JP2007230660A - シート後処理装置及びこれを用いた画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スタッカに収納されたシート束を後続するシートの印刷、装丁処理などの動作を中断することなく随時取り出すことが出来、効率的な後処理が可能であるシート後処理装置を提供する。
【解決手段】スタッカと、このスタッカ上流側のシート束移送経路にシート束を一時的に保持するバッファトレイ手段を設け、このバッファトレイ手段で後続するシート束を一時的に保持する。その手段は、シートを束状に積載するシート積載手段と、シート束を冊子状に綴合わせる後処理手段と、上記後処理手段からのシート束を収納するスタック手段と、上記後処理手段から上記スタック手段にシート束を案内するシート束移送経路とを備える。そしてシート束移送経路に移送中のシート束を一時的に保持するバッファトレイ手段を設け、シート束移送経路に進入してシート束を保持する保持位置とこの経路から退避した退避位置との間で移動自在に構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、印刷機等の画像形成装置から出力されたシートを束状に整合し、その背部を接着剤その他で綴じ合わせて製本するシート後処理装置及びこれを用いた画像形成システムに係わり、順次搬出されるシート束を収納するスタック機構の改良に関する。
一般に、コンピュータ、ワードプロセッサなどで作成した画像を印刷装置で印刷し、この印刷後の一連のシートを束状に整合してステップル綴じ、糊綴じなどを施すシート後処理装置は広く用いられている。このようなシート後処理装置は供給口から給送されたシートを綴じ合わせる製本装置として構成されるか、或いは複写機などの印刷装置の排紙口に付設され、この排紙口からのシートを綴じ合わせる画像形成システムとして知られている。特に最近、各種業務用の冊子などを必要とする都度タイムリーに製本仕上げして出力する画像形成システムがオンデマンド印刷として活用されるに至っている。
従来このような製本装置としては、例えば特許文献1に、画像形成装置の排紙口に第1の製本装置を、その下流側に第2の製本装置をそれぞれ連続して配置し、画像形成装置で印刷されたシートを第1の製本装置でこれを束状に綴じ合わせて排紙スタッカに搬出する。また第1の製本装置で綴じ合わせた束状シートに第2の製本装置で表紙シートを装丁して排紙スタッカに搬出するシステム装置が提案されている。同様に特許文献2には画像形成装置の排紙口に製本装置を配置し、排紙口からの印刷シートを束状に集積してその背部に接着糊を塗布し、このシート束を表紙シートでくるみ綴じして排紙スタッカに収納するシステム装置が提案されている。
このように画像形成装置から搬出された印刷シートを束状に部揃えして綴じ合わせ、或いは表紙シートでくるみ綴じして自動的に装丁する装置は既に知られている。そして束状に装丁したシート束はベルトなどの搬送手段で排紙スタッカに搬出される。この場合排紙スタッカを製本装置の外部にシート束が装置外部に露出するように配置して使用者がこのスタッカから製本処理したシート束を取り出す装置構成と、排紙スタッカを装置内部に配置して使用者が装置からスタッカを引き出してシート束を取り出す装置構成がそれぞれ知られている。
特開2002−283769号公報(図1) 特開2003−292230号公報(図1)
上述のように連続して搬出されるシートを束状に綴じ合わせて冊子状に仕上げる後処理装置においては、連続処理中にオペレータがスタッカから適時シート束を取り出して確認する必要がある。これは例えば表紙シートが正しいか、綴じ合わせ仕様の設定が正しいか、或いは接着工程で確実に綴じ合わせられているかなど仕上がり状態を確認することがある。特に大量の冊子を連続処理する場合には、その初期段階で確認しなければ連続処理した全ての冊子に誤処理を施すことに帰し、また連続処理の途上でも接着不足、落丁など装置動作に異常がないか確認する必要がある。
このようにシート束の仕上がり状態を確認する際、或いは連続処理中に順次仕上がったシート束を取り出す際、前掲特許文献のようにシート束を収納するスタッカが装置外部に配置されている構成では、印刷処理或いは製本処理中であってもスタッカからシート束を取り出すことが可能である。この場合には後続して搬出されるシート束の妨げとならないように配慮してタイミング良く仕上がりシートを取り出すことが要求される。
