JP5121500B2 - 発券機 - Google Patents

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本発明は、発券機に係り、特に、有価証券相当のロール紙を取り扱う発券機に関する。
発券機で使用するロール紙は、その先端(始端)部分をある程度の長さで装填者の手で破られて発券機に装填され、装填されたロール紙は、発券機により裁断される(以下、始端処理とする)。この始端処理された券は、発券機の都合により、必ずしも一定の長さで裁断されず、その発券機で取り扱う長さ(規定長)よりも長めに裁断されて、廃券処理(例えば、廃券マークの印刷や穴あけ)して発券機の外部に排出されるものもある。また、ロール紙が無くなり次第、新しいロール紙に切り替えることができるロール紙の複数巻を装填することが可能な発券機では、装填作業及び始端処理は装填するロール紙分必要となる。
また、ロール紙の使い終わりを処理する(以下、終端処理とする)場合は、ロール紙がある程度の残量になった際、発券機はロール紙の残量不足を検知し、その旨を表示装置に表示して、所定の残量で発券業務を停止する。複数巻のロール紙を装填することができる発券機においても、ロール紙がある程度の残量になると、裁断、回収されて次の新しいロール紙に切り替えられるが、この切り替え作業のため発券業務を停止しなければならない。そこで、特許文献1には、ロール紙の継目部を検知することにより、発券業務の停止を防止するロール紙を用いた発券機に関する技術が記載されている。
特願昭62−123025号公報
しかしながら、特許文献1では、ロール紙の継目が検知できるような特殊なロール紙を必要とするため、ロール紙のコスト増を招くという問題がある。
また、有価証券相当のロール紙を扱う発券機では、始端及び終端処理で排出される券は、係員により破って廃棄されるか、シュレッダー等の裁断機により裁断されて処分しなければならない。それは、始端及び終端処理で排出された廃券処理を施されない券が、規定長以上である場合、規定長の長さに裁断し証券として有効な印刷を施すことで、不正利用が可能である等、セキュリティ上の問題を生じる恐れがあるからである。
本発明の目的は、始端及び終端処理で生ずる廃券や残券を、発券機により券の規定長よりも短く裁断することにより、廃券や残券の不正利用を防止する発券機を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の発券機は、好ましい例では、ロール紙を所定長に裁断して券を作成し、該券を発券口へ搬送路上に搬送して発券する発券機において、該搬送路上に該ロール紙又は該券を所定の方向に搬送する搬送駆動手段と、該搬送路上に搬送される該ロール紙を裁断する裁断部と、該裁断部に対して該発券口の側に設置され、該ロール紙の幅方向の両端部に配置された2つのセンサにより該ロール紙の始端部を検知する第1の検知部と、該裁断部に対して該ロール紙側に設置され、該ロール紙の終端部を検知する第2の検知部と、該裁断部により所定長未満に裁断された該ロール紙を、廃券として回収するための該搬送路に連結された回収箱と、該第1の検知部により該ロール紙の始端部を検知した場合、該ロール紙の始端部と該裁断部との距離が該券の所定長よりも短くなる位置に該ロール紙を該搬送駆動手段によって搬送し、該裁断部により該ロール紙が搬送された位置で該ロール紙を裁断するよう制御する制御部とを有し、該回収箱は、該裁断部を挟んで該発券口側に設けられ該ロール紙の始端部側の廃券を回収する第1の回収箱と、該裁断部を挟んで該発券口側と反対側に設けられ該ロール紙の後端部側の廃券を回収する第2の回収箱とによって構成され、該搬送駆動手段は、該券を搬送するためのモータを含み、該裁断部は、該第1の検知部又は該第2の検知部との距離が該券の所定長となる位置に設置され、該制御部は、該第1の検知部又は該第2の検知部が該ロール紙の始端部又は終端部を検知した場合、該ロール紙の搬送を一旦停止した後、該搬送駆動手段によって該ロール紙が発券口と逆方向又は同方向に搬送して、該裁断部と該第1の検知部又は該第2の検知部との距離が該券の所定長よりも短くなる位置に該ロール紙を搬送し、該裁断部によって該ロール紙を裁断し、該第1の回収箱又は該第2の回収箱に回収するよう制御するように構成することができる。
また、好ましい例では、該裁断部により所定長に裁断された該ロール紙を所定の位置へ待機させるための該搬送路に連結された待機部を有し、該制御部は、該第1の検知部により該ロール紙の始端部を検知した場合、該搬送駆動手段によって該待機部に待機させた該券を発券口へ搬送するよう制御するように構成することができる。
