JP4312931B2 - Vvtソレノイドバルブの配置構造 - Google Patents

Vvtソレノイドバルブの配置構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧駆動のVVTを切換えるためのソレノイドバルブおよび駆動用オイル通路上に設けたオイルフィルタの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
4サイクルエンジンの動弁系としてカム機構が用いられる。DOHC型複数気筒エンジンの場合、吸・排気用の2本のカム軸が備わる。各カム軸は、気筒ごとに設けたジャーナル軸受部でカムキャップによりシリンダヘッドに回転可能に保持され、ヘッドカバーで覆われる。これらのカム軸にスプロケットやカムチェーン等の回転伝達系を介してクランク軸から回転駆動力が伝達され、クランク軸に同期してカム軸が回転する。
【0003】
この場合、クランク軸からカム軸への回転伝達系上にクランク軸回転に対するカム軸回転の位相をずらせて吸気バルブおよび排気バルブの開閉タイミングを制御するためのVVT(可変バルブタイミング機構)が装着される。このVVTは、油圧機構によりカム軸の位相を進角または遅角させるものであり、電磁ソレノイド型の切換弁(ソレノイドバルブ)により油圧方向が切換えられる。
【0004】
このVVTは、カム軸端部に装着された回転軸部とその端部の円筒状の本体部からなり、本体部内にベーンで仕切られた進角側の油圧室と遅角側の油圧室が形成され、一方の油圧室にオイルを供給してカム軸の位相を変化させる。
【0005】
各VVTに対し作動オイルを供給するためのオイル通路が接続される。このオイル通路は、シリンダボディ側に設けたオイルギャラリから立上るメインオイル通路から2方向に分岐してそれぞれ吸気側および排気側のVVTのソレノイドバルブに連通する。この分岐部にオイルフィルタが配設される。このようなソレノイドバルブおよびオイルフィルタは通常長軸を軸心とする円筒体の形状であり、カム軸内に形成されたオイル通路に連通して配設される。
【0006】
従来のVVTソレノイドバルブの配置として、(1)各カム軸をジャーナル上に保持するカムキャップに設ける構造、(2)ヘッドカバーを挿通してシリンダヘッド内に設ける構造、(3)シリンダヘッド側面に軸心を水平に配設した構造、(4)VVTと反対側のチェーンカバー側に搭載した構造等があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のVVTソレノイド配置構造では、上記(1)の場合には、カムキャップからソレノイドバルブが大きく突出するためヘッドカバー内の構成が複雑化するとともに大型化する。上記(2)の構造では、ヘッドカバーを挿通するためシール性が低下するおそれがある。上記(3)の構造では、ヘッドボルトとの干渉を避けるためスペース的な制約が大きく、またヘッド全長が長くなる。また、上記(4)の構造では、チェーンカバー内にオイル通路を設けなければならず構造が複雑化する。
【0008】
本発明は上記従来技術を考慮したものであって、構造を複雑化することなくシリンダヘッド部分の小型化を図ったVVTソレノイドバルブの配置構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、シリンダヘッド内の吸気用および排気用の両カム軸端部にそれぞれVVTが装着され、各VVTへの油圧方向を切換えるソレノイドバルブを備え、各ソレノイドバルブにメインオイル通路から共通のオイルフィルタを介してオイル通路が接続されたエンジンのVVTソレノイドバルブの配置構造において、前記ソレノイドバルブをそれぞれ対応する前記カム軸端部近傍のシリンダヘッドの外側に設けてなり、これらのソレノイドバルブが装着されるシリンダヘッドのソレノイドバルブ用取付座は、ヘッドカバーとの合面より下方において、シリンダヘッドの側面から側方へ突出しかつ上方を指向するように形成され、前記ソレノイドバルブは、シリンダヘッドの外側下方を指向するように前記取付座に上下方向に装着されていることを特徴とするVVTソレノイドバルブの配置構造を提供する。
【0010】
この構成によれば、ソレノイドバルブがシリンダヘッドの外側に設けられるため、シリンダヘッド内スペースが大きくならず、小型化が図られるとともに電気配線等が簡素化し,組付け作業性やメンテナンス性も向上する。
【0011】
