JP2016527853A - 無線電力伝送装置、システム、および方法 - Google Patents
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Abstract
いくつかの実施例は、無線電力伝送装置、システム、及び/又は方法を含む。例えば、本装置は、コントローラを含み、検出期間の最中にプローブのシーケンスを送信するように無線電力送信器(WPT)をコントロールし、プローブのシーケンスに係るプローブ送信の最中のWPTに誘導されたロードの検出に基づいて無線電力受信器(WPR)を検出し、かつ、WPRを検出すると、無線充電信号をWPRに対して送信するようにWPTをコントロールする。
Description
本発明に係るいくつかの例証的な実施は、無線電力伝送に関する。
本出願は、米国特許仮出願第61/856219号、タイトル“Techniques Allowing Physical Sensing in Wireless Charging to Reduce Standby Power”、出願日2013年7月19日、の優先権を主張するものであり、ここにおいて、その開示全体が参照として包含されている。
無線技術は進化を続けており、市場においては無線技術を用いた幅広いデバイスが利用可能である。消費者の生活に統合されてきたセルラハンドセット(celular handset)およびスマートフォンの出現に加えて、伝統的にあらゆる通信手段を備えていない既存のアプローチが、無線で可能になってきている。例えば、種々の産業的、商業的、及び/又は、居住的システムは、モニタリング、医療、レポート、コントロール、等の目的のために無線通信を採用し得る。
無線通信のアプリケーションの拡大につれて、無線機器の電力供給が懸念となってきている。この懸念は、主にモバイル通信機器の領域に存在し、そこでは、拡大する無線通信の適用性が、電力消費において対応する増加を意味している。一つの方法では、バッテリーサイズ及び/又はデバイス効率を増加することによって、電力問題が取り扱われ得る。こうした両方の領域における開発が継続しているが、無線機器のサイズ、コスト、等をコントロールする欲求により邪魔されることがある。
モバイル無線機器の電力消費が取り扱われ得る別の方法は、より容易な機器の再充電を促進することによるものである。既存のシステムにおいて、バッテリー駆動の機器は、再充電のため定期的に、例えば、商用電源、太陽光発電、燃料セル、等の別の電源に対して接続される必要がある。このことは、典型的には、その機器に特有の再充電器が充電されるように維持すること、かつ、一定期間その機器を充電コードに機械的に接続することを含んでいる。
この厄介なプロセスを置き換えるために、再充電の領域における開発が行われている。例えば、ワイヤレス充電は、所定の機器に対応する充電装置が充電されるようにする要求を除去し得る。
無線電力伝送は、「最後のコードの切断(”cutting the last cord”)」によって、電子機器を一変させる可能性を有している。再充電装置へプラグインする必要性からユーザを解放し、かつ、例えば、コネクタのない機器ができることにより、デザインスペースを変化させるものである。
しかしながら、充電装置と充電されるべき機器との間の通信の必要性のため、無線充電システムのスタンバイ電力消費は、現在あまりにも大きい。従って、無線充電システムにおける電力消費を削減する技術に対する一般的な必要性が存在している。
説明の簡素化および明確化のために、図面において示されるエレメントは、必ずしも拡大縮小されることを要しない。例えば、いくつかのエレメントの寸法は、説明の明確化のために、他のエレメントと比べて強調されてよい。さらに、対応する又は類似のエレメントを示すように、図面の中では参照番号が繰り返されている。図面のリストは、以下のとおりである。
図1は、いくつかの例証的な実施に従った、システムの模式的なブロックダイヤグラムを示している。
図2は、いくつかの例証的な実施に従った、無線電力伝送に関わるデバイスの模式的な説明図である。
図3は、いくつかの例証的な実施に従った、2つのデバイス間における電力伝送スキームの模式的な説明図である。
図4は、いくつかの例証的な実施に従った、検出器の模式的な説明図である。
図5は、いくつかの例証的な実施に従った、無線電力伝送方法の模式的なフローチャートである。
図6は、いくつかの例証的な実施に従った、製品の模式的な説明図である。
以下の詳細な説明では、多数の具体的な詳細が、いくつかの実施形態の完全な理解を提供するために説明されている。なお、当業者であれば、いくつかの実施形態は、そのような具体的な詳細がなくても実施し得ることが理解されよう。他のインスタンスにおいては、よく知られている方法、プロシージャ、コンポーネント、ユニット及び/又は回路は、議論を不明りょうにしないように、詳細には記載されていない。
例えば、“処理する(processing)”、“計算する(computing)”、“算出する(calculating)”、“決定する(determining)”、“確立する(establishing)”、“解析する(analyzing)”、“確認する(checking)”、又は類似のもの、といった用語を利用しているここにおける議論は、コンピュータのレジスタ及び/又はメモリ内で物理(例えば、電子)量として表現されるデータを操作及び/又は変換して、コンピュータレジスタ及び/又はメモリ、あるいは、動作及び/又はプロセスを実行する命令を記憶し得る他の情報記憶媒体内で同様に物理量として表現される他のデータとするコンピュータ、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングシステム、又は他の電子コンピューティングデバイスの動作及び/又はプロセス、を参照してよい。
ここにおいて使用される用語“多数(plurality)”及び“複数(a plurality)”は、例えば、“多数からなる(multiple)”又は“2つ以上(two or more)”を含んでいる。例えば、“複数の項目(a plurality of items)”は、2つ以上の項目(two or more items)を含んでいる。
“一つの実施例(one embodiment)”、“一実施例(an embodiment)”、“例証的な実施(demonstrative embodiment)”、“種々の実施例(various embodiment)”等への言及は、そのように記述される実施例は、特定の機能、構造、又は特性を含み得るが、あらゆる実施例が、必ずしもその特定の機能、構造、又は特性を含むものではないことを示している。さらに、繰り返して使用される用語“一つの実施例において(in one embodiment)”は、必ずしも同一の実施例に言及しているものではないが、そういうこともある。
ここにおいて使用されるように、そうでないものと特定されない限り、共通のオブジェクトを記述するための序数詞“第1(first)”、“第2(second)”、“第3(third)”等の使用は、同じ態様の異なるインスタンスが言及されていることを単に示しているだけであり、そのように記載されたオブジェクトが時間的に、空間的に、ランク付けにおいて、又は、あらゆる他の方法において、所与のシーケンスでなければならないことを暗示するよう意図されていない。
いくつかの実施例は、種々のデバイス及びシステムと共に使用されてよい。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウルトラブック(UltrabookTM)コンピュータ、サーバーコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、ペリフェラルデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、無線充電デバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車両機器、非車両機器、モバイル又はポータブルデバイス、コンシューマデバイス、非モバイル又は非ポータブルデバイス、無線通信局、無線通信デバイス、ビデオ機器、オーディオ機器、オーディオビデオ(A/V)機器、ペリフェラルデバイス、等である。
いくつかの実施例は、既存のアライアンスフォーワイヤレスパワー(Alliance for Wireless Power、A4WP)規格(A4WP Wireless Poer Transfer System Baseline System Specification(BSS) Proposal Version1.0.4、2013年3月6日)、並びに/又は、その将来のバージョン及び/若しくは派生物に従って動作するデバイス及び/又はシステム、既存のワイヤレスパワーコンソーシアム(WIRELESS Power Consortium、WPC)規格(“System Description、 Wireless Power Transfer、VolumeI:Low Power、Part1:Interface Definition、Version91.1.1、2012年7月、を含む。)並びに/又はその将来のバージョン及び/若しくは派生物に従って動作するデバイス及び/又はシステム、無線充電規格、無線伝送規格に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、上記のシステムの一部であるユニット及び/又はデバイス、および類似のもの、と共に使用されてよい。
用語“無線デバイス(wireless device)”は、ここにおいて使用されるように、例えば、無線通信可能なデバイス、無線通信可能な通信デバイス、無線通信可能な通信局、無線通信可能なポータブル若しくは非ポータブルデバイス、又は、類似のものを含んでいる。いくつかの実施例において、無線デバイスは、コンピュータと一体化されている周辺機器、又は、コンピュータに取り付けられている周辺機器であってよく、あるいは、そのような周辺機器を含んでよい。いくつかの実施例において、用語“無線デバイス”は、任意的に、無線サービスを含んでよい。
無線通信信号に関してここにおいて使用される用語“通信する(communicating)”は、無線通信信号を送信すること、及び/又は、無線通信信号を受信することを含んでいる。例えば、無線通信信号を通信することができる無線通信ユニットは、無線通信信号を少なくとも一つの他の無線通信ユニットへ送信する無線送信器、及び/又は、無線通信信号を少なくとも一つの他の無線通信ユニットから受信する無線通信受信器を含んでよい。
図1をこれから参照すると、いくつかの例証的な実施に従った、システム100が模式的に示されている。
図1に示されるように、いくつかの実施例において、システム100は、少なくとも一つのデバイス110(「充電する装置(”chrging device”)」)を有し得る。充電する装置は、以下に説明するように、例えば、機器150を充電するために、少なくとも一つの機器150によって受け取られるべき少なくとも一つの無線電力信号102を送信するように構成されている。いくつかの実施例においては、図1に示されるように、装置110は、無線電力信号102を、一つの機器150に対して送信し得る。他の実施例において、装置110は、例えば、複数の機器を同時に又は連続的に充電するために、複数の機器によって受け取られるべき少なくとも一つの無線電力信号102を送信し得る。
