JP2001241312A - オイルコントロールバルブの取付構造 - Google Patents

オイルコントロールバルブの取付構造

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JP2001241312A
JP2001241312A JP2000053910A JP2000053910A JP2001241312A JP 2001241312 A JP2001241312 A JP 2001241312A JP 2000053910 A JP2000053910 A JP 2000053910A JP 2000053910 A JP2000053910 A JP 2000053910A JP 2001241312 A JP2001241312 A JP 2001241312A
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oil control
valve
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Hisashi Ozeki
久志 尾関
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、エンジンの冷機時から暖
機時までの間でのバルブ特性の変化を減少し得て、冷油
圧アクチュエータの制御性を向上し得て、油圧制御装置
の制御精度を向上することにある。 【構成】 このため、この発明は、エンジンのクランク
軸の回転をカム軸に伝達するタイミングチェーンを設
け、このタイミングチェーンを覆うように前記エンジン
に取付けられるチェーンカバーを設け、このチェーンカ
バーの前方に位置させて前記クランク軸により回転され
る冷却ファンを設け、前記クランク軸により駆動される
オイルポンプを設け、このオイルポンプの吐出するオイ
ルを油圧制御装置の油圧アクチュエータに供給するオイ
ルコントロールバルブを設け、このオイルコントロール
バルブを前記冷却ファンの回転軌跡内に位置させて前記
チェーンカバーの前面部に取付けて設けたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオイルコントロー
ルバルブの取付構造に係り、特に、エンジンの冷機時か
ら暖機時までの間でのバルブ特性の変化を少なくし得
て、冷油圧アクチュエータの制御性を向上し得て、油圧
制御装置の制御精度を向上し得るオイルコントロールバ
ルブの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載されるエンジンは、オイル
ポンプの吐出するオイルを動弁系や補機、油圧制御装置
等に供給し、潤滑や作動、制御を行なっている。例え
ば、エンジンの油圧制御装置としては、吸・排気バルブ
のバルブタイミングを可変する可変バルブタイミング装
置を設けている。
【0003】可変バルブタイミング装置は、カム軸の一
端側に油圧アクチュエータを設け、この油圧アクチュエ
ータにオイルポンプの吐出するオイルを供給するオイル
コントロールバルブを設けている。可変バルブタイミン
グ装置は、オイルポンプの吐出するオイルをオイルコン
トロールバルブにより油圧アクチュエータに供給し、油
圧アクチュエータを動作させて吸・排気バルブのバルブ
タイミングを可変する。
【0004】このようなオイルコントロールバルブの取
付構造としては、特開平11−324629号公報に開
示されるものがある。この公報に開示されるものは、可
変バルブタイミング装置を備えた4サイクルエンジンの
オイルコントロールバルブにおいて、オイルコントロー
ルバルブは、カムシャフト軸線よりもエンジン下側かつ
タイミングチェーンラインよりもエンジン外側に位置
し、かつ、エンジンチェーンカバーの表面部に取付けた
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧制御装
置のオイルコントロールバルブには、ソレノイド部によ
りバルブ本体部を動作させ、このバルブ本体部により油
圧アクチュエータにオイルを供給するものがある。
【0006】ところが、このオイルコントロールバルブ
は、通電によりソレノイド部が発熱することから、エン
ジンの始動直後の冷機時から暖機時までの間でバルブ特
性が変化してずれを生じ、オイルを供給される油圧アク
チュエータの制御性の低下を招き、油圧制御装置の制御
精度を低下させる不都合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、エンジンのクランク軸の
