JPH11321013A - ラインドット式サーマルプリンタ - Google Patents

ラインドット式サーマルプリンタ

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Publication number
JPH11321013A
JPH11321013A JP13945798A JP13945798A JPH11321013A JP H11321013 A JPH11321013 A JP H11321013A JP 13945798 A JP13945798 A JP 13945798A JP 13945798 A JP13945798 A JP 13945798A JP H11321013 A JPH11321013 A JP H11321013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
thermal printer
thermal
platen
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13945798A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yamaura
諭 山浦
Shozo Shiraga
昇三 白髪
Koji Toyoda
孝司 豊田
Yuji Doi
裕二 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13945798A priority Critical patent/JPH11321013A/ja
Publication of JPH11321013A publication Critical patent/JPH11321013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はフレームの剛性を損なわず、小形、
薄形、軽量化が図れ且つ、サーマルヘッドが容易に着脱
できるようにしたサーマルプリンタの提供を目的とす
る。 【解決手段】 サーマルヘッド基板3aと、前記サーマ
ルヘッド基板3aのラインドット方向の両側端面に切欠
き部を有する軸受部2a,2bを設けた前記サーマルヘ
ッド基板の背面に接合固定された放熱板2が、サーマル
プリンタ10のフレーム1の対向する両内側壁に設けた
一部平面カット部を有する支持軸1a,1bに係合さ
れ、かつプラテン5に当接するように回転支持される構
成とすることにより、サーマルヘッドのサーマルプリン
タへの着脱が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルヘッドの組
み込み作業や断線や摩擦などによって不具合となったサ
ーマルヘッドの交換作業が容易なラインドット式サーマ
ルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来、特開平9−216394号
公報で開示されたラインドット式サーマルプリンタの構
成図である。
【0003】図3において、101はフレーム、101
aは第一の支持溝、101bは第二の支持溝、102は
サーマルヘッド、102aはサーマルヘッド102の第
一の支持軸、102bはサーマルヘッド102の第二の
支持軸、103はプラテン、104は記録媒体、100
は前記フレーム101、サーマルヘッド102、第一の
支持軸102a、第二の支持軸102b、プラテン10
3、記録媒体104で構成されたサーマルプリンタであ
る。
【0004】ラインドット式サーマルプリンタ100の
基本構成は、サーマルヘッド102とプラテン103で
ある。サーマルヘッド102はプラテン103に記録媒
体104を介して弾接するようになっている。プラテン
103は一般に軸の表面にゴム被覆が施され、モータで
回転駆動される。
【0005】サーマルヘッド102は、多数の発熱素子
が所定のピッチで並設されたラインドット式と呼ばれる
サーマルヘッドであり、プラテン103の幅全域にわた
って一様に弾接するように第一の支持軸102a、第二
の支持軸102bに支持されている。プラテン103
は、連続回転したり間欠回転したりしながら熱により発
色する感熱紙(サーマルペーパー)などの記録媒体10
4を紙送りするもので、その送りピッチに連動してサー
マルヘッド102が電気的に駆動されるようになってい
る。
【0006】ラインドット式サーマルプリンタ100に
おいて、紙送りは、プラテン103に弾接するサーマル
ヘッド102とプラテン103との間に記録媒体104
が挟まった状態で、サーマルヘッド102と記録媒体1
04、プラテン103と記録媒体104のそれぞれの摩
擦係数の差を利用し、フリクション(摩擦)駆動させる
もので、プラテン103のゴム被覆と記録媒体104と
の摩擦係数の方が、サーマルヘッド102と記録媒体1
04との摩擦係数よりも大きいことを利用している。
【0007】従って、記録媒体104が蛇行せずに一様
に紙送りするには、サーマルヘッド102が記録媒体1
04を介してプラテン103に一様に弾接している必要
がある。また、印字が一様に行われるためにも、サーマ
ルヘッド102が記録媒体104の幅方向に一様に弾接
している必要がある。
【0008】図3のようにサーマルヘッド102には両
側端に、第一の支持軸102a、第二の支持軸102b
を有し第一の支持軸102aを回転中心となるようにし
ている。
【0009】一方、サーマルヘッド102が架設される
フレーム101の両側壁には、第一の支持軸102aと
第二の支持軸102bとが直列に並んで移動できる第一
の支持溝101aを設け、その第一の支持溝101aの
丸底が第一の支持軸102aの軸受部となるようにして
いる。また、第二の支持溝101bは、第一の支持軸1
