以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のラベル加工装置の第1の実施の形態を示す図である。
本形態におけるラベル加工装置は図1に示すように、操出側ロール10aから繰り出された連続状シート2に一定間隔で貼着されて搬送されてくるICラベル1に、非接触通信によってIDを書き込むとともに、その表面にIDに対応する印字情報を印字した後、巻取側ロール10bにて巻き取るものである。
操出側ロール10aから繰り出された連続状シート2に貼着されたICラベル1の搬送経路上には、ラベル検知センサ30と、リーダライタ50と、印字部60と、カメラ70と、2つのダンサー部21a,21bとが設けられている。
ラベル検知センサ30は、連続状シート2に貼着されて搬送されるICラベル1を検知するものであり、ICラベル1を貼り替えるための貼替領域となる貼替スペース40に設けられている。
リーダライタ50は、本願発明における書込手段と確認手段とを兼ねるものであり、貼替スペース40に対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられている。リーダライタ50は、ICラベル1と非接触通信が可能なものであり、装置制御部80の制御により、非接触通信によってICラベル1に対して識別情報となるIDを書き込む。また、書き込んだIDを非接触通信によって読み取り、読み取り結果を装置制御部80に通知する。
印字部60は、本願発明における印字手段となるものであり、リーダライタ50に対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられている。印字部60は、装置制御部80の制御により、リーダライタ50にてIDが正常に書き込まれたICラベル1のみに、IDに対応するOCRコード及びバーコードを印字情報として印字する。
カメラ30は、本願発明における読取手段となるものであり、印字部60に対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられている。カメラ30は、ICラベル1の印字部60による印字面を光学的に読み取り、読み取り結果を装置制御部80に出力する。
ダンサー部21aは、貼替スペース40に対してICラベル1の搬送方向上流側に設けられており、ダンサー部21bは、カメラ70に対してICラベル1の搬送方向下流側に設けられている。ダンサー部21aは、連続状シート2が掛け回された3つのローラ22a,23a,24aからなり、そのうちローラ23aが図1中上下方向に移動することで、ダンサー部21aを介したICラベル1の搬送方向上流側と下流側とにおけるICラベル1の搬送速度及び搬送方向の違いを吸収する。ダンサー部21bは、連続状シート2が掛け回された3つのローラ22b,23b,24bからなり、そのうちローラ23bが図1中上下方向に移動することで、ダンサー部21bを介したICラベル1の搬送方向上流側と下流側とにおけるICラベル1の搬送速度及び搬送方向の違いを吸収する。
操出側ロール10aからの連続状シート2の繰り出し及びICラベル1の搬送速度は、搬送制御部20aによって制御されており、巻取側ロール10bへの連続状シート2の巻取速度は、搬送制御部20cによって制御されている。また、ダンサー部21a,21b間におけるICラベル1の搬送速度及び搬送方向は、搬送制御部20bによって制御されている。
装置制御部80は、ICラベル1の発行データが与えられてなるデータベース81を参照し、上述した、ラベル検知センサ30、リーダライタ50、印字部60、カメラ70、ダンサー部21a,21b及び搬送制御部20a〜20cを制御するとともに、本願発明の判断手段となるものである。
以下に、上記のように構成されたラベル加工装置の動作について説明する。
まず、全体の動作の流れについて説明する。
図2は、図1に示したラベル加工装置の全体の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
操出側ロール10aから連続状シート2が繰り出されていき、ICラベル1がリーダライタ50に対向すると、リーダライタ50が、装置制御部80の制御により、非接触通信によってICラベル1に対してIDを書き込む(ステップ1)。装置制御部80には、ICラベル1毎に書き込むべきIDからなる発行データが与えられており、この発行データがデータベース81に登録されているため、装置制御部80は、データベース81を参照してICラベル1にIDを書き込んでいくことになる。発行データとしては、例えば、“00000001”から始まる8桁の数字からなるIDがデータベース81に登録されており、そのIDを連続状シート2に貼着されて搬送されてくるICラベル1に対して、“000000001”,“00000002”,“00000003”というように順番に書き込んでいくことになる。
また、リーダライタ50は、書き込まれたIDを非接触通信によってICラベル1から読み取り、読み取り結果を装置制御部80に通知する(ステップ2)。そして、装置制御部80は、ICラベル1にIDが正常に書き込まれたことをデータベース81に登録する。