いくつかの実施例において、装置110は、無線電力信号102を送信するように構成された無線電力送信器(Wireless Power Transmitter、WPT)112を含んでよく、かつ、機器150は、無線電力信号を受信するように構成された無線電力受信器(Wireless Power Receiver、WPR)152を含んでよい。
いくつかの実施例において、WPR152は、機器150の少なくとも一つのデバイスロード(device load)193に対して電力を供給するように構成されてよい。
いくつかの実施例において、機器150は、バッテリー駆動の機器であってよい。
一つの実施例において、ロード193は、機器150のバッテリー191を含んでよい。例えば、WPR152は、バッテリー191を充電するための電力を供給するように構成されてよい。
例えば、機器150は、モバイルフォン、スマート、フォン、腕時計、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウルトラブック(UltrabookTM)コンピュータ、ノートブックコンピュータ、ビデオ機器、ディスプレイ機器、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、PDAデバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、ハイブリッドデバイス(例えば、携帯電話機能をPDAデバイスの機能と組み合わせたもの)、消費者機器、車両機器、非車両機器、モバイル又はポータブル機器、携帯電話、パーソナルコミュニケーションシステム(PCS)デバイス、無線機器を包含するPDAデバイス、モバイル又はポータブルGPS機器、比較的小さなコンピューティングデバイス、非デスクトップコンピュータ、”Carry Small Live Large”(CSLL)デバイス、ウルトラモバイルデバイス(UMD)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、モバイルインターネットデバイス(MID)、「おりがみ(”Origami”)」デバイスまたはコンピューティングデバイス、オーディオ機器、A/V機器、パーソナルメディアプレーヤ(PMP)、デジタルビデオカメラ(DVC)、デジタルオーディオプレーヤ、デジタルスティルカメラ(DSC)、メディアプレーヤ、音楽プレーヤ、等である。
他の実施例において、機器150は、デバイス110から受け取った電力を直接的に消費するように構成され得る機器、例えば、周辺機器、を含んでよい。
一つの実施例において、ロード193は、機器150の一つまたはそれ以上のコンポーネント195を含んでよい。WPR152から供給された電力を利用するように構成され得るものである。例えば、WPR152は、一つまたはそれ以上のコンポーネント195によって消費される電力を供給するように構成されてよい。
例えば、機器150は、無線マウス、無線キーボード、無線ストレージデバイス、無線センサデバイス、無線オーディオ機器、無線スピーカ機器、無線マイクロフォン、無線ジョイスティック、トラックボール、リモートコントロール、等を含んでよい。
いくつかの実施例において、デバイス110は、非モバイル機器を含んでよい。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、専用充電機器、車両機器、自動車充電器、オンボードデバイス、オフボードデバイス、消費者機器、ビデオ機器、オーディオ機器、A/V機器、等である。
他の実施例において、デバイス110は、モバイル機器を含んでよい。例えば、モバイル充電器、充電器パッド、充電器プレート、充電器ボード、充電器カバー、充電器マット、充電器ケース、充電器スリーブ、モバイルフォン、スマートフォン、腕時計、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウルトラブック(UltrabookTM)コンピュータ、ノートブックコンピュータ、ビデオ機器、ディスプレイ機器、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、PDAデバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、ハイブリッドデバイス(例えば、携帯電話機能をPDAデバイスの機能と組み合わせたもの)、消費者機器、車両機器、非車両機器、モバイル又はポータブル機器、携帯電話、PCSデバイス、無線機器を包含するPDAデバイス、モバイル又はポータブルGPS機器、比較的小さなコンピューティングデバイス、非デスクトップコンピュータ、”Carry Small Live Large”(CSLL)デバイス、ウルトラモバイルデバイス(UMD)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、モバイルインターネットデバイス(MID)、「おりがみ(”Origami”)」デバイスまたはコンピューティングデバイス、オーディオ機器、A/V機器、パーソナルメディアプレーヤ(PMP)、デジタルビデオカメラ(DVC)、デジタルオーディオプレーヤ、デジタルスティルカメラ(DSC)、メディアプレーヤ、音楽プレーヤ、等である。
一つの実施例において、デバイス110は、第1のモバイル機器を含んでよい。例えば、モバイルコンピュータ、例としてウルトラブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、又はノートブックコンピュータである。そして、機器150は、第2のモバイル機器を含んでよい。例えば、モバイルフォン、別のモバイルコンピュータ、等である。
別の実施例において、デバイス110は、モバイルコンピュータを含んでよい。例えば、ウルトラブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、又はノートブックコンピュータである。そして、機器150は、モバイルコンピュータの周辺機器を含んでよい。例えば、無線キーボード、無線マウス、無線マイクロフォン、無線スピーカ、無線ジョイスティック、等である。
別の実施例において、デバイス110は、据置き型のデバイスを含んでよい。例えば、PC又はデスクトップコンピュータである。そして、機器150は、据置き型のデバイスの周辺機器を含んでよい。例えば、無線キーボード、無線マウス、無線マイクロフォン、無線スピーカ、無線ジョイスティック、等であり、もしくは、据置き型のデバイスによって充電されるモバイル機器、例えば、モバイルフォン、モバイルコンピュータ、等である。
他の実施例において、デバイス110及び/又は機器150は、モバイルまたは非モバイル機器のあらゆる他の組合せを含んでよい。
いくつかの実施例において、WPT112は、例えば、オブジェクト、例として機器150が、デバイス110に近接した既定の領域(「充電領域(”charging area”)」)に在ること、または、デバイス110に接触していることを検出すると、電力信号102を伝送するように構成されてよい。例えば、無線電力信号102が、WPR152によって効率的に受信され得るようにである。
いくつかの実施例において、WPR152は、無線電力信号102を受信し得る。かつ、機器150のバッテリー191を充電し、及び/又は、機器150の一つまたはそれ以上のコンポーネント195を動作させるために電力を供給し得る。
いくつかの実施例において、WPT112は、電源120から受け取った電力を増幅するためのパワーアンプ(Power Amplifier、PA)を含んでよい。
一つの実施例において、電源120は、デバイス110の内部電源を含んでよい。
例えば、デバイス110のバッテリーである。
例えば、デバイス110のバッテリーである。
別の実施例において、電源120は、壁型電源アダプタ、及び/又は、変換器を含んでよい。例えば、直流(DC)から直流へ(DC2DC)の変換器、または、交流ACからDCへ(AC2DC)の変換器であり、例えば、電源コードまたはケーブルを介して、外部電源から受け取った電力を変換する。
いくつかの実施例において、WPT120は、送信器(Tx)レゾネータ126を含んでよい。PA122からの電力を、例えば、ラジオ周波数(RF)信号の形態において、無線充電信号102へと変換するように構成されているものである。例えば、Txレゾネータ126は、PA122によって提供される電力に応じて、充電信号102を生成することができる磁場生成器(magnetic field generator)を含んでよい。一つの実施例において、Txレゾネータ126は、コイルまたは伝導線を含んでよい。
いくつかの実施例において、WPT112は、PA122とTxレゾネータ126との間の電気的インピーダンスを整合させるためのマッチングネットワーク124を含んでよい。例えば、PA122とTxレゾネータ126との間の電力伝送を最大化し、及び/又は、Txレゾネータ126からの反射を最小化するためである。
いくつかの実施例において、WPR152は、無線充電信号102を電力信号へと変換するように構成された受信器(Rx)レゾネータ166を含んでよい。例えば、RXレゾネータ166は、コイルを含んでよい。
いくつかの実施例において、WPR152は、DC2DC変換器を含んでよい。RXレゾネータ166から受け取った電力信号を、例えば、機器150のバッテリー191を充電し、及び/又は、機器150の一つまたはそれ以上のコンポーネント195に電力供給するために、ロード192に対して適切な電力信号へと変換するためである。
いくつかの実施例において、WPR152は、例えば、Rxレゾネータ166とロード193との間の電力伝送を最大限とするよう、及び/又は、ロード193からの反射を最小限とするよう、Rxレゾネータ166とロード193との間の電気的インピーダンスを整合させる整合ネットワーク164を含んでよい。
いくつかの実施例において、WPT112は、例えば、以下に説明されるように、無線電力信号102を生成するようにTxレゾネータ126へ供給される電流をコントロールすることによって、WPT112の一つまたはそれ以上のオペレーションをコントロールするためのコントローラ114を含んでよい。
いくつかの実施例において、WPR152は、例えば、以下に説明されるように、WPT112と通信することによって、WPR152の一つまたはそれ以上のオペレーションをコントロールするためのコントローラ154を含んでよい。
いくつかの実施例において、WPT112とWPR152は、無線通信信号104にわたり通信するように構成されてよく、WPT112とWPR152との間で通信された情報を伝送し得る。例えば、デバイス110は、無線通信モジュール116を含んでよく、及び/又は、機器150は、信号104を通信するための無線通信モジュール156を含んでよい。
いくつかの実施例において、無線通信モジュール116と156は、赤外線(IR)通信モジュールを含んでよい。IR信号の形式における信号104に対するものである。他の実施例において、無線通信モジュール116と156は、他の無線通信モジュールを含んでよい。例えば、ブルートゥース(登録商標)(BT)通信モジュール、ワイヤレスフィデリティ(WiFi)通信モジュール、ミリメートル波(mmWave)通信モジュール、ワイヤレスギガビット(WiGig)通信モジュール、近距離通信(NFC)モジュール、等である。
