JP5558326B2 - サーマルプリントヘッド装置およびサーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明はサーマルプリントヘッド装置およびこれを備えたサーマルプリンタに関し、詳細には、サーマルプリントヘッドとプラテンローラとの間の押圧力の調整に関する。
サーマルプリンタは、サーマルプリントヘッドによって感熱用紙に情報を感熱印刷するものであるが、高品位な印刷を実現するためには、用紙をサーマルプリントヘッドの発熱素子列に適切に密着させることが重要であり、そのために、サーマルプリントヘッドは、用紙送りの機能を兼ねるプラテンローラに押圧させるように付勢されていて、この付勢による荷重(押圧力)によりサーマルプリントヘッドは、サーマルプリントヘッドとプラテンローラとの間を通過する用紙に密着している。
ここで、使用される用紙との関係で、サーマルプリントヘッドへの付勢力を調整することが好ましい場合もあり、そのような要望に応えるものとして、カムを用いてサーマルプリントヘッドに作用する付勢力を調整する技術(特許文献1,2)や、傾動可能のヘッダ支持板(サーマルプリントヘッドを支持している部材)に付勢力を作用させる作用点の位置を移動可能とした技術(特許文献3)が提案されている。
特開平7−246752号公報 特開平9−216393号公報 実開平6−029849号公報
ところで、サーマルプリントヘッドへの付勢力を調整するためにカムを用いたもの(特許文献1,2に記載の技術)は、カムの輪郭形状に応じてサーマルプリントヘッドへの押圧力を変化させるものであるため、カムを保持する構造だけでなく、カムの輪郭形状の変化をサーマルプリントヘッドに伝達するための機構が必要となり、構造が複雑になる。
一方、サーマルプリントヘッドに付勢力を作用させる作用点の位置を変化させるもの(特許文献3に記載の技術)は、作用点の位置を変化させることで、傾動の支点回りのモーメントを変化させるが、付勢力を作用させる押圧バネの全体を移動させる構成であるため、移動中および移動前後も押圧バネの全体を保持するための構成が複雑になる、という問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、簡単な構造で、サーマルプリントヘッドへの押圧力を変化させることができるサーマルプリントヘッド装置およびこのサーマルプリントヘッド装置を備えたサーマルプリンタを提供することを目的とする。
本発明に係るサーマルプリントヘッド装置は、サーマルプリントヘッドとサーマルプリントヘッドに押圧力を付与する付勢手段との間に配されて、この付勢手段の一端を作用点切替部材によって移動させるという簡単な構造で、サーマルプリントヘッドの押圧力を変化させるものである。
すなわち、本発明に係るサーマルプリントヘッド装置は、プラテンローラに対向して配置されたサーマルプリントヘッドと、前記プラテンローラの接線方向に延び、前記プラテンローラから離れた部分を支点として揺動可能に支持された、前記サーマルプリントヘッドを保持するヘッド保持部材と、前記サーマルプリントヘッドを前記プラテンローラに押圧するように、一端が前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材の側に配置され、前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材を付勢する付勢手段と、
前記付勢手段が付勢する前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材と前記付勢手段との間に配設され、前記付勢手段の前記一端が前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材に接する作用点を、前記プラテンローラの接線方向に沿って移動させる作用点切替部材と、を備え、前記付勢手段は、前記プラテンローラの軸方向に沿って配列された複数の弾性部材を備え、前記作用点切替部材は、前記プラテンローラの軸方向に沿って延びて、前記複数の弾性部材による各付勢力のそれぞれの作用点を一体的に移動させるものであることを特徴とする。
また、本発明に係るサーマルプリンタは、本体と、前記本体に対して前記ヘッド保持部材が、前記プラテンローラの略半径方向に揺動可能に支持された本発明に係るサーマルプリントヘッド装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るサーマルプリントヘッド装置によれば、簡単な構造でサーマルプリントヘッドの押圧力を変化させることができる。
