JPH10222727A - 帳票類搬送処理装置、レシート搬送処理装置及び該レシート搬送処理装置を備えた自動取引装置 - Google Patents

帳票類搬送処理装置、レシート搬送処理装置及び該レシート搬送処理装置を備えた自動取引装置

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JPH10222727A
JPH10222727A JP9021704A JP2170497A JPH10222727A JP H10222727 A JPH10222727 A JP H10222727A JP 9021704 A JP9021704 A JP 9021704A JP 2170497 A JP2170497 A JP 2170497A JP H10222727 A JPH10222727 A JP H10222727A
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JP9021704A
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English (en)
Inventor
Masaaki Konno
雅朗 金野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、省スペースを図りつつレシートの
収納容量を増大でき、補充作業の煩雑さを解消できるレ
シート搬送処理装置を提供する。 【解決手段】 放出口34に向けて繰り出すロール状に
巻回されたレシート巻回体を載置する本載置部41と、
この本体15aにおける本載置部41に連設した第1乃
至第3の予備載置部51乃至53と、本体15aにおけ
る第1乃至第3の予備載置部51乃至53のレシート巻
回体27の存在の有無を個別に検出する第1乃至第3の
センサ61乃至63と、予備載置部51乃至53に各々
配置された前記レシート巻回体27の送り込み搬送を行
う第1乃至第3のシュータ71乃至73と、第1乃至第
3のセンサ61乃至63による第1乃至第3の予備載置
部51乃至53における各レシート巻回体27の存在有
の検出結果に応じて、各第1乃至第3のシュータ71乃
至73に対する本載置部41への又は前段の予備載置部
52,51へのレシート巻回体27の送り込み駆動を行
う駆動部を備えた順送り手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票類搬送処理装
置、レシート搬送処理装置及び該レシート搬送処理装置
を備えた自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関等に設置される自動預出
金機(ATM)や自動支払機(CD)等の自動取引装置
に搭載される帳票類搬送装置としてのレシートプリンタ
においては、ロール状の帳票であるレシートをセットす
る収納部と、レシートを搬送する搬送部と、レシートに
印字する印字部と、この印字部により印字したレシート
を一枚毎に切断するカッタ部と、レシートを回収する回
収庫とを備えた構成が一般的である。
【0003】また、収納部におけるロール状のレシート
のセットは、ロールの水平補充式の構造が通常であり、
本ロール部及び予備ロール部に各々ロールを一巻ずつセ
ットし、本ロール部のロールに巻回配置したレシートが
無くなった時点で予備ロール部のロールに巻回したレシ
ートをロール毎バネを用いたシュータ機構を用いて本ロ
ール部の位置に向けて水平方向に蹴り出し、本ロール部
の位置で自動ローディングを行い、レシートの一端を初
期位置にセットするようにして行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のレシートプリンタの場合には、予備ロール部か
ら本ロール部へのロールの移動は、前記バネによりテン
ションのかかったシュータ上にロールを載せておき、シ
ュータに対するロックを解除することで、このシュータ
上のロールを蹴り出すようにしている。
【0005】この場合、ロールの蹴り出しを行ったシュ
ータを元の位置に手動操作にて戻すことが必要であり、
この結果、ロールの個数は最大でも2巻(1600取引
分)しかセットできない。このため、通常の店舗の場
合、1週間程度毎にロールの補充作業をしなければなら
ず、極めて煩雑であった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、比較的簡略な構成で省スペースを図りつつ帳票
類、レシートの収納容量を増大でき、補充作業の煩雑さ
を解消できる帳票類搬送処理装置、レシート搬送処理装
置及び該レシート搬送処理装置を備えた自動取引装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る帳票類搬送処理装置は、放出口に向けて繰り出すロー
ル状に巻回された帳票類巻回体を載置する本載置部を備
えた本体と、この本体における本載置部の隣から後段側
に連設した前記帳票類巻回体を載置する複数連の予備載
置部と、この本体における各予備載置部の帳票類巻回体
の存在の有無を検出する検出手段と、この検出手段によ
る各予備載置部における帳票類巻回体の存在有の検出結
果に応じて、前記予備載置部から前記本載置部へ向けて
帳票類巻回体を順送りする順送り手段とを有することを
