JP3755312B2 - 内燃機関のカム軸受構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は内燃機関のカム軸受構造に係り、特に、カム軸のジャーナル部を軸支する軸受長さをヘッドボルト挿通穴の影響を受けることなく確保し得て、カム軸軸受部に設けられるヘッド側オイル通路の位置設定の自由度を大にし得て、カム軸軸受部からのオイル漏れを減少し得て、油圧作動機器へのオイル供給量を確保し得にし得る内燃機関のカム軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載される内燃機関は、シリンダブロックにクランク軸を軸支して設け、このクランク軸により駆動されるカム軸をシリンダヘッドに軸支して設けている。このような内燃機関のカム軸受構造としては、図18〜図21に示すものがある。図18・図19において、202は内燃機関、204はシリンダブロック、206はシリンダヘッド、208はヘッドカバー、210はロアケース、212はオイルパン、214はチェーンカバーである。
【0003】
内燃機関202は、シリンダブロック204にロアケース210を取付けてクランク軸216を軸支している。シリンダヘッド206は、ヘッドボルト挿通穴218に相通したヘッドボルト220をシリンダブロック204のヘッドボルト螺着孔222に螺着することにより、シリンダブロック204に取付けている。
【0004】
前記シリンダヘッド206には、図20・図21に示す如く、吸・排気カム軸軸受部224・226を設けている。吸気カム軸軸受部224には、吸気カム軸228の吸気ジャーナル部230を吸気カム軸キャップ232により軸支している。排気カム軸軸受部226には、排気カム軸234の排気ジャーナル部(図示せず)を図示しない排気カム軸キャップにより軸支している。吸・排気カム軸228・234は、クランク軸216のクランクスプロケット236と吸・排気カムスプロケット238・240とに巻掛けられたタイミングチェーン242により回転される。
【0005】
この内燃機関202には、可変バルブタイミング装置244を設けている。可変バルブタイミング装置244は、シリンダブロック204に軸支したクランク軸216により駆動されるオイルポンプ246を設け、シリンダヘッド206に軸支される吸気カム軸228の一端側にクランク軸216に対する位相を変化させる油圧作動機器である油圧アクチュエータ248を設け、オイルポンプ246の吐出するオイルを進角用オイル及び遅角用オイルに振り分けて油圧アクチュエータ248に供給するオイル制御弁250を設け、オイル制御弁250により振り分けられた進角用オイル及び遅角用オイルを油圧アクチュエータ248に流通させる進角用オイル通路252及び遅角用オイル通路254を設けている。
【0006】
この可変バルブタイミング装置244は、図示しない制御手段により内燃機関202の状態に応じてオイル制御弁250を動作制御し、このオイル制御弁250により振り分けられた進角用オイル及び遅角用オイルを進角用オイル通路252及び遅角用オイル通路254により油圧アクチュエータ248に供給し、クランク軸216に対する吸気カム軸228の位相を変化させて吸・排気弁(図示せず)のバルブタイミングを可変させる。
【0007】
このような可変バルブタイミング装置を備えた内燃機関のカム軸受構造としては、特開平5−59910号公報、特開平9−273404号公報、特開平9−280014号公報、特開平7−166831号公報、特開平9−170415号公報、特開平9−170416公報に開示されるものがある。
【0008】
これらの公報に開示されるものは、可変バルブタイミング装置の進角用オイル通路及び遅角用オイル通路をシリンダヘッドのカム軸軸受部とこのカム軸軸受部に軸支されるカム軸のジャーナル部とに設けたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記図18〜図21に開示される可変バルブタイミング装置244を備えた内燃機関202のカム軸受構造においては、クランク軸216により駆動されるオイルポンプ246を設け、吸気カム軸228の一端側に油圧アクチュエータ248を設け、チェーンカバー214にオイル制御弁250を設け、オイル制御弁250から油圧アクチュエータ248まで進角用オイル通路252及び遅角用オイル通路254を設けている。
【0010】