本発明によれば、始端及び終端処理で生ずる廃券や残券を、発券機により券の規定長よりも短く裁断することにより、廃券や残券の不正利用を防止する発券機を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施例による発券機の構成例を示す図である。
発券機は、一例として、鉄道で使用される切符を発券する装置であり、発券機に装填されたロール紙を予め決められた規定の長さ(以下、規定長)に裁断し、裁断されたロール紙(券)を、発券口に搬送することによって発券を行う。
発券機は、ロール紙装填部1及び排出処理部2を有する。さらに、ロール紙装填部1には、ロール紙4及び制御装置50が備えられている。制御装置50は上位装置51と接続されており、発券処理(印刷内容等の命令)に必要な指示はこの上位装置51から命令され、その命令を制御装置50が受け、発券動作と処理の制御を行う。尚、上位装置51は、キーボード等の入力が可能な周辺機器が含まれる。
次に、ロール紙4の装填から発券までの一連の動作について説明する。発券機に装填されたロール紙4は、ロール紙装填部1の内部を搬送され、規定長に裁断できる位置で停止し、停止後、カッタで裁断されて規定長の券となる。その券は、ロール紙装填部1内を通過し、排出処理部2まで搬送され、上位装置51から命令された内容に従い、排出処理に移る。排出処理は、上位装置51から各処理の命令が出され、この命令を制御装置50が受けた後、命令された処理(印刷や磁気書き込み)を行って、排出位置まで処理された券を搬送し、発券処理を終了する。
図2は、本実施例による発券機のロール紙装填部1の構成例を示す図である。
ロール紙装填部1は、前回収箱6、回収切替制御機7、搬送用モータ8、切換ガイド制御機9、後回収箱11、カッタ16、センサ17、18、30、31、32、一時待機部19、一時待機部搬送モータ20、搬送ローラ22、23、24、25、26、27、28、29及び制御装置50を有する。
センサ17、18は、ロール紙4の始端等の位置を検知し、カッタ16との距離が券の規定長となる位置に設けられている。センサ32は、ロール紙4の終端等の位置を検知する。搬送ローラ22、23、24、25、26、27、28、29は、ロール紙4またはロール紙4が裁断された状態である券を搬送路上に搬送する。駆動源として搬送用モータ8は、搬送ローラ27、28、29を駆動する。モータの回転方向は、逆回転も可能であり、搬送ローラによってロール紙または券を矢印AまたはB方向へ搬送する。すなわち、搬送ローラ27、28、29及び搬送用モータ8によって搬送駆動手段が構成されている。カッタ16は、ロール紙4を裁断する装置であり、センサ17,18との距離が券の規定長となる位置に設けられている。前回収箱6は、カッタ16で裁断されたロール紙4を回収する箱であり、カッタ16より矢印A方向の位置に設けられている。後回収箱11は、カッタ16で裁断されたロール紙4を回収する箱であり、カッタ16よりも矢印B方向の位置に設けられている。一時待機部19は、裁断された券を直ぐに発券口に搬送せずに一時的に待機させる領域である。一時待機部19に退避した券は、廃券処理(詳細は後述)中でも、発券の動作を停止しない場合に使用する。廃券処理を実施中に、一時待機部搬送モータ20を駆動して、排出処理部2に退避した券を搬送する。さらに、新しいロール紙を装填する場合、発券機を停止することなく発券を継続したい場合にも使用することができる。この動作は、搬送ローラ25,26,27,28,29を搬送用モータ8で駆動させ、一時待機部19の搬送ローラ22,23,24を一時待機部搬送モータ20を駆動させ、さらに、一時待機部19と、通常の券の搬送との合流部の搬送を、排出処理部2が受け持つことで可能となる。一時待機部搬送モータ20は、搬送ローラ22、23、24、25、26を駆動する駆動装置である。制御装置50は、センサ17、18がロール紙4の始端を検知すると、搬送用モータ8を逆回転させて、ロール紙4をセンサ17、18とカッタ16との距離が規定長以下になる位置まで矢印B方向へ搬送し、搬送されたその位置でカッタ16により裁断するよう制御する。また、制御装置50は、センサ17、18がロール紙4の始端を検知すると、一時待機部19に待機させておいた券を発券口80へ搬送するよう制御する。制御装置50は、CPUを有し、所定のプログラムがCPUで実行されることによってこれらの機能を実現する。