特徴とするものである。
【0008】この発明によれば、前記検出手段が各予備
載置部のロール状に巻回された帳票類巻回体の存在の有
無を検出し、順送り手段が検出手段の検出結果に基づき
予備載置部から前記本載置部へ向けて帳票類巻回体を順
送りするので、比較的簡略な構成で省スペースを図りつ
つ補充作業の煩雑さを解消できる。
【0009】請求項2記載の発明に係る帳票類搬送処理
装置は、請求項1記載の帳票類搬送処理装置における前
記順送り手段は、前記予備載置部近傍の第1の位置に設
けられ前記予備載置部に入り込んだ第2の位置へ移動す
ることにより前記帳票類巻回体を前記本載置部あるいは
他の予備載置部ヘ送り込み搬送するシュータと、前記検
出手段による検出結果に応じて、このシュータを前記第
1の位置から前記第2の位置ヘ移動させ、前記シュータ
にて前記帳票類巻回体を他の載置部ヘ送り込んだ後に、
前記第2の位置から前記第1の位置ヘ前記シュータを移
動させるよう駆動する駆動手段とを有することを特徴と
するものである。
【0010】この発明によれば、順送り手段の駆動手段
が、検出手段の検出結果に基づきシュータを前記第1の
位置から前記第2の位置ヘ移動させ、前記シュータにて
前記帳票類巻回体を他の載置部ヘ送り込んだ後に、前記
第2の位置から前記第1の位置ヘ前記シュータを移動さ
せるので、帳票類巻回体の順送りを比較的簡略な構成で
実現できる。
【0011】請求項3記載の発明に係る帳票類搬送処理
装置は、放出口に向けて繰り出すロール状に巻回された
帳票類巻回体を載置する本載置部を備えた本体と、この
本体における本載直部の隣から後段側に連設した前記帳
票類巻回体を載置する2連以上の予備載置部と、前記予
備載置部近傍の第1の位置に設けられ前記予備載置部に
入り込んだ第2の位置へ移動することにより前記帳票類
巻回体を前記本載置部あるいは他の予備戦置部へ送り込
み搬送するシュータと、このシュータを前記第1の位置
から前記第2の位置ヘ移動させることにより前記シュー
タにて前記帳票類巻回体を他の載置部ヘ送り込んだ後
に、前記第2の位置から前記第1の位置へ前記シュータ
を移動させるよう駆動する駆動手段とを有することを特
徴とするものである。
【0012】この発明によれば、前記駆動手段が、前記
シュータを前記第1の位置から前記第2の位置ヘ移動さ
せ、前記シュータにて前記帳票類巻回体を他の載置部ヘ
送り込んだ後に、前記第2の位置から前記第1の位置ヘ
前記シュータを移動させるので、帳票類巻回体の順送り
を比較的簡略な構成で確実に実行できる。
【0013】請求項4記載の発明に係る帳票類搬送処理
装置は、前記駆動手段は、前記複数からなる予備載置部
のうちの2つの予備載置部各々に設けられた2つのシュ
ータに各々連結され、一方のシュータの駆動時には他方
のシュータを空転させる事により2つのシュータを別個
に駆動可能なモータを有することを特徴とするものであ
る。
【0014】この発明によれば、モータ1個を用いた簡
略な構成で、複数からなる予備載置部のうちの2つの予
備載置部に各々に設けられた2つのシュータを別個にか
つ互いに帳票類巻回体の送り動作に支障を生じさせるこ
と無く駆動できる。
【0015】請求項5記載の発明に係るレシート搬送処
理装置は、放出口に向けて繰り出すロール状に巻回され
たレシート巻回体を載置する本載置部を備えた本体と、
この本体における本載置部の隣から後段側に連設した前
記レシート巻回体を各々載置するとともに、載置するレ
シート巻回体の転動を防止する湾曲面を備えたストッパ
を備えた第1乃至第3の予備載置部と、この本体におけ
る第1乃至第3の予備載置部のレシート巻回体の存在の
有無を個別に検出する光反射型の第1乃至第3のセンサ
からなる検出手段と、前記第1乃至第3の予備載置部に
臨ませて配置され、各予備載置部に各々配置された前記
レシート巻回体の送り込み搬送を行う第1乃至第3のシ
ュータと、前記第1のシュータを往復駆動する前段駆動
部と、第2、第3のシュータを選択的に往復駆動する後
段駆動部とを具備し、前記検出手段の第1のセンサによ
る第1の予備載置部におけるレシート巻回体の存在有の
検出結果に応じて前記前段駆動部により第1のシュータ
に対する第1の予備載置部から本載置部へのレシート巻
回体の送り込み駆動及び送り込み駆動後の元の位置への
復帰駆動を行い、前記検出手段の第2又は第3のセンサ
による第2又は第3の予備載置部におけるレシート巻回
体の存在有の検出結果に応じて前記後段駆動部により第
2のシュータに対する第1の予備載置部から本載置部へ
の又は第3のシュータに対する第3の予備載置部から第
2の予備載置部へのレシート巻回体の送り込み駆動及び
送り込み駆動後の元の位置への復帰駆動を行う順送り手
段とを有することを特徴とするものである。
【0016】この発明によれば、前記第1の予備載置部
に設けた第1のシュータを往復駆動する前段駆動部と、
第2、第3の予備載置部に設けた第2、第3のシュータ
を選択的に往復駆動する後段駆動部とを備え、検出手段
の光反射型の第1のセンサによる第1の予備載置部にお
けるレシート巻回体の存在有の検出結果に応じて、前段
駆動部により第1のシュータに対する第1の予備載置部
から本載置部へのレシート巻回体の送り込み駆動と送り
込み駆動後の元の位置への復帰駆動を行うものである。
【0017】また、検出手段の光反射型の第2又は第3