いくつかの実施例において、無線通信モジュール116は、WPT112の一部として含まれてよく、及び/又は、無線通信モジュール156は、WPR152の一部として含まれてよい。例えば、図1に示されるようにである。他の実施例において、無線通信モジュール116は、デバイス110の無線通信モジュール140の一部として含まれてよく、及び/又は、無線通信モジュール156は、機器150の無線通信モジュール190の一部として含まれてよい。
いくつかの実施例において、無線通信モジュール116と156は、単方向または双方向通信のために信号104を利用してよい。
いくつかの実施例において、無線通信モジュール156は、信号104を介してWPR152から情報を送信するように構成されたIR送信器を含んでよく、かつ、無線通信モジュール116は、WPT112において信号104を受信するためのIR受信器を含んでよい。種々の情報が、信号104を介して、WPR152とWPT112との間で送信され得る。例えば、無線電力信号102を検出すると、WPR152は、WPT112を構成するために、WPT112に対して初期化情報を送信してよい。例えば、デバイスの識別子及び/又はタイプ、充電システム許容値、等である。WPT112の構成により、機器150は、例えば、効率的及び/又は安全な方法で、充電され得る。WPR152は、WPT112と通信を継続してよい。例えば、機器150の充電レベルのアップデートをWPT112に提供するため、充電のパワーを増加または減少するようにWPT112にリクエストするため、WPR152によって検出されたあらゆるイベント、例えば、問題、故障、等をWPT112にアラート(alert)するため、例えば、節電のため、WPT112が電力信号102の送信を停止し得るように、充電が完了したことをWPT112に知らせるため、等である。
いくつかの実施例において、無線通信モジュール156と無線通信モジュール116は、信号104を介して双方向通信を実施してよい。例えば、無線通信モジュール116と156は、信号104を送信および受信するための無線トランシーバを含んでよい、例えば、IRトランシーバである。双方向通信は、WPT112によって使用されてよい。例えば、WPT112の能力をWPR152に知らせるため、充電がまさに開始すること又は充電が始まったことをWPR152に示すため、WPR152からの送信の受信をアクノレッジ(acknowledge)するため、WPT112における問題のあるイベントについてWPR152にアラート(alert)を提供するため、等である。
一つの実施例において、コントローラ154は、無線通信モジュール156をコントロールしてよく、WPT112に対して、WPR152によって受信された無線電力信号102のステータスを示す信号104、及び/又は、機器150の電力状況を示す信号104を通信する。例えば、信号104は、無線電力信号102がWPR152によって受信されている、WPR152によって受信されていないことの通知、及び/又は、無線電力信号102のパワーを増加または減少させるリクエストを含んでよい。追加的または代替的に、信号104は、バッテリー191の現在の電力レベル、バッテリー191がフル充電されるまでの見積り時間、機器150が経験している問題、等の通知を含んでよい。
一つの実施例において、WPT112は、WPR152によって受信された無線電力信号102のステータス及び/又は機器150の電力状況を示している信号104を受信してよく、そして、コントローラ114は、WPR152から受信した信号104に基づいて、無線電力信号102をコントロール、及び/又は、信号104を通信し得る。例えば、コントローラ114は、WPT112をコントロールして、無線電力信号102の送信を開始または停止すること、及び/又は、無線電力信号102のパワーを増加または減少させることができる。コントローラ104は、例えば、信号104を送信するように無線通信モジュール116をコントロールしてよい。例えば、WPR152からの指示の受信をアクノレッジするため、無線電力信号102の送信の開始または停止を示すため、無線電力信号102のパワーの増加または減少を示すため、及び/又は、WPR152へ情報を提供するためである。
いくつかの実施例において、デバイス110は、また、例えば、一つまたはそれ以上のプロセッサ134、入力ユニット130、出力ユニット132、メモリユニット136、ストレージユニット138、及び/又は、無線通信モジュール140を含んでよい。機器150は、また、例えば、一つまたはそれ以上のプロセッサ184、入力ユニット180、出力ユニット182、メモリユニット186、ストレージユニット188、及び/又は、無線通信モジュール190を含んでよい。デバイス110及び/又は機器150は、任意的に、他の適切なハードウェアコンポーネント及び/又はソフトウェアコンポーネントを含んでよい。いくつかの実施例において、デバイス110及び/又は機器150に係るいくつか又は全てのコンポーネントは、共通のハウジングまたはパッケージの中に封入されてよく、そして、一つまたはそれ以上の有線または無線リンクを使用して相互接続または動作可能に関連付けされてよい。他の実施例において、デバイス110及び/又は機器150のコンポーネントは、複数または分離したデバイスの中に配分されてよい。
プロセッサ134及び/又はプロセッサ184は、例えば、中央演算処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、一つまたはそれ以上のプロセッサコア、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、マイクロプロセッサ、ホストプロセッサ、コントローラ、複数のプロセッサ又はコントローラ、チップ、マイクロチップ、一つまたはそれ以上の回路、回路構成、ロジックユニット、集積回路(IC)、特定用途向けIC(ASIC)、あるいは、何らかの他の適切な多目的又は特定のプロセッサ又はコントローラを含んでいる。プロセッサ134は、例えば、デバイス110のオペレーティングシステム(OS)の、及び/又は、一つまたはそれ以上の適切なアプリケーションの命令を実行してよく、プロセッサ184は、例えば、機器150のOSの、及び/又は、一つまたはそれ以上の適切なアプリケーションの命令を実行してよい。
入力ユニット130及び/又は入力ユニット180は、例えば、キーボード、キーパッド、マウス、タッチスクリーン、タッチパッド、トラックボール、スタイラス、マイクロフォン、もしくは、他の適切なポインティングデバイスまたは入力デバイスを含んでいる。出力ユニット132及び/又は出力ユニット182は、例えば、モニタ、スクリーン、タッチスクリーン、フラットパネルディスプレイ、ブラウン管(CRT)ディスプレイユニット、液晶表示(LCD)ディスプレイユニット、プラズマディスプレイユニット、一つまたはそれ以上のオーディオスピーカまたはイヤホン、もしくは、他の適切な出力デバイスを含んでいる。
メモリユニット136及び/又はメモリユニット186は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、フラッシュメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、キャッシュメモリ、バッファ、短期記憶ユニット、長期記憶ユニット、または、他の適切なメモリユニットを含んでいる。ストレージユニット138及び/又はストレージユニット188は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、もしくは、他の適切なリムーバブルまたは非リムーバブルストレージユニットを含んでいる。メモリユニット136及び/又はストレージユニット138は、例えば、デバイス110によって処理されるデータを記憶してよく、メモリユニット186及び/又はストレージユニット188は、例えば、機器150によって処理されるデータを保管してよい。
いくつかの実施例において、無線通信モジュール116、140、156及び/又は190は、一つまたはそれ以上のラジオを含んでよい。例えば、一つまたはそれ以上の無線送信器、受信器、及び/又は、トランシーバを含んでおり、無線通信信号、IR信号、ブルートゥース(登録商標)信号、RF信号、フレーム、ブロック、送信ストリーム、パケット、メッセージ、データアイテム、及び/又は、データを送信及び/又は受信することができる。例えば、無線通信モジュール116、140、156及び/又は190は、無線ネットワークインタフェースカード(NIC)、等の一部を含んでよく、または、そうした部分として実装されてよい。
図2を参照すると、いくつかの例証的な実施に従って、第2デバイス204との電力伝送に携わる第1デバイス202を模式的に示している。例えば、デバイス202は、デバイス110(図1)の機能を実行してよく、及び/又は、デバイス204は、機器150(図1)の機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、デバイス202は、例えば、以下に詳しく説明するように、ロード(load)の変化を検出することによって、充電領域の中にデバイス203が物理的に置かれたときを検知するように構成されてよい。
いくつかの実施例において、デバイス202は、例えば、デバイス204が、デバイス202の近傍に又は接触して置かれたときに、デバイス204を充電するように無線充電信号208を送信するための少なくとも一つの充電信号送信器210を含んでよい。例えば、充電信号208の有効範囲に基づくものである。例えば、充電信号送信器210は、Txレゾネータ(図1)の機能を実行してよく、及び/又は、無線充電信号208じゃ、無線電力信号(図1)の機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、デバイス204は、電源を充電するため、及び/又は、デバイス204の一つまたはそれ以上のコンポーネントを動作させるために、充電信号208を使用してよい。例えば、充電信号208は、RF信号を含んでよく、デバイス204の中で、コイルにおいて、例えばRxレゾネータ166(図1)、電流を誘導し得る。そして、電流は、デバイス204のバッテリー、例えばバッテリー191(図1)、を充電するために、及び/又は、デバイス204の一つまたはそれ以上のコンポーネント、例えばコンポーネント195(図1)、に電力供給するために使用され得る。
いくつかの実施例において、デバイス202は、例えば、上記に説明したように、デバイス204とデータ206を通信するための無線通信ユニット212を含んでよい。例えば、無線通信ユニット212は、無線通信モジュール116(図1)の機能を実行してよい。
図3を参照すると、いくつかの例証的な実施に従って、第1デバイス302と第2デバイス304との間での電力伝送インタラクションスキームを模式的に示している。例えば、デバイス302は、デバイス110(図1)の機能を実行してよく、及び/又は、デバイス304は、機器150(図1)の機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、デバイス302は、ジェネレータコントロールモジュール306を含んでよく、例えば、コントロール信号310を使用して、充電信号ジェネレータ308をコントロールする。例えば、ジェネレータコントロールモジュール306は、コントローラ114(図1)の機能を実行してよく、及び/又は、充電信号ジェネレータ308は、WPT112(図1)の一つまたはそれ以上の機能を実行してよい。