一方、スタッカを装置内部に内蔵する場合、例えばスタッカを装置フロント側(オペレータの操作側)に引き出す構成にすると装置全体を省スペースでコンパクトに設置することができ操作性も向上する。ところがシート束を取り出す際には製本装置或いは画像形成システム全体を停止しなければ処理中のシート或いはシート束が滞留してしまう問題が生ずる。特に製本装置では例えばシート束に接着糊を塗布する処理途上でオペレータがスタッカを引き出すとこの塗布処理を中断しなければならない。そこで従来例えばオペレータがスタッカを引き出すのを禁止するインターロック手段を設け、これを解除する操作で装置内の各処理を停止させ、再びスタッカが収納可能な状態に復帰するまで装置を中断させる処置を施している。従って、インターロック手段などの機構およびその制御が複雑となり、また装置の稼働効率が低下する問題があった。
そこで本発明は、収納スタッカに収納された仕上がりシートを必要な都度、随時取り出すことが出来、この取り出し動作中にも後続するシートの印刷、装丁処理などの動作を中断、停止する必要がなく、連続して効率的な後処理が可能であるシート後処理装置及びこれを用いた画像形成システムの提供をその主な課題としている。
上記課題を解決するために本発明は、シート束を順次積載収納するスタッカと、このスタッカ上流側のシート束移送経路にシート束を一時的に保持するバッファトレイ手段を設け、スタッカから仕上がりシートを取り出す際にこのバッファトレイ手段で後続するシート束を一時的に保持(ストック)するようにしたものである。従ってその手段は、順次搬出されるシートを束状に積載するシート積載手段と、上記シート積載手段からのシート束を冊子状に綴合わせる後処理手段と、上記後処理手段からのシート束を収納するスタック手段と、上記後処理手段から上記スタック手段にシート束を案内するシート束移送経路とを備える。このような構成においてシート束移送経路に移送中のシート束を一時的に保持するバッファトレイ手段を配置する。また、上記バッファトレイ手段は、シート束移送経路に進入してシート束を保持する保持位置とこの経路から退避した退避位置との間で移動自在に構成し、上記スタック手段からシート束を取り出す際にはバッファトレイ手段が保持位置に位置するように構成する。
次に本発明の画像形成システムは、シート上に画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置の排紙口から搬出されたシートを冊子状に綴合わせて製本するシート後処理装置とから構成する。そしてこのシート後処理装置を上述のように構成する。
本発明は、シート束を綴合わせるシート後処理手段とシート束を収納するスタック手段との間に配置されたシート束移送経路に移送中のシート束を一時的に保持するバッファトレイ手段を設けたものであるから、スタック手段から仕上がりシートを取り出す際には、その動作中に仕上がったシート束をバッファトレイ手段に保持することが出来、製本装置或いは画像形成システムを停止して処理を中断する必要がない。従ってオペレータは仕上がったシート束を後続するシートの処理タイミングに関係なく必要な都度、随時仕上がりシートを取り出すことが出来る。また、この動作中にも後続するシートの印刷、装丁処理などの動作を中断、停止することなく連続した効率的な後処理が可能である。特に上述の連続した効率的な後処理は、シート束を収納するスタック手段を装置本体のフロント側から引き出して仕上がりシートを取り出す装置構成を採用した場合に著しい効果を奏する。
以下図示の好適な実施の態様に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明のシート後処理装置Cをユニットとして内蔵した製本装置Bと、この製本装置Bに印刷シートを給送する画像形成装置Aとから構成された画像形成システムの全体構成図である。図2は製本装置Bの要部拡大説明図であり、図3は製本装置Bのシート束収納部の説明図である。
本発明の画像形成システムは、図1に示すように複写機、プリンタ、印刷機などの画像形成装置Aと、この画像形成装置Aの下流側に付設された製本装置Bとから構成される。図示のものは、更に製本装置Bの下流側にフィニッシャ装置Dが付設されている。まず画像形成装置Aは、給紙部10と印刷部20と排紙部30で構成され、給紙部10は所定の規格サイズで複数のシートが給紙カセット11に収納され、この給紙カセット11にはシートを1枚ずつ分離給送する給紙手段が設けられ、指示されたサイズのシートを給紙経路12に繰り出すようになっている。この給紙経路12には印刷ドラムなどの印刷手段21が配置され、図示のものは静電式印刷装置を示している。
印刷手段(感光体ドラム)21の周囲には現像器24とレーザ発信器22とクリーニングブレード23とが配置され、感光体ドラム21上にレーザ発信器22で静電潜像を形成し、現像器24でトナーを付着させて画像をシート上に転写チャージャ25で転写し、下流側に配置した定着器26で定着する。そしてこのように印刷処理が施されたシートは排紙経路(排紙部)30に送られ排紙口31から搬出されるようになっている。また排紙経路30には循環経路32が連設され片面に印刷を施されたシートをスイッチバックさせて搬送方向を反転した後、印刷部20に表裏反転して循環させる。そして裏面側に印刷を施した後、排紙口31から排出される。この排紙口31には通常シートを積載収容する排紙トレイが配置されるが、本システムでは排紙口31に次の製本装置Bが付設される。