のセンサによる第2又は第3の予備載置部におけるレシ
ート巻回体の存在有の検出結果に応じて、前記後段駆動
部により第2のシュータに対する第1の予備載置部から
本載置部への又は第3のシュータに対する第3の予備載
置部から第2の予備載置部へのレシート巻回体の送り込
み駆動及び送り込み駆動後の元の位置への復帰駆動を行
うものである。
【0018】従って、順送り手段を2個のモータを用い
た簡略な構造とすることができ、確実にレシート巻回体
の送り込み搬送を実現することができる。
【0019】請求項6記載の発明に係るレシート搬送処
理装置は、請求項5記載のレシート搬送処理装置におけ
る前記後段駆動部は、モータと、前記第2、第3のシュ
ータに各々結合した2個のアームと、この2個のアーム
を各々駆動するクラッチ付きの2個の回転体と、各回転
体に前記クラッチを介してモータの駆動力を伝達するギ
ヤ群とを具備し、前記第2、第3のシュータのうち一方
のシュータの駆動時には他方のシュータ側のクラッチを
空転させることで前記第2、第3のシュータを選択的に
動作させるものである。
【0020】この発明によれば、請求項5記載のレシー
ト搬送処理装置における前記後段駆動部を、一個のモー
タ、クラッチ付きの回転体、ギヤ群を用いた簡略な構造
とし、第2、第3のシュータのうち一方のシュータの駆
動時には他方のシュータ側のクラッチを空転させること
で前記第2、第3のシュータを選択的に動作させるもの
であるから、駆動源であるモータを一個で済ませること
ができ、順送り手段の小型簡略化を図れる。
【0021】請求項7記載の発明に係る自動取引装置
は、利用者の指示に応じて所定の取引を行う自動取引装
置において、利用者により指示を入力するための入力手
段と、この入力手段から入力された指示に基づいてレシ
ートを放出する放出部と、この放出部より放出されるレ
シート用のロール状に巻回されたレシート巻回体を載置
する本載置部と、この本載置部の隣から後段側に連設し
た補充用の前記レシート巻回体を載置する2連以上の予
備載置部と、この各予備載置部のレシート巻回体の存在
の有無を個別に検出する検出手段と、前記本載置部にレ
シート巻回体を補充する際に前記検出手段による検出結
果に応じて後段側の予備載置部から前段側の予備載置部
を経て前記本載置部ヘレシート巻回体を順送り搬送する
順送り手段とを有することを特徴とするものである。
【0022】この発明によれば、検出手段による検出結
果に応じて、後段側の予備載置部から前段側の予備載置
部を経て前記本載置部ヘレシート巻回体を順送り搬送す
る順送り手段を有するので、後段側の予備載置部から前
段側の予備載置部へ、さらに前段側の予備載置部から本
載置部ヘのレシート用のロール状に巻回されたレシート
巻回体の順送りを円滑に行うことができる。
【0023】請求項8記載の発明に係る自動取引装置
は、利用者の指示に応じて所定の取引を行う自動取引装
置において、利用者により指示を入力するための入力手
段と、この入力手段から入力された指示に基づいてレシ
ートを放出する放出部と、この放出部より放出されるレ
シート用のロール状に巻回されたレシート巻回体を載置
する本載置部と、この本載置部の隣から後段側に連設し
た補充用の前記レシート巻回体を載置する2連以上の予
備載置部と、前記予備載置部に臨ませた第1の位置に設
けられ前記予備載置部に載置された前記レシート巻回体
を送り出す第2の位置ヘ移動することにより前記レシー
ト巻回体を前記本載置部あるいは他の予備載置部ヘ送り
込み搬送するシュータと、このシュータを前記第1の位
置から前記第2の位置へ移動させ、前記第2の位置から
前記レシート巻回体を他の載置部へ送り込んだ後に、第
1の位置ヘ前記シュータを移動させるよう駆動する駆動
手段とを有することを特徴とするものである。
【0024】この発明によれば、簡略な構造で、予備載
置部におけるレシート巻回体の他の予備載置部ヘの送り
込み搬送を実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態である金融機
関の営業店に設置され、通帳や磁気カードCを用いて預
金の受払いをセルフサービス的に実行する自動取引装置
(ATM)の外観斜視図である。
【0027】図1において、1は自動取引装置の本体で
あリ、その前面が操作面を構成している。前記本体1の
内部には、取引を実行するための以下に説明する各種モ
ジュールが実装されている。
【0028】即ち、紙幣入金/出金装置2は、入金紙幣
の受取り計数、収納、および指定金額の支払いを実行す
るもので、紙幣の出入口3を備えている。硬貨入金/出
金装置4は、紙幣同様の硬貨の受け払い機能を持ってお
り、硬貨の出入口5を備えている。
【0029】通帳プリンタ6は、受け入れた通帳の磁気
ストライプから口座番号等を読み取り、この口座番号等
に対応する取引の記録を印字する機能を持っており、通
帳の出入口7を備えている。
【0030】本発明の実施の形態である帳票類搬送処理
装置としてのレシート搬送処理装置15を含むカード/
レシート処理部8は、磁気カードCとレシートの出入口
9を備え、出入口9から受け入れた磁気カードCから口
座番号を読み取り、これに対応する暗唱番号とのマッチ
ングを行い、本人確認をしたり、通帳を持参しない利用
者に対して、取引の記録をレシートとして印字発行する
機能を持っている。
【0031】主制御部10は、硬貨入金/出金装置4の