好ましい構成例においては、前記ソレノイドバルブは、前記カム軸に平行で上下方向を含む平面内で、その軸心上部がエンジン内部側方向に傾斜して装着されたことを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、ソレノイドバルブがエンジン内部側に傾斜するため、膨らんだ形状のエンジン端部側のVVT装着部と干渉することなくソレノイドバルブをエンジン中央部に近づけて配設することができ、エンジンの小型化が図られる。この場合、オイル通路を両カム軸に対し直角方向に配設してソレノイドバルブに接続することにより、ソレノイドバルブのバルブポート(軸心と直交している)がオイル通路と整合するため、オイル切換制御の信頼性が向上する。
【0013】
さらに好ましい構成例では、前記オイルフィルタは、両カム軸間の中間部で、その軸心が前記ソレノイドバルブとほぼ同じ方向に傾斜していることを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、位置が定まっているオイルギャラリから立上ってカム軸端部のジャーナル軸受部の下側に配設されるメインのオイル通路上に、エンジン内部側に傾斜してオイルフィルタが設けられるため、同じくエンジン内部側に傾斜しているソレノイドバルブとの接続が直線的にスペース的に効率よくでき構造の簡素化が図られる。また、斜め方向からシリンダブロックに穿孔してこのオイルフィルタを挿入し取付けることができ、組立て作業性が向上する。
【0015】
さらに好ましい構成例では、前記オイルフィルタは、カム室内から着脱可能に取付けられていることを特徴としている。
【0016】
この構成によれば、オイルフィルタを着脱してメンテナンスするときに、オイル通路から流れ出るオイルがカム室内に保持されるので、エンジン外部へ流れ出ることなく作業ができ、メンテナンス性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3はそれぞれ本発明の実施の形態に係るVVTを備えたエンジン前端部の平面図、正面図および側面図である。また、図4はそのVVTソレノイドバルブの配置構成を示す側面図である。
【0018】
このエンジン1は、DOHC型多気筒4バルブエンジンであり、不図示のクランク軸を車体前後方向に配設したシリンダヘッド2の前端部を示す。この前端部の第1気筒の中央に点火プラグ装着用のプラグホール3が形成され、その周囲に2つの吸気バルブ孔4および2つの排気バルブ孔5が設けられる。吸気バルブ孔4及び排気バルブ孔5の上側にはそれぞれ吸気カム軸6および排気カム軸7が並列して設けられる。
【0019】
これらの吸気カム軸6および排気カム軸7には、それぞれ各バルブに対応してカム8が装着される。これらのカム軸6,7の前端部にはVVT(可変バルブタイミング機構)9が取付けられる。VVT9は、後述のように、吸気側VVT10と排気側VVT11とにより構成される。このVVT9を含むシリンダヘッド2の上面がヘッドカバー12(図2,図3)で覆われる。図1はヘッドカバーを省略した図であり、図示したシリンダヘッド2の外周縁がヘッドカバーとの合面13であり、この合面13に沿ってゴムシール(不図示)を介してヘッドカバー12が取付けられる。
【0020】
吸気カム軸6および排気カム軸7はそれぞれ、VVT9に隣接した位置の#1ジャーナル軸受部14および2番目の#2ジャーナル軸受部15、さらに各カム軸に沿って各気筒位置に設けられた不図示の#3,#4,…ジャーナル軸受部によりシリンダヘッド2にその下半分側が回転可能に支持される。これらのジャーナル軸受部の上半分側がカムキャップ(不図示)で覆われ、ボルトによりシリンダヘッド2に対し各カム軸6,7を回転可能に保持する。図1では、#2ジャーナル軸受部15の両側にカムキャップ取付け用のボルト孔16が形成され、#1ジャーナル軸受部14には、吸・排気一体型のカムキャップ17(図中太線)が取付けられる。
【0021】
シリンダヘッド2は、各気筒の周囲4ヵ所に設けたヘッドボルト孔18(図1)を通してヘッドボルト19(図3)によりシリンダボディ(不図示)に連結される。このヘッドボルト19の上側に各カム軸6,7が配設される。各カム軸6,7の前端部側の#1ジャーナル軸受部14は、それぞれ吸気側VVT10および排気側VVT11を片持ち梁状に支持するため、軸方向の幅が広い。この幅広の#1ジャーナル軸受部14にカムキャップ17が取付けられる。
【0022】
このカムキャップ17は、吸・排気一体型であり、各カム軸の#1ジャーナル軸受部14の両側のボルト孔20および吸・排気カム軸間の連結部21に設けたボルト孔22を通してボルトによりシリンダヘッド2に固定される。このカムキャップ17の吸気側および排気側のそれぞれの台座23にカム角センサ24が装着される。台座23は、図2および図3に示すように、カム角センサ24への電気配線の接続等のために、弾性シール材47を介してヘッドカバー12の外部に露出する。
