JP4815698B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動取引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、金融機関、流通機構等に設置される自動取引装置には、現金の取扱い、公共料金の支払い等の取引きの内容を表す明細票を発行するために媒体処理部が配設されている。
【0003】
図2は従来の媒体処理部の概念図である。
【0004】
図において、11は第1の明細票ボックス、13は該第1の明細票ボックス11にセットされた感熱折畳みの連続紙、15は該連続紙13の挿入口、12は第2の明細票ボックス、14は該第2の明細票ボックス12にセットされた感熱折畳みの連続紙、16は該連続紙14の挿入口である。
【0005】
そして、21〜25は搬送ローラ、26は排出ローラ、31はプラテンローラ、32はラインサーマルヘッド、33は回転式のカッタ、34、36、39は媒体センサ、35、37、38は前記連続紙13、14に付与された黒色のマークを検出するマーク検出センサ、41は前記第1の明細票ボックス11の回収スイッチ、42は前記第2の明細票ボックス12の回収スイッチである。前記媒体センサ39は連続紙13、14の搬送を監視する。
【0006】
図3は従来の明細票の例を示す図である。
【0007】
図において、13は連続紙であり、該連続紙13には一定の送り量ごとにミシン目45が形成され、黒色のマーク46が付与される。そして、連続紙13は、ミシン目45ごとに図2に示されるように折り畳まれる。なお、連続紙14(図2)も同じ構成を有する。
【0008】
次に、前記構成の媒体処理部の動作について説明する。
【0009】
まず、第1の明細票ボックス11内の連続紙13の先端が挿入口15に挿入されると、媒体センサ34は、連続紙13を検出し、検出信号を図示されない制御部に送る。該制御部は、検出信号が送られてくると、搬送用の駆動手段としての図示されないパルスモータを駆動し、搬送ローラ21を回転させて連続紙13をローディングして搬送し、連続紙13が一定パルス分搬送されると、前記パルスモータの駆動を停止させて、連続紙13の搬送を停止し、待機する。
【0010】
このとき、前記制御部は、マーク検出センサ35からの検出信号を読み込み、マーク検出センサ35によってマーク46が検出されたかどうかを判断する。そして、マーク46が検出されない場合、制御部は、連続紙13が表と裏とを逆にして挿入されたと判断し、前記パルスモータを逆方向に駆動し、搬送ローラ21を逆方向に回転させて連続紙13を挿入口15から排出する。
【0011】
一方、マーク検出センサ35によってマーク46が検出された場合、前記制御部は、図示されない上位装置から印字命令が送られるのを待機する。印字命令が送られると、前記制御部は、前記パルスモータを駆動し、搬送ローラ21、23〜25、排出ローラ26及びプラテンローラ31を回転させ、連続紙13を更に搬送する。
【0012】
続いて、前記制御部は、マーク検出センサ38からの検出信号を読み込み、マーク検出センサ38によってマーク46が検出されたかどうかを判断する。そして、マーク検出センサ38によってマーク46が検出された場合、制御部は、前記パルスモータを所定のパルス数だけ駆動し、搬送ローラ21、23〜25及びプラテンローラ31を回転させると、ラインサーマルヘッド32を駆動して印字を開始する。
【0013】
また、印字が行われている間に、前記制御部は、マーク検出センサ38からの検出信号を読み込み、マーク検出センサ38によって次のマーク46が検出されたかどうかを判断する。そして、マーク検出センサ38によって次のマーク46が検出された場合、制御部は、更に前記連続紙13を搬送し、前記パルスモータが所定のパルス数だけ駆動されると、前記パルスモータの駆動を停止させて、連続紙13の搬送を停止させる。
【0014】
続いて、制御部は、カッタ33を駆動し、回転させて連続紙13を前記ミシン目45でカットして、所定の長さを有する図示されない明細票を形成する。そして、前記制御部は、前記パルスモータを駆動し、排出ローラ26を回転させて明細票を矢印方向に搬送し、図示されない排出口に排出する。このようにして明細票が発行される。
【0015】
また、2枚目以降の明細票も、前記動作によって同様に発行される。すなわち、制御部は、前記次のマーク46が検出されてから、前記パルスモータを所定のパルス数だけ駆動すると、ラインサーマルヘッド32を駆動して2枚目の印字を開始する。
【0016】
また、印字が行われている間に、前記制御部は、マーク検出センサ38からの検出信号を読み込み、マーク検出センサ38によって更に次のマーク46が検出されたかどうかを判断する。そして、マーク検出センサ38によって更に次のマーク46が検出された場合、制御部は、更に前記連続紙13を搬送し、前記パルスモータが一定のパルス数だけ駆動されると、前記パルスモータを停止させて、連続紙13を停止させる。