下部に配置され、上述した各機構を制御し、遠隔配置さ
れているホストコンピュータとオンラインでデータ交換
を行い、各種取引を実行制御するものであり、内蔵する
記憶部に格納されたプログラムに従って、コンピュータ
制御で情報の授受、演算、記憶、伝送等を行うようにな
っている。
【0032】また利用者用の操作面には、その表面に接
触することにより入力ができるタッチパネル11が設け
られており、その下面に対向してカラーの液晶表示装置
12が配置されている。このタッチパネル11と液晶表
示装置12とによって、取引のステップに応じて、必要
な案内文言と、キーボードを表示し、このキーボードに
対向するタッチパネル11に指を触れることで所望のキ
ー入力が実現できるようになっている。
【0033】図2は、本実施の形態のレシート搬送処理
装置15を含むカード/レシート処理部8の概略構成を
示すものであり、このカード/レシート処理部8は、カ
ードリーダ13、ジャーナルプリンタ14、レシート搬
送処理装置15及び制御部16から構成されている。
【0034】前記カードリーダ13は、カード出入口9
から挿入される磁気カードCを受入れ、この磁気カード
Cをローラ対17で内部に搬送し、中央の磁気ヘッド1
8で磁気カードCに付されている磁気ストライプのデー
タをリード/ライトするようになっている。
【0035】磁気ヘッド18よりもさらに後方に磁気カ
ードCを搬送すると、LED19とCCD20等で構成
されるイメージリーダ21により磁気カードCに付され
ているエンボスエリアの画像イメージを読み込む用にな
っている。
【0036】尚、カード/レシート処理部8のカードリ
ーダ13の入口近傍には、シャッタ22が設けられ、磁
気カードCを受け入れるべきときのみ開放し、磁気カー
ドCが既に入ってるときには、他の磁気カードCの挿入
を防止する動作を行うようにしている。
【0037】このカードリーダ13の機能によって、利
用者の持参する磁気カードCの口座番号を読み取り、別
に入力する暗唱番号とのマッチングをとることにより、
利用者の認証をするとともに、磁気カードCが確かに受
け入れられたというエンボス記録をとることができるも
のである。
【0038】カード/レシート処理部8のジャーナルプ
リンタ14は、円筒状の感熱記録式のジャーナル用紙2
3をセットし、これをローラ対24で搬送し、その途中
に配置したサーマル印字ヘッド25で、取引の記録(取
引日時、口座番号、取引種目、取引金額等の文字データ
と、磁気カードCのエンボスデータ)を印字し、このジ
ャーナル用紙23を巻き取り軸26に巻き取る構造にな
っている。
【0039】レシート搬送処理装置15は、詳細は後述
するが、本体15aにロール状に巻回されている帳票類
である感熱記録式のレシート巻回体27を4連構成でセ
ットし、最先端のレシート巻回体27から順次その一端
領域を繰り出し、一端領域に対する切断手段であるレシ
ートカッタ31による単片状のレシートへの切断処理、
印字手段であるプリンタ32による単片状のレシートへ
の所定の情報(取引履歴情報等)の印字処理、放出搬送
手段である放出ベルト搬送部33による単片状のレシー
トの放出口34への放出処理を行うようになっている。
放出口34は、前記出入口9に連なるように構成してい
る。
【0040】尚、35は、取り忘れレシート用の回収箱
であり、所定時間経過しても利用者がレシートを前記出
入口9から抜き取らない時に、放出ベルト搬送部33を
逆転駆動して、当該レシートを回収保管するものであ
る。
【0041】次に、前記レシート搬送処理装置15の具
体的な構造を図3乃至図5を参照して説明する。
【0042】このレシート搬送処理装置15は、本体1
5aに本載置部41を設け、この本載置部41の隣から
後段側に連設して前記レシート巻回体27を各々載置す
るとともに、載置するレシート巻回体27の転動を防止
する湾曲面を備えたストッパ42を備えた第1乃至第3
の予備載置部51乃至53と、第1乃至第3の予備載置
部51乃至53のレシート巻回体27の存在の有無を個
別に検出する検出手段としての光反射型の第1乃至第3
のセンサ61乃至63を具備している。
【0043】また、レシート搬送処理装置15は、前記
第1乃至第3の予備載置部51乃至53に臨ませて配置
され、第1の予備載置部51から本載置部41、第3の
予備載置部53から第2の予備載置部52及び第2の予
備載置部52から第1の予備載置部51への前記各レシ
ート巻回体27の送り込み搬送を行う第1乃至第3のシ
ュータ71乃至73と、前記第1のシュータ71を図3
に示す矢印a方向に往復駆動する第1のモータ43及び
この第1のモータ43により駆動される扇形ギヤ44を
用い、扇形ギヤ44の回動支点を第1のシュータ71の
送り込みアーム71aに連結した前段駆動部45Aと、
第2、第3のシュータ27、73を図3に示す矢印方向
に各々選択的に往復駆動する後段駆動部45Bとを具備
している。
【0044】前記第1のシュータ71は、前記送り込み
アーム71aに加えて、この送り込みアーム71aに連
動して回動し、送り込みアーム71aが図3に点線で示
すように起立した状態で本載置部41に送り込んだレシ
ート巻回体27の外周に当接する補助アーム71bを備
えている。
【0045】この後段駆動部45Bは、第2のモータ4
6と、第2のモータ46により駆動される合計4個のギ
