JP6886295B2 - 給電装置、制御装置およびそれらの制御方法、並びにプログラム - Google Patents

給電装置、制御装置およびそれらの制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、給電装置から受電装置に非接触で電力を供給する非接触給電システムに関する。
近年、受電装置を給電装置に有線接続することなく、電磁誘導方式や磁気共鳴方式などにより非接触で電力を送受電する非接触給電システムが知られている。接触給電システムでは、無線通信可能な範囲は給電可能な範囲よりも広いので、無線通信可能な範囲内にある複数の給電装置のそれぞれに受電装置が配置された場合、ある給電装置が、その給電装置に配置された受電装置ではなく他の給電装置に配置された他の受電装置に誤って通信の接続が確立されてしまう可能性がある。特許文献1では、給電装置に通信の接続が確立された受電装置が、正しい受電装置(その給電装置に配置された受電装置)かどうかを特定する方法が開示されている。
特開2015−180177号公報
しかしながら、上記特許文献1では、給電装置に通信の接続が確立された受電装置がその給電装置に配置された受電装置ではない場合、その給電装置に配置された受電装置と通信の接続が確立されるまで接続の切断・再接続といった操作を繰り返し行う必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、複数の給電装置と複数の受電装置において、ある1つの給電装置とその給電装置に配置された受電装置とが、よりスムーズに通信の接続を確立できるように制御する技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の給電装置は、非接触で受電装置に給電可能な給電装置であって、制御装置と通信可能に接続される通信手段と、前記受電装置の電源に給電するための第1の電力と、前記第1の電力より小さく前記受電装置が備える通信手段に給電するための第2の電力とを出力可能な給電手段と、前記制御装置から受信した制御信号であって、複数の給電装置から前記第2の電力を同時に出力しないように制御するための制御信号に基づき、前記第2の電力の出力を制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、複数の給電装置と複数の受電装置において、ある1つの給電装置とその給電装置に配置された受電装置とが、よりスムーズに通信の接続を確立できるように制御することができる。
本実施形態のシステム構成図。 本実施形態の装置構成を示すブロック図。 本実施形態の制御装置と給電装置によるシステム構成図。 本実施形態の給電装置から出力される電力レベルを例示する図。 本実施形態の給電処理を示すフローチャート。 本実施形態の給電処理を示すタイムチャート。 実施形態2の給電処理のシーケンス図。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
<システム構成>まず、図1を参照して、本実施形態の非接触給電システムの構成について説明する。
本実施形態の非接触給電システムは、給電装置100の給電可能領域Aの範囲内に存在する受電装置200に対して有線接続しないで無線給電により電力を供給可能である。無線給電では、給電装置100のアンテナから放射した電磁波を受電装置200のアンテナが受信することで電力の送受電を行う。また、非接触給電システムでは、給電制御に用いるパラメータなどの各種情報を給電装置100と受電装置200が無線通信により送受信する。
図1に示すように、給電装置100は、給電装置100の給電可能領域Aの範囲内において受電装置200を検出した場合、受電装置200と無線通信を行い、受電装置200を認証した後に給電を開始する。なお、給電装置100と受電装置200が無線通信可能な範囲は図中の領域Bであり、給電可能領域Aに比べて広い。
なお、本実施形態の受電装置200としては、デジタルカメラなどの撮像装置、携帯電話やその一種であるスマートフォンなどの通信端末、音声や映像を再生するモバイルプレーヤなどの電子機器、あるいは、マウスやスピーカであってもよい。
<装置構成>次に、図2を参照して、本実施形態の非接触給電システムにおける給電装置および受電装置の構成について説明する。
まず、図2(a)を用いて、本実施形態の給電装置100の構成を説明する。
給電装置100は、制御部101、第1の通信部102、給電部103、給電アンテナ104、第2の通信部105、メモリ106、タイマ107、バス111を備える。
制御部101は、CPUなどの演算処理装置を含み、メモリ106に格納された制御プログラムを実行することにより、給電装置100の全体の制御を行う。本実施形態の給電に関する詳細な制御については後述する。
