JPH10119387A - サーマルプリンタのヘッド構造 - Google Patents
サーマルプリンタのヘッド構造Info
- Publication number
- JPH10119387A JPH10119387A JP28207396A JP28207396A JPH10119387A JP H10119387 A JPH10119387 A JP H10119387A JP 28207396 A JP28207396 A JP 28207396A JP 28207396 A JP28207396 A JP 28207396A JP H10119387 A JPH10119387 A JP H10119387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen roller
- head
- thermal head
- pressing
- thermal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品の寸法誤差等があっても、簡単な機構
で、サーマルヘッドとプラテンローラとを常にその押圧
接触状態を均一化することができ、印字濃淡を生じない
サーマルプリンタのヘッド構造を提供する。 【解決手段】 プラテンローラ２をその幅方向の動きを
規制しつつサーマルへッド１側に対して変位自在に支持
する支持体９と、プラテンローラ２に対してサーマルヘ
ッド１側に向けた押圧力を作用させる補助押圧手段５と
を設けることで、サーマルヘッド１を押圧手段４により
プラテンローラ２側に押圧すると同時に、プラテンロー
ラ２を補助押圧手段５によりサーマルヘッド１側に押圧
しているので、対向接触しているサーマルヘッド１とプ
ラテンローラ２とはその接触部全長に渡って馴染みやす
く均一に接触する状態が確保される。
で、サーマルヘッドとプラテンローラとを常にその押圧
接触状態を均一化することができ、印字濃淡を生じない
サーマルプリンタのヘッド構造を提供する。 【解決手段】 プラテンローラ２をその幅方向の動きを
規制しつつサーマルへッド１側に対して変位自在に支持
する支持体９と、プラテンローラ２に対してサーマルヘ
ッド１側に向けた押圧力を作用させる補助押圧手段５と
を設けることで、サーマルヘッド１を押圧手段４により
プラテンローラ２側に押圧すると同時に、プラテンロー
ラ２を補助押圧手段５によりサーマルヘッド１側に押圧
しているので、対向接触しているサーマルヘッド１とプ
ラテンローラ２とはその接触部全長に渡って馴染みやす
く均一に接触する状態が確保される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の発熱素子が
ライン上に形成されたライン型のサーマルヘッドを用い
たサーマルプリンタのヘッド構造に関する。
ライン上に形成されたライン型のサーマルヘッドを用い
たサーマルプリンタのヘッド構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりプリンタの一種としてサーマル
プリンタが知られ、各種分野のプリンタとして実用され
ている。ライン型のサーマルプリンタの場合、例えば、
図３及び図４に示すように、多数の発熱素子（図示せ
ず）がライン上に形成されたサーマルヘッド１と表面ゴ
ム製のプラテンローラ２とを対向接触させることにより
ヘッド部が構成され、プラテンローラ２に回転駆動力を
与えながらこれらのサーマルヘッド１・プラテンローラ
２間に通紙することにより印字が行われる。この場合、
サーマルヘッド１とプラテンローラ２とが押圧接触状態
にあることが良好なる印字品質を得るために必要とされ
るので、従来は、サーマルヘッド１をそのヘッド取付台
３を介して押圧ばね４によってプラテンローラ２側に押
圧させるように構成されている。より具体的には、押圧
ばね４はサーマルヘッド１の長手方向の中央対称位置２
箇所に配設されている。
プリンタが知られ、各種分野のプリンタとして実用され
ている。ライン型のサーマルプリンタの場合、例えば、
図３及び図４に示すように、多数の発熱素子（図示せ
ず）がライン上に形成されたサーマルヘッド１と表面ゴ
ム製のプラテンローラ２とを対向接触させることにより
ヘッド部が構成され、プラテンローラ２に回転駆動力を
与えながらこれらのサーマルヘッド１・プラテンローラ
２間に通紙することにより印字が行われる。この場合、
サーマルヘッド１とプラテンローラ２とが押圧接触状態
