JP2638196B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP2638196B2 JP10934689A JP10934689A JP2638196B2 JP 2638196 B2 JP2638196 B2 JP 2638196B2 JP 10934689 A JP10934689 A JP 10934689A JP 10934689 A JP10934689 A JP 10934689A JP 2638196 B2 JP2638196 B2 JP 2638196B2
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thermal head
platen roller
head
thermal
support shaft
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正弥 伊藤
吉輝 名本
義人 佐治
由浩 虫鹿
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はサーマルヘッドを用いて画像記録を行う熱転
写記録装置に関するものである。
従来の技術 従来の熱転写記録装置としては、第3図および第4図
に示すようなものであった。第3図において、記録面10
1aに発熱体を直線状の配列したサーマルヘッド101はプ
ラテンローラ102と対向する位置に設けられており記録
部を構成している。ヘッドアーム104および105は、プラ
テンローラ102に平行に設けた支持軸103の周りに自在に
回動する。板材106および107はサーマルヘッド101背面
の両端でそれぞれヘッドアーム104および105を固定して
いる。
以上のように構成された従来の熱転写記録装置におい
ては、ヘッドアーム104および105がプラテンローラ102
の方向(矢印A方向)に回転し、記録紙109はインクシ
ート108と共にプラテンローラ102およびサーマルヘッド
101に挟持される。サーマルヘッド101により加熱された
インクシート108上のインクは、記録紙109上に熱転写さ
れ記録が行なわれる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、加工精度上、サ
ーマルヘッド101は第4図のような状態になる場合があ
り、プラテンローラ102に沿わず、サーマルヘッド101を
プラテンローラ102に均一に圧接することができないの
で、記録むらが発生し、記録画像の品質が低下してい
た。そこで、サーマルヘッド101をプラテンローラ102に
均一に圧接するために、板材106のヘッドアーム104への
取り付け位置を矢印B方向に調整するという方法がとら
れていたが、この調整だけで、サーマルヘッド101をプ
ラテンローラ102に均一に圧接させることは困難であっ
た。また、ヘッドアーム104および105と支持軸103との
間に裕度を設けてサーマルヘッド101をプラテンローラ1
02に均一に圧接するという手段も用いられていたが、こ
の方法ではサーマルヘッド101の位置がプラテンローラ1
02上に正確に再現されない。従って、3色面順時のカラ
ー記録を行なう場合などには、3色のドットずれが発生
し、カラー記録画像の品質を低下させるという課題を有
していた。
本発明はかかる点に鑑み、 (1)サーマルヘッドのプラテンローラへの均一な圧接
を容易に実現でき、記録むらを軽減でき、記録画像品質
の優れた熱転写記録装置を提供することを目的とする。
(2)サーマルヘッド位置決めの再現性を良くし、ドッ
トずれを軽減でき、記録画像品質の優れた熱転写記録装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、複数の発熱体を直線状に配列したサーマル
ヘッドと、サーマルヘッドと対向する位置に設けサーマ
ルヘッドと圧接離間するプラテンローラと、プラテンロ
ーラに略平行に設けた支持軸と、支持軸に回動自在に接
続しサーマルヘッドの一端を接続する第1の回動部材
と、支持軸の周りに自在に回動する第2の回動部材と、
プラテンローラとサーマルヘッドの記録面とのなす角度
を変化自在としサーマルヘッドの他の一端と第2の回動
部材を接続する弾性接続部材とを備えたことを特徴とす
る熱転写記録装置である。
作用 本発明は前記した構成により、プラテンローラとサー
マルヘッドの記録面が平行にならない状態に取り付けら
れたとしても、弾性接続部材はプラテンローラとサーマ
ルヘッドの記録面とのなす角度を自在に変化させるた
め、サーマルヘッドをプラテンローラに沿わせ、サーマ
ルヘッドのプラテンローラへの均一な圧接を容易に実現
することができる。また、第1および第2の回動部材と
支持軸との間に裕度を設けていないため、サーマルヘッ
ド位置決めの再現性を良くすることもできる。したがっ
て、記録むらを無くし、ドットずれを軽減でき、記録画
像品質の優れた熱転写記録装置を提供できる。
実施例 以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例における熱転
写記録装置の基本構成を示すものである。第1図におい
て、記録面1aに複数の発熱体を直線状に配列したサーマ
ルヘッド1はプラテンローラ2と対向する位置に設けら
れており記録部を構成している。ヘッドアーム4および
5はボス4aおよび5aによって、プラテンローラ2に平行
に設けた支持軸3の周りに裕度の無い状態で回動自在に
取り付けられている。板バネ7はサーマルヘッド1背面
の一端でスペーサ11を介して固定され、また、スペーサ
12を介してヘッドアーム5に固定されている。板材6は
サーマルヘッド1背面の他端に固定され、ピン10を介し
てヘッドアーム4にプラテンローラ2の中心軸2aと平行
な軸10aの周りに回動自在に取り付けられている。この
ため、サーマルヘッド1はヘッドアーム4に対してサー
マルヘッド1をプラテンローラ2に沿わせる方向(矢印