第1の通信部102は、IEEE 802.15規格などに基づく無線通信が可能であり、受電装置200と無線給電に関するデータを送受信する。本実施形態の第1の通信部の動作の詳細は後述する。
給電部103は、交流信号を増幅し、給電アンテナ104を介して受電装置200に対して非接触で交流電力を供給する。また、給電アンテナ104から出力する電力レベルを少なくとも3段階に変更できる機能を有する。各電力レベルの使い分けについては後述する。
給電アンテナ104は、ループ状のアンテナであり、給電部103から出力される交流電力を空中に出力し、受電装置200が備える受電アンテナ204に非接触で供給する。
第2の通信部105は、後述する制御装置300と有線方式または無線方式による通信が可能である。有線方式では、後述するように電力線通信(PLC)や有線LAN(IEEE 802.3規格)などが用いられる。無線方式では、IEEE 802.11規格(無線LAN)やIEEE 802.15規格などの通信方式が用いられる。本実施形態の第2の通信部の動作の詳細は後述する。
メモリ106は、不揮発性メモリであるROMや揮発性メモリであるRAMなどの記憶部であり、制御部101が実行するプログラムや各種データを格納する。
タイマ107は、発振子を含み、これをカウントすることで、給電を制御するための各種タイミングを制御部101に通知する。ここでは外部のタイマとしたが、制御部101の内部でプログラムによりタイミングを生成してもよい。
バス111は、制御部101と各ブロックを接続しており、制御部101が各ブロックを制御したり、各ブロックと必要なデータをやり取りするために使用する。
次に、図2(b)を用いて、本実施形態の受電装置200の構成を説明する。
受電装置200は、制御部201、第1の通信部202、受電部203、受電アンテナ204、充電部205、メモリ206、タイマ207、撮像部208、蓄積部209、表示・操作部210、バス211を備える。
制御部201は、CPUなどの演算処理装置を含み、メモリ206に格納された制御プログラムを実行することにより、受電装置200の全体の制御を行う。
第1の通信部202は、IEEE 802.15規格などに基づく無線通信が可能であり、給電装置100と無線給電に関するデータを送受信する。本実施形態では、第1の通信部202の電源は受電部203から供給されるように構成されている。第1の通信部202は、他のブロックのように受電装置200の電池などの内部電源から電力が供給されていないので、受電装置200を給電装置100の給電可能領域Aの範囲内に配置した場合に、給電装置100から無線給を受けて初めて動作(通信)が可能になる。本実施形態の第1の通信部202の動作の詳細は後述する。
受電部203は、受電アンテナ204により受信した電波を整流・平滑して電力を取り出し、第1の通信部202および充電部205に供給する。
受電アンテナ204は、ループ状のアンテナであり、給電装置100の給電アンテナ104から出力される電力を受信する。
充電部205は、受電装置200の内部電源としてリチウムイオンやニッケル水素といった充電可能な二次電池を含み、受電部203を介して給電装置100から受電した電力により二次電池の充電を行う。
メモリ206は、不揮発性メモリであるROMや揮発性メモリであるRAMなどの記憶部であり、制御部201が実行するプログラムや各種データを格納する。
タイマ207は、発振子を含み、これをカウントすることで、給電を制御するための各種タイミングを制御部201に通知する。ここでは外部のタイマとしたが、制御部201の内部でプログラムによりタイミングを生成してもよい。
撮像部208は、光学レンズ、CMOSなどのイメージセンサ、レンズ制御部、画像処理部などを備え、動画や静止画の撮像から記録までの動作を行う。
蓄積部209は、受電装置200に対して着脱可能なフラッシュメモリなどの記録媒体を含み、撮像部208により得られた動画や静止画を保存する。
表示・操作部210は、液晶パネルなどの表示デバイスやタッチパネルなどの操作部材を含み、動画や静止画や受電装置200の状態を表示したり、タッチパネルへのユーザ操作を受け付け制御部201に送出する。
バス211は、制御部201と各ブロックを接続しており、制御部201が各ブロックを制御したり、各ブロックと必要なデータをやり取りするために使用する。
次に、図2(c)を用いて、本実施形態の制御装置300の構成を説明する。
制御装置300は、制御部301、第2の通信部305、メモリ306、タイマ307、バス311を備える。
制御部301は、CPUなどの演算処理装置を含み、メモリ306に格納された制御プログラムを実行することにより、制御装置300の全体の制御を行う。
