JP3865025B2 - 油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造に係り、特に、油圧制御装置に供給される制御用オイル量の減少を防止し得て、油圧制御装置の応答性を確保し得て、動弁系や補機類・油圧制御装置に供給される各オイル量を夫々確保しながら未使用となるオイルを減少し得る油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載されるエンジンには、動弁系や補機類、油圧制御装置等が設けられている。これら動弁系や補機類、油圧制御装置には、オイルポンプの吐出するオイルを夫々オイル通路により供給し、潤滑や作動、制御を行っている。
【0003】
このような油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造としては、図7・図8に示すものがある。図7において、102は油圧制御装置付エンジン(以下「エンジン」という。)、104はシリンダブロック、106はロアケース、108はオイルパン、110はシリンダヘッド、112はヘッドカバー、114はチェーンケースである。このエンジン102には、シリンダブロック104にクランク軸116を軸支して設け、シリンダヘッド110に動弁系の吸・排気弁(図示せず)を駆動する吸・排気カム軸118・120を軸支している。
【0004】
前記吸・排気カム軸118・120は、吸・排気ジャーナル部122・124をシリンダヘッド110の吸・排気カム軸軸受部126・128に吸・排気カム軸キャップ130・132により軸支している。
【0005】
前記エンジン102には、クランク軸116により駆動されるオイルポンプ134を設け、クランク軸116の回転を吸・排気カム軸118・120に伝達する動弁用駆動力伝達具としてのタイミングチェーン(図示せず)に張力を付与する補機類たるチェーンテンショナ136を設け、油圧制御装置である可変バルブタイミング装置138のオイル制御弁140を設けている。
【0006】
このエンジン102のオイル通路構造は、オイルポンプ134の吐出するオイルを供給されるブロック側オイル通路142を設け、このブロック側オイル通路142にブロック側絞り部144を設けている。シリンダヘッド106に設けられたヘッド側オイル通路146には、ブロック側絞り部144によりオイル量を規制されたオイルが供給される。
【0007】
このヘッド側オイル通路146からは、図8に示す如く、吸・排気カム軸118・120の吸・排気ジャーナル部122・124に動弁系用オイルを供給する動弁系用オイル通路148と、チェーンテンショナ136に補機類用オイルを供給する補機類用オイル通路150と、可変バルブタイミング装置138のオイル制御弁140に制御用オイルを供給する制御用オイル通路152と、を夫々分岐して設けている。
【0008】
前記動弁系用オイル通路148は、吸・排気カム軸用オイル通路154・156に分岐して夫々吸・排気カム軸キャップ130・132に動弁系用オイルを供給し、吸・排気ジャーナル部122・124を潤滑する。前記テンショナ用オイル通路150は、チェーンテンショナ136に補機類用オイルを供給し、プランジャ(図示せず)を作動させてタイミングチェーンに張力を付与する。
【0009】
また、前記制御用オイル通路152は、オイル制御弁140に制御用オイルを供給する。オイル制御弁140は、図示しない制御手段により動作制御され、供給された制御用オイルを進角用オイルと遅角用オイルとに振り分けて夫々進角用オイル通路158及び遅角用オイル通路160により吸気カム軸118の一端側に設けた油圧アクチュエータ162に供給し、クランク軸116に対する吸気カム軸118の位相を変化させて吸・排気弁のバルブタイミングを可変する。
【0010】
このような油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造としては、実開昭61−179312号公報、特開平5−171904号公報、特開平5−288022号公報、特開平9−79019号公報、特開平9−170415号公報、特開平9−170416号公報、特開平10−30418号公報に開示されるものがある。
【0011】
