JP4336571B2 - サーマルヘッド圧接機構およびこれを用いたサーマルプリンタ - Google Patents
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Description
前記サーマルヘッド53は、サーマルヘッド圧接機構であるヘッド支持レバー54に取り付けられて、プラテンローラ52に対して接離可能に支持されている。
また、第2ヘッド支持レバー56には、付勢部56aの長手方向の両端部から図示右方向に円弧状の第3、第4アーム部56b、56cが延長形成されている。
この第3アーム部56bは、第1アーム部55bの外側に隣接して配置され、第4アーム部56cは、第2アーム部55cの外側に隣接して配置されている。
また、第4アーム部56cには、第2アーム部55cの円形状の第2支持孔と対向する位置に、円形状の第4支持孔(図示せず)が形成されている。
前記ヘッド支持レバー54は、フレーム側に形成した支持軸(図示せず)に支持した第1、第3支持孔55d、56d、および第2、第4支持孔(図示せず)を支点として回動することにより、サーマルヘッド53がプラテンローラ52に対して接離可能になっている。
前記バネ57で互いに離れる方向に付勢されるヘッド支持部55aと付勢部56aとは、係止部55fによって所定寸法以上離れないように組み合わせ可能になっている。
そして、ヘッドアップ/ダウン部材を駆動させて、第2ヘッド支持レバー56の第3、第4アーム部56b、56cを上方に回動させると、ヘッド支持レバー54が上方に回動して、サーマルヘッド53がプラテンローラ52から離間してヘッドアップされる。
このヘッドアップ状態のサーマルヘッド53とプラテンローラ52との間には、感熱紙からなる記録用紙58が給紙されている。
この時のサーマルヘッド53は、第1ヘッド支持レバー55のヘッド支持部55aに一対のバネ57の付勢力が働いて、プラテンローラ52に対してシート部材58を均一に圧接することができる。
そして、サーマルヘッド53の複数の発熱素子(図示せず)を印刷情報に基づいて選択的に発熱させることにより、感熱紙からなる記録用紙58が選択的に発色して、記録用紙58に所望の画像を印刷することができる。
また、一対のバネ57に、長さ、あるいは線径等のバラツキがあると、ヘッド支持部55aに対する付勢力にバラツキが発生して、サーマルヘッド53を均一にプラテンローラ52に圧接することができなくなる。
そのために、記録用紙58に高品質の画像印刷ができなくなるおそれがあった。
前記カム部材と前記レバー部材には、前記駆動軸の回転を前記カム部材を介して前記レバー部材に伝達可能なカム面が互いに係合可能にそれぞれ形成され、前記一対のカム部材の前記カム面を、前記レバー部材の前記カム面に係合させた状態で、前記駆動軸を回転することにより前記カム部材を介して前記レバー部材が回転して、前記腕部が所定の圧接圧で前記サーマルヘッドを圧接するようにしたことを特徴とする。
そのために、本発明のサーマルヘッド圧接機構をサーマルプリンタに用いることにより、記録用紙に高品質の画像印刷を行うことができる。
そのために、更に均一な圧接圧でサーマルヘッドが記録用紙を圧接することができる。
まず、図1に示す本発明に関するサーマルヘッド圧接機構は、金属からなり横長の棒状で所定の直径寸法からなる駆動軸1が配設されている。前記駆動軸1は、外周面の一方側がカットされ、側面視の形状がD字状になって、外周面の一方側にカット面1aが形成されている。
前記駆動軸1の図示左端部には、モータ等の駆動源の回転軸に支持されたギア(図示せず)が噛み合い可能な駆動ギア2が軸止されて抜け止めされている。
前記レバー部材3には、駆動軸1と直交する方向に所定長さで延びる腕部3aが形成されている。また、一対のレバー部材3には、互いに対向する内側の端面に所定の角度の斜面からなるカム面3bが形成されている。
また、一対のレバー部材3の内側でカム面3bと対向する側には、一対のカム部材4が配設されている。
また、カム部材4には、レバー部材3のカム面3bと同じ形状に形成されたカム面4aが、カム面3bに係合可能に形成されている。
