JP3873787B2 - 連続紙プリンタ装置及び記録媒体 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙(又はロール紙)を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置(例えば、バースタ装置)を接続して使用する連続紙プリンタ装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来例について説明する。
【0003】
§1:印刷/後処理システムの概要
図13は装置の配置例であり、A図は例1(直列配置)、B図は例2(直角配置)である。従来、図13に示したように、一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙(以下、単に「用紙」とも記す)を印刷媒体として使用する連続紙プリンタ装置1と、該連続紙プリンタ装置1に接続された上位装置(図示省略)と、該連続紙プリンタ装置1で印刷した印刷済用紙の後処理を行う後処理装置(この例では、バースタ装置2)からなる印刷/後処理システム(以下、単に「システム」とも記す)が知られていた。
【0004】
このシステムを運用する場合、図13に示したように、2種類の装置配置がある。例1では、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2とを直列に配置し、連続紙プリンタ装置1で印刷した連続紙をバースタ装置2へ通し、該バースタ装置2でバースト処理(用紙の切断)を行う。このような例1の配置では、装置の全長が長くなり、設置スペースが大きくなる。
【0005】
そこで、装置の設置スペースを少なくするために考えられたのが、例2である。例2では、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2とを直角に配置し、印刷済の用紙3を装置配列に併せて直角に折り曲げて(90°方向転換して)搬送することで、例1と同じ処理を行うものである。
【0006】
なお、以下の説明では、用紙3は、一定の寸法(用紙一枚分の寸法)毎に、ミシン目を入れて折り畳んだり、切断したりすることが可能な連続紙である。従って、バースタ装置2では、前記ミシン目の位置でバースト(切断)されるようになっている。
【0007】
§2:システムの説明
図14は従来例のシステム説明図である。以下、図14に基づいて、前記システムを説明する。このシステムは、連続紙プリンタ装置1と、該連続紙プリンタ装置1に接続された上位装置20(パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の任意のコンピュータ)と、バースタ装置2(後処理装置)で構成されたシステムであり、連続紙プリンタ装置1は、用紙3の表面と裏面の両面に印刷できる両面印刷機能を有する装置の例である。
【0008】
連続紙プリンタ装置1には、用紙3を搬送するための用紙搬送機構17と、オオペレータが操作するための操作パネル8と、装置内に排出された用紙を積み重ねておく用紙スタッカ5と、装置内の各種制御を行うプリンタ制御部6と、表面定着器13と、裏面定着器14と、表面ドラム16と、裏面ドラム15と、切り換えレバー4等が設けてある。
【0009】
そして、操作パネル8には、用紙3のオートロード(用紙の自動搬送)を指示するためのオートロードボタン、用紙排出を指示するための用紙排出ボタン、スタートボタン、ストップボタン、用紙一枚分のフィードを行うためのページフィードボタン、電源のON/OFFボタン、用紙サイズを設定するための用紙サイズ設定ボタン等が設けてある。従って、オペレータは、前記オートロードボタンを押下することで、オートロード指示が行えるようになっている。
【0010】
また、プリンタ制御部6には、MPU等のプロセッサ(図示省略)が設けてある。また、ROM7には、装置内で必要な処理を行うためのプログラム等が格納されている。従って、連続紙プリンタ装置1内での制御や処理は、前記プロセッサがROM7のプログラムを読み出して実行することで実現する。
【0011】
前記切り換えレバー4は、用紙の排出方向を切り替えるレバーであり、人手により切り換え操作されるように構成されている。この切り換えレバー4を一方側(装置内)に切り換えると、用紙搬送機構17によって搬送されてきた用紙3は、切り換えレバー4の位置を通過した後、用紙スタッカ5内に排出され、他方側(装置外)に切り換えると、用紙3は外部(バースタ装置2の方向)へ排出されるようになっている。
【0012】
また、バースタ装置2には、用紙挿入口(図示省略)から挿入された用紙3を装置内部で搬送するための用紙搬送機構23と、用紙3をバースト(切断)するためのバースタ機構22と、操作パネル21と、装置内の各種制御を行うためのバースタ制御部26と、用紙3のバースト状態を検出するための光センサ24等が設けてある。
【0013】
この場合、バースタ装置2のバースタ制御部26と、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6の間は、通信ケーブルにより接続されており、両制御部間で互いに情報の送受信ができるようになっている。
【0014】
§3:動作の説明
(1) :従来例1の説明
図15は従来例1の動作説明図であり、A図は状態1、B図は状態2、C図は状態3、D図は状態4を示す。以下、図15に基づき例1の動作を説明する。
【0015】
▲1▼:状態1は通常印刷時の状態であり、切り換えレバー4が装置内に切り換えられており、連続紙プリンタ装置1で印刷された用紙3(連続紙)は切り換えレバー4の位置を通過後、装置内部の用紙スタッカ5へ排出され、該用紙スタッカ5内に折り畳まれた状態で蓄積されている。
【0016】
▲2▼:状態2は、オペレータにより切り換えレバー4が装置内から装置外へ切り換えらた後、操作パネル8のオートロードボタンが押下され、用紙3のオートロードが実行された状態である。この場合、オートロード枚数は固定値としてROM7に格納されており、プリンタ制御部6がROM6のオートロード枚数(固定値)を読み出してオートロードを実行させる制御を行う。
【0017】
この場合、オートロードされた用紙3は、切り換えレバー4の位置を通過後、連続紙プリンタ装置1の外部へ排出され、垂れ下がる状態となる。
【0018】
▲3▼:状態3は、前記状態2で垂れ下がった用紙3の先端部をオペレータが手に持ってバースタ装置2の用紙挿入口へ手差しで挿入した状態である。
【0019】
▲4▼:状態4は、連続紙プリンタ装置1の動作を停止させたまま、オペレータがバースタ装置2の操作パネル21を操作してオートロードボタンを押下し、手差しされた用紙3が、バースタ装置2の用紙搬送機構23により自動的に搬送され、バースタ機構22の位置まで搬送された状態である。
【0020】
この状態4では、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙の弛みが、印刷動作を実施する上で理想的な状態となる。この状態から、以降、連続紙プリンタ装置1での印刷とバースタ装置2でのバースト処理が連続的に行われる。
【0021】
前記のように、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間に用紙をセットする場合、連続紙プリンタ装置1に備えた切り換えレバー4を操作し、用紙3の排出先を装置内から装置外に切り換えた後、連続紙プリンタ装置1の操作パネル8のオートロードボタンを押下してプリンタ制御部6へ指示を出し、この指示により、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙が印刷動作を実施する上で理想的な状態になるよう、予め設定された枚数分の用紙を外部(バースタ装置2側)に排出する。
【0022】
その後、連続紙プリンタ装置1から排出された用紙をバースタ装置2に対し人手によりセットすることで、印刷動作が可能な状態を作り出している。
【0023】
(2) :従来例2の説明
図16は従来例2の動作説明図であり、A図は状態1、B図は状態2、C図は状態3、D図は状態4を示す。以下、図16に基づき例2の動作を説明する。
【0024】
従来例2の制御方法では、上位装置20から連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6に、連続紙プリンタ装置1に接続されるバースタ装置2の機種情報と、使用する用紙サイズの情報を与えることによって呼び出されるオートロード枚数テーブルを該プリンタ制御部6のファームウェア内に持つことにより、予め接続を計画しているバースタ装置2への対応を行っている。
【0025】
▲1▼:状態1は通常印刷時の状態であり、切り換えレバー4が装置内に切り換えられており、連続紙プリンタ装置1で印刷された用紙3(連続紙)は切り換えレバー4の位置を通過後、装置内部の用紙スタッカ5へ排出され、該用紙スタッカ5内に折り畳まれた状態で蓄積されている。
【0026】
▲2▼:状態2は、オペレータにより切り換えレバー4が装置内から装置外へ切り換えらた後、操作パネル8のオートロードボタンが押下され、用紙3のオートロードが実行された状態である。この場合、オートロード枚数は、前記ファームウェア内のオートロード枚数テーブルから得た値である。
【0027】