リーダライタ50にてIDの書き込み及び読み取りが行われたICラベル1は、印字部60に対向する領域に搬送されていく。印字部60は、装置制御部80の制御により、リーダライタ50にてIDが正常に書き込まれたICラベル1のみに、IDに対応するOCRコード及びバーコードを印字情報として印字する。上述したように、リーダライタ50におけるICラベル1からのIDの読み取り結果がリーダライタ50から装置制御部80に通知されているため、装置制御部80は、リーダライタ50にてICラベル1からIDが読み取られた場合、すなわち、リーダライタ50にてICラベル1にIDが正常に書き込まれた場合(ステップ3)、印字部60を制御し、その正常に書き込まれたIDに対応するOCRコード及びバーコードをICラベル1に印字する(ステップ4)。
一方、リーダライタ50にてICラベル1からIDが読み取られなかった場合、すなわち、リーダライタ50にてICラベル1にIDが正常に書き込まれなかった場合、装置制御部80は、印字部60を制御し、そのICラベル1の表面に、IDの書き込み不良である旨を示すNGコードを印字する(ステップ5)。なお、リーダライタ50と印字部60との間隔は、上述したようにICラベル1の1枚分となっているため、印字部60は、リーダライタ50によってICラベル1に対してIDの書き込み及び読み取りが行われたタイミングから、装置制御部80の制御によって搬送制御部20bがICラベル1を1枚分搬送したタイミングで対向するICラベル1にOCRコード及びバーコードあるいはNGコードを印字することになる。
印字部60にて上記のような印字処理が行われたICラベル1は、カメラ70に対向する領域に順次搬送されていく。
すると、カメラ70が、ICラベル1の印字部60による印字面を光学的に読み取ることでICラベル1の印字面の画像を取得し、読み取り結果を装置制御部80に出力する(ステップ6)。
そして、ICラベル1の印字部60による印字面にOCRコード及びバーコードが正しく印字されている場合は(ステップ7)、そのICラベル1は連続状シート2に貼着されたまま巻取側ロール10bに巻き取られていくとともに、装置制御部80が、ICラベル1にOCRコード及びバーコードが正しく印字されていることをデータベース81に登録する。
また、ICラベル1の印字部60による印字面にOCRコード及びバーコードが正しく印字されていない場合は、そのICラベル1は新たなICラベル1に貼り替えられることになる(ステップ8)。
次に、連続状シート2に貼着されたICラベル1を貼り替える際の動作について説明する。
図3は、図1に示したラベル加工装置にてICラベル1を貼り替える際の連続状シート2上の状態を示す図である。図4は、図1に示したラベル加工装置において、不良となるICラベル1が検出されてこのICラベル1を貼り替えるまでの動作を説明するためのフローチャートである。図5は、図1に示したラベル加工装置にて不良となるICラベル1を新たなICラベルに貼り替えた後の動作を説明するためのフローチャートである。
本例においては、図3に示すように、連続状シート2上にICラベル1a〜1hが一定間隔で貼着されて搬送されてくるものとする。そして、上述したように、リーダライタ50においてIDの書き込み及び読み取りがICラベル1a〜1h毎に行われ、印字部60において、リーダライタ50にてIDが正常に書き込まれたICラベル1a〜1hに対してそのIDに対応するOCRコード3及びバーコード4が印字される。
図3に示す例では、印字部60を通過したICラベル1a〜1d,1fにはOCRコード3及びバーコード4が印字されているが、ICラベル1eには、バーコード4は印字されているもののOCRコード3が印字されていない(図3(a))。
このような状態において、ICラベル1eがカメラ70に対向してICラベル1eの印字部60による印字面がカメラ70によって読み取られ、その読み取り結果が装置制御部80に出力されると、装置制御部80は、データベース81を参照し、カメラ70から出力された読み取り結果と、ICラベル1eに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合する。そして、本例では、ICラベル1eには、ICラベル1eに書き込まれるべきIDに対応するOCRコード3が印字されていないため、装置制御部80は、ICラベル1eの印字部60による印字面に、印字されるべきOCRコード3が印字されていないと判断する(ステップ11)。上述したように、データベース81には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているため、装置制御部80は、データベース81を参照し、カメラ70から出力された読み取り結果と、ICラベル1eに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合することができる。
この際、ラベル検知センサ30にはICラベル1hが対向しているため、ラベル検知センサ30はICラベル1hを検知する。また、リーダライタ50にはICラベル1gが対向しているため、リーダライタ50はICラベル1gに対してIDの書き込み及び読み取りの処理を行う。また、印字部60にはICラベル1fが対向しているため、印字部60はICラベル1fに対してOCRコード3及びバーコード4を印字する。