第2の通信部305は、本実施形態のシステムにおける全ての給電装置100と接続して有線方式または無線方式による通信が可能である。有線方式では、後述するように電力線通信(PLC)や有線LAN(IEEE 802.3規格)などが用いられる。無線方式では、IEEE 802.11規格(無線LAN)やIEEE 802.15規格などの通信方式が用いられる。本実施形態の第2の通信部の動作の詳細は後述する。
メモリ306は、不揮発性メモリであるROMや揮発性メモリであるRAMなどの記憶部であり、制御部301が実行するプログラムや各種データを格納する。
タイマ307は、発振子を含み、これをカウントすることで、給電を制御するための各種タイミングを制御部301に通知する。ここでは外部のタイマとしたが、制御部301の内部でプログラムによりタイミングを生成してもよい。
バス311は、制御部301と各ブロックを接続しており、制御部301が各ブロックを制御したり、各ブロックと必要なデータをやり取りするために使用する。
なお、制御装置300が実行する処理は、後述するように非常に単純な処理であるため、制御部301のCPUを省略することも可能である。
<給電装置と制御装置の接続関係>
図3(a)は、本実施形態のシステムにおける給電装置100と制御装置300の接続関係を示している。
制御装置300は、複数の給電装置100の全てと共通の信号線321で接続されている。
制御装置300は信号線321を介して接続された各給電装置100に共通の制御信号を送信し、各給電装置100はこの制御信号に応じて各自の動作を制御する。具体的な制御の詳細については後述する。信号線321は有線方式であってもよいし、無線方式であってもよい。コスト面を考慮すると、専用線といった追加の信号線を要しないことが望ましい。例えば、給電装置100が商用(AC)電源を備えていれば、電源ケーブルを用いた電力線通信(PLC)によって制御信号を送信することが考えられる。また、給電とは無関係の情報のやり取りや管理を目的として、各給電装置100に有線LANや無線LANが搭載される場合が考えられる。この場合には、通信パケットデータとして、本実施形態における制御信号を含めることが考えられる。さらに、図2(a)で説明した第1の通信部102を兼用することで制御信号を受信することも可能である。この場合には、制御信号を受信するための第2の通信部105を省略できる。
図3(b)は、本実施形態の給電装置100に制御装置300の機能を搭載した場合の接続関係を示している。制御装置300として動作する場合の処理負荷は比較的軽いため、給電装置100に制御装置300の全ての機能を搭載し、給電装置100を制御装置300および給電装置100として動作させるようにしてもよい。図示の例では、給電装置1が制御装置300として動作し、他の給電装置2、3、4、・・・を制御する構成である。給電装置1は内部で生成して他の給電装置2、3、4に送信するタイムスロット番号TSNあるいは同期信号を、内部でも使用することで給電装置100として動作可能である。
ここで、本実施形態のシステムの具体的な適用例として飲食店等を想定した場合、店内の各テーブルに1台の給電装置が備えられており、そこに来店客の持つ携帯電話などの受電装置が配置されると充電サービスが受けられるといったシステムが挙げられる。
なお、制御装置300から各給電装置100に信号線321を介して送信する制御信号の詳細については後述する。
<給電処理>次に、図4を参照して、1組の給電装置100と受電装置200における基本的な給電処理の流れについて説明する。
本実施形態の給電処理では、給電装置100から出力される電力レベルが時間的に3段階に変化する。給電装置100が出力する電力レベルは、少なくとも第1の電力P1、第2の電力P2、第3の電力P3の3段階の値があり、P1>P2>P3の関係がある。以下に説明するように、給電装置100は給電処理における目的や条件に応じて電力レベルを制御する。
図4(a)〜(c)の横軸は時刻を示し、縦軸は電力レベルを示している。(a)、(b)、(c)と時間的に給電処理が進行するのに従い、給電装置100が出力する電力レベルが変化する様子を示している。
図4(a)は、所定の期間T1〜T2の間に出力されるショートビーコン(以下、SB)と呼ばれる受電装置200を検出するための小さい第3の電力P3を示している。受電装置200が給電装置100に配置された場合は、給電アンテナ104のインピーダンスの変化などにより受電装置200の検出(sense)が可能である。図4(a)の場合は受電装置200が検出されておらず、時刻T2でSBを停止した後は、所定時間後に再びSBを出力する(図示せず)。これを定期的に繰り返すことで所定時間内に受電装置200が配置されたことを検出できる。