進角用オイル通路252及び遅角用オイル通路254は、チェーンカバー214に設けたカバー側進角用オイル通路256及びカバー側遅角用オイル通路258と、吸気カム軸228の一端側の吸気ジャーナル部230を軸支する吸気カム軸軸受部224に設けたヘッド側進角用オイル通路260及びヘッド側遅角用オイル通路262と、吸気カム軸228の一端側の吸気ジャーナル部230に設けたジャーナル側進角用オイル通路264及びジャーナル側遅角用オイル通路266と、からなる。
【0011】
前記オイルポンプ246からのオイルを供給されるカム軸軸受部224に設けたヘッド側進角用オイル通路260及びヘッド側遅角用オイル通路262は、図20に示す如く、ヘッド側進角用オイル口268及びヘッド側遅角用オイル口270を吸気カム軸軸受部224のヘッド側吸気軸受面272に夫々開口して設けている。前記油圧アクチュエータ248に連通する吸気ジャーナル部230に設けたジャーナル側進角用オイル通路264及びジャーナル側遅角用オイル通路266は、図19に示す如く、ジャーナル側進角用オイル口274及びジャーナル側遅角用オイル口276を前記ヘッド側進角用オイル口268及びヘッド側遅角用オイル口270に連通すべく吸気ジャーナル部230のジャーナル側吸気軸受面278に円環溝形状の夫々開口して設けている。
【0012】
ところが、この内燃機関202のカム軸受構造においては、小型化を図るべく、吸気カム軸228の一端側の吸気ジャーナル部230を軸支する吸気カム軸軸受部224を、図20に示す如く、シリンダヘッド206のヘッドボルト挿通穴218に一部が重なるように、ヘッドボルト逃げ部280を窪ませて設けているものがある。
【0013】
このため、このような内燃機関202のカム軸受構造は、吸気カム軸228の一端側の吸気ジャーナル部230を軸支する吸気カム軸軸受部224の軸受長さがヘッドボルト逃げ部280の影響を受けて短くなり、ヘッドボルト挿通穴218に一部が重なる吸気カム軸軸受部224の部分(斜線部)にヘッド側進角用オイル通路260のヘッド側進角用オイル口268及びヘッド側遅角用オイル通路262のヘッド側遅角用オイル口270を設けることが困難になり、ヘッド側進角用オイル口268及びヘッド側遅角用オイル口270の位置に制約を受ける不都合がある。
【0014】
また、この内燃機関202のカム軸受構造は、ヘッドボルト挿通穴218に一部が重なる吸気カム軸軸受部224の部分(斜線部)のヘッドボルト逃げ部280からオイル漏れを生じ、油圧アクチュエータ248へのオイル供給量が減少する不都合がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、内燃機関のシリンダブロックにクランク軸を軸支して設け、このクランク軸により駆動されるオイルポンプを設け、前記内燃機関のシリンダヘッドのカム軸軸受部にカム軸のジャーナル部をカム軸キャップにより軸支して設け、前記カム軸の一端側に油圧作動機器を設け、前記シリンダヘッドにはヘッドボルト挿通穴に一部が重なるように前記カム軸の一端側のジャーナル部を軸支する前記カム軸軸受部を設け、このカム軸軸受部に前記オイルポンプの吐出するオイルを供給される複数本のヘッド側オイル通路を設けるとともにこれら複数本のヘッド側オイル通路のヘッド側オイル口を前記カム軸軸受部のヘッド側軸受面に夫々開口して設け、前記カム軸の一端側のジャーナル部に前記油圧作動機器に連通する複数本のジャーナル側オイル通路を設けるとともにこれら複数本のジャーナル側オイル通路のジャーナル側オイル口を前記ヘッド側オイル口に連通すべく前記ジャーナル部のジャーナル側軸受面に円環溝形状に開口して設けた内燃機関のカム軸受構造において、前記カム軸の一端側のジャーナル部のジャーナル側軸受面とこのジャーナル部を軸支する前記カム軸軸受部のヘッド側軸受面及び前記カム軸キャップのキャップ側軸受面との間に前記ヘッドボルト挿通穴に一部が重なるように前記カム軸の他端側に指向して延長される軸受メタルを介装して設け、この軸受メタルには前記ヘッド側オイル口と前記ジャーナル側オイル口とを連通する複数の連通孔を設けたことを特徴とする。
【0016】
前記カム軸軸受部のヘッド側軸受面には、前記ヘッド側オイル口に一端側を連通するとともに他端側を前記カム軸の軸方向に延長する延長溝を設け、前記軸受メタルには、前記延長溝の他端側と前記ジャーナル側オイル口とを連通する連通孔を設けたことを特徴とし、前記シリンダヘッドには、前記カム軸の一端側のジャーナル部を軸支する前記カム軸軸受部を設けるとともにこのカム軸軸受部を前記ヘッドボルト挿通穴に一部が重ならないように前記カム軸の軸方向に延長して設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