にあることが良好なる印字品質を得るために必要とされ
るので、従来は、サーマルヘッド１をそのヘッド取付台
３を介して押圧ばね４によってプラテンローラ２側に押
圧させるように構成されている。より具体的には、押圧
ばね４はサーマルヘッド１の長手方向の中央対称位置２
箇所に配設されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ヘッド構造による場合、部品（サーマルヘッド１、プラ
テンローラ２、或いはこれらの支持機構、又は、２つの
押圧ばね４）の寸法誤差ないしは組付け誤差といったば
らつき、剛性のばらつき、さらには、サーマルヘッド１
における発熱による反りなど、各種要因によって、プラ
テンローラ２に対するサーマルヘッド１の押圧接触状態
が不均一になることがある。この結果、印字濃淡が発生
し、印字品質が劣化してしまうことがある。特に、サー
マルヘッド１が長手方向に長い場合には、押圧接触状態
の不均一が発生しやすい。
ヘッド構造による場合、部品（サーマルヘッド１、プラ
テンローラ２、或いはこれらの支持機構、又は、２つの
押圧ばね４）の寸法誤差ないしは組付け誤差といったば
らつき、剛性のばらつき、さらには、サーマルヘッド１
における発熱による反りなど、各種要因によって、プラ
テンローラ２に対するサーマルヘッド１の押圧接触状態
が不均一になることがある。この結果、印字濃淡が発生
し、印字品質が劣化してしまうことがある。特に、サー
マルヘッド１が長手方向に長い場合には、押圧接触状態
の不均一が発生しやすい。
【０００４】そこで、本発明は、部品の寸法誤差等があ
っても、簡単な機構で、サーマルヘッドとプラテンロー
ラとを常にその押圧接触状態を均一化することができ、
印字濃淡を生じないサーマルプリンタのヘッド構造を提
供することを目的とする。
っても、簡単な機構で、サーマルヘッドとプラテンロー
ラとを常にその押圧接触状態を均一化することができ、
印字濃淡を生じないサーマルプリンタのヘッド構造を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
多数の発熱素子がライン上に形成されたサーマルヘッド
とプラテンローラとを対向接触させ、前記サーマルヘッ
ドを前記プラテンローラ側に押圧させる押圧手段を備え
たサーマルプリンタのヘッド構造において、前記プラテ
ンローラに対して前記押圧手段による押圧方向とは逆方
向の押圧力を加えるようにした。従って、サーマルヘッ
ドが押圧手段によってプラテンローラ側に押圧されてい
ると同時に、プラテンローラ側にはこの押圧手段による
押圧方向とは逆方向の押圧力が加えられているので、対
向接触しているサーマルヘッドとプラテンローラとはそ
の接触部全長に渡って馴染みやすく均一に接触する状態
が確保される。よって、サーマルヘッドの全長に渡って
印字濃淡を生ずることがない。
多数の発熱素子がライン上に形成されたサーマルヘッド
とプラテンローラとを対向接触させ、前記サーマルヘッ
ドを前記プラテンローラ側に押圧させる押圧手段を備え
たサーマルプリンタのヘッド構造において、前記プラテ
ンローラに対して前記押圧手段による押圧方向とは逆方
向の押圧力を加えるようにした。従って、サーマルヘッ
ドが押圧手段によってプラテンローラ側に押圧されてい
ると同時に、プラテンローラ側にはこの押圧手段による
押圧方向とは逆方向の押圧力が加えられているので、対
向接触しているサーマルヘッドとプラテンローラとはそ
の接触部全長に渡って馴染みやすく均一に接触する状態
が確保される。よって、サーマルヘッドの全長に渡って
印字濃淡を生ずることがない。
【０００６】請求項２記載の発明は、多数の発熱素子が
ライン上に形成されたサーマルヘッドとプラテンローラ
とを対向接触させ、前記サーマルヘッドを前記プラテン
ローラ側に押圧させる押圧手段を備えたサーマルプリン
タのヘッド構造において、前記プラテンローラをその幅
方向の動きを規制しつつ前記サーマルへッド側に対して
変位自在に支持する支持体と、前記プラテンローラに対
して前記サーマルヘッド側に向けた押圧力を作用させる
補助押圧手段とを設けた。従って、サーマルヘッドが押
圧手段によってプラテンローラ側に押圧されていると同
時に、プラテンローラが補助押圧手段によってサーマル
ヘッド側に押圧されているので、対向接触しているサー
マルヘッドとプラテンローラとはその接触部全長に渡っ
て馴染みやすく均一に接触する状態が確保される。この