【0017】
続いて、制御部は、カッタ33を駆動し、回転させて連続紙13を前記ミシン目45でカットして、前記明細票を形成する。そして、前記制御部は、前記パルスモータを駆動し、排出ローラ26を回転させて明細票を前記排出口に矢印方向に排出し、発行する。
【0018】
一方、第2の明細票ボックス12内の連続紙14の先端が挿入口16に挿入された場合も、同様に連続紙14がローディングされ、印字が行われ、明細票が発行される。なお、媒体センサ36は媒体センサ34と、搬送ローラ22は搬送ローラ21と、マーク検出センサ37はマーク検出センサ35と同じ機能を有する。
【0019】
また、挿入口15に挿入され、ラインサーマルヘッド32とプラテンローラ31との間に形成される印字位置に一旦(いったん)送られた連続紙13を回収する場合、操作者が回収スイッチ41を押下すると、制御部は、前記パルスモータを逆方向に駆動し、搬送ローラ21、23〜25及びプラテンローラ31を逆方向に回転させ、連続紙13を挿入口15に排出する。
【0020】
同様に、挿入口16に挿入され、前記印字位置に一旦送られた連続紙14を回収する場合、操作者が回収スイッチ42を押下すると、制御部は、前記パルスモータを逆方向に駆動し、搬送ローラ22、24、25及びプラテンローラ31を逆方向に回転させ、連続紙14を挿入口16に排出する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の自動取引装置においては、連続紙13、14をそれぞれ第1、第2の明細票ボックス11、12内にセットした後、連続紙13、14の先端を各挿入口15、16に挿入する必要がある。したがって、連続紙13、14をローディングするための作業が煩わしい。
【0022】
本発明は、前記従来の自動取引装置の問題点を解決して、連続紙をローディングするための作業を簡素化することができる自動取引装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の自動取引装置においては、ロール状の連続紙をセットするための第1、第2の連続紙セット部と、駆動手段と、移送部材と、前記第2の連続紙セット部に配設され、連続紙を検出する媒体センサと、該媒体センサによる連続紙の検出に基づいてロール径を算出するロール径算出処理手段と、算出されたロール径が設定値より大きい場合に、前記移送部材によって、前記第2の連続紙セット部にセットされた連続紙を第1の連続紙セット部に送り、前記駆動手段を駆動することによって、前記第1の連続紙セット部にセットされた連続紙を回転させ、連続紙を繰り出してローディングする自動ローディング処理手段とを有する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】
図4は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置のブロック図である。
【0026】
図において、81は金融機関、流通機構等に設置される自動取引装置、82は該自動取引装置81の全体の制御を行う制御部、83は顧客が操作する顧客操作部、84は金融機関、流通機構等の内部の操作者が操作する内部操作部、85は現金の取扱い、公共料金の支払い等の取引きを行う現金処理部、86は図示されないカードの処理を行ったり、図示されない明細票を発行したりするためのカード・媒体処理部、87は図示されない通帳に対して記帳を行う通帳記帳部、88は取引きの内容を記録する明細記録保持部であり、前記カード・媒体処理部86は、前記カードの処理を行う図示されないカード処理部、並びに図示されない連続紙及び明細票の処理を行う図示されない媒体処理部から成る。
【0027】
次に、前記カード・媒体処理部86のうちの媒体処理部について説明する。
【0028】
図1は本発明の第1の実施の形態における媒体処理部の概念図、図5は本発明の第1の実施の形態における連続紙のセット状態を示す斜視図である。
【0029】
図において、51は移送部材としてのアーム、52〜55は第1の媒体検出手段としての媒体センサ、56は第2の媒体検出手段としての明細票センサ、57は切断手段としてのカッタ、60は印字ヘッドとしてのラインサーマルヘッド、61はプラテンローラ、62、66は連続紙ローディング手段としてのローディングベルト、63は搬送ローラ、64は排出ローラ、65は感熱紙から成り、発色面65aを備える連続紙、67、68は該連続紙65をセットするための第1、第2の連続紙セット部である。なお、連続紙65は、第1、第2の連続紙セット部67、68においてロール状の形状を有し、第1の連続紙セット部67から繰り出されるとウェブ状の形状になる。また、前記第1、第2の連続紙セット部67、68によって連続紙セット手段が構成される。
