JP6184249B2 - プリンタ - Google Patents

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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

本発明は、プリンタに関する。
ハウジングに固定された固定刃と、固定刃に対して往復動可能にハウジングに取付けられた可動刃とを備え、可動刃と固定刃とによってプリント紙を裁断するプリンタが知られている。
特開2007−38367号公報 特開2020−99852号公報
プリント紙を裁断する場合、撓んだ状態のプリント紙を可動刃と固定刃とによって挟み込んだ場合、プリント紙を裁断する効率が低下してしまう。
本発明に係るプリンタは、プリント媒体に印刷するプリンタであって、印刷部と、印刷部の排紙側に設けられる固定刃と、印刷部の排紙側に、固定刃に対して移動可能に設けられ、固定刃と協働してプリント媒体を裁断する可動刃と、プリント媒体に張力を加えるプリント媒体引張機構とを備える。
このプリント媒体引張機構は、固定刃の排紙側に配置される受け部材と、可動刃から排紙側へ延び、可動刃に連動して移動する押圧部材とを有する。押圧部材は、可動刃が固定刃に向かって移動するのに伴ってプリント媒体を受け部材に対して押圧するとともに、受け部材との間でプリント媒体を挟み込みながら排紙側へと移動する押圧部を含む。
押圧部材は、押圧部がプリント媒体と当接した後に可動刃が固定刃に向かって移動するのに応じて弾性変形する腕部を含んでもよい。この腕部は、その復元力で押圧部をプリント媒体に当接させてもよい。腕部は、可動刃に回動可能に取り付けられてもよい。この場合において、プリント媒体引張機構は、押圧部がプリント媒体を受け部材に押圧する力によって腕部が可動刃に対して第1方向へ回動するのを規制する回動規制部をさらに有してもよい。
この回動規制部は、押圧部がプリント媒体を押圧し、可動刃が予め定められた第1位置に到達するまでは、腕部と係合して腕部の第1方向への回動を規制してもよい。また、この回動規制部は、可動刃が第1位置を越えてさらに移動するときに、腕部との係合を解除して腕部の第1方向への回動を許容し、押圧部をプリント媒体から離脱させてもよい。
腕部は、可動刃から給紙側に延びる延長部分を含んでもよい。この場合において、回動規制部は、可動刃が第1位置に到達するまで延長部分と係合する凸部を有してもよい。この凸部は、可動刃が第1位置まで移動する間、延長部分から押されて変位してもよい。また、この凸部は、可動刃が第1位置を越えたときに、延長部分が凸部を乗り越えて、腕部が第1方向へ移動してもよい。
回動規制部は、腕部が第1方向へ回動した後、可動刃が固定刃から離れる方向へ移動して予め定められた第2位置に到達したときに、可動刃の排紙側において腕部と接する戻し部を有してもよい。この場合において、可動刃が第2位置を越えてさらに固定刃から離れる方向へ移動する間、戻し部に接している腕部の延長部分が凸部を乗り越えて、腕部が第1方向とは反対の第2方向へ回動してもよい。
押圧部材は、可動刃に回動可能に取り付けられる腕部を含んでもよい。この場合において、プリント媒体引張機構は、可動刃と腕部との間に配置されるトーションバネを有してもよい。このトーションバネは、押圧部がプリント媒体を受け部材に押圧する力によって腕部が可動刃に対して第1方向へ回動する間、第1方向とは逆の第2方向へ腕部を付勢してもよい。
プリンタは、可動刃の排紙側に設置されるプリント媒体抑え部材をさらに備えてもよい。このプリント媒体抑え部材は、可動刃が固定刃に向かって移動したときに、プリント媒体と当接し、受け部材との間で該プリント媒体を挟み込んでもよい。また、このプリント媒体抑え部材は、可動刃が固定刃から離れる方向に移動したときに、押圧部がプリント媒体から離れた後に該プリント媒体から離脱してもよい。
押圧部は、可動刃が固定刃に向かって移動するのに伴って、プリント媒体を受け部材に対して押圧するとともに排紙側へと回動しながら移動するローラ部を含んでもよい。この場合において、押圧部材は、ローラ部の一方向のみへの回動を許容するワンウェイクラッチ機構をさらに有してもよい。受け部材は、その給紙側の端部からプリント媒体に向かって突出する凸部を有してもよい。
本発明によれば、プリント媒体を裁断するときに、受け部材とプリント媒体押圧部材とでプリント媒体を挟み込み、排紙側へと引っ張ることができる。これにより、プリント媒体を張り渡した状態で、可動刃と固定刃によってプリント媒体を裁断することができるので、プリント媒体の裁断効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの斜視図である。 図1に示すプリンタの側方断面図である。 図1に示すプリンタの可動刃の駆動機構を示す図である。 図3に示す駆動機構からモータを省略した図を示す。 図3に示す駆動機構の部分拡大図である。 図4に示す駆動機構を図4中の矢印VIから見た側面図である。 図2に対応する図であって、プリント紙を裁断した後の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るプリント紙引張機構の概略図であって、(a)は斜視図を示し、(b)は側面図を示す。 図8に示す状態から、可動刃が固定刃に向かって移動した状態を示しており、図2に示す状態に対応する。 本発明の他の実施形態に係るプリント紙引張機構の概略図であって、(a)は斜視図を示し、(b)は側面図を示す。 図10に示す状態から、可動刃が固定刃に向かって移動した状態を示す。 図11に示す状態から、可動刃がさらに固定刃側へ移動した状態を示しており、(c)は図12(b)中の領域cを拡大した拡大図を示す。 図12に示す状態から、可動刃が固定刃から離れる方向に移動した状態を示す。 本発明のさらに他の実施形態に係るプリント紙引張機構の概略図であって、(a)は斜視図を示し、(b)は側面図を示す。 図14に示すプリント紙引張機構を説明するための図であって、(a)は図14(a)に示すプリント紙押圧部材の拡大図を示し、(b)は図15(a)に示すトーションバネの拡大図を示す。 図14に示す状態から、可動刃が固定刃に向かって移動した状態を示す。 図14に示すプリント紙引張機構の動作を説明するための図であって、(a)は図14に相当する状態を示し、(b)は図16に相当する状態を示す。 本発明のさらに他の実施形態に係るプリント紙引張機構の概略図であって、(a)は斜視図を示し、(b)は側面図を示す。 