とき、プラテンローラの動きは支持体により幅方向が規
制されサーマルヘッド側に対してのみ変位自在であるた
め、サーマルヘッドとプラテンローラとの印字ライン上
での接触部分が幅方向にずれることはない。よって、サ
ーマルヘッドの全長に渡って印字濃淡を生ずることがな
い。
ライン上に形成されたサーマルヘッドとプラテンローラ
とを対向接触させ、前記サーマルヘッドを前記プラテン
ローラ側に押圧させる押圧手段を備えたサーマルプリン
タのヘッド構造において、前記プラテンローラをその幅
方向の動きを規制しつつ前記サーマルへッド側に対して
変位自在に支持する支持体と、前記プラテンローラに対
して前記サーマルヘッド側に向けた押圧力を作用させる
補助押圧手段とを設けた。従って、サーマルヘッドが押
圧手段によってプラテンローラ側に押圧されていると同
時に、プラテンローラが補助押圧手段によってサーマル
ヘッド側に押圧されているので、対向接触しているサー
マルヘッドとプラテンローラとはその接触部全長に渡っ
て馴染みやすく均一に接触する状態が確保される。この
とき、プラテンローラの動きは支持体により幅方向が規
制されサーマルヘッド側に対してのみ変位自在であるた
め、サーマルヘッドとプラテンローラとの印字ライン上
での接触部分が幅方向にずれることはない。よって、サ
ーマルヘッドの全長に渡って印字濃淡を生ずることがな
い。
【０００７】請求項３記載の発明は、請求項２記載のサ
ーマルプリンタのヘッド構造において、プラテンローラ
の支持体が、サーマルヘッドの支持体と一体で形成され
ている。従って、プラテンローラの支持体とサーマルヘ
ッドの支持体とが一体であるため、サーマルヘッドとプ
ラテンローラとを印字ライン上で接触させる寸法精度を
出しやすくなる。
ーマルプリンタのヘッド構造において、プラテンローラ
の支持体が、サーマルヘッドの支持体と一体で形成され
ている。従って、プラテンローラの支持体とサーマルヘ
ッドの支持体とが一体であるため、サーマルヘッドとプ
ラテンローラとを印字ライン上で接触させる寸法精度を
出しやすくなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１及び
図２に基づいて説明する。図３及び図４で示した部分と
同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。本
実施の形態では、プラテンローラ２側についてもこのプ
ラテンローラ２をサーマルヘッド１側に押圧させる補助
押圧手段として押圧ばね５が設けられている。即ち、押
圧ばね５は押圧手段である押圧ばね４とは逆方向の押圧
力をプラテンローラ２に対して作用させるものであり、
本実施の形態では、２つの押圧ばね５が用いられてい
る。これらの押圧ばね５による押圧位置は、押圧ばね４
とはずれた位置、具体的には、プラテンローラ２外であ
って押圧ばね４の押圧位置よりも外側に設定されてい
る。このため、プラテンローラ２の軸６上には軸受機構
を内蔵して押圧ばね５による押圧力を受けるための矩形
状のばね台７が取り付けられている。さらに、本実施の
形態におけるヘッド取付台８はサーマルヘッド１用の支
持体として用いられるものであり、その長手方向の両端
はばね台７よりも外方に長く形成されているとともに、
その両端部が上方に直角に屈曲され、縦方向にＵ字状と
された切欠９が形成されている。この切欠９はプラテン
ローラ２の軸６を支持する支持体として機能するもの
で、サーマルヘッド１における発熱素子の配列方向の延
長線上（印字ライン状）に位置して軸６の直径に合わせ
た幅に形成されている。よって、プラテンローラ２の軸
６は切欠９によって幅方向の動きが規制され、上下方向
（即ち、サーマルヘッド１に接離する方向）にのみ変位
自在に支持されている。
図２に基づいて説明する。図３及び図４で示した部分と
同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。本
実施の形態では、プラテンローラ２側についてもこのプ
ラテンローラ２をサーマルヘッド１側に押圧させる補助
押圧手段として押圧ばね５が設けられている。即ち、押
圧ばね５は押圧手段である押圧ばね４とは逆方向の押圧
力をプラテンローラ２に対して作用させるものであり、
本実施の形態では、２つの押圧ばね５が用いられてい
る。これらの押圧ばね５による押圧位置は、押圧ばね４
とはずれた位置、具体的には、プラテンローラ２外であ
って押圧ばね４の押圧位置よりも外側に設定されてい