製本装置Bは、画像形成装置Aの排紙口31からシートを受け入れるシート搬入経路40と、このシート搬入経路40からのシートを束状に部揃えして整合するシート積載手段41と、このシート積載手段41からのシート束の一端縁(製本時の背部)に接着糊を塗布して冊子状に綴じ合わせる後処理手段42と、後処理後のシート束を収納するスタック手段43とから構成されている。そして上記シート積載手段41からシート束S1を後処理位置に搬送するグリップ搬送手段44が設けられ、シート積載手段41で略々水平姿勢に集積したシート束S1をこれと直交する鉛直姿勢に方向変換した後、シート束S1の下端縁を後処理位置に位置付ける。後処理手段42はシート束S1をステープル綴じするステープル装置で構成しても良いが、図示のものはシート束S1を表紙シートでくるみ綴じして表装するために、後処理手段42は「接着剤塗布手段45」と、シート束S1と表紙シートとの「綴合せ手段46」とで構成してある。更に図示の後処理手段42は表紙シートと綴じ合わせたシート束S1の周縁をトリミングカットする「裁断手段47」を備えている。
一方、前記シート搬入経路40には表紙シートを給送する表紙シート搬送経路48が分岐して設けられ、この表紙シート搬送経路48はグリップ搬送手段44でシート束S1を搬送する後処理経路49と交差するように配置されている。表紙シート搬送経路48には画像形成装置Aでタイトルなどを印刷された表紙シートが表紙シート搬送経路48を介して後述する交差部Fに供給される。一方この表紙シートは画像形成装置Aと別に準備されたインサータ装置(図示せず)から供給する構成であっても良く、この場合には表紙シート搬送経路48はシート搬入経路40とは別に独立した経路で構成することも可能である。
そして上記表紙シート搬送経路48と後処理経路49との交差部(図示矢視F)には綴合せ手段46が配置されている。この綴合せ手段46は、表紙シート搬送経路48から給送された表紙シートと後処理経路49から給送されたシート束S1を交差部Fで表紙シートのセンターラインにシート束S1の中心が一致するよう逆T字状に接合し、この状態で表紙シートを折り合わせる折ブレード46aと折ロール46bとで構成されている。上記折ブレード46aは交差部Fに左右一対設けられ、それぞれ圧接・離間自在に構成されている。上記折ロール46bは折ブレード46aの下流側に配置され、互いに対向する一対のローラ部材で構成されている。この折ブレード46aと折ロール46bとで逆T字状に突き合わせられたシート束S1と表紙シートとをプレスして背部を形成する。尚図示46cはシャツタプレートであり、上記後処理経路49に進退自在に配置され、交差部Fで前記グリップ搬送手段44によって表紙シートとシート束S1とを接合する際に表紙シートをバックアップ支持する。以下この状態のシート束を冊子状シートS2という。
上記綴合せ手段46の下流側には折り合わせた冊子状シートS2の周縁を裁断する裁断手段47が後処理経路49に配置されている。この裁断手段47は冊子状シートS2を旋回するターンテーブル47aと、冊子状シートS2を圧接保持するプレス手段47cと、冊子状シートS2の周縁をカットする裁断ブレード47bとで構成されている。ターンテーブル47aは上記折ロール46bからの冊子状シートS2をグッリプして旋回し、下流側の裁断位置にシート周辺を例えば天部、地部、小口部の順に位置づけるように構成されている。またプレス手段47cは冊子状シートS2を挟んで対向する台座部材と可動プレス部材とで構成され、裁断位置に冊子状シートS2を固定する。上記裁断ブレード47bは平刃カッタで構成され、裁断位置に固定された冊子状シートS2を切断するようにカッタモータMcで往復動するように構成されている。
このように構成された製本装置Bは、画像形成装置Aの排紙口31から搬出されたシートをシート搬入経路40から順次受け入れてシート積載手段41上に集積して部揃えする。このシート束S1はグリップ搬送手段44で鉛直姿勢に変換され、その下端縁に接着剤塗布手段45で接着糊が塗布され、下流側の綴合せ手段46で表紙シートにくるみ綴じされる。このように装丁された冊子状シートS2は必要に応じて裁断手段47でその周縁をトリミングカットして切り揃えられ、後述するスタック手段43に搬出される。