図3に示されるように、コントロール信号310に応じて、充電信号ジェネレータ308は、例えば、充電信号132、例えばRF充電信号、を生成してよく、デバイス302のRF送信器(TX)309によって放射され得る。例えば、RF送信器309は、Txレゾネータ126(図1)の機能を実行してよく、及び/又は、充電信号312は、無線電力信号102(図1)の機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、デバイス304は、充電信号312を受信するためのRF受信器(Rx)326を含んでよい。例えば、RF受信器326は、充電信号312を受信し、かつ、デバイス304のロードによって使用されるべき電流を生成するように構成されたコイルを含んでよい。例として、デバイス304の電源、例えばバッテリー191(図1)を充電するためである。例えば、RF受信器326は、Rxレゾネータ166(図1)の機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、デバイス304は、充電信号312を介して受信したパワーを取扱うためのパワーモジュール320を含んでよい。例えば、パワーモジュール320は、WPR152(図1)の一つまたはそれ以上のエレメントの機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、デバイス304は、デバイス304の充電をコントロールするための充電コントロールモジュール324を含んでよい。例えば、充電コントロールモジュール324は、コントローラ154(図1)の機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、パワーモジュール320は、充電コントロールモジュール324に対して指標322を提供してよい。例えば、充電信号312のステータス、デバイス304の電力状況、等を示すためのものである。充電コントロールモジュール324は、例えば、信号322に基づいて、デバイス302に対して送信されるべき情報を決定してよい。充電コントロールモジュール324は、信号314、例えばIR信号を、デバイス302に対して送信するために近接送信器328を使用してよい。
いくつかの実施例において、ジェネレータコントロールモジュール306は、信号314を受信してよく、例えば、信号314に含まれる情報、例としてステータス及び/又はインストラクション、に基づいて充電信号ジェネレータ308をコントロールしてよい。例えば、ジェネレータコントロールモジュール306は、充電信号ジェネレータ308に、信号312の生成の開始/停止、信号312のパワーを増加または低減、等をさせてよい。
いくつかの実施例において、図3に示された例証的なインタラクションは、継続されてよい。例えば、デバイス304を充電している一方で、デバイス304が取り除かれる、例えば、信号312の範囲外に移動される、まで、デバイス302及び/又はデバイス304によって問題が検出されるまで、及び/又は、あらゆる他のクライテリアが満たされるまで、である。
図1に戻って参照すると、いくつかの実施例において、WPT112のスタンバイ電力消費が比較的に大きいことがある。例えば、長いスタンバイ期間の最中、例として機器150が充電のために信号102を使用していない間に、信号102を送信するように構成されている場合である。
いくつかの実施例において、デバイス110が、機器150が充電領域の中に居るときを判断できるようにするために、デバイス110と機器150との間のデータ通信を使用することは、デバイス110と機器150との間で通信リンクを確立することを必要とし得る。従って、そうしたソリューションは、機器150の電力消費、時間消費、及び/又は、ユーザに対する透明性の観点で、効率的でないことがある。
いくつかの実施例において、WPT112は、デバイス110と機器150との間の通信リンクを確立することなく、及び/又は、先立って、機器150を検出するように構成され得る。例えば、以下に説明するようにである。
いくつかの実施例において、WPT112は、パワー受信器、例えばWPR152が、WPT112の充電領域の中に物理的に置かれたときを検知するように構成され得る。例えば、Txレゾネータ126のロードにおける変化を検出することによるものである。例えば、以下に説明するようにである。
いくつかの実施例において、例えば、デバイス110と機器150との間の通信チャンネルを使用することなく、WPT112が、パワー受信器、例えばWPR152が、WPT112の充電領域の中に物理的に置かれたときを検知できるようにすることは、例えば、WPT112のスタンバイ電力消費を低減できるようにし得る。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、相互インピーダンスにおける変化に基づいてWPR152を検出するように構成され得る。変化は、無線電力信号102の充電領域の中に置かれている機器150から結果として生じ得るものである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、Txレゾネータ126を介した一つまたはそれ以上の信号の送信の最中のWPT112に誘導されたロードの検出に基づいてWPR152を検出し得る。例えば、以下に説明するようにである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、少なくとも一つのWPR、例えばWPR152、を捜すためのサーチ状態(「低電力サーチ(”low power search”)」としても参照されるもの)において動作するようにWPT112をコントロールしてよい。
いくつかの実施例においては、サーチ状態において、コントローラ114は、少なくとも一つのWPR、例えばWPR152、を検出するための検出フェイズ(「検出モード(”detection mode”)」)において動作するようにWPT112をコントロールしてよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、例えば、WPRを検出すると、充電フェイズ(「充電モード(”charging mode”)」)において動作するようにWPT112をコントロールしてよい。充電フェイズの最中に、WPT112は、検出されたWPRへ無線電力信号102を送信してよい。例えば、以下に説明するようにである。
いくつかの実施例において、検出フェイズは、例えば、デバイス110とデバイス1150が通信リンクを確立するように要求することなく、WPT112がWPR152を検出できるように構成されてよい。
いくつかの実施例において、WPT112は、WPRの検出後に、WPR152と通信リンクを確立してよい。
例えば、コントローラ114は、検出フェイズにおいてWPT112を動作させてよく、その最中にコントローラ114は、WPR152がWPT112の充電領域の中に在るかを検出するために、エネルギプローブ(「プローブイベント(”probe event”)」)のショートパルスを生成するようにTxレゾネータ126をコントロールしてよい。WPR152を検出すると、コントローラ114は、充電フェイズにおいてWPT112を動作させてよく、その最中にコントローラ114は、例えば継続的に、WPR152のオペレーション及び/又は充電を開始するために、充電信号102を送信するようにTxレゾネータ126をコントロールしてよい。コントローラ114は、例えば、信号104を介して、上述のように、WPR152のコントローラ154と通信してよい。
いくつかの実施例において、検出フェイズは、検出期間の最中のWPT112の電力消費を低減するように構成されてよい。例えば、WPT152を捜している最中、及び/又は、WPTを検出するまでである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、例えば、プローブイベント間で、低減電力モード(「低電力スリープ状態」(”Low Power Sleep state”))において動作するようにWPT112をコントロールしてよい。例えば、低電力スリープ状態の最中に、例として、WPT112の低減された数のスタンバイ機能をアクティブに保持している一方で、WPT112の大部分の機能はサスペンドされてよい。スタンバイ機能は、例えば、WPT112をウェイクアップできるようにする機能、及び/又は、デバイス110のホストからのメッセージ、例えばステータスメッセージ、をモニタできるようにする機能を含んでよい。例えば、インターインテグレーテッド回路(Inter−Integrated Circuit、I2C)インターフェイス、または、あらゆる他のインターフェイスにわたるものである。コントローラ114は、例えば、プローブイベントを送信するために、低電力スリープ状態からアクティブモード(「アクティブ状態」(”active state”))へ切替えるようにWPT112をコントロールしてよい。
いくつかの実施例において、検出フェイズは、WPR152を検出するためにWPT112が低電力サーチを実行することができるように構成されてよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、検出期間の最中に、プローブエネルギパルスのシーケンス(「プローブ」(”probes”))を送信するようにWPT112をコントロールしてよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、信号102のショートパルスの形式においてプローブのシーケンスを送信するようにWPT112をコントロールしてよい。例えば、コントローラ114は、検出期間の最中にエネルギのショートパルスを送信するようにTxレゾネータ126をコントロールしてよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、Txレゾネータ126へエネルギのショートパルスのシーケンスを供給するようにWPT112をコントロールすることによって、プローブのシーケンスを生成するようにWPT112をコントロールしてよい。
いくつかの実施例において、検出フェイズの最中のWPT112の電力消費は、プローブのシーケンスを生成するためのエネルギに関連してよい。従って、それぞれのプローブのデュレーション(duration)を低減すること、それぞれのプローブの電力消費を低減すること、及び/又は、プローブ間の時間期間を増加することは、WPT112の電力消費の低減を可能にし得る。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、プローブのシーケンスを生成するように、WPT112をコントロールしてよい。例えば、それぞれのプローブが3ミリ秒より短いデュレーションを有し得るようにである。
