JP3870548B2 - オイルコントロールバルブの取付け構造 - Google Patents

オイルコントロールバルブの取付け構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、4サイクルエンジンの可変バルブタイミング(Variable Valve Timing)装置に供給する作動油制御用のオイルコントロールバルブ(Oil Control Valve:以下OCVと略記する)の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、4サイクルエンジンであって、可変バルブタイミング装置を有するものにおいて、OCVはカムシャフトハウジングあるいはシリンダヘッドに取付けるのが一般的であった。
しかしながら、OCVは以下に説明するように、その取付け構造に関して種々の問題点を有していた。
【0003】
特開平7−139320号や特開平4−109007号等は、OCVをカムシャフトハウジングに取付けた従来技術である。これら公報の従来技術では、シリンダヘッド上方にOCV取付け部が飛び出るような形となるため、ヘッドカバー上部にインタークーラやレゾネータ等の補機類をレイアウトさせるのが不可能となってしまう。
したがって、シリンダヘッドにOCVを直接取付けるのはコンパクトなエンジンにおいてはOCVを収めるスペースが無く実現が困難であるという第1の問題点があった。
【0004】
図14は、従来のエンジンにおいてのOCVの取付けについて説明するものである。図14に示すように、エンジンのチェーンカバーaは、シリンダヘッドb(ヘッドカバーb1)およびシリンダブロックcにボルトdにより締め付け固定されており、動弁駆動用チェーンをカバーしている。エンジンは作動時に動弁系部品の打音やチェーン騒音を発生する。チェーンカバーaはまた、これらの騒音を低減させる役目も果たしている。
【0005】
しかし、チェーンカバーaは図14の符号Aで示すような平面部から騒音を放射し、さらに、この平面部Aの固有振動数との共振によりより大きな騒音を発生する構造となるという第2の問題点があった。
【0006】
一方、図15はOCVの概要を、また図16は一般的なOCVの一般的な形状それぞれの説明図である。図15および図16に示すように、OCVはオイルを状況に応じて制御してオイル通路1とオイル通路2とに適切に分配する。
【0007】
従来のOCVは前記の公報および図17に示すようにカムシャフトハウジングeに取付けたり、図18に示すように、ヘッドカバーfに取付けたりしている。なお、図17において、カムシャフトハウジングeに軸支されたカムシャフトgにはオイル通路g1が形成され、その軸支部分の上部にOCVhが装着されており、カムシャフトハウジングe内にオイル通路iが穿設されていると共にオイルパイプjが取付けられている。また、図18において、符号kはシリンダヘッド、mはヘッドカバーガスケット、nはヘッドカバー内のオイル通路である。
【0008】
しかしながら、これらのOCVの配置では、以下の第3の問題点があった。図17に示すように、OCVhがカムシャフトハウジングeに配置される場合には、カムシャフトハウジングeにオイル通路iを穿設しているが、カムシャフトハウジングeをオイル通路iとして用いるのは位置の精度が出しにくい。また、オイル通路i形成のためにカムシャフトハウジングeが大型化する。このため、ヘッドカバー内の容積が減ることになり、エンジンの換気性能が悪くなる。カムシャフトハウジングにオイルを送るためのパイピング等が必要になる。また、カムシャフトをオイル通路として用いた場合、油圧の確保が難しい。
【0009】
図18に示すようにOCVhがヘッドカバーfに配置されている場合、ヘッドカバーfをオイル通路nとして用いることになるが、ヘッドカバーfはオイル通路として用いるには位置の精度が出しにくい。また、ヘッドカバーf内の容積が減ることになり、エンジンの換気性能が悪くなる。しかも、図19の変形例に示すように、ヘッドカバーfのOCVh配置位置を高くするとヘッドカバーf内の容積が確保できるが、エンジンの全高が上がることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の問題点を解消するためなされたものであって、OCVをカムシャフトハウジングやヘッドカバーに取付けることなくかつ騒音も低減できるOCVの取付け構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、次の構成を有する。