この場合、オートロードされた用紙3は、切り換えレバー4の位置を通過後、連続紙プリンタ装置1の外部へ排出され、用紙が適正長に垂れ下がる状態となる。
【0028】
▲3▼:状態3は、前記状態2で垂れ下がった用紙3の先端部をオペレータが手に持ってバースタ装置2の用紙挿入口へ手差しで挿入した状態である。
【0029】
▲4▼:状態4は、連続紙プリンタ装置1の動作を停止させたまま、オペレータがバースタ装置2の操作パネル21を操作してオートロードボタンを押下し、手差しされた用紙3が、バースタ装置2の用紙搬送機構23により自動的に搬送され、バースタ機構22の位置まで搬送された状態である。
【0030】
この状態4では、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙の弛みが、印刷動作を実施する上で理想的な状態となる。この状態から、以降、連続紙プリンタ装置1での印刷とバースタ装置2でのバースト処理が連続的に行われる。
【0031】
前記のように、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間に用紙をセットする場合、連続紙プリンタ装置1に備えた切り換えレバー4を操作し、用紙3の排出先を装置内から装置外に切り換えた後、連続紙プリンタ装置1の操作パネル8のオートロードボタンを押下してプリンタ制御部6へ指示を出し、この指示により、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙が印刷動作を実施する上で理想的な状態になるよう、予め設定された枚数分の用紙を外部(バースタ装置2側)に排出する。
【0032】
その後、連続紙プリンタ装置1から排出された用紙をバースタ装置2に対し人手によりセットすることで、印刷動作が可能な状態を作り出している。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来のものにおいては、次のような課題があった。
【0034】
(1) :前記従来例1の方法では、用紙をオートロードする場合の搬送枚数は固定値であり、接続する後処理装置によって用紙のセット位置が変わる等の理由により、後処理装置を変えた場合には、オートロード枚数を新たに設定する必要がある。また、使用する用紙サイズによってもオートロード実行時の用紙搬送枚数が変わってしまう、という課題があった。
【0035】
(2) :前記従来例2の方法は、前記従来例1の課題に対処するために考えられた方法であるが、新たな後処理装置を接続しようとした場合、後処理装置の用紙セット位置が変わってしまうため、ファームウェアを変更して、新たな後処理装置に対応するオートロード枚数テーブルを追加する必要が発生してしまう。そのため、余計な手間と経費がかかってしまう、という課題があった。
【0036】
本発明は、このような従来の課題を解決し、後処理装置の新規設置時や変更時に、一度だけオートロードを実行し、その時のデータから、次回以降のオートロード枚数を計算し不揮発性メモリに格納しておくことにより、次回以降のオートロードでは、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の弛み量が印刷動作を実施するのに理想的な状態となるような用紙枚数が自動的に設定できるようにすることを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記の目的を達成するため、次のように構成した。
【0038】
(1) :一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置を接続して使用する連続紙プリンタ装置において、一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、前記後処理装置で一枚切断動作が実行された回数を計数する計数手段と、前記オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段を備えていることを特徴とする。
【0039】
(2) :一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置を接続して使用する連続紙プリンタ装置において、一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、連続紙プリンタ装置での一枚紙送り動作が実行された回数を計数する計数手段と、前記オートロードされた用紙枚数に、前記一枚紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段を備えていることを特徴とする。
【0040】
(3) :連続紙プリンタ装置に、一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、前記後処理装置で一枚切断動作が実行された回数を計数する計数手段と、
前記オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段の機能を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
【0041】
(作用)
前記構成に基づく本発明の作用を説明する。
【0042】
(a) :前記(1) 、(3) では、連続紙プリンタ装置から後処理装置(例えば、バースタ装置)までのオートロード枚数を設定する為に、予想されるオートロード枚数よりも明らかに長い枚数のオートロードを実行して、連続紙プリンタ装置から排出された用紙を後処理装置にセットする。
【0043】
この後、後処理装置で用紙の一枚切断動作を、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となるまで繰り返し実行する。その際、用紙一枚切断動作毎に、カウンタ値をカウントアップしておき、その後、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となって確定したら、次回以降のオートロード長(枚数)を計算する。
【0044】
この場合、第1の計算手段は、オートロードされた用紙枚数から前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める。
【0045】
その後、第2の計算手段は、前記基本オートロード長と用紙サイズから次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し、データ格納制御手段は、第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を書き込み可能な不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)に格納する。
【0046】
このようにして、次回以降、前記不揮発性メモリからデータを読み出してオートロードを行うことにより、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となる。
【0047】
(b) :前記(2) では、連続紙プリンタ装置から後処理装置(例えば、バースタ装置)までのオートロード枚数を設定する為に、予想されるオートロード枚数よりも明らかに短い枚数のオートロードを実行して、連続紙プリンタ装置から排出された用紙を後処理装置にセットする。
【0048】
この後、連続紙プリンタ装置で用紙の一枚送り動作を、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となるまで繰り返し実行する。その際、用紙一枚送り動作毎に、カウンタ値をカウントアップしておき、その後、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となって、確定したら、次回以降のオートロード長(枚数)を計算する。
【0049】
この場合、第1の計算手段は、オートロードされた用紙枚数に、前記一枚用紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める。
【0050】
その後、第2の計算手段は、前記基本オートロード長と用紙サイズから次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し、データ格納制御手段は、第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を書き込み可能な不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)に格納する。
【0051】
このようにして、次回以降、不揮発性メモリからデータを読み出してオートロードを行うことにより、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となる。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、後処理装置としてバースタ装置を使用した例について説明する。また、最初に行うオートロードは、後処理装置の新規設置時や変更時の最初に行うものとする。
【0053】
§1:システムと処理の概要