いくつかの実施例において、プローブのデュレーションは、100ミリ秒又はそれより短くてよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、プローブのシーケンスを生成するように、WPT112をコントロールしてよい。例えば、それぞれのプローブのエネルギレベルが、例としてWPR152を充電しているときの、無線充電信号112のエネルギレベルより小さいようにである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、プローブのシーケンスを生成するように、WPT112をコントロールしてよい。例えば、プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブが少なくとも1秒によって分離されるようにである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、プローブの送信の最中にWPT112の誘導されたロードの検出に基づいてWPR152を検出してよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、例えば、プローブの最中のWPT112のインピーダンスにおける変化を検出することによって、WPT112に誘導されたロードを検出してよい。
いくつかの実施例において、PA122を介する電流は、プローブの最中に充電領域の中に置かれているオブジェクトの結果として増加してよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、例えば、プローブの最中のパワーアンプ122における電流の変化を検出することによって、WPT112に誘導されたロードを検出してよい。例えば、以下に説明するようにである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、充電領域の中にオブジェクトを置くことによって生じるインピーダンス変化WPT112をコントローラ114が検出できるようにするのに十分なエネルギを有するプローブを生成するように構成された既定電流(「プローブ電流」(”probe current”))をTxレゾネータ126に対して適用するように、WPT112をコントロールしてよい。
いくつかの実施例において、WPT112は、プローブ送信の最中のパワーアンプ122における電流の変化を検出するための検出器118を含んでよい。
いくつかの実施例において、検出器118は、パワーアンプ122における電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されたピーク検出器を含んでよい。例えば、以下に説明するようにである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、検出器118によって検出された一つまたはそれ以上のピークに基づいてWPR152を検出してよい。
いくつかの実施例において、検出器118は、WPT112に誘導されたロードを検出するためにあらゆる他の検出器を含んでよい。例えば、検出器118は、プローブの最中にTxレゾネータ126にわたる電圧における反射電力(reflected power)及び/又は変化を測定するように構成されてよい。他の実施例においては、WPT112に誘導されたロードを検出するために、あらゆる他の検出技術が使用されてよい。
いくつかの実施例において、検出器118は、プローブのデュレーションに対応する比較的に短い時間期間の中で、パワーアンプ122における電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されてよい。
一つの実施例において、検出器118は、例えばプローブが3ミリ秒より短いデュレーションを有する場合に、パワーアンプ122における電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されてよい。
例えば、検出器118は、例えばプローブが100マイクロ秒より短いデュレーションを有する場合に、100マイクロ秒より短い期間の中でパワーアンプ122における電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されてよい。
図4を参照すると、いくつかの例証的な実施に従った、検出器400が模式的に示されている。例えば、検出器400は、検出器118(図1)の機能を実行してよい。
いくつかの実施例において、検出器400は、PA401の電源回路での電流をサンプルするように構成されたサンプルホールド(S/H)回路402を含んでよい。例えば、PA401は、PA122(図1)の機能を実行してよい。サンプルホールド回路402は、アナログデジタルコンバータ(ADC)404に接続されてよく、ADCは、サンプルホールド回路402が、PA401での電流におけるピークを検出できるようにするよう構成されてよい。
いくつかの実施例においては、例えば、WPR152(図1)がWPT112(図1)の近傍に置かれた場合、例として、WPT112(図1)にWPR152によって誘導されたロードの結果として、PA401を通じた電流が増加し得る。
いくつかの実施例において、PA401を通じた電流は、例えば、十分なピーク電力の短いパルスを使用して、検出されてよい。一つの実施例においては、サンプリング抵抗、例えば0.1オームの抵抗、がPA401の電源回路の中に置かれてよい。例えば、PA401を通じた電流を測定するためである。サンプリング抵抗の電圧は、PA401を通じた電流を示すことができる。例えば、例としてグラウンドに対して、約50ミリボルト(mV)の電圧が存在し得る。例えば、約500ミリアンペア(mA)の電流がPA401を通じて流れている場合である。検出器401は、例えば、サンプルされた電圧をADC回路404の範囲内で取得するための抵抗値を変更することによって、より高い又はより低い電力システムに対して調整されてよい。
図1に戻って参照すると、いくつかの実施例において、サーチ状態は、WPT112がスタンバイの最中に低減された電力消費を有することができるように構成されてよい。例えば、充電するデバイスを捜すときに、WPT112が10ミリワットより少ない平均電力消費を有し得るようにであり、例として、5mW又はそれより少ないものである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、既定の検出スキームに従って、プローブのシーケンスを生成するようにWPT112をコントロールしてよい。例えば、以下に説明するようにである。
以降は、いくつかの例証的な実施に従った、検出フェイズの最中における、WPT、例えばWPT112、の平均電力消費の例証的な分析である。他の実施例において、WPT112は、他の電力消費を有してよく、及び/又は、あらゆる他の検出スキームに従って動作してよい。
いくつかの実施例において、検出フェイズの最中のWPT112の電力消費は、検出スキームに従って、WPRを捜しているときの、WPT112によって消費される毎秒のエネルギに基づいて見積りされてよい。
一つの実施例において、サーチ状態の最中のWPT112の電力消費、パワー(Power)と表示されるもの、は以下のように決定されてよい。
Power=Probe_energy+Baseline_measurement+Status_check (1)
ここで、Probe_energyは、プローブイベントの最中にWPT112によって消費されるエネルギを示している。プローブイベントは、プローブ送信、および、WPRを検出するためのPA122のピーク電流の測定を含み得る。ここで、Baseline_measurementは、WPRが検出されないときに、ピーク電流を測定するためにWPT112によって消費されるエネルギを示している。例えば、以下に説明するようにである。そして、ここで、Status_checkは、デバイス110のホストからの定期的なステータスチェックによって消費されるエネルギを示している。例えば、I2Cインターフェイス又はあらゆる他のインターフェイスを介するものである。
Power=Probe_energy+Baseline_measurement+Status_check (1)
ここで、Probe_energyは、プローブイベントの最中にWPT112によって消費されるエネルギを示している。プローブイベントは、プローブ送信、および、WPRを検出するためのPA122のピーク電流の測定を含み得る。ここで、Baseline_measurementは、WPRが検出されないときに、ピーク電流を測定するためにWPT112によって消費されるエネルギを示している。例えば、以下に説明するようにである。そして、ここで、Status_checkは、デバイス110のホストからの定期的なステータスチェックによって消費されるエネルギを示している。例えば、I2Cインターフェイス又はあらゆる他のインターフェイスを介するものである。
いくつかの実施例において、検出スキームは、毎秒一つのプローブの割合で生成されたプローブパルスを含んでよい。例えば、連続したプローブパルスのペアそれぞれが、一秒離れているようにである。検出スキームは、また、プローブごとに100マイクロ秒(μs)のデュレーションを含んでよい。他の実施例において、プローブパルスは、あらゆる他のプローブデュレーション及び/又はあらゆる他のプローブの割合を含む、あらゆる他の検出スキームに従って、生成されてよい。
いくつかの実施例において、プローブイベントによって消費されるエネルギProbe_energyは、WPT112の一つまたはそれ以上のエレメントによって消費されるエネルギを含んでよい。例えば、プローブを送信する以前に、低電力スリープ状態からアクティブ状態へ移行する場合である。例えば、プローブイベントによって消費されるエネルギProbe_energyは、低電力スリープ状態からアクティブ状態へ移行するためにコンピュータ19によって消費されるエネルギ、および、WPT112のクロックソースを動作化するためのエネルギを含んでよい。
いくつかの実施例において、電源120のエレメント、例えば、電源120の主レギュレータの出力におけるDCフィルタキャパシタ、を充電するためのエネルギ、Input_energyと表示されるもの、は、例えば、DCフィルタキャパシタによって保管されたエネルギ、Stored_energyと表示されるもの、および、効率、Conversion_efficiencyと表示されるもの、に基づいて決定されてよい。例えば、エネルギInput_energyは、以下のように決定されてよい。例えば、PA122が10ボルト(V)で動作される場合である。
Stored_energy=(1/2)*CV2=0.5*46.8μF*102=2.34ミリジュール(mJ) (2)
Input_energy=Stored_energy/Conversion_efficiency=(2.34mJ)/(0.7)=3.34mJ (3)
Stored_energy=(1/2)*CV2=0.5*46.8μF*102=2.34ミリジュール(mJ) (2)
Input_energy=Stored_energy/Conversion_efficiency=(2.34mJ)/(0.7)=3.34mJ (3)
いくつかの実施例において、プローブパルスを送信するためのパルスエネルギ、Pulse_energyと表示されるもの、は、例えば、80mAの電流が使用される場合に、以下のように、決定されてよい。
Pulse_energy=10V*80mA*100μs=0.8mJ (4)
Pulse_energy=10V*80mA*100μs=0.8mJ (4)
いくつかの実施例において、電源120のキャパシタによって保管されたエネルギInput_energyは、式(3)によれば、3.34mJであり得るが、式(4)による、プローブパルスによって使用され得る、エネルギ0.8mJより大きくてよい。従って、電源120は、例えば、エネルギInput_energyを低減するように最適化されてよく、かつ、それによって、WPT112の電力消費をさらに低減する。