尚図1に示すように上記表紙シート搬送経路48には排紙経路50が連設され、この排紙経路50にフィニッシャ装置Dが接続してある。このフィニッシャ装置Dは上述の製本処理を施さないシートを画像形成装置Aからシート搬入経路40、表紙シート搬送経路48を経由して排紙トレイ51に収納する。またこのフィニッシャ装置Dには上記製本処理と異なる後処理、例えばステープル綴じ、パンチ穴あけ、捺印スタンプなどの後処理機能(図示せず)を備えることも可能であり、これらの機能ユニットについては種々の機構が知られているので説明を省く。
そこで本発明は上述の後処理手段42(図示のものは「接着剤塗布手段45」と「綴合せ手段46」と「裁断手段47」とで構成されている。)で処理された冊子状シートS2を収納するスタック手段43を以下の構成にしたことを特徴としている。
図3はスタック手段43の全体構成を示す断面図であり、図4はこれに組み込まれたバッファトレイ手段67の移動機構を示す斜視図である。スタック手段43は後処理経路49で後処理された冊子状シートS2を収納する適宜形状(図示のものはボックス形状)のハウジング60と、このハウジング60内に冊子状シートS2を積載保持するメイントレイ61とから構成されている。メイントレイ61は図示のように冊子状シートS2を倒立状態で支持するように水平方向から所定角度傾斜して冊子状シートS2の背面をバックアップ支持している。
一方冊子状シートS2の下端面(背部)はハウジング60の底面部に配置されたキャリアベルト62に支持されている。この冊子状シートS2の背面を支持するメイントレイ61は板状プレートで構成され、図3左右方向に移動可能にハウジング60に支持されている。またキャリアベルト62はベルト部材で構成され、図3左右方向に移動可能に支持されている。つまりハウジング60の底部には図3左右方向にガイドレール(図示せず)が設けてあり、このガイドレールにメイントレイ61が移動可能に嵌合支持されている。そしてハウジング60の底面部には無担ベルトから成るキャリアベルト62が冊子状シートS2の下端面を担持するように配置してあり、このキャリアベルト62に上記メイントレイ61が連結してある。そこでキャリアベルト62を構成する無担ベルトは左右一対のプーリ62a、62bに支持され、一方のプーリにトレイ歩進モータM1(例えば正逆転可能なステッピングモータで構成する。)が連結されている。従ってこのトレイ歩進モータM1を正逆転すればメイントレイ61は図3左右方向に移動することとなり、同時にこのメイントレイ61と同一量ずつキャリアベルト62も左右動することとなる。
そしてこのメイントレイ61とキャリアベルト62を装備したハウジング60は装置フレーム63に図3前後方向、つまり製本装置Bのフロント側(図1紙面表面方向)に引出状に移動可能に支持されている。このハウジング60のフロント側及びリア側への移動はオペレータが手動で移動するように構成され、ハウジング60を装置リア側の所定位置にセットした状態で冊子状シートS2を順次受け入れて収納し、フロント側に引き出してオフセットした状態でメイントレイ61上の冊子状シートS2を取り出せるようになっている。尚このハウジング60の開閉状態は適宜のセンサ手段(図示せず)でハウジング60内のメイントレイ61が収納位置(ホームポジション)に位置するか、それ以外に位置するか(取出位置若しくは移動途中)検出されるようになっている。以下このセンサ手段をメイントレイセンサ61S(図5参照)という。
一方上記ハウジング60には、前述の後処理手段42の下流側に配置された冊子状シートS2の受入口64が設けられている。後処理手段42は前述のように後処理経路49に配置され、この後処理経路49の出口端には束搬出ローラ65が設けられ、上記受入口64はこの束搬出ローラ65から冊子状シートS2をハウジング60内に受け入れる位置に設けられている。尚図示のハウジング60は図3上面全体が開放されている。そこで、後処理手段42の最終処理部(図示のものは裁断手段47)から冊子状シートS2をメイントレイ61の最上部に案内するシート束移送経路66が図示位置に配置されている。
上記シート束移送経路66には次のバッファトレイ手段67とガイド部材68が設けられ、ガイド部材68は上記束搬出ローラ65からの冊子状シートS2をメイントレイ61の最上位に案内するように構成される。バッファトレイ手段67はメイントレイ61と同様に冊子状シートS2の背面を支持するトレイ部材(以下サブトレイという)で構成されている。またガイド部材68は受入口64から落下する冊子状シートS2をメイントレイ61側に案内する傾斜面68aを備えている。
従って前記シート束移送経路66は受入口64から冊子状シートS2が自由落下する経路で構成され、この経路内に傾斜面68aを有するガイド部材68が配置される。この傾斜面68aに沿って冊子状シートS2はメイントレイ61の最上位(トレイに積載されている冊子状シートS2の最上部)に案内されることとなる。このガイド部材68が冊子状シートS2をメイントレイ61側に移送する移送手段を構成し、同時に受入口64から冊子状シートS2をサブトレイ67に移送する。