連続紙プリンタ装置の後処理装置接続に関し、接続する後処理装置、すなわち、バースタ装置に影響せずに、オートロード枚数、用紙排出枚数等を設定することを目的として、最初(第1回目)のオートロード実行時には、本来、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間にセットされるべき用紙長よりも明らかに長い距離でオートロードを行い、バースタ装置に用紙をセットした後、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間の弛み量が印刷動作を実施するのに理想的な距離となるまでバースタ装置で一枚切断動作を繰り返して実行する。
【0054】
この場合、最初のオートロード枚数から一枚切断を実行した回数分の用紙枚数を引いた枚数を理想的なオートロード枚数として、次回以降のオートロード実行時にはこの枚数分の用紙搬送を行うと共に、算出された値を用紙排出実行時にも排出枚数として使用する。
【0055】
また、別の方法として、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間にセットされるべき用紙長よりも明らかに短い距離で最初のオートロードを行った後、連続紙プリンタ装置にて用紙一枚分の前進紙送り動作を繰り返し実行する。
【0056】
連続紙プリンタ装置とバースタ装置間に用紙をセットした際に、印刷動作を実施するのに理想的な距離となるまでの前進紙送り(ページフィード)動作回数をカウントし、初めに実施したオートロード枚数にカウントした回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を次回以降のオートロード実行時の用紙搬送枚数とすると共に、この枚数を用紙排出枚数としても使用する。なお、前記「オートロード枚数」と「用紙排出枚数」は同じ枚数である。
【0057】
更に、詳しくは次の通りである。連続紙プリンタ装置からバースタ装置までのオートロード枚数を設定する為に、予想されるオートロード枚数よりも明らかに長い枚数のオートロードを実行して、連続紙プリンタ装置から排出された用紙をバースタ装置にセットする。
【0058】
この後、バースタ装置で用紙の一枚切断動作を、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となるまで繰り返し実行する。その際、用紙一枚切断動作毎にカウンタ値をカウントアップしておき、その後、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となって確定したら、次回以降のオートロード長(枚数)を計算する。
【0059】
この場合、オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める。その後、前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し、前記求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納する。
【0060】
このようにして、次回以降、前記不揮発性メモリからデータを読み出してオートロードを行うことにより、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となる。
【0061】
また、別の方法では、連続紙プリンタ装置からバースタ装置までのオートロード枚数を設定する為に、予想されるオートロード枚数よりも明らかに短い枚数のオートロードを実行して、連続紙プリンタ装置から排出された用紙をバースタ装置にセットする。
【0062】
この後、連続紙プリンタ装置で用紙の一枚送り動作を、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となるまで繰り返し実行する。その際、用紙一枚送り動作毎に、カウンタ値をカウントアップしておき、その後、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となって、確定したら、次回以降のオートロード長(枚数)を計算する。
【0063】
この場合、オートロードされた用紙枚数に、前記一枚用紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める。その後、前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し、前記計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納する。
【0064】
このようにして、次回以降、前記不揮発性メモリからデータを読み出してオートロードを行うことにより、連続紙プリンタ装置とバースタ装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となる。なお、最初に実施するオートロードは、後処理装置(バースタ装置2)の新規設置時や変更時に一度だけ行う。
【0065】
§2:システムの詳細な説明
図1はシステムの説明図である。図1に示したように、連続紙プリンタ装置1は上位装置(パーソナルコンピュータ、ワークステーション等)20に接続されており、該連続紙プリンタ装置1には、用紙3を搬送するための用紙搬送機構17と、オペレータにより操作可能な操作パネル8と、装置内に排出された用紙3を蓄積しておくための用紙スタッカ5と、連続紙プリンタ装置1内の各種制御を行うプリンタ制御部6と、表面定着器13と、裏面定着器14と、表面ドラム16と、裏面ドラム15と、切り換えレバー4と、ROM7と、RAM36と、フラッシュメモリ35等が設けてある。
【0066】
そして、プリンタ制御部6には、MPU等のプロセッサ(図示省略)が設けてあり、該プロセッサにより、ROM7、RAM36、フラッシュメモリ35がアクセスできるようになっている。また、ROM7には、前記プロセッサが実行するプログラムや、ディフォルト値のデータ(オートロード枚数/用紙排出枚数のディフォルト値のテーブルデータ)等(オートロード枚数=用紙排出枚数)、各種データが格納されており、連続紙プリンタ装置1内での制御や処理は、前記プロセッサがROM7のプログラムを読み出して実行することで実現する。
【0067】
前記切り換えレバー4は用紙の排出方向を切り換えるレバーであり、人手(オペレータ等)により切り換え操作されるように構成されている。この切り換えレバー4を一方側(装置内)に切り換えると、用紙搬送機構17によって搬送されてきた用紙3は、切り換えレバー4の位置を通過した後、用紙スタッカ5内に排出され、他方側(装置外)に切り換えると、用紙3は装置外(バースタ装置2の方向)へ排出されるようになっている。
【0068】
また、バースタ装置2には、用紙挿入口(図示省略)から挿入された用紙3を装置内部で搬送するための用紙搬送機構23と、用紙3をバースト(切断)するためのバースタ機構22と、オペレータが操作するための操作パネル21と、装置内の各種制御を行うためのバースタ制御部26と、用紙3のバースト状態を検出するための光センサ24等が設けてある。
【0069】
この場合、バースタ装置2のバースタ制御部26と、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6の間は通信ケーブルにより接続されており、両制御部間で互いに情報の送受信ができるようになっている。従って、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6は、前記通信ケーブルを介してバースタ装置2のバースタ制御部26と通信することにより、バースタ装置2側の各種情報(例えば、用紙のバースト実行状態等)を取得することができる。
【0070】
§3:装置の具体的な構成
図2は装置構成図であり、A図は連続紙プリンタ装置、B図はバースタ装置を示す。以下、図2に基づいて装置の具体的な構成を説明する。
【0071】
(1) :連続紙プリンタ装置(図2のA図参照)
連続紙プリンタ装置1には、オペレータにより操作される操作パネル8と、連続紙プリンタ装置1内の各種制御を行うプリンタ制御部6と、印刷機構31(図1に示した表面定着器13、裏面定着器14、表面ドラム16、裏面ドラム15等)と、該印刷機構31の制御を行う印刷制御部33と、用紙搬送機構17と、該用紙搬送機構17の制御を行う用紙搬送機構制御部32と、プログラムやディフォルト値のデータ(オートロード枚数/用紙排出枚数のテーブル)等、各種データを格納したROM7と、プリンタ制御部6がワーク用として使用するRAM36と、フラッシュメモリ35等が設けてある。そして、プリンタ制御部6には通信部34が設けてある。
【0072】
また、プリンタ制御部6にはMPU等のプロセッサが設けてあり、該プロセッサはROM7に格納されているプログラムを実行することにより、以下に説明する各種処理を行う。また、通信部34は、バースタ装置2と通信するための手段であり、前記プログラムにより構成されている。
【0073】
また、用紙搬送機構17には、搬送された用紙3を検出するための用紙搬送検出用センサが設けてあり、この用紙搬送検出用センサ出力はプリンタ制御部6で検出できるようになっている。従って、例えば、連続紙プリンタ装置1側でオートロードが実行された場合には、プリンタ制御部6が前記用紙搬送機構17の用紙搬送検出用センサ出力を検出することにより、用紙3のオートロード長(オートロード枚数)が分かるようになっている。
【0074】
(2) :バースタ装置(図2のB図参照)