図3は、ロール紙4の始端の検知について説明するための図であり、カッタ16を中心とした部分を発券機の上面から示した図である。
センサ17,18は、ロール紙4の幅方向の両端部に配置される。この配置により、ロール紙4の始端部分がいかなる形状であっても、ロール紙4の搬送を停止する制御が可能となり、また、搬送されたロール紙4の始端部分の形状を判別することができる。
例えば、センサ17よりもセンサ18の方が早くロール紙4を検知した場合は、ロール紙4の始端形状は、図3の破線で示した形状と判別できる。また、センサ17とセンサ18が同時にロール紙4を検知した場合は、ロール紙4の始端形状は、直線であると判別できる。センサ17又はセンサ18の何れかがロール紙4を検知した時点で、搬送用モータ8を停止し、カッタ16でロール紙4を裁断すれば、ロール紙の全長を一定にしてロール紙4の始端の裁断処理を行うことができる。
センサ17及びセンサ18がこのような配置でない場合、例えば、センサ17あるいは、センサ18の何れか一方しか配置されない場合だと、図3のような始端の形状のロール紙が搬送された場合、ロール紙4の最先端の検知が遅れてしまい、搬送時間が長くなり、その分、券が長く裁断される。その結果、裁断された券が、前回収箱6に収まらない状態が生じてしまう。
以上から、センサ17とセンサ18を図3のような配置にすることにより、適正な長さでロール紙4を裁断することが可能となる。
次に、図2及び図3を用いて、ロール紙4の始端及び終端の処理の動作について説明する。
まず、ロール紙4の始端処理の動作について、図2を用いて説明する。ロール紙4を発券機に装填すると、搬送用モータ8が回転し、搬送ローラ29にロール紙4の始端がロール紙装填部1の搬送路に搬送される。ロール紙4は、搬送ローラ28,29で搬送されるロール紙4の始端が、センサ17又はセンサ18に到達するまで搬送される。次に、ロール紙4の始端が、センサ17又はセンサ18に到達した時、搬送用モータ8を停止し、カッタ16にて裁断する。このとき、センサ17,18は、その発券機で取り扱う長さ(規定長)位置となっていることから、始端の裁断を行う前に、制御装置50は、搬送用モータ8を逆回転させ、所定の量を戻す制御を行った後、搬送用モータ8を停止させ、カッタ16にて裁断を行う。次に、回収切替制御機7を切り替え、搬送ローラ8を駆動し、裁断した始端券を前回収箱6に回収し、始端券の処理を終了する。
処理の終了後、上位装置51より発券指示があれば、制御装置50は、その指示に従い発券動作を開始する。発券動作は、まず、搬送用モータ8を駆動し、センサ17又はセンサ18のいずれかがをロール紙の先端を検知するまで、搬送ローラ27、28、29によりロール紙4を搬送する。センサ17又はセンサ18のいずれかがロール紙4の先端を検知すると、搬送用モータ8を停止し、カッタ16にて裁断する。裁断された券は、再び搬送用モータ8を駆動して搬送ローラ25,26,27により排出処理部2まで搬送される。
図4は、ロール紙を裁断する始端からの長さの制御、及び廃券処理の動作について説明するための図であり、画面61乃至63は、上位装置51が備える入力部の画面を示している。ロール紙4は、製造上の都合により、始端から所定の位置まで糊付け等が施されている場合がある。この部分の使用を避ける場合における廃券処理の制御について説明する。
まず、ロール紙を裁断する始端からの長さを登録する処理について説明する。画面61により使用するロール紙は新品か使用済であるかを選択する。選択後、画面62に移行し、発券機で取り扱うロール紙を裁断する長さ(券の長さ)を入力する。本実施例では、券の長さを50mmとした例である。券の長さを入力後、ボタン65を押す。
画面63に移行し、廃券したいロール紙4の位置をロール紙4の先端からの長さで入力する。例えば、のり付けされていて使用したくない部分の長さを測定しておき、画面63により入力する。(例として350mmと入力)入力後、ボタン64を押して、登録を完了する。登録の完了と同時に、長さ情報が、上位装置51から制御装置50に送信され、長さ情報を記憶する。尚、画面61で、使用済品のロール紙4を選択した場合は、一時的に登録情報を抹消し、制御装置50に転送し、画面61に戻る。