ヤ47a乃至47dと、2個のワンウェイクラッチ付き
の回転板48a、48bと、一方のワンウェイクラッチ
付きの回転板48aに一端を連結し、第2のシュータ7
2の送り込みアーム72aに他端部を連結した第2段駆
動アーム49と、他方のワンウェイクラッチ付きの回転
板48bに一端を連結し、第3のシュータ73の送り込
みアーム73aに他端部を連結した第3段駆動アーム5
0とを具備している。
【0046】前記ギヤ47aは、第2のモータ46によ
り直接駆動され、このギヤ47aからギヤ47b、ギヤ
47cを介して一方のワンウェイクラッチ付きの回転板
48aに第2のモータ46の駆動力を伝達するようにな
っている。
【0047】そして、回転板48aが矢印方向(図4)
へ半回転すると、第2段駆動アーム49を介して第2の
シュータ72の送り込みアーム72aは矢印a方向(図
3)に回動される。さらに、回転板48aが矢印方向
(図4)へ半回転すると、第2段駆動アーム49が元の
位置に戻り、送り込みアーム72aは矢印a方向(図
3)と反対方向に回動し、初期位置へ戻るようになって
いる。
【0048】また、前記ギヤ47aからギヤ47dを介
して他方のワンウェイクラッチ付きの回転板48bに第
2のモータ46の駆動力を伝達するようになっている。
【0049】そして、回転板48bが矢印方向(図4)
へ半回転すると、第3段駆動アーム50を介して第3の
シュータ73の送り込みアーム73aは矢印a方向(図
3)に回動される。さらに、回転板48bが矢印方向
(図4)へ半回転すると、第3段駆動アーム50が元の
位置に戻り、送り込みアーム73aは矢印a方向(図
3)と反対方向に回動し、初期位置へ戻るようになって
いる。
【0050】前記本載置部41から放出口34に至る領
域には、レシート巻回体27からレシート原紙の繰り出
しを行う繰り出し搬送部81、レシート原紙の一端領域
を一定の長さに切断して単片状のレシートとするレシー
トカッタ31、プリンタ32、振り分けゲート82、ベ
ルト99及びローラ群100を用いた放出/回収ベルト
搬送部33がこの順序で設けられ、また、振り分けゲー
ト82の下部には、レシートを回収保管する回収庫83
を配置している。前記振り分けゲート82は、プランジ
ャ82aにより図5に位置が変化した状態で示すように
振り分け駆動されるようになっている。
【0051】前記繰り出し搬送部81は、本載置部41
上のレシート巻回体27のレシート原紙27aの一端領
域の頭出しを行いこの一端領域から順にレシート巻回体
27をレシートカッタ31の位置へ繰り出し搬送するベ
ルト91、92及びローラ群93等を用いた第1のベル
ト搬送部84と、レシートカッタ31の位置を通過した
レシート原紙27aの一端領域の方向変換を行うベルト
94、ローラ95及びベルト車96を用いた第2のベル
ト搬送部85とを具備している。
【0052】また、第2のベルト搬送部85により搬送
される単片状のレシートに対して、前記プリンタ32に
より印字を行い、このレシートを振り分けゲート82に
より振り分けて放出/回収ベルト搬送部33により放出
口34へ放出したり、又は、放出/回収ベルト搬送部3
3に放置されたままの(取り忘れられたままの)レシー
トをこの放出/回収ベルト搬送部33を逆転駆動し、振
り分けゲート82により振り分けて前記回収庫83に保
管するようになっている。
【0053】一方、前記本体15aにおける側壁には、
図4に示すように、前記繰り出し搬送部81、第1のベ
ルト搬送部84、第2のベルト搬送部85、放出/回収
ベルト搬送部33を各々駆動する駆動機構部101と、
設けている。
【0054】この駆動機構部101は、前記繰り出し搬
送部81、第1のベルト搬送部84、第2のベルト搬送
部85を駆動する第1の搬送駆動部102と、前記放出
/回収ベルト搬送部33を駆動する第2の搬送駆動部1
03とを具備している。
【0055】第1の搬送駆動部102は、原動プーリを
備えた第1の搬送駆動モータ104と、前記繰り出し搬
送部81を構成するローラ群93のうちの一つに連結し
た搬送プーリ105と、前記ベルト車96に連結したベ
ルト車プーリ106と、このベルト車プーリ106の隣
りに配置した2段プーリ107と、前記原動プーリ、搬
送プーリ105、2段プーリ107に中継プーリ108
を介して張設した第1の搬送ベルト109と、前記2段
プーリ107、ベルト車プーリ106に張設した第2の
搬送ベルト110とを具備している。
【0056】第2の搬送駆動部103は、原動プーリを
備えた第2の搬送駆動モータ111と、前記放出/回収
ベルト搬送部33のローラ群100の一つに連結した搬
送プーリ112と、前記第2の搬送駆動モータ111の
原動プーリと搬送プーリ112とに張設した第3の搬送
ベルト112とを具備している。
【0057】次に、上述した構成の自動取引装置の作用
を前記レシート搬送処理装置15によるレシート巻回体
27の送り込み動作を主にし、かつ、図6乃至図9を参
照して説明する。
【0058】このレシート搬送処理装置15は、第3の
予備載置部53から第2の予備載置部52へ、第2の予
備載置部52から第1の予備載置部51へ、第1の予備
載置部51から本載置部41への前記各レシート巻回体
27の送り込み搬送を、前記第3のシュータ73、第2
のシュータ72、第1のシュータ71により各々順次行
うものである。