また、本発明に係るサーマルプリンタによれば、簡単な構造でサーマルプリントヘッドの押圧力を変化させるサーマルプリントヘッド装置を備えたサーマルプリンタを提供することができる。
本発明に係るサーマルプリンタの一実施形態としてのサーマルプリンタを示す斜視図である。 図1に示したサーマルプリンタのカバーを開放した状態を示す斜視図である。 図2の状態からカバーを除去して、背面側から見た斜視図である。 プラテンローラ、サーマルプリントヘッド、ヘッド保持板、コイルバネおよび作用点切替板の位置関係を示す断面図である。 コイルバネの配列および作用点切替板の配置を説明する要部斜視図である。 図5の背面側からコイルバネ等を見た斜視図である。 作用点および弾性力(付勢力)と押圧力との関係を説明する図であり、(a)は相対的に強い押圧力を発生する第1の作用点を示し、(b)は相対的に弱い押圧力を発生する第2の作用点を示す。 コイルバネ、バネ保持部材および作用点切替板が一体化された形態を示す斜視図である。 作用点切替板をヘッド保持板の背面に沿って移動させる構造を説明する斜視図である。 作用点切替板をヘッド保持板の背面に沿って移動させることで作用点の切替えを実現する構造を説明する図であり、(a)は第1の作用点に対応した状態、(b)は第2の作用点に対応した状態、をそれぞれ示す。 作用点を検出してサーマルプリントヘッドの出力を制御する構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係るサーマルプリンタおよびこのサーマルプリンタに備えられるサーマルプリントヘッド装置の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るサーマルプリンタの一実施形態としてのサーマルプリンタ100を示す斜視図であり、本体10に設けられた開閉ボタン11を操作することにより、カバー90が矢印R方向に回動して開き、図2に示すように本体10の内部が露出して、用紙を収容する部分等に容易にアクセスすることが可能となっている。
開放したカバー90の内側には、柱状の軸51がその軸心C回りに回転自在に支持されている。そして、この軸51には、軸51の軸心C方向に沿って延びた円柱状のプラテンローラ52と、円板状のプラテンギヤ53とが固定されていて、プラテンギヤ53が回転駆動されると、軸51を介してプラテンローラ52も回転するように構成されている。
本体10の上面には、カバー90の他に着脱可能のハーフカバー20が設けられていて、図2において開放したカバー90およびそこに配設されているプラテンローラ52等を省略してサーマルプリンタ100の背面側から見た斜視図である図3に示すように、ハーフカバー20の内側には、感熱用紙に熱を与えて所望の文字や図柄等を感熱印刷するサーマルプリントヘッド62や、プラテンギヤ53に噛み合うギヤ列61等が配設されている。
ここで、カバー90を図1の閉じた状態としたとき、ギヤ列61とプラテンギヤ53とが噛み合って、図示しない駆動源(モータ等)の駆動力がプラテンギヤ53に伝達され、これによりプラテンギヤ53が回転し、軸51を介してプラテンローラ52が回転する。
また、同じくカバー90が閉じた状態においては、プラテンローラ52とサーマルプリントヘッド62とが対向した接触状態となり、このプラテンローラ52とサーマルプリントヘッド62との間に感熱用紙を通し、プラテンローラ52を回転させて感熱用紙を送りつつ、サーマルプリントヘッド62に通電してサーマルプリントヘッドを発熱させることで、感熱用紙に所望の文字等を感熱印刷させることができる。
ここで、サーマルプリントヘッド62は、その背面側を板金で形成されたヘッド保持板63(ヘッド保持部材)によって保持されている。
このヘッド保持板63は、図4の断面図に示すように、その下端部に設けられた切欠き63aに、本体10の骨格をなす板金フレーム12に固定された部材から略上方に向けて延出して形成された軸部13(例えばバーリング加工によって形成され、プラテンローラ52またはサーマルプリントヘッド62の各長手方向の略中央に対応する位置付近に配設されている)が挿通していて、ヘッド保持板63は、プラテンローラ52から離れた位置に形成された切欠き63aに挿通された軸部13を中心(支点)として、矢印K方向(プラテンローラ52に近づく方向および遠ざかる方向)に揺動可能に、間接的に本体10に支持されている。