図18に示すプリント紙押圧部材の拡大図であって、(a)は側面図を示し、(b)は分解斜視図を示す。 図18に示す状態から、可動刃が固定刃に向かって移動し、ローラ部がプリント紙と接触した状態を示す。 図20に示す状態から可動刃が固定刃に向かってさらに移動した状態を示す。 本発明の他の実施形態に係るローラ部の斜視図を示す。 本発明の他の実施形態に係るプリンタの概略図であって、(a)は斜視図を示し、(b)は側面図を示す。 図23に示す状態から、可動刃が固定刃に向かって移動し、プリント紙抑え部材がプリント紙と接触した状態を示す。 図24に示す状態から、可動刃が固定刃に向かってさらに移動し、プリント紙押圧部材の押圧部がプリント紙に接触した状態を示す。 図25に示す状態から、可動刃が固定刃に向かってさらに移動した状態を示す。 本発明の他の実施形態に係る受け部材を説明するための概略図であって、(a)は斜視図を示し、(b)は側面図を示し、(c)は図27(b)中の領域cの拡大図を示す。 図27に対応する図であって、プリント紙を裁断した後の状態を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係るプリンタ10の構成について説明する。本実施形態では、プリンタ10は、印刷対象の媒体であるプリント紙Pに印刷するサーマルプリンタである。なお、図1および図2に示すように、プリンタ10の幅方向(または、排紙されるプリント紙の幅方向)をx軸方向、プリンタ10の高さ方向をz軸方向とする。また、以下の説明においては、説明を容易とする観点から、図示されるx軸の矢印の指す方向を右方向、z軸の矢印の指す方向を上方向とする。
プリンタ10は、ハウジング14と、プリント紙Pに印刷する印刷部11と、プリント紙Pを裁断する固定刃12および可動刃13とを備える。印刷部11は、ハウジング14内に設置され、ハウジング14内に回転可能に設置されたプラテン15と、プラテン15に対向配置されたヘッド16とを有する。
プリント紙Pは、印刷部11の給紙側に設置された給紙部(図示せず)からプリンタ10の排紙口17へ向かって、矢印yに示す方向に移動する。なお、本稿においては、移動するプリント紙Pの上流側を給紙側、下流側を排紙側とする。プラテン15は、プリント紙Pの図示下面と接するように、ハウジング14に回転可能に取り付けられている。
ヘッド16は、プラテン15と対向して配置されており、プリント紙Pの図示上面と接するようにハウジング14に設置される。ヘッド16は、バネ18によってプラテン15の方向に付勢されており、プラテン15との間でプリント紙Pを挟み込む。ヘッド16は加熱部を含み、加熱部によってプリント紙を加熱してプリント紙にサーマル印刷する。
固定刃12は、上方に刃部が向けられるように、印刷部11の排紙側にてハウジング14に固定される。可動刃13は、下方に刃部が向けられるように、固定刃12の上方側に配置される。可動刃13は、固定刃12に向かう方向と、固定刃12から離れる方向とに往復動可能となるように、ハウジングに取り付けられている。可動刃13は、固定刃12と協働してプリント紙Pを裁断する。
次に、図3〜図6を参照して、本実施形態に係る可動刃13を駆動するための駆動機構20について説明する。駆動機構20は、モータ21と、モータ21の回転シャフト(図示せず)の回転出力を伝達するプーリー22と、プーリー22を介してモータ21からの回転出力を伝達する第1駆動歯車23および第2駆動歯車24とを有する。モータ21はハウジング14に固定されており、回転シャフトを回転させる。
プーリー22は、第1歯車22a、第2歯車22b、および第1歯車22aと第2歯車22bと螺合するように架設されるベルト22cを含む。第1歯車22aはモータ21の回転シャフトに固定されており、モータ21の回転出力は第1歯車22aとベルト22cを介して第2歯車22bに伝達される。
第2歯車22bには、同軸上に小歯車22dが設けられている。第1駆動歯車23は、一方側にて小歯車22dと螺合する一方、他方側にて可動刃13の一方の端部に固定された歯部26と螺合する。第2駆動歯車24は、シャフト部25を介して第1駆動歯車23に機械的に連結されている。第2駆動歯車24は、歯部26とは反対側の可動刃13の端部に固定された歯部27と螺合する。
第1駆動歯車23が小歯車22dから回転力を受け取って回転するのに伴って、第2駆動歯車24もシャフト部25を介して第1駆動歯車23と一体的に回転する。第1駆動歯車23および第2駆動歯車24の回転は、歯部26および歯部27を介して可動刃13の上下方向への移動に変換される。このようして、駆動機構20は、可動刃13を上下方向に移動させる。なお、本実施形態においては、可動刃13は、その幅方向の両端から中央に向かうにつれて上下方向の高さが減ずる凹状の刃部13cを有する。
図1および図7を参照して、本実施形態に係るプリンタ10は、プリント紙Pを裁断するときにプリント紙Pに張力を加えるプリント紙引張機構100を備える。プリント紙引張機構100は、プリント紙Pを裁断すべく可動刃13が固定刃12に向かって移動したときに、可動刃13と連動してプリント紙Pを排紙側へと引っ張る。なお、図7は、プリント紙引張機構100によってプリント紙Pを排紙側へ引っ張りつつ、プリント紙Pを裁断した状態を示す。
次に、図8を参照して、本実施形態に係るプリント紙引張機構100の構成について説明する。なお、図8においては、理解を容易とするために固定刃12、可動刃13、およびプリント紙引張機構100を概略的に示している。プリント紙引張機構100は、固定刃12の排紙側に配置される受け部材101と、可動刃13に取り付けられ可動刃13から排紙側へ延びるプリント紙押圧部材102とを備える。
受け部材101は、図2および図7に示すように、ハウジング14の排紙口17の位置にてハウジング14に固設されている。図8に示すように、受け部材101は平面状の上面101aを有するステージ部材であり、プリント紙Pを上面101aにて下方から支持する。
プリント紙押圧部材102は、後述するように、可動刃13と連動して移動し、受け部材101と協働してプリント紙Pを挟み込む部材である。プリント紙押圧部材102は、可動刃13の排紙側の側面13aから排紙側且つ下方側へ延びる腕部1020と、腕部1020の排紙側の先端に形成された押圧部1021とを有する。
腕部1020は、可動刃13の側面13aに固定される第1部1020aと、第1部1020aの下端から延びる第2部1020bとを含む。腕部1020の第1部1020aは、固定具103によって側面13aに固定される。押圧部1021は、プリント紙Pと面するように第2部1020bの排紙側の先端に形成されており、L字状に屈曲した形状を有している。