また上記サブトレイ67は上記シート束移送経路66内に次のように進退自在に配置され、その移動機構は図4に示すようにサブトレイ67は装置フレームにシート束移送経路66のシート移送方向と直交する方向(前記ハウジング60の移動方向と同一方向)にスライド移動可能に支持されている。そしてその移動方向に配置した駆動ベルト69にサブトレイ67は固定され、この駆動ベルト69のプーリ69aには正逆転駆動モータM2が連結されている。この駆動モータM2でサブトレイ67はシート束移送経路66内の保持位置と、このシート束移送経路66から退避した退避位置との間で移動制御される。図示67Sはサブトレイセンサであり、サブトレイ67のホームポジション(図示のものは保持位置)を検出するように配置されている。このサブトレイセンサ67Sからの信号でサブトレイ67を以下のように位置制御する。
図5は製本装置Bの制御CPU71の構成を示すブロック図であり、上記サブトレイ67の移動に係わる制御部のみを示している。制御CPU71にはROM72とRAM73とタイマユニット74が内蔵されている。そしてROM72には図6または図10に示す動作手順に対応する制御プログラムが格納され、制御CPU71はROM72に格納された制御プログラムを読み出し、実行して後述する各部の制御を行う。このとき制御CPU71はRAM73に記憶された制御データ(各後処理動作の基準データなど)を読出し、タイマユニット74は各部の動作時間などの計測を行うように構成されている。そして制御CPU71の入力ポートにはサブトレイ67の前記サブトレイセンサ67S等が接続されている。また、制御CPU71の出力ポートにはサブトレイ67の駆動モータM2の駆動回路が接続されている。また、制御CPU71はシリアルインターフェイス部(I/O)75を備えており、画像形成装置Aの制御部と制御データと制御信号の授受を行うようになっている。
そこで図6に基づいて上記制御プログラムの動作手順を説明する。先に説明した後処理手段42では、その最終工程として表紙シートにくるみ綴じされた冊子状シートS2は、裁断手段47でその周縁をトリミングカットされている。このすべての予定(設定)された後処理が完了すると、上記制御CPU71は「冊子状シートのスタック手段への搬入」「冊子状シートのサブトレイ保持」「メイントレイの状態判断」「サブトレイからメイントレイへの移送」「サブトレイの保持位置復帰」の順に以下のように制御する。
「冊子状シートのスタック手段への搬入」
まず制御CPU71は、上述の後処理手段42の動作タイミング、例えば前記裁断手段47の動作終了信号を受けて束搬出ローラ65を回転させる(図6に示すS101;以下同様)。すると冊子状シートS2は接着剤が塗布された端縁(背部)を下にした略鉛直姿勢で図7(a)に示す状態で受入口64に送られる。その後冊子状シートS2は同図(b)に示す状態で束搬出ローラ65から離脱し、その下端縁(背部)はガイド部材68上に落下し、前記ハウジング60内に進入する。制御CPU71は冊子状シートS2がハウジング60内に進入する見込み時間「T1秒」(S102)の後、束搬出ローラ65を停止(S103)する。
「冊子状シートのサブトレイ保持」
このときサブトレイ67は図7(b)のシート束移送経路66内の保持位置に位置している。そして下端面(背部)がガイド部材68に突き当たった冊子状シートS2は傾斜面68aに沿って同図左方向に移動し、図8(a)の状態でサブトレイ67上に保持される。
「メイントレイの状態判断」
次に制御CPU71は「メイントレイ61が収納位置にセットされているか否か」をメイントレイセンサ61Sからの信号で判断する(S104)。この判断は前述のメイントレイ61に配置されたメイントレイセンサ61Sが収納位置(ホームポジション)に位置するときはON状態、それ以外の取出位置又は移動途中のときはOFF状態であるため、このメイントレイセンサ61Sからの信号で判断する。
「サブトレイからメイントレイへの移送」
上記判断でメイントレイセンサ61SがON状態のときには、制御CPU71はサブトレイ67を保持位置から退避位置に移動する。図6に示すように制御CPU71は前述の駆動モータM2を起動(ON)する(S105)。この駆動モータM2の回転でサブトレイ67は駆動ベルト69を介してシート束移送経路66の保持位置(ホームポジション)から経路外の退避位置方向に移動する。その後、このサブトレイ67が退避位置に移動する見込み時間「T2秒」(S106)の後に駆動モータM2を停止(OFF)(S107)する。このサブトレイ67の保持位置から退避位置への移動でサブトレイ67に保持されている冊子状シートS2は図8(b)に示すようにメイントレイ61に受け渡される。