る。このため、プラテンローラ２の軸６上には軸受機構
を内蔵して押圧ばね５による押圧力を受けるための矩形
状のばね台７が取り付けられている。さらに、本実施の
形態におけるヘッド取付台８はサーマルヘッド１用の支
持体として用いられるものであり、その長手方向の両端
はばね台７よりも外方に長く形成されているとともに、
その両端部が上方に直角に屈曲され、縦方向にＵ字状と
された切欠９が形成されている。この切欠９はプラテン
ローラ２の軸６を支持する支持体として機能するもの
で、サーマルヘッド１における発熱素子の配列方向の延
長線上（印字ライン状）に位置して軸６の直径に合わせ
た幅に形成されている。よって、プラテンローラ２の軸
６は切欠９によって幅方向の動きが規制され、上下方向
（即ち、サーマルヘッド１に接離する方向）にのみ変位
自在に支持されている。
【０００９】このようなヘッド構造によれば、サーマル
ヘッド１が押圧ばね４によってプラテンローラ２側に押
圧されていると同時に、プラテンローラ２が押圧ばね５
によってサーマルヘッド１側に押圧されているので、対
向接触しているサーマルヘッド１とプラテンローラ２と
は恰もフローティング状態での押圧接触状態となり、部
品精度のばらつき等があっても、その接触部全長に渡っ
て馴染みやすく自動的にバランスが取られるため常に均
一に接触する状態が確保される。このとき、プラテンロ
ーラ２の動きは切欠９により幅方向が規制されサーマル
ヘッド１側に対してのみ変位自在であるため、サーマル
ヘッド１とプラテンローラ２との印字ライン上での接触
部分が幅方向にずれることはない。特に、本実施の形態
では、切欠９がサーマルヘッド１用のヘッド取付台８に
一体で形成されているため、サーマルヘッド１が取り付
けられるヘッド取付台８においてサーマルヘッド１の印
字ライン上に合わせて切欠９を形成しておくことによ
り、サーマルヘッド１とプラテンローラ２とを印字ライ
ン上で接触させる寸法精度を出しやすくなる。よって、
本実施の形態によれば、サーマルヘッド１が長めであっ
てもその全長に渡って印字濃淡を生ずることがない。
ヘッド１が押圧ばね４によってプラテンローラ２側に押
圧されていると同時に、プラテンローラ２が押圧ばね５
によってサーマルヘッド１側に押圧されているので、対
向接触しているサーマルヘッド１とプラテンローラ２と
は恰もフローティング状態での押圧接触状態となり、部
品精度のばらつき等があっても、その接触部全長に渡っ
て馴染みやすく自動的にバランスが取られるため常に均
一に接触する状態が確保される。このとき、プラテンロ
ーラ２の動きは切欠９により幅方向が規制されサーマル
ヘッド１側に対してのみ変位自在であるため、サーマル
ヘッド１とプラテンローラ２との印字ライン上での接触
部分が幅方向にずれることはない。特に、本実施の形態
では、切欠９がサーマルヘッド１用のヘッド取付台８に
一体で形成されているため、サーマルヘッド１が取り付
けられるヘッド取付台８においてサーマルヘッド１の印
字ライン上に合わせて切欠９を形成しておくことによ
り、サーマルヘッド１とプラテンローラ２とを印字ライ
ン上で接触させる寸法精度を出しやすくなる。よって、
本実施の形態によれば、サーマルヘッド１が長めであっ
てもその全長に渡って印字濃淡を生ずることがない。
【００１０】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、多数の発
熱素子がライン上に形成されたサーマルヘッドとプラテ
ンローラとを対向接触させ、前記サーマルヘッドを前記
プラテンローラ側に押圧させる押圧手段を備えたサーマ
ルプリンタのヘッド構造において、前記プラテンローラ
に対して前記押圧手段による押圧方向とは逆方向の押圧
力を加えるようにしたので、対向接触しているサーマル
ヘッドとプラテンローラとに関してその接触部全長に渡
って馴染みやすく均一に接触する状態を確保でき、よっ
て、押圧力を加えるだけの簡単な機構でサーマルヘッド
の全長に渡って印字濃淡が生じないようにすることがで
きる。
熱素子がライン上に形成されたサーマルヘッドとプラテ
ンローラとを対向接触させ、前記サーマルヘッドを前記
プラテンローラ側に押圧させる押圧手段を備えたサーマ
ルプリンタのヘッド構造において、前記プラテンローラ
に対して前記押圧手段による押圧方向とは逆方向の押圧
力を加えるようにしたので、対向接触しているサーマル
ヘッドとプラテンローラとに関してその接触部全長に渡
って馴染みやすく均一に接触する状態を確保でき、よっ