なお、サーマルプリントヘッド62はプラテンローラ52の周面に接するように対向して配設され、ヘッド保持板63はプラテンローラ52の接線方向に延びている。
また、ヘッド保持板63の背面(サーマルプリントヘッド62が保持されている面の裏側の面)側には、サーマルプリントヘッド62をプラテンローラ52に押圧するコイルバネ65(付勢手段、弾性部材)が配設されている。
このコイルバネ65は、図5に示すように、プラテンローラ52の軸方向(サーマルプリントヘッド62の延びた方向、長手方向)に沿って略均等な間隔を以て3つ配列されている。
そして、これら3つのコイルバネ65,65,65は、それらの一端65aの側がヘッド保持板63の側(サーマルプリントヘッド62の側)に位置し、他端65bの側が、本体10の板金フレーム12に固定的に支持されたバネ保持部材64(付勢手段、弾性部材保持部材)に形成された凸部に、その内周部分が固定されている。
また、これら3つのコイルバネ65,65,65の、サーマルプリントヘッド62の側に位置する各一端65a,65a,65aと、ヘッド保持板63との間には、図5に示すように、プラテンローラ52の接線方向(ヘッド保持板63の延びた方向)に沿って移動可能とされた樹脂製の作用点切替板68(作用点切替部材)が設けられている。
この作用点切替板68には、図6に示すように、各コイルバネ65の各一端65aを各別に保持するための凹凸部68b(弾性部材保持構造)が、プラテンローラ52の軸方向に沿って3つ並んで形成されていて、3つのコイルバネ65,65,65の各一端65a,65a,65aはそれぞれ、対応する凹凸部68b,68b,68bに保持されている。
したがって、作用点切替板68がプラテンローラ52の接線方向に沿って移動するとき、3つのコイルバネ65,65,65の各一端65a,65a,65aを一体的に同一長さ移動させることができる。
なお、各凹凸部68bは、円環溝状の凹部とその円環溝で囲まれた凸部とからなるものであるが、図7の断面図に示すように、その凹部にコイルバネ65の一端65aの線材部分が嵌った状態で、その凸部がコイルバネ65の線材で囲まれた内側空間に突入した状態となっている。
ここで、図7等においては、コイルバネ65の一端65aと作用点切替板68の凹凸部68bとは緩く嵌められているように見えるが、両者間の嵌め合わせは緩いものだけでなく、両者間の嵌め合わせがきつくなるように両者の寸法形状を設定してもよく、そのように両者間の嵌め合わせをきつくすることによって、コイルバネ65と作用点切替板68とを一体化したユニットとして取り扱うことができ、サーマルプリンタ100の組立て作業性を高めることができる。
なお、コイルバネ65とバネ保持部材64も一体化されていることで、作用点切替板68、3つのコイルバネ65およびバネ保持部材64を、図8に示すように一体化した構成として、組立て作業時の治具や工数を低減することができ、組立て作業性を一層高めることができる。
作用点切替板68は、ヘッド保持板63の背面に沿って移動することで、プラテンローラ52の接線方向に沿って移動可能となっているが、この移動を実現させる構造について、図9,10を用いて説明する。
すなわち、作用点切替板68には、そのヘッド保持板63に向いた面からヘッド保持板63に向かって突出した爪68a(操作部)が、作用点切替板68の長手方向の両端近傍にそれぞれ形成されており、一方、ヘッド保持板63の長手方向の、これら爪68a,68aに対応する部分には、各爪68a,68aがそれぞれ貫通する略L字状または略逆L字状の貫通孔63b、63bが形成されている。
また、作用点切替板68には、図示の下部近傍に、図示上下方向に長い長孔68cが3つ形成されており、一方、ヘッド保持板63の長手方向の、これら長孔68c,68c,68cにそれぞれ対応する部分には、円柱状の突起63c,63c,63cがそれぞれ、作用点切替板68に向かって突出して形成されている。
そして、作用点切替板68の各爪68aがそれぞれヘッド保持板63の貫通孔63b,63bに挿入され、ヘッド保持板63の各突起63cがそれぞれ作用点切替板68の長孔68c,68c,68cに挿入されていて、ヘッド保持板63の各突起63cは作用点切替板68の長孔68c,68c,68cの範囲で図示上下方向に移動可能であるため、作用点切替板68はプラテンローラ52の接線方向に沿って移動可能とされている。