いくつかの実施例において、以下の表は、WPT112によって消費されるエネルギをまとめている。プローブイベントのためのウェイクアップ、プローブの生成、および、低電力スリープ状態への戻り、の間の時間期間の最中のものであり、例えば、次のプローブイベントまでのものである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、プローブの最中の、例えば検出器118によって検出された、PA122のピーク電流と、デバイスが存在しないときのピーク電流(ベースラインピーク電流(”baseline peak current”))との比較に基づいて、WPR152を検出してよい。
いくつかの実施例において、ベースラインピーク電流は、例えば、ピークサンプルホールド回路402(図4)を使用するADC404(図4)によって、測定されてよい。例えば、上述のようにである。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、例えば、毎秒1回、低電力スリープ状態からウェイクアップするようにWPT112をコントロールしてよく、例として、Txレゾネータ126を、例えば10Vで80ms、イネーブルすることによって、プローブを生成し、かつ、例えば上述のように、ピーク電流を測定する。コントローラ114は、例えば、測定されたピーク電流をベースラインピーク電流と比較することによって、検出されたピーク電流がWPR152の検出を示しているか否かを判断してよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、例えば、WPR152が検出されたと判断すると、充電フェイズを開始するようにWPT112をコントロールしてよい。
いくつかの実施例において、コントローラ114は、例えば、WPR152が検出されない場合に、ベースラインピーク電流を更新してよい。例えば、コントローラ114は、ベースラインピーク電流を測定されたピーク電流に設定してよい。
いくつかの実施例において、ベースラインピーク電流の測定のために消費されたエネルギBaseline_measurementは、例えば、毎秒1回のベースラインピーク電流測定を仮定して、以下のように決定されてよい。
Baseline_measurement=(10V*80mA*80ms)/(60秒)=1.07mJ毎秒 (5)
Baseline_measurement=(10V*80mA*80ms)/(60秒)=1.07mJ毎秒 (5)
いくつかの実施例において、WPT112の平均電力消費は、デバイス110のホストとのインターフェイス上のアクティビティの割合によって影響され得る。例えば、I2Cバス上のアクティビティ(「ステータスチェック(”status check”)」)は、アクティブ状態へのWPT112の短時間の移行を生じてよく、その最中にコントローラ114は、増加した電力を消費してよい。
いくつかの実施例において、ホストインターフェイス上のアクティビティの結果としてWPT112によって消費されるエネルギStatus_checkは、例えば、毎秒1回のステータスチェックを仮定して、以下のように決定されてよい。
Status_check=5V×50mA×3ms=0.75mJ (6)
Status_check=5V×50mA×3ms=0.75mJ (6)
いくつかの実施例において、WPT112の全エネルギ消費は、例えば、上述のような、Probe_energy、Baseline_measurement、およびStatus_checkの代わりに、以下のように決定されてよい。
Power=4.77(mJ/sec)+1.07(mJ/sec)+0.75(mJ/sec)=6.59mW (7)
Power=4.77(mJ/sec)+1.07(mJ/sec)+0.75(mJ/sec)=6.59mW (7)
図5は、いくつかの例証的な実施に従った、無線電力伝送方法の模式的なフローチャートである。いくつかの実施例において、図5に係る方法の一つまたはそれ以上のオペレーションは、システムの一つまたはそれ以上のエレメントによって実行されてよい。例えば、システム100(図1)、デバイス、例としてデバイス110及び/又は機器150(図1)、WPT、例としてWPT112(図1)、WPR、例としてWPR152(図1)、及び/又は、コントローラ、例としてコントローラ114(図1)及び/又はコントローラ154(図1)である。
ブロック502に示されるように、本方法は、検出期間の最中にプローブのシーケンスをWPTによって送信するステップを含んでよい。例えば、コントローラ114(図1)は、WPT112(図1)をコントロールすることによって検出フェイズにおいて、例えば、上述のように、プローブパルスのシーケンスを送信するように、WPT112(図1)を操作してよい。
ブロック504に示されるように、本方法は、プローブのシーケンスの送信の最中にWPTに誘導されたロードの検出に基づいてWPRを検出するステップを含んでよい。例えば、コントローラ114(図1)は、例えば、上述のように、プローブの送信の最中のWPT112(図1)に誘導されたロードの検出に基づいてWPR152(図1)を検出してよい。
ブロック504に示されるように、本方法は、例えば、WPRを検出すると、WPRに対してWPTから無線充電信号を送信するステップを含んでよい。例えば、コントローラ114(図1)は、例えば、上述のように、例として、無線電力信号102(図1)を送信するために、充電フェイズにおいて動作するようにWPT112(図1)をコントロールしてよい。
ブロック504に示されるように、本方法は、例えば、WPRの検出後に、WPTとWPRとの間の通信リンクを確立するステップを含んでよい。例えば、コントローラ114(図1)は、例えば、上述のように、WPR152(図1)の検出後に、WPR152(図1)との無線通信リンクを確立するように、無線通信モジュール116(図1)をコントロールしてよい。
図6を参照すると、いくつかの例証的な実施に従った、製品600が模式的に示されている。製品600は、ロジック604を保管するために固定のマシンで読取り可能なストレージ媒体602を含んでよく、以下のために使用されてよい。例えば、デバイス110(図1)、機器150(図1)、WPT112(図1)、コントローラ114(図1)、コントローラ154(図1)の機能の少なくとも一部を実行するため、及び/又は、図5の方法の一つまたはそれ以上のオペレーションを実行するためである。フレーズ「固定のマシンで読取り可能な媒体(”non−trasitory machine−readable medium”)」は、一時的な信号の伝播である唯一の例外を伴い、全てのコンピュータで読取り可能な媒体を含むように向けられている。
いくつかの実施例において、製品600及び/又はコンピュータで読取り可能なストレージ媒体602は、データを保管することができる一つまたはそれ以上のタイプのコンピュータで読取り可能なストレージ媒体を含んでよい。揮発性メモリ、不揮発性メモリ、リムーバブル又は非リムーバブルメモリ、消去可能又は消去不能メモリ、書き込み可能又は書き換え可能メモリ、等を含むものである。例えば、マシンで読取り可能な媒体602は、RAM、DRAM、ダブルデータレートDRAM(DDR−DRAM)、SDRAM、スタティックRAM(SRAM)、ROM、プログラム可能ROM(PROM)、消去可能なプログラム可能ROM(EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能ROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、コンパクトディスク・リコーダブル(CD−R)、コンパクトディスク・リライタブル(CD−RW)、フラッシュメモリ(例えば、NOR又はNANDフラッシュメモリ)、連想メモリ(CAM)、ポリマーメモリ、相変化メモリ、強誘電体メモリ、シリコン−酸化物−窒化物−酸化物−シリコン(SONOS)メモリ、ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードドライブ、光ディスク、磁気ディスク、カード、磁気カード、光学式カード、テープ、カセット、等を含んでよい。コンピュータで読取り可能なストレージ媒体は、搬送波又は他の伝播媒体において具現されるデータ信号によって通信リンク、例えば、モデム、ラジオ又はネットワーク接続を介して運ばれる、遠隔のコンピュータから要求元のコンピュータへのコンピュータプログラムをダウンロード又は伝送することに関与するあらゆる適切な媒体を含んでよい。
いくつかの実施例において、ロジック604は、マシンによって実行される場合に、マシンに、ここにおいて説明された方法、プロセス及び/又はオペレーションを実行させるインストラクション、データ、及び/又は、コードを含んでよい。マシンは、例えば、あらゆる適切なプロセッシングプラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、プロセッシングデバイス、コンピューティングシステム、プロセッシングシステム、コンピュータ、プロセッサ、等を含んでよく、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、等のあらゆる適切な組み合わせを使用して実装されてよい。
いくつかの実施例において、ロジック604は、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーチン、インストラクション、インストラクションセット、コンピューティングコード、ワード、値、シンボル、等を含んでよく、あるいは、そのようなものとして実装されてよい。インストラクションは、ソースコード、コンパイル済みのコード、インタプリート済みのコード、実行可能コード、スタティックコード、ダイナミックコード、等といった、あらゆる適切なタイプのコードを含んでよい。インストラクションは、プロセッサに特定の関数を実行するよう命じるために、所定のコンピュータ言語、様式又はシンタックスに従って実装されてよい。インストラクションは、例えば、C、C++、Java(登録商標)、BASIC、Matlab、Pascal、Visual BASIC、アセンブリ言語、マシンコード、等といった、あらゆる適切なハイレベル、ローレベル、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイル済み及び/又はインタプリート済みのプログラミング言語を使用して実装されてよい。
実施例
以下の実施例は、さらなる実施形態に関する。
以下の実施例は、さらなる実施形態に関する。
実施例1は、コントローラを含む装置である。本コントローラは、検出期間の最中にプローブのシーケンスを送信するように無線電力送信器(WPT)をコントロールし、前記プローブのシーケンスに係るプローブ送信の最中の前記WPTに誘導されたロードの検出に基づいて、無線電力受信器(WPR)を検出し、かつ、前記WPRを検出すると、無線充電信号を前記WPRに対して送信するように前記WPTをコントロールする。
実施例2は、実施例1の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記コントローラは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのインピーダンスにおける変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する。