バースタ装置2には、オペレータにより操作される操作パネル21と、バースタ装置2内の各種制御を行うバースタ制御部26と、用紙のバースト(切断)を行うためのバースタ機構22と、該バースタ機構22の制御を行うバースタ機構制御部38と、用紙搬送機構23と、該用紙搬送機構23の制御をオートロード用紙搬送機構制御部37と、ROM39等が設けてある。
【0075】
また、バースタ機構22には、用紙3のバースト状態を検出するための光センサ24が設けてある。また、バースタ制御部26には、連続紙プリンタ装置1と通信を行うための通信部40が設けてある。
【0076】
そして、バースタ制御部26はMPU等のプロセッサが設けてあり、ROM39には、前記プロセッサにより実行されるプログラムや、各種データ等が格納されている。また、通信部40は、プログラムにより構成されている。
【0077】
§4:連続紙プリンタ装置の詳細な説明
▲1▼:操作パネルの説明
図3は連続紙プリンタ装置の操作パネルの説明図である。連続紙プリンタ装置1の操作パネル8は図3のようになっている。この操作パネル8には、用紙サイズの設定を行うための用紙サイズ設定部43と、オートロードの指示を行うためのオートロードボタン44と、用紙排出指示を行うための用紙排出ボタン45と、電源のオン(ON)状態を指示するためのONボタン46と、電源のOFF状態を指示するためのOFFボタン47、スタートボタン48、ストップボタン49、確定ボタン50、ページフィードボタン42等が設けてある。
【0078】
この場合、用紙サイズ設定部43には、用紙サイズ(単位はインチ)が表示されると共に、設定する用紙サイズをアップ/ダウンさせるためのアップ/ダウンボタン(図の矢印で示したボタン)が設けてあり、このアップ/ダウンボタンを操作することで、任意の用紙サイズが設定できるようになっている。
【0079】
また、確定ボタン50は、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の用紙の弛みが理想的な長さになったと判断した時、オペレータが確定をするために使用するボタンである。
【0080】
▲2▼:印刷機構及び用紙等の説明
図4は連続紙プリンタ装置の説明図である。連続紙プリンタ装置1では、連続紙を印刷媒体(用紙)として印刷を行うが、この場合、用紙の片側のみの印刷を行う片面機と、用紙の表裏両面に印刷を行う両面機の両方がある。両面機では、図4に示したように、現像ユニットと定着ユニットを表裏2セット搭載し、単一装置で両面印刷を実現している。
【0081】
この場合に使用する用紙は、連続した用紙に、一定間隔でミシン目が形成してあり、このミシン目の位置で切断できるようになっている。通常の場合は、前記ミシン目の位置で折り畳むことができるようになっており、印刷時には、連続して搬送され、所定のデータが印刷され、連続した状態のまま、連続紙プリンタ装置1内の用紙スタッカ5(図1参照)、又はバースタ装置2側へ排出できるようになっている。
【0082】
§5:バースタ装置の詳細な説明
▲1▼:操作パネルの説明
図5はバースタ装置の操作パネルの説明図である。バースタ装置2の操作パネル21には、各種情報を表示するための液晶表示パネル51と、各種の警報を発する警報部52と、オンライン指示を行うオンラインボタン53と、用紙一枚の切断を指示する一枚切りボタン54と、用紙の排出を指示するための用紙排出ボタン55と、用紙一枚送り用のページフィードボタン56と、スタートボタン57と、ストップボタン58等が設けてある。
【0083】
▲2▼:バースタ装置の機構部全体の説明
図6はバースタ装置の機構全体図である。このバースタ装置2は、連続紙プリンタ装置1から排出された連続紙を搬送し、指定された長さに達した際、内部のバースト機構により、該連続紙の所定の位置(ミシン目の位置)でバースト(切断)処理を行い、バーストされた用紙を排出する機能を有している。なお、本例は、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2とを直角配置した場合(図13のB図参照)に使用する装置の例である。
【0084】
このバースタ装置2には、ターン部と、インタースタッカ部と、インフィード部と、バースタ機構22と、ダウンスタッカー部等を備えている。なお、図6に示したトラクター、第一コロ、第二コロ、ベルトユニット等は用紙搬送機構23の一部の機構である。また、ダストボックスはダストを集めるものであり、ダウンテーブルは、バースト済みの用紙を収納しながら下方向へ移動する用紙収納部分である。
【0085】
このバースタ装置2には、図6に示した各部の他、図1、図2に示したような機構等が設けてあるが、図示省略してある。前記ターン部は、連続紙プリンタ装置1から排出された印刷済の用紙の先端を差し込み、該用紙を直角方向にターンさせるための機構部であり、ガイドローラやガイドバー等を備えている。すなわち、このターン部では、差し込まれた用紙をガイドしながら搬送し、該用紙の搬送方向を90度回転させる機能を備えている。
【0086】
イスンタースタッカー部は、装置内部で用紙を一時的にストックする機能を有するが、この機構が無い場合と有る場合とがある。インフィード部は、装置内部で用紙を搬送し、バースタ機構へ供給するための機構である。バースタ機構は、送られてきた用紙を、指定された位置(ミシン目の位置)でバースト(切断)するための機構である(詳細は後述する)。ダウンスタッカ部は、前記バーストされた用紙を排出するための機構である。
【0087】
▲3▼:バースタ機構の説明
図7はバースタ機構説明図であり、A図はバースタ機構(通常時)、B図はバースタ機構(切断時)、C図はバースタ状態検出用光センサを示した図であり、▲1▼は通常時、▲2▼はバースト時を示す。
【0088】
図7に示したM1は、搬送されている用紙の上側に設けたハイスピードローラであり、M1と対応する位置で、用紙3の下側には、偏芯ローラが設けてある。M2は用紙のバースト(切断)を行うためのブレード(刃)であり、バーストを行わない時は用紙3より上側へ上昇している。M3は、用紙の上側に設けたインフィードローラであり、M3と対応する位置で、用紙の下側には、偏芯ローラが設けてある。この場合、M1はM3より高速回転するようになっている。
【0089】
バースタ機構22は、用紙搬送機構23により搬送されてきた用紙がバースト位置(切断位置)まで搬送され、該用紙の長さが指示された長さに達していたら、バースタ制御部26の制御により、該用紙をミシン目の位置でバースト(切断)する機構である。この場合のバースト(切断)は次のようにして行われる。
【0090】
通常時(用紙の切断が行われない時)には、図7のA図のように、M2が紙の位置より上方に移動しており、M1、M3が紙の配送方向(図示矢印方向)に回転すると共に、2つの偏芯ローラが回転を停止し、紙から離れた状態となっている。
【0091】
この状態から、バースタ制御部26からバースト指示が出されると、2つの偏芯ローラが回転して紙に接する状態となる。そして、ハイスピードローラM1の高速回転に対して、M3は低速回転にしてあるため、用紙が引っ張られた状態となる。この時、M2が降下し、紙をバーストする。
【0092】
すなわち、用紙がM1、M3により用紙が引っ張られた後、切断される。その後、切断された用紙はダウンテーブルの位置まで搬送され、ダウンテーブル内に収納される。
【0093】
この時、バースタ機構22には光センサ24が設けてあり、該光センサ24によりバースト状態が検出されバースタ制御部26へ伝達される。この場合、図7のC図のように、光センサは発光部と受光部で構成されており、バースト前は用紙が連続しているため発光部から発した光が受光部に届かず(▲1▼参照)、受光部が発光部からの光を受光できない。
【0094】
しかし、バーストが実行されると発光部から発した光が受光部に届き、受光部の出力が変化する。このようにして、バーストが実行されない状態(例えば、出力=0)と、バーストが実行された状態(例えば、出力=1)を区別して検出することができる。
【0095】
§6:動作の説明
図8は例1の動作説明図である。また、図9は例2の動作説明図である。以下、図8、図9を参照しながら、例1、例2の動作を説明する。
【0096】
(1) :例1の動作
A:状態1(図8のA図参照)
状態1は、一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロード(最初のオートロード)を実行させた直後の状態である。この場合、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6により、本来、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間にセットされるべき用紙長(用紙枚数)よりも明らかに長い距離(多い枚数)で最初のオートロードを行い、該オートロードされた用紙の先端部をバースタ装置2にセットし、バースタ装置2でオートロードを実行した状態である。
【0097】
このように、初めてオートロードを実行する場合には、プリンタ制御部6は、デフォルトでROM7に記憶されている枚数分のオートロードが実行されるように制御する。そのため、デフォルトで記憶されている枚数でオートロードが行われた場合、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛み量が大き過ぎる状態になる。
【0098】
B:状態2(図8B図参照)