【0059】即ち、図6に示すように、まず、前記第3
の予備載置部53にレシート巻回体27を載置すると
と、前記光反射型の第3のセンサ63が第3の予備載置
部53上のレシート巻回体27の存在を確実に検出し、
制御部16がこの第3のセンサ63の検出結果を基に前
記後段駆動部45Bの第2のモータ46は正転し、ギヤ
47a、47dを介して、ワンウェイクラッチ付きの回
転板48bを矢印方向(図4)へ半回転させ、送り込み
アーム73aを第3のシュータ73とともに図7に示す
ように矢印a方向に回動させ、第3の予備載置部53か
ら第2の予備載置部52へレシート巻回体27を送り込
む。この後、さらに第2のモータ46が正回転し、ギヤ
47a、47dを介してワンウェイクラッチ付きの回転
板48bを矢印方向(図4)へ半回転させることによ
り、送り込みアーム73aは矢印a方向(図3)の反対
方向へ回動し、第3のシュータ73は元の位置へ戻る。
【0060】このとき、他方のワンウェイクラッチ付き
の回転板48aはワンウェイクラッチの動作で空転状態
となる。
【0061】第2の予備載置部52へ送り込まれたレシ
ート巻回体27は、第2の予備載置部52に設けた湾曲
面を備えたストッパ42により転動が防止され、確実に
第2の予備載置部52上に保持される。
【0062】次に、前記光反射型の第2のセンサ62
は、第2の予備載置部52上に保持された前記レシート
巻回体27の存在を確実に検出し、この第2のセンサ6
2の検出結果を基に前記後段駆動部45Bの第2のモー
タ46は逆転し、ギヤ47a、47b、47cを介して
ワンウェイクラッチ付きの回転板48aを矢印方向(図
4)へ半回転させ、送り込みアーム73bを第2のシュ
ータ72とともに図8に示すように矢印a方向に回動さ
せ、第2の予備載置部52から第1の予備載置部51へ
レシート巻回体27を送り込む。この後、さらに第2の
モータ46が逆転し、ギヤ47a、47b、47cを介
してワンウェイクラッチ付きの回転板48bを矢印方向
(図4)へ半回転させることにより、送り込みアーム7
3aは矢印a方向(図3)の反対方向へ回動し、第3の
シュータ73は元の位置へ戻る。
【0063】このとき、前記ワンウェイクラッチ付きの
回転板48bはこのワンウェイクラッチの動作で空転状
態となる。
【0064】第1の予備載置部51へ送り込まれたレシ
ート巻回体27は、第1の予備載置部51に設けた湾曲
面を備えたストッパ42により転動が防止され、確実に
第1の予備載置部51上に保持される。
【0065】次に、前記光反射型の第1のセンサ61
は、第1の予備載置部51上に保持された前記レシート
巻回体27の存在を確実に検出し、この第1のセンサ6
1の検出結果を基に前記前段駆動部45Aの第1のモー
タ43は正転し、扇形ギヤ44を回動して第1のシュー
タ71を図9に示す矢印a方向に回動させ、第1の予備
載置部51から本載置部41へレシート巻回体27を送
り込む。この後、第1のモータ43は逆転し、扇形ギヤ
44をb方向に回動して第1のシュータ71を元の位置
へ戻す。
【0066】このようにして、合計4連のレシート巻回
体27の載置部41、51乃至53におけるレシート巻
回体27の順送りを自動的に実行でき、比較的簡略な構
成で省スペースを図りつつレシート巻回体27の収納容
量を増大でき、かつ、レシート巻回体27の補充作業の
煩雑さを解消できる。
【0067】また、このレシート搬送処理装置15を組
み込んだ自動取引装置によれば、比較的簡略な構成で省
スペースを図りつつレシート巻回体27の補充作業の煩
雑さを解消でき、レシート巻回体27の補充作業の煩雑
さを解消し省力化を図ることが可能なる。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、検出手段
が各予備載置部の帳票類巻回体の存在の有無を検出し、
順送り手段が検出手段の検出結果に基づき予備載置部か
ら前記本載置部へ向けて帳票類巻回体を順送りするの
で、比較的簡略な構成で省スペースを図り、かつ、補充
作業の煩雑さを解消できる帳票類搬送処理装置を提供す
ることができる。
【0069】請求項2記載の発明によれば、帳票類巻回
体の順送りを比較的簡略な構成で実現できる帳票類搬送
処理装置を提供することができる。
【0070】請求項3記載の発明によれば、帳票類巻回
体の順送りを比較的簡略な構成で確実に実行できる帳票
類搬送処理装置を提供することができる。
【0071】請求項4記載の発明によれば、モータ1個
を用いた簡略な構成で、複数からなる予備載置部のうち
の2つの予備載置部に各々に設けられた2つのシュータ
を別個にかつ互いに帳票類巻回体の送り動作に支障を生
じさせること無く駆動できる帳票類搬送処理装置を提供
することができる。
【0072】請求項5記載の発明によれば、構造の簡略
化を図りつつ確実にレシート巻回体の送り込み搬送を実
現することができるレシート搬送処理装置を提供するこ
とができる。
【0073】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載のレシート搬送処理装置における前記後段駆動部にお
ける駆動源であるモータを一個で済ませることができ、
順送り手段の小型簡略化を図れるレシート搬送処理装置
を提供することができる。
【0074】請求項7記載の発明によれば、後段側の予
