JPH0538850A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH0538850A
JPH0538850A JP21935291A JP21935291A JPH0538850A JP H0538850 A JPH0538850 A JP H0538850A JP 21935291 A JP21935291 A JP 21935291A JP 21935291 A JP21935291 A JP 21935291A JP H0538850 A JPH0538850 A JP H0538850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
central portion
recording head
recording
pressure contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP21935291A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Miyawaki
勝明 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP21935291A priority Critical patent/JPH0538850A/ja
Publication of JPH0538850A publication Critical patent/JPH0538850A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な圧力補正用ローラなどを必要とするこ
となしに、記録ヘッドの、プラテンに対する圧接力を均
一化できるようにした記録装置を提供することである。 【構成】 記録ヘッド4が圧接するプラテン1を、芯軸
2と、ゴム弾性体3とで構成し、かつ芯軸2の中央部を
太くし、両端側を細くした芯軸構成とし、弾性体3の肉
厚を中央部では薄く、両端側では厚くするようにして、
記録ヘッド4の、プラテン1に対する圧接力の分布を均
一化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転自在に支持される
ローラ状のプラテンと、このプラテンに圧接する記録ヘ
ッドとを有し、前記プラテンを、芯軸と、この芯軸の周
りに一体化される円筒状の弾性体とで構成した記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記記録装置で、例えば、熱転写式のも
のでは、記録ヘッドとしてサーマルヘッドを用い、これ
を、例えば、ローラ状を成すプラテンに所定の力で圧接
させている。
【0003】図4は、かようなサーマルヘッドやプラテ
ンを用いる熱記録装置(サーマルプリンタ)の印字構成
部を示したものである。ローラ状のプラテン101は、
図5に示すように、記録装置の本体側板103,103
に軸受104,104を介して回転自在に支持されてい
る。
【0004】プラテン101には、記録媒体である記録
紙105及びインクシート106を介してサーマルヘッ
ド102が圧接している。すなわち、「ばね」などで、
矢印方向にサーマルヘッド102に対して力を加えるこ
とにより、サーマルヘッド102は記録紙105及びイ
ンクシート106を介してプラテン101に圧接してい
るのである。
【0005】プラテン101が図示されない駆動手段に
よって回転駆動されることにより、記録紙105と、イ
ンクシート106とはプラテン101とサーマルヘッド
102との間の挟圧部を搬送され、この間、サーマルヘ
ッド102によってインクシート106に熱が付与さ
れ、インクシートのインクが溶融又は昇華することによ
り、記録紙105に画像が転写されてゆくのである。
【0006】プラテン101は、従来、図5に示すよう
に構成されていた。すなわち、プラテン101は、直径
の大きさが変わらない、金属等のものより成る芯軸10
7と、この周りに一体化される円筒状の、ゴム等の弾性
体108とにより構成されるようになっていた。
【0007】このように構成されるプラテン101に、
サーマルヘッド102が圧接するのであるが、サーマル
ヘッド102に加える力(図4の矢印方向の力)を一定
にしても、プラテン101の軸方向中央部が、両端側よ
りも大きく撓む傾向となるため、どうしても、図6に示
すように、中央部の圧接力が小さくなり、両端にいくに
従って、その圧接力が大きくなる。因に、その撓む方向
はA方向であり、又、圧接力というのはサーマルヘッド
102の、プラテン101に対する圧接力である。
【0008】このような状態となると、どうしても、中
央部の画像濃度が薄くなり、両端側が濃くなる傾向とな
って、画像の濃度むらを生じてしまう。かような圧接力
を均一にする技術として、例えば、実開昭57−620
50号公報などによるものが提案されているが、この例
では、プラテンとは別に、圧力補正用のローラを必要と
している。このため、構造が複雑化すると共に、装置の
コストが上昇する不具合を免れない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特別
な圧力補正用ローラなどを必要とすることなしに、記録
ヘッドの、プラテンに対する圧接力を均一化できるよう
にした記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、回転自在に支持されるローラ状のプラテン
と、このプラテンに圧接する記録ヘッドとを有し、前記
プラテンを、芯軸と、この芯軸の周りに一体化される円
筒状の弾性体とで構成した記録装置において、前記芯軸
の軸方向中央部の直径を大きくし、その中央部から軸端
部にいくに従い、その軸の直径を漸次、小さくして、弾
性体の軸方向中央部の肉厚を薄くし、弾性体の端部にい
くに従い、その肉厚を漸次、厚くするようにしたプラテ
ンを備えて成る記録装置を提案するものである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明実施例の記録装置に用いられ
るプラテンの断面図であり、このプラテン1は、金属な
どの剛体より成る芯軸2と、この芯軸2の周りに一体化
された円筒状のゴム等の弾性体3とにより構成されてい
る。
【0012】ローラ状のプラテン1は、その芯軸2の両
軸端部が図5で示したような本体側板103に回転自在
に支持される。芯軸2は、この軸方向中央部の直径が最
も大きくなっていて、両軸端部にいくに従って、漸次、
その直径が小さくなっている。そして、本例の芯軸2
は、上記本体側板に支持される両端軸部が図のように平
行軸部となっているのである。
【0013】芯軸2には、その径の変わる軸部に、図の
ように弾性体3が一体化され、この弾性体の外周部は平
行円周面となっている。そして、その肉厚については中