【0023】
次にVVT9について説明する。
吸気側VVT10に駆動スプロケット31が装着され、カムチェーン32を介して不図示のクランク軸上のスプロケットに連結される。この駆動スプロケット31と同軸に連結スプロケット33が装着され、連結チェーン34を介して排気側VVT11の連結スプロケット35に連結される。両連結スプロケット33,35間の連結チェーン34の内側にはテンショナー36が装着される。テンショナー36は2個のボルト孔37を通してカムキャップ17の前面中央部の凹部17a内の#1ジャーナル軸受部14と並列した位置でシリンダヘッド2に固定される。このような回転伝達系により、クランク軸の回転がカムチェーン32を介して吸気側VVT10の駆動スプロケット31に伝達され、さらに連結スプロケット33,35および連結チェーン34を介して排気側VVT11に伝達される。
【0024】
吸気側および排気側の各VVT10,11はそれぞれ例えば進角側の第1油圧室38および遅角側の第2油圧室39を備え、いずれか一方に油圧を供給することによりそれぞれのカム軸6,7を前記各スプロケットを介したVVTの回転軸部に対し位相を進角側または遅角側にずらせる。これにより、クランク角に対するカム軸6,7の位相を調整してバルブタイミングを制御する。
【0025】
第1油圧室38および第2油圧室39間は不図示のベーンで仕切られ、このベーンに対し第1油圧室38側または第2油圧室39側から油圧が作用することにより、カム軸を油圧の作用方向に回転させる。したがって、油圧が一定の場合、ベーンの受圧面積により回転作用力が定まり、受圧面積が大きいほど回転作用力は大きくなる。このようなベーンを複数枚放射状に設け、それぞれのベーンの両側に第1油圧室38および第2油圧室39を設けてもよい。
【0026】
第1油圧室38および第2油圧室39へ供給する油圧の切換えは、吸気側および排気側それぞれのVVT10,11に備えた電磁ソレノイド型の切換弁(ソレノイドバルブ)40で行う。油圧駆動用のオイルは、図2および図5に示すように、メインのオイル通路41からオイルフィルター42を通して左右に分岐し、この分岐したオイル通路46を通してそれぞれ吸気側VVT10および排気側VVT11の各ソレノイドバルブ40に供給される。各ソレノイドバルブ40で切換えられたオイルは、図5に示すように、第1オイル通路43または第2オイル通路44を通して各VVTの第1油圧室38または第2油圧室39に供給され各カム軸6,7を進角または遅角させる。
【0027】
メインオイル通路41は、シリンダボディ内のオイルギャラリ(不図示)から分岐して立上りその上端部にオイルフィルタ42が設けられている。このメインオイル通路41の立上り位置は、#1ジャーナル軸受部14のほぼ中央下側である。
【0028】
オイルフィルタ42から分岐したオイル通路46はさらに各ソレノイドバルブ40の手前で分岐して潤滑オイル通路45を形成し、各カム軸6,7にオイルを供給するとともに、カムキャップ17にオイルを供給してスラスト面の潤滑を行う。
【0029】
図3に示すように、排気カム軸7(吸気カム軸6も同様、以下同じ)の#1ジャーナル軸受部14の両側にスラスト軸受48が形成され、この部分のカム軸を支持するシリンダヘッド2およびカムキャップ17を介してスラスト力を受けて軸方向の位置を固定する。カム軸7内にはその中心に沿ってオイル通路50が設けられる。前述のオイルフィルター42(図2、図4、図5)を通した分岐オイル通路46は、オイル通路45を通して、カム軸7内のオイル通路50に連通し、各ジャーナル軸受部のオイルポート50aからオイルを各ジャーナル軸受部およびその部分のカムキャップに供給する。このカム軸にオイルを供給するオイル通路45,50は、カムキャップ17に形成されたスラストオイル通路49に連通する。このスラストオイル通路49は、カムキャップ17の両側に開口し、両側のスラスト軸受48のスラスト面にオイルを供給する。
【0030】
分岐したオイル通路46は、前述のように、ソレノイドバルブ40を介して第1および第2のオイル通路43,44に分岐し、それぞれカム軸端部内のオイル通路43a,44aに連通する。これらのオイル通路43a.44aはそれぞれ、オイルポート43b,44bを介して第1油圧室38および第2油圧室39に連通し、オイルを選択された側の油圧室38または39に供給してクランク角に対するカム軸の位相を変化させる。
【0031】