備載置部から前段側の予備載置部へ、さらに前段側の予
備載置部から本載置部ヘのレシート用のロール状に巻回
されたレシート巻回体の順送りを円滑に行うことができ
る自動取引装置を提供することができる。
【0075】請求項8記載の発明によれば、簡略な構造
で、予備載置部におけるレシート巻回体の他の予備載置
部ヘの送り込み搬送を実現することができる自動取引装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の自動取引装置を示す概略
斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態のカード/レシート処理部
を示す概略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態のレシート搬送処理装置を
示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態のレシート搬送処理装置を
裏側から見た示す概略である。
【図5】本発明の実施の形態のレシート搬送処理装置の
部分拡大図である。
【図6】本発明の実施の形態のレシート搬送処理装置の
動作説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のレシート搬送処理装置の
動作説明図である。
【図8】本発明の実施の形態のレシート搬送処理装置の
動作説明図である。
【図9】本発明の実施の形態のレシート搬送処理装置の
動作説明図である。
【符号の説明】
1 本体 8 カード/レシート処理部 15 レシート搬送処理装置 15a 本体 27 レシート巻回体 41 本載置部 45A 前段駆動部 45B 後段駆動部 51 第1の予備載置部 52 第2の予備載置部 53 第3の予備載置部 61 第1のセンサ 62 第2のセンサ 63 第3のセンサ 71 第1のシュータ 72 第2のシュータ 73 第2のシュータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放出口に向けて繰り出すロール状に巻回
    された帳票類巻回体を載置する本載置部を備えた本体
    と、 この本体における本載置部の隣から後段側に連設した前
    記帳票類巻回体を載置する複数連の予備載置部と、 この本体における各予備載置部の帳票類巻回体の存在の
    有無を検出する検出手段と、 この検出手段による各予備載置部における帳票類巻回体
    の存在有の検出結果に応じて、前記予備載置部から前記
    本載置部へ向けて帳票類巻回体を順送りする順送り手段
    と、 を有することを特徴とする帳票類搬送処理装置。
  2. 【請求項2】 前記順送り手段は、 前記予備載置部近傍の第1の位置に設けられ前記予備載
    置部に入り込んだ第2の位置へ移動することにより前記
    帳票類巻回体を前記本載置部あるいは他の予備載置部ヘ
    送り込み搬送するシュータと、 前記検出手段による検出結果に応じて、このシュータを
    前記第1の位置から前記第2の位置ヘ移動させ、前記シ
    ュータにて前記帳票類巻回体を他の載置部ヘ送り込んだ
    後に、前記第2の位置から前記第1の位置ヘ前記シュー
    タを移動させるよう駆動する駆動手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の帳票類搬送処理装置。
  3. 【請求項3】 放出口に向けて繰り出すロール状に巻回
    された帳票類巻回体を載置する本載置部を備えた本体
    と、この本体における本載直部の隣から後段側に連設し
    た前記帳票類巻回体を載置する2連以上の予備載置部
    と、前記予備載置部近傍の第1の位置に設けられ前記予
    備載置部に入り込んだ第2の位置へ移動することにより
    前記帳票類巻回体を前記本載置部あるいは他の予備戦置
    部へ送り込み搬送するシュータと、このシュータを前記
    第1の位置から前記第2の位置ヘ移動させることにより
    前記シュータにて前記帳票類巻回体を他の載置部ヘ送り
    込んだ後に、前記第2の位置から前記第1の位置へ前記
    シュータを移動させるよう駆動する駆動手段とを有する
    ことを特徴とする帳票類搬送処理装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、前記複数からなる予備
    載置部のうちの2つの予備載置部各々に設けられた2つ
    のシュータに各々連結され、一方のシュータの駆動時に
    は他方のシュータを空転させる事により2つのシュータ
    を別個に駆動可能なモータを有することを特徴とする請
    求項3記載の帳票類搬送処理装置。
  5. 【請求項5】 放出口に向けて繰り出すロール状に巻回
    されたレシート巻回体を載置する本載置部を備えた本体
    と、 この本体における本載置部の隣から後段側に連設した前
    記レシート巻回体を各々載置するとともに、載置するレ
    シート巻回体の転動を防止する湾曲面を備えたストッパ
    を備えた第1乃至第3の予備載置部と、 この本体における第1乃至第3の予備載置部のレシート
    巻回体の存在の有無を個別に検出する光反射型の第1乃
    至第3のセンサからなる検出手段と、 前記第1乃至第3の予備載置部に臨ませて配置され、各
