合)との相互の処理の関係の一例を説明するフローチャートである。
[送電側の認証処理]
はじめに、図4のフローチャートを参照して、送電装置21による送電側の認証処理について説明する。なお、送電装置21と受電装置22の相互の処理関係は、図6と図7の対応するステップを参照することで容易に理解することが可能である。
ステップS1において、送電装置21は、スイッチ33がオン状態にされたか否かを判定する。
スイッチ33がオフ状態である間、ステップS1においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、スイッチ33がオフ状態である間は、ステップS1の判定処理が繰り返される。
その後、スイッチ33の状態がオフ状態からオン状態に遷移された場合、ステップS1においてYESであると判定されて、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、送電装置21は、受電装置22に対して電力の供給を開始する。
ステップS3において、送電装置21は、受電装置22に対して認証開始コマンドを送信する。
なお、認証開始コマンドとは、送電装置21内で予め定められた認識信号の一例である。即ち、受電装置22にとって認証要求と認識される情報であれば、認証開始コマンドである必要は特にない。
ここで例えば、送電装置21にとって、受電装置22−1乃至22−Nのうち、認証対象の受電装置22の製造番号は既知であるとする。即ち、この例では、送電装置21は、受電装置21から送信されてきた製造番号と、既知の製造番号とが一致した場合、その受電装置21の製造番号を受信したと判定し、その受電装置21の認証を行うとする。
この場合、ステップS4において、送電装置21は、認証対象の全ての製造番号を受信したか否かを判定する。
認証対象の製造番号(既知の製造番号)のうち1つでも受信されていない場合、ステップS4においてNOであると判定されて、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、送電装置21は、一定時間経過したか否かを判定する。
一定時間が経過していない場合、ステップS6においてNOであると判定されて、処理はステップS4に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、認証対象の製造番号(既知の製造番号)の全てを受信するまでの待ち時間として、一定時間が設けられている。換言すると、認証要求の待ち時間として一定時間が設けられている。この一定時間は特に限定されないが、認証要求の待ち時間ということを考慮すれば、例えば100ms以下であれば好適である。
従って、一定時間が経過するまでの間は、認証要求の待ち時間内であるとして、認証対象の製造番号(既知の製造番号)のうち受信されていないものが存在しても、ステップS4とS6のループ処理が繰り返されて、認証成功/失敗の判断は待機されるのである。
その後、一定時間経過するまでに、認証対象の全ての製造番号が受信された場合、ステップS4においてYESであると判定され、処理はステップS5に進む。ステップS5において、送電装置21は、認証成功と認識する。これにより、送信側の認証処理は終了する。
これに対して、一定時間経過しても、認証対象の製造番号(既知の製造番号)のうち受信されていないものがまだ存在する場合、ステップS6においてYESであると判定されて、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、送電装置21は、所定のエラー条件が満たされたか否かを判定する。なお、エラー条件は、特に限定されないが、例えばここでは、認証開始コマンドの繰り返し送信回数(以下、リトライ回数と称する)が規定回数以上になることという条件が採用されているとする。
所定のエラー条件が満たされていない場合、ステップS7においてNOであると判定されて、処理はステップS3に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、認証開始コマンドが再度送信され、認証の成功/失敗の判断がリトライされるのである。
これに対して、所定のエラーが満たされている場合、ステップS7においてYESであると判定されて、処理はステップS8に進む。ステップS8において、送電装置21は、認証失敗と認識する。これにより、送電側の認証処理は終了する。
[受電側の被認証処理]
次に、図5のフローチャートを参照して、受電側の被認証処理について説明する。なお、送電装置21と受電装置22の相互の処理関係は、図6と図7の対応するステップを参照することで容易に理解することが可能である。
ステップS21において、受電装置22は、送電装置21から電力が供給されたか否かを判定する。
送電装置21から電力が供給されていない場合、ステップS21においてNOであると判定されて、処理はステップS21に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、送電装置21から電力の供給が開始されるまでの間は、ステップS21の判定処理が繰り返される。
その後、送電装置21から電力の供給が開始された場合(図4のステップS2の処理が実行された場合)、ステップS21においてYESであると判定されて、処理はステップS22に進む。
ステップS22において、受電装置22は、送電装置21からの認証開始コマンドを受信したか否かを判定する。
ステップS22において、認証開始コマンドが受信されてないと判定された場合、処理はステップS22に戻され、認証開始コマンドを受信したか否かが再度判定される。即ち、送電装置21からの認証開始コマンドが受信されるまでの間は、ステップS22の判定処理が繰り返される。
その後、送電装置21からの認証開始コマンドが受信された場合(図4のステップS3の処理が実行された場合)、ステップS22においてYESであると判定されて、処理はステップS23に進む。
