JP5464033B2 - 内燃機関のオイル供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オイルポンプから吐出されるオイルを機関の各部に供給する供給通路と、同供給通路に設けられてオイルの圧力を調整する調圧機構と、を備える内燃機関のオイル供給装置に関する。
従来、内燃機関のオイル供給装置においては、オイルポンプから吐出されるオイルが供給通路を通じて機関の各部に供給される。また、供給通路にはオイルの圧力が所定のリリーフ圧以上となると開弁して同オイルの一部をリリーフするリリーフ弁が設けられており、機関の各部に供給されるオイルの圧力が過度に上昇しないように調整されるようになっている。尚、こうした内燃機関のオイル供給装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。また、一般にオイルポンプとしては、機関駆動式のものが採用されている。
特開2007―107485号公報
ところで、従来の内燃機関のオイル供給装置では、高負荷高回転時において機関の各部に供給するオイルの圧力を高くする必要があることから、リリーフ弁のリリーフ圧が比較的高い固定値に設定されている。このため、機関の各部に供給するオイルの圧力をそれほど高くする必要のないときにまでオイルの圧力が高くなるために、オイルポンプの駆動負荷が不要に増大し、機関負荷の増大を招くといった問題が生じる。
そこで、上述した従来一般のリリーフ弁に代えて、リリーフ圧を機関運転状態に応じて可変とする調圧機構を採用することが考えられる。こうした調圧機構を備えるオイル供給装置によれば、例えば機関の各部に供給するオイルの圧力を高くする必要のない機関運転状態のときにはリリーフ圧を低く設定することで、オイルポンプの駆動負荷を低減することができ、機関負荷の増大を抑制することができるようになる。
ところで、こうした調圧機構では、リリーフ圧を可変とするための構成部材を備えているため、同構成部材とその他の構成部材との距離が近いときに、オイルポンプから吐出されるオイルの圧力に脈動が生じると、これら構成部材間での衝突が短い時間周期で繰り返されることとなる。その結果、構成部材同士が接触する際に生じる振動によって異音が発生するといった問題が懸念される。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リリーフ圧を機関運転状態に応じて可変とする調圧機構を備える内燃機関のオイル供給装置にあって、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制することのできる内燃機関のオイル供給装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
(1)請求項1に記載の発明は、オイルポンプから吐出されるオイルを機関の各部に供給する供給通路と、前記供給通路に設けられる調圧機構であって、オイルの圧力がリリーフ圧以上となると同オイルの一部をリリーフするとともに前記リリーフ圧を可変とする調圧機構と、を備える内燃機関のオイル供給装置であって、前記供給通路において前記オイルポンプのオイル吐出側の端部と前記供給通路の第1の通路における前記調圧機構のオイル導入側の端部との間に、オイルの圧力の脈動を低減する低減機構を備えることをその要旨としている。
同構成によれば、オイルポンプから吐出されるオイルの圧力に脈動が生じると、低減機構を通じてオイルの圧力の脈動が低減されるようになる。これにより、調圧機構の構成部材間での衝突が繰り返えされることを抑制することができるようになる。従って、リリーフ圧を機関運転状態に応じて可変とする調圧機構を備える内燃機関のオイル供給装置にあって、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制することができるようになる。
(2)請求項1に記載の発明は、前記調圧機構は、前記供給通路の第1の通路から導入されるオイルの圧力の上昇に伴い開弁位置に向けて変位する弁体と、前記弁体を閉弁位置に向けて付勢する付勢部材と、前記弁体との当接により同弁体の閉弁位置を規定するとともに自身の変位に伴い前記弁体の開弁位置を変更する変更部材と、前記変更部材の変位限界位置に設けられて同変更部材の変位を制限する制限部と、前記弁体と共に前記変更部材に作用するオイルの圧力に抗する力を同変更部材に対して印加する印加部と、前記印加部による前記変更部材に対しての力の印加態様を制御する制御部と、を備え、前記制御部による前記変更部材に対する力の印加態様の制御を通じて同変更部材を変位させることに伴い前記弁体の開弁位置を変更することにより前記付勢部材の付勢力を変更して前記リリーフ圧を可変とし、同制御において前記第2の通路から導入されて前記変更部材に作用するオイルの圧力を高くすることにより前記リリーフ圧を低下させるといった態様をもって具体化することができる。