本発明は、シリンダヘッドに軸支されるカム軸と、このカム軸の端部に設けられるバルブタイミング可変機構用アクチュエータと、このバルブタイミング可変機構用アクチュエータに油圧を供給するオイルコントロールバルブとを備える可変バルブタイミング装置を設けたエンジンのオイルコントロールバルブの取付け構造において、前記エンジンの一側にチェーンカバーを取付けると共に、このチェーンカバーの上面と前記シリンダヘッドの上面にシリンダヘッドカバーを取付け、前記チェーンカバーと前記シリンダヘッドカバーの一側に各々前記バルブタイミング可変機構用アクチュエータを収容する膨出部を設け、
前記膨出部のうちで前記チェーンカバーの側に設けられる膨出部の下側に前記オイルコントロールバルブを位置させたことを特徴とするオイルコントロールバルブの取付け構造である。
本発明においては、前記オイルコントロールバルブからシリンダヘッド及びカム軸を介して前記バルブタイミング可変機構用アクチュエータに至るオイル通路を設け、このオイル通路が設けられる前記チェーンカバーのボスを、前記バルブタイミング可変機構用アクチュエータの下側で前記シリンダヘッドに当接したことが好適である。
本発明においては、前記チェーンカバーの側に設けられる膨出部の下側で前記オイルコントロールバルブと横方向に並ぶ位置にエンジンマウントブラケットを設けたことが好適である。
本発明においては、前記エンジンマウントブラケットの内部にオイルコントロールバルブの本体を挿入したことが好適である。
【0012】
本発明によれば、シリンダヘッドカバー上方のスペースが自由に使え他の補機類のレイアウトに影響を及ぼさない。
また、オイルコントロールバルブ(OCV)とアクチュエータの距離を近くすることができ、アクチュエータの応答性が向上する。また、チェーンカバーの外側スペースを有効利用できる。
また、本来のエンジンの機能を損なうことがなく、また、エンジンを前後左右上下方向に大きくする必要はない。さらに、エンジンマウントブラケットの配設位置の自由度が増す。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は実施形態に係る4サイクルエンジンのチェーンカバー側から見た全体図、図2はクランク軸直角方向側面図、図3はエンジンのチェーンカバーの説明図、図4はエンジンのクランク軸に沿う縦断面図、図5はカムシャフトの説明図、図6はチェーンカバーの裏面図、図7はVVTとOCVの周辺説明図である。
【0014】
図1、図2に示すように、実施形態のエンジン1は、外形ほぼ箱型の中央のシリンダブロック10の上部のシリンダヘッド12には、シリンダヘッドカバー14がボルト締着されている。シリンダヘッドカバー14の上部には、インタークーラおよびレゾネータ16が位置している。そして、エンジン1の出力軸2の設けられた出力側と反対側にチェーンカバー(チェーンケースとも称する)18が取付けられている。
エンジン1において、そのクランク軸方向視でチェーンカバー18を挟むようにシリンダブロック10にはオルタネータ20とウォータポンプ22が配設されてボルトにより締着されており、それら各軸にプーリ20a、22aが固定されている。
クランク軸24一側端部には駆動用のクランク軸端プーリ26が固定されており、このクランク軸端プーリ26と前記のプーリ20a、22aとにベルト28が巻き掛かり、このベルト28を介して、クランク軸24の駆動力でオルタネータ20とウォータポンプ22を駆動するようになっている。
なお、エンジン1の下端部には、膨出するようにオイルパン30が取付けられている。
【0015】
前記エンジン1は図3〜図5に示すように、3気筒の4サイクルDOHCエンジンであって、前記クランク軸24はエンジン1の内部に複数のジャーナルにより回転可能に軸支されると共に、このクランク軸24の複数のクランクピン32にはコンロッド34の下端の大端部が回転可能に摺接して螺着されており、コンロッド34の上端の小端部には、ピストン36がピンを介して回転可能に嵌合支持されている。
【0016】
シリンダブロック10やシリンダヘッド12は、成形性、加工性、強度、重量などの種々の観点からアルミ合金等の軽合金で構成されており、シリンダブロック10とチェーンカバー18との間の空間部は、シリンダヘッド12側端部に亙ってのチェーン収容室38になっている。