なお、本実施形態においては、プリント紙押圧部材102は一枚の平板状の弾性部材から作製されている。腕部1020の第1部1020aと第2部1020bとは、弾性部材を屈曲線Lにて屈曲させることによって画定されている。また、押圧部1021は、第2部1020bの排紙側の先端を屈曲線Lにて屈曲させることによって形成されている。
次に、図8および図9を参照して、本実施形態に係るプリント紙引張機構100の機能について説明する。プリント紙Pを裁断する場合、駆動機構20が可動刃13を固定刃12に向かって下方へ移動させる。そうすると、可動刃13はプリント紙Pの上面と当接する。一方、プリント紙引張機構100の押圧部1021は、可動刃13および固定刃12がプリント紙Pを裁断する前(例えば、可動刃13がプリント紙Pと当接する前)に、プリント紙Pと当接する。
プリント紙Pを裁断するとき、可動刃13は、図8に示す状態から図9に示す状態となるまで、さらに下方へと移動する。このとき、押圧部1021は、可動刃13が下方へ移動するのに伴って、プリント紙Pを受け部材101の上面101aに対して押圧するとともに、受け部材101との間でプリント紙Pを挟み込みながら、図8中の矢印Dに示すように排紙側へと移動する。なお、図9に示す状態は、図2に示す状態に対応する。
このように押圧部1021が排紙側へ移動するのに伴って、腕部1020は、第1部1020aと第2部1020bのなす角度が小さくなるように屈曲線Lで屈曲するとともに、第2部1020bが撓む。このように、腕部1020は、押圧部1021がプリント紙Pと当接した後に可動刃13が下方へ移動するのに応じて弾性変形する。弾性変形した腕部1020は、その復元力によって押圧部1021をプリント紙Pに対して押し当てる。
このように、腕部1020は、可動刃13の下方への移動に応じて弾性変形して撓み、弾性力を発生させる板バネとして機能する。その結果、押圧部1021は、図8に示すように、受け部材101の上面101aに垂直な力成分である押圧力Fでプリント紙Pを受け部材101に対して押圧しつつ、排紙側へと移動する。
このような動作により、本実施形態に係るプリント紙引張機構100は、プリント紙Pを裁断するときに、受け部材101とプリント紙押圧部材102とでプリント紙Pを挟み込み、排紙側へとプリント紙Pを引っ張ることができる。これにより、プリント紙Pを張り渡した状態で、可動刃13と固定刃12によってプリント紙Pを裁断できるので、プリント紙Pの裁断効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、プリント紙Pに張力を加えるために大型の装置を設けることなく、1つの弾性部材から作製された簡単な構成のプリント紙押圧部材102によってプリント紙Pに張力を加えることができる。これにより、製造コストを抑えつつ、プリント紙Pの裁断効率を向上させることができる。
次に、図10〜図13を参照して、本発明の他の実施形態に係るプリント紙引張機構200について説明する。なお、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
図10を参照して、プリント紙引張機構200の構成について説明する。プリント紙引張機構200は、受け部材101と、可動刃13に回動可能に取り付けられたプリント紙押圧部材202と、プリント紙押圧部材202の回動を規制する回動規制部203とを備える。
プリント紙押圧部材202は、可動刃13から排紙側且つ下方側へ延びるようにシャフト204により可動刃13に枢支された腕部2020と、腕部2020の排紙側の先端に形成された押圧部1021とを有する。腕部2020は、可動刃13から給紙側へ延出する延長部分2021を含み、腕部2020と延長部分2021との間には、x軸に沿って延在する中空のシャフト保持部2022が形成されている。
シャフト204は、可動刃13の中央部に形成された穴13d内において、x軸に沿って延びるように可動刃13に固定されている一方で、シャフト保持部2022内に挿通される。これにより、プリント紙押圧部材202は、シャフト204を介してx軸の周りに回動可能に可動刃13に枢支されている。なお、第1の実施形態と同様に、プリント紙押圧部材202は一枚の平板状の弾性部材から作製されている。そして、プリント紙Pと当接する押圧部1021は、腕部2020の先端部をL字状に屈曲して形成されている。
回動規制部203は、可動刃13から給紙側へと延びる第1規制部2031と、可動刃13の排紙側において腕部2020と接する第2規制部(戻し部)2032とを有する。なお、理解の容易の観点から、図10(a)および図13(a)においては、第2規制部2032を点線にて示し、図11(a)および図12(a)においては、第2規制部2032を省略している。
第1規制部2031は、可動刃13の給紙側の側面13bに固定された第1部2031aと、第1部2031aの上端から給紙側且つ上方側に向かって延びる第2部2031bと、第2部2031bの給紙側の先端に設けられた凸部2031cとを含む。第1規制部2031は、プリント紙押圧部材202と略同じ幅を有し、一枚の平板状の弾性部材から作製されている。
第1部2031aと第2部2031bは、第1規制部2031を構成する一枚の弾性部材を屈曲線Lにて屈曲させることによって画定されている。また、第1規制部2031の凸部2031cは、第2部2031bの給紙側の先端を、x軸方向から見て排紙側に凸となるようにU字状に屈曲させることによって形成されている。また、第2部2031bと凸部2031cとの間には、x軸方向から見て給紙側に凹となる凹部2031dが形成される。
一方、回動規制部203の第2規制部2032は、プリンタ10のハウジング14に固設され、固定刃12から予め定められた距離だけ上方に離隔した位置に至るまで、ハウジング14から下方に延びている。第2規制部2032は、後述するように、予め定められた高さの位置で腕部2020と接触する。
次に、図10〜図13を参照して、本実施形態に係るプリント紙引張機構200の機能について説明する。図10に示すように、プリント紙Pを裁断する前の状態においては、腕部2020の延長部分2021は、第1規制部2031の凸部2031cの上側に配置されている。プリント紙Pを裁断するとき、可動刃13は、図10に示す状態から図11に示す状態となるまで、固定刃12へ向かって下方へ移動する。
