JP2506502Y2 - サ−マルレコ−ダ - Google Patents

サ−マルレコ−ダ

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JP2506502Y2
JP2506502Y2 JP1984180893U JP18089384U JP2506502Y2 JP 2506502 Y2 JP2506502 Y2 JP 2506502Y2 JP 1984180893 U JP1984180893 U JP 1984180893U JP 18089384 U JP18089384 U JP 18089384U JP 2506502 Y2 JP2506502 Y2 JP 2506502Y2
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JP
Japan
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platen
thermal
rollers
thermal head
support
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JP1984180893U
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JPS6195532U (ja
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睦海 下田
篤雄 有田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サーマルレコーダに関するもので、特にサ
ーマルヘッドの発熱素子を感熱紙の幅方向全域に渡って
適切に圧着させるための構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のサーマルレコーダは、セラミックベース上に発
熱素子を一直線上の配置して成るサーマルヘッドをプラ
テンに感熱紙を介在して圧着させ、前記サーマルヘッド
の任意の発熱素子を発熱させることにより前記感熱紙を
発色させ、これにより印字を行った後、前記プラテンを
回転して感熱紙の改行を行っている。
ここで、サーマルレコーダのヘッド部の構造として
は、サーマルヘッドの発熱素子と感熱紙とがその紙幅全
域に渡って適切な圧力で密着することが、印字品質の上
で重要となっている。
そのため、従来は、感熱紙の幅が広くなるに従ってプ
ラテンの強度を増すか、プラテンの中央部を支持するか
してサーマルヘッドの発熱素子が均一に感熱紙に圧着す
るようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来例では、プラテンの強
度を強化すると、プラテンの重量が増加してサーマルレ
コーダが重くなると共に、プラテンに対する駆動力の増
加も必要となり、更には製造コストが高くなるという問
題がある。
また、プラテンの中央部を補強するために、プラテン
の中央部を切り欠いて二分し、その切り欠き部の補強材
をあてがうようにしたものも提案されているが、このよ
うな構造にすると、前記切り欠いた部分で感熱紙に印字
をすることができなくなると言う問題がある。
本考案はこのような問題を解決するためになされたも
ので、プラテンを強化したり二分することなくサーマル
ヘッドの発熱素子をプラテンに均一に接触させることが
できると共に、その接触の安定性が得られ、しかも容易
に組立てを行うことが可能なサーマルレコーダを実現す
ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案は、感熱紙の支持及
び送りを行うローラ状のプラテンと、前記感熱紙に1ラ
イン分の印字を同時に行えるように発熱素子を並べて形
成すると共に該発熱素子が前記感熱紙を介して前記プラ
テンと圧接するように付勢されたサーマルヘッドとを備
えたサーマルレコーダにおいて、前記プラテンの軸方向
の長さより短い複数本のローラと、この複数本のローラ
が互いに平行になるようにそれぞれの両端を回転自在に
支持した回動可能な一対の剛体製の支持部材とより成
り、前記複数本のローラと支持部材は前記プラテンに対
して軸心が平行になるように設けられ、かつ前記複数本
のローラが、前記プラテンを挟んで前記サーマルヘッド
と反対側の位置で前記プラテンの中央部を含む範囲で前
記プラテンの周面方向の複数個所に接触して前記サーマ
ルヘッドからプラテンに加えられる力を受けるように配
置された支持体を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成を有する本考案は、プラテンの中央部
を含む一定の範囲がサーマルヘッドと反対側の位置で支