また、シリンダヘッド12内にインテークカム軸(吸気弁開閉用のカムシャフト)40とエキゾーストカム軸(排気弁開閉用のカムシャフト)42が各ジャーナル44で支持配設されている。シリンダヘッド12のチェーン収容室38側端部は、側面視(図4参照)でクランク軸24方向に沿って外側に膨出しかつ平面視(図5参照)でクランク軸24の直角方向両側に膨出した膨出部46となっている。この膨出部46内には各カム軸40、42端部のドリブンスプロケットギア48が位置しかつインテークカム軸40端部にVVT(バルブタイミング可変機構)用アクチュエータ50が設けられる。
チェーン収容室38内のタイミングチェーン52は、前記のドリブンスプロケットギア48とクランク軸端プーリ26の内側に配設されたドライブスプロケットギア54にかみ合って、各カム軸40、42を回転駆動する。なお、符号56は各バルブ、57は点火プラグである。
【0017】
実施形態1では、チェーンカバー18は、前記クランク軸端プーリ26とドライブスプロケットギア54との間にオイルポンプ58を同軸で設けており、図6に示すように、オイルポンプ58の吸い込み側にはパイプ60がエンジン下部のオイルパン30に延びて繋がる。また、前記オイルポンプ58の吐出側はチェーンカバー18の下端部に沿ったメインギャラリー58aから分岐してチェーンカバー18の内側部を通るパイプ62が上向きに延びてOCV(オイルコントロールバルブ)64まで延設・固定される。このOCV64はチェーンカバー18に取付けられており、したがって、シリンダヘッドカバー14上部にはインタークーラやレゾネータ16が位置してOCV64の取付けによる位置変更の影響を受けていない。なお、OCV64は、前記図15、図16に示したものと同様の構造・機能・作用を有する。
【0018】
そして、OCV64からは、図7に詳細に示すように、シリンダヘッド12内からジャーナル44を介してインテークカム軸40内に至るオイル通路66を通して、オイルがVVT用アクチュエータ50に至り、OCV64で制御した油圧がVVT用のアクチュエータ50に供給されるようにしている。このOCV64にかかる油圧は、図示しない電子制御ユニットからの出力信号にしたがって制御されて、遅角通路(DL)と進角通路(AD)とに分けられて前記オイル通路66を通り、VVT用アクチュエータ50に供給される。
VVT用アクチュエータ50では、遅角通路(DLと進角通路(ADの油圧差によりドリブンスプロケットギア48とインテークカム軸40との間に位相差を作り出す。すなわち、カムタイミングが変動するわけである。
なお、タイミングチェーン52の他、タイミングベルトを用いるものでも同様に実施できる。
【0019】
実施形態1によれば、図1〜図7に示すように、チェーンカバー18においてのOCV(オイルコントロールバルプ)64の取付けは、インテークカム軸40軸線よりもエンジン下側かつタイミングチェーン52のラインよりもエンジン外側に位置し、かつ、チェーンカバー18の外表面部に取付けている。
また、OCV64はオルタネータ20やウォータポンプ22などの補機駆動用のベルト28ラインのほぼ上側に位置している。
そして、チェーンカバー18の表面部において、エキゾーストカム軸42側の上端部にはエンジン1のフレーム取付け部(締着用ボルトのブラケット)であるエンジンマウントブラケット68が突出形成されている。
【0020】
前記OCV64は、インテークカム軸40軸線よりもエンジン下側かつタイミングチェーン52ラインよりもエンジン外側に位置するので、シリンダヘッドカバー14上方のスペースが自由に使え、インタークーラおよびレゾネータ等の他の補機類のレイアウトに影響を及ぼさない。また、OCV64内部にオイルフィルタを装着することにより、OCV64の異物による故障の発生を未然に防いでいるが、チェーンカバー18の表面部に取付けたものであるので、OCV64の取り外しが容易でフィルタ洗浄を簡単に行うことができ、かつOCV64の耐久性が向上する。
【0021】
また、チェーンカバー18のインテークカム軸40下側周辺であって補機駆動用ベルト28駆動ラインのほぼ直上にOCV64を設置し、エキゾーストカム軸42下側周辺にエンジンマウントブラケット68を設けた。これはでき得るだけ、OCV64とVVT用アクチュエータ50の距離を近くにして、オイル通路66を短くしてこのVVT用アクチュエータ50の応答性を向上させるものである。
【0022】