回転をカム軸に伝達するタイミングチェーンを設け、こ
のタイミングチェーンを覆うように前記エンジンに取付
けられるチェーンカバーを設け、このチェーンカバーの
前方に位置させて前記クランク軸により回転される冷却
ファンを設け、前記クランク軸により駆動されるオイル
ポンプを設け、このオイルポンプの吐出するオイルを油
圧制御装置の油圧アクチュエータに供給するオイルコン
トロールバルブを設け、このオイルコントロールバルブ
を前記冷却ファンの回転軌跡内に位置させて前記チェー
ンカバーの前面部に取付けて設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明のオイルコントロールバ
ルブの取付構造は、チェーンカバーの前方においてクラ
ンク軸により回転される冷却ファンの回転軌跡内に位置
させて、オイルコントロールをチェーンカバーの前面部
に取付けて設けたことにより、オイルコントロールバル
ブを冷却ファンの冷却風によって積極的に冷却すること
ができ、エンジンの冷機時から暖機時までの間のバルブ
特性の変化を少なくすることができる。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図8は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図1〜図3において、2は車両(図示せず)
に搭載されるエンジン、4はシリンダブロック、6はシ
リンダヘッド、8はヘッドカバー、10オイルパン、1
2はクランク軸、14はチェーンカバーである。このエ
ンジン2は、図示しない車両のエンジンルームに縦置き
に搭載される。
【0010】エンジン2は、図4・図5に示す如く、シ
リンダブロック4の下部にクランク軸12を軸支し、ク
ランク軸12を覆うようにオイルパン10を取付けて設
けている。また、エンジン2は、シリンダブロック4の
上部にシリンダヘッド6を取付け、シリンダヘッド6上
部に吸・排気バルブ(図示せず)を開閉駆動する吸・排
気カム軸16・18を吸・排気カム軸キャップ20・2
2により軸支し、吸・排気マニホルド24・26を取付
け、シリンダヘッド6に吸・排気カム軸16・18を覆
うようにヘッドカバー8を取付けて設けている。
【0011】前記クランク軸12には、一端側にタイミ
ングスプロケット(図示せず)を取付けている。前記吸
・排気カム軸16・18には、一端側に吸・排気カムス
プロケット28・30を取付けて設けている。タイミン
グスプロケットと吸・排気カムスプロケット28・30
とには、タイミングチェーン32を巻掛けている。タイ
ミングチェーン32は、クランク軸12の回転を吸・排
気カム軸16・18に伝達する。
【0012】エンジン2には、シリンダブロック4とシ
リンダヘッド6との長手方向一端側にタイミングチェー
ン32を覆うようにチェーンカバー14を取付けて設
け、チェーン室34を形成して設けている。
【0013】エンジン2は、チェーンカバー14の前面
部36直前に位置させてクランク軸12にクランクプー
リ38を取付けている。また、エンジン2は、クランク
軸12により駆動される複数の補機を設けている。第1
実施例においては、図1〜図3に示す如く、シリンダブ
ロック4の幅方向一側にウォータポンプ40とオルタネ
ータ42とを取付けて設けている。
【0014】チェーンカバー14の略中間部位を図4に
示す如くシリンダ軸方向に湾曲させ、この湾曲部にウォ
ータポンプ40を配設している。ウォータポンプ40に
は、チェーンカバー14の前面部36直前に位置させて
ウォータポンプ軸44にウォータポンププーリ46を取
付けている。このウォータポンプ40の左斜め下方であ
ってクランクプーリ38の左斜め上方、即ち吸気マニホ
ルド24のほぼ直下にオルタネータ42が配設されてい
る。オルタネータ42には、チェーンカバー14の前面
部36直前に位置させてオルタネータ軸48にオルタネ
ータプーリ50を取付けている。クランクプーリ38と
ウォータポンププーリ46とオルタネータプーリ50と
には、補機駆動用ベルト52を巻掛けている。
【0015】前記ウォータポンププーリ46には、冷却
ファン54を取付けて設けている。この冷却ファン54
は、チェーンカバー14の前面部36よりも前方に位置
させて設けられ、補機駆動用ベルト52を介してクラン
ク軸12により回転される。
【0016】このエンジン2は、図4・図5に示す如
く、クランク軸12により駆動されるオイルポンプ56
を設けている。オイルポンプ56は、チェーンカバー1
4に設けられたポンプハウジング58に内ロータ及び外