装置制御部80は、ICラベル1eの印字部60による印字面に、印字されるべきOCRコード3が印字されていないと判断すると、搬送制御部20bを制御し、ダンサー部21a,21b間において連続状シート2を巻き戻し搬送する(ステップ12)。この際、操出側ロール10aからダンサー部21aまでの連続状シート2の搬送は搬送制御部20aによって制御され、また、ダンサー部21bから巻取側ロール10bまでの連続状シート2の搬送は搬送制御部20cによって制御されているが、搬送制御部20a,20cが連続状シート2の搬送方向を変えない状態において、搬送制御部20bが連続状シート2の巻き戻し搬送を行ったとしても、ダンサー部21aのローラ23aが図1中下方向に移動するとともに、ダンサー部21bのローラ23bが図1中上方向に移動することにより、この搬送方向の違いが吸収されることになる。
搬送制御部20bによる制御によって連続状シート2を巻き戻し搬送することで、ICラベル1eが貼替スペース40に搬送されると(ステップ13)、搬送制御部20bは、連続状シート2の巻き戻し搬送を停止する(ステップ14)(図3(b))。これは、上述したように、貼替スペース40とリーダライタ50と印字部60とカメラ70とが、ICラベル1の1枚分の間隔で配置されているため、搬送制御部20bは、連続状シート2をICラベル1の3枚分巻き戻し搬送した後に巻き戻し搬送を停止することになる。また、連続状シート2の巻き戻し搬送を開始してから、ラベル検知センサ30にて3枚目のICラベル1が検知されたタイミングで、装置制御部80が搬送制御部20bを制御して巻き戻し搬送を停止してもよい。
すると、ICラベル1eに対して連続状シート2上にてICラベル1a〜1hの搬送方向下流側に隣接するICラベル1dがリーダライタ50に対向し、装置制御部80の制御によって、リーダライタ50がICラベル1dからIDを読み取り、読み取ったIDを装置制御部80に通知する(ステップ15)。
装置制御部80は、データベース81を参照し、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合する(ステップ16)。上述したように、データベース81には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにIDが正常に書き込まれた場合にその旨が登録されているため、装置制御部80は、データベース81を参照し、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合することができる。
リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致した場合(ステップ17)、装置制御部80は、貼替スペース40に巻き戻し搬送されてきたICラベル1eを貼り替える旨を表示部(不図示)に表示出力する(ステップ18)。
また、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致しない場合は、装置制御部80は、例えば、エラーを示す情報を表示出力する(ステップ19)。
その後、オペレータによって、ICラベル1eが新たなICラベル101eに貼り替えられ(図3(c))、連続状シート2の搬送再開指示が入力されると、まず、ラベル検知センサ30がICラベル101eを検知するとともに、装置制御部80の制御によってリーダライタ50が、対向しているICラベル1dからIDを読み取り、読み取ったIDを装置制御部80に通知する(ステップ21)。
装置制御部80は、データベース81を参照し、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合する(ステップ22)。上述したように、データベース81には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにIDが正常に書き込まれた場合にその旨が登録されているため、装置制御部80は、データベース81を参照し、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合することができる。
またこの際、印字部60にはICラベル1cが対向しているが、ICラベル1cには、既にOCRコード3及びバーコード4が印字されているため、これらの印字は行われない。これは、上述したように、データベース81には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにOCRコード及びバーコードが正しく印字された場合にその旨が登録されていることにより、装置制御部80が、データベース81を参照し、ICラベル1cには、既にOCRコード3及びバーコード4が印字されていると判断することができるためである。
また、カメラ70は、対向しているICラベル1bの印字部60による印字面を光学的に読み取ることでICラベル1bの印字面の画像を取得して読み取り結果を装置制御部80に出力し、装置制御部80は、上記同様に、データベース81を参照し、カメラ70から出力された読み取り結果と、ICラベル1bに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合する。
リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致した場合(ステップ23)、装置制御部80は、貼り替えられたICラベル101eが正しい位置に挿入されたと判断し、搬送制御部20bを制御してダンサー部21a,21b間における連続状シート2の搬送方向を元に戻す。