この発明の内燃機関のカム軸受構造は、ヘッドボルト挿通穴に一部が重なるように延長される軸受メタルをジャーナル部のジャーナル側軸受面とカム軸軸受部のヘッド側軸受面及びカム軸キャップのキャップ側軸受面との間に介装したことにより、カム軸のジャーナル部を軸支し得る軸受長さを長くし得て、この軸受長さを長くし得ることによってカム軸軸受部に設けられるヘッド側オイル通路の位置設定の範囲を広げ得て、ヘッドボルト挿通穴に重なるように延長した軸受メタルによってカム軸軸受部のヘッドボルト挿通穴に重なる部分からオイルが漏れることを防止できる。
【0018】
また、この内燃機関のカム軸受構造は、カム軸軸受部のヘッド側軸受面にヘッド側オイル口に一端側を連通するとともに他端側をカム軸の軸方向に延長する延長溝を設け、軸受メタルに延長溝の他端側とジャーナル側オイル口とを連通する連通孔を設けたことにより、ジャーナル側オイル通路のジャーナル側オイル口に対してカム軸軸受部に設けられるヘッド側オイル通路の位置設定の範囲を広げ得るとともにヘッド側オイル通路のヘッド側オイル口に対してジャーナル側オイル口の位置設定の範囲を広げ得る。
【0019】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図7は、この発明の第1実施例を示すものである。図6・図7において、2は車両(図示せず)に搭載される内燃機関、4はシリンダブロック、6はシリンダヘッド、8はヘッドカバー、10はロアケース、12はオイルパン、14はチェーンカバーである。内燃機関2は、シリンダブロック4の下部にロアケース10を取付けてクランク軸16を軸支し、ロアケース10にオイルパン12を取付けている。
【0020】
また、内燃機関2は、シリンダブロック4の上部にシリンダヘッド6を取付け、シリンダヘッド6にヘッドカバー8を取付けている。シリンダヘッド6は、ヘッドボルト18をヘッドボルト挿通穴20に相通してシリンダブロック4のヘッドボルト螺着孔22に螺着することにより、シリンダブロック4に取付けられる。チェーンカバー14は、クランク軸16の一端側のシリンダブロック4及びシリンダヘッド6に取付けられ、チェーン室24を形成している。
【0021】
クランク軸16には、一端側のチェーンカバー14外にクランクプーリ26を取付けている。クランクプーリ26は、図示しない補機ベルトによりオルタネータ等の補機を駆動する。また、クランク軸16には、一端側のチェーンカバー14内のチェーン室24にクランクスプロケット28を取付けている。クランクスプロケット28には、タイミングチェーン30を巻掛けている。
【0022】
この内燃機関2は、クランクプー26とクランクスプロケット28との間のクランク軸16にオイルポンプ32を設けている。オイルポンプ32には、吸込み側に吸入パイプ34の基端側が接続されている。吸入パイプ34の先端側は、オイルパン12の底部に位置させてオイルストレーナ36を取付けている。また、オイルポンプ32は、吐出側を図示しないリリーフ弁を介してオイルフィルタ38に連通している。オイルフィルタ38は、オイルポンプ32の吐出するオイルを濾過してシリンダブロック4のクランク軸16の軸線方向に指向するメインギャラリ(図示せず)に供給する。
【0023】
前記シリンダヘッド6には、図4に示す如く、複数の吸・排気カム軸軸受部40・42を長手方向に並列に設けている。吸気カム軸軸受部40には、図2に示す如く、吸気カム軸キャップ44を吸気カムキャップ取付ボルト46により取付け、図示しない吸気弁を駆動する吸気カム軸48の吸気ジャーナル部50を軸支している。排気カム軸軸受部42には、図示しない排気カム軸キャップを排気カムキャップ取付ボルトにより取付け、図示しない排気弁を駆動する排気カム軸52の排気ジャーナル部(図示せず)を軸支している。吸・排気カム軸48・52には、図6に示す如く、一端側に吸・排気カムスプロケット54・56を取付けている。吸・排気カム軸48・52は、クランクスプロケット28と吸・排気カムスプロケット54・56とに巻掛けられたタイミングチェーン30により回転される。
【0024】