ステップS23において、受電装置22は、乱数を発生させる。
ステップS24において、受電装置22は、乱数に応じた待機時間を設定する。
なお、乱数の発生場所や待機時間の設定場所は、特に限定されない。例えば本実施の形態では、マイクロコンピュータ44が、乱数を発生させ、その乱数に応じた待機時間を設定するとする。
ステップS25において、受電装置22は、待機時間だけ待機する。
ステップS26において、受電装置22は、他の受電装置22からの送信はないか否かを判定する。
他の受電装置22からの送信がない場合、ステップS26においてYESであると判定されて、処理はステップS28に進む。ステップS28において、受電装置22は、送電装置21に製造番号を送信する。
これに対して、他の受電装置22からの送信がある場合、ステップS26においてNOであると判定されて、処理はステップS27に進む。
ステップS27において、受電装置22は、一定時間待機する。即ち、受電装置22は、他の受電装置22からの送信がある場合は、製造番号を送信せずに一定時間待機する。即ち、一定時間経過すると、処理はステップS28に進む。ステップS28において、受電装置22は、送電装置21に製造番号を送信する。
ステップS29において、受電装置22は、処理の終了が指示されたか否かを判定する。
処理の終了が指示されない限り、ステップS29においてNOであると判定されて、処理はステップS22に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、処理の終了が指示されるまでの間は、ステップS22乃至S29のループ処理が繰り返される。
その後、処理の終了が指示された場合、ステップS29においてYESであると判定されて、受電側の被認証処理は終了する。
[送電装置21と受電装置22との間の処理の関係]
以下、さらに、図6と図7を用いて、送電装置21と受電装置22との相互の処理の観点から、送信側の認証処理と受信側の被認証処理について説明する。
ここで、例えば、2つで1セットの左右のワイヤレススピーカとしてそれぞれ構成される受電装置22−1,22−2が、送電装置21にとっての認証対象であるとする。
図6と図7には、左方から、送電装置21の認証処理の一例を説明するフローチャート、受電装置22−1の被認証処理の一例を説明するフローチャート、受電装置22−2の被認証処理の一例を説明するフローチャートがそれぞれ図示されている。なお、それぞれの間を結ぶ矢印は、情報の流れを示している。
スイッチ33がオン状態になると、図6のステップS1の処理でYESであると判定され、ステップS2の処理で、送電装置による電力供給が開始される。
すると、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、ステップS21において、電力が供給されたと判定する。
この間に、送電装置21は、ステップS3の処理として、認証開始コマンドを送信する。
この場合、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、認証開始コマンドを受信すると、それぞれステップS22においてYESであると判定して、処理をステップS23に進める。
ステップS23において、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、乱数を発生させる。
ステップS24において、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、各々の乱数に応じた待機時間を設定する。ここで例えば、受電装置22−1と受電装置22−2の乱数に応じて設定された待機時間は、ともに30mSと同一であるとする。
この場合、ステップS25において、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、各々の待機時間だけ待機する。即ち、受電装置22−1と受電装置22−2は何れも、ともに30mSだけ待機する。
ステップS26において、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、他の受電装置22からの送信はないか否かを判定する。この場合、受電装置22−1と受電装置22−2の待機時間は同一なので、他の受電装置22からの送信は検出されず、ステップS26においてYESであると判定されて、処理はステップS28に進む。
ステップS28において、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、各々の製造番号を送電装置21に送信する。即ち、受電装置22−1と受電装置22−2の各々の製造番号は、送電装置21に同時に送信されることになる。
この場合、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれから送信される各々の製造番号が、送信装置21において混信する。このため、送電装置21は、何れの製造番号も認識することができない。したがって、送電装置21は、ステップS4における認証対象の全ての製造番号を受信したか否かの判定において、NOであると判定し、処理をステップS6に進める。
混信後一定時間経過しても、受電装置22−1と受電装置22−2の何れからも製造番号は再度送信されてこないので、ステップS6においてYESであると判定されて、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、送電装置21は、所定のエラー条件が満たされたか否かを判定する。
この場合、所定のエラー条件を満たさなかったとすると、ステップS7においてNOであると判定されて、処理は図7のステップS3に戻される。
即ち、送電装置21は、再度のステップS3の処理として、認証開始コマンドを再送する。即ち、認証開始コマンドの送信のリトライが行われる。