て、押圧力を加えるだけの簡単な機構でサーマルヘッド
の全長に渡って印字濃淡が生じないようにすることがで
きる。
【００１１】請求項２記載の発明によれば、多数の発熱
素子がライン上に形成されたサーマルヘッドとプラテン
ローラとを対向接触させ、前記サーマルヘッドを前記プ
ラテンローラ側に押圧させる押圧手段を備えたサーマル
プリンタのヘッド構造において、前記プラテンローラを
その幅方向の動きを規制しつつ前記サーマルへッド側に
対して変位自在に支持する支持体と、前記プラテンロー
ラに対して前記サーマルヘッド側に向けた押圧力を作用
させる補助押圧手段とを設けたので、対向接触している
サーマルヘッドとプラテンローラとに関してその接触部
全長に渡って馴染みやすく均一に接触する状態を確保で
き、かつ、サーマルヘッドとプラテンローラとの印字ラ
イン上での接触部分が幅方向にずれることもなく、よっ
て、補助押圧手段及び支持体を設けるだけの簡単な機構
でサーマルヘッドの全長に渡って印字濃淡を生ずること
がない良好なる印字動作を行わせることができる。
素子がライン上に形成されたサーマルヘッドとプラテン
ローラとを対向接触させ、前記サーマルヘッドを前記プ
ラテンローラ側に押圧させる押圧手段を備えたサーマル
プリンタのヘッド構造において、前記プラテンローラを
その幅方向の動きを規制しつつ前記サーマルへッド側に
対して変位自在に支持する支持体と、前記プラテンロー
ラに対して前記サーマルヘッド側に向けた押圧力を作用
させる補助押圧手段とを設けたので、対向接触している
サーマルヘッドとプラテンローラとに関してその接触部
全長に渡って馴染みやすく均一に接触する状態を確保で
き、かつ、サーマルヘッドとプラテンローラとの印字ラ
イン上での接触部分が幅方向にずれることもなく、よっ
て、補助押圧手段及び支持体を設けるだけの簡単な機構
でサーマルヘッドの全長に渡って印字濃淡を生ずること
がない良好なる印字動作を行わせることができる。
【００１２】請求項３記載の発明によれば、プラテンロ
ーラの支持体が、サーマルヘッドの支持体と一体で形成
されているので、サーマルヘッドとプラテンローラとを
印字ライン上で接触させる寸法精度を出しやすくするこ
とができ、印字品質を向上させることができる。
ーラの支持体が、サーマルヘッドの支持体と一体で形成
されているので、サーマルヘッドとプラテンローラとを
印字ライン上で接触させる寸法精度を出しやすくするこ
とができ、印字品質を向上させることができる。
【図１】本発明の一実施の形態を示すヘッド部の斜視図
である。
である。
【図２】その側面図である。
【図３】従来例を示すヘッド部の斜視図である。
【図４】その側面図である。
１ サーマルヘッド ２ プラテンローラ ４ 押圧手段 ５ 補助押圧手段 ８，９ 支持体
Claims (3)
- 【請求項１】 多数の発熱素子がライン上に形成された
サーマルヘッドとプラテンローラとを対向接触させ、前
記サーマルヘッドを前記プラテンローラ側に押圧させる
押圧手段を備えたサーマルプリンタのヘッド構造におい
て、前記プラテンローラに対して前記押圧手段による押
圧方向とは逆方向の押圧力を加えるようにしたことを特
徴とするサーマルプリンタのヘッド構造。 - 【請求項２】 多数の発熱素子がライン上に形成された
サーマルヘッドとプラテンローラとを対向接触させ、前
記サーマルヘッドを前記プラテンローラ側に押圧させる
押圧手段を備えたサーマルプリンタのヘッド構造におい
て、前記プラテンローラをその幅方向の動きを規制しつ
つ前記サーマルへッド側に対して変位自在に支持する支
持体と、前記プラテンローラに対して前記サーマルヘッ
ド側に向けた押圧力を作用させる補助押圧手段とを設け
たことを特徴とするサーマルプリンタのヘッド構造。 - 【請求項３】 プラテンローラの支持体が、サーマルヘ
ッドの支持体と一体で形成されていることを特徴とする