前記吸気カム軸軸受部40には、図2に示す如く、吸気カム軸48の吸気ジャーナル部50を軸支する半円筒面形状のヘッド側吸気軸受面58を設けている。吸気カム軸キャップ44には、前記ヘッド側吸気軸受面58と共働して吸気ジャーナル部50のジャーナル側吸気軸受面60を軸支する半円筒面形状の吸気キャップ側軸受面62を設けている。また、前記排気カム軸軸受部42には、図4に示す如く、排気カム軸52の排気ジャーナル部を軸支する半円筒面形状のヘッド側排気軸受面64を設けている。図示しない排気カム軸キャプには、前記ヘッド側排気軸受面64と共働して図示しない排気ジャーナル部のジャーナル側排気軸受面を軸支する半円筒面形状の排気キャップ側軸受面を設けている。
【0025】
この内燃機関2には、可変バルブタイミング装置66を設けている。可変バルブタイミング装置66は、図7に示す如く、吸気カム軸48の一端側にクランク軸16に対する位相を変化させる油圧アクチュエータ68を設けている。油圧アクチュエータ68は、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50に取付けられたロータ70と、このロータ70に相対回転可能に外装されるとともに吸気ジャーナル部50に相対回転可能に外嵌された吸気カムスプロケット54に取付けられたハウジング72とからなり、これらロータ70とハウジング72との間に相対的に拡縮される進角用オイル室74及び遅角用オイル室76を設けている。
【0026】
前記可変バルブタイミング装置66は、油圧アクチュエータ68に進角用オイル及び遅角用オイルを供給するオイル制御弁78を設けている。オイル制御弁78は、チェーンカバー14に取付けられている。オイル制御弁78は、オイルポンプ32の吐出するオイルをオイル通路80により取入れて、進角用オイル通路82及び遅角用オイル84に振り分ける。
【0027】
前記進角用オイル通路82及び遅角用オイル通路84は、チェーンカバー14に設けたカバー側進角用オイル通路86及びカバー側遅角用オイル通路88と、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50を軸支する吸気カム軸軸受部40に設けたヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92と、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50に設けたジャーナル側進角用オイル通路94及びジャーナル側遅角用オイル通96と、からなる。
【0028】
前記ヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92は、ヘッド側進角用オイル口98及びヘッド側遅角用オイル口100を吸気カム軸軸受部40のヘッド側吸気軸受面58に夫々開口して設けている。前記ジャーナル側進角用オイル通路94及びジャーナル側遅角用オイル通路96は、ジャーナル側進角用オイル口102及びジャーナル側遅角用オイル口104を前記ヘッド側進角用オイル口98及びヘッド側遅角用オイル口100に連通すべく吸気ジャーナル部50のジャーナル側吸気軸受面62に円環溝形状の夫々開口して設けている。
【0029】
オイル制御弁78により進角用オイル通路82及び遅角用オイル84に振り分けられたオイルは、カバー側進角用オイル通路86及びカバー側遅角用オイル通路88からヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92に供給され、ヘッド側進角用オイル口98及びヘッド側遅角用オイル口100からジャーナル側進角用オイル口102及びジャーナル側遅角用オイル口104を介してジャーナル側進角用オイル通路94及びジャーナル側遅角用オイル通96に供給され、油圧アクチュエータ68の進角用オイル室74及び遅角用オイル室76に供給され、バルブタイミングを可変する。
【0030】
この可変バルブタイミング装置66は、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50を軸支する吸気カム軸軸受部40に、ヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92を設けている。このヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92を設けた吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50を軸支する吸気カム軸軸受部40は、図3、図4に示す如く、内燃機関2の小型化を図るべく、シリンダヘッド6のヘッドボルト挿通穴20に一部が重なるようにヘッドボルト逃げ部106を窪ませて設けている。