このように可動刃13が移動するのに伴って、押圧部1021は、プリント紙Pを受け部材101との間で挟み込み、プリント紙Pを受け部材101の上面101aに押し当てる。そうすると、押圧部1021は、受け部材101から、プリント紙Pを受け部材101に押し当てる方向と逆の方向に力を受ける。腕部2020は、その力によって、シャフト204を中心として可動刃13に対して第1方向D(図10(b))、すなわち押圧部1021がプリント紙Pから離れる方向に回動しようとする。
その一方で、腕部2020の延長部分2021が、第1規制部2031の凸部2031cと、凸部2031cの上側にて接していることから、腕部2020の第1方向Dへの回動が規制される。これにより、押圧部1021は、可動刃13の下方への移動に伴って、プリント紙Pを受け部材101の上面101aに対して押圧するとともに、受け部材101との間でプリント紙Pを挟み込みながら排紙側へと移動する。
また、図11に示すように、可動刃13がさらに下方へ移動するにつれて、上面101aにプリント紙Pを介して当接する腕部2020は湾曲するように弾性変形して撓む。そして、腕部2020は、この弾性変形に応じて押圧部1021を受け部材101に押し当てる。このようにして、押圧部1021は、第1規制部2031と腕部2020の作用によって、押圧力Fでプリント紙Pを受け部材101に対して押圧しつつ、排紙側へと移動する。
このような動作により、プリント紙引張機構200は、プリント紙Pを裁断するときに受け部材101とプリント紙押圧部材202とでプリント紙Pを挟み込み、プリント紙Pを排紙側へと引っ張ることができる。これにより、プリント紙Pを張り渡した状態で、可動刃13と固定刃12によってプリント紙Pを裁断でき、プリント紙Pの裁断効率を向上させることができる。
一方、可動刃13が下方に移動するにつれて、腕部2020の延長部分2021は、図11(b)に示すように、第1規制部2031の凸部2031cの上部を力Fで押す。力Fを受けて、第1規制部2031が徐々に弾性変形し、凸部2031cの位置が給紙側へと徐々に変位する。
そして、プリント紙Pを裁断後に可動刃13がさらに下方へ移動し、予め定められた第1位置を越えたとき、延長部分2021は凸部2031cを乗り越え、延長部分2021と凸部2031cとの接触状態が解除される。その結果、腕部2020が第1方向Dへ僅かに回動し、延長部分2021が第2部2031bと凸部2031cとの間に形成された凹部2031d内に収容される。この状態を図12に示す。腕部2020が第1方向Dへ回動することによって、図12(c)に示すように、プリント紙押圧部材202の押圧部1021はプリント紙Pから離脱する。
プリント紙Pの裁断作業が終了した後、可動刃13は、裁断作業開始前の初期位置に復帰すべく、図12に示す位置から、固定刃12から離れるように上方へ移動する。そして、可動刃13が、第1位置よりも上方に位置する、予め定められた第2位置に到達すると、図13に示すように、プリント紙押圧部材202の腕部2020は、可動刃13の排紙側において第2規制部2032の下端と接触する。これにより、腕部2020の第1方向Dへの回動が規制される。
この状態から、可動刃13がさらに上方へ移動すると、腕部2020は、第2規制部2032に押されることによって、シャフト204を中心として第1方向Dとは反対の第2方向Dへ回動しようとする。しかしながら、延長部分2021が凸部2031cと係合しているため、腕部2020の第2方向Dへの回動が規制される。そして、腕部2020の延長部分2021は、図13(b)に示すように、第1規制部2031の凸部2031cの下部を力Fで押す。この力Fを受けて、第1規制部2031が徐々に弾性変形し、凸部2031cの位置が給紙側へと徐々に変位する。
そして、可動刃13が第2位置を越えてさらに移動すると、延長部分2021は凸部2031cを乗り越え、延長部分2021と凸部2031cとの係合が解除される。その結果、腕部2020が第2方向Dへ回動し、腕部2020は図10に示す位置に復帰する。
本実施形態に係るプリント紙引張機構200によれば、プリント紙Pを裁断した後に、押圧部1021によって裁断済みのプリント紙Pを給紙側へ引き戻してしまうのを防止できる。本実施形態においては、図12(c)に示すように、プリント紙Pを裁断した後に可動刃13が上方へ移動する前に、押圧部1021をプリント紙Pから離脱させている。すなわち、押圧部1021がプリント紙Pを受け部材101へ押圧する力が解除される。そして、押圧部1021によるプリント紙Pへの押圧力が解除された状態で、可動刃13が上方に移動する。したがって、本実施形態によれば、可動刃13の上方への移動に伴って、押圧部1021が受け部材101との間でプリント紙Pを挟み込みこんだ状態で給紙側へ移動することがない。これにより、裁断したプリント紙Pを給紙側へ引き戻すことが防止でき、次のプリント紙Pの裁断作業時に、引き戻された裁断済みのプリント紙Pによってプリント紙Pの給紙が妨害されるのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、第1規制部2031の弾性変形を利用して、腕部2020の第1方向Dまたは第2方向Dへの回動を選択的に許容することによって、裁断済みのプリント紙Pの戻りを防止している。これにより、プリント紙Pの紙戻り防止を、複雑な装置を要することなく実現することができる。
次に、図14および図15を参照して、本発明のさらに他の実施形態に係るプリント紙引張機構300の構成について説明する。なお、第1および第2の実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。プリント紙引張機構300は、受け部材101と、可動刃13に回動可能に取り付けられたプリント紙押圧部材202と、可動刃13とプリント紙押圧部材202の腕部2020との間に配置されるトーションバネ303とを備える。プリント紙押圧部材202は、シャフト保持部2022内に挿通されたシャフト204により、可動刃13に枢支されている。
図15(b)に示すように、トーションバネ303は、バネ本体部303aと、バネ本体部303aから一方に延出する端部303bと、バネ本体部303aから他方に延出する端部303cとを含む。本実施形態においては、2つのトーションバネ303が、プリント紙押圧部材202の左右両側に配置されている。