図4(b)は、受電装置200(と思われる物体)が時刻T2’において検出された場合を示している。給電装置100は、SBに続いて所定の期間T2’〜T3の間にロングビーコン(以下、LB)と呼ばれる第3の電力P3よりやや大きい第2の電力P2を出力する。受電装置200が給電装置100に配置されている場合、LBにより第1の通信部202に電力が供給されるため、受電装置200は第1の通信部202からアドバタイズメント信号(以下、ADV信号)を送信する。ADV信号は、受電装置200が無線給電に対応した機能を備えていること、および装置に固有の識別情報(ID)を含む。図4(b)では、何らかの原因で受電装置200からADV信号の送信がなく、LBが所定の期間T2’からT3の間出力された後に出力を停止している。何らかの原因とは、例えば給電装置100がSBにより検出した物体が無線給電に対応した機能を備えていない場合が考えられる。また、受電装置ではないコインなどを検出した場合も同様である。なお、図4(b)において、時刻T2をT2’と表記しているのは、SBの出力が終了する時刻T2の前に受電装置200が検出されたことにより、時刻T2よりも早い時刻T2’でLB出力を開始したからである。時刻T3でLB出力を停止した後は、所定の時間後にSB出力から同様の動作を繰り返し行う。
図4(c)は、所定の期間T2’〜T3の間に受電装置200から正規のADV信号が送信された場合を示している。給電装置100は、時刻T3’にADV信号を受信した後、認証処理を行うために受電装置200との間で給電制御に用いるパラメータなどの各種情報の送受信を行うので、第2の電力P2の電力レベルを時刻T4まで延長してLBを出力する。最終的に、時刻T4からT5の間に電力レベルを第1の電力P1に増加して所望の給電を行う。
ここで、第2の電力P2の電力レベルについてまとめておく。第2の電力P2はLBの電力レベルであり、給電装置100がLBを出力することにより、受電装置200の第1の通信部202に電力が供給されて、第1の通信(ADV信号の送信)が可能となる。ADV信号の送信は、給電を受けるための必要条件である。なお、SBの第3の電力P3の電力レベルでは、第1の通信部202に電力を供給することができないので、ADV信号は送信されない。
また、図4ではSBで受電装置200を検出(sense)した後にLBを出力するように説明したが、SBでは検出できないような受電装置も存在するため、SBでの検出がない場合でもLBを出力することがありうる。
以上、1組の給電装置100と受電装置200における基本的な給電処理の流れを説明した。図5は、複数の給電装置100が制御装置300に接続された場合、つまり、図3(a)の場合における給電装置100の動作について説明する。なお、図5の動作は、メモリ106に格納されたプログラムを制御部101が実行することにより実現される。
S501では、制御部101は、制御装置300から送信されたタイムスロット番号(以下、TSN)を第2の通信部105により受信する。図3(a)に示すように各給電装置100には、予め固有の識別情報(ID)として番号が割り振られており、メモリ106に格納されている。TSNは、制御装置300に接続された給電装置100の各IDを所定の期間ごとに順番に繰り返す制御信号であり、例えば給電装置がN(Nは自然数)台であれば、1、2、3、・・・、N、1、2のように繰り返し出力される信号である。図6(a)はタイムスロット番号の一例を示している。
S502では、制御部101は、S501で受信したSTNとメモリ106に格納されたIDとを比較し、一致すると判定した場合は処理をS503に進め、一致しないと判定した場合は処理をS501に戻し、S501からの処理を繰り返す。つまり、給電装置100は、自機のIDに一致するTSNを受信するまで処理待ち状態となる。
S503では、制御部101は、給電アンテナ104からSB(第3の電力P3)を出力して、処理をS504に進める。
S504では、制御部101は、給電部103でインピーダンス変化などが検出(sense)されたか判定し、検出されたと判定した場合は受電装置200が配置されている可能性が高いので処理をS507へ進め、検出されない場合は処理をS505へ進める。
S505では、制御部101は、S503で開始したSBの出力期間が所定の期間TSを超えていないか判定する。SBの出力期間の判定は、タイマ107を設定・制御することで行う。制御部101はSBの出力期間が所定の期間TSを超えていないと判定した場合は処理をS504に戻し、所定の期間TSを超えたと判定した場合は処理をS506に進める。
S506では、制御部101は、SBの出力を停止し処理を終了する。
S507では、制御部101は、給電アンテナ104からLB(第2の電力P2)を出力して、処理をS508に進める。なお、LBの出力期間は受電装置200の第1の通信部202に電力が供給され、第1の通信が可能である。