ここで、図10(a)に示すように、ヘッド保持板63の各突起63cが作用点切替板68の長孔68c,68c,68cのうち図示下部に位置しているとき、作用点切替板68の各爪68aは、ヘッド保持板63の貫通孔63b、63bのうち図示上側の端部に位置していて、作用点切替板68はヘッド保持板63に対して相対的に高い位置にある。
一方、図10(b)に示すように、ヘッド保持板63の各突起63cが作用点切替板68の長孔68c,68c,68cのうち図示上部に位置しているとき、作用点切替板68の各爪68aは、ヘッド保持板63の貫通孔63b,63bのうち図示下側の端部に位置していて、作用点切替板68はヘッド保持板63に対して相対的に低い位置にある。
なお、作用点切替板68の2つの爪68a,68a間の距離は、ヘッド保持板63の2つの貫通孔63b,63b間の図示上側の端部間の距離または図示下側の端部間の距離と略等しく設定されているため、作用点切替板68の2つの爪68a,68aを例えば図10(a)に示した状態(貫通孔63b,63bの図示上側の端部に位置している状態)から図10(b)に示した状態(貫通孔63b,63bの図示下側の端部に位置している状態)に移動させるとき、またはその反対に移動させるときは、爪68a,68aを、上側端部間の距離や下側端部間の距離よりも、その距離が長い略中央部(貫通孔63bの上下方向の略中央部)を通過させる必要があり、この貫通孔63bの略中央部を通過させるときは、爪68aをその弾性により外側に撓ませればよい。
このように、作用点切替板68の2つの爪68a,68aは、ヘッド保持板63の貫通孔63bの上側端部や下側端部に位置している状態が安定した状態(爪68a撓みが無いか、または少ない状態)となるため、例えば下側端部の位置(第1の位置)と上側端部の位置(第2の位置)という2つの位置のうち一方を選択的に採るものということができる。
なお、図10に示した様子は、カバー90を開放した図3に示した状態で使用者が視認できる様子であるため、使用者は、本実施形態のサーマルプリンタ100において、作用点切替板68の爪68a,68aを上述した第1の位置から第2の位置に移動させ、または第2の位置から第1の位置に移動させる操作を行うときは、カバー90を開放するだけで、その爪68a,68aを図10に示したように露出させることができ、これにより露出した爪68a,68aに対して精密ドライバーの先端や筆記具の先端などで荷重を掛けるなど簡単にアクセスすることができ、爪68a,68aを簡単に移動させることができる。
次に、作用点切替板68が第1の位置(爪68a,68aが貫通孔63bの上側端部あるときの位置)にあるとき(図10(a)の状態)と、作用点切替板68が第2の位置(爪68a,68aが貫通孔63bの下側端部あるときの位置)にあるとき(図10(b)の状態)とにおいて、サーマルプリントヘッド62によるプラテンローラ52への押圧力Fについて、図7を参照して説明する。
サーマルプリントヘッド62によるプラテンローラ52への押圧力Fは、サーマルプリントヘッド62の背面に作用するコイルバネ65による付勢力fに依存するが、サーマルプリントヘッド62はヘッド保持板63に保持されていて、ヘッド保持板63は支持された軸部13の位置を基準として揺動するため、付勢力fによって生じる回転モーメントに依存することになる。
すなわち、サーマルプリントヘッド62とプラテンローラ52との接点P(サーマルプリントヘッド62の発熱体が形成されている部分)における押圧力Fは、揺動の基準となる基準面Mから、コイルバネ65の作用する作用点Sまでの距離Hに応じて変化するものとなる。
すなわち、作用点切替板68の爪68aが第1の位置にあるとき(図7(a)の状態)は、基準面Mからコイルバネ65の作用する第1の作用点S1(コイルバネ65の一端65aの中心)までの距離がH1であり、その第1の作用点S1に作用するコイルバネ65の弾性力をf1とすると、この弾性力f1により、基準面Mからの距離H0(H1<H0)に位置するサーマルプリントヘッド62とプラテンローラ52との接点Pにおける押圧力F1は、モーメントの釣り合いによって下記式(1)により求められる。
F1=f1×H1/H0 (1)
一方、作用点切替板68の爪68aが第2の位置にあるとき(図7(b)の状態)は、基準面Mからコイルバネ65の作用する第2の作用点S2(コイルバネ65の一端65aの中心)までの距離がH2(H2<H0)であり、その第2の作用点S2に作用するコイルバネ65の弾性力をf2とすると、この弾性力f2により、基準面Mからの距離H0に位置するサーマルプリントヘッド62とプラテンローラ52との接点Pにおける押圧力F2は、モーメントの釣り合いによって下記式(2)により求められる。