実開昭61−179312号公報に開示されるものは、動弁機構に給油するための給油通路の途中に油量を制御するオリフィスを設けたものである。また、特開平5−171904号公報、特開平5−288022号公報、特開平9−79019号公報、特開平9−170415号公報、特開平9−170416号公報、特開平10−30418号公報に開示されるものは、カム軸の一端側に可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータに進角用オイルと遅角用オイルとを供給するオイル制御弁を設け、このオイル制御弁によって油圧アクチュエータに供給される進角用オイルの進角用オイル通路と遅角用オイルの遅角用オイル通路との通路構造に関するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記図7・図8に示すオイル通路構造においては、シリンダブロック104のブロック側オイル通路142にブロック側絞り部144を設け、このブロック側絞り部144によりヘッド側オイル通路146へのオイル量を規制することにより、クランク軸116の潤滑に供給されるオイル量を確保している。
【0013】
ところが、図7・図8に示すオイル通路構造においては、ヘッド側オイル通路146へのオイル量を規制していることから、オイル制御弁140に供給される制御用オイル量も制限されて減少することになり、このオイル制御弁140により制御される油圧アクチュエータ162の応答性が悪化する不都合がある。
【0014】
このような不都合に対しては、ブロック側絞り部144を取り除くことにより解消することができるものである。
【0015】
しかし、ブロック側絞り部144を取り除いた場合には、クランク軸116の潤滑に供給されるオイル量の減少を招く不都合があるばかりでなく、ヘッド側オイル通路146に供給されたオイルが吸・排気カム軸キャップ130・132やチェーンテンショナ134に必要以上に供給される結果、オイル制御弁140に供給される制御用オイル量が必要量を満たせなくなる不都合がある。
【0016】
このような不都合を解消するためには、オイルポンプ134の吐出量を増大させる必要があるが、オイルポンプ134の大型化を招く不都合があり、また、オイルポンプ134の大型化によりエンジン102のメカニカルロスを増大させる不都がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、エンジンのシリンダヘッドに吸・排気カム軸の吸・排気ジャーナル部を吸・排気カム軸キャップにより軸支し、前記吸気カム軸の一端部に可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータを設け、タイミングチェーンでクランク軸の回転を前記吸・排気カム軸に伝達し、前記クランク軸でオイルポンプを駆動し、このオイルポンプが吐出するオイルを供給されるオイル通路を、前記吸・排気ジャーナル部にオイルを供給する動弁系用オイル通路と、前記タイミングチェーンに張力を付与するチェーンテンショナにオイルを供給する補機用オイル通路と、前記可変バルブタイミング装置のオイル制御弁にオイルを供給する制御用オイル通路とに夫々分岐させ、前記オイル制御弁から前記油圧アクチュエータに進角用オイルと遅角用オイルを供給することにより前記クランク軸に対する前記カム軸の位相を変化させる可変バルブタイミング装置を備えた油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造において、前記動弁系用オイル通路に動弁系用オイル量を規制する動弁系用絞り部材を装着し、この動弁系用絞り部材の下流側を前記吸・排気カム軸キャップの吸・排気カム軸キャップオイル通路に連通する吸・排気カム軸用オイル通路に分岐する一方、前記制御用オイル通路を前記絞り部材の上流側から分岐したことを特徴とする。
【0018】
前記絞り部材よりも下流側の前記オイル通路から前記補機類用オイル通路を分岐したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
この発明の油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造は、吸気カム軸の一端部に可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータを設け、クランク軸で駆動されるオイルポンプが吐出するオイルを供給されるオイル通路を、動弁系用オイル通路と、補機用オイル通路と、制御用オイル通路とに夫々分岐させ、オイル制御弁から油圧アクチュエータに進角用オイルと遅角用オイルを供給することによりクランク軸に対するカム軸の位相を変化させる可変バルブタイミング装置を備えている。
【0020】
この発明の油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造は、動弁系用オイル通路に動弁系用オイル量を規制する動弁系用絞り部材を装着し、この動弁系用絞り部材の下流側を吸・排気カム軸キャップの吸・排気カム軸キャップオイル通路に連通する吸・排気カム軸用オイル通路に分岐する一方、制御用オイル通路を絞り部材の上流側から分岐している。