ロータ(図示せず)を回転可能に内蔵して設け、この内
ロータ及び外ロータはクランク軸12により回転され、
オイルパン10内のオイルを吸引して圧縮し、吐出す
る。
【0017】オイルポンプ56の吐出するオイルは、オ
イルフィルタ60により濾過されてシリンダブロック4
のクランク軸12の軸線方向に指向するメインギャラリ
62に供給される。メインギャラリ62のオイルは、ク
ランク軸12や吸・排気カム軸16・18、吸・排気弁
等の動弁系、ウォータポンプ40等の補機系に供給され
る。
【0018】このエンジン2は、図4に示す如く、油圧
制御装置として可変バルブタイミング装置64を設けて
いる。可変バルブタイミング装置64は、クランク軸1
2に対する位相を変化させる油圧アクチュエータ66を
設け、この油圧アクチュエータ66に前記オイルポンプ
56の吐出するオイルを供給するオイルコントロールバ
ルブ68を設けている。油圧アクチュエータ66は、吸
気カム軸16の一端側に取付けて設けている。オイルコ
ントロールバルブ68は、チェーンカバー14の前面部
36に取付けて設けている。
【0019】オイルコントロールバルブ68は、図6〜
図8に示す如く、油圧アクチュエータ66にオイルを供
給する略円柱形状のバルブ本体部70とこのバルブ本体
部70を動作させる略円柱形状のソレノイド部72とを
備え、バルブ本体部70とソレノイド部72とを長手方
向に一体的に連設して設けている。バルブ本体部70
は、スプール弁(図示せず)を内蔵し、取付フランジ部
74を設けている。ソレノイド部72は、ソレノイドコ
イル(図示せず)を内蔵し、ケーブル76を接続し設け
ている。
【0020】オイルコントロールバルブ68は、取付フ
ランジ部74をチェーンカバー14の前面部36に設け
たバルブ取付ボス部78に取付ボルト80により取付け
て設けている。バルブ取付ボス部78は、チェーンカバ
ー14の前面部36の上方に設けられ、オイルコントロ
ールバルブ68はシリンダヘッド6とシリンダブロック
4との接合面Pを跨ぐようにチェーンカバー14の略中
央部位に取付けられ、バルブ取付ボス部78に取付けら
れる一端側を斜め上方に指向させるとともに他端をウォ
ータポンププーリ46に近接させて配設される。
【0021】前記チェーンカバー14の前面部36に
は、バルブ取付ボス部78の上側に位置させて、マウン
ト取付ボス部82及びアウトレットパイプ取付ボス部8
4を設けている。マウント取付ボス部82には、エンジ
ン2を図示しない車体に支持するエンジンマウントが取
付けられる。アウトレットパイプ取付ボス部84には、
シリンダブロック4の冷却水を図示しないラジエータに
戻すウォータアウトレットパイプ86が取付けられる。
【0022】前記オイルポンプ56の吐出するオイルが
流入するメインギャラリ72は、クランク軸16の線線
方向一端側をチェーンカバー14のカバー連通孔88に
連通して設けている。カバー連通孔88は、オイルパイ
プ90によりオイルコントロールバルブ68に連絡して
設けている。オイルコントロールバルブ68は、オイル
パイプ90により取入れたオイルをチェーンカバー14
に設けた進角用オイル通路92及び遅角用オイル通路9
4に進角用オイル及び遅角用オイルとして振り分けて供
給する。
【0023】進角用オイル通路92及び遅角用オイル通
路94は、チェーンカバー14上端において進角用オイ
ルパイプ96及び遅角用オイルパイプ98に連絡してい
る。進角用オイルパイプ96及び遅角用オイルパイプ9
8は、吸気カム軸キャップ20のキャップ進角用オイル
通路100及びキャップ遅角用オイル通路102に連絡
している。キャップ進角用オイル通路100及びキャッ
プ遅角用オイル通路102は、吸気カム軸16に設けた
図示しないカム軸進角用オイル通路及びカム軸遅角用オ
イル通路を介して前記油圧アクチュエータ66に連絡し
ている。
【0024】可変バルブタイミング装置64は、図示し
ない制御手段によりエンジン2の運転状態に応じてオイ
ルコントロールバルブ68を作動制御し、オイルポンプ
56の吐出するオイルを進角用オイル及び遅角用オイル
に振り分けて油圧アクチュエータ66に供給し、クラン
ク軸12に対する吸気カム軸16の位相を変化させて吸
・排気バルブのバルブタイミングを可変する。
【0025】この可変バルブタイミング装置64のオイ
ルコントロールバルブ68の取付構造は、図1に示す如
く、オイルコントロールバルブ68が取付けられるバル
ブ取付ボス部78を、チェーンカバー14の前面部36
の冷却ファン54の回転軌跡S内に位置させて設けてい
る。オイルコントロールバルブ68は、バルブ取付ボス