S508では、制御部101は、第1の通信部102により受電装置200からADV信号を受信したか判定し、受信した場合は処理をS511へ進め、受信してない場合は処理をS509に進める。
S509では、制御部101は、S507で開始したLBの出力期間が所定の期間TLを超えていないか判定する。LBの出力期間の判定は、タイマ107を設定・制御することで行う。制御部101はLBの出力期間が所定の期間TLを超えていないと判定した場合は処理をS508に戻し、所定の期間TLを超えたと判定した場合は処理をS510に進める。
S510では、制御部101は、LBの出力を停止し処理を終了する。
S511では、制御部101は、S508で受信したADV信号を解析し、給電のために規定された正しい書式であるか判定する。制御部101は、ADV信号が正しい書式でないと判定した場合は処理をS510に進め、LBの出力を停止し処理を終了する。また、制御部101は、ADV信号が正しい書式であると判定した場合は処理をS512へ進める。この場合、LBの出力は停止していないので、受電装置200の第1の通信部202には引き続き電力が供給され、第1の通信が可能である。
S512では、制御部101は、受電装置200の間で給電制御に用いるパラメータなどの各種情報の送受信を行って相互に認証処理を実行し、認証が終了(成功)すると処理をS513に進める。
S513では、制御部101は、第2の電力P2の電力レベルを第1の電力P1に増加して給電を行うと共に、受電装置200の電池が満充電となったか否かなどの条件に応じて給電の終了を判定すると、給電アンテナ104からの出力を停止して処理を終了する。
以上説明したように、給電装置100は制御装置300から受信したTSNと自機のIDとが一致した場合にのみLBを出力するため、給電装置100が複数台ある場合であってもそれらが同時にLBを出力しないように排他的な制御が可能となる。この結果、複数のADV信号が競合することもなくなるため、給電対象ではない受電装置に給電を開始することを回避できる。
なお、上述したLB出力の排他制御と共に、SB出力についても排他制御が行われているが、SB出力の排他制御は必要条件ではなく、例えばIDとTSNの比較をS504とS507の間で行うことによりSBを常に出力するようにしてもよい。
図6は、図5で説明した給電処理を2台の給電装置を例としてタイムチャートに示し、LB出力が同時に行われないよう制御されていることを明示するために、IDが隣り合う番号3、4に対応する給電装置3、4を例示している。
図6(a)は、制御装置300が全ての給電装置100に送信する制御信号として、タイムスロット番号(TSN)が示されている。給電装置の総数をN台(Nは自然数)とした場合、制御装置300は1からNまでのスロットを順番に繰り返し送信する。各スロットの時間長は少なくともLBの時間長以上に設定される。これは、LBを各スロット内に収めることで、他のLBと重ならないようにするためである。なお、LBの時間長は、図4(b)では期間T3−T2’で示される。
図6(b)は、スロット3に対応する給電装置3のタイムチャートを示している。1回目のSB出力(スロット3)では受電装置が検出されず、LBは出力されていない。その後、2回目のSBが出力(スロット3)されるまでの間に、受電装置が給電装置3に配置されたためLBが出力されている。このLBにより受電装置200の受電部203から第1の通信部202に電力が供給されて、受電装置200は給電装置3にADV信号を送信する。図6(b)では、給電装置3と受電装置200の間での認証を経て給電へと処理が進んでいる様子が示されている。このように、給電装置3は自機のID番号3と一致するタイムスロット番号3の期間にSBおよびLBを出力する。
図6(c)は、スロット4に対応する給電装置4のタイムチャートを示している。図6(b)の場合と同様に、1回目のSB出力(スロット4)では受電装置が検出されず、2回目のSB出力で検出されている。また、給電装置4は自機のID番号4と一致するタイムスロット番号4の期間にSBおよびLBを出力する。
ここで、給電装置3と給電装置4にほぼ同時にそれぞれ受電装置200が配置された場合を考える。例えば、図6(a)のタイムスロット番号N付近でほぼ同時に受電装置200が配置されたと仮定する。この場合、給電装置3と給電装置4は、受電装置200を検出するためのSB出力および受電装置200の第1の通信部202に電力を供給するLB出力を行うタイムスロット番号が異なる。このため、給電装置3に配置された受電装置20と給電装置4に配置された受電装置200から同時にADV信号が送信されることはない。
なお、図6(b)、(c)において、給電装置3と給電装置4の認証処理を行う期間は重複しているが、給電装置がADV信号を一旦受信した後は給電対象の受電装置を認識しているので混信が発生することはない。また、給電期間も重複しているが、給電装置と受電装置の間の給電可能領域が比較的狭いため同時に処理を行うことが可能である。