【0031】
このような可変バルブタイミング装置66を備えた内燃機関2のカム軸受構造において、図1〜図3に示す如く、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50のジャーナル側吸気軸受面60と、この吸気ジャーナル部50を軸支する吸気カム軸軸受部40のヘッド側吸気軸受面58及び吸気カム軸キャップ44の吸気キャップ側軸受面62との間に、ヘッドボルト逃げ部106を覆ってヘッドボルト挿通穴20に一部が重なるように吸気カム軸48の他端側に指向して延長される軸受メタル108を介装して設けている。、
【0032】
この軸受メタル108は、図2に示す如く、半円筒形状のヘッド側軸受メタル部110とキャップ側軸受メタル部112とからなり、図3に示す如く、吸気カム軸軸受部40の軸方向の長さL1よりも長く、ヘッドボルト挿通穴20の一部を覆う長さL2に形成する。
【0033】
軸受メタル108のヘッド側軸受メタル部110には、図1・図3・図5に示す如く、ヘッド進角用オイル口98及びヘッド側遅角用オイル口100とジャーナル側進角用オイル口102及びジャーナル側遅角用オイル口104とを連通する進角用連通孔114と遅角用連通孔116とを設けている。
【0034】
次に、作用を説明説明する。
【0035】
この内燃機関2に設けた可変バルブタイミング装置66は、図7に示す如く、吸気カム軸48の一端側にクランク軸16に対する位相を変化させる油圧アクチュエータ68を設け、この油圧アクチュエータ68にオイル制御弁78によって進角用オイル通路82及び遅角用オイル84に振り分けた進角用オイル及び遅角用オイルを供給する。
【0036】
進角用オイル通路82及び進角用オイル通路84のヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92は、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50を軸支する吸気カム軸軸受部40に設けている。
【0037】
このヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92を設けた吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50を軸支する吸気カム軸軸受部40は、内燃機関2の小型化を図るべく、図4に示す如く、シリンダヘッド6のヘッドボルト挿通穴20に一部が重なるようにヘッドボルト逃げ部106を窪ませて設けている。
【0038】
この吸気ジャーナル部50のジャーナル側吸気軸受面60と吸気カム軸軸受部40のヘッド側軸受面58及び吸気カム軸キャップ44の吸気キャップ側軸受面62との間には、図1〜図3に示す如く、ヘッドボルト挿通穴20に一部が重なるように吸気カム軸48の他端側に指向して延長される軸受メタル108を介装して設けている。
【0039】
この軸受メタル108の半円筒形状のヘッド側軸受メタル部110には、図5に示す如く、ヘッド側進角用オイル口98及びヘッド側遅角用オイル口100とジャーナル側進角用オイル口102及びジャーナル側遅角用オイル口104とを連通する進角用連通孔114と遅角用連通孔116とを設けている。
【0040】
このように、この内燃機関2のカム軸受構造は、ヘッドボルト挿通穴20に一部が重なるように吸気カム軸48の他端側に指向して延長される軸受メタル108を、吸気ジャーナル部50のジャーナル側吸気軸受面60と吸気カム軸軸受部40のヘッド側吸気軸受面58及び吸気カム軸キャップ44の吸気キャップ側軸受面62との間に介装したことにより、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50を軸支し得る軸受長さを長くすることができ、この軸受長さを長くし得ることによって吸気カム軸軸受部40に設けられるヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92の位置設定の範囲を広げるとこができる。
【0041】
また、この内燃機関2のカム軸受構造は、ヘッドボルト挿通穴20に重なるように延長した軸受メタル108によって、吸気カム軸軸受部40のヘッドボルト挿通穴20に重なる部分からオイルが漏れることを防止できる。