本実施形態においては、ソレノイドバルブ40は、図1に示すように、各カム軸6,7の前端部近傍でシリンダヘッド2の外側に装着され、図4に示すように、その軸心Pはカム軸7方向に向けて後傾している。すなわち、ソレノイドバルブ40の軸心Pは、カム軸7に平行で上下方向を含む平面(鉛直平面)内で軸心上部がエンジン内部側(後側)に向けて傾斜している。また、メインオイル通路41の上端部に設けたオイルフィルタ42も、ソレノイドバルブ40と同様に、その軸心Qが後方に向けて傾斜し、その上端部から左右にオイル通路46が分岐している。
【0032】
このような配置構成により、VVT10,11が装着されて膨らんだ前端部のシリンダヘッドに干渉することなく、ソレノイドバルブ40を極力エンジン中央部側に寄せて装着することができる。またこれに合わせてオイルフィルタ42から分岐するオイル通路46をシンプルに直線状に配設し、このオイル通路46に連通する不図示のオイル連通用バルブポート(軸心Pに直角方向に形成されている)が、オイル通路に対し傾斜することなく直線状に整合し、オイル切換時のオイル供給の信頼性が向上する。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、ソレノイドバルブがシリンダヘッドの外側に設けられるため、シリンダヘッド内スペースが大きくならず、エンジンの小型化が図られるとともに電気配線等が簡素化し,組付け作業性やメンテナンス性も向上する。また、ソレノイドバルブをエンジン内部側に傾斜させて配置することにより、VVT部分の膨らんだシリンダヘッド前端部と干渉せずにソレノイドバルブをエンジン中央部側に設けることができさらにエンジンの小型化が図られる。また、オイルフィルタをソレノイドバルブに合わせて傾斜させることにより、オイル通路が簡素化し信頼性の高い流路が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るエンジン前端部の平面図。
【図2】 図1の実施形態の正面図。
【図3】 図1の実施形態の側面図。
【図4】 図1の実施形態のソレノイドバルブ装着部の側面図。
【図5】 図1の実施形態のVVTの油圧経路説明図。
【符号の説明】
1:エンジン、2:シリンダヘッド、3:プラグホール、4:吸気バルブ孔、
5:排気バルブ孔、6:吸気カム軸、7:排気カム軸、8:カム、
9:VVT、10:吸気側VVT、11:排気側VVT、12:ヘッドカバー、
13:合面、14:#1ジャーナル軸受部、15:#2ジャーナル軸受部、
16:ボルト孔、17:カムキャップ、18:ヘッドボルト孔、
19:ヘッドボルト、20:ボルト孔、21:連結部、22:ボルト孔、
23:台座、24:カム角センサ、30:シャッター、
31:駆動スプロケット、32:カムチェーン、
33:連結スプロケット、34:連結チェーン、35:連結スプロケット、
36:テンショナー、37:ボルト孔、38:第1油圧室、39:第2油圧室、
40:ソレノイドバルブ、41:メインオイル通路、42:オイルフィルター、
43,43a,44,44a,45:オイル通路、
43a,44a:オイルポート、46:分岐したオイル通路、
47:弾性シール材、48:スラスト軸受、49:スラストオイル通路、
50:オイル通路、50a:オイルポート。

Claims (4)

  1. シリンダヘッド内の吸気用および排気用の両カム軸端部にそれぞれVVTが装着され、各VVTへの油圧方向を切換えるソレノイドバルブを備え、各ソレノイドバルブにメインオイル通路から共通のオイルフィルタを介してオイル通路が接続されたエンジンのVVTソレノイドバルブの配置構造において、
    前記ソレノイドバルブをそれぞれ対応する前記カム軸端部近傍のシリンダヘッドの外側に設けてなり、
    これらのソレノイドバルブが装着されるシリンダヘッドのソレノイドバルブ用取付座は、ヘッドカバーとの合面より下方において、シリンダヘッドの側面から側方へ突出しかつ上方を指向するように形成され、
    前記ソレノイドバルブは、シリンダヘッドの外側下方を指向するように前記取付座に上下方向に装着されていることを特徴とするVVTソレノイドバルブの配置構造。
  2. 前記ソレノイドバルブは、前記カム軸に平行で上下方向を含む平面内で、その軸心上部がエンジン内部側方向に傾斜して装着されたことを特徴とする請求項1に記載のVVTソレノイドバルブの配置構造。
  3. 前記オイルフィルタは、両カム軸間の中間部で、その軸心が前記ソレノイドバルブとほぼ同じ方向に傾斜していることを特徴とする請求項2に記載のVVTソレノイドバルブの配置構造。
  4. 前記オイルフィルタは、カム室内から着脱可能に取付けられていることを特徴とする請求項3に記載のVVTソレノイドバルブの配置構造。
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