図6では、理解の容易化のために給電装置のID番号を隣り合う番号3と4の例を説明したが、他の組み合わせであっても同様にLB(あるいはADV信号)の出力が排他制御される。また、2台以上あるいはN台全ての給電装置にほぼ同時に受電装置が配置された場合であっても同様に制御されることは明らかである。
また、以上の説明ではSB出力とLB出力の両方を排他制御するようにしたが、図5でも説明したようにLB出力だけを排他制御し、SB出力はスロットごとに出力することも可能である。
なお、制御装置300は、図6(a)で示したTSNを全ての給電装置100に送信するように構成したが、TSNの代わりに図6(d)に示すように全ての給電装置100に共通の同期信号を送信するようにしてもよい。この場合には、各給電装置100が制御装置300から受信した同期信号をトリガーとしてタイマ107をリセットし、図6(a)のTSNを装置内部で生成する。このようにすることで、制御装置300はさらに簡素化が可能である。
また、図示しないが、タイマ107の代わりに精度の高い水晶発振器などを用いた時計回路(リアルタイムクロック)を用いる方法もある。精度の高い時計回路によるクロック信号や所定時間ごとのパルス信号を用いることにより、同期(この場合は時刻合わせ)のための通信間隔を長くしたり頻度を減少させることが可能となる。特に、有線/無線LANやPLCなど、パケット通信を用いて同期を行う場合には、ある程度長い間隔で同期パケットを送信すればよいので有効である。
[実施形態2]次に、実施形態2について説明する。
実施形態1では、制御装置300から各給電装置100にタイムスロット番号を出力し、各給電装置100が同じタイムスロットでLB出力を行わないように排他的に制御している。
しかしながら、給電装置100の台数が増加してくると、給電装置ごとのLB出力可能なタイムスロットの時間間隔が台数に比例して長くなるため、受電装置200を給電装置100に配置してから給電が開始されるまでの時間が長くなってしまう。
そこで、実施形態2では、給電装置の台数が多くなっても給電開始までの時間を短縮する処理を説明する。
図7は、本実施形態の給電処理の流れを示すシーケンス図である。ここに登場するオブジェクトとしては、給電装置100と受電装置200が各2台と制御装置300である。図7の処理は、給電装置100、受電装置200および制御装置300が、それぞれメモリ106、206、306に格納されたプログラムを制御部101、201、301が実行することにより実現される。
図7では、受電装置1と受電装置2が、それぞれ給電装置1と給電装置2にほぼ同時に配置された場合のシーケンスを示しており、受電装置1の方が配置されたタイミングがわずかに早かった場合の例を示している。
S701では、給電装置1がSBを出力し、S702では受電装置1が配置されたことを検出(sense)する。給電装置1は、本来であればLBを出力することになるが、ここではLB出力をする前にS703において、制御装置300にLBの出力要求(REQ)を送信する。また、S704、S705、S706では、給電装置2と受電装置2のペアについて同様の処理が行われる。2台の給電装置1、2からREQを受信した制御装置300は、給電装置1からのREQがわずかに早かったため、S707において給電装置1に対してLB出力許可(ACK)を返信する。図7では、給電装置2には、ACKを返信しない動作となっているが、不許可(NACK)を返信してもよい。
S707でACKを送信した制御装置300は、その後所定の期間REQの受付を停止する。所定の期間とは、予め規定されたLBの出力期間に相当する。制御装置300からACKを受けた給電装置1は、S708においてLBを出力する。受電装置1が正規の受電装置ならば、S709でLB出力期間中にADV信号を給電装置1に送信し、認証処理を行った後、S710において受電装置1への給電を開始する。
もう一方の給電装置2は、S706で制御装置300にREQを送信したが、ACKが返信されないのでLB出力は行わない。所定の時間後のS711で、給電装置2は再びSB出力を行い、S712で受電装置2を検出(sense)する(2回目)。
次に、S713において、給電装置2は、制御装置300にREQを送信するが、前述したように制御装置300は所定の期間REQの受付を停止しているため、ACKが返信されない。さらにREQの受付停止期間が経過した後のS714で、給電装置2は再びSB出力を行い、S715で受電装置2を検出(sense)する(3回目)。
次に、S716において、給電装置2は、制御装置300にREQを送信し、S717で制御装置300からACKを受信する。その後、S708〜S710と同様に、S718で給電装置2は受電装置2にLBを出力し、S719で受電装置2からADV信号が返信され、受電装置2の給電を開始する。