持部材により平行に支持されたプラテンより短い複数本
のローラにより支えられる形となるため、プラテンにサ
ーマルヘッドからの力が加えられても、その力を複数本
のローラで受けることができると共に、支持部材は回動
自在であるため、この支持部材の回動作用により複数本
のローラを常にバランスよくプラテンに接触させること
ができ、そのためプラテンを強化したりあるいは二分す
ることなく簡単且つ小型の構成でプラテンの歪みを防止
してサーマルヘッドの発熱素子をプラテンに均一に接触
させることができる。
また、組み立てに際しても、支持部材の回動作用によ
り複数本の平行なローラをそれぞれプラテンに均一に接
触させることができるので、厳密な位置精度が要求され
ず、組み立てを容易に行うことが可能となると共に、複
数本のローラとこのローラを支持する支持部材にのみに
より支持体を構成できるので安価に実現できる。
〔実施例〕
以下に図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案によるサーマルレコーダの一実施例を
示す斜視図、第2図は同実施例の側断面図である。
図において、1はサーマルヘッドで、このサーマルヘ
ッド1はセラミックベース2とその上に一直線上に並べ
て配置した発熱素子3とで構成されており、このサーマ
ルヘッド1の発熱素子3に感熱紙4を介在して圧着する
プラテン5は、ネオプレンゴム等の弾性体により形成さ
れている。
前記サーマルヘッド1と反対側でプラテン5の軸方向
の中央部を支持する支持体6は、プラテン5に圧接する
ローラ6a,6bと、該ローラ6a,6bを並列に連結支持する剛
体製のくの字状の一対の支持部材6c,6dとから成り、こ
の支持部材6c,6dは、その両端部で前記ローラ6a,6bの両
端をそれぞれ軸支すると共に、中央部で取付金具7に軸
支されている。
この取付金具7には、前記支持部材6c,6dを第2図に
示した矢印方向に回動可能に軸支できるように支持部7
a,7bが突設してあり、また両端をフレーム8a,8bに固定
してある。
このフレーム8a,8bは、前記プラテン5の軸9を回転
可能に支持し、該軸9の一端は必要に応じギアヘッドを
介してステッピングモータ10に連結されている。
尚、前記ステッピングモータ10を駆動してプラテン5
を回転することによって、サーマルヘッド1でプラテン
5に圧着されている感熱紙4は第1図に示した矢印方向
に移動する。
また、前記支持体6のローラ6a,6bはプラテン5より
も硬い素材により形成されている。
更に、前記発熱素子3のそれぞれにはフラットケーブ
ル11が電気的に接続されている。
一方、前記サーマルヘッド1のセラミックベース2と
熱的に結合された取付板12は、熱伝導性に良好なアルミ
ニウムや、銅または鉄等から形成され、図示しない固定
部により支持された圧縮コイルバネ13により支えられて
いる。
この圧縮コイルバネ13により取付板12に与えられた力
は、サーマルヘッド1に加わってその発熱素子3を感熱
紙4に圧着させる。
次に、上述した構成の作用について説明する。
まず、ステッピングモータ10を駆動すると、軸9と一
体にプラテン5が回転し、このプラテン5が回転するご
とに感熱紙4が紙送りされる。
この紙送りされた後、フラットケーブル11により供給
された信号で任意の発熱素子3が温められ、その熱によ
り前記発熱素子3に密着した感熱紙4の部分が発色して
1ライン分の印字が行われる。
この紙送りから印字での動作が順次繰り返される。
前記発熱素子3に生じた熱で感熱紙4の発色後に残っ
た熱は、サーマルヘッド1のセラミックベース2から取
付板12に伝わり、該取付板12により外気中に放散され
る。
この熱放散により発熱素子3の動作の安定化をはかっ
ている。
また、発熱素子3から感熱紙4に伝導する熱エネルギ
の大小により感熱紙4の発色の度合いが異なるため、こ
の感熱紙4に対する発熱素子3の圧着力が、サーマルレ
コーダの印字品質に大きく影響を及ぼしてくる。
この圧着力は、圧縮コイルバネ13の弾性力が取付板12
を介してサーマルヘッド1に加わることにより発生す
る。
しかし、幅広の感熱紙4に合わせてプラテン5の長さ
を長くしてあると、従来はサーマルヘッド1の押圧力に
よりプラテン5の中央が撓み、該プラテン5に巻き回し
た感熱紙4の幅方向全域に渡って発熱素子3を適切に圧
接できなくなる。
そこで、本実施例では、サーマルヘッド1側と反対側
のプラテン5の軸方向の中央部を支持体6で支持するこ
とにより、プラテン5のその両端と中央部で支持して、
プラテン5の機械的変形をなくしている。
すなわち、プラテン5の軸方向の中央部に支持体6の
2個のローラ6a,6bを圧着して支持し、この2個のロー
ラ6a,6bによって圧縮コイルバネ13からの押圧力を分散