この場合、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、認証開始コマンドを受信すると、それぞれステップS22においてYESであると判定して、処理をステップS23に進める。
ステップS23において、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、乱数を発生させる。
ステップS24において、受電装置22−1と受電装置22−2のそれぞれは、各々の乱数に応じた待機時間を設定する。ここで例えば、受電装置22−1の乱数に応じて設定された待機時間は、30mSであるとする。一方、受電装置22−1の乱数に応じて設定された待機時間は、31mSであるとする。
ステップS25において、受電装置22−1と受電装置22−2は、それぞれ待機時間だけ待機する。
即ち、ステップS25の処理開始時点から30mSだけ経過した時点で、受電装置22−1は、処理をステップ26に進める一方、受電装置22−2はまだ待機している(ステップS25の処理を実行中である)。
従って、受電装置22−1は、ステップS26において、他の受電装置22からの送信はないと判定して、ステップS28において、製造番号を送信する。
ここで、例えば、製造番号の送信が完了するためには2msの時間が必要であるとする。即ち、ステップS25の処理開始時点から31mSだけ経過した時点で、受電装置22−1は、製造番号を送信中であり(ステップS28の処理を実行中であり)、一方、受信装置22−2は、処理をステップ26に進める。
このように、受信装置22−2のステップS26の処理開始時点では、受電装置22−1は、製造番号を送信中であるため、ステップS26においてNOであると判定され、処理はステップS27に進む。
ステップS27において、受電装置22−2は、一定時間待機する。ここで、製造番号の送信が完了するためには2msの時間が必要であることが既知であれば、一定時間としては1ms以上の任意の時間を設定することができる。例えばここでは、一定時間として1msが設定されているとする。この場合、ステップS27の処理開始時点から1ms経過後、即ち、ステップS25の処理開始時点から32mSだけ経過した時点で、受信装置22−2は、処理をステップ28に進める。なお、この時点では、受電装置22−1は、製造番号の送信を終了している。ステップS28において、製造番号を送信する。
即ち、ステップS25の処理開始時点を基準時とし、送電装置21の視点からすると、基準時から30mS乃至32msの間に、受電装置22−1の製造番号が受信される。次に、基準時から32mS乃至34msの間に、受電装置22−2の製造番号が受信される。
即ち、今度は、送電装置21において、製造番号の混信は発生しないので、ステップS4において、認証対象の全ての製造番号が受信されたと判定されて、処理はステップS5に進む。ステップS5において、送電装置21は、認証成功と認識し、送信側の認証処理は終了する。
これにより、送電装置21は、2つで1セットの左右のワイヤレススピーカとしてそれぞれ構成される受電装置22−1,22−2を認識できたことになる。よって、送電装置21は、それ以降、受電装置22−1,22−2に対して正常な機器動作を開始させることができる。具体的には例えば、正常な機器動作のひとつが音声出力であれば、ステップS5の処理で認証成功と認識された直後に、左右のワイヤレスピーカ(受電装置22−1,22−2)から音声出力が開始される。
このように、送電装置21と受電装置22との相互処理において、受電装置22は、乱数を発生させ、それに応じて待機時間を設定することができる。その結果、複数の受電装置22間で製造番号の送信に時間差を設けることができる(図5のステップS23乃至S5,S28参照)。これにより、複数の受電装置22から送電装置21に送信される製造番号が混信する可能性が非常に低くなる。
また、万が一送電装置22側で混信が生じた場合にも、リトライが行われることにより、混信を回避することができる(図6参照)。
さらにまた、受電装置22が発生させた乱数同士が接近して、送信の時間差が短い場合でも、受電装置22は、送信信号を傍受することにより、他の受電装置22の送信終了後に自身の製造番号を送信することができる(図7参照)。
なお、上述の例では、認証のために製造番号が採用されたが、送電側の認証処理と受電側の被認証処理との実行可能のためには、特に製造番号に限定されず、受電装置22の固有の認識番号であれば足りる。換言すると、製造番号とは、受電装置22の固有の認識番号の例示にしか過ぎない。
その他例えば、安全性を高めるために、製造番号と、別の固有情報である商品型名とを複合させたものを、受電装置22の固有の認識番号として採用することができる。また例えば、受電装置22がネットワーク機器であれば、MAC番号を、受電装置22の固有の認識番号として採用することができる。また例えば、他の受電装置22との違いが出せるのであれば、他の固有の数字や文字列等の任意のシンボル列を、受電装置22の固有の認識番号として採用することができる。いずれにしても、どのようなフォーマットの固有の認識番号であること、例えば製造番号なら000000乃至999999までの一意の値というフォーマットの固有の認識番号であることが、送電装置21側で認識可能であれば足りる。
また、待機時間を設定する設定情報として、上述の例では乱数が採用された。しかしながら、設定情報は、特に乱数に限定されず、複数の受電装置22間で固有の認識番号(製造番号等)の送信に時間差を設けることができる情報であれば足りる。例えば、固有の認識番号(製造番号等)を設定情報として採用することもできる。また例えば、受電装置22毎に予め設定された固有の数字、具体的には例えば10msとか50msとかの固有の数字を設定情報として採用することもできる。
<3.情報処理システムの認証動作の第2の例>
以上の図4乃至図7を参照して説明した情報処理システムの認証動作の第1の例とは、送電装置21側で、受電装置22の固有の認識番号の一例である製造番号をすべて認証する場合の例であった。