    予備載置部に各々配置された前記レシート巻回体の送り
    込み搬送を行う第1乃至第3のシュータと、前記第1の
    シュータを往復駆動する前段駆動部と、第2、第3のシ
    ュータを選択的に往復駆動する後段駆動部とを具備し、
    前記検出手段の第1のセンサによる第1の予備載置部に
    おけるレシート巻回体の存在有の検出結果に応じて前記
    前段駆動部により第1のシュータに対する第1の予備載
    置部から本載置部へのレシート巻回体の送り込み駆動及
    び送り込み駆動後の元の位置への復帰駆動を行い、前記
    検出手段の第2又は第3のセンサによる第2又は第3の
    予備載置部におけるレシート巻回体の存在有の検出結果
    に応じて前記後段駆動部により第2のシュータに対する
    第2の予備載置部から第1の予備載置部への又は第3の
    シュータに対する第3の予備載置部から第2の予備載置
    部へのレシート巻回体の送り込み駆動及び送り込み駆動
    後の元の位置への復帰駆動を行う順送り手段と、 を有することを特徴とするレシート搬送処理装置。
  6. 【請求項6】 前記後段駆動部は、モータと、前記第
    2、第3のシュータに各々結合した2個のアームと、こ
    の2個のアームを各々駆動するクラッチ付きの2個の回
    転体と、各回転体に前記クラッチを介してモータの駆動
    力を伝達するギヤ群とを具備し、前記第2、第3のシュ
    ータのうち一方のシュータの駆動時には他方のシュータ
    側のクラッチを空転させることで前記第2、第3のシュ
    ータを選択的に動作させるものである請求項5記載のレ
    シート搬送処理装置。
  7. 【請求項7】 利用者の指示に応じて所定の取引を行う
    自動取引装置において、利用者により指示を入力するた
    めの入力手段と、この入力手段から入力された指示に基
    づいてレシートを放出する放出部と、この放出部より放
    出されるレシート用のロール状に巻回されたレシート巻
    回体を載置する本載置部と、この本載置部の隣から後段
    側に連設した補充用の前記レシート巻回体を載置する2
    連以上の予備載置部と、この各予備載置部のレシート巻
    回体の存在の有無を個別に検出する検出手段と、前記本
    載置部にレシート巻回体を補充する際に前記検出手段に
    よる検出結果に応じて後段側の予備載置部から前段側の
    予備載置部を経て前記本載置部ヘレシート巻回体を順送
    り搬送する順送り手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  8. 【請求項8】 利用者の指示に応じて所定の取引を行う
    自動取引装置において、利用者により指示を入力するた
    めの入力手段と、この入力手段から入力された指示に基
    づいてレシートを放出する放出部と、この放出部より放
    出されるレシート用のロール状に巻回されたレシート巻
    回体を載置する本載置部と、この本載置部の隣から後段
    側に連設した補充用の前記レシート巻回体を載置する2
    連以上の予備載置部と、前記予備載置部に臨ませた第1
    の位置に設けられ前記予備載置部に載置された前記レシ
    ート巻回体を送り出す第2の位置ヘ移動することにより
    前記レシート巻回体を前記本載置部あるいは他の予備載
    置部ヘ送り込み搬送するシュータと、このシュータを前
    記第1の位置から前記第2の位置へ移動させ、前記第2
    の位置から前記て前記レシート巻回体を他の載置部へ送
    り込んだ後に、第1の位置ヘ前記シュータを移動させる
    よう駆動する駆動手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
JP9021704A 1997-02-04 1997-02-04 帳票類搬送処理装置、レシート搬送処理装置及び該レシート搬送処理装置を備えた自動取引装置 Pending JPH10222727A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130111A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Sato Corp ラベルプリンタ
JP2003006708A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
JP2015069329A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 沖電気工業株式会社 取引装置及び取引方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001130111A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Sato Corp ラベルプリンタ
JP2003006708A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
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