【0021】
これにより、この発明の油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造は、吸・排気カム軸用オイル通路に供給される動弁系用オイル量が規制されることに対して、可変バルブタイミング装置のオイル制御弁に供給される制御用オイル量が規制されていないことから、制御用オイル量の必要量を確保することができる。
【0022】
また、この発明の油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造は、絞り部材よりも下流側のオイル通路から補機類用オイル通路を分岐したことにより、絞り部材によって動弁系用オイル量と補機類用オイル量とを夫々規制しながら制御用オイル量を規制せずに必要量を確保することができる。
【0023】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。図1〜図3において、2は油圧制御装置付エンジン(以下「エンジン」という。)、4はシリンダブロック、6はロアケース、8はオイルパン、10はシリンダヘッド、12はヘッドカバー、14はチェーンケースである。このエンジン2には、シリンダブロック4にクランク軸16をロアケース6により軸支して設け、シリンダヘッド10に動弁系の吸・排気弁(図示せず)を駆動する吸・排気カム軸20・22を軸支している。
【0024】
前記吸・排気カム軸20・22は、吸・排気ジャーナル部24・26をシリンダヘッド10の吸・排気カム軸軸受部28・30に吸・排気カム軸キャップ32・34により軸支している。エンジン2は、クランク軸16の回転を吸・排気カム軸20・22に伝達する動弁用駆動力伝達具としてタイミングチェーン(図示せず)を設けている。タイミングチェーンは、クランク軸16に設けたクランクスプロケット(図示せず)と吸・排気カム軸20・22に設けた吸気・排気カム軸スプロケット(図示せず)とに巻掛けられている。
【0025】
前記エンジン2は、図2に示す如く、シリンダブロック4及びシリンダヘッド10のクランク軸線方向一端側のブロック側端壁36及びヘッド側端壁38に、タイミングチェーンを覆う収納ケースたる前記チェーンケース14を取付けてチェーン室40を形成している。
【0026】
前記エンジン2には、チェーンカバー14にクランク軸16により駆動されるオイルポンプ42を設け、シリンダヘッド10のヘッド端壁38にタイミングチェーンに張力を付与する補機類たるチェーンテンショナ44を取付けて設け、シリンダヘッド10のヘッド端壁38に取付けられるチェーンカバー14に油圧制御装置である可変バルブタイミング装置46のオイル制御弁48を取付けて設けている。
【0027】
可変バルブタイミング装置46は、吸気カム軸20の一端側に油圧アクチュエータ50を設けている。オイル制御弁48は、図示しない制御手段により動作制御され、油圧アクチュエータ50に進角用オイルと遅角用オイルとを供給することにより、クランク軸16に対する吸気カム軸20の位相を変化させて吸・排気弁のバルブタイミングを可変する。
【0028】
このエンジン2のオイル通路構造は、オイルポンプ42の吐出側通路52をオイルフィルタ54に連通して設け、このオイルフィルタ54により濾過されたオイルを供給されるメインオイル通路56をシリンダブロック4のクランク軸線方向に設けている。シリンダブロック4には、メインオイル通路56のオイルをクランク軸16の図示しないクランクジャーナル部に供給するクランク軸用オイル通路(図示せず)を設けている。
【0029】
また、前記シリンダブロック4のブロック端壁36には、メインオイル通路56のオイルをシリンダヘッド10側に供給するブロック側オイル通路58を設けている。シリンダヘッド10のヘッド端壁38には、ブロック側オイル通路58のオイルを供給されるヘッド側オイル通路60を設けている。
【0030】
このヘッド側オイル通路60からは、図1に示す如く、吸・排気カム軸20・22の吸・排気ジャーナル部24・26に動弁系用オイルを供給する動弁系用オイル通路62と、チェーンテンショナ42に補機類用オイルを供給する補機類用オイル通路64と、可変バルブタイミング装置46のオイル制御弁48に制御用オイルを供給する制御用オイル通路66と、を夫々分岐して設けている。
【0031】
