JP2007156662A - 発券装置 - Google Patents

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孝 藤原
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Abstract

【課題】乗車券等の発券装置において、使用中のロール紙が搬送不良を起こすと、帯状形状のため非常に取り除き難く、除去するのに時間がかかり、顧客を待たせる。また、使用中のロール紙が無くなった場合についても、残留券および新品ロール紙の先端部の廃券処理に時間を要し、同様に顧客を待たせる。
【解決手段】カード紙発行部を、カード紙の他に、乗車券と同じ機能を果たすカット紙についても蓄積、発行が可能な構造とし、ロール紙が搬送不良を起こした場合や、ロール紙エンドとなった場合に、ロール紙の搬送を縮退状態とし、そのことをオペレータにランプ等の表示器にて知らせつつ、カード紙発行部からカット紙を順次発行させることで、装置を停止することなく継続して券を発行することが可能となり、また、オペレータの任意のタイミングで、詰まったロール紙の除去やロール紙交換が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロール状の連続用紙を所定の長さに切断して搬送し、券紙に所定の処理を行った後にこれを発行する発券装置および発券方法に関し、特に連続用紙の搬送動作不良や用紙エンドによる発行処理動作停止を防止するのに好適な発券装置および発券方法に関する。
乗車券等の発券装置については、列車やバスの発車時刻に遅れることがないように迅速な業務処理や、装置が停止することなく業務を継続することを求められている。このため、媒体の補充回数を極力少なくできるよう媒体にロール紙を用いている。
ここで、ロール紙が搬送不良を起こした場合、一旦ロール紙を搬送路から抜き取り、先端に折れや破れがないか確認して異常部を切断除去し、再度装填操作することで業務の再開が可能となる。また、使用中のロール紙が無くなった場合は、使用中のロール紙の使用不可能部分である終端部を廃券処理し、装置はロール紙交換待ち状態で停止する。ロール紙交換のため、新品のロール紙を装置にセットする際は、ロール紙先端の糊付け部分を剥がし、外周の一巻きを切り取ってから装置にセットする必要がある。さらに、セットされたロール紙は、先端部がユーザにより切断されているので、斜め切断等が懸念されるため先端部を廃券処理する必要がある。
カットされた券が券詰まりを起こした場合は、一般的に比較的簡単に除去できるので、装置の停止時間が短くて済むが、このように、ロール紙が搬送不良を起こした場合や、ロール紙エンドによる交換の際には、長く装置が停止してしまう事態となり、ユーザおよびチケットを購買する顧客に多大な迷惑をかけることになる。
上記の対応策として、特許文献1では、一時貯留機構を設け、ロール紙の残量が少なくなったことを検出した時に、ロール紙を所定の長さに切断して一時貯留機構に貯留させておき、ロール紙エンドになると一時貯留させておいた券を繰り出して発行することにより、ロール紙交換のために発行処理が遅延することを防止している。
開平5−135237号公報
特許文献1に開示された技術は、予め所定の長さに切断した券を貯留しておいて、貯留していた券を順次発行することで、ロール紙エンドによる装置の停止を防止することに有効な方式である。しかしながら、この公報に開示されたものは、一般的に最も装置の停止時間が長くなってしまう、帯状のため取り除き難いロール紙が搬送不良を起こした場合についての対処手段が無い。また、この方式では、ロール紙を切断し貯留しているので貯留媒体にはカール癖があり、これを確実に貯留し一枚ずつ繰り出すためには、上から押さえ付けてカール癖を矯正する機構等、複雑な機構が必要となり、ロール紙エンドの際の装置の停止を防ぐことだけを目的とするには、コスト面でのデメリットが大きい。
本発明の目的は上記の如き問題を解消し、簡単かつ低コストで、ロール紙が搬送不良を起こした場合や、ロール紙エンドとなった場合に、装置が停止することなく次の券を発行させることができる機構・手段を提供することにある。
列車等の乗車券を発行する窓口端末においては、乗車券、指定券の他に、定期券についても同一の装置で発行できることが一般的となっている。定期券については、保存性を向上させるためカード媒体を使用しており、ロール紙とは別に蓄積させておき、一枚ずつ繰り出しするカード紙発行部を備えている。しかしながら、定期券の発行数は、乗車券や指定券等ロール紙からの発行数と比較すると圧倒的に少なく、駅窓口によっては、乗車券指定券専用発券機として使用し、定期券発行の機能を使用しない場合もある。
本発明ではこの点に着目し、カード紙発行部からはカード紙の他に、乗車券等と同じサイズで、同じ機能を果たすカット紙についても蓄積、発行が可能な構造とし、ロール紙が搬送不良を起こした場合や、ロール紙エンドとなった場合に、ロール紙の搬送を縮退状態とし、そのことを表示器にてオペレータに知らせつつ、カード紙発行部からカット紙を順次発行させることに特徴がある。
上記のような方式とすることで、ロール紙が搬送不良を起こした場合や、ロール紙エンドとなった場合でも、装置を停止することなく継続して券を発行することが可能であり、顧客を待たせることを回避できる。なおかつ、搬送不良を起こしたロール紙の除去および再装填や、ロール紙エンドの際のロール紙交換は、顧客の空いている時間等、オペレータの任意により可能であり、余裕をもって対応することができる。また、カット紙の発行は、カード紙発行部から実施するので、機構・構成が複雑化することはない。
以下、本発明の実施例では、駅窓口における乗車券等の発券装置を例にとり説明する。
図1は、本発明の一実施例における発券装置の構成図である。本発明の発券装置は、ロール紙装填部2、ロール紙切断機構部3、印刷機構部4、磁気記録機構部5、排出機構部6、カード紙またはカット紙収納し発行するカード紙発行部7、廃券回収箱8により構成されている。