本実施形態では給電装置が2台の例を示したが、3台以上の場合も同様に処理することができ、3台以上の給電装置からLB出力が同時に行われないよう排他的に制御することができる。
本実施形態によれば、実際に給電装置100に受電装置200が配置されたタイミングに応じて給電装置100から受電装置200へのLB出力の排他制御を行うので、給電装置100の台数が多い場合であっても給電開始までの時間が長くなることがなくなる。
以上説明した非接触給電システムでは、各給電装置が受信した制御信号に応じてロングビーコン(LB)の出力を制限するように構成したが、各給電装置にスイッチを設けて給電機能を解除できるモードを用意してもよい。すなわち、制御信号によってLB出力を制限するのではなく、スイッチによって給電機能のオン、オフを切り替え可能なモードである。給電装置をシステムに組み込まないで、給電装置単体で使用したい場合や給電機能をテストする場合などに便利である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…給電装置、102…第1の通信部、105…第2の通信部、200…受電装置、202…第1の通信部、300…制御装置、305…第2の通信部

Claims (25)

  1. 非接触で受電装置に給電可能な給電装置であって、
    制御装置と通信可能に接続される通信手段と、
    前記受電装置の電源に給電するための第1の電力と、前記第1の電力より小さく前記受電装置が備える通信手段に給電するための第2の電力とを出力可能な給電手段と、
    前記制御装置から受信した制御信号であって、複数の給電装置から前記第2の電力を同時に出力しないように制御するための制御信号に基づき、前記第2の電力の出力を制御する制御手段と、を有することを特徴とする給電装置。
  2. 前記制御信号は、前記給電装置に対して前記第2の電力を出力する期間を制限するための信号であり、
    前記制御手段は、前記制御装置から受信した制御信号が示す情報が、前記給電装置に予め与えられた固有の情報と対応する場合に、前記制御信号に応じた期間において前記第2の電力を出力することを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記制御信号は、給電装置ごとに割り振られたタイムスロットを示す情報を含み、
    前記制御手段は、前記制御装置から受信した制御信号のタイムスロットに応じた期間において前記第2の電力を出力することを特徴とする請求項2に記載の給電装置。
  4. 前記制御信号は、複数の給電装置に共通の同期信号であり、
    前記制御手段は、前記制御装置から受信した同期信号に基づいて前記第2の電力を出力する期間を生成し、当該生成された期間において前記第2の電力を出力することを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  5. 前記給電装置は、前記制御装置に対して問い合わせを行い、許可された場合のみ前記第2の電力を出力し、
    前記制御装置は、所定の期間において1つの給電装置のみに許可を出力することを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  6. 前記複数の給電装置のいずれかが前記制御装置として動作することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の給電装置。
  7. 前記給電装置は、給電機能をオンまたはオフに切り替え可能な切り替え手段を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の給電装置。
  8. 前記通信手段の通信方式は、IEEE 802.3規格または電力線を用いた方式であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の給電装置。
  9. 前記通信手段の通信方式は、IEEE 802.11規格またはIEEE 802.15規格に基づく方式であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の給電装置。
  10. 前記同期信号は、所定の時間ごとに出力されるパルス信号またはクロック信号であることを特徴とする請求項4に記載の給電装置。
  11. 前記制御手段は、給電可能領域の範囲内に受電装置が存在することを検出するための前記第2の電力より小さい第3の電力を所定の時間ごとに出力し、
    前記制御装置から受信する制御信号に基づき、前記第3の電力の出力を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の給電装置。