央部が薄く、弾性体3の端部にいくに従って、その肉厚
が漸次、厚くなっている。芯軸2は、このような弾性体
3が一体形成される軸部が、鼓状になっているのであ
る。
【0014】このように構成されるプラテン1を用いる
ことによって、該プラテン1に圧接する記録ヘッド4
の、プラテン1に対する圧接力の大きさは、図2に示す
ようにプラテン1の軸方向のどの部分でもほぼ同じにな
る。すなわち、圧接力の分布が均一になるのである。こ
のような状態で、図4に示したところと同様にして、プ
ラテン1と記録ヘッド4との間の挟圧部に、インクシー
トと記録紙を通し、この記録紙上に画像を転写記録す
る。
【0015】ここで、弾性体3について着目するに、こ
の軸方向中央部ではその肉厚が薄くなっているので、記
録ヘッド4がこの中央部から受ける反力は大きくなる。
又、両端側では、その肉厚が厚くなっているので、記録
ヘッド4がプラテン1から受ける反力は小さくなる。
【0016】今、記録ヘッド4に一定の力Fを加えて、
記録ヘッド4を当該プラテン1に圧接させるものとし
て、仮に、この場合、芯軸2の中央部が、A方向にまっ
たく撓まないと仮定すると、中央部については反力が大
きくなっているので、その圧接の際の圧接力は大きくな
り、又、両端側については反力が小さくなっているの
で、その圧接力は小さくなる。
【0017】すなわち、図1に示すプラテン1を用いた
場合で、これに撓みを生じないものと仮定すれば、図6
に示す圧力分布と逆の傾向を示すのである。しかし乍
ら、プラテン1は、実際にはその中央部が矢印A方向に
撓むので、これにより、そのような中央部が高くなる圧
力分布が是正(相殺)され、図2に示すような一定の圧
接力分布となるのである。
【0018】このようにプラテンを構成することによ
り、記録ヘッドの、プラテンに対する圧接力の大きさ
は、どの圧接部分でも同じになり、画像の濃度むらを発
生させにくくすることができる。そしてこの場合に、何
らの特別な圧力補正用ローラなどを必要とすることがな
いのである。
【0019】又、図3に示すように、プラテン1を上述
した構成とすると共に、記録ヘッド4の、プラテン1に
対する圧接面を、中央部で突出するような形状としてお
くと、一層、圧接力分布を均一化することができる。こ
の場合、そのような突出形状をもつヘッド部とプラテン
1との間を、インクトート106と記録紙105とが通
ることになる。なお、図3に示した記録ヘッドを用いる
と、プラテンが図5に示す従来の形態を有しているとき
も、記録ヘッドとプラテンの圧接力分布を均一化させる
ことが可能である。
【0020】以上、記録ヘッドとプラテンとの間に、イ
ンクシートと記録紙を通し、この記録紙上に画像を転写
記録する記録装置を示したが、本発明は、記録ヘッドと
プラテンとの間に、例えば感熱紙などの記録媒体のみを
通して記録画像を得る記録装置にも適用できるものであ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明の記録装置によれば、記録ヘッド
の、プラテンに対する圧接力の大きさが、どの圧接部に
おいても、ほぼ同じになるため、得られる画像に濃度む
らを生じさせないようにすることができ、画質の一層の
向上を図ることができる。又、特別な圧力補正用ローラ
なども不要であり、又、プラテンの構成を変えるだけで
済むので、この種の記録装置を一段と簡略化した構成と
することができ、より安価なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の記録装置に使用されるプラテ
ンの断面図である。
【図2】本発明実施例の記録装置に使用されるプラテン
を用いた場合の、記録ヘッドのプラテンに対する圧接力
分布を示す図である。
【図3】記録ヘッドを突出形状とした例を示す図であ
る。
【図4】従来技術の説明で用いた記録装置のヘッド周り
の構成斜視図である。
【図5】従来の記録装置に使用されるプラテンの断面図
である。
【図6】従来の記録装置に使用されるプラテンを用いた
場合の、記録ヘッドのプラテンに対する圧接力分布を示
す図である。
【符号の説明】
1 プラテン 2 芯軸 3 弾性体 4 記録ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持されるローラ状のプラテ
    ンと、このプラテンに圧接する記録ヘッドとを有し、前
    記プラテンを、芯軸と、この芯軸の周りに一体化される
    円筒状の弾性体とで構成した記録装置において、前記芯
    軸の軸方向中央部の直径を大きくし、その中央部から軸
    端部にいくに従い、その軸の直径を漸次、小さくして、
    弾性体の軸方向中央部の肉厚を薄くし、弾性体の端部に
    いくに従い、その肉厚を漸次、厚くするようにしたプラ
    テンを備えて成る記録装置。
JP21935291A 1991-08-06 1991-08-06 記録装置 Pending JPH0538850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21935291A JPH0538850A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21935291A JPH0538850A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538850A true JPH0538850A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16734100

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21935291A Pending JPH0538850A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 記録装置

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JP (1) JPH0538850A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037559A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Sinfonia Technology Co Ltd プリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037559A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Sinfonia Technology Co Ltd プリンタ

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