前記一対のカム部材4に挟まれた隙間部分には、圧縮コイルバネからなる1個の弾性部材5が配設されて、一対のカム部材4をレバー部材3に弾性付勢している。また、回転自在のレバー部材3の外側には、Eワッシャー等の抜け止め部材6が駆動軸1に軸止されて、弾性部材5に弾性付勢されたレバー部材3が駆動軸1から抜け止めされている。
このレバー部材3の回転で、レバー部材3の腕部3aが後述するサーマルヘッド11に左右均等に圧接可能になっている。
前記ヘッド取付台10は、上面にレバー部材3の腕部3aが弾接可能になっていると共に、下面にサーマルヘッド11が接着剤等で取り付けられている。
また、サーマルヘッド11の下部には、サーマルヘッド11の長さ寸法より長く形成されたプラテンローラ12が配設され、プラテンローラ12に対してヘッドアップ/ダウンするサーマルヘッド11が接離可能になっている。
そして、ヘッドアップ状態のサーマルヘッド11とプラテンローラ12との間に、感熱紙からなる記録用紙13が搬送可能になっている。
同時に、サーマルヘッド11は、プラテンローラ12から上方に離間してヘッドアップ状態となる。このヘッドアップ状態のサーマルヘッド11とプラテンローラ12との間に記録用紙13が搬送されて印刷待機状態となっている。
このことにより、サーマルヘッド11がヘッドダウンして、記録用紙13をプラテンローラ12に圧接すると、レバー部材3の回転がストップするが、カム部材4は、駆動軸1のカット面1aによって駆動軸1と共に更に所定の回転角度回転する。
この時のカム部材4の回転力が、互いに係合するカム面3b、4aを介してレバー部材3に伝達されて、それぞれの腕部3aがヘッド取付台10を均等に圧接することができる。
そして、互いのカム面3b、4aの係合が外れない範囲で、駆動軸1の回転がストップする。
このような、一対の腕部3a圧接されたヘッド取付台10は、サーマルヘッド11が記録用紙13をプラテンローラ12に均一な圧接圧で圧接することができ、記録用紙13に高品質の画像を印刷することができる。
そのために、設計の自由度を向上させることができる。
1a:カット面
2:駆動ギア
3:レバー部材
3a腕部
3b:カム面
4:カム部材
4a:カム面
5:弾性部材
6:抜け止め部材
10:ヘッド取付台
11:サーマルヘッド
Claims (5)
- サーマルヘッドと、駆動源の回転が伝達されて回転可能な駆動軸とを備え、前記駆動軸には、前記サーマルヘッドを圧接可能な腕部を形成した一対のレバー部材が所定寸法の間隔を有して回転自在に支持され、前記一対のレバー部材の内側には、前記レバー部材のそれぞれに弾接すると共に前記駆動軸の回転と共に回転可能なカム部材が一対支持され、
前記カム部材と前記レバー部材には、前記駆動軸の回転を前記カム部材を介して前記レバー部材に伝達可能なカム面が互いに係合可能にそれぞれ形成され、前記一対のカム部材の前記カム面を、前記レバー部材の前記カム面に係合させた状態で、前記駆動軸を回転することにより前記カム部材を介して前記レバー部材が回転して、前記腕部が所定の圧接圧で前記サーマルヘッドを圧接するようにしたことを特徴とするサーマルヘッド圧接機構。 - 一対の前記カム部材に挟まれた部分には、前記カム部材を前記レバー部材に弾性付勢する弾性部材が配設され、前記駆動軸を回転駆動させて前記レバー部材の前記腕部が前記サーマルヘッドを圧接すると、前記カム部材のカム面が前記レバ部材のカム面を所定量滑って、前記カム部材が前記弾性部材の付勢力に抗して前記レバー部材から離れる方向にスライド移動することを特徴とする請求項1記載のサーマルヘッド圧接機構。
- 前記カム部材および前記レバー部材の前記カム面は、所定角度の斜面を有する同じ形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のサーマルヘッド圧接機構。
- 前記サーマルヘッドは、ヘッド取付台に取り付けされ、前記レバー部材の腕部が前記ヘッド取付台を介して前記サーマルヘッドを圧接するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサーマルヘッド圧接機構。
- 請求項1乃至5記載のサーマルヘッド圧接機構を用い、前記一対のレバー部材の腕部がサーマルヘッドを圧接するようにしたことを特徴とするサーマルプリンタ。
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