【0030】
前記プラテンローラ61及び排出ローラ64は、搬送用の駆動手段としての図示されない第1のパルスモータを駆動することによって回転させられる。また、前記ローディングベルト62は、駆動ローラR1と従動ローラR2との間に架設され、ローディング用の駆動手段としての図示されない第2のパルスモータを駆動し、駆動ローラR1を回転させることによって走行させられ、走行に伴って、連続紙65を回転させ、連続紙65を繰り出す。同様に、前記ローディングベルト66は、前記駆動ローラR1と従動ローラR3との間に架設され、前記駆動ローラR1を回転させることによって走行させられ、走行に伴って連続紙65をローディングする。
【0031】
また、71は第1の連続紙セット部67において先端を連続紙65に当接させて配設され、連続紙65を分離させる連続紙分離ガイド、74は操作部材としての連続紙回収・ローディングスイッチ、75は表示手段としての発光ダイオードである。前記アーム51は、第1、第2の連続紙セット部67、68間に配設されたシャフト73を揺動中心として揺動自在に配設され、連続紙セット用の駆動手段としての図示されないアームモータを駆動することによって揺動させられ、実線で示される第1のアームポジション、及び破線で示される第2のアームポジションを採る。なお、前記第1の連続紙セット部67にセットされた連続紙65をローディングする場合、連続紙65は矢印A方向に回転させられる。
【0032】
次に、連続紙65を手動でローディングする場合の媒体処理部の動作について説明する。
【0033】
通常、アーム51は、第1のアームポジションに置かれ、連続紙65がアーム51上に置かれる。これに伴い、媒体センサ52によって連続紙65が検出され、検出信号が制御部82(図4)に送られる。続いて、操作者が連続紙回収・ローディングスイッチ74を押下すると、制御部82は、媒体センサ53からの検出信号を読み込み、媒体センサ53によって連続紙65が検出されたかどうかを判断する。この時点で、第1の連続紙セット部67に連続紙65がセットされていないので、媒体センサ53によって連続紙65が検出されない。したがって、前記制御部82は、連続紙65がローディングされていないことを認識する。
次に、前記制御部82の図示されない手動ローディング処理手段は、手動ローディング処理を行い、媒体センサ52からの検出信号に基づいて、前記アームモータを駆動し、アーム51を回動させて第2のアームポジションに置く。これに伴って、第2の連続紙セット部68にセットされた連続紙65は第1の連続紙セット部67に送られ、セットされる。
【0034】
続いて、前記手動ローディング処理手段は、アーム51を第2のアームポジションに置いたまま、前記第2のパルスモータを強制的に駆動してローディングベルト62、66を走行させる。その結果、連続紙65は、ローディングベルト62の走行に伴って矢印A方向に回転させられ、先端が連続紙分離ガイド71によって分離させられて繰り出され、更に前記ローディングベルト66の走行に伴って搬送され、ローディングされる。
【0035】
そして、媒体センサ55によって連続紙65の先端が検出されると、前記第1、第2のパルスモータがあらかじめ設定されたパルス数だけ駆動されて、停止させられる。これに伴って、連続紙65は、ローディングベルト62、66及びプラテンローラ61によって搬送され、先端が搬送方向におけるカッタ57の直前に到達したときに停止させられる。このようにして、ローディングが終了される。なお、ローディングが終了すると、前記アームモータが駆動され、アーム51は第1のアームポジションに戻される。
【0036】
続いて、図示されない上位装置から印字命令が送られると、制御部82は、前記第1、第2のパルスモータを駆動し、ローディングベルト62、66を走行させ、プラテンローラ61、搬送ローラ63及び排出ローラ64を駆動して連続紙65を搬送しながら、ラインサーマルヘッド60に印字データを送り、前記第1、第2のパルスモータのパルスと同期させて印字を行う。そして、印字が行われている間に、明細票センサ56が連続紙65の先端を検出すると、制御部82は第1、第2のパルスモータのパルス数のカウントを開始し、パルス数が設定値に達すると、カッタ57を駆動して連続紙65をカットし、所定の長さを有する図示されない明細票を形成する。該明細票は、搬送ローラ63によって搬送され、排出ローラ64によって図示されない排出口に排出される。このようにして明細票が発行される。
【0037】
また、媒体処理部において連続紙65を自動的にローディングすることもできる。