しかしながら、送電装置21の種類によっては、複数の受電装置22のそれぞれを全て認証する必要がない場合もある。例えば、受電装置22が携帯電話機で構成され、送電装置21が携帯電話機に対する充電装置である場合、近傍に複数の携帯電話機がありそのうちの1台でも充電が必要であれば、送信装置21は認証成功と認識し、充電動作を開始した方が好適である。
このような場合、送電側の認証処理として、複数の受電装置22から同一のACK(アックノリッジ)コマンドを戻させることにより、送電装置21が認証成功と認識するといった処理を採用すればよい。即ち、受電側の被認証処理として、他の受電装置22と同一のACKコマンドを送電装置21に戻させるといった処理を採用すればよい。これにより、送電装置21や受電装置22をより簡便な装置により実現できる。以下、このような送電側の認証処理を図8を参照して、また、このような受電側の被認証処理を図9を参照して、その順番にそれぞれ説明する。
[送電側の認証処理]
図8は、送電側の認証処理の一例であって、図4とは異なる例を説明するフローチャートである。
図8のステップS41,S42の各処理は、図4のステップS1,S2の各処理と同様なので、ここではその説明を省略する。
ステップS43において、送電装置21は、ACKコマンドを受信したか否かを判定する。
ステップS43において、ACKコマンドが受信されていないと判定された場合、処理はステップS45に進む。
ステップS45において、送電装置21は、一定時間経過したか否かを判定する。
一定時間が経過していない場合、ステップS45においてNOであると判定されて、処理はステップS43に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、ACKコマンドを受信するまでの待ち時間として、一定時間が設けられている。よって、一定時間が経過するまでの間は、ACKコマンドが1つも受信されていなくても、ステップS43とS45のループ処理が繰り返されて、認証成功/失敗の判断は待機されるのである。
その後、一定時間経過するまでに、複数の受電装置22のうちの少なくとも1台からのACKコマンドが受信された場合、ステップS43においてYESであると判定され、処理はステップS44に進む。ステップS44において、送電装置21は、認証成功と認識する。これにより、送信側の認証処理は終了する。
これに対して、一定時間経過しても、複数の受電装置22の何れからのACKコマンドも受信されない場合、ステップS45においてYESであると判定されて、処理はステップS46に進む。ステップS46において、送電装置21は、認証失敗と認識する。これにより、送信側の認証処理は終了する。
[受電側の被認証処理]
次に、図9のフローチャートを参照して、受電側の被認証処理について説明する。
図9は、受電側の被認証処理の一例であって、図5とは異なる例(図8に対応する例)を説明するフローチャートである。
ステップS61において、受電装置22は、送電装置21から電力が供給されたか否かを判定する。
送電装置21から電力が供給されていない場合、ステップS61においてNOであると判定されて、処理はステップS61に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、送電装置21から電力の供給が開始されるまでの間は、ステップS61の判定処理が繰り返される。
その後、送電装置21から電力の供給が開始された場合(図8のステップS42の処理が実行された場合)、ステップS61においてYESであると判定されて、処理はステップS62に進む。
ステップS62において、受電装置22は、送電装置21にACKコマンドを送信する。即ち、この例では、送電装置21からの電力の供給が、送電装置21からの認証要求として取り扱われることになる。換言すると、送電装置21からの認証要求は、この例に特に限定されず、受信装置22が認証要求と認識できるものであれば足りる。
受信装置22からACKコマンドが送信されると、受電側の被認証処理は終了する。すると、送電側の認証処理においては、図8のステップS43の処理でYESであると判定され、ステップS44の処理で認証成功と認識されるのである。
なお、複数の受電装置22のACKコマンドは全て同一であるが、通電とほぼ同時に(図9のステップS61でYESと判定されたとほぼ同時に)ACKコマンドは送信される。即ち、複数の受電装置22の各ACKコマンドの送信タイミングはほぼ同一となり、その結果、送電装置21側での混信可能性が低くなる。また、これにより、上述の如く、送電装置21や送電装置22を簡素な構成で実現することができるようになる。
また、この場合の送電側の認証処理の時間は、受電装置22が例えば10台程度存在しても、測定の結果100ms程度の短時間であった。よって、万が一認証対象が存在しない場合であっても、他の受電装置22への悪影響はほとんど無視できる。
<4.本発明の他の適用>
以上、本発明が適用される情報処理システムとして、図1乃至図3の構成を有する電力伝送システムを例として説明した。しかしながら、本発明の実施形態は、上述した例に特に限定されず、認証機器と複数の被認証機器との間で情報の送受信ができる情報処理システムの形態であれば足りる。
例えば、送電側と受電側の間の情報の送受信手法として、上述した例では、電波を用いる手法が採用された。しかしながら、送受信手法は、特に限定されず、その他、例えば、赤外線を用いる手法等を採用することができる。即ち、本発明の実施形態として、任意の送受信手法が適用された情報処理システムを採用することができる。