また、VVT用アクチュエータ50は、前記のインテークカム軸40に取付ける場合が多く、チェーンカバー18のインテークカム軸40下側周辺OCV64を、また、エキゾーストカム軸42下側周辺にエンジンマウントブラケット68を位置させるので、チェーンカバー18の外側スペースを有効利用できる。
【0023】
ここで、実施形態2に係るOCVの取付け構造を説明する。エンジン1の全体構造等は実施形態1と同様であるので省略する。
図8(a)、(b)は、実施形態2に係るOCV64の取付け周辺構造を詳細に示す側面図、正面図である。
図7と図8に示すように、実施形態2では、OCV64用オイル通路66を設けたチェーンカバー(カムチェーンカバー)18のボス70は、その内面端側をシリンダヘッド12の外側面に当接させており、このボス70にOCV64の締着用のボルト72を通してシリンダヘッド12(シリンダブロック10にスタッドボルトで締着)にねじ込むことにより、チェーンカバー18とシリンダブロック10を連結したものである。
【0024】
OCV64を締着した箇所は、前記図14に示したように、チェーンカバー18の剛性の低くなる箇所(A部)に相当することになり、OCV64とボス70がチェーンカバー18の強度部材になって補強でき、チェーンカバー18からの騒音を低減できる。
【0025】
実施形態2の変形例1を図9と図10により説明する。図9(a)、(b)は、実施形態2に係るOCV74の取付け周辺構造を詳細に示す側面図、正面図、図10はX−X線断面視図である。
図9に示すように、OCV74はコイルの内封されたアクチュエータ部74aとスプールに切り替え弁体が内封された本体74bが2段階の筒状に形成されており、本体74bの両側部にボルト締着用のボス74cが形成されており、その締め付け用ボス74cは、OCV本体74bの長手方向かつアクチュエータ部74aの反対方向に向けて延設されている。ボス74cの延びた部分74c1はエンジンマウントブラケット68の外側面部に沿っており概略J字形状を呈しており、ボルト72の貫通孔76はチェーンカバー18外面に平行な箇所とともにその延びた部分74c1にも形成されていて、ボルト72はチェーンカバー18と直角方向に入ると共に平行方向にも入る。
【0026】
この変形例1のOCV取付け構造によれば、ボス74cがチェーンカバー18に対して補強リブとして働き、前記Aで示したチェーンカバー18平坦部の補強がさらにできるようになり、騒音をさらに低減できる。
【0027】
次に、実施形態2の変形例2を図11で説明する。図11に示すように、この変形例2は、OCV64とチェーンカバー18との間にゴムその他の防振材78を介装してOCV64をフローティング構造として締着固定するものである。
【0028】
これにより、OCV64がマス効果として働き、前記A部の共振音を低減することができる。また、フローティング構造にすることにより、OCV64自体の振動も小さくなり、OCV64の耐振信頼性を向上させることができる。
【0029】
実施形態3のOCVの取付け構造について説明する。図12は実施形態3にかかるOCV80の取付け周辺構造の説明図、図13(a)、(b)は取付け構造の詳細を示す部分平面図、図12のXIII−XIII断面図ある。
図12に示すように、チェーンカバー(チェーンケース)18に一体に概略棚形状に突出形成されたエンジンマウントブラケット68にはその内部にスペース部82が生じる。このスペース部82には、円筒形状の穴84とそれとオイルポンプ58およびVVT用アクチュエータ50に繋がるオイル通路86を穿設する。そして、エンジンマウントブラケット68の外部にコイルの内封されたアクチュエータ部80aを露出させ、前記のスペース部82内にOCV80のスプールに切り替え弁体が内封された本体80bを挿入する。
【0030】
チェーンカバー18は一般的にオイルポンプのケースとして用いられため、組み付け時の位置精度が良い。したがって、実施形態3は従来に比べてオイル通路として必要な位置の精度を出すので容易である。また、OCV80とオイルポンプとのパイプなどのオイル通路をチェーンカバー18に部組みもできるため、位置精度を出し易いと共に、組みつけ調整が容易である。また、実施形態3では、もともと空いているスペース(82)を利用しているため、本来エンジンが持っている機能を損なうことがなく、また、エンジンの前後、左右、上下方向に大きくする必要がない。エンジンマウントブラケット68の配設位置の自由度が増す。
【0031】