こうした態様の調圧機構にあって、変更部材と制限部との距離が近いときに、オイルポンプから吐出されるオイルの圧力に脈動が生じると、変更部材を押圧するオイルの圧力が変動するため、変更部材と制限部との衝突が短い時間周期で繰り返されることとなる。また、弁体が閉弁位置近傍にあるときに、オイルポンプから吐出されるオイルの圧力に脈動が生じると、弁体を開弁方向に向けて押圧するオイルの圧力が変動するため、弁体と変更部材との衝突が短い時間周期で繰り返されることとなる。その結果、変更部材と制限部との衝突の際に生じる振動や、弁体と変更部材との衝突の際に生じる振動によって、異音が発生するといった問題が懸念される。これに対して、請求項1に記載の発明によれば、オイルポンプから吐出されるオイルの圧力に脈動が生じることに起因して、変更部材と制限部との衝突が繰り返されることを抑制することができるようになる。また、弁体と変更部材との衝突が繰り返されることを抑制することができるようになる。従って、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制することができるようになる。
(3)印加部としては、請求項に記載の発明によるように、前記印加部は、前記供給通路の第2の通路から導入されるオイルの圧力により前記変更部材に対して力を印可するといった態様をもって具体化することができる。
(4)請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明によるように、前記調圧機構は、前記弁体及び変更部材を収納する円柱状空間を内部に有する筐体を備え、前記筐体は、前記円柱状空間における中心軸線方向の一端が前記オイル導入側の端部とされるとともに、前記円柱状空間における周面と外部とを連通する外側連通孔が形成され、前記変更部材は、円筒状をなすとともに、その周面に前記外側連通孔に接続するとともに前記中心軸線方向において同外側連通孔よりも小さい内側連通孔が形成され、前記弁体は、前記変更部材の内部に設けられ、前記付勢部材は、前記オイル導入側の端部と前記内側連通孔との連通を遮断する方向に前記弁体を付勢するといった態様をもって具体化することができる。
(5)請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の内燃機関のオイル供給装置において、前記低減機構は、前記供給通路がオイルの流れ方向に対して直交する方向に拡張された拡張室であることをその要旨としている。
同構成によれば、オイルポンプから吐出されるオイルは、供給通路に設けられた拡張室を通過する際に、その圧力の脈動が低減されるようになる。従って、簡易な構成により低減機構を実現することができるようになる。
(6)請求項に記載の発明は、請求項に記載の内燃機関のオイル供給装置において、前記拡張室は前記供給通路が鉛直方向上方に拡張されてなることをその要旨としている。
同構成によれば、拡張室の内部において鉛直方向上部には空気が溜められた状態が常に維持されることとなり、こうした空気によりオイルの圧力の変動が吸収されることによってオイルの圧力の脈動が的確に低減されるようになる。従って、簡易且つ的確に低減機構を実現することができるようになる。
(7)請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の内燃機関のオイル供給装置において、前記調圧機構は内燃機関のオイルパンの外部に設けられることをその要旨としている。
調圧機構が内燃機関のオイルパンの外部に設ける構成にあっては、調圧機構がオイルパンの内部に設けられる構成に比べて、調圧機構から発生する振動が減衰されにくく、異音の問題が特に顕著なものとなる。この点、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の発明を適用すれば、このように調圧機構を内燃機関のオイルパンの外部に設ける場合であれ、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制することができるようになる。