【0038】
この場合、アーム51は、第1のアームポジションに置かれ、連続紙65がアーム51上に置かれ、媒体センサ52によって連続紙65が検出されると、検出信号が制御部82に送られる。この状態で、上位装置から印字命令が送られると、制御部82の図示されない自動ローディング処理手段は、自動ローディング処理を行い、媒体センサ52からの検出信号に基づいて、前記アームモータを駆動し、アーム51を回動させて第2のアームポジションに置く。これに伴って、第2の連続紙セット部68にセットされた連続紙65は第1の連続紙セット部67にセットされる。
【0039】
続いて、アーム51を第2のアームポジションに置いたまま、前記第2のパルスモータを駆動してローディングベルト62、66を走行させると、連続紙65は、ローディングベルト62の走行に伴って矢印A方向に回転させられ、先端が連続紙分離ガイド71によって分離させられ、更に前記ローディングベルト66の走行に伴って搬送され、ローディングされる。
【0040】
次に、連続紙65の回収動作について説明する。
【0041】
まず、ローディングが終了され、連続紙65の先端が搬送方向におけるカッタ57の直前に置かれている場合に、操作者が連続紙回収・ローディングスイッチ74を押下すると、この時点で、媒体センサ55によって連続紙65の先端が既に検出されているので、制御部82は、第1、第2のパルスモータを逆方向に駆動し、プラテンローラ61を逆方向に回転させ、ローディングベルト62、66を逆方向に走行させる。続いて、媒体センサ54によって連続紙65が検出されなくなると、制御部82は、第1、第2のパルスモータのパルス数のカウントを開始し、カウント値が設定値になると、第1、第2のパルスモータの駆動を停止させて連続紙65を回収する。
【0042】
ところで、連続紙65をローディングするに当たり、ロール状の連続紙65の外径、すなわち、ロール径が小さく、連続紙65が軽いと、ローディングベルト62を走行させても連続紙65を繰り出すことができなくなってしまう。
【0043】
そこで、前記媒体センサ53は、連続紙65のロール径が設定値より大きい場合に、連続紙65を検出するようになっている。そして、第1のアームポジションにおいて、アーム51上に連続紙65が置かれたときに、前記制御部82の図示されないロール径算出処理手段は、ロール径算出処理を行い、媒体センサ52によって連続紙65が検出されたかどうかにより、連続紙65のロール径を算出する。そして、前記自動ローディング処理手段は、媒体センサ52によって連続紙65が検出され、算出されたロール径が設定値より大きく、連続紙65が十分に重い場合にだけ、前記アームモータ及び第1、第2のパルスモータを駆動し、連続紙65をローディングする。
【0044】
また、アーム51上に連続紙65を置いたときに、媒体センサ52によって連続紙65が検出されず、ロール径が設定値以下であり、連続紙65が軽い場合は、操作者が連続紙回収・ローディングスイッチ74を押下したときに限り、前記手動ローディング処理手段は、前記アームモータ及び第1、第2のパルスモータを駆動し、連続紙65をローディングする。なお、前述されたように、媒体センサ52によって連続紙65が検出されたときに、操作者が連続紙回収・ローディングスイッチ74を押下した場合、手動ローディング処理手段によって同様にローディングが行われる。
【0045】
なお、発光ダイオード75は、通常、消灯させられているが、連続紙65がアーム51上に置かれ、媒体センサ52によって検出された場合にだけ点灯させられる。したがって、操作者は、発光ダイオード75が点灯しているかどうかを見ることによって、連続紙65のロール径が大きく、連続紙65が十分に重いかどうか、及び自動的に連続紙65をローディングすることができるかどうかを判断することができる。
【0046】
なお、アーム51上に置かれた連続紙65のロール径が設定値以下であり、連続紙65が軽い場合、発光ダイオード75を消灯したままになる。したがって、操作者は、連続紙回収・ローディングスイッチ74を押下しない限り、連続紙65をローディングすることができない。
【0047】
このように、本実施の形態において、ロール径が設定値より大きく、連続紙65が十分に重い場合は、自動的に連続紙65をローディングし、連続紙65のロール径が設定値以下であり、連続紙65が軽い場合は、連続紙回収・ローディングスイッチ74を押下することによって連続紙65をローディングすることができる。したがって、連続紙65をローディングするための作業を簡素化することができる。
【0048】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0049】
図6は本発明の第2の実施の形態における自動取引装置のブロック図である。