次に、制御装置50に始端からの長さ情報が記憶された後の廃券処理の動作について説明する。始端処理を行った後、センサ17及びセンサ18の検知回数をカウントする。始端処理をした時点で、カウントを0とし、入力した長さ情報、ここでは、画面63で入力した350mmを画面62で入力した50mmで除算し、その結果をカウント情報とする。本実施例では、350÷50=7となり、カウント情報を7とする。次に、カウント情報が7になるまで、通常の発券動作を行い、カウント情報が7となった時点で、上位装置51からの発券命令を受付ないようにし、廃券動作に切り替える。廃券動作では、券の長さは通常の長さよりも短くする必要があるため、搬送用モータ8を一定量逆転させ、通常の長さよりも券を短くして、カッタ16で裁断し、回収切替制御機7を切り替えて、前回収箱6へ券を回収する。この時、廃券処理は、使用不可としたい部分に余裕を持たせる目的で、同じ動作を複数回繰り返してもよい。この回数は、上位装置51からの入力、または、制御装置50に予め規定値として入力する。以上の廃券処理が終了すると、上位装置51からの発券命令を受け付けて通常の発券動作に移行する。
次に、ロール紙4の終端処理の動作について説明する。ロール紙4の終端がセンサ31を通過すると、センサ31はロール紙4の終端の通過を検知し、制御装置50は、この検知により、ロール紙4が終端であると判定する。ロール紙4がこの状態からさらに発券で使用され、センサ30がロール紙4の終端を検知すると、制御装置50は、発券動作を停止し、ロール紙4の終端処理を開始する。
まず、終端処理は、センサ32が、ロール紙4の終端を検知するまで、搬送用モータ8を駆動して、センサ17又はセンサ18が券の先端を検知するまで搬送ローラ27、28,29にて搬送する。センサ17またはセンサ18に到達した場合は、カッタ16でロール紙4を裁断し、搬送用モータ8及び一時待機部搬送モータ20を駆動し、さらに、切替ガイド制御機9を切り替えて、搬送ローラ22、23、24,26,27により裁断したロール紙4が一時待機部19へ搬送される。カッタ16で裁断された後部分の残券は、そのまま後回収箱11に回収する。また、一時待機部19へ搬送される券は、センサ22が券の先端の通過を検知するまで搬送され、センサ22の通過を検知後、搬送用モータ8、一時待機部搬送モータ20を停止させ、券は一時待機部19に待機されて終端処理を終了する。
尚、センサ17及びセンサ18が券の先端を検知し、センサ32が終端を検知していない場合は、前述と同様の処理を行った後、再度、センサ32が終端を検知するまでロール紙4を搬送し、終端検知後、搬送モータ8を停止し、カッタ16により裁断し、回収切替制御機7を切り替えて、前回収箱6、後回収箱11にそれぞれ裁断した券を回収し、終端処理を終了する。また、一時待機部19に待機させる券を搬送できるようにするためには、センサ30がロール紙の終端を検知した後、取り扱う券の長さ(規定長)に裁断できるようにロール紙が残るようにセンサ30とセンサ32を配置する。
図4は、ロール紙を裁断する始端からの長さの制御、及び廃券処理の動作について説明するための図であり、画面61乃至63は、上位装置51が備える入力部の画面を示している。ロール紙4は、製造上の都合により、始端から所定の位置まで糊付け等が施されている場合がある。この部分の使用を避ける場合における廃券処理の制御について説明する。
まず、ロール紙を裁断する始端からの長さを登録する処理について説明する。画面61により使用するロール紙は新品か使用済であるかを選択する。選択後、画面62に移行し、発券機で取り扱うロール紙を裁断する長さ(券の長さ)を入力する。本実施例では、券の長さを50mmとした例である。券の長さを入力後、ボタン65を押す。
画面63に移行し、廃券したいロール紙4の位置をロール紙4の先端からの長さで入力する。例えば、のり付けされていて使用したくない部分の長さを測定しておき、画面63により入力する。(例として350mmと入力)入力後、ボタン64を押して、登録を完了する。登録の完了と同時に、長さ情報が、上位装置51から制御装置50に送信され、長さ情報を記憶する。尚、画面61で、使用済品のロール紙4を選択した場合は、一時的に登録情報を抹消し、制御装置50に転送し、画面61に戻る。