状態2は、バースタ装置2側で用紙一枚切断動作が実行された状態である。この場合、状態1から、操作パネル21の操作に基づくバースタ制御部26の制御により、バースタ装置2で用紙送りを行いながら、用紙一枚切断動作を行った状態である。このように、用紙の一枚切断動作が行われると、用紙が一枚分だけ短くなり、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが一枚分短くなる。この時、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6では、用紙一枚切断が実行されたことに応じて、カウンタを+1する。
【0099】
C:状態3
状態3は、用紙一枚切断動作をx枚分(x回)実行させた状態である(なお、xは任意の整数である。)。この場合、オペレータが、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが大きすぎると判断したら、バースタ装置2の操作パネル21を操作し、再び、用紙の一枚切断動作を実行させる。
【0100】
このように、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが、印刷動作を行うのに理想的な弛み量となるまで、オペレータの操作により、一枚切断動作を繰り返す。
【0101】
そして、x回(x枚)の用紙切断を実行した時点で、オペレータが、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが印刷動作を行うのに理想的な弛み量となったと判断したら、その状態で、オペレータが連続紙プリンタ装置1の操作パネル6を操作して確定ボタンを押すと、プリンタ制御部6のプログラムが前記確定ボタンが押下されたことを検出し、確定以降の処理(オートロード枚数の設定処理等)を自動的に行う。
【0102】
(2) :例2の動作
A:状態1(図9のA図参照)
状態1は、最初のオートロード直後の状態である。この場合、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6の制御により、本来、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間にセットされるべき用紙長よりも明らかに短い長さ(枚数)で最初のオートロードを行い、該オートロードされた用紙の先端部をバースタ装置2にセットし、バースタ装置2でオートロードが実行された状態である。
【0103】
このように、初めてオートロードを実行した場合には、プリンタ制御部6は、デフォルトでROM7に記憶されている用紙枚数分のオートロードが実行されるように制御する。そのため、デフォルトで記憶されている枚数でオートロードが行われると、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛み量が小さ過ぎる状態になる。
【0104】
B:状態2(図9のB図参照)
状態2は、連続紙プリンタ装置1で用紙一枚送り(ページフィード)動作が実行された状態である。この時、バースタ装置2の紙送り動作を停止させた状態で、連続紙プリンタ装置1の操作パネル8の操作により、連続紙プリンタ装置1で一枚用紙送り動作を実行させる。このように用紙一枚送り(ページフィード)を行うと用紙が一枚分だけ長くなり、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが一枚分長くなる。この時、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6では、用紙一枚送りが実行されたことに応じて、カウンタを+1する。
【0105】
C:状態3(図9のC図参照)
状態3は、連続紙プリンタ装置1でx枚分の紙送り動作を実行させた状態である。この場合、オペレータが、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが小さすぎると判断したら、バースタ装置2の用紙送り動作を停止させた状態で、オペレータが操作パネル8を操作してページフィードボタン(一枚紙送り指示用のボタン)を押下することにより、再び、連続紙プリンタ装置1で一枚用紙送り動作を実行する。
【0106】
そして、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが、印刷動作を行うのに理想的な弛み量となるまで、オペレータの操作により、前記用紙一枚送り動作を繰り返す。
【0107】
そして、任意の枚数x枚の用紙送り動作を実行した時点で、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛みが印刷動作を行うのに理想的な弛み量となったと判断したら、オペレータは操作パネル8を操作して、確定ボタンを押下する。この時、プリンタ制御部6のプログラムが前記確定ボタンの押下を検出し、該当するプログラムを起動することで、次回以降の用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し、その計算結果のデータをフラッシュメモリ35に格納する。
【0108】
§7:プリンタ制御部の処理説明
図10は例1の処理フローチャート、図11は例2の処理フローチャートである。以下、図10、11に基づいて例1、例2の処理を説明する。なお、以下の処理はプリンタ制御部6のプログラムが行う処理であり、S1〜S9、及びS11〜S19は各処理ステップを示す。
【0109】
(1) :例1の処理(図10参照)
例1は、本来、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間にセットされるべき用紙長よりも明らかに長い長さ(枚数)で最初のオートロードを行った場合の例である。
【0110】
例1の処理は、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6(プログラム)が、バースタ装置2との通信により得た情報(以下、「バースタ装置2からの情報」と記す)を用いて行う処理である。この処理を行う際、オペレータは前記例1の動作で説明した操作を行い、そのオペレータの操作に伴って、装置が動作した際の情報や、オペレータによって入力された情報を、プリンタ制御部6のプログラムが検出し、以下の処理を行う。
【0111】
プリンタ制御部6は、連続紙プリンタ装置1での連続紙のオートロードが実行されたか否かを判断し(S1)、実行されなければそのまま待ち、実行されたら、カウンタをクリアする(S2)。
【0112】
この場合、オペレータにより、操作パネルのオートロードボタン44が押下され、それに基づき用紙搬送機構17(図2参照)が用紙を搬送し、該用紙搬送機構17に設けた用紙搬送検出用センサ(図示省略)が搬送された用紙を検出するので、これらの動作をプリンタ制御部6が検出してオートロードが実行されたか否かを検出する。
【0113】
また、前記カウンタは、プリンタ制御部6のプログラムが、RAM36を使用してカウント処理を行うカウンタ(RAM36に+1づつインクリメントすることで実現するカウンタ)であり、前記カウンタクリアは、そのカウンタのカウンタ値を0にリセットすることである。
【0114】
次にプリンタ制御部6は、バースタ装置2からの情報を基に、用紙の弛みが大きく、オペレータにより、操作パネル21の操作で用紙一枚切断指示が出されたか否かを判断する(S3)。この場合、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の用紙弛みが大きい場合は、オペレータがバースタ装置2の一枚切りボタン54(図5参照)を押下するので、この動作をバースタ装置2のバースタ制御部26が検出し、その情報を、プリンタ制御部6がバースタ制御部26との通信により取得する。
【0115】
そして、用紙一枚切断指示が出された場合には、バースタ装置2の光センタ24からの検出信号基に、一枚切断が実行されたか否かを判断し(S4)、一枚切断が実行されなければそのまま待ち、一枚切断が実行されたと判断したら、カウンタのカウントアップを行う(S5)。
【0116】
次に、オペレータにより連続紙プリンタ装置1の操作パネル8の確定ボタン50が押下されたか否かを判断する(S6)。これは、オペレータが、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の用紙弛みが印刷動作を行うのに理想的な弛み量となったと判断したら押下するボタンであり、このボタンが押されたら、その情報はプリンタ制御部6で検出できる。
【0117】
その結果、確定ボタン50が押下されていなければS3の処理へ移行し、確定ボタン50が押下されていたら(確定ボタン50が押下されたことを検出したら)、最初のオートロード枚数と、前記カウンタ値(用紙一枚切断回数の合計値)から、次回以降のオートロード枚数を計算する(S7)。
【0118】
この場合、最初のオートロードでは、一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対して、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるので、前記次回以降のオートロード枚数の計算では、予め決めた用紙サイズの連続紙に対して、次回以降のオートロード枚数を計算する。この計算では、前記予め設定された用紙枚数からカウンタのカウンタ値を減算して、予め決めた用紙サイズの次回以降のオートロード枚数を計算する。