(8)請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明によるように、前記調圧機構は内燃機関のチェーンカバーに取り付けられるといった態様をもって具体化することができる。調圧機構が内燃機関のチェーンカバーに取り付けられる構成にあっては、オイルポンプから吐出されるオイルの圧力に脈動が生じると、調圧機構の構成部材を押圧するオイルの圧力が変動するため、構成部材間での衝突が短い時間周期で繰り返されることとなる。その結果、こうした構成部材間での衝突に伴い生じる振動がチェーンカバーに伝達され、チェーンカバーから異音が放射されることとなる。この点、請求項に記載の発明に対して、請求項に記載の発明を適用すれば、このように調圧機構を内燃機関のチェーンカバーに取り付ける場合であれ、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制することができるようになる。
本発明に係る内燃機関のオイル供給装置の一実施形態について概略構成を示す概略図。 同実施形態におけるオイル供給装置について、制御弁を通じて「接続状態」とされているときのリリーフバルブ及びスリーブバルブを中心とした調圧機構の断面構造を示す断面図であって、(a)リリーフバルブが閉弁位置にあるときの断面構造を示す断面図、(b)リリーフバルブが開弁位置にあるときの断面構造を示す断面図。 同実施形態におけるオイル供給装置について、制御弁を通じて「遮断状態」とされているときのリリーフバルブ及びスリーブバルブを中心とした調圧機構の断面構造を示す断面図であって、(a)リリーフバルブが閉弁位置にあるときの断面構造を示す断面図、(b)リリーフバルブが開弁位置にあるときの断面構造を示す断面図。 同実施形態におけるオイル供給装置について、リリーフバルブ及びスリーブバルブを中心とした調圧機構の断面構造を示す断面図であって、(a)スリーブバルブとガイドの大径部とが離間している状態の断面構造を示す断面図、(b)スリーブバルブとガイドの大径部とが当接している状態の断面構造を示す断面図。 同実施形態におけるオイル供給装置について、リリーフバルブ及びスリーブバルブを中心とした調圧機構の断面構造を示す断面図であって、(a)リリーフバルブとスリーブバルブの小径部とが離間している状態の断面構造を示す断面図、(b)リリーフバルブとスリーブバルブの小径部とが当接している状態の断面構造を示す断面図。
以下、図1〜図5を参照して、本発明に係る内燃機関のオイル供給装置を、ポート噴射式ガソリンエンジンのオイル供給装置として具体化した一実施形態について説明する。
図1に、本実施形態の内燃機関のオイル供給装置(以下、オイル供給装置1)の概略構成を示す。
図1に示すように、内燃機関には、オイルパン2の内部に貯留されているオイルを内燃機関の各部に供給する第1通路81及び第1通路81の下流側に設けられる第2通路82、及びこれら第1通路81の下流側端部と第2通路82の上流側端部とに接続されるオイルポンプ5が設けられている。ここで、機関の各部としては、例えば、オイルの圧力により駆動される各種装置や、機関出力を取り出すための機関ピストンに対して同ピストンの冷却のためにオイルを噴射供給するピストンジェット機構、及び内燃機関の被潤滑部位(いずれも図示略)等がある。また、オイルポンプ5は機関駆動式のトロコイドポンプであり、第1通路81を通じて吸引したオイルを第2通路82に吐出する。
第2通路82には、オイルの圧力がリリーフ圧以上となると同オイルの一部をリリーフして内燃機関の各部に供給されるオイルの圧力を調整する調圧機構10が設けられている。
この調圧機構10は、ハウジング20、リリーフバルブ30、スリーブバルブ40、スプリング50、ガイド60、プレート70、第3通路83、第4通路84、第5通路85、第6通路86、及び制御弁90を備えている。
ハウジング20の内部には、通路部21、導入部22、円柱状空間23が形成されている。通路部21は第2通路82の一部をなす空間である。また、円柱状空間23は、円柱状をなす空間であってリリーフバルブ30及びスリーブバルブ40を収納する。導入部22は、通路部21の周面と円柱状空間23における中心軸線C1方向の一端(図1において上端)とを接続する空間である。また、ハウジング20は、オイルパン2の外部、具体的には内燃機関のチェーンカバーに取り付けられている。
以降では、円柱状空間23の中心軸線C1に沿った方向を「軸方向Y」とし、図1中において軸方向Yの上側を「上側」とするとともに軸方向Yの下側を「下側」とする。そして円柱状空間23の径方向Xにおいて中心軸線C1に向かう側を「内側」とし、中心軸線C1から離れる側を「外側」とする。