【0042】
このため、この内燃機関2のカム軸受構造は、吸気カム軸48の一端側の吸気ジャーナル部50を軸支し得る軸受長さを長くし得ることにより、軸受長さをヘッドボルト挿通穴20の影響を受けることなく確保し得て、吸気カム軸軸受部40に設けられるヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92の位置設定の範囲を広げ得ることにより、ヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92の位置設定の自由度を大にし得る。
【0043】
また、この内燃機関2のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40のヘッドボルト挿通穴20に重なる部分からオイルが漏れることを防止できることにより、吸気カム軸軸受部40からのオイル漏れを減少し得て、オイル漏れの減少により油圧アクチュエータ68に供給されるオイル供給量を確保することができる。
【0044】
図8〜図11は、第2実施例を示すものである。第2実施例の内燃機関2のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40のヘッド側吸気軸受面58に、ヘッド側進角用オイル口98に一端側を連通するとともに他端側を吸気カム軸48の軸方向に延長する進角用延長溝118を設け、軸受メタル108のヘッド側軸受メタル部110に進角用延長溝118の他端側とジャーナル側進角用オイル口102とを連通する進角用連通孔114を設けたものである。
【0045】
このように、第2実施例のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40のヘッド側吸気軸受面58に進角用延長溝118を設け、軸受メタル108のヘッド側軸受メタル部110に進角用連通孔114を設けたことにより、ジャーナル側進角用オイル通路94のジャーナル側進角用オイル口102に対して吸気カム軸軸受部40に設けられるヘッド側進角用オイル通路90の位置設定の範囲を広げることができるとともに、ヘッド側進角用オイル通路90のヘッド側進角用オイル口98に対してジャーナル側進角用オイル口102の位置設定の範囲を広げることができる。
【0046】
このため、この内燃機関2のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40に設けられるヘッド側進角用オイル通路90の位置設定の範囲を広げ得ることにより、ヘッド側進角用オイル通路90の位置設定の自由度をさらに大にし得て、ジャーナル側進角用オイル口98の位置設定の範囲を広げ得ることにより、ジャーナル側進角用オイル口102の位置設定の自由度を大にし得る。
【0047】
図12〜図13は、第3実施例SG1を示すものである。第3実施例の内燃機関2のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40のヘッドボルト逃げ部106に係合される係合部材120を設け、この係合部材120にヘッド側吸気軸受面58の一部を形成するヘッド側係合部材軸受面122を設けたものである。
【0048】
このように、第3実施例のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40のヘッドボルト逃げ部106に係合される係合部材120を設け、この係合部材120にヘッド側係合部材軸受面122を設けたことにより、軸受メタル108を設けることなく、吸気カム軸48の吸気ジャーナル部50を軸支し得る軸受長さを長くし得て、吸気カム軸軸受部40に設けられるヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92の位置設定の範囲を広げ得て、また、ヘッドボルト逃げ部106に係合した係合部材120によって、吸気カム軸軸受部40のヘッドボルト挿通穴20に重なる部分からオイルが漏れることを防止できる。
【0049】
このため、この内燃機関2のカム軸受構造は、第1実施例の同様の効果を奏し得て、しかも、軸受メタル108を設ける必要がないことによりコスト低減を果たし得る。
【0050】