【0119】
なお、前記S3の処理において、弛みが大きく、用紙一枚切断指示が出されない場合は、S6の処理へ移行する。次に、全用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し(S8)、計算結果のオートロード枚数(次回以降の枚数)をフラッシュメモリ35に格納する(S9)。次回以降は、フラッシュメモリ35のデータを使用して連続紙プリンタ装置1でのオートロードを実行する。
【0120】
以上のように処理を行い、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2とが連動して動作を実施するために、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の弛み量が理想的な量に調整された状態で、基本となるオートロード枚数(オートロード長)を確定する。
【0121】
確定の方法は、連続紙プリンタ装置1の操作パネルに確定ボタン50を設けるだけで実現できる。なお、確定の方法としては、前記確定ボタン50に限らず、他の任意の方法(例えば、バースタ装置2の操作パネルから、初めての用紙排出指示など)でよい。
【0122】
そして、基本となるオートロード枚数(オートロード長)が確定したら、プリンタ制御部6のプログラムにより、以下のような計算を行い、ROM7に予め格納された「用紙サイズ毎の全てのオートロード枚数/用紙排出枚数テーブル」(ディフォルト値のテーブル)のデータを書き換えて、新たにフラッシュメモリ35に格納する。次回以降は、新たに書き換えられたフラッシュメモリ35のデータを用いてオートロードを実施する。
【0123】
次回以降の用紙サイズ毎のオートロード枚数計算は次の通りである。例えば、連続紙プリンタ装置1で初めてのオートロードを実行した時の用紙搬送枚数(ROM7から読み出したディフォルト値)が、11インチサイズの用紙で30枚とする。そして、バースタ装置2で一枚切断動作を5回実施した時に理想的な弛み量となった場合、基本となるオートロードの搬送距離(オートロード長)は、11インチ×25=275インチとなる。
【0124】
このようにして基本距離を計算した後、全用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する。例えば、7インチサイズの用紙であれば、275インチ÷7=39.28となり、端数を切り上げると、オートロード枚数=40枚となる。また、10インチサイズの用紙であれば、275インチ÷10=27.5となり、端数を切り上げると、オートロード枚数=28枚となる。
【0125】
以降、同様にして、全用紙サイズにて、次回以降のオートロード枚数を計算し、フラッシュメモリ35に格納する。前記処理完了後に実施される連続紙プリンタ装置1でのオートロードは、上位装置20から通知される用紙情報により、予め書き換えられた前記フラッシュメモリ35内のテーブルより呼び出し、呼び出された枚数分の用紙搬送を行い、オートロード動作を停止させることにより、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛み量を、自動的に理想的な量とすることができる。
【0126】
(2) :例2の処理(図11参照)
例2は、本来、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間にセットされるべき用紙長よりも明らかに短い長さ(枚数)で最初のオートロードを行った場合の例である。
【0127】
プリンタ制御部6は、連続紙プリンタ装置1での連続紙のオートロードが実行されたか否かを判断し(S11)、実行されなければそのまま待ち、実行されたら、カウンタをクリアする(S12)。
【0128】
この場合、オペレータにより、操作パネルのオートロードボタン44が押下され、それに基づき、用紙搬送機構17(図2参照)が用紙を搬送し、該用紙搬送機構17に設けた用紙搬送検出用センサ(図示省略)が搬送された用紙を検出するので、これらの動作をプリンタ制御部6が検出することで、オートロードが実行されたか否かを検出する。
【0129】
また、前記カウンタは、プリンタ制御部6のプログラムがRAM36を使用してカウント処理を行うカウンタ(RAM36に+1づつインクリメントすることで実現するカウンタ)であり、前記カウンタクリアは、そのカウンタのカウンタ値を0にリセットすることである。
【0130】
次にプリンタ制御部6は、用紙の弛みが小さく、オペレータにより用紙一枚送り指示が出されたか否かを判断する(S13)。この場合、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の用紙弛みが小さい場合は、オペレータが連続紙プリンタ装置1の操作パネル8に設けたページフィードボタン42を押下するので、この動作をプリンタ制御部6が検出することで前記指示がだされたか否かを判断する。
【0131】
そして、用紙一枚送り指示が出された場合には、用紙一枚送り(ページフィード)が実行されたか否かを判断し(S14)、用紙一枚送り(ページフィード)が実行されなければ、そのまま待ち、用紙一枚送りが実行されたと判断したら、カウンタのカウントアップを行う(S15)。
【0132】
次に、オペレータにより操作パネル8の確定ボタン50が押下されたか否かを判断する(S16)。これは、オペレータが、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の用紙弛みが印刷動作を行うのに理想的な弛み量となったと判断したら、押下するボタンであり、この確定ボタン50が押下されたら、その情報はプリンタ制御部6で検出できる。
【0133】
その結果、確定ボタン50が押下されていなければS13の処理へ移行し、確定ボタン50が押下されたら(確定ボタン50が押下されたことを検出したら)、最初のオートロード枚数と前記カウンタ値(用紙一枚送り回数の合計値)から、次回以降のオートロード枚数を計算する(S17)。
【0134】
この場合、最初のオートロードでは、一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対して、予め設定された用紙枚数(ディフォルト値)分のオートロードを実行させるので、前記次回以降のオートロード枚数の計算では、予め決めた用紙サイズの連続紙に対して、次回以降のオートロード枚数を計算する。この計算では、前記予め設定された用紙枚数にカウンタのカウンタ値を加算して、予め決めた用紙サイズの次回以降のオートロード枚数を計算する。
【0135】
なお、前記S13の処理において、弛みが小さく、用紙一枚送り指示が出されない場合は、S16の処理へ移行する。次に、全用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し(S18)、計算結果のオートロード枚数(次回以降の枚数)をフラッシュメモリ35に格納する(S19)。次回以降は、フラッシュメモリ35のデータを使用して連続紙プリンタ装置1でのオートロードを実行する。
【0136】
以上のように処理を行い、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2とが連動して動作を実施するために、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の弛み量が理想的な量に調整された状態で、基本となるオートロード枚数(オートロード長)を確定する。
【0137】
確定の方法は、連続紙プリンタ装置1の操作パネルに確定ボタン50を設けるだけで実現できる。なお、確定の方法としては、前記確定ボタン50に限らず、他の任意の方法(例えば、バースタ装置2の操作パネルから、初めての用紙排出指示など)でよい。
【0138】
そして、基本となるオートロード枚数(オートロード長)が確定したら、プリンタ制御部6のプログラムにより、以下のような計算を行い、ROM7に予め格納された用紙サイズ毎のオートロード枚数/用紙排出枚数テーブル(ディフォルト値のテーブル)のデータを書き換えて、新たにフラッシュメモリ35に格納する。次回以降は、新たに書き換えられたフラッシュメモリ35のデータを用いてオートロードを実施する。
【0139】
次回以降の用紙サイズ毎のオートロード枚数計算は次の通りである。例えば、連続紙プリンタ装置1で初めてのオートロードを実行した時の用紙搬送枚数(ROM7から読み出したディフォルト値)が、11インチサイズの用紙で25枚とする。そして、バースタ装置2で用紙一枚送り動作を5回実施した時に理想的な弛み量となった場合、基本となるオートロードの搬送距離(オートロード長)は、11インチ×25=275インチとなる。
【0140】
このようにして基本距離を計算した後、全用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する。例えば、7インチサイズの用紙であれば、275インチ÷7=39.28となり、端数を切り上げると、オートロード枚数=40枚となる。また、10インチサイズの用紙であれば、275インチ÷10=27.5となり、端数を切り上げると、オートロード枚数=28枚となる。
【0141】