部78に取付けることにより、冷却ファン54の回転軌
跡S内に位置させてチェーンカバー14の前面部36に
取付けて設けている。
【0026】オイルコントロールバルブ68は、油圧ア
クチュエータ66にオイルを供給するバルブ本体部70
とこのバルブ本体部70を動作させるソレノイド部72
とを備え、このソレノイド部72の長手方向Aを冷却フ
ァン54の回転中心Cに指向させてチェーンカバー14
の前面部36に配設している。
【0027】また、オイルコントロールバルブ68に
は、オイルポンプ56の吐出するオイルを供給するオイ
ルパイプ90を連絡して設けている。このオイルパイプ
90は、中間部位を冷却ファン54の回転中心C側に湾
曲偏倚させることにより、少なくとも一部の湾曲部10
4を冷却ファン54の回転軌跡S内に位置させてチェー
ンカバー14の前面部36に配設している。
【0028】次に作用を説明する。
【0029】エンジン2は、クランク軸12の回転をタ
イミングチェーン32により吸・排気カム軸16・18
に伝達し、吸・排気弁を開閉駆動する。また、エンジン
2は、クランク軸12の回転を補機駆動用ベルト52に
より補機であるウォータポンプ40とオルタネータ42
とに伝達し、各補機を駆動する。
【0030】このエンジン2には、油圧制御装置として
可変バルブタイミング装置64を設けている。可変バル
ブタイミング装置64は、エンジン2の運転状態に応じ
てオイルコントロールバルブ68を作動制御して油圧ア
クチュエータ66にオイルを供給し、吸・排気バルブの
バルブタイミングを可変する。
【0031】この可変バルブタイミング装置64のオイ
ルコントロールバルブ68は、冷却ファン54の回転軌
跡S内に位置させてチェーンカバー14の前面部36に
取付けて設けている。
【0032】これにより、このオイルコントロールバル
ブ68の取付構造は、オイルコントロールバルブ68の
通電時に発熱するソレノイド部72を冷却ファン54の
送給する冷却風によって積極的に冷却することができ、
エンジン2の冷機時から暖機時までの間のバルブ特性の
変化を減少することができる。
【0033】このため、このオイルコントロールバルブ
68の取付構造は、エンジン2の冷機時から暖機時まで
の間のバルブ特性の変化を減少し得ることにより、オイ
ルコントロールバルブ68の制御が容易になり、油圧ア
クチュエータ66の制御性を向上することができ、可変
バルブタイミング装置64の制御精度を向上することが
できる。
【0034】また、このオイルコントロールバルブ68
の取付構造は、バルブ本体部70を動作させるソレノイ
ド部72の長手方向Aを冷却ファン54の回転中心Cに
指向させてチェーンカバー14の前面部36に配設して
いるため、冷却ファン54とチェーンカバー14の前面
部36との間に発生する回転中心Cから外方向に向かう
冷却風の流れに沿うようにソレノイド部72を配設する
ことができ、ソレノイド部72の冷却性を向上すること
ができ、バルブ特性の変化をさらに減少することができ
る。
【0035】さらに、このオイルコントロールバルブ6
8の取付構造には、オイルパイプ90を冷却ファン54
の回転軌跡S内に位置させてチェーンカバー14の前面
部36に配設しているため、オイルパイプ90を流れる
オイルを冷却風によって冷却することができ、オイルが
高温になることを防止することができ、制御の安定性を
図ることができる。
【0036】図9・図10は、第2実施例を示すもので
ある。第2実施例のオイルコントロールバルブ68の取
付構造は、オイルコントロールバルブ68のソレノイド
部72に冷却ファン54による冷却風の流れ方向Bに対
向するとともに冷却ファン54の回転中心Cから離間す
る従い次第に大径になる複数の冷却フィン104を形成
して設け、これら各冷却フィン104に冷却風の吹き抜
ける透孔106を夫々形成して設けたものである。
【0037】第2実施例のオイルコントロールバルブ6
8の取付構造は、冷却風の流れ方向Bに対向し且つ回転
中心Cから離間する従い次第に大径になる複数の冷却フ
ィン104をソレノイド部72に形成したことにより、
冷却ファン54の送給する冷却風を複数の冷却フィン1
04の夫々に接触させてソレノイド部72を効率よく冷
却することができる。
【0038】また、第2実施例のオイルコントロールバ
ルブ68の取付構造は、複数の冷却フィン104に冷却
風の吹き抜ける透孔106を夫々形成したことにより、
透孔106によって複数の冷却フィン104の間に冷却
風を吹き抜けさせることができ、冷却風を複数の冷却フ
ィン104の夫々に確実に接触させてソレソレノイド部