F2=f2×H2/H0 (2)
ここで、第1の作用点S1と第2の作用点S2とにおけるコイルバネ65の撓み量(圧縮長さ)が等しくなるように第1の作用点S1と第2の作用点S2とが設定されているものでは、第1の作用点S1におけるコイルバネ65の弾性力f1と第2の作用点S2におけるコイルバネ65の弾性力f2とは等しい。
f1=f2 (3)
この場合、押圧力F1と押圧力F2との関係は、式(1),(2),(3)より、
F1/F2=H1/H2 (4)
となり、距離H1と距離H2とは、
H2<H1 (5)
の関係があるため、
F2<F1 (6)
の結果を得る。
したがって、作用点切替板68をプラテンローラ52の接線方向(矢印N方向または矢印N′方向)に沿って移動させることで、サーマルプリントヘッド62の押圧力Fの大きさを変化させることができる。
このように、本実施形態のサーマルプリンタ100におけるサーマルプリントヘッド62と、ヘッド保持板63と、コイルバネ65およびバネ保持部材64と、作用点切替板68とは本発明に係るサーマルプリントヘッド装置の一例を構成し、このサーマルプリントヘッド装置によれば、カムを用いたものよりも簡単な構造で、サーマルプリントヘッド62の押圧力Fを変化させることができる。
しかも、サーマルプリントヘッド62を付勢させる付勢力である弾性力fを生じさせるコイルバネ65は、このコイルバネ65とヘッド保持板63との間に設けられた作用点切替板68により、その一端65aだけが移動される構成であるため、コイルバネ65の全体を移動させる構成のように、移動中にコイルバネ65の全体を保持するための構造を備える必要がなく、簡単な構造とすることができる。
本実施形態では、コイルバネ65の他端65bはバネ保持部材64に保持されていて、このバネ保持部材64は、本体10の板金フレーム12に固定的に支持されているため、コイルバネ65は、バネ保持部材64に保持された他端65bを中心として、作用点切替板68の凹凸部68bに保持された一端65aが揺動することで、弾性力fの作用点を変化させている。
また、この実施形態のサーマルプリントヘッド装置は、プラテンローラ52の軸方向に沿って配列された3つの同じコイルバネ65,65,65によってサーマルプリントヘッド62に弾性力fを作用させるため、単一のコイルバネ65だけで弾性力を作用させるものよりも、プラテンローラ52の軸方向の位置ごとに作用する弾性力fの均一性を高めることができる。
しかも、これら3つのコイルバネ65,65,65を単一の作用点切替板68によって一体的に同一長さ移動させることができるため、各コイルバネ65を一つずつ各別に移動させる労力に比べて省力化することができる。
なお、プラテンローラ52の軸方向に沿って配列されるコイルバネ65の数は3つに限定されるものではなく、2つであっても、4つ以上であってもよい。もちろんコイルバネ65を1つしか備えないものであっても本発明のサーマルプリントヘッド装置の実施形態であるが、上述した押圧力の均一性の観点では、コイルバネ65を2つ以上備えたものの方が優れる。
本実施形態のサーマルプリントヘッド装置は、コイルバネ65による弾性力fの作用する点(作用点)を、2つ(作用点S1,S2)のうちから任意の1つを選択可能としたものであるが、本発明に係るサーマルプリンタおよびサーマルプリントヘッド装置は、選択可能の作用点の数は2つに限定されるものではなく、3つ以上の作用点S1,S2,…を設定して、それらのうちから任意の1つを選択可能としたものであってもよい。
また、そのように選択可能の複数の作用点Sを、離散的な位置とするのではなく、連続的な任意の位置を選択可能なものとしてもよい。この場合、前述したヘッド保持板63の貫通孔63bとして、図10に示した略L字状または略逆L字状のような爪68aを安定的に保持させる端部を有するものとするのではなく、単に上下方向に一直線状に延びたものとすればよい。