【0050】
この場合、現金処理部85、カード・媒体処理部86及び通帳記帳部87は、通常、図示されないカード、連続紙65(図1)、図示されない通帳等をセットしたり、ジャムになった連続紙65を除去したりすることができるように図示されない引出機構を有する。そして、前記現金処理部85、カード・媒体処理部86及び通帳記帳部87に隣接させて検出スイッチSW1〜SW3がそれぞれ配設され、現金処理部85、カード・媒体処理部86及び通帳記帳部87が引き出されると、各スイッチSW1〜SW3がオンになり、前記現金処理部85、カード・媒体処理部86及び通帳記帳部87が元に戻されると、各スイッチSW1〜SW3がオフになる。
【0051】
例えば、操作者がカード・媒体処理部86を引き出すと、スイッチSW2がオンになり、アーム51上に連続紙65を置いてカード・媒体処理部86を元に戻すと、スイッチSW2がオフになる。この場合、制御部82の図示されない初期ローディング処理手段は、初期ローディング処理を行い、スイッチSW2のスイッチ信号を読み込み、アーム51上に連続紙65が置かれてセットされたことを認識する。そして、前記初期ローディング処理手段は、連続紙セット用の駆動手段としての図示されないアームモータ、搬送用の駆動手段としての図示されない第1のパルスモータ、及びローディング用の駆動手段としての図示されない第2のパルスモータを駆動し、連続紙65をローディングする。
このように、本実施の形態においては、スイッチ信号に基づいてローディングが開始されるので、連続紙65がセットされた後の第1回目の取引きについては、ローディングを行うための処理速度を高くすることができる。
【0052】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0053】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、自動取引装置においては、ロール状の連続紙をセットするための第1、第2の連続紙セット部と、駆動手段と、移送部材と、前記第2の連続紙セット部に配設され、連続紙を検出する媒体センサと、該媒体センサによる連続紙の検出に基づいてロール径を算出するロール径算出処理手段と、算出されたロール径が設定値より大きい場合に、前記移送部材によって、前記第2の連続紙セット部にセットされた連続紙を第1の連続紙セット部に送り、前記駆動手段を駆動することによって、前記第1の連続紙セット部にセットされた連続紙を回転させ、連続紙を繰り出してローディングする自動ローディング処理手段とを有する。
【0054】
この場合、連続紙の検出に基づいてロール径が算出され、算出されたロール径が設定値より大きい場合に、移送部材によって、第2の連続紙セット部にセットされた連続紙が第1の連続紙セット部に送られ、駆動手段が駆動されることによって、第1の連続紙セット部にセットされた連続紙が繰り出され、ローディングされるので、連続紙をローディングするための作業を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における媒体処理部の概念図である。
【図2】従来の媒体処理部の概念図である。
【図3】従来の明細票の例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における自動取引装置のブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における連続紙のセット状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における自動取引装置のブロック図である。
【符号の説明】
51 アーム
52 媒体センサ
62、66 ローディングベルト
65 連続紙
67、68 第1、第2の連続紙セット部
74 連続紙回収・ローディングスイッチ
82 制御部
86 カード・媒体処理部
Claims (1)
- (a)ロール状の連続紙をセットするための第1、第2の連続紙セット部と、
(b)駆動手段と、
(c)移送部材と、
(d)前記第2の連続紙セット部に配設され、連続紙を検出する媒体センサと、
(e)該媒体センサによる連続紙の検出に基づいてロール径を算出するロール径算出処理手段と、
(f)算出されたロール径が設定値より大きい場合に、前記移送部材によって、前記第2の連続紙セット部にセットされた連続紙を第1の連続紙セット部に送り、前記駆動手段を駆動することによって、前記第1の連続紙セット部にセットされた連続紙を回転させ、連続紙を繰り出してローディングする自動ローディング処理手段とを有することを特徴とする自動取引装置。
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