以降、同様にして、全用紙サイズにて、次回以降のオートロード枚数を計算し、フラッシュメモリ35に格納する。前記処理完了後に実施される連続紙プリンタ装置1でのオートロードは、上位装置20から通知される用紙情報により、予め書き換えられた前記フラッシュメモリ35内のテーブルより呼び出し、呼び出された枚数分の用紙搬送を行い、オートロード動作を停止させることにより、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2間の用紙弛み量を、自動的に理想的な量とすることができる。
【0142】
§8:オートロード枚数/用紙排出枚数テーブル例の説明
図12はオートロード枚数/用紙排出枚数テーブル例である。このテーブルは、前記例1、例2の処理を実行した際、次回以降のオートロード枚数(オートロード長)のデータとしてフラッシュメモリ35に格納されるデータである。
【0143】
連続紙プリンタ装置1に設けたフラッシュメモリ35には、前記例1、例2の処理により、図12に示したような「オートロード枚数/用紙排出枚数テーブル」が格納されており、プリンタ制御部6のプロセッサにより、任意に読み出しできるようになっている。
【0144】
前記「オートロード枚数/用紙排出枚数テーブル」には、用紙長(インチ)と、インタースタッカ無、インタースタッカ有の場合の各データが、片面(片面印刷)、両面(両面印刷)に分けて格納されている。従って、次回以降、このデータを用いてオートロードを行えば、常に、連続紙プリンタ装置1とバースタ装置2との間の用紙弛み量が、印刷を行うのに理想的な量となる。
【0145】
§9:プログラムと記録媒体の説明
前記連続紙プリンタ装置1は上位装置20に接続されて運用される。この場合、連続紙プリンタ装置1のプリンタ制御部6にはMPU等のプロセッサが設けてあり、このプロセッサがROM7に格納されているプログラムを読み出して実行することで、前記処理や制御を行うことができる。
【0146】
しかし、本発明は、このような例に限らず、例えば、フラッシュメモリ35に、次のようにしてプログラムを格納し、このプログラムを前記プロセッサが実行することで前記プリンタ制御部6の処理を行うことも可能である。
【0147】
▲1▼:他の装置で作成されたフレキシブルディスク(フロッピィディスク)に格納されているプログラム(他の装置で作成したプログラムデータ)を、上位装置20のフレキシブルディスクドライブにより読み取り、そのデータを連続紙プリンタ装置1へ転送し、フラッシュメモリ35に格納する。
【0148】
▲2▼:光磁気ディスク、或いはCD−ROM等の記憶媒体に格納されているデータを、上位装置20のCD−ROMドライブにより読み取り、そのデータを連続紙プリンタ装置1へ転送し、フラッシュメモリ35に格納する。
【0149】
▲3▼:LAN等の通信回線を介して他の装置から伝送されたプログラム等のデータを、上位装置20の通信制御部を介して受信し、そのデータを連続紙プリンタ装置1へ転送し、フラッシュメモリ35に格納する。
【0150】
§10:その他の説明
▲1▼:後処理装置としては、用紙の切断を行う装置(前記バースタ装置2)、折り曲げを行う装置、ホッチキス止めを行う装置、糊付けを行う装置、JOB毎の用紙切断を行う装置、穴開けを行う装置等があり、これらの装置も前記と同様に適用可能である。
【0151】
▲2▼:前記連続紙プリンタ装置1に使用する用紙は、前記のようなミシン目を付けた折り畳み可能に連続用紙の他、連続したロール紙(但し、用紙一枚毎の寸法は決められている)等にも同様に適用可能である。
【0152】
▲3▼:前記最初に行うオートロードは、後処理装置(例えば、バースタ装置2)の新規設置時や変更時に最初に行うものであるが、本発明はこのような例に限らず、次のようにして、任意の時間帯に実施することも可能である。
【0153】
例えば、連続紙プリンタ装置1の操作パネル8に、例えば、オートロード枚数設定モードを指示する「オートロード枚数設定ボタン」を新規に設置し、このボタンの押下により、プリンタ制御部6が、オートロード枚数設定モードの制御を行うようにする。そして、このオートロード枚数設定モードの制御において、前記実施の形態で説明したプリンタ制御部6の処理を実行すれば、前記の説明のようにして次回以降のオートロード枚数を自動的に設定し、フラッシュメモリ35に格納することが可能である。
【0154】
但し、後処理装置の設置直後には、必ず、オートロード枚数の設定をオートロードの必要があるため、後処理装置の設置後、初めてのオートロードにて自動的に前記実施の形態で説明した処理モードに入るのは装置運用上効果的である。
【0155】
前記の説明に対し、次の構成を付記する。
【0156】
(付記1)
一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置を接続して使用する連続紙プリンタ装置において、
一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、前記後処理装置で一枚切断動作が実行された回数を計数する計数手段と、
前記オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段を備えていることを特徴とする連続紙プリンタ装置。
【0157】
(付記2)
一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置を接続して使用する連続紙プリンタ装置において、
一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、連続紙プリンタ装置での一枚紙送り動作が実行された回数を計数する計数手段と、
前記オートロードされた用紙枚数に、前記一枚紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段を備えていることを特徴とする連続紙プリンタ装置。
【0158】
(付記3)
連続紙プリンタ装置に、
一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、前記後処理装置で一枚切断動作が実行された回数を計数する計数手段と、
前記オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段の機能を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
【0159】
(付記4)
一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置を接続して使用する連続紙プリンタ装置において、
一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、連続紙プリンタ装置での一枚紙送り動作が実行された回数を計数する計数手段と、
前記オートロードされた用紙枚数に、前記一枚紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段の機能を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
【0160】
(付記5)
連続紙プリンタ装置に、
一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、前記後処理装置で一枚切断動作が実行された回数を計数する計数手段と、
前記オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段の機能を実現させるためのプログラム。
【0161】
(付記6)
連続紙プリンタ装置に、
一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、連続紙プリンタ装置での一枚紙送り動作が実行された回数を計数する計数手段と、
前記オートロードされた用紙枚数に、前記一枚紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段の機能を実現させるためのプログラム。
【0162】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。
【0163】
(1) :請求項1、3では、連続紙プリンタ装置から後処理装置(例えば、バースタ装置)までのオートロード枚数を設定する為に、予想されるオートロード枚数よりも明らかに長い枚数のオートロードを実行して、連続紙プリンタ装置から排出された用紙を後処理装置にセットする。
【0164】
そして、後処理装置で用紙の一枚切断動作を連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となるまで繰り返し実行する。その際、用紙一枚切断動作毎にカウンタ値をカウントアップしておき、その後、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となって確定したら、次回以降のオートロード長(枚数)を計算する。
【0165】
この場合、第1の計算手段はオートロードされた用紙枚数から前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める。
【0166】
その後、第2の計算手段は前記基本オートロード長と用紙サイズから次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し、データ格納制御手段は第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を書き込み可能な不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)に格納する。