一方、上記ステップS104でメイントレイ61が収納位置にセットされていない(メイントレイセンサ61SがOFF状態)ときには、制御CPU71はサブトレイ67をホームポジションであるシート束移送経路66内の保持位置に維持する。制御CPU71はこのサブトレイ67が保持位置に位置付けられているのをサブトレイセンサ67Sで確認した後、制御CPU71は上記ステップ101に戻り、前記束搬出ローラ65を駆動回転して後続する冊子状シートS2をサブトレイ67上に積み重ねて保持する。
尚、上記動作でメイントレイセンサ61SがOFF状態となるときは例えばオペレータが前記ハウジング60を装置フロント側に引き出し、メイントレイ61は取出位置或いはその移動途中のときである。また、サブトレイ67上には予め設定した数部の冊子状シートS2を保持するスペースが確保されている。
次に制御CPU71は前記ステップS104で「メイントレイ61が収納位置にセットされた段階」で上記ステップS105からステップS107を実行する。この動作でサブトレイ67は保持位置から退避位置に移動し、保持されている冊子状シートS2をメイントレイ61上に引き渡す。従って、制御CPU71はメイントレイ61が収納位置に復帰(再セット)するまで順次受入口64に搬出される冊子状シートS2をサブトレイ67上に保持し、メイントレイ61が再セットされたとき、それまで保持していた冊子状シートS2をサブトレイ67からメイントレイ61に引き渡すこととなる。
「サブトレイの保持位置復帰」
次いで制御CPU71は上記ステップS105〜S107の動作で保持位置から退避位置に移動したサブトレイ67を保持位置に移動セットする。これは駆動モータM2を先と逆方向に回転駆動(S108)する。そして制御CPU71はサブトレイセンサ67Sがホームポジション(保持位置)を検出(S109)したセンサのON信号で駆動モータM2を停止(S110)する。尚、上記動作の過程で制御CPU71はメイントレイ61の前記トレイ歩進モータM1を制御してメイントレイ61上に積載される冊子状シートS2の厚さ量に応じて図8(b)左方向にメイントレイ61を後退歩進させる。
以上の動作でハウジング60が製本装置Bに装着されメイントレイ61がシート束移送経路66に対応する位置(収納位置)に位置するときには、サブトレイ67は、冊子状シートS2の搬入の都度、シート束移送経路66の保持位置(サブトレイセンサ67SのON位置)とシート束移送経路66から退避した退避位置との間の移動を繰り返してメイントレイ61に冊子状シートS2を引き渡して収納する。また、メイントレイ61が収納位置にないとき(取出位置又はその移動途中)にはサブトレイ67は保持位置でシート束移送経路66に搬入される冊子状シートS2を受け取り保持する。その後メイントレイ61が収納位置に復帰(再セット)するとメイントレイセンサ61SのON信号でサブトレイ67は保持位置から退避位置に移動し、保持している冊子状シートS2をメイントレイ61に引き渡すこととなる。
次に図9に示すものは図3に示すバッファトレイ手段(サブトレイ)の構造を異ならせた実施形態を示す。図3と同一の構成については同一符合を付して説明を省略する。図示のものはバッファトレイ手段を昇降レバー80と開閉ストッパ81とで構成する場合である。先のものと同様にハウジング60にはメイントレイ61が図示左右方向に移動自在に装備してあり、このハウジング60の受入口64にはシート束移送経路66が配置してある。そしてこのシート束移送経路66には先と同様に傾斜面68aを有するガイド部材68が設けてある。そこで上記シート束移送経路66には冊子状シートS2の背面上部を支持する昇降レバー80と背面下部を支持する開閉ストッパ81が次のように設けられている。
まず、昇降レバー80は装置フレームに形成したガイド溝に沿って保持位置(図示実線)と退避位置(図示鎖線)との間で移動可能に支持されている。この保持位置は昇降レバー80が上記シート束移送経路66を移動する冊子状シートS2と係合して保持する位置に配置され、退避位置は移動する冊子状シートS2から離間した位置に配置されている。また、開閉ストッパ81は例えば前記ガイド部材68の傾斜面68aに回動自在に支持され、この傾斜面68aに沿って移動する冊子状シートS2の背面を係止する保持位置(図示実線位置)と傾斜面68aに埋没した退避位置(図示鎖線位置)との間で移動可能に支持されている。
そして上記昇降レバー80と開閉ストッパ81には図示しない駆動モータM3が連結され、その一方向回転で、昇降レバー80と開閉ストッパ81とは鎖線位置(退避位置)から保持位置にそれぞれ移動し、駆動モータM3の逆方向回転で保持位置から退避位置に移動するように連結されている。このような構成で、前述の駆動モータM2と同様に上記駆動モータM3を駆動制御する。この場合の駆動モータM3の制御は前述の図5に示す構成と同一構成で制御すれば良い。