72をさらに効率よく冷却することができ、エンジン2
の冷機時から暖機時までの間のバルブ特性の変化を減少
することができる。
【0039】このため、このオイルコントロールバルブ
68の取付構造は、エンジン2の冷機時から暖機時まで
の間のバルブ特性の変化を減少し得ることにより、オイ
ルコントロールバルブ68の制御が容易になり、油圧ア
クチュエータ66の制御性を向上することができ、可変
バルブタイミング装置64の制御精度を向上することが
できる。
【0040】
【発明の効果】このように、この発明のオイルコントロ
ールバルブの取付構造は、チェーンカバーの前方におい
てクランク軸により回転される冷却ファンの回転軌跡内
に位置させて、オイルコントロールをチェーンカバーの
外側面に取付けて設たことにより、オイルコントロール
バルブを冷却ファンの冷却風によって積極的に冷却する
ことができ、エンジンの冷機時から暖機時までの間のバ
ルブ特性の変化を減少することができる。
【0041】このため、このオイルコントロールバルブ
の取付構造は、エンジンの冷機時から暖機時までの間の
バルブ特性の変化を減少し得ることにより、オイルコン
トロールバルブの制御が容易になり、油圧アクチュエー
タの制御性を向上することができ、油圧制御装置の制御
精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルコントロールバルブの取付構造の第実施
例を示すエンジンの正面図である。
【図2】エンジンの側面図である。
【図3】エンジンの平面図である。
【図4】冷却ファンを外した状態のエンジンの正面図で
ある。
【図5】エンジンのチェーンカバー部位の一部破断側面
図である。
【図6】オイルコントロールバルブの平面図である。
【図7】オイルコントロールバルブの正面図である。
【図8】オイルコントロールバルブの底面図である。
【図9】第2実施例を示すオイルコントロールバルブの
正面図である。
【図10】図9の10−10線による拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
2 エンジン 4 シリンダブロック 6 シリンダヘッド 8 ヘッドカバー 12 クランク軸 14 チェーンカバー 16 吸気カム軸 18 排気カム軸 32 タイミングチェーン 36 前面部 38 クランクプーリ 40 ウォータポンプ 42 オルタネータ 46 ウォータポンププーリ 52 補機駆動用ベルト 54 冷却ファン 56 オイルポンプ 62 メインギャラリ 64 可変バルブタイミング装置 66 油圧アクチュエータ 68 オイルコントロールバルブ 70 バルブ本体部 72 ソレノイド部 90 オイルパイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク軸の回転をカム軸に
    伝達するタイミングチェーンを設け、このタイミングチ
    ェーンを覆うように前記エンジンに取付けられるチェー
    ンカバーを設け、このチェーンカバーの前方に位置させ
    て前記クランク軸により回転される冷却ファンを設け、
    前記クランク軸により駆動されるオイルポンプを設け、
    このオイルポンプの吐出するオイルを油圧制御装置の油
    圧アクチュエータに供給するオイルコントロールバルブ
    を設け、このオイルコントロールバルブを前記冷却ファ
    ンの回転軌跡内に位置させて前記チェーンカバーの前面
    部に取付けて設けたことを特徴とするオイルコントロー
    ルバルブの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記オイルコントロールバルブは、前記
    油圧アクチュエータにオイルを供給するバルブ本体部と
    このバルブ本体部を動作させるソレノイド部とを備え、
    このソレノイド部の長手方向を前記冷却ファンの回転中
    心に指向させて配設したことを特徴とする請求項1に記
    載のオイルコントロールバルブの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記オイルコントロールバルブには、前
    記オイルポンプの吐出するオイルを供給するオイルパイ
    プを連絡して設け、このオイルパイプを前記冷却ファン
    の回転軌跡内に位置させて前記チェーンカバーの前面部
    に配設したことを特徴とする請求項1に記載のオイルコ
    ントロールバルブの取付構造。
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