図1において、収納されているロール紙1は、モータ35を駆動するにより先端部が搬送され、切断機構部3のセンサ12の検出を契機に停止する。ここで、ロール紙先端の停止位置は、発行する所定長さをカッタ13から搬送させた位置とする。
ロール紙1を切断し、発行処理する場合は、上位装置(図示せず)からの発行指示により、カッタ13でロール紙を切断し、搬送モータ36を駆動して切断された券を印刷機構部4に搬送し、印刷ヘッド14により上位装置からのデータを印刷後、磁気記録機構部へと搬送して磁気記録処理を行い、排出機構部へと搬送して券を発行し、一枚の発券動作が完了する。なお、ロール紙1は、切断した券の前述の発行処理中に定位置までの搬送させ、次の発行処理に備えた状態としておく。
次に、カード紙またはカット紙を発行処理する場合について述べる。一般的に、定期券等に使用される媒体であるカード紙と乗車券等に使用される媒体であるカット紙は、ほぼ同等の厚みであり、繰り出し機構をゲート分離方式にすることにより、いずれの媒体であっても、同一の繰り出し部から媒体を繰り出すことが可能となる。そこで、本実施例の装置では、カード紙収納部からはカード紙の他、カット紙についても収納および発行が可能とし、装置電源投入時等のイニシャライズ動作の際、蓄積されたカード紙またはカット紙21の先端を、モータ37を駆動してクラッチピックローラ26により搬送、および分離ゲート24により分離させ、一枚をセンサ28まで搬送させて、センサ28により繰り出された券がカード紙であるかカット紙であるかを識別し、表示器(図示せず)により収納されている券種を表示する。上位装置からの発行指示により、モータ37を駆動させローラ27によりカード紙またはカット紙21の一枚を搬送し、印刷機構部4にて主搬送路に合流する。この後は、ロール紙1を切断し発行処理する場合と同様の、印刷からの発行処理となる。なお、券種を識別する方法としては、本実施例では、四角が直角形状のカット紙に対し、カード紙は怪我防止のため角部を丸くしていることを利用し、券がセンサ28に到達するまでの時間を測ることにより可能としているが、例えば、反射形センサを使用し、券がセットされた状態で券の一角部を検出させて券種を識別してもよい。また、駅窓口の使用形態に沿って、カード紙発行として使用するか、カット紙発行として使用するかをスイッチ等でオペレータ操作により装置ごとに選択して使用しても良い。この場合は、前述の券種識別手段は必要なくなる。
次に、ロール紙1による発行処理中に、ロール紙1が搬送不良を起こした場合や、ロール紙1がエンドを検出した場合の処理シーケンスを、図2および図3のフローチャートを用いて述べる。ロール紙1は、カッタ13により切断され(101)、切断した券を発行処理する(102)。発行処理後、次の券を発行するための準備として、ロール紙1を搬送させ(103)、センサ12のダーク検出を契機に(104)、ロール紙搬送を停止させ(105)、センサ11がダーク検出していることを確認し(106)、ロール紙がエンド状態でないことを確認する。ここまでにより、次の券を発行する準備が完了し、さらに、この動作を繰り返すことで連続して券を発行することが可能となる。一方、次の券を発行するための準備として、ロール紙1を搬送させ(103)、センサ12の定位置に搬送されたかを確認するステップ(104)で、センサ12が規定時間内にダークを検出できなかった場合、ロール紙1が搬送不良を起こしているものと判断し、ロール紙ジャムを表示器に表示し(107)、図3に示すカード紙発行部からの発行シーケンスに入る。また、ロール紙エンドでないことを確認するステップ(106)で、センサ11がライトを検出した場合は、ロール紙がエンド状態であると判断し、表示器にロール紙エンドを表示し(108)、図3に示すカード紙発行部からの発行シーケンスに入る。
ロール紙1の搬送不良、あるいは、エンドとなった場合は、カード紙発行部にカット紙が収納されているかを確認し(201)、カード紙が収納されている場合、または、何も券が入っていない場合は、異常メッセージを表示器に表示し(203)、オペレータにロール紙を再装填するか、カード紙発行部にカット紙を補充することを促す。はじめからカード紙発行部にカット紙が収納されている場合は、カット紙を発行させること(202)で、処理を終了する。
本実施例によれば、ロール紙1が搬送不良、あるいは、エンドとなった場合でも、カット紙による発行が可能であり、装置を停止する必要や、ロール紙交換の完了を待って発行する必要がなくなる。また、カード紙発行部にカット紙を多量に収納しておけば、カード紙発行部からも連続して券を発行することが可能となり、搬送不良を起こしているロール紙の除去や、ロール紙エンドとなって残留している後端部および新品ロール紙の先端部の廃券処理を、顧客の空いている時間等、オペレータの任意のタイミングにて処理することができる。
なお、本実施例では、ロール紙から発行する媒体が一種類と仮定したが、サイズの異なる媒体を発行する場合は、券サイズに応じて複数のカット紙を発行できる発行部を設ければよい。
本実施例では、駅窓口における乗車券の発券装置を例にとって説明したが、例えば、顧客が直接に券を購入する自動券売機などにも、適用することが可能である。
本発明の一実施例を示す発券装置の郊製図である。 本発明の処理手順の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の処理手順の実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ロール紙、2…ロール紙装填機構部、3…ロール紙切断機構部、4…印刷機構部、5…磁気記録機構部、6…排出機構部、7…カード紙発行部、8…廃券回収箱、11…ロール紙エンド検知センサ、12…ロール紙定位置センサ、13…カッタ、14…印刷ヘッド、21…カード紙,カット紙、24…分離ゲート、26,27…ローラ、28…センサ、35,36,37…モータ。