円柱状空間23を区画するハウジング20の内周面24は、軸方向Yにおいて導入部22からの距離が遠い順に、大径部24a、小径部24b、及びテーパ部24cを有している。大径部24aは、その下側の端部がハウジング20の外周面に開口している。小径部24bの内径は、大径部24aの内径よりも小さくされている。また、テーパ部24cは小径部24bと導入部22とを接続するとともに上側に向けて徐々に縮径されている。内周面24を構成する大径部24a、小径部24b及びテーパ部24cと、導入部22とはそれらの中心軸線が上記中心軸線C1に一致する態様にて設けられている。
ハウジング20には、小径部24bと外部とを連通する第1連通孔25が形成されている。この第1連通孔25は第3通路83を介して第1通路81に接続されている。また、ハウジング20には、大径部24aと外部とを連通する第2連通孔26が形成されている。この第2連通孔26は、第5通路85、制御弁90、及び第4通路84を介して、第2通路82において導入部22との接続部よりも下流側の部位に接続されている。尚、ハウジング20が本発明に係る筐体に相当し、第1連通孔25が本発明に係る外側連通孔に相当する。
スリーブバルブ40は、本体部41、上側大径部42及び下側大径部43を有するとともに全体として略円筒状をなし、軸方向Yにおいて変位可能に設けられている。上側大径部42は、本体部41において上側の端部近傍の外周面から外側に突出する態様にて形成されている。下側大径部43は、本体部41において下側の端部近傍の外周面から外側に突出する態様にて形成されている。上側大径部42の外径は大径部24aの内径よりもわずかに小さくされており、下側大径部43の外径は小径部24bの内径よりもわずかに小さくされている。スリーブバルブ40は、本体部41において上側の端部の内周面が縮径された小径部45を有している。小径部45の内径は導入部22の内径と同一とされている。スリーブバルブ40は、軸方向Yにおいて本体部41の内周面から小径部45の内周面に向けて徐々に縮径されている。また、本体部41において上側大径部42の下端部に近接する部位には、複数の連通孔44が周方向に沿って形成されている。ここで、連通孔44の軸方向Yにおける大きさは、第1連通孔25の軸方向Yにおける大きさよりも小さくされている。また、本体部41において下側大径部43の上端部に近接する部位には、複数の貫通孔46が周方向に沿って形成されている。尚、スリーブバルブ40が本発明に係る変更部材に相当し、連通孔44が本発明に係る内側連通孔に相当する。
リリーフバルブ30は、本体部31及び受圧部32を有するとともに全体として有底筒状をなし、スリーブバルブ40の内部において軸方向Yに変位可能に設けられている。本体部31は円筒状をなしている。受圧部32は円盤状をなすとともに本体部31において上側の端部を閉塞する。リリーフバルブ30が最も上側に位置したときに、受圧部32の上端面がスリーブバルブ40の小径部45の下端面に当接するようになっている。また、本体部31には複数の貫通孔33が周方向に沿って形成されている。尚、リリーフバルブ30が本発明に係る弁体に相当する。
ガイド60は、小径部61、大径部62、及びスプリング取付部63を有するとともに全体として円筒状をなし、円柱状空間23においてスリーブバルブ40及びリリーフバルブ30の下側にてハウジング20に取り付けられている。小径部61は、円筒状をなすとともに、その外径及び内径がリリーフバルブ30の本体部31の外径及び内径と同一とされている。リリーフバルブ30が最も下側に位置したときに、本体部31の下端面が小径部61の上端面に当接するようになっている。大径部62は、小径部61の下側端部に接続されるとともに外側に突出している。スリーブバルブ40が最も下側に位置したときに、本体部41の下端面が大径部62の上端面に当接するようになっている。スプリング取付部63は、円盤状をなしており、小径部61の下側端部の内部を閉塞する。
すなわち、スリーブバルブ40の下側への変位は、ガイド60の大径部62によって制限される。従って、大径部62はスリーブバルブ40の変位限界位置に設けられてスリーブバルブ40の変位を制限するものであり、本発明に係る制限部に相当する。また、スリーブバルブ40の上側への変位は、上述したハウジング20の内周面24のテーパ部24cによって制限される。従って、テーパ部24cはスリーブバルブ40の変位限界位置に設けられてスリーブバルブ40の変位を制限するものであり、本発明に係る制限部に相当する。
スプリング50は、スプリング取付部63の上面と、受圧部32の下面との間にて圧縮された状態にて設けられており、リリーフバルブ30を軸方向Yにおいて上側に向けて付勢する。尚、スプリング50が本発明に係る付勢部材に相当する。
プレート70は、平板状をなしており、ハウジング20の外部からガイド60を覆うようにハウジング20に対してボルト72により固定されている。