図15(a)に示すように、第1のトーションバネ303が、腕部2020の左端縁と可動刃13の穴13dを画定する左壁面との間に配置されている。このとき、第1のトーションバネ303のバネ本体部303aの内部にシャフト204の左端部が挿通される。そして、第1のトーションバネ303の一方の端部303bは可動刃13の排紙側の側面13aと係合するとともに、他方の端部303cは腕部2020と係合する。
同様に、第2のトーションバネ303が、腕部2020の右端縁と可動刃13の穴13dを画定する右壁面との間に配置され、第2のトーションバネ303のバネ本体部303aの内部にシャフト204の右端部が挿通される。そして、第2のトーションバネ303の一方の端部303bは可動刃13の排紙側の側面13aと係合するとともに、他方の端部303cは腕部2020と係合する。
次に、図14〜図17を参照して、本実施形態に係るプリント紙引張機構300の機能について説明する。可動刃13が、プリント紙Pを裁断すべく図14に示す位置から固定刃12へ向かって下方へ移動するのに従い、押圧部1021は、プリント紙Pを受け部材101の上面101aに押し当てつつ、排紙側へと移動する。
このとき、押圧部1021は受け部材101から、プリント紙Pを受け部材101に押し当てる方向と逆の方向に力を受ける。この力によって、プリント紙押圧部材202の腕部2020は、可動刃13の下方への移動に伴って、シャフト204を中心として可動刃13に対して第1方向Dに回動し、図16に示す状態となる。
このように、腕部2020が第1方向Dに回動すると、可動刃13と腕部2020との間に配置されたトーションバネ303が、第1方向Dとは逆の第2方向Dへ腕部2020を付勢する。図17に示すように、可動刃13の下方への移動に伴って、腕部2020が図17(a)の位置から図17(b)の位置まで回動すると、腕部2020の回動に応じてトーションバネ303が弾性変形する。
この弾性変形に応じて、トーションバネ303は、図17(b)に示すように、第1方向Dとは逆の第2方向Dへ弾性復元力を生じさせ、この力によって腕部2020を第2方向Dへ付勢する。このようにトーションバネ303により腕部2020に加えられる付勢力によって、押圧部1021は、プリント紙Pを受け部材101の上面101aに対して押圧する。そして、可動刃13が固定刃12に向かって移動するのに伴って、押圧部1021は、受け部材101との間でプリント紙Pを挟み込みながら排紙側へと移動する。
このような動作により、本実施形態に係るプリント紙引張機構300は、プリント紙Pを裁断するときに、受け部材101とプリント紙押圧部材202とでプリント紙Pを挟み込み、排紙側へと引っ張ることができる。これにより、プリント紙Pを張り渡した状態で、可動刃13と固定刃12によってプリント紙Pを裁断するので、プリント紙Pの裁断効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、複雑な装置を用いることなく、トーションバネ303の弾性復元力を利用して押圧部1021を受け部材101の上面101aに対して押圧させ、プリント紙Pを挟み込むことができる。これにより、製造コストを抑えつつ、プリント紙Pの裁断効率を向上させることができる。
図18および図19を参照して、本発明のさらに他の実施形態に係るプリント紙引張機構400の構成について説明する。なお、第1〜3の実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。プリント紙引張機構400は、受け部材101と、本実施形態に係るプリント紙押圧部材402とを備える。
プリント紙押圧部材402は、ローラ部4020と、ローラ部4020を左右両側から回動可能に支持する第1腕部4021および第2腕部4022とを有する。図19に示すように、ローラ部4020は円筒状の外周面4020aを含む円筒部材であって、左右方向に貫通する中心孔4020bを有する。
ローラ部4020は、その左端面4020cから右方向に凹む空間Sを有し、この空間Sを画定するローラ部4020の内周面上には、凹凸部4020dが形成されている。同様に、ローラ部4020は、その右端面4020eから右方向に凹む空間(図示せず)を有し、この空間を画定するローラ部4020の内周面上には、凹凸部4020dと同様の凹凸部(図示せず)が形成されている。
第1腕部4021は、ローラ部4020の左側に配置される。第1腕部4021は、可動刃13の排紙側の側面13aに固定される第1部4021aと、第1部4021aの下端から排紙側且つ下方側に延びる第2部4021bと、第2部4021bの排紙側の先端から右方向に延びるシャフト部4021cとを有する。
シャフト部4021cの端部は、ローラ部4020の中心孔4020bに回転可能に挿入される。また、シャフト部4021cには、シャフト部4021cから一方へ延出する爪部4021dが形成されている。第1部4021aと第2部4021bとは、1本の弾性の棒部材を屈曲線Lにて屈曲することによって画定されている。
第2腕部4022は、ローラ部4020の右側に配置される。第1腕部4021と同様に、第2腕部4022は、可動刃13の排紙側の側面13aに固定される第1部4022aと、第1部4022aの下端から排紙側且つ下方側に延びる第2部4022bと、第2部4022bの排紙側の先端から左方向に延びるシャフト部4022cとを有する。
シャフト部4022cの端部は、ローラ部4020の中心孔4020bに回転可能に挿入される。また、シャフト部4022cには爪部4022dが形成されている。第1部4022aと第2部4022bとは、1本の弾性の棒部材を屈曲線Lにて屈曲することによって画定されている。
図19(a)に示すように、プリント紙押圧部材402を組み立てた状態においては、ローラ部4020の左端部に設けられた凹凸部4020dと、第1腕部4021に設けられた爪部4021dとが当接する。ここで、凹凸部4020dおよび爪部4021dは、ローラ部4020がシャフト部4021c、4022cの周りを方向Dへ回動する場合は互いに係合することなく、ローラ部4020の方向Dへの回動を許容するように構成される。
その一方で、ローラ部4020がシャフト部4021c、4022cの周りを方向Dとは反対の方向Dへ回動する場合は、凹凸部4020dおよび爪部4021dは互いに係合して、ローラ部4020の方向Dへの回動を規制する。爪部4021dおよび凹凸部4020dは、ローラ部4020の方向Dへの回動のみを許容するワンウェイクラッチ機構を構成する。