前記動弁系用オイル通路62には、動弁系用絞り部材68を装着して設け、この動弁系用絞り部材68に動弁系用オイル量を規制する動弁系用絞り部70を設け、この動弁系用絞り部70の下流側を吸・排気カム軸用オイル通路72・74に分岐して設けている。吸・排気カム軸用オイル通路72・74は、吸・排気カム軸キャップ32・34の吸・排気カム軸キャップオイル通路76・78に連通している。動弁系用オイル通路62は、吸・排気カム軸キャップオイル通路76・78に動弁系用オイルを供給する。
【0032】
前記補機類用オイル通路64には、補機類用絞り部材80を装着して設け、この補機類用絞り部材80に補機類用オイル量を規制する補機類用絞り部82を設け、この補機類用絞り部82の下流側をチェーンテンショナ44に連通して設けている。補機類用オイル通路64は、チェーンテンショナ44に補機類用オイルを供給する。
【0033】
前記動弁系用絞り部70の動弁系用絞り径d1は、前記補機類用絞り部82の補機類用絞り径d2よりも大に設定して設けている。
【0034】
前記制御用オイル通路66は、前記オイル制御弁48に連通して設けている。制御用オイル通路66の制御用通路径d3は、前記動弁系用絞り部70の動弁系用絞り径d1及び補機類用絞り部82の補機類用絞り径d2よりも大(d1<d3且つd2<d3)に設定して設けている。この制御用オイル通路66は、シリンダヘッド10のヘッド端壁38とこのヘッド端壁38に取付けられる前記チェーンケース14とを連通して設けられ、オイル制御弁48に制御用オイルを供給する。
【0035】
オイル制御弁48は、図示しない制御手段により動作制御され、供給された制御用オイルを進角用オイルと遅角用オイルとに振り分けて、夫々進角用オイル通路84及び遅角用オイル通路86に供給する。進角用オイル通路84及び遅角用オイル通路86は、オイル制御弁48の設けられたチェーンケース14とヘッド端壁38と吸気カム軸軸受部28と吸気カム軸20の吸気ジャーナル部24とを連通して設けられ、吸気カム軸20の一端側に設けた油圧アクチュエータ50に進角用オイル通路と遅角用オイルとを供給する。
【0036】
次に作用を説明する。
【0037】
オイルポンプ42の吐出するオイルは、オイルフィルタ54により濾過されてメインオイル通路56に供給され、ブロック側オイル通路58に供給される。ブロック側オイル通路58のオイルは、シリンダヘッド10のヘッド側オイル通路60に供給され、動弁系用オイル通路62と補機類用オイル通路64と制御用オイル通路66とに分岐して供給される。
【0038】
動弁系用オイル通路62に供給されたオイルは、動弁系用絞り部70により動弁系用オイル量を規制され、吸・排気カム軸用オイル通路72・74により吸・排気カム軸キャップ32・34の吸・排気カム軸キャップオイル通路76・78に供給され、吸・排気ジャーナル部24・26を潤滑する。
【0039】
前記補機類用オイル通路64に供給されたオイルは、補機類用絞り部82により補機類用オイル量を規制されてチェーンテンショナ44に供給され、プランジャ(図示せず)を作動させてタイミングチェーンに張力を付与する。
【0040】
前記制御用オイル通路66に供給されたオイルは、オイル制御弁48に供給される。オイル制御弁48は、図示しない制御手段により動作制御され、供給された制御用オイルを進角用オイルと遅角用オイルとに振り分けて夫々進角用オイル通路84及び遅角用オイル通路86により油圧アクチュエータ50に供給し、クランク軸16に対する吸気カム軸20の位相を変化させて吸・排気弁のバルブタイミングを可変する。
【0041】
このように、このエンジン2のオイル通路構造は、ヘッド側オイル通路60から動弁系用オイル通路62と補機類用オイル通路64と制御用オイル通路66とを夫々分岐して設け、動弁系用オイル通路62に動弁系用オイル量規制する動弁系用絞り部70を設け、補機類用オイル通路64に補機類用オイル量を規制する補機類用絞り部82を設けたことにより、動弁系用オイル量と補機類用オイル量とが夫々規制されることに対して、可変バルブタイミング装置46のオイル制御弁48に供給される制御用オイル量が規制されていないことから、制御用オイル量の必要量を確保することができる。
【0042】
このため、このエンジン2のオイル通路構造は、オイル制御弁48に供給される制御用オイル量の減少を防止することができ、オイル制御弁48により進角用オイルと遅角用オイルとを供給されて動作する油圧アクチュエータ50の応答性を確保し得て、動弁系の吸・排気カム軸キャップ32・34や補機類たるチェーンテンショナ44・可変バルブタイミング装置46のオイル制御弁48に供給される各オイル量を夫々確保しながら、未使用となるオイルを減少することができる。
【0043】