本実施形態のサーマルプリントヘッド装置は、選択可能の2つの作用点S1,S2におけるコイルバネ65の撓み量を等しいものとして、その撓みによって生じる弾性力f1,f2を等しいものとしたが、このように2つの作用点S1,S2における弾性力f1,f2が互いに等しく設定されているサーマルプリントヘッド装置によれば、サーマルプリントヘッド62の押圧力Fは、基準面から作用点Sまでの距離Hのみに依存して変化させることができるため、弾性力fが作用点S1に作用しているときの押圧力F1と弾性力fが作用点S2に作用しているときの押圧力F2との強弱比(F1/F2)を設定するに際して、作用点S1,S2までの距離H1,H2の比(H1/H2)のみに基づいて強弱比を設定することができ、設計上の利便性を高めることができる。
なお、本発明のサーマルプリントヘッド装置はこの形態に限定されるものではなく、上述した式(1)または式(2)から解されるように、距離H0は作用点の位置に拘わらず一定であるため、その作用点(距離H)に作用する弾性力fによって生じるサーマルプリントヘッド62の押圧力Fは、作用点までの距離Hと弾性力fとの積(f×H)に応じたものとなる。
したがって、位置の異なる2つ以上の作用点S1,S2,…におけるコイルバネ65の撓み量を常に等しくしない場合であっても、基準面Mから作用点Sまでの距離Hと弾性力fとの積の値(f×H)を作用点ごとに異なる値とすることによって、その作用点ごとに異なる押圧力Fを得ることができ、押圧力Fを変化させることができる。
なお、本実施形態のサーマルプリントヘッド装置は、サーマルプリントヘッド62の押圧力Fを簡単な構造で変化させるものであるが、このサーマルプリントヘッド62の押圧力Fの変化に応じてサーマルプリントヘッド62の出力を変化させるようにしてもよい。
すなわち、サーマルプリントヘッド62の押圧力Fは、作用点切替板68が移動させたコイルバネ65の一端65aの作用点Sの位置やコイルバネ65の弾性力fに応じたものとなるが、コイルバネ65の一端65aの作用点Sの位置およびその作用点Sにあるときの弾性力fは予め求めることができるため、各作用点Sにおける押圧力Fを規定する積の値(f×H)を予め算出することで、各作用点Sが、押圧力Fを相対的に大きくする位置であるのか、または押圧力Fを相対的に小さくする位置であるのかを判別することができる。
そして、このようにして判別された作用点Sのうち、作用点切替板68が、押圧力Fを相対的に小さくする位置である作用点S(上述した実施形態においては、作用点S2)に移動された状態においては、押圧力Fを相対的に大きくする位置である作用点S(上述した実施形態においては、作用点S1)に移動された状態における場合よりも、サーマルプリントヘッド62の出力を大きくするように調整すればよい。
すなわち、サーマルプリントヘッド62の押圧力Fが相対的に小さいときは、サーマルプリントヘッド62と感熱用紙との間の摩擦力は小さくなるため、サーマルプリントヘッド62の摩耗を抑制することができるが、一方、サーマルプリントヘッド62の発熱体と感熱用紙との接触が十分に行われない場合も起こりうる。
これに対して、サーマルプリントヘッド62の押圧力Fが相対的に小さい場合に、サーマルプリントヘッド62の出力を大きくして、感熱用紙に与えられる熱エネルギを大きくすることで、接触圧(押圧力)の不足を補うことができ、感熱用紙への感熱印刷の品質が低下するのを抑制することができる。
なお、サーマルプリントヘッド62の出力を大きくする方法としては、サーマルプリントヘッド62への通電時間を長くしたり、通電のパルス数を増加させるなどすればよく、これら通電時間の延長や通電パルス数の増加は、サーマルプリントヘッド62への通電を制御する既存の制御回路80(図11)によって行わせればよい。
また、上述した制御回路80は、作用点Sの位置が押圧力Fを相対的に弱くする位置(上述した実施形態においては作用点S2)である場合に、上述したサーマルプリントヘッド62の出力を調整する制御を行うが、具体的には、作用点切替板68の変位や位置等を監視して、選択されている作用点S1または作用点S2を検出する作用点検出部69(位置センサやオン・オフスイッチ等)を設けて、この作用点検出部69によって検出された作用点Sが、押圧力Fを相対的に弱くする位置に対応した作用点S(上記実施形態においては作用点S2)であるときは、制御回路80がサーマルプリントヘッド62の出力を相対的に大きくするように制御すればよい。
なお、上述した制御に加えて、作用点検出部69によって検出された作用点Sが、押圧力Fを相対的に強くする位置に対応した作用点S(上記実施形態においては作用点S1)であるときは、制御回路80がサーマルプリントヘッド62の出力を相対的に小さくするように制御してもよい。