同様に、ローラ部4020の右端部に設けられた凹凸部、および第2腕部4022に設けられた爪部4022dも、方向Dへの回動のみを許容するワンウェイクラッチ機構を構成する。これらワンウェイクラッチ機構の機能については、後述する。
次に、図18〜図21を参照して、本実施形態に係るプリント紙引張機構400の機能について説明する。プリント紙Pを裁断すべく、可動刃13が図18に示す位置から図20に示す位置まで移動すると、ローラ部4020がプリント紙Pと当接する。そして、可動刃13が、図20に示す位置から図21に示す位置までさらに下方へ移動すると、可動刃13の移動に伴って、ローラ部4020はプリント紙Pを受け部材101の上面101aに押し当てながら排紙側へと移動する。
このとき、ローラ部4020は方向Dへ回動しながら排紙側へ移動しようとする。ここで、本実施形態においては、凸部4021d(4022d)と凹凸部4020dとから構成されたワンウェイクラッチ機構によって、ローラ部4020の方向Dへの回動が規制されている。このため、ローラ部4020は、可動刃13の下方への移動に伴って、回動が規制された状態で排紙側へ移動する。これにより、ローラ部4020が排紙側へ移動するときプリント紙Pとの間に摩擦力が発生することから、ローラ部4020はプリント紙Pを受け部材101に効果的に押圧できる。
また、ローラ部4020が排紙側へ移動するのに伴って、第1腕部4021および第2腕部4022は、第1部4021a、4022aと、アーム部4021b、4022bとのなす角度が小さくなるように屈曲線L、Lで屈曲するとともに、アーム部4021b、4022bが撓む。
第1腕部4021および第2腕部4022は、ローラ部4020がプリント紙Pと当接した後に可動刃13が下方へ移動するのに応じて弾性変形し、ローラ部4020をプリント紙Pに押し当てる。このように、第1腕部4021および第2腕部4022は、可動刃13が下方へ移動するのに応じて弾性変形して撓み、弾性力を発生させる板バネとして機能する。
その結果、ローラ部4020は、図20に示すように、受け部材101の上面101aに垂直な力成分である押圧力Fでプリント紙Pを受け部材101に押圧しつつ、排紙側へと移動する。このように、本実施形態においては、ローラ部4020がプリント紙Pを受け部材101に押圧する押圧部として機能する。
このような動作により、本実施形態に係るプリント紙引張機構400は、プリント紙Pを裁断するときに、受け部材101とプリント紙押圧部材402とでプリント紙Pを挟み込み、排紙側へと引っ張る。これにより、プリント紙Pを張り渡した状態で、可動刃13と固定刃12によってプリント紙Pを裁断するので、プリント紙Pの裁断効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、上記したワンウェイクラッチ機構により、裁断済みのプリント紙Pが給紙側へ引き戻されてしまうのを防止することができる。これについて、以下に説明する。プリント紙Pの裁断作業が終了した後、可動刃13は、裁断作業開始前の初期位置に復帰すべく、図21に示す位置から図18に示す位置まで、固定刃12から離れるように上方へ移動する。
可動刃13の上方への移動に伴って、プリント紙Pを介して上面101aに接するローラ部4020は、方向Dへ回動しながら給紙側へと移動しようとする。ワンウェイクラッチ機構はローラ部4020の方向Dへの回動を許容するので、ローラ部4020は、給紙側へ移動するときに方向Dへ回動でき、プリント紙Pとの間に摩擦力を発生させることがない。これにより、可動刃13が上方へ移動する間に、プリント紙Pを給紙側へ引き戻してしまうのを防止できる。
なお、ローラ部4020には種々の形状を適用することができる。図22を参照して、他の実施形態に係るローラ部について説明する。図22(a)に示すローラ部4030は、その中央部4031が左右の端部よりも大きな直径を有するように形成されている。ローラ部4030の外周面4032は、左端面4033から中央部4031に向かうにつれて徐々に拡径する一方で、中央部4031から右端面4034に向かうにつれて徐々に縮径する。なお、ローラ部4020と同様に、ローラ部4030の左端部内側には凹凸部4035が形成されている。同様に、ローラ部4030の右端部内側にも凹凸部(図示せず)が形成されている。
図22(a)に示すローラ部4030は、プリント紙Pと中央部4031にて当接することから、プリント紙Pを、より小さな領域で受け部材101に局部的に押圧する。これにより、ローラ部4030によってプリント紙Pを排紙側へ引っ張った場合に、プリント紙Pにしわがよってしまうのを防止できる。また、ローラ部4030がプリント紙Pに対して排紙側に相対移動している間に、ローラ部4030がプリント紙Pに対して、左方または右方に斜行してしまうのを防止できる。
図22(b)に示すローラ部4040は、その中央部4041が左右の端部よりも小さな直径を有するように形成されている。ローラ部4040の外周面4042は、左端面4043から中央部4041に向かうにつれて徐々に縮径する一方で、中央部4041から右端面4044に向かうにつれて徐々に拡径する。また、ローラ部4040の左端部内側には凹凸部4045が形成されている。同様に、ローラ部4040の右端部内側にも凹凸部(図示せず)が形成されている。
図22(b)に示すローラ部4040は、プリント紙Pと左右の端部にて当接する。したがって、ローラ部4040も、より小さな領域で局部的にプリント紙Pを受け部材101に押圧できるので、プリント紙Pにしわがよってしまうのを防止できる。また、ローラ部4040がプリント紙Pに対して排紙側に相対移動している間に、ローラ部4040がプリント紙Pに対して左方または右方に斜行してしまうのを防止できる。
次に、図23を参照して、本発明の他の実施形態に係るプリンタ30の構成について説明する。なお、第1〜4の実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。プリンタ30は、固定刃12と、可動刃13と、受け部材101およびプリント紙押圧部材102を有するプリント紙引張機構100と、可動刃13の排紙側に設置されるプリント紙抑え部材31とを備える。
本実施形態においては、2つのプリント紙抑え部材31がプリント紙押圧部材102の左右両側に配置されている。プリント紙抑え部材31は、可動刃13の排紙側の側面13aに固定された第1アーム部31aと、第1アーム部31aの排紙側の先端から下方に延びる第2アーム31bと、第2アーム31bの下端に取り付けられ、上下方向(すなわち、z軸方向)に弾性変形可能なバネ31cとを有する。