請求項２記載のサーマルプリンタのヘッド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28207396A JPH10119387A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | サーマルプリンタのヘッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28207396A JPH10119387A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | サーマルプリンタのヘッド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10119387A true JPH10119387A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17647786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28207396A Pending JPH10119387A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | サーマルプリンタのヘッド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10119387A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021054043A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 厦門漢印電子技術有限公司Ｘｉａｍｅｎ Ｈａｎｉｎ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | サーマルプリンタ |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP28207396A patent/JPH10119387A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021054043A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 厦門漢印電子技術有限公司Ｘｉａｍｅｎ Ｈａｎｉｎ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | サーマルプリンタ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2006334950A (ja) | サーマルプリンタ及びこの組立方法 | |
| JPH02281984A (ja) | 記録ヘッドの支持装置 | |
| JPH10119387A (ja) | サーマルプリンタのヘッド構造 | |
| JPH10119327A (ja) | サーマルプリンタのヘッド構造 | |
| JP2007216440A (ja) | プラテンローラ押圧装置およびこれを備えた熱昇華型プリンタ | |
| US5173718A (en) | Scanning head | |
| KR100533409B1 (ko) | 프린트 유닛 및 프린터 | |
| JP3165919B2 (ja) | サーマルプリントヘッド | |
| JPS60214979A (ja) | 感熱記録装置 | |
| US5625400A (en) | Positioning device for a document processing device | |
| JPS6347483Y2 (ja) | ||
| JP2905602B2 (ja) | 走査ヘッドの支持板 | |
| JPH08332743A (ja) | 印字用ユニット | |
| JPS58107381A (ja) | 非衝撃式印字装置 | |
| JP3531270B2 (ja) | サーマルヘッドの支持装置 | |
| JP2854510B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
| JPH11334118A (ja) | ライン型サーマルヘッドの押圧機構 | |
| JPH08142444A (ja) | 感熱記録装置 | |
| JP3351579B2 (ja) | サーマルヘッド | |
| JPH1120214A (ja) | サーマルプリンタ | |
| JPH05330192A (ja) | サーマルラインプリンタ | |
| JPS60242072A (ja) | 感熱記録装置 | |
| JPH11321013A (ja) | ラインドット式サーマルプリンタ | |
| JP2638196B2 (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JPH05270019A (ja) | ラインサーマルプリンタ |