上述した実施形態のサーマルプリントヘッド装置は、本体10に対してヘッド保持板63がプラテンローラ52に対して揺動可能に支持されたものであり、このサーマルプリントヘッド装置と本体10とを備えたサーマルプリンタ100は、本発明に係るサーマルプリンタの実施形態に相当する。
10 本体
52 プラテンローラ
62 サーマルプリントヘッド
63 ヘッド保持板(ヘッド保持部材)
64 バネ保持部材(付勢手段)
65 コイルバネ(付勢手段)
68 作用点切替板(作用点切替部材)
69 作用点検出部
80 制御回路
100 サーマルプリンタ
F,F1,F2 押圧力
H,H0,H1,H2 距離
M 基準面
P 接点
S,S1,S2 作用点
f,f1,f2 弾性力(付勢力)

Claims (6)

  1. プラテンローラに対向して配置されたサーマルプリントヘッドと、
    前記プラテンローラの接線方向に延び、前記プラテンローラから離れた部分を支点として揺動可能に支持された、前記サーマルプリントヘッドを保持するヘッド保持部材と、
    前記サーマルプリントヘッドを前記プラテンローラに押圧するように、一端が前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材の側に配置され、前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材を付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段が付勢する前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材と前記付勢手段との間に配設され、前記付勢手段の前記一端が前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材に接する作用点を、前記プラテンローラの接線方向に沿って移動させる作用点切替部材と、を備え
    前記付勢手段は、前記プラテンローラの軸方向に沿って配列された複数の弾性部材を備え、前記作用点切替部材は、前記プラテンローラの軸方向に沿って延びて、前記複数の弾性部材による各付勢力のそれぞれの作用点を一体的に移動させるものであることを特徴とするサーマルプリントヘッド装置。
  2. 前記付勢手段は、前記複数の弾性部材を保持する弾性部材保持部材を備え、
    前記作用点切替部材は、前記複数の弾性部材の、前記サーマルプリントヘッドまたは前記ヘッド保持部材の側の端部を保持する弾性部材保持構造を備え、
    前記作用点切替部材と、前記弾性部材保持構造に保持された前記弾性部材と、前記弾性部材保持部材とが一体化されていることを特徴とする請求項に記載のサーマルプリントヘッド装置。
  3. 前記作用点切替部材は、前記作用点を、前記ヘッド保持部材の揺動の中心となる被支持部分から遠い第1の作用点と、前記被支持部分に近い第2の作用点との間で移動させるものであり、前記第1の作用点における前記付勢力と前記第2の作用点における前記付勢力とが略等しく設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のサーマルプリントヘッド装置。
  4. 前記作用点切替部材は、それ自体が前記プラテンローラの接線方向に沿って移動することによって、前記作用点を移動させるものであり、その作用点を移動させるために外部から入力される荷重を受ける操作部を備え、前記操作部に入力された荷重により、前記作用点切替部材は前記プラテンローラの接線方向に沿って移動して、前記作用点を移動させるものであることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド装置。
  5. 前記作用点切替部材が移動させた前記付勢手段の前記一端の作用点の位置に応じて、前記サーマルプリントヘッドの出力が調整されていることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド装置。
  6. 本体と請求項1からのうちいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド装置とを備え、
    前記サーマルプリントヘッド装置は、前記本体に対して前記ヘッド保持部材が前記プラテンローラに対して揺動可能に支持されたものであることを特徴とするサーマルプリンタ。
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