02aが軸受部に衝止した状態でサーマルヘッド102
を回転させたとき、第二の支持軸102bが移動できる
ように円弧状になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成のサーマルプリンタではフレーム101に溝101
a,101bを設ける構造となっているためフレーム1
01の剛性を損ない、サーマルヘッド102が記録媒体
104を介してプラテン103に一様に弾接している押
圧力(図示なし)によりフレーム101の偏りあるいは
歪みを生じてしまい、小形化や薄形化及び軽量化の要望
に対して構造上の課題があり、また、サーマルヘッド1
02を構成する第一の支持軸102a、第二の支持軸1
02b等部品点数が多く組立工数とコストアップの課題
も有していた。
【0011】本発明はこのような従来の課題を解決し、
サーマルプリンタのフレームの剛性を損なわずに部品点
数や組立て工数の削減ができて、サーマルプリンタの小
形化、薄形化、軽量化が図れると共に、サーマルヘッド
のサーマルプリンタへの着脱が容易にできるラインドッ
ト式サーマルプリンタを提供することを目的としている
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明によるサーマルプリンタは、サーマルヘッド基
板のラインドット方向の両側端面に切欠き部を有する丸
孔の軸受部を設けた前記サーマルヘッド基板の背面に接
合固定された放熱板が、サーマルプリンタのフレームの
対向する両内側壁に設けた一部平面カット部を有する支
持軸に係合され、かつプラテンに当接するように回転支
持される構成を有するものである。
【0013】この構成によれば、サーマルプリンタのフ
レームに溝を設けないのでフレームの剛性を損なわず、
かつサーマルヘッド基板の放熱板の両側端面に設けた軸
受部を、サーマルプリンタのフレームの内側両側壁に設
けた支持軸に装着および脱着したり、あるいは支持軸を
回転中心としプラテンの方向に近接および離反させたり
することができるので、サーマルヘッドのサーマルプリ
ンタへの組込や、交換を容易に行うことができるサーマ
ルプリンタが得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、サーマルヘッド基板のラインドット方向の両側端面
に切欠き部を有する丸孔の軸受部を設けた前記サーマル
ヘッド基板の背面に接合固定された放熱板が、サーマル
プリンタのフレームの対向する両内側壁に設けた一部平
面カット部を有する支持軸に係合され、かつプラテンに
当接するように回転支持される構成を有しているので、
フレームの剛性を損なわず、かつサーマルヘッドをサー
マルプリンタに組込んだり、交換したりすることを容易
に行うことができるという作用を有する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態によるライン
ドット式サーマルプリンタの構成を示す斜視図、図2は
同実施の形態による断面図である。図1、図2において
1はフレーム、1a,1bはフレーム1に設けた支持
軸、2は放熱板、2a,2bは放熱板2に設けた軸受
部、3はサーマルヘッド本体、3aはサーマルヘッド基
板、4は記録紙、5はプラテン、5aはプラテン軸、6
は軸受、7はフレキシブルプリント基板、10はサーマ
ルプリンタである。
【0016】放熱板2はアルミニュウムや鋼板の金属材
料からなり、セラミック基板に形成された発熱素子や発
熱素子を駆動する駆動素子(ドライバーIC)を搭載し
たサーマルヘッド基板3aの背面に両面テープや接着剤
等で接合固定されている。更に、ラインドット式のサー
マルヘッド本体3は、放熱板2のサーマルヘッド基板3
aに外部制御部との接続を果たすためのフレキシブルプ
リント基板7が接続されている。また、プラテン5は、
ゴム材料をアルミニュウムや鋼棒からなるプラテン軸5
aに円筒形に成形、加硫され一体化されている。
【0017】サーマルヘッド本体3のサーマルヘッド基
板3aとサーマルヘッド基板3aのラインドット方向の
両側端面に切欠き部を有する丸孔からなる軸受部2a,
2bを設けたサーマルヘッド基板3aの背面に接合され
た放熱板2が、サーマルプリンタ10のフレーム1の対
向する両内側壁に設けた一部平面カット部を有する支持
軸1a,1bに係合され、かつプラテン5に当接するよ
うに回転支持される構成を有している。
【0018】サーマルヘッド本体3の放熱板2の両側端
面に設けた軸受部2a,2bの切欠き部分を、それぞれ
対応する支持軸1a,1bが通るようにしている。
【0019】更に、サーマルヘッド本体3の放熱板2が
架設されるフレーム1の内側両側壁には、丸軸の円筒面
に平面カットを設けた一般にDカット又はIカットと呼
ばれる支持軸1a,1bを有し、この平面にカットされ
た支持軸1a,1bの幅狭部分と平行になるように、サ
ーマルヘッド本体3の放熱板2の両側端面に設けた軸受
部2a,2bの切欠き部分を当ててなぞるように挿入
し、サーマルヘッド本体3を回転させると、軸受部2
a,2bの切欠き部分の幅部が、支持軸1a,1bの幅
狭部分と角度が生じるため、支持軸1a,1bの幅狭部
分から外れることはなくプラテン5に当接させることが
できる回転中心となるようにしている。
【0020】サーマルヘッド本体3を装着するには、実
線矢印のように軸受部2a,2bの切欠き部分を支持軸
1a,1bの幅狭部分と平行になるように角度調整しな
がら挿入し、支持軸1a,1bを回転中心として回転さ
せてプラテン5に当接させるようにする。
【0021】サーマルヘッド本体3を脱着するには、装
着の手順とは逆に、点線矢印のようにプラテン5から離
反させ、支持軸1a,1bを回転中心として回転させ
て、支持軸1a,1bの幅狭部分と軸受部2a,2bの