Claims (4)

  1. ロール紙を収納し、先端をカット位置まで搬送するロール紙装填部と、カ−ド紙またはカット紙を蓄積し一枚ずつ繰り出しするカ−ド紙発行部と、ロール紙を所定の長さに切断するカット部と、媒体に印刷を行う印刷部と、媒体を排出する排出部と、前記各部の動作を制御する制御部を備え、前記カード紙発行部は、カード紙がセットされているかカット紙がセットされているかの認識手段を持ち、カット紙がセットされている場合は、ロール紙による発行処理中のロール紙搬送異常を検出した際に、ロール紙搬送を縮退状態とし、カード紙発行部よりカット紙を発行することを特徴とする発券装置。
  2. 請求項1の装置において、ロール紙エンドを使用不可能分の長さを残した状態で検出し、ロール紙エンドを検出後、使用不可能分のロール紙残留券を搬送路内に残したまま、次の発行券をカード紙発行部よりカット紙を発行することを特徴とする装置。
  3. 請求項2のロール紙エンドで残留している使用不可能分のロール紙終端を、ユーザ操作により任意のタイミングで廃券処理可能であることを特徴とする請求項1の発券装置。
  4. ロール紙搬送が縮退状態となり、カード紙発行部よりカット紙を発行していることを表示する手段を持つことを特徴とする請求項1の発券装置。
JP2005348623A 2005-12-02 2005-12-02 発券装置 Pending JP2007156662A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205331A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 発券機

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