制御弁90は、第4通路84と第5通路85とを接続する一方、オイルパン2にオイルを戻すための第6通路86と第4通路84との接続を遮断する状態(「接続状態」)と、第4通路84と第5通路85との接続を遮断する一方、第6通路86と第4通路84とを接続する状態(「遮断状態」)とを選択的に切り換え可能な弁である。具体的には、制御弁90は、いわゆる3ポート2位置方向制御弁として構成されている。電磁ソレノイドに対して通電が行なわれているときには、電磁ソレノイドによる電磁力がスプリングの付勢力に抗して作用することで「接続状態」となるように油路が切り替えられる。一方、電磁ソレノイドに対して通電が行なわれていないときには、スプリングの付勢力が作用することで「遮断状態」となるように油路が切り替えられる。尚、第6通路86には、オイルパン2側からのオイルの逆流を防止するための逆止弁91が設けられている。
こうした制御弁90の通電制御は電子制御装置8によって行なわれる。
電子制御装置8には、機関運転状態を把握するための各種センサからの出力信号が入力されるようになっている。こうした各種センサとしては、例えば機関回転速度NEを検出する機関回転速度センサや、吸入空気量GAを検出する吸入空気量センサ、機関冷却水の温度THWを検出する冷却水温センサ、及び内燃機関の各部に供給されるオイルの圧力Pを検出するオイル圧力センサ7等が挙げられる。尚、オイル圧力センサ7は、第2通路82において第4通路84との接続部よりも下流側、詳細には第2通路82に設けられるフィルタ6よりも下流側に設けられている。電子制御装置8は、各種センサからの出力信号に基づいて機関運転状態を把握するとともに、機関運転状態に応じて制御弁90の通電制御を実行する。これにより、スリーブバルブ40を変位させることで調圧機構10のリリーフ圧を可変として、内燃機関の各部に供給するオイルの圧力を調整するようにしている。
次に、図2及び図3を参照して、調圧機構10の作動態様について説明する。
図2に、制御弁90を通じて「接続状態」とされているときのリリーフバルブ30及びスリーブバルブ40を中心とした調圧機構10の断面構造を示す。尚、図2(a)はリリーフバルブ30が閉弁位置にあるときの断面構造を示し、図2(b)はリリーフバルブ30が開弁位置にあるときの断面構造を示している。
制御弁90を通じて第4通路84と第5通路85とが接続された、「接続状態」とされているときには、図2(a)、(b)に併せ示すように、第2連通孔26を通じて、大径部24a、下側大径部43の下端面、及び大径部62の上端面とによって区画形成される空間にオイルが導入されるようになる。これにより、スリーブバルブ40には上側に向けてオイルの圧力が作用することとなる。このため、スリーブバルブ40はその上端面がテーパ部24cに当接した状態に維持される。
このとき、図2(a)に示すように、オイルポンプ5から吐出されるオイルの圧力が低く、リリーフバルブ30の受圧部32の上端面がスリーブバルブ40の連通孔44よりも上側に位置している場合には、導入部22と連通孔44との連通が遮断されているため、第1連通孔25を通じてオイルがオイルポンプ5の上流側にリリーフされることはない。
一方、機関回転速度NEの上昇に伴いオイルポンプ5から吐出されるオイルの圧力が高くなるにつれて、リリーフバルブ30は下側に向けて変位するようになる。そして、オイルの圧力が第1のリリーフ圧PR1以上となると、図2(b)に示すように、受圧部32の上端面が連通孔44よりも下側に変位することで、導入部22と連通孔44とが連通されるようになる。これにより、第1連通孔25を通じてオイルがオイルポンプ5の上流側にリリーフされるようになる。
図3に、制御弁90を通じて「遮断状態」とされているときのリリーフバルブ30及びスリーブバルブ40を中心とした調圧機構10の断面構造を示す。尚、図3(a)はリリーフバルブ30が閉弁位置にあるときの断面構造を示し、図3(b)はリリーフバルブ30が開弁位置にあるときの断面構造を示している。
制御弁90を通じて第4通路84と第5通路85との接続が遮断された、「遮断状態」とされているときには、図3(a)、(b)に併せ示すように、第2連通孔26を通じて、大径部24a、下側大径部43の下端面、及び大径部62の上端面とによって区画形成される空間にオイルが導入されなくなる。これにより、スリーブバルブ40には上側に向けてオイルの圧力が作用しなくなる。このため、導入部22を通じて作用するオイルの圧力によってスリーブバルブ40は下側に向けて変位することで、スリーブバルブ40の下端面がガイド60の大径部62に当接した状態に維持される。