C方向)に裕度を有している。
以上のように構成されたこの実施例の熱転写記録装置
において、以下その動作を説明する。
第2図において、サーマルヘッド1の初期位置は1の
位置である。加工精度上、サーマルヘッド1はプラテン
ローラ2に正確に沿わせることができないため、初期状
態において、サーマルヘッド1の記録面1aとプラテンロ
ーラ2の中心軸2aは平行ではない。ヘッドアーム4およ
び5がプラテンローラ2の方向に回転する。板バネ7は
プラテンローラ2の中心軸2aとサーマルヘッド1の記録
面1aとのなす角度を自在に変化させるため、板バネ7は
7aの様に変化する。従って、サーマルヘッド1は1bの位
置に変位し、サーマルヘッド1をプラテンローラ2に均
一に圧接する。
またこの時、ヘッドアーム4および5は、ボス4aおよ
び5aによって支持軸3に取り付けられているため、支持
軸に対し裕度の無い状態で回動するので、サーマルヘッ
ド1を再現性良く位置決めする。
以上のような状態で、サーマルヘッド1により加熱さ
れたインクシート8上のインクは、記録紙9上に熱転写
され記録が行なわれる。
以上のようにこの実施例によれば、プラテンローラ2
の中心軸2aと平行な軸10aの周りにピン10を介してサー
マルヘッド1背面の一端に固定された板材6を回動自在
に接続して支持軸3の周りに自在に回動するボス4aを有
するヘッドアーム4と、支持軸3の周りに自在に回動す
るボス5aを有するヘッドアーム5と、サーマルヘッド1
の他端とヘッドアーム5をそれぞれスペーサ11および12
を介して接続してプラテンローラ2の中心軸2aとサーマ
ルヘッドの記録面1aとのなす角度を自在に変化させる板
バネ7を設けることにより、プラテンローラ2の中心軸
2aとサーマルヘッド1の記録面1aが平行にならない状態
に取り付けられたとしても、板バネ7はプラテンローラ
2の中心軸2aとサーマルヘッド1の記録面1aとのなす角
度を自在に変化させるため、サーマルヘッド1をプラテ
ンローラ2に沿わせ、サーマルヘッド1のプラテンロー
ラ2への均一な圧接を容易に実現することができる。ま
た、ボス4aおよび5aによりヘッドアーム4および5と支
持軸3との間の裕度を低減せしめ、サーマルヘッド1位
置決めの再現性を良くすることもできる。したがって、
記録むらを無くし、ドットずれを軽減でき、優れた品質
の記録画像を得ることができる。
なお、この実施例において板バネ7は、L字形の形状
としたが、平面の板バネを用いてもよい。また、板材6
は剛体の部材としたが板バネ材等の弾性部材としてもよ
い。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、支持軸に回動
自在に接続しサーマルヘッドの一端を接続する第1の回
動部材と、支持軸の周りに自在に回動する第2の回動部
材と、プラテンローラとサーマルヘッドの記録面とのな
す角度を変化自在としサーマルヘッドの他の一端と第2
の回動部材を接続する弾性接続部材を設けることによ
り、プラテンローラとサーマルヘッドの記録面が平行に
ならない状態に取り付けられたとしても、弾性接続部材
はプラテンローラとサーマルヘッドの記録面とのなす角
度を自在に変化させるため、サーマルヘッドをプラテン
ローラに沿わせ、サーマルヘッドのプラテンローラへの
均一な圧接を容易に実現することができる。また、第1
および第2の回動部材と支持軸との間に裕度を設けてい
ないため、サーマルヘッド位置決めの再現性をよくする
こともできる。したがって、記録むらを無くし、ドット
ずれを軽減でき、優れた品質の記録画像を得ることがで
き、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における熱転写記録装置の第
1の基本斜視図、第2図は同実施例における熱転写記録
装置の正面図、第3図は従来の熱転写記録装置の斜視
図、第4図は従来の熱転写装置の正面図である。 1……サーマルヘッド、2……プラテンローラ、3……
支持軸、4……第1のヘッドアーム、5……第2のヘッ
ドアーム、7……板バネ。
フロントページの続き (72)発明者 虫鹿 由浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−104347(JP,A) 特開 昭63−159062(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発熱体が直線状に配列されたサーマ
    ルヘッドと、前記サーマルヘッドと対向する位置に設け
    られて、前記サーマルヘッドと圧接離間するプラテンロ
    ーラと、前記プラテンローラに略平行に設けられた支持
    軸と、前記支持軸に回動自在に接続され前記サーマルヘ
    ッドの一端を接続する第1の回動部材と、前記支持軸の
    周りに自在に回動する第2の回動部材と、前記プラテン
    ローラと前記サーマルヘッドの記録面とのなす角度を変
    化自在とし前記サーマルヘッドの他の一端と前記第2の
    回動部材とを接続する弾性接続部材とを備えたことを特
    徴とする熱転写記録装置。
JP10934689A 1989-04-28 1989-04-28 熱転写記録装置 Expired - Lifetime JP2638196B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10934689A JP2638196B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 熱転写記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH02286352A JPH02286352A (ja) 1990-11-26
JP2638196B2 true JP2638196B2 (ja) 1997-08-06

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