そして、貼り替えられたICラベル101eがリーダライタ50に対向すると(図3(d))、リーダライタ50が、装置制御部80の制御により、上記同様にして非接触通信によってICラベル101eに対してIDを書き込む(ステップ24)。
また、リーダライタ50は、書き込まれたIDを非接触通信によってICラベル101eから読み取り、読み取り結果を装置制御部80に通知する(ステップ25)。
またこの際、印字部60にはICラベル1dが対向しているが、ICラベル1dには、既にOCRコード3及びバーコード4が印字されているため、これらの印字は行われない。これは、上述したように、データベース81には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにOCRコード及びバーコードが正しく印字された場合にその旨が登録されていることにより、装置制御部80が、データベース81を参照し、ICラベル1dには、既にOCRコード3及びバーコード4が印字されていると判断することができるためである。
また、カメラ70は、対向しているICラベル1cの印字部60による印字面を光学的に読み取ることでICラベル1cの印字面の画像を取得して読み取り結果を装置制御部80に出力し、装置制御部80は、上記同様に、データベース81を参照し、カメラ70から出力された読み取り結果と、ICラベル1cに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合する。
また、貼替スペース40にはICラベル1fが搬送されてきているため、ラベル検知センサ30は、ICラベル1fを検知する。
リーダライタ50にてIDの書き込み及び読み取りが行われたICラベル101eは、印字部60に対向する領域に搬送されていく。装置制御部80は、リーダライタ50から通知された読み取り結果に基づいて、リーダライタ50にてICラベル101eにIDが正常に書き込まれたかどうかを判断し(ステップ26)、リーダライタ50にてICラベル101eにIDが正常に書き込まれた場合のみ、印字部60を制御し、そのIDに対応するOCRコード及びバーコードを印字情報として印字する(ステップ27)(図3(e))。
一方、装置制御部80は、リーダライタ50にてICラベル101eからIDが読み取られなかった場合、すなわち、リーダライタ50にてICラベル101eにIDが正常に書き込まれなかった場合、印字部60を制御し、そのICラベル1の表面に、IDの書き込み不良である旨を示すNGコードを印字する(ステップ28)。
またこの際、リーダライタ50にはICラベル1fが対向しているが、ICラベル1fには既にIDが書き込まれているため、リーダライタ50は、ICラベル1fに対してIDの書き込みは行わず、IDを読み取り、読み取ったIDを装置制御部80に通知する。
装置制御部80は、データベース81を参照し、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fに書き込まれたIDであるかを照合する。上述したように、データベース81には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにIDが正常に書き込まれた場合にその旨が登録されているため、装置制御部80は、データベース81を参照し、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fに書き込まれたIDであるかを照合することができる。
リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fに書き込まれたIDと一致した場合、装置制御部80は、貼り替えられたICラベル101eが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dと、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fとの間に正しく挿入されたと判断することができる。
またこの際、カメラ70は、対向しているICラベル1dの印字部60による印字面を光学的に読み取ることでICラベル1dの印字面の画像を取得して読み取り結果を装置制御部80に出力し、装置制御部80は、上記同様に、データベース81を参照し、カメラ70から出力された読み取り結果と、ICラベル1dに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合する。
また、貼替スペース40にはICラベル1gが搬送されてきているため、ラベル検知センサ30は、ICラベル1gを検知する。
その後、ICラベル101eがカメラ70に対向する領域に順次搬送されていくと、カメラ70が、ICラベル101eの印字部60による印字面を光学的に読み取ることでICラベル101eの印字面の画像を取得し、読み取り結果を装置制御部80に出力する(ステップ29)。
そして、ICラベル101eの印字部60による印字面に、OCRコード及びバーコードが正しく印字されている場合は(ステップ30)、そのICラベル101eが連続状シート2に貼着されたまま巻取側ロール10bに巻き取られていき、また、OCRコード及びバーコードが正しく印字されていない場合は、そのICラベル101eは再度新たなICラベルに貼り替えられることになる(ステップ31)。