このとき、図3(a)に示すように、オイルポンプ5から吐出されるオイルの圧力が低く、リリーフバルブ30の受圧部32の上端面がスリーブバルブ40の連通孔44よりも上側に位置している場合には、導入部22と連通孔44との連通が遮断されているため、第1連通孔25を通じてオイルがオイルポンプ5の上流側にリリーフされることはない。
一方、機関回転速度NEの上昇に伴いオイルポンプ5から吐出されるオイルの圧力が高くなるにつれて、リリーフバルブ30は下側に向けて変位するようになる。そして、オイルの圧力が第1のリリーフ圧PR1よりも高い第2のリリーフ圧PR2(PR2>PR1)以上となると、図3(b)に示すように、受圧部32の上端面が連通孔44よりも下側に変位することで、導入部22と連通孔44とが連通されるようになる。これにより、第1連通孔25を通じてオイルがオイルポンプ5の上流側にリリーフされるようになる。
電子制御装置8は、機関回転速度NEが低く、機関負荷KLが低い機関運転領域を低圧段領域として規定するとともに、機関回転速度NEが高く、機関負荷KLが高い機関運転領域を高圧段領域として規定したマップを備えている。そして、機関回転速度NE及び機関負荷KLに応じてマップを参照することにより制御弁90の通電制御を行なうようにしている。これにより、機関回転速度NE及び機関負荷KLが、内燃機関の各部に供給するオイルの圧力を高くする必要のない低圧段領域にあるときには、制御弁90の電磁ソレノイドに対して通電することにより調圧機構10のリリーフ圧が低く設定されるようになる。これにより、オイルポンプ5の駆動負荷を低減することができ、機関負荷の増大を抑制することができるようになる。また、機関回転速度NE及び機関負荷KLが、内燃機関の各部に供給するオイルの圧力を高くする必要のある高圧段領域にあるときには、制御弁90の電磁ソレノイドに対して通電を行なわないことにより調圧機構10のリリーフ圧が高く設定されるようになる。これにより、内燃機関の各部に高い圧力のオイルを供給することができ、内燃機関の信頼性を高めることができるようになる。尚、本実施形態では、機関負荷KLとして、そのときの吸入空気量GAと、そのときの機関回転速度NEにおいて得られる吸入空気量の最大値である最大吸入空気量GAmaxとの比「GA/GAmax」を用いている。
尚、第4通路84、制御弁90、第5通路85、第2連通孔26、並びに大径部24a、下側大径部43の下端面、及び大径部62の上端面とによって区画形成される空間、すなわちリリーフバルブ30と共にスリーブバルブ40に作用するオイルの圧力に抗する力をスリーブバルブ40に対して印加する構成が、本発明に係る印加部に相当する。また、電子制御装置8が本発明に係る制御部に相当する。
ところで、こうした調圧機構10では、図4(a)、(b)に示すように、スリーブバルブ40とガイド60の大径部62との距離が近いときに、オイルポンプ5から吐出されるオイルの圧力に脈動が生じると、スリーブバルブ40を下側に向けて押圧するオイルの圧力が変動するため、大径部62とスリーブバルブ40との衝突が短い時間周期で繰り返されることとなる。その結果、スリーブバルブ40と大径部62とのこうした衝突に伴い生じる振動がチェーンカバーに伝達され、チェーンカバーから異音が放射されるといった問題が懸念される。
また、こうした調圧機構10では、図5(a)、(b)に示すように、リリーフバルブ30とスリーブバルブ40の小径部45との距離が近いときに、オイルポンプ5から吐出されるオイルの圧力に脈動が生じると、リリーフバルブ30を下側に向けて押圧するオイルの圧力が変動するため、小径部45とリリーフバルブ30との衝突が短い時間周期で繰り返されることとなる。その結果、リリーフバルブ30と小径部45とのこうした衝突にともない生じる振動がチェーンカバーに伝達され、チェーンカバーから異音が放射されるといった問題が懸念される。
特に、本実施形態では、従来のオイル供給装置のように調圧機構がオイルパンの内部に設けられているのではなく、調圧機構10がオイルパン2の外部に設けられているため、従来のオイル供給装置に比べて、調圧機構10から発生する振動が減衰されにくい構造となっている。そのため、上述した異音の問題が特に顕著なものとなる。
そこで、本実施形態では、先の図1に示すように、ハウジング20の通路部21において導入部22よりも上流側に、通路部21がオイルの流れ方向に対して直交する方向に拡張された拡張室27を設けるようにしている。これにより、導入部22を通じて円柱状空間23に導入されるオイルの圧力を抑制することで、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制するようにしている。