第1アーム部31aおよび第2アーム31bは、例えば鉄のような剛性材料から構成されている。第1アーム部31aは、可動刃13の排紙側の側面13aから排紙側へ延びている。図23に示すように、押圧部1021およびバネ31cの双方がプリント紙Pと当接していない状態においてバネ31cの下端が押圧部1021より下方側に位置するように、バネ31cが配置される。また、バネ31cは、プリント紙Pの表面と垂直に当接するように配置される。
次に、図23〜図26を参照して、本実施形態に係るプリント紙抑え部材31の機能について説明する。プリント紙Pを裁断すべく、可動刃13が図23の示す位置から下方へ移動すると、図24に示すように、バネ31cの下端が押圧部1021よりも先にプリント紙Pと当接する。この状態から可動刃13が下方に移動するのに応じて、バネ31cは上下方向に圧縮され、受け部材101との間でプリント紙Pを挟み込む。
可動刃13が図25に示す位置まで下方に移動すると、押圧部1021がプリント紙Pと当接する。そして、可動刃13が図25に示す位置から図26に示す位置までさらに下方へ移動するのに伴って、プリント紙引張機構100がプリント紙Pを排紙側へ引っ張り、プリント紙Pがピンと張った状態で可動刃13および固定刃12がプリント紙Pを裁断する。この間、プリント紙抑え部材31は、バネ31cの作用によって、プリント紙Pを受け部材101との間で挟み込む。
プリント紙Pを裁断した後、可動刃13は、図26に示す位置から図25に示す位置まで上方に移動する。この間、押圧部1021は、受け部材101との間でプリント紙Pを挟み込みつつ、給紙側へと移動する。すなわち、プリント紙引張機構100は、この間に裁断済みのプリント紙Pを給紙側へと引っ張ろうとする。
ここで、本実施形態においては、バネ31cの作用によって、プリント紙抑え部材31がプリント紙Pを受け部材101との間で挟み込んで、プリント紙Pを抑え付けている。これにより、プリント紙引張機構100によって裁断済みのプリント紙Pが給紙側へ引き戻されてしまうのを防止できる。
可動刃13が図24に示す位置まで上方に移動すると、押圧部1021がバネ31cよりも先にプリント紙Pから離脱する。次いで、可動刃13が図25に示す位置まで上方に移動すると、バネ31cがプリント紙Pから離脱する。このように、プリント紙抑え部材31は、プリント紙引張機構100が裁断済みのプリント紙Pを給紙側へ引っ張る力が解除されるまで、プリント紙Pを確実に抑え付けることができる。
次に、図27を参照して、本発明のさらに他の実施形態に係るプリント紙引張機構500の構成について説明する。なお、第1〜5の実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。プリント紙引張機構500は、プリント紙押圧部材102と、本実施形態に係る受け部材501とを備える。
受け部材501は、固定刃12の排紙側に配置されている。受け部材501は、その給紙側の端部に、上面501aからプリント紙Pへ向かって上方に突出する凸部501bを有する。また、凸部501bの排紙側の側部には、排紙側に向かって開口する凹部501cが形成されている。
次に、図27および図28を参照して、本実施形態に係るプリント紙引張機構500の機能について説明する。プリント紙Pを裁断すべく、可動刃13が図27に示す位置から図28に示す位置へと移動すると、プリント紙押圧部材102は、受け部材501と協働してプリント紙Pを排紙側へと引っ張る。そして、固定刃12および可動刃13は、プリント紙Pを裁断する。
ここで、本実施形態においては、受け部材501の給紙側端部に、凹部501cを含む凸部501bが形成されている。そして、裁断作業が終了したとき、図28(c)に示すように、裁断済みプリント紙Pの端部が、凹部501c内に収容される。これにより、裁断済みのプリント紙Pが給紙側へ移動してしまうのを防止できる。
この構成によれば、プリント紙Pの裁断作業後に可動刃13が上方に移動するのに伴って、プリント紙押圧部材102が裁断済みのプリント紙Pを給紙側へ引き戻すことを防止できる。したがって、次のプリント紙Pの裁断作業時に、引き戻された裁断済みのプリント紙Pによって、プリント紙Pの給紙を妨害してしまうのを防ぐことができる。
なお、可動刃は、固定刃の給紙側および排紙側のいずれに配置されてもよい。また、上記した実施形態においては、受け部材がハウジングに固定された例を示したが、これに限らず、受け部材が、給紙側または排紙側に往復動可能にハウジングに取り付けられ、プリント紙を裁断するときに、可動刃の下方への移動に伴って、押圧部と協働してプリント紙を挟み込みつつ、排紙側に移動する構成であってもよい。
また、上記した実施形態においては、受け部材の上面が平面である例を示したが、受け部材の上面が曲面であってもよい。例えば、受け部材の上面は、排紙側に向かうにつれて、予め定められた曲率半径で湾曲して上方へ延在する曲面であってもよい。
また、上記した実施形態においては、ローラ部が第1腕部および第2腕部に取り付けられている例を示した。しかしながら、これに限らず、ローラ部を、図8〜図17に記載の押圧部に置換して、図8〜図17に記載の腕部に取り付けてもよい。また、ローラ部は、図19、図22に示す形状に限らず、例えば、凹凸状の外周面を有してもよい。
以上、発明の実施形態を通じて本発明を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。さらに、上述の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10,30 プリンタ
11 印刷部
12 固定刃
13 可動刃
100,200,300,400,500 プリント紙引張機構
101,501 受け部材
102,202,402 プリント紙押圧部材
1021 押圧部
4020,4030,4040 ローラ部

Claims (8)

  1. プリント媒体に印刷するプリンタであって、
    印刷部と、
    前記印刷部の排紙側に設けられる固定刃と、
    前記印刷部の排紙側に、前記固定刃に対して移動可能に設けられ、前記固定刃と協働して前記プリント媒体を裁断する可動刃と、
    前記プリント媒体に張力を加えるプリント媒体引張機構と、を備え、
    前記プリント媒体引張機構は、
    前記固定刃の排紙側に配置される受け部材と、
    前記可動刃から排紙側へ延び、前記可動刃に連動して移動する押圧部材であって、