また前記図6のフローチャートに従った制御も可能であるが、次のように制御しても良い。つまり図10に示すフローチャートに従ってこれを説明すると、図6に示す先のものはメイントレイ61が収納位置のときにもバッファトレイ手段であるサブトレイ67が搬入された冊子状シートS2を一旦受け取り、その後メイントレイ61にこの冊子状シートS2を引き渡す動作である。これに対し図10に示すものはメイントレイ61が収納位置のときにはバッファトレイ手段(昇降レバー80と開閉ストッパ81)はシート束移送経路外の退避位置に待機し、メイントレイ61が収納位置にないとき(前記ハウジング60が引き出されたとき、あるいは引き出された途中位置にあるとき)バッファトレイ手段80、81がシート束移送経路66の保持位置に移動する動作である。以下図10のフローチャートに従って説明する。
「冊子状シートのスタック手段への搬入」
前述のものと同様に、制御CPU71は、後処理手段42の動作タイミング信号(排紙指示信号(S120))を受けて束搬出ローラ65を回転させる(S121)。この回転で冊子状シートS2は略々鉛直姿勢で受入口64に送られ、前記ハウジング60内に進入する。制御CPU71は冊子状シートS2がハウジング60内に進入する見込み時間「T1秒」(S122)の後、束搬出ローラ65を停止(S123)する。
「メイントレイの状態判断」
次に制御CPU71は、上記排紙指示信号から所定時間「T1秒」が経過(S122)した段階で「メイントレイ61が収納位置にセットされているか否か」を判断(S124)する。この判断は前述のものと同様にメイントレイセンサ61Sからの信号の「ON」「OFF」で判断する。
「バッファトレイ手段の動作(1)」
上記判断で「メイントレイ61が収納位置にセットされている」ときには制御CPU71は昇降レバー80と開閉ストッパ81(以下両者をバッファトレイ手段という)が保持位置にあるか否か(S125)を判断する。そしてバッファトレイ手段80、81が保持位置のときには制御CPU71は前述の駆動モータM3を起動(ON)する(S126)。この駆動モータM3の回転でバッファトレイ手段80、81はシート束移送経路66の保持位置(ホームポジション)からシート束移送経路外の退避位置方向に移動する。その後、このバッファトレイ手段80、81が退避位置に移動する見込み時間「T2秒」経過後(S127)に駆動モータM3を停止(OFF)(S128)する。このバッファトレイ手段80、81の保持位置から退避位置への移動で保持されている冊子状シートS2はメイントレイ61に受け渡される。また、上記ステップS125の判断で「バッファトレイ手段が保持位置にない」ときには制御CPU71はバッファトレイ手段80、81をその状態を維持する。そして制御CPU71は次の冊子状シートS2の搬出に備え、その排紙指示信号を待つステップS120に戻る。尚、上記動作で前記バッファトレイ手段80、81には保持位置(ホームポジション)を検出するセンサ手段が配置してあり、制御CPU71はこのセンサ手段からの信号で判断する。
「バッファトレイ手段の動作(2)」
上記ステップS124の判断で「メイントレイ61が収納位置にセットされていない」ときには、制御CPU71はバッファトレイ手段80、81が保持位置にあるか否かを判断(S129)する。そしてバッファトレイ手段80、81が「保持位置」のときには制御CPU71はその状態を維持し、制御CPU71は次の冊子状シートS2の搬出に備え、その排紙指示信号を待つステップS120に戻る。また制御CPU71は上記ステップS129の判断で「保持位置に位置しない(退避位置)とき」にはバッファトレイ手段80、81を保持位置に移動する。この動作は制御CPU71が前述の駆動モータM3を先と逆方向に回転駆動(S130)する。そして制御CPU71はセンサ手段がホームポジション(保持位置)を検出(S131)したホームポジションセンサのON信号で駆動モータM3を停止(S132)する。そして制御CPU71は次の冊子状シートS2の搬出に備え、その排紙指示信号を待つステップS120に戻る。
この動作でバッファトレイ手段80、81はシート束移送経路66で保持位置に位置付けられ搬入する冊子状シートS2を昇降レバー80と開閉ストッパ81で係止して保持することとなる。この場合上記動作の過程で制御CPU71はメイントレイ61の前記トレイ歩進モータM1を制御して積載される冊子状シートS2の厚さ量に応じてメイントレイ61を後退歩進させることは前述のものと同様である。