また、リーダライタ50から通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致しない場合は、装置制御部80は、例えば、エラーを示す情報を表示出力する(ステップ32)。
なお、本形態においては、リーダライタ50にてICラベル1eにIDが書き込まれたものの、そのIDに対応するOCRコードが印字部60における印字不良によってICラベル1eに印字されなかった場合を例に挙げて説明したが、リーダライタ50にてIDが正常に書き込まれなかったことによって印字部60にてNGコードが印字されたICラベルについても、ICラベルに印字されるべき印字情報が印字されていないため、上記同様にして貼り替えることができる。
上記のように、本形態においては、IDが非接触通信によって正常に書き込まれないことによりIDに対応するOCRコードやバーコードが印字されなかったり、印字不良によってOCRコードやバーコードが正しく印字されなかったりした不良のICラベル1eが新たなICラベル101eに貼り替えられる際、ICラベル1eに対して連続状シート2上にてICラベル1a〜1hの搬送方向下流側に隣接するICラベル1dに書き込まれたIDが読み取られ、この読み取られたIDが、ICラベル1eの1つ前に連続状シート2に貼着されて搬送されるICラベル1dに書き込まれた識別情報であるかどうかが判断されることにより、この判断において、ICラベル1eに対して連続状シート2上にてICラベル1a〜1hの搬送方向下流側に隣接するICラベル1dに書き込まれた識別情報が、ラベル1eの1つ前に連続状シートに貼着されて搬送されるラベル1dに書き込まれた識別情報であると判断されれば、ICラベル1eが連続状シートの正しい位置で新たなICラベル101eに貼り替えられたものであることが保証され、IDの書き込み不良やOCRコードやバーコードの印字不良が生じたICラベルを貼り替えてもICラベルの連続状シート上におけるIDの並び順を保証することができる。
なお、本形態においては、リーダライタ50が、貼替スペース40に対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられ、装置制御部80が、印字不良が生じたICラベルが貼替スペース40に搬送された状態においてリーダライタ50にて読み取られたIDが、印字不良が生じたICラベルの1つ前に搬送されるICラベルに書き込まれたIDであるかどうかを判断することによって、印字不良が生じたICラベルが連続状シート2の正しい位置で貼り替えられたものであることが保証されているが、貼替スペース40とリーダライタ50との位置関係は、これに限らず、リーダライタ50が貼替スペース40に対してICラベル1の搬送方向上流側に設けられていてもよく、その場合の互いの間隔もICラベル1の1枚分に限らない。装置制御部80は、リーダライタ50と貼替スペース40との位置関係に応じて、リーダライタ50にて読み取られたIDが、印字不良が生じたICラベルに対してリーダライタ50と貼替スペース40との位置関係に応じた関係にあるICラベルに書き込まれたIDであるかどうかを判断することになる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明のラベル加工装置の第2の実施の形態を示す図である。
本形態におけるラベル加工装置は図6に示すように、操出側ロール110aから繰り出された連続状シート2に一定間隔で貼着されて搬送されてくるICラベル1に、非接触通信によってIDを書き込むとともに、その表面にIDに対応する印字情報を印字した後、巻取側ロール110bにて巻き取るものである。
操出側ロール110aから繰り出された連続状シート2に貼着されたICラベル1の搬送経路上には、操出側ロール110a側から、ラベル検知センサ130a、リーダライタ150a、印字部160a、カメラ170、ラベル検知センサ130b、リーダライタ150b及び印字部160bが、この順で配置されている。
ラベル検知センサ130a,130bは、連続状シート2に貼着されて搬送されるICラベル1を検知するものである。ラベル検知センサ130aは、リーダライタ150aに対してICラベル1の搬送方向上流側に隣接して配置されている。
リーダライタ150aは、本願発明における書込手段となるものである。リーダライタ150aは、ICラベル1と非接触通信が可能なものであり、装置制御部180の制御により、非接触通信によってICラベル1に対して識別情報となるIDを書き込む。また、書き込んだIDを非接触通信によって読み取り、読み取り結果を装置制御部180に通知する。
印字部160aは、本願発明における印字手段となるものであり、リーダライタ150aに対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられている。印字部160aは、装置制御部180の制御により、リーダライタ150にてIDが正常に書き込まれたICラベル1のみに、IDに対応するOCRコード及びバーコードを印字情報として印字する。