    前記可動刃が前記固定刃に向かって移動するのに伴って前記プリント媒体を前記受け部材に対して押圧するとともに、前記受け部材との間で前記プリント媒体を挟み込みながら排紙側へと移動する押圧部と、
    前記可動刃に回動可能に取り付けられ、前記押圧部が前記プリント媒体と当接した後に前記可動刃が前記固定刃に向かって移動するのに応じて弾性変形し、その復元力で前記押圧部を前記プリント媒体に当接させる腕部と、を含む、押圧部材と、
    前記押圧部が前記プリント媒体を前記受け部材に押圧する力によって前記腕部が前記可動刃に対して第1方向へ回動するのを規制する回動規制部と、を有し、
    前記回動規制部は、
    前記押圧部が前記プリント媒体を押圧し、前記可動刃が予め定められた第1位置に到達するまでは、前記腕部と係合して前記腕部の前記第1方向への回動を規制し、
    前記可動刃が前記第1位置を越えてさらに移動するときに、前記腕部との係合を解除して前記腕部の前記第1方向への回動を許容し、前記押圧部を前記プリント媒体から離脱させる、プリンタ。
  2. 前記腕部は、前記可動刃から給紙側に延びる延長部分を含み、
    前記回動規制部は、前記可動刃が前記第1位置に到達するまで前記延長部分と係合する凸部を有し、
    前記凸部は、前記可動刃が前記第1位置まで移動する間、前記延長部分から押されて変位し、
    前記可動刃が前記第1位置を越えたときに、前記延長部分が前記凸部を乗り越えて、前記腕部が前記第1方向へ移動する、請求項に記載のプリンタ。
  3. 前記回動規制部は、前記腕部が前記第1方向へ回動した後、前記可動刃が前記固定刃から離れる方向へ移動して予め定められた第2位置に到達したときに、前記可動刃の排紙側において前記腕部と接する戻し部を有し、
    前記可動刃が前記第2位置を越えてさらに前記固定刃から離れる方向へ移動する間、前記戻し部に接している前記腕部の前記延長部分が前記凸部を乗り越えて、前記腕部が前記第1方向とは反対の第2方向へ回動する、請求項に記載のプリンタ。
  4. プリント媒体に印刷するプリンタであって、
    印刷部と、
    前記印刷部の排紙側に設けられる固定刃と、
    前記印刷部の排紙側に、前記固定刃に対して移動可能に設けられ、前記固定刃と協働して前記プリント媒体を裁断する可動刃と、
    前記プリント媒体に張力を加えるプリント媒体引張機構と、を備え、
    前記プリント媒体引張機構は、
    前記固定刃の排紙側に配置される受け部材と、
    前記可動刃から排紙側へ延び、前記可動刃に連動して移動する押圧部材であって、
    前記可動刃に回動可能に取り付けられる腕部と、
    前記可動刃が前記固定刃に向かって移動するのに伴って前記プリント媒体を前記受け部材に対して押圧するとともに、前記受け部材との間で前記プリント媒体を挟み込みながら排紙側へと移動する押圧部と、を含む、押圧部材と、
    前記押圧部が前記プリント媒体を前記受け部材に押圧する力によって前記腕部が前記可動刃に対して第1方向へ回動する間、前記第1方向とは逆の第2方向へ前記腕部を付勢するトーションバネと、を有する、プリンタ。
  5. プリント媒体に印刷するプリンタであって、
    印刷部と、
    前記印刷部の排紙側に設けられる固定刃と、
    前記印刷部の排紙側に、前記固定刃に対して移動可能に設けられ、前記固定刃と協働して前記プリント媒体を裁断する可動刃と、
    前記プリント媒体に張力を加えるプリント媒体引張機構と、
    前記可動刃の排紙側に設置されるプリント媒体抑え部材と、を備え、
    前記プリント媒体引張機構は、
    前記固定刃の排紙側に配置される受け部材と、
    前記可動刃から排紙側へ延び、前記可動刃に連動して移動する押圧部材であって、前記可動刃が前記固定刃に向かって移動するのに伴って前記プリント媒体を前記受け部材に対して押圧するとともに、前記受け部材との間で前記プリント媒体を挟み込みながら排紙側へと移動する押圧部を含む、押圧部材と、を有し、
    前記プリント媒体抑え部材は、
    前記可動刃が前記固定刃に向かって移動したときに、前記受け部材との間で該プリント媒体を挟み込み、
    前記可動刃が前記固定刃から離れる方向に移動したときに、前記押圧部が前記プリント媒体から離れた後に該プリント媒体から離脱するプリンタ。
  6. 前記押圧部は、前記可動刃が前記固定刃に向かって移動するのに伴って、前記プリント媒体を前記受け部材に対して押圧するとともに排紙側へと回動しながら移動するローラ部を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載のプリンタ。
  7. プリント媒体に印刷するプリンタであって、
    印刷部と、
    前記印刷部の排紙側に設けられる固定刃と、
    前記印刷部の排紙側に、前記固定刃に対して移動可能に設けられ、前記固定刃と協働して前記プリント媒体を裁断する可動刃と、
    前記プリント媒体に張力を加えるプリント媒体引張機構と、を備え、
    前記プリント媒体引張機構は、
    前記固定刃の排紙側に配置される受け部材と、
    前記可動刃から排紙側へ延び、前記可動刃に連動して移動する押圧部材と、を有し、
    前記押圧部材は、
    前記可動刃が前記固定刃に向かって移動するのに伴って、前記プリント媒体を前記受け部材に対して押圧するとともに排紙側へと回動しながら移動するローラ部と、
    前記ローラ部の一方向のみへの回動を許容するワンウェイクラッチ機構と、含む、プリンタ。
  8. プリント媒体に印刷するプリンタであって、
    印刷部と、
    前記印刷部の排紙側に設けられる固定刃と、
    前記印刷部の排紙側に、前記固定刃に対して移動可能に設けられ、前記固定刃と協働して前記プリント媒体を裁断する可動刃と、
    前記プリント媒体に張力を加えるプリント媒体引張機構と、を備え、
    前記プリント媒体引張機構は、
    前記固定刃の排紙側に配置され、その給紙側の端部から前記プリント媒体に向かって突出する凸部を有する受け部材と、
    前記可動刃から排紙側へ延び、前記可動刃に連動して移動する押圧部材であって、前記可動刃が前記固定刃に向かって移動するのに伴って前記プリント媒体を前記受け部材に対して押圧するとともに、前記受け部材との間で前記プリント媒体を挟み込みながら排紙側へと移動する押圧部を含む、押圧部材と、を有する、プリンタ。
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