また例えば、本発明の実施形態として、通常の1対Nのネットワーク機器からなる情報処理システムを採用することができる。この場合、Nは2以上である必要は特になく1でもよい。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、プログラム記録媒体からインストールされる。このプログラムは、例えば、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータにインストールされる。または、このプログラムは、各種のプログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
図10は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部208が接続されている。さらに、入出力インタフェース205には、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部209、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動するドライブ210が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)であるリムーバブルメディア211に記録して提供される。プログラムは、パッケージメディアであるリムーバブルメディア211に記録して提供される。なお、パッケージメディアとしては、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどが用いられる。あるいは、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。そして、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
21 送電装置, 22,22−1乃至22−N 受電装置, 33 スイッチ, 34 マイクロコンピュータ, 35 送受信回路, 44 マイクロコンピュータ, 45 送受信回路, 201 CPU, 202 ROM, 203 RAM, 208 記憶部, 211 リムーバブルメディア
Claims (11)
- 認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置とは独立して待機時間を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記待機時間だけ待機して、固有の認識情報を前記認証要求側装置に送信する送信手段と
を備える情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記認証要求がなされた場合、さらに乱数を発生させ、その乱数に応じて前記待機時間を設定する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記認証要求は、前記認証要求側装置で予め設定された認識信号である
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記送信手段は、さらに、前記認証対象の前記他の情報処理装置からの送信を認識したときは、前記固有の認識情報の送信を停止する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記認証要求側装置は、磁界共鳴型電力伝送手法に従って電力を送電する送電装置として構成され、
前記送電装置から送電されてきた前記電力を受電する受電手段をさらに備える
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記送電装置は、前記認証要求の前に、前記電力の送電を開始している
請求項5に記載の情報処理装置。 - 認証要求側装置の認証対象となる情報処理装置が、
前記認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置とは独立して待機時間を設定し、
設定された前記待機時間だけ待機して、固有の認識情報を前記認証要求側装置に送信する
ステップを含む情報処理方法。 - 認証要求側装置と、その認証対象となる1以上の情報処理装置とを備え、
前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のそれぞれに対して認証要求をし、
前記1以上の情報処理装置のそれぞれは、前記認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置とは独立して待機時間を設定し、設定された前記待機時間だけ待機して、固有の認識情報を前記認証要求側装置に送信し、
前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のそれぞれから送信された前記固有の認識情報を受信することで、前記1以上の情報処理装置のそれぞれの認証を行う
情報処理システム。 - 認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置と同一の認識情報を前記認証要求側装置に送信する送信手段
を備える情報処理装置。 - 認証要求側装置の認証対象となる情報処理装置が、
前記認証要求側装置から認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置と同一の認識情報を前記認証要求側装置に送信する
ステップを含む情報処理方法。 - 認証要求側装置と、その認証対象となる1以上の情報処理装置とを備え、
前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のそれぞれに対して認証要求をし、
前記1以上の情報処理装置のそれぞれは、前記認証要求がなされた場合、認証対象の他の情報処理装置と同一の認識情報を前記認証要求側装置に送信し、
前記認証要求側装置は、前記1以上の情報処理装置のうち少なくとも1つから送信された前記認識情報を受信することで、認証を行う
情報処理システム。
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