図14・図15は、第4実施例SG2を示すものである。第4実施例の内燃機関2カム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40にヘッドボルト逃げ穴124を設け、このヘッドボルト逃げ穴124にヘッドボルト挿通穴20を設け、ヘッドボルト逃げ穴124に嵌合される嵌合部材126を設け、この嵌合部材126にヘッド側吸気軸受面58の一部を形成するヘッド側嵌合部材軸受面128を設けたものである。
【0051】
このように、第4実施例のカム軸受構造は、吸気カム軸受部40にヘッドボルト逃げ穴124を設け、このヘッドボルト逃げ穴124にヘッドボルト挿通穴20を設け、ヘッドボルト逃げ穴124に嵌合される嵌合部材126を設け、この嵌合部材126にヘッド側嵌合部材軸受面128を設けたことにより、軸受メタル108を設けることなく、吸気カム軸48の吸気ジャーナル部50を軸支し得る軸受長さを長くし得て、吸気カム軸軸受部40に設けられるヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92の位置設定の範囲を広げ得て、また、ヘッドボルト逃げ穴20に嵌合した嵌合部材126によって、吸気カム軸軸受部40のヘッドボルト逃げ穴20にオイルが漏れることを防止できる。
【0052】
このため、この内燃機関2のカム軸受構造は、第1実施例の同様の効果を奏し得て、しかも、軸受メタル108を設ける必要がないことによりコスト低減を果たし得る。
【0053】
図16・図17は、第5実施例SG3を示すものである。第5実施例の内燃機関2のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40にヘッドボルト逃げ穴124を設け、このヘッドボルト逃げ穴124にヘッドボルト挿通穴20を設け、ヘッドボルト逃げ穴124を覆うように介装される軸受メタル108を設け、この軸受メタル108のヘッド側軸受メタル部110に進角用連通孔114と遅角用連通孔116とを設けたものである。
【0054】
このように、第5実施例のカム軸受構造は、吸気カム軸軸受部40にヘッドボルト逃げ穴124を設け、このヘッドボルト逃げ穴124にヘッドボルト挿通穴20を設け、ヘッドボルト逃げ穴124を覆うように介装される軸受メタル108を設けたことにより、吸気カム軸48の吸気ジャーナル部50を軸支し得る軸受長さを長くし得て、吸気カム軸軸受部40に設けられるヘッド側進角用オイル通路90及びヘッド側遅角用オイル通路92の位置設定の範囲を広げ得て、また、ヘッドボルト逃げ穴124を覆う軸受メタル108によって、吸気カム軸軸受部40のヘッドボルト逃げ穴124にオイルが漏れることを確実に防止できる。
【0055】
このため、この内燃機関2のカム軸受構造は、第1実施例の同様の効果を奏し得て、しかも、第4実施例よりもさらに確実にオイル漏れを防止することができる。
【0056】
【発明の効果】
このように、発明の内燃機関のカム軸受構造は、ヘッドボルト挿通穴に一部が重なるようにカム軸の他端側に指向して延長される軸受メタルをジャーナル部のジャーナル側軸受面とカム軸軸受部のヘッド側軸受面及びカム軸キャップのキャップ側軸受面との間に介装したことにより、カム軸のジャーナル部を軸支し得る軸受長さを長くし得て、この軸受長さを長くし得ることによってカム軸軸受部に設けられるヘッド側オイル通路の位置設定の範囲を広げ得て、ヘッドボルト挿通穴に重なるように延長した軸受メタルによってカム軸軸受部のヘッドボルト挿通穴に重なる部分からオイルが漏れることを防止できる。
【0057】
このため、この内燃機関のカム軸受構造は、カム軸のジャーナル部を軸支し得る軸受長さを長くし得ることにより軸受長さをヘッドボルト挿通穴の影響を受けることなく確保し得て、カム軸軸受部に設けられるヘッド側オイル通路の位置設定の範囲を広げ得ることによりヘッド側オイル通路の位置設定の自由度を大にし得て、カム軸軸受部のヘッドボルト挿通穴に重なる部分から漏れようとするオイルを受けることができることにより、カム軸軸受部からのオイル漏れを減少し得て、オイル漏れの減少により油圧作動機器へのオイル供給量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による内燃機関のカム軸受構造の第1実施例を示すヘッド側軸受メタル部を組付けた状態のシリンダヘッドの要部平面図である。
【図2】シリンダヘッド及びカム軸キャップの組付け状態を示す要部側面図である。
【図3】図1の〓−〓線による拡大断面図である。
【図4】ヘッド側軸受メタル部を組付ける前のシリンダヘッドの要部平面図である。