具体的には、拡張室27は、通路部21を鉛直方向上方に拡張することにより構成されている。これにより、拡張室27の内部において鉛直方向上部には、空気が溜められた状態が常に維持されるようになる。
以上説明した本実施形態に係る内燃機関のオイル供給装置によれば、以下に示す作用効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、調圧機構10のハウジング20の通路部21において導入部22よりも上流側に、通路部21がオイルの流れ方向に対して直交する方向に拡張された拡張室27を設ける構成を採用した。これにより、オイルポンプ5から吐出されるオイルの圧力の脈動は、拡張室27を通過する際に低減されるようになる。このため、ガイド60の大径部62とスリーブバルブ40との衝突が短い時間周期で繰り返されることや、スリーブバルブ40の小径部45とリリーフバルブ30との衝突が短い時間周期で繰り返されることを抑制することができるようになる。従って、リリーフ圧を機関運転状態に応じて可変とする調圧機構10を備える内燃機関のオイル供給装置1にあって、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制することができるようになる。
(2)本実施形態では、拡張室27として通路部21が鉛直方向上方に拡張される構成を採用した。これにより、拡張室27の内部において鉛直方向上部には、空気が溜められた状態が常に維持されることとなり、こうした空気によりオイルの圧力の変動が吸収されることによってオイルの圧力の脈動が的確に低減されるようになる。
尚、本発明にかかる内燃機関のオイル供給装置は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施形態では、本発明をポート噴射式ガソリンエンジンのオイル供給装置として具体化したものについて例示したが、本発明が適用される内燃機関はポート噴射式ガソリンエンジンに限られるものではない。他に例えば、本発明を直噴式ガソリンエンジンの内燃機関のオイル供給装置に適用することもできる。更に、ディーゼルエンジン等の他の内燃機関のオイル供給装置に適用することもできる。ちなみに、ディーゼルエンジンの場合には、機関負荷KLとして燃料噴射量を用いるようにすればよい。
・上記実施形態では、オイルポンプとしてトロコイドポンプを採用したが、これをギアポンプとすることもできる。
・上記実施形態では、調圧機構10を内燃機関のチェーンカバーに取り付ける構成としたが、調圧機構10の取付位置はこれに限られるものではなく、これを内燃機関において任意の位置に変更することができる。また、調圧機構10の体格が大きくなることに鑑みて、調圧機構10をオイルパン2の外部に設けるようにしているが、オイルパンの体格が調圧機構を格納する上で十分に大きい場合には、調圧機構をオイルパンの内部に設けるようにしてもよい。この場合であっても、オイルの圧力の脈動に起因する異音の発生を抑制することができるようになる。
・上記実施形態では、拡張室27を、ハウジング20の内部に形成される通路部21の一部として構成したが、本発明はこれに限られるものではなく、ハウジング20とは別体にて設けるようにしてもよい。すなわち、この場合、第2通路82(供給通路)においてハウジング20よりも上流側に設けるようにすればよい。
・上記実施形態によるように、拡張室27を供給通路が鉛直方向上方に拡張される構成とすることが、オイルの圧力の脈動を的確に低減する上では望ましい。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、鉛直方向下方に拡張される構成とすることもできる。
・上記実施形態では、供給通路においてオイル導入側の端部よりも下流側から導入されるオイルの圧力によりスリーブバルブ40に対して力を印可するようにしているが、本発明に係る印加部の構成はこれに限られるものではない。リリーフバルブと共にスリーブバルブに作用するオイルの圧力に抗する力をスリーブバルブに対して印加するものであれば、例えばスリーブバルブに対して電磁力を印加する構成等、任意の構成を採用することができる。
・上記実施形態及びその変形例では、供給通路を拡張した拡張室によって低減機構を実現しているが、本発明に係る低減機構の構成はこれに限られるものではなく、供給通路においてオイルポンプのオイル吐出側の端部と調圧機構のオイル導入側の端部との間に設けられて、オイルの圧力の脈動を低減するものであればよい。