なお、前記の実施形態では本発明の好適例を説明したが、本発明はこれに限定されないことはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、オイルコントロールバルブ(OCV)をカムシャフトハウジングやヘッドカバーに取付けることなくかつ騒音も低減できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1に係る4サイクルエンジンのチェーンカバー側から見た全体図である。
【図2】 エンジンのクランク軸直角方向側面図である。
【図3】 エンジンのチェーンカバーの説明図である。
【図4】 エンジンのクランク軸に沿う縦断面図である。
【図5】 カムシャフトの説明図である。
【図6】 チェーンカバーの裏面図である。
【図7】 VVTとOCVの周辺説明図である。
【図8】 (a)、(b)は、実施形態2に係るOCVの取付け周辺構造を詳細に示す側面図、正面図である。
【図9】 (a)、(b)は、実施形態2の変形例1に係るOCVの取付け周辺構造を詳細に示す側面図、正面図である。
【図10】 図9のX−X線断面視図である。
【図11】 (a)、(b)は実施形態2の変形例2に係るOCVの取付け構造説明図である。
【図12】 実施形態3に係るOCVの取付け周辺構造の説明図である。
【図13】 (a)、(b)は実施形態3に係るOCVの取付け構造の詳細を示す部分平面図、図12のXIII−XIII断面図である。
【図14】 従来のエンジンにおいてのOCVの取付けについて説明するものである。
【図15】 OCVの概要説明図である。
【図16】 OCVの一般的な形状の説明図である。
【図17】 OCVのカムシャフトハウジングに配置された構造説明図である。
【図18】 OCVがヘッドカバーに配置された構造説明図である。
【図19】 OCVがヘッドカバーに配置された変形例の構造説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン
10 シリンダブロック
12 シリンダヘッド
14 シリンダヘッドカバー
18 チェーンカバー
38 チェーン収容室
40 インテークカム軸
42 エキゾーストカム軸
46 膨出部
50 バルブタイミング可変機構用アクチュエータ
64 オイルコントロールバルブ(OCV)
66 オイル通路
68 エンジンマウントブラケット
70 ボス
74 オイルコントロールバルブ
74a オイルコントロールバルブのアクチュエータ部
74b オイルコントロールバルブの本体
74c 締め付け用のボス
80 オイルコントロールバルブ
80a オイルコントロールバルブのアクチュエータ部
80b オイルコントロールバルブの本体

Claims (4)

  1. シリンダヘッドに軸支されるカム軸と、このカム軸の端部に設けられるバルブタイミング可変機構用アクチュエータと、このバルブタイミング可変機構用アクチュエータに油圧を供給するオイルコントロールバルブとを備える可変バルブタイミング装置を設けたエンジンのオイルコントロールバルブの取付け構造において、
    前記エンジンの一側にチェーンカバーを取付けると共に、
    このチェーンカバーの上面と前記シリンダヘッドの上面にシリンダヘッドカバーを取付け、
    前記チェーンカバーと前記シリンダヘッドカバーの一側に各々前記バルブタイミング可変機構用アクチュエータを収容する膨出部を設け、
    前記膨出部のうちで前記チェーンカバーの側に設けられる膨出部の下側に前記オイルコントロールバルブを位置させたことを特徴とするオイルコントロールバルブの取付け構造。
  2. 前記オイルコントロールバルブからシリンダヘッド及びカム軸を介して前記バルブタイミング可変機構用アクチュエータに至るオイル通路を設け、
    このオイル通路が設けられる前記チェーンカバーのボスを、前記バルブタイミング可変機構用アクチュエータの下側で前記シリンダヘッドに当接したことを特徴とする請求項1に記載のオイルコントロールバルブの取付け構造。
  3. 前記チェーンカバーの側に設けられる膨出部の下側で前記オイルコントロールバルブと横方向に並ぶ位置にエンジンマウントブラケットを設けたことを特徴とする請求項1に記載のオイルコントロールバルブの取付け構造。
  4. 前記エンジンマウントブラケットの内部にオイルコントロールバルブの本体を挿入したことを特徴とする請求項3に記載のオイルントロールバルブの取付け構造。
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