  12. 非接触で受電装置に給電可能な複数の給電装置と通信する通信手段と、
    前記給電装置のそれぞれが前記受電装置と接続を行うために給電する電力を、前記複数の給電装置から同時に出力しないように制御するための制御信号を出力する制御手段と、を有し、
    前記給電装置のそれぞれは、前記受電装置の電源に給電するための第1の電力と、前記第1の電力より小さく前記受電装置が備える通信手段に給電するための第2の電力とを出力可能であり、
    前記制御信号は、前記給電装置のそれぞれに対して前記第2の電力を出力する期間を制限するための信号であることを特徴とする制御装置。
  13. 前記制御信号は、前記給電装置のそれぞれに対して前記第2の電力を出力するタイミングを制御するための信号であることを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記制御信号は、前記給電装置ごとに割り振られたタイムスロットを示す情報を含み、
    前記給電装置のそれぞれは、前記制御装置から受信した制御信号のタイムスロットに応じた期間において前記第2の電力を出力することを特徴とする請求項13に記載の制御装置。
  15. 前記制御信号は、複数の給電装置に共通の同期信号であり、
    前記給電装置のそれぞれは、前記制御装置から受信した同期信号に基づいて前記受電装置への給電を開始する期間を生成し、当該生成された期間において前記第2の電力を出力することを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  16. 前記制御手段は、前記給電装置から受信した前記第2の電力の出力要求に対して許可または不許可を出力し、
    所定の期間において1つの給電装置のみに許可を出力することを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  17. 前記複数の給電装置のいずれかが前記制御装置として動作することを特徴とする請求項12から16のいずれか1項に記載の制御装置。
  18. 前記通信手段の通信方式は、IEEE 802.3規格または電力線を用いた方式であることを特徴とする請求項12から17のいずれか1項に記載の制御装置。
  19. 前記通信手段の通信方式は、IEEE 802.11規格またはIEEE 802.15規格に基づく方式であることを特徴とする請求項12から17のいずれか1項に記載の制御装置。
  20. 前記同期信号は、所定の時間ごとに出力されるパルス信号またはクロック信号であることを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
  21. 前記給電装置のそれぞれは、給電可能領域の範囲内に受電装置が存在することを検出するための前記第2の電力より小さい第3の電力を所定の時間ごとに出力可能であり、
    前記制御信号は、前記給電装置のそれぞれに対して前記第3の電力を出力する期間を制限するための信号であることを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  22. 非接触で受電装置の電源に給電するための第1の電力と、前記第1の電力より小さく前記受電装置が備える通信手段に給電するための第2の電力とを出力可能な給電装置の制御方法であって、
    制御装置と通信するステップと、
    前記制御装置から受信した制御信号であって、複数の給電装置から前記第2の電力を同時に出力しないように制御するための制御信号に基づき、前記第2の電力の出力を制御するステップと、を有することを特徴とする給電装置の制御方法。
  23. 非接触で受電装置に給電可能な複数の給電装置を制御する制御装置の制御方法であって、
    前記複数の給電装置と通信するステップと、
    前記給電装置のそれぞれが前記受電装置と接続を行うために給電する電力を、前記複数の給電装置から同時に出力しないように制御するための制御信号を出力するステップと、を有し、
    前記給電装置のそれぞれは、前記受電装置の電源に給電するための第1の電力と、前記第1の電力より小さく前記受電装置が備える通信手段に給電するための第2の電力とを出力可能であり、
    前記制御信号は、前記給電装置のそれぞれに対して前記第2の電力を出力する期間を制限するための信号であることを特徴とする制御装置の制御方法。
  24. コンピュータを、請求項1から11のいずれか1項に記載された給電装置として機能させるためのプログラム。
  25. コンピュータを、請求項12から21のいずれか1項に記載された制御装置として機能させるためのプログラム。
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