【図5】ヘッド側金属メタル部を示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図6】チェーンカバーを外した内燃機関の側面図である。
【図7】図6のVII−VII線による断面図である。
【図8】第2実施例を示すヘッド側金属メタル部を組付けた状態のシリンダヘッドの要部平面図である。
【図9】図8の矢印IX−IX線による拡大断面図である。
【図10】ヘッド側軸受メタル部を組付ける前のシリンダヘッドの要部平面図である。
【図11】ヘッド側金属メタル部を示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図12】第3実施例を示すシリンダヘッドの要部平面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線による拡大断面図である。
【図14】第4実施例を示すシリンダヘッドの吸気カム軸軸受部の要部平面図である。
【図15】図14のXV−XV線による断面図である。
【図16】第5実施例を示すシリンダヘッドの吸気カム軸軸受部の要部平面図である。
【図17】図16のXVII−XVII線による断面図である。
【図18】従来例を説明するチェーンカバーを外した内燃機関の側面図である。
【図19】図18のX〓X−X〓X線による断面図である。
【図20】内燃機関のカム軸受構造の従来例を示すシリンダヘッドの要部平面図である。
【図21】シリンダヘッドの要部側面図である。
【符号の説明】
2 内燃機関
4 シリンダブロック
6 シリンダヘッド
16 クランク軸
18 ヘッドボルト
20 ヘッドボルト挿通穴
32 オイルポンプ
40 吸気カム軸軸受部
44 吸気カム軸キャップ
48 吸気カム軸
50 吸気カムジャーナル部
58 ヘッド側吸気軸受面
60 ジャーナル側吸気軸受面
62 吸気キャップ側軸受面
66 可変バルブタイミング装置
68 油圧アクチュエータ
78 オイル制御弁
82 進角用オイル通路
84 進角用オイル通路
90 ヘッド側進角用オイル通路
92 ヘッド側遅角用オイル通路
94 ジャーナル側進角用オイル通路
96 ジャーナル側遅角用オイル通路
98 ヘッド側進角用オイル口
100 ヘッド側遅角用オイル口
102 ジャーナル側進角用オイル口
104 ジャーナル側遅角用オイル口
108 軸受メタル
110 ヘッド側軸受メタル部
112 キャップ側軸受メタル部
114 進角用連通孔
116 遅角用連通孔

Claims (2)

  1. 内燃機関のシリンダブロックにクランク軸を軸支して設け、このクランク軸により駆動されるオイルポンプを設け、前記内燃機関のシリンダヘッドのカム軸軸受部にカム軸のジャーナル部をカム軸キャップにより軸支して設け、前記カム軸の一端側に油圧作動機器を設け、前記シリンダヘッドにはヘッドボルト挿通穴に一部が重なるように前記カム軸の一端側のジャーナル部を軸支する前記カム軸軸受部を設け、このカム軸軸受部に前記オイルポンプの吐出するオイルを供給される複数本のヘッド側オイル通路を設けるとともにこれら複数本のヘッド側オイル通路のヘッド側オイル口を前記カム軸軸受部のヘッド側軸受面に夫々開口して設け、前記カム軸の一端側のジャーナル部に前記油圧作動機器に連通する複数本のジャーナル側オイル通路を設けるとともにこれら複数本のジャーナル側オイル通路のジャーナル側オイル口を前記ヘッド側オイル口に連通すべく前記ジャーナル部のジャーナル側軸受面に円環溝形状に開口して設けた内燃機関のカム軸受構造において、前記カム軸の一端側のジャーナル部のジャーナル側軸受面とこのジャーナル部を軸支する前記カム軸軸受部のヘッド側軸受面及び前記カム軸キャップのキャップ側軸受面との間に前記ヘッドボルト挿通穴に一部が重なるように前記カム軸の他端側に指向して延長される軸受メタルを介装して設け、この軸受メタルには前記ヘッド側オイル口と前記ジャーナル側オイル口とを連通する複数の連通孔を設けたことを特徴とする内燃機関のカム軸受構造。
  2. 前記カム軸軸受部のヘッド側軸受面には、前記ヘッド側オイル口に一端側を連通するとともに他端側を前記カム軸の軸方向に延長する延長溝を設け、前記軸受メタルには、前記延長溝の他端側と前記ジャーナル側オイル口とを連通する連通孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のカム軸受構造。
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