実施例3は、実施例1または2の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記コントローラは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのパワーアンプにおける電流の変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する。
実施例4は、実施例3の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記パワーアンプにおける電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するためのピ−ク検出器を含み、前記コントローラは、前記一つまたはそれ以上のピークに基づいて前記WPRを検出する。
実施例5は、実施例4の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記ピーク検出器は、3ミリ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されている。
実施例6は、実施例5の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記ピーク検出器は、100マイクロ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されている。
実施例7は、実施例4乃至6いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記ピーク検出器は、サンプルホールド回路を含む。
実施例8は、実施例1乃至7いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブは、3ミリ秒より短いデュレーションを有する。
実施例9は、実施例8の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブの前記デュレーションは、100マイクロ秒又はそれより短い。
実施例10は、実施例1乃至9いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのエネルギレベルは、前記無線充電信号のエネルギレベルより小さい。
実施例11は、実施例1乃至10いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブは、少なくとも1秒によって分離されている。
実施例12は、実施例1乃至11いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記コントローラは、前記WPRの検出後に、前記WPRとの通信リンクを確立する。
実施例13は、無線電力送信器(WPT)デバイスを含むシステムである。本WPTは、電源と、前記電源からの電力を増幅するパワーアンプと、前記パワーアンプからの増幅された電力を使用して信号を送信するための送信器レゾネータと、コントローラを含む。前記コントローラは、前記プローブのシーケンスを送信するように前記送信器レゾネータをコントロールし、かつ、前記WPRに対して前記無線充電信号を送信するように前記送信器レゾネータをコントロールする。
実施例14は、実施例13の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記コントローラは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのインピーダンスにおける変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する。
実施例15は、実施例13または14の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記コントローラは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのパワーアンプにおける電流の変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する。
実施例16は、実施例15の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記パワーアンプにおける電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するためのピ−ク検出器を含み、前記コントローラは、前記一つまたはそれ以上のピークに基づいて前記WPRを検出する。
実施例17は、実施例16の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記ピーク検出器は、3ミリ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されている。
実施例18は、実施例17の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記ピーク検出器は、100マイクロ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されている。
実施例19は、実施例16乃至18いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記ピーク検出器は、サンプルホールド回路を含む。
実施例20は、実施例13乃至19いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブは、3ミリ秒より短いデュレーションを有する。
実施例21は、実施例20の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブの前記デュレーションは、100マイクロ秒又はそれより短い。
実施例22は、実施例13乃至21いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのエネルギレベルは、前記無線充電信号のエネルギレベルより小さい。
実施例23は、実施例13乃至22いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブは、少なくとも1秒によって分離されている。
実施例24は、実施例13乃至23いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記コントローラは、前記WPRの検出後に、前記WPRとの通信リンクを確立する。
実施例25は、実施例13乃至24いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記WPTデバイスを含む無線充電デバイスを含む。
実施例26は、方法を含んでいる。本方法は、検出期間の最中に無線電力送信器(WPT)によってプローブのシーケンスを送信するステップと、前記プローブのシーケンスに係るプローブ送信の最中の前記WPTに誘導されたロードの検出に基づいて無線電力受信器(WPR)を検出するステップと、前記WPRを検出すると無線充電信号を前記WPTから前記WPRに対して送信するステップとを含む。
実施例27は、実施例26の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブ送信の最中の前記WPTのインピーダンスにおける変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出するステップを含む。
実施例28は、実施例26または27の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブ送信の最中の前記WPTのパワーアンプにおける電流の変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出するステップを含む。
実施例29は、実施例28の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記パワーアンプにおける電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するステップと、前記一つまたはそれ以上のピークに基づいて前記WPRを検出するステップとを含む。
実施例30は、実施例29の技術的事項を含み、かつ、任意的に、3ミリ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するステップを含む。
実施例31は、実施例30の技術的事項を含み、かつ、任意的に、100マイクロ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するステップを含む。
実施例32は、実施例26乃至31いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブは、3ミリ秒より短いデュレーションを有する。
実施例33は、実施例32の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブの前記デュレーションは、100マイクロ秒又はそれより短い。
実施例34は、実施例26乃至33いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのエネルギレベルは、前記無線充電信号のエネルギレベルより小さい。
実施例35は、実施例26乃至34いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブは、少なくとも1秒によって分離されている。
実施例36は、実施例26乃至35いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記WPRの検出後に、前記WPRとの通信リンクを確立するステップを含む。
実施例37は、インストラクションが保管された固定のストレージ媒体を含む製品を含む。本インストラクションがマシンによって実行されると、検出期間の最中に無線電力送信器(WPT)によってプローブのシーケンスを送信するステップと、前記プローブのシーケンスに係るプローブ送信の最中の前記WPTに誘導されたロードの検出に基づいて、無線電力受信器(WPR)を検出するステップと、前記WPRを検出すると、無線充電信号を前記WPTから前記WPRに対して送信するステップ、を結果として生じる。
実施例38は、実施例37の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記インストラクションは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのインピーダンスにおける変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出するステップ、を結果として生じる。
実施例39は、実施例37または38の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記インストラクションは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのパワーアンプにおける電流の変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出するステップ、を結果として生じる。