して、プラテン5の機械的変形を抑えて永久歪みをなく
すと共に、プラテン5の疲労を少なくする。
尚、前記支持体5のローラ6a,6bは、プラテン5を回
転して感熱紙4の紙送りを行っている間、このプラテン
5の回転に追従して回転し、またローラ6a,6bを軸支し
ている支持部材6c,6dは回動可能に支持されているた
め、前記ローラ6a,6bが常に均一な圧着力でプラテン5
に圧着する。
尚、前記実施例では、支持体6に2個のローラ6a,6b
を設けたが、3個以上のローラを支持体に設けても差し
つかえない。
また、前記実施例におけるローラ6a,6bは、それぞれ
支持部材6c,6dを介して第2図に示した矢印方向に自由
に回動するものとしたが、支持部材6c,6dを介してロー
ラ6a,6bを左右、前後及び斜め方向にも移動できるよう
にしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、プラテンの中央部を含
む一定の範囲がサーマルヘッドと反対側の位置で支持部
材により平行に支持されたプラテンより短い複数本のロ
ーラにより支えられる形となるため、プラテンにサーマ
ルヘッドからの力が加えられても、その力を複数本のロ
ーラで受けることができると共に、支持部材は回動自在
であるため、この支持部材の回動作用により複数本のロ
ーラを常にバランスよくプラテンに接触させることがで
き、そのためプラテンを強化したりあるいは二分するこ
となく簡単且つ小型の構成でプラテンの歪みを防止して
サーマルヘッドの発熱素子をプラテンに均一に接触させ
ることができるという効果が得られる。
また、組み立てに際しても、支持部材の回動作用によ
り複数本の平行なローラをそれぞれプラテンに均一に接
触させることができるので、厳密な位置精度が要求され
ず、組み立てを容易に行うことが可能となると共に、複
数本のローラとこのローラを支持する支持部材にのみに
より支持体を構成できるので安価に実現できるという効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるサーマルレコーダの一実施例を示
す斜視図、第2図は同実施例の側断面図である。 1……サーマルヘッド、2……セラミックベース、3…
…発熱素子 4……感熱紙、5……プラテン、6……支持体 6a,6b……ローラ、6c,6d……支持部材、7……取付金具 7a,7b……支持部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱紙の支持及び送りを行うローラ状のプ
    ラテンと、前記感熱紙に1ライン分の印字を同時に行え
    るように発熱素子を並べて形成すると共に該発熱素子が
    前記感熱紙を介して前記プラテンと圧接するように付勢
    されたサーマルヘッドとを備えたサーマルレコーダにお
    いて、 前記プラテンの軸方向の長さより短い複数本のローラ
    と、この複数本のローラが互いに平行になるようにそれ
    ぞれの両端を回転自在に支持した回動可能な一対の剛体
    製の支持部材とより成り、前記複数本のローラと支持部
    材は前記プラテンに対して軸心が平行になるように設け
    られ、かつ前記複数本のローラが、前記プラテンを挟ん
    で前記サーマルヘッドと反対側の位置で前記プラテンの
    中央部を含む範囲で前記プラテンの周面方向の複数個所
    に接触して前記サーマルヘッドからプラテンに加えられ
    る力を受けるように配置された支持体を備えたことを特
    徴とするサーマルレコーダ。
JP1984180893U 1984-11-30 1984-11-30 サ−マルレコ−ダ Expired - Lifetime JP2506502Y2 (ja)

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JPS6195532U JPS6195532U (ja) 1986-06-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816872A (ja) * 1981-07-24 1983-01-31 Fuji Xerox Co Ltd 感熱記録装置
JPS5934205U (ja) * 1982-08-30 1984-03-02 ブラザー工業株式会社 加熱調理器
JPS59120946A (ja) * 1982-12-28 1984-07-12 Toshiba Corp フロンガス検知素子

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JPS6195532U (ja) 1986-06-19

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