【0167】
このようにして、次回以降、前記不揮発性メモリからデータを読み出してオートロードを行うことにより、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となる。
【0168】
以上のように、後処理装置の新規設置時や変更時に、一度だけオートロードを実行し、その時のデータから、次回以降のオートロード枚数を計算し不揮発性メモリに格納しておくことにより、次回以降のオートロードにおいて、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙の弛み量が印刷動作を実施するのに理想的な状態となるような用紙枚数が自動的に設定できる。
【0169】
(2) :請求項2では、連続紙プリンタ装置から後処理装置(例えば、バースタ装置)までのオートロード枚数を設定する為に、予想されるオートロード枚数よりも明らかに短い枚数のオートロードを実行して、連続紙プリンタ装置から排出された用紙を後処理装置にセットする。
【0170】
そして、連続紙プリンタ装置で用紙の一枚送り動作を連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となるまで繰り返し実行する。その際、用紙一枚送り動作毎に、カウンタ値をカウントアップしておき、その後、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となって、確定したら次回以降のオートロード長(枚数)を計算する。
【0171】
この場合、第1の計算手段はオートロードされた用紙枚数に前記一枚用紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める。
【0172】
その後、第2の計算手段は前記基本オートロード長と用紙サイズから次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算し、データ格納制御手段は、第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を書き込み可能な不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)に格納する。
【0173】
このようにして、次回以降、不揮発性メモリからデータを読み出してオートロードを行うことにより、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙セット状態が印刷動作を行うために理想的な状態となる。
【0174】
以上のように、後処理装置の新規設置時や変更時に、一度だけオートロードを実行し、その時のデータから、次回以降のオートロード枚数を計算し不揮発性メモリに格納しておくことにより、次回以降のオートロードにおいて、連続紙プリンタ装置と後処理装置間の用紙の弛み量が印刷動作を実施するのに理想的な状態となるような用紙枚数が自動的に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステムの説明図である。
【図2】本発明の実施の形態における装置構成図であり、A図は連続紙プリンタ装置、B図はバースタ装置である。
【図3】本発明の実施の形態における連続紙プリンタ装置の操作パネルの説明図である。
【図4】本発明の実施の形態における連続紙プリンタ装置の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるバースタ装置の操作パネルの説明図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるバースタ装置の機構全体図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるバースタ機構説明図であり、A図はバースタ機構(通常時)、B図はバースタ機構(切断時)、C図はバースト状態検出用光センサである。
【図8】本発明の実施の形態における例1の動作説明図であり、A図は状態1、B図は状態2、C図は状態3を示す。
【図9】本発明の実施の形態における例2の説明図である、A図は状態1、B図は状態2、C図は状態3を示す。
【図10】本発明の実施の形態における例1の処理フローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態における例2の処理フローチャートである。
【図12】オートロード枚数/用紙排出枚数テーブル例である。
【図13】本発明の実施の形態における装置の配置例であり、A図は例1(直列配置)、B図は例2(直角配置)である。
【図14】従来例のシステム説明図である。
【図15】従来例1の動作説明図であり、A図は状態1、B図は状態2、C図は状態3、D図は状態4である。
【図16】従来例2の動作説明図であり、A図は状態1、B図は状態2、C図は状態3、D図は状態4である。
【符号の説明】
1 連続紙プリンタ装置
2 バースタ装置
3 用紙
4 切り換えレバー
5 用紙スタッカ
6 プリンタ制御部
7 ROM
8 操作パネル
13 表面定着器
14 裏面定着器
15 裏面ドラム
16 表面ドラム
17 用紙搬送機構
21 操作パネル
22 バースタ機構
23 用紙搬送機構
24 光センサ
26 バースタ制御部
31 印刷機構
32 用紙搬送制御部
33 印刷制御部
34 通信部
35 フラッシュメモリ
36 RAM
37 用紙搬送制御部
38 バースタ機構制御部
39 ROM
40 通信部
42 ページフィードボタン
43 用紙サイズ設定部
44 オートロードボタン
45 用紙排出ボタン
46 ONボタン
47 OFFボタン
48 スタートボタン
49 ストップボタン
50 確定ボタン
51 液晶表示パネル
52 警報部
53 オンラインボタン
54 一枚切りボタン
55 用紙排出ボタン
56 ページフィードボタン
57 スタートボタン
58 ストップボタン

Claims (3)

  1. 一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置を接続して使用する連続紙プリンタ装置において、
    一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
    前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、前記後処理装置で一枚切断動作が実行された回数を計数する計数手段と、
    前記オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
    前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
    前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段を備えていることを特徴とする連続紙プリンタ装置。
  2. 一枚毎に切断可能な用紙を連ねた連続紙を印刷媒体として使用すると共に、印刷済み連続紙の後処理を行う後処理装置を接続して使用する連続紙プリンタ装置において、
    一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
    前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、連続紙プリンタ装置での一枚紙送り動作が実行された回数を計数する計数手段と、
    前記オートロードされた用紙枚数に、前記一枚紙送り動作が実行された回数分の用紙枚数を足した用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
    前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
    前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段を備えていることを特徴とする連続紙プリンタ装置。
  3. 連続紙プリンタ装置に、
    一枚毎の用紙サイズが予め決められた連続紙に対し、予め設定された用紙枚数分のオートロードを実行させるオートロード制御手段と、
    前記オートロード制御手段によりオートロードされた連続紙に対し、前記後処理装置で一枚切断動作が実行された回数を計数する計数手段と、
    前記オートロードされた用紙枚数から、前記一枚切断動作が実行された回数分の用紙枚数を差し引いた用紙枚数を計算し、該計算結果の用紙枚数と用紙サイズから前記計算結果の用紙枚数分の長さを基本オートロード長として求める第1の計算手段と、
    前記基本オートロード長と用紙サイズから、次回以降の各用紙サイズ毎のオートロード枚数を計算する第2の計算手段と、
    前記第2の計算手段で求めた次回以降のオートロード枚数を、書き込み可能な不揮発性メモリに格納するデータ格納制御手段の機能を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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