切欠き部分が平行になるよう角度調整しながら引き抜き
を行う。
【0022】以上のように同実施の形態によれば、サー
マルプリンタ10のフレーム1の剛性を損なわずに部品
点数や組立て工数の削減ができて、サーマルプリンタ1
0の小形化、薄形化、軽量化が図れると共に、サーマル
ヘッドのサーマルプリンタへの着脱が容易にできるとい
う効果が得られる。
【0023】なお、フレーム1の内側両側壁の丸軸の円
筒面に平面カットを設けた一般にDカット又はIカット
と呼ばれる支持軸1a,1bは、印字幅が狭い小形のサ
ーマルプリンタの場合には、プラスチックモールドで一
体成形される場合も有るが、金属の軸で構成されてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によるラインドット
式サーマルプリンタは、サーマルヘッド基板のラインド
ット方向の両側端面に切欠き部を有する丸孔の軸受部を
設けた前記サーマルヘッド基板の背面に接合固定された
放熱板が、サーマルプリンタのフレームの対向する両内
側壁に設けた一部平面カット部を有する支持軸に係合さ
れ、かつプラテンに当接するように回転支持される構成
を有しているので、サーマルプリンタのフレームの剛性
を損なわずに部品点数や組立て工数の削減ができて、サ
ーマルプリンタの小形化、薄形化、軽量化が図れると共
に、サーマルヘッドのサーマルプリンタへの着脱が容易
にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるラインドット式サ
ーマルプリンタの斜視図
【図2】同実施の形態におけるラインドット式サーマル
プリンタの断面図
【図3】従来のラインドット式サーマルプリンタの斜視
【符号の説明】
1 フレーム 1a 支持軸 1b 支持軸 2 放熱板 2a 軸受部 2b 軸受部 3 サーマルヘッド本体 3a サーマルヘッド基板 4 記録紙 5 プラテン 5a プラテン軸 6 軸受 7 フレキシブルプリント基板 10 サーマルプリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 裕二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッド基板のラインドット方向
    の両側端面に切欠き部を有する丸孔の軸受部を設けた前
    記サーマルヘッド基板の背面に接合固定された放熱板
    が、サーマルプリンタのフレームの対向する両内側壁に
    設けた一部平面カット部を有する支持軸に係合され、か
    つプラテンに当接するように回転支持される構成を有す
    るラインドット式サーマルプリンタ。
JP13945798A 1998-05-21 1998-05-21 ラインドット式サーマルプリンタ Pending JPH11321013A (ja)

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JP13945798A JPH11321013A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 ラインドット式サーマルプリンタ

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JP13945798A JPH11321013A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 ラインドット式サーマルプリンタ

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JPH11321013A true JPH11321013A (ja) 1999-11-24

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ID=15245670

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JP13945798A Pending JPH11321013A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 ラインドット式サーマルプリンタ

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JP (1) JPH11321013A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343039A (ja) * 2000-09-21 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置
US7471303B2 (en) 2006-06-20 2008-12-30 Funai Electric Co., Ltd. Image forming device
JP2010253684A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Mitsubishi Electric Corp 熱転写プリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002343039A (ja) * 2000-09-21 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置
US7471303B2 (en) 2006-06-20 2008-12-30 Funai Electric Co., Ltd. Image forming device
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