次に、制御装置50に始端からの長さ情報が記憶された後の廃券処理の動作について説明する。始端処理を行った後、センサ17及びセンサ18の検知回数をカウントする。始端処理をした時点で、カウントを0とし、入力した長さ情報、ここでは、画面63で入力した350mmを画面62で入力した50mmで除算し、その結果をカウント情報とする。本実施例では、350÷50=7となり、カウント情報を7とする。次に、カウント情報が7になるまで、通常の発券動作を行い、カウント情報が7となった時点で、上位装置51からの発券命令を受付ないようにし、廃券動作に切り替える。廃券動作では、券の長さは通常の長さよりも短くする必要があるため、搬送用モータ8を一定量逆転させ、通常の長さよりも券を短くして、カッタ16で裁断し、回収切替制御機7を切り替えて、前回収箱6へ券を回収する。この時、廃券処理は、使用不可としたい部分に余裕を持たせる目的で、同じ動作を複数回繰り返してもよい。この回数は、上位装置51からの入力、または、制御装置50に予め規定値として入力する。以上の廃券処理が終了すると、上位装置51からの発券命令を受け付けて通常の発券動作に移行する。
以上、本実施例によれば、廃券は、取り扱う長さ(規定長)よりも短く裁断して回収するので、係員による券の穴あけ等の手作業なしに廃券の不正利用を防止することができる。また、裁断した券を一時待機させておく構成により、ロール紙の切り替えや装填時に、発券機を停止せずに発券処理を続行することができる。これは、ロール紙を複数巻装填することが可能な発券機の場合であっても、ロール紙の切り替え時に一時待機部19の待機券の発券中に終端処理を行うことで発券業務の停止を避けることができる。
尚、本実施例では、鉄道の切符を発券する発券機を例に説明したが、鉄道以外でも、ロール紙を取り扱う発券機全般に適用可能である。
本実施例による発券機の構成例を示す図。 本実施例によるロール紙装填部の構成例を示す図。 ロール紙の始端の検知について説明するための図。 ロール紙の始端の制御及び廃券処理について説明するための図。
符号の説明
1:ロール紙装填部、 2:排出処理部、 4:ロール紙、 5:排出兼表裏反転防止ローラ、 6:前回収箱、 7:回収切替制御機、 8:搬送用モータ、 9:切換ガイド制御機、 10:一時待機送りローラ、 11:後回収箱、 12:券排出防止ガイド、 13,14:排出用搬送ベルト、 15:排出ローラ、 16:カッタ、 17、18、30、31、32:センサ、 19:一時待機部、 20:一時待機部搬送モータ、 22,23,24、25、26,27、28、29:搬送ローラ、 50:制御装置、 51:上位装置、 61、62、63:画面。

Claims (2)

  1. ロール紙を所定長に裁断して券を作成し、該券を発券口へ搬送路上に搬送して発券する発券機において、
    該搬送路上に該ロール紙又は該券を所定の方向に搬送する搬送駆動手段と、
    該搬送路上に搬送される該ロール紙を裁断する裁断部と、
    該裁断部に対して該発券口の側に設置され、該ロール紙の幅方向の両端部に配置された2つのセンサにより該ロール紙の始端部を検知する第1の検知部と、
    該裁断部に対して該ロール紙側に設置され、該ロール紙の終端部を検知する第2の検知部と、
    該裁断部により所定長未満に裁断された該ロール紙を、廃券として回収するための該搬送路に連結された回収箱と、
    該第1の検知部により該ロール紙の始端部を検知した場合、該ロール紙の始端部と該裁断部との距離が該券の所定長よりも短くなる位置に該ロール紙を該搬送駆動手段によって搬送し、該裁断部により該ロール紙が搬送された位置で該ロール紙を裁断するよう制御する制御部とを有し、
    該回収箱は、該裁断部を挟んで該発券口側に設けられ該ロール紙の始端部側の廃券を回収する第1の回収箱と、該裁断部を挟んで該発券口側と反対側に設けられ該ロール紙の後端部側の廃券を回収する第2の回収箱とによって構成され、
    該搬送駆動手段は、該券を搬送するためのモータを含み、該裁断部は、該第1の検知部又は該第2の検知部との距離が該券の所定長となる位置に設置され、
    該制御部は、該第1の検知部又は該第2の検知部が該ロール紙の始端部又は終端部を検知した場合、該ロール紙の搬送を一旦停止した後、該搬送駆動手段によって該ロール紙が発券口と逆方向又は同方向に搬送して、該裁断部と該第1の検知部又は該第2の検知部との距離が該券の所定長よりも短くなる位置に該ロール紙を搬送し、該裁断部によって該ロール紙を裁断し、該第1の回収箱又は該第2の回収箱に回収するよう制御することを特徴とする発券機。
  2. 該裁断部により所定長に裁断された該ロール紙を所定の位置へ待機させるための該搬送路に連結された待機部を有し、
    該制御部は、該第1の検知部により該ロール紙の始端部を検知した場合、該搬送駆動手段によって該待機部に待機させた該券を発券口へ搬送するよう制御することを特徴とする請求項1の発券機。
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