1…オイル供給装置、2…オイルパン、3…ストレーナ、4…第1通路、5…オイルポンプ、6…フィルタ、7…オイル圧力センサ、8…電子制御装置、9…第2通路(供給通路)、10…調圧機構、20…ハウジング(筐体)、21…通路部(供給通路)、22…導入部、23…円柱状空間、24…内周面、24a…大径部、24b…小径部、24c…テーパ部(制限部)、25…第1連通孔(外側連通孔)、26…第2連通孔(印加部)、27…拡張室、30…リリーフバルブ(弁体)、31…本体部、32…受圧部、33…貫通孔、40…スリーブバルブ(変更部材)、41…本体部、42…上側大径部、43…下側大径部、44…連通孔(内側連通孔)、45…小径部、46…貫通孔、50…スプリング(付勢部材)、60…ガイド、61…縮径部、62…拡径部(制限部)、63…スプリング取付部、70…プレート、72…ボルト、81…第3通路、82…第4通路、83…第5通路、84…第6通路、90…制御弁(制御部)、91…逆止弁。

Claims (6)

  1. オイルポンプから吐出されるオイルを機関の各部に供給する供給通路と、前記供給通路に設けられる調圧機構であって、オイルの圧力がリリーフ圧以上となると同オイルの一部をリリーフするとともに前記リリーフ圧を可変とする調圧機構と、を備える内燃機関のオイル供給装置であって、
    前記調圧機構は、
    前記供給通路の第1の通路から導入されるオイルの圧力の上昇に伴い開弁位置に向けて変位する弁体と、
    前記弁体を閉弁位置に向けて付勢する付勢部材と、
    前記弁体との当接により同弁体の閉弁位置を規定するとともに自身の変位に伴い前記弁体の開弁位置を変更する変更部材と、
    前記変更部材の変位限界位置に設けられて同変更部材の変位を制限する制限部と、
    前記弁体と共に前記変更部材に作用するオイルの圧力に抗する力を、前記供給通路の第2の通路から導入されるオイルの圧力により同変更部材に対して印加する印加部と、
    前記印加部による前記変更部材に対しての力の印加態様を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部による前記変更部材に対する力の印加態様の制御を通じて同変更部材を変位させることに伴い前記弁体の開弁位置を変更することにより前記付勢部材の付勢力を変更して前記リリーフ圧を可変とし、同制御において前記第2の通路から導入されて前記変更部材に作用するオイルの圧力を高くすることにより前記リリーフ圧を低下させ、
    前記供給通路において前記オイルポンプのオイル吐出側の端部と前記第1の通路における前記調圧機構のオイル導入側の端部との間に、オイルの圧力の脈動を低減する低減機構を備える
    ことを特徴とする内燃機関のオイル供給装置。
  2. 請求項に記載の内燃機関のオイル供給装置において、
    前記調圧機構は、前記弁体及び変更部材を収納する円柱状空間を内部に有する筐体を備え、
    前記筐体は、前記円柱状空間における中心軸線方向の一端が前記オイル導入側の端部とされるとともに、前記円柱状空間における周面と外部とを連通する外側連通孔が形成され、
    前記変更部材は、円筒状をなすとともに、その周面に前記外側連通孔に接続するとともに前記中心軸線方向において同外側連通孔よりも小さい内側連通孔が形成され、
    前記弁体は、前記変更部材の内部に設けられ、
    前記付勢部材は、前記オイル導入側の端部と前記内側連通孔との連通を遮断する方向に前記弁体を付勢する
    ことを特徴とする内燃機関のオイル供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の内燃機関のオイル供給装置において、
    前記低減機構は、前記供給通路がオイルの流れ方向に対して直交する方向に拡張された拡張室である
    ことを特徴とする内燃機関のオイル供給装置。
  4. 請求項に記載の内燃機関のオイル供給装置において、
    前記拡張室は前記供給通路が鉛直方向上方に拡張されてなる
    ことを特徴とする内燃機関のオイル供給装置。
  5. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の内燃機関のオイル供給装置において、
    前記調圧機構は内燃機関のオイルパンの外部に設けられる
    ことを特徴とする内燃機関のオイル供給装置。
  6. 請求項に記載の内燃機関のオイル供給装置において、
    前記調圧機構は内燃機関のチェーンカバーに取り付けられる
    ことを特徴とする内燃機関のオイル供給装置。
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