カメラ130は、本願発明における読取手段となるものであり、印字部160aに対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられている。カメラ130は、ICラベル1の印字部160aによる印字面を光学的に読み取り、読み取り結果を装置制御部80に出力する。
カメラ130に対してICラベル1の搬送方向下流側には、ICラベル1を貼り替えるための貼替領域となる貼替スペース140が設けられており、この貼替スペース140にラベル検知センサ130bが配置されている。
リーダライタ150bは、本願発明における確認手段となるものであり、貼替スペース140に対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられている。リーダライタ150bは、ICラベル1と非接触通信が可能なものであり、装置制御部180の制御により、非接触通信によってICラベル1に書き込まれたIDを読み取り、読み取り結果を装置制御部180に通知する。また、リーダライタ150bは、貼り替えられたICラベルに対してIDを書き込み、書き込んだIDを非接触通信によって読み取り、読み取り結果を装置制御部180に通知する。
印字部160bは、リーダライタ150bに対してICラベル1の搬送方向にてICラベル1の1つ分下流に設けられている。印字部160bは、装置制御部180の制御により、リーダライタ150bにてIDが正常に書き込まれたICラベル1のみに、IDに対応するOCRコード及びバーコードを印字情報として印字する。
操出側ロール110aからの連続状シート2の繰り出し及びICラベル1の搬送速度は、搬送制御部120によって制御されている。
装置制御部180は、ICラベル1の発行データが与えられてなるデータベース181を参照し、上述した、ラベル検知センサ130a,130b、リーダライタ150a,150b、印字部160a,160b、カメラ170及び搬送制御部120を制御するとともに、本願発明の判断手段となるものである。
以下に、上記のように構成されたラベル加工装置の動作について説明する。
全体の動作の流れについては、第1の実施の形態にて示したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
図6に示したラベル加工装置において、連続状シート2に貼着されたICラベル1を貼り替える際の動作について説明する。
図7は、図6に示したラベル加工装置にてICラベル1を貼り替える際の連続状シート2上の状態を示す図である。図8は、図6に示したラベル加工装置において、不良となるICラベル1が検出されてこのICラベル1を貼り替えるまでの動作を説明するためのフローチャートである。図9は、図6に示したラベル加工装置にて不良となるICラベル1を新たなICラベルに貼り替えた後の動作を説明するためのフローチャートである。
本例においては、図7に示すように、連続状シート2上にICラベル1a〜1hが一定間隔で貼着されて搬送されてくるものとする。そして、第1の実施の形態にて示したものと同様に、リーダライタ150aにおいてIDの書き込み及び読み取りがICラベル1a〜1h毎に行われ、印字部160aにおいて、リーダライタ150aにてIDが正常に書き込まれたICラベル1a〜1hに対してそのIDに対応するOCRコード3及びバーコード4が印字される。なお、本形態においては、リーダライタ150aに対してICラベル1の搬送方向上流側に隣接してラベル検知センサ130aが配置されているため、ラベル検知センサ130aにてICラベル1が検知されたことをトリガとして、リーダライタ150aにおいて、ICラベル1に対してIDの書き込みを開始することも考えられる。
図7に示す例では、印字部160aを通過したICラベル1a〜1d,1fにはOCRコード3及びバーコード4が印字されているが、ICラベル1eには、バーコード4は印字されているもののOCRコード3が印字されていない(図7(a))。
このような状態において、ICラベル1eがカメラ170に対向してICラベル1eの印字部160aによる印字面がカメラ170によって読み取られ、その読み取り結果が装置制御部180に出力されると、装置制御部180は、データベース181を参照し、カメラ170から出力された読み取り結果と、ICラベル1eに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合する。そして、本例では、ICラベル1eには、ICラベル1eに書き込まれるべきIDに対応するOCRコード3が印字されていないため、装置制御部180は、ICラベル1eの印字部160aによる印字面に、印字されるべきOCRコード3が印字されていないと判断する(ステップ111)。第1の実施の形態に示したものと同様に、データベース181には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているため、装置制御部180は、データベース181を参照し、カメラ170から出力された読み取り結果と、ICラベル1eに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合することができる。