実施例40は、実施例39の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記インストラクションは、前記パワーアンプにおける電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するステップと、前記一つまたはそれ以上のピークに基づいて前記WPRを検出するステップと、を結果として生じる。
実施例41は、実施例40の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記インストラクションは、3ミリ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するステップ、を結果として生じる。
実施例42は、実施例41の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記インストラクションは、100マイクロ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するステップ、を結果として生じる。
実施例43は、実施例37乃至42いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブは、3ミリ秒より短いデュレーションを有する。
実施例44は、実施例43の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブの前記デュレーションは、100マイクロ秒又はそれより短い。
実施例45は、実施例37乃至44いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのエネルギレベルは、前記無線充電信号のエネルギレベルより小さい。
実施例46は、実施例37乃至45いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブは、少なくとも1秒によって分離されている。
実施例47は、実施例37乃至46いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記インストラクションは、前記WPRの検出後に、前記WPRとの通信リンクを確立するステップ、を結果として生じる。
実施例48は、装置を含んでいる。本装置は、検出期間の最中に無線電力送信器(WPT)によってプローブのシーケンスを送信する手段と、前記プローブのシーケンスに係るプローブ送信の最中の前記WPTに誘導されたロードの検出に基づいて無線電力受信器(WPR)を検出する手段と、前記WPRを検出すると、無線充電信号を前記WPTから前記WPRに対して送信する手段とを含む。
実施例49は、実施例48の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブ送信の最中の前記WPTのインピーダンスにおける変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する手段を含む。
実施例50は、実施例48または49の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブ送信の最中の前記WPTのパワーアンプにおける電流の変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する手段を含む。
実施例51は、実施例50の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記パワーアンプにおける電流の一つまたはそれ以上のピークを検出する手段と、前記一つまたはそれ以上のピークに基づいて前記WPRを検出する手段とを含む。
実施例52は、実施例51の技術的事項を含み、かつ、任意的に、3ミリ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出する手段を含む。
実施例53は、実施例52の技術的事項を含み、かつ、任意的に、100マイクロ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出する手段を含む。
実施例54は、実施例48乃至53いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブは、3ミリ秒より短いデュレーションを有する。
実施例55は、実施例54の技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブの前記デュレーションは、100マイクロ秒又はそれより短い。
実施例56は、実施例48乃至55いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのエネルギレベルは、前記無線充電信号のエネルギレベルより小さい。
実施例57は、実施例48乃至56いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブは、少なくとも1秒によって分離されている。
実施例58は、実施例48乃至57いずれか一つの技術的事項を含み、かつ、任意的に、前記WPRの検出後に、前記WPRとの通信リンクを確立する手段を含む。
一つまたはそれ以上の実施例を参照してここにおいて記載される機能、動作、コンポーネント及び/又は特徴は、一つまたはそれ以上の他の実施例を参照してここにおいて記載される一つまたはそれ以上の他の機能、動作、コンポーネント及び/又は特徴と組み合わされてよく、あるいは、それらと共に使用されてよい。あるいは、その逆も同様である。
いくつかの所定の特徴がここにおいて説明され、かつ、記述されてきたが、多くの改良、置換、変更、及び均等が、当業者にとった想到可能である。従って、添付の特許請求の範囲は、本発明の技術的範囲内にある全てのそのような改良及び変更をカバーするよう意図されている。
Claims (25)
- 無線電力伝送のための装置であって、
検出期間の最中にプローブのシーケンスを送信するように無線電力送信器(WPT)をコントロールし、
前記プローブのシーケンスに係るプローブ送信の最中の前記WPTに誘導されたロードの検出に基づいて、無線電力受信器(WPR)を検出し、かつ、
前記WPRを検出すると、無線充電信号を前記WPRに対して送信するように前記WPTをコントロールする、
コントローラ、
を含む、装置。 - 前記コントローラは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのインピーダンスにおける変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する、
請求項1に記載の装置。 - 前記コントローラは、前記プローブ送信の最中の前記WPTのパワーアンプにおける電流の変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する、
請求項1に記載の装置。 - 前記パワーアンプにおける電流の一つまたはそれ以上のピークを検出するためのピ−ク検出器、を含み、
前記コントローラは、前記一つまたはそれ以上のピークに基づいて前記WPRを検出する、
請求項3に記載の装置。 - 前記ピーク検出器は、3ミリ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されている、
請求項4に記載の装置。 - 前記ピーク検出器は、100マイクロ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出するように構成されている、
請求項5に記載の装置。 - 前記ピーク検出器は、サンプルホールド回路を含む、
請求項4に記載の装置。 - 前記プローブは、3ミリ秒より短いデュレーションを有する、
請求項1に記載の装置。 - 前記プローブの前記デュレーションは、100マイクロ秒又はそれより短い、
請求項8に記載の装置。 - 前記プローブのエネルギレベルは、前記無線充電信号のエネルギレベルより小さい、
請求項1に記載の装置。 - 前記プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブは、少なくとも1秒によって分離されている、
請求項1に記載の装置。 - 前記コントローラは、前記WPRの検出後に、前記WPRとの通信リンクを確立する、
請求項1に記載の装置。 - 無線電力伝送システムであって、前記システムは、
請求項1乃至12いずれか一項に記載の装置を含む無線電力送信器(WPT)デバイス、を含み、
前記WPTデバイスは、
電源と、
前記電源からの電力を増幅するパワーアンプと、
前記パワーアンプからの増幅された電力を使用して、信号を送信するための送信器レゾネータと、を含み、
前記コントローラは、前記プローブのシーケンスを送信するように前記送信器レゾネータをコントロールし、かつ、前記WPRに対して前記無線充電信号を送信するように前記送信器レゾネータをコントロールする、
システム。 - 前記WPTデバイスを含む無線充電デバイス、
を含む、請求項13に記載のシステム。 - 無線電力伝送のための方法であって、
検出期間の最中に無線電力送信器(WPT)によってプローブのシーケンスを送信する手段と、
前記プローブのシーケンスに係るプローブ送信の最中の前記WPTに誘導されたロードの検出に基づいて、無線電力受信器(WPR)を検出する手段と、
前記WPRを検出すると、無線充電信号を前記WPTから前記WPRに対して送信する手段と、
を含む、方法。 - 前記プローブ送信の最中の前記WPTのインピーダンスにおける変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する手段、
を含む、請求項15に記載の方法。 - 前記プローブ送信の最中の前記WPTのパワーアンプにおける電流の変化を検出することによって、前記誘導されたロードを検出する手段、
を含む、請求項15に記載の方法。 - 前記パワーアンプにおける電流の一つまたはそれ以上のピークを検出する手段と、
前記一つまたはそれ以上のピークに基づいて前記WPRを検出する手段と、
を含む、請求項17に記載の方法。 - 3ミリ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出する手段、
を含む、請求項18に記載の方法。 - 100マイクロ秒より短い期間内に前記一つまたはそれ以上のピークを検出する手段、
を含む、請求項19に記載の方法。 - 前記プローブは、3ミリ秒より短いデュレーションを有する、
請求項15に記載の方法。 - 前記プローブの前記デュレーションは、100マイクロ秒又はそれより短い、
請求項21に記載の方法。 - 前記プローブのエネルギレベルは、前記無線充電信号のエネルギレベルより小さい、
請求項15に記載の方法。 - 前記プローブのシーケンスのうち2つの連続したプローブは、少なくとも1秒によって分離されている、
請求項15に記載の方法。 - インストラクションが保管された固定のストレージ媒体を含む製品であって、
マシンによって実行されると、請求項15乃至24いずれか一項に記載の方法を結果として生じる、製品。
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