以上本発明を詳述したが、本発明にあって後処理手段はシート束を表紙シートでくるみ綴じする場合を示したが、表紙シートで表装することなく単にシート束を綴じ合わせても良く、またシート束を綴じる手段としては接着剤塗布手段に代えてステープル綴じ手段、或いは感熱性の接着テープで加熱綴じしても良いことは勿論である。また、前述の後処理手段は「接着剤塗布手段」「綴合せ手段」「裁断手段」とで構成する場合について説明したが、この裁断手段を備えない装置或いは冊子状に装丁したシート束の周縁を断裁しない動作モードであっても上述の本発明の構成に何等変わりはなくそれぞれ採用可能である。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの概略構成図。 図1のシステムにおける製本装置の要部を示す断面図。 図2の装置におけるスタック手段の構成を示す説明図。 図2の装置におけるバッファトレイ手段の移動機構を示す説明図。 図2の装置における制御構成を示すブロック図。 図2の装置における制御動作を示すフローチャート。 メイントレイに冊子状シートを収納する状態説明図であり、(a)は搬入された状態を示し、(b)は収納された冊子状シートの状態を示す。 メイントレイが経路内に再セットされた状態における冊子状シートの状態の説明図であり、(a)はサブトレイに冊子状シートが保持された状態、(b)はサブトレイからメイントレイに冊子状シートを移送する状態をそれぞれ示す。 図3の装置におけるバッファトレイ手段の異なる実施形態を示す説明図。 図9の装置における制御動作を示すフローチャート。
符号の説明
40 シート搬入経路
42 後処理手段
43 スタック手段
49 後処理経路
61 メイントレイ
61S メイントレイセンサ
62 キャリアベルト
65 束搬送ローラ
66 シート束移送経路
67 サブトレイ
67S サブトレイセンサ
68 ガイド部材
68a 傾斜面
80 昇降レバー
81 開閉ストッパ
S1 シート束
S2 冊子状シート

Claims (7)

  1. 順次搬出されるシートを束状に積載するシート積載手段と、
    上記シート積載手段からのシート束を冊子状に綴合わせる後処理手段と、
    上記後処理手段からのシート束を収納するスタック手段と、
    上記後処理手段から上記スタック手段にシート束を案内するシート束移送経路と、を備えたシート後処理装置において、
    上記シート束移送経路に配置され移送中のシート束を一時的に保持するバッファトレイ手段を設けたことを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記後処理手段は、前記シート積載手段からのシート束を冊子状に綴じ合わせるシート綴合せ手段と、このシート綴合せ手段で綴合わせた冊子状シートの周縁を裁断する裁断手段とから構成されることを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記バッファトレイ手段は、前記後処理手段から前記スタック手段にシート束を移送するシート移送手段を備え、
    このシート移送手段は、前記後処理手段からのシート束を前記スタック手段上に積載されているシート束の最上位に案内するガイド部材で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記スタック手段は、シート束を収納する収納位置と収納されたシート束を取り出す取出位置との間で移動可能に装置フレームに取付けられ、
    前記バッファトレイ手段は、前記シート束移送経路に進入する保持位置と該シート束移送経路から退避した退避位置との間で移動自在に構成され、
    このバッファトレイ手段は、上記スタック手段が上記取出位置のとき上記保持位置に位置付けられることを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載のシート後処理装置。
  5. 前記バッファトレイ手段は、前記シート束移送経路にシート移送方向と直交する左右方向若しくは上下方向に移動自在に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のシート後処理装置。
  6. 前記スタック手段はシート束を所定角度傾斜した倒立姿勢で積層状に収納するメイントレイで構成され、
    前記シート束移送経路は、前記後処理手段からシート束を上記メイントレイに向けて落下移送する経路で構成され、
    前記バッファトレイ手段は、上記落下移送する経路中でシート束を一時的に係止するサブトレイで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかの項に記載のシート後処理装置。
  7. シート上に画像を形成する画像形成装置と、
    上記画像形成装置から搬出されたシートを冊子状に綴合わせて製本するシート後処理装置とから構成され、
    上記シート後処理装置は請求項1乃至6の何れかの項に記載の構成を備えていることを特徴とする画像形成システム。
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