この際、ラベル検知センサ130a,130bにはICラベル1h,1dがそれぞれ対向しているため、ラベル検知センサ130a,130bはICラベル1h,1dをそれぞれ検知する。また、リーダライタ150aにはICラベル1gが対向しているため、リーダライタ150aはICラベル1gに対してIDの書き込み及び読み取りの処理を行う。また、印字部160aにはICラベル1fが対向しているため、印字部160aはICラベル1fに対してOCRコード3及びバーコード4を印字する。
一方、リーダライタ150bにはICラベル1cが対向しているが、ICラベル1cには既にIDが書き込まれているため、リーダライタ150bは、ICラベル1cに対してIDの書き込みは行わず、IDを読み取り、読み取ったIDを装置制御部180に通知する。また、印字部160bにはICラベル1bが対向しているが、ICラベル1bには既にOCRコード3及びバーコード4が印字されているため、印字部160bは、ICラベル1bに対してOCRコード3及びバーコード4を印字しない。
装置制御部180が、ICラベル1eの印字部160aによる印字面に、印字されるべきOCRコード3が印字されていないと判断した後、ICラベル1eが貼替スペース140に搬送され、ラベル検知センサ130bにて検知されると(ステップ112)、搬送制御部120による連続状シート2の搬送が停止する(ステップ113)(図7(b))。
すると、ICラベル1eに対して連続状シート2上にてICラベル1a〜1hの搬送方向下流側に隣接するICラベル1dがリーダライタ15bに対向し、装置制御部180の制御によって、リーダライタ150bがICラベル1dからIDを読み取り、読み取ったIDを装置制御部180に通知する(ステップ114)。
装置制御部180は、データベース181を参照し、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合する(ステップ115)。第1の実施の形態にて示したものと同様に、データベース181には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにIDが正常に書き込まれた場合にその旨が登録されているため、装置制御部180は、データベース181を参照し、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合することができる。
この際、リーダライタ150aにはICラベル1hが対向しているため、リーダライタ150aはICラベル1hに対してIDの書き込み及び読み取りの処理を行う。また、印字部160aにはICラベル1gが対向しているため、印字部160aはICラベル1gに対してOCRコード3及びバーコード4を印字する。
一方、印字部160bにはICラベル1cが対向しているが、ICラベル1cには既にOCRコード3及びバーコード4が印字されているため、印字部160bは、ICラベル1cに対してOCRコード3及びバーコード4を印字しない。これは、上述したように、データベース181には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにOCRコード及びバーコードが正しく印字された場合にその旨が登録されていることにより、装置制御部180が、データベース181を参照し、ICラベル1cには、既にOCRコード3及びバーコード4が印字されていると判断することができるためである。
リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致した場合(ステップ116)、装置制御部180は、貼替スペース140に搬送されてきたICラベル1eを貼り替える旨を表示部(不図示)に表示出力する(ステップ117)。
また、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致しない場合は、装置制御部180は、例えば、エラーを示す情報を表示出力する(ステップ118)。
その後、オペレータによって、ICラベル1eが新たなICラベル101eに貼り替えられ(図7(c))、連続状シート2の搬送再開指示が入力されると、まず、ラベル検知センサ130bがICラベル101eを検知するとともに、装置制御部180の制御によってリーダライタ150bが、対向しているICラベル1dからIDを読み取り、読み取ったIDを装置制御部180に通知する(ステップ121)。
装置制御部180は、データベース181を参照し、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合する(ステップ122)。上述したように、データベース181には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにIDが正常に書き込まれた場合にその旨が登録されているため、装置制御部180は、データベース181を参照し、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDであるかを照合することができる。
またこの際、カメラ170は、対向しているICラベル1fの印字部160aによる印字面を光学的に読み取ることでICラベル1fの印字面の画像を取得して読み取り結果を装置制御部180に出力し、装置制御部180は、上記同様に、データベース181を参照し、カメラ170から出力された読み取り結果と、ICラベル1fに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合する。
リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致した場合(ステップ123)、装置制御部180は、貼り替えられたICラベル101eが正しい位置に挿入されたと判断する。
そして、貼り替えられたICラベル101eがリーダライタ150bに対向すると(図7(d))、リーダライタ150bが、装置制御部180の制御により、上記同様にして非接触通信によってICラベル101eに対してIDを書き込む(ステップ124)。
また、リーダライタ150bは、書き込まれたIDを非接触通信によってICラベル101eから読み取り、読み取り結果を装置制御部180に通知する(ステップ125)。
この際、リーダライタ150aにはICラベル1iが対向しているため、リーダライタ150aはICラベル1iに対してIDの書き込み及び読み取りの処理を行う。また、印字部160aにはICラベル1hが対向しているため、印字部160aはICラベル1hに対してOCRコード3及びバーコード4を印字する。
一方、印字部160bにはICラベル1dが対向しているが、ICラベル1dには既にOCRコード3及びバーコード4が印字されているため、印字部160bは、ICラベル1dに対してOCRコード3及びバーコード4を印字しない。これは、上述したように、データベース181には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにIDが正常に書き込まれ、OCRコード及びバーコードが正しく印字された場合にその旨が登録されていることにより、装置制御部180は、データベース181を参照し、ICラベル1dには、既にOCRコード3及びバーコード4が印字されていると判断することができるためである。
またこの際、カメラ170は、対向しているICラベル1gの印字部160aによる印字面を光学的に読み取ることでICラベル1gの印字面の画像を取得して読み取り結果を装置制御部180に出力し、装置制御部180は、上記同様に、データベース181を参照し、カメラ170から出力された読み取り結果と、ICラベル1gに印字されるべきOCRコード及びバーコードとを照合する。
また、貼替スペース140にはICラベル1fが搬送されてきているため、ラベル検知センサ130bは、ICラベル1fを検知する。
リーダライタ150bにてIDの書き込み及び読み取りが行われたICラベル101eは、印字部160bに対向する領域に搬送されていく。装置制御部180は、リーダライタ150bから通知された読み取り結果に基づいて、リーダライタ150bにてICラベル101eにIDが正常に書き込まれたかどうかを判断し(ステップ126)、リーダライタ150bにてICラベル101eにIDが正常に書き込まれた場合のみ、印字部160bを制御し、そのIDに対応するOCRコード及びバーコードを印字情報として印字する(ステップ127)(図7(e))。
一方、装置制御部180は、リーダライタ150bにてICラベル101eからIDが読み取られなかった場合、すなわち、リーダライタ150bにてICラベル101eにIDが正常に書き込まれなかった場合や、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dに書き込まれたIDと一致しない場合は、装置制御部180は、例えば、エラーを示す情報を表示出力する(ステップ128,129)。
この際、リーダライタ150aにはICラベル1jが対向しているため、リーダライタ150aはICラベル1jに対してIDの書き込み及び読み取りの処理を行う。また、印字部160aにはICラベル1iが対向しているため、印字部160aはICラベル1iに対してOCRコード3及びバーコード4を印字する。
また、リーダライタ150bにはICラベル1fが対向しているが、ICラベル1fには既にIDが書き込まれているため、リーダライタ150bは、ICラベル1fに対してIDの書き込みは行わず、IDを読み取り、読み取ったIDを装置制御部180に通知する。
装置制御部180は、データベース181を参照し、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fに書き込まれたIDであるかを照合する。上述したように、データベース181には、ICラベル1a〜1h毎に書き込むべきIDからなる発行データが登録されているとともに、ICラベル1a〜1hにIDが正常に書き込まれた場合にその旨が登録されているため、装置制御部180は、データベース181を参照し、リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fに書き込まれたIDであるかを照合することができる。
リーダライタ150bから通知されてきたIDが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fに書き込まれたIDと一致した場合、装置制御部180は、貼り替えられたICラベル101eが、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ前に搬送されるICラベル1dと、連続状シート2上にてICラベル1eの1つ後に搬送されるICラベル1fとの間に正しく挿入されたと判断することができる。