また、このエンジン2のオイル通路構造は、動弁系用絞り部70の動弁系用絞り径d1を補機類用絞り部82の補機類用絞り径d2よりも大に設定して設けるていることにより、チェーンテンショナ44の動作に必要な補機類用オイル量を損なうことなく、動弁系の吸・排気カム軸キャップ32・34の潤滑に必要十分な動弁系用オイル量を確保することができ、制御用オイル通路66の制御用通路径d3を、動弁系用絞り径d1及び補機類用絞り径d2よりも大(d1<d3且つd2<d3)に設定した設けたことにより、制御用オイル量の必要量を確保することができる。
【0044】
さらに、このエンジン2のオイル通路構造は、シリンダヘッド10のクランク軸線方向一端側のヘッド端壁38に取付けられたチェーンケース14にオイル制御弁48を設け、このオイル制御弁48に制御用オイルを供給する制御用オイル通路66をヘッド端壁38とこのヘッド端壁38に取付けられるチェーンケース14とに設けたことにより、エンジン2の構成部材であるシリンダヘッド10及びチェーンケース14を利用して制御用オイル通路66を形成することができ、制御用オイル通路66の加工や配管を減少することができる。
【0045】
なお、この実施例においては、図4に示す如く、動弁系用オイル通路62に動弁系用絞り部材68を装着して設け、この動弁系用絞り部材68に動弁系用絞り部70を設けているが、図5に示す如く、動弁系用オイル通路62内に突出部88を突出させることにより、動弁系用オイル通路62の通路径を減少させて動弁系用絞り部70を設けることもできる。
【0046】
また、図示しないが、補機類用オイル量を規制する補機類用絞り部82についても同様に、テンショナ用オイル通路64内に突出部(図示せず)を突出させることにより、テンショナ用オイル通路64の通路径を減少させて補機類用絞り部82を設けることもできる。
【0047】
図6は、この発明の別の実施例SG1を示すものである。この別の実施例においては、ヘッド側オイル通路60に唯一の絞り部材90を装着して設け、この絞り部材90に絞り部92を設け、この絞り部92よりも上流側のヘッド側オイル通路60から制御用オイル通路66を分岐させて設けるとともに、この絞り部92よりも下流側のヘッド側オイル通路60から動弁系用オイル通路62と補機類用オイル通路64とを分岐させて設けたものである。
【0048】
この別の実施例のオイル通路構造は、唯一の絞り部90の下流側のヘッド側オイル通路60から規制されたオイルを動弁系用オイル通路62と補機類用オイル通路64とに夫々動弁系用オイル量と補機類用オイル量として供給する一方で、唯一の絞り部92の上流側のヘッド側オイル通路60から規制されていないオイルを制御用オイル量として制御用オイル通路66に供給する。
【0049】
これにより、この別の実施例のオイル通路構造は、唯一の絞り部92によって動弁系用オイル量と補機類用オイル量とを夫々規制しながら、制御用オイル量を規制せずに必要量を確保することができる。
【0050】
このため、この別の実施例のオイル通路構造は、オイル制御弁48に供給される制御用オイル量の減少を防止することができ、オイル制御弁48により進角用オイルと遅角用オイルとを供給されて動作する油圧アクチュエータ50の応答性を確保し得て、動弁系の吸・排気カム軸キャップ32・34や補機類たるチェーンテンショナ44・可変バルブタイミング装置46のオイル制御弁48に供給される各オイル量を夫々確保しながら、未使用となるオイルを減少することができる。
【0051】
【発明の効果】
このように、この発明の油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造は、吸・排気カム軸用オイル通路に供給される動弁系用オイル量が規制されることに対して、可変バルブタイミング装置のオイル制御弁に供給される制御用オイル量が規制されていないことから、制御用オイル量の必要量を確保することができる。
【0052】
このため、この発明の油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造は、可変バルブタイミング装置のオイル制御弁に供給される制御用オイル量の減少を防止し得て、可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータの応答性を確保し得て、動弁系や補機類・可変バルブタイミング装置のオイル制御弁に供給される各オイル量を夫々確保しながら未使用となるオイルを減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造の実施例を示すシリンダヘッドの拡大した部分断面による概念図である。
【図2】図1のII−II線による断面図である。
【図3】油圧制御装置付エンジンの部分断面による概念図である。
【図4】動弁系用絞り部の拡大断面図である。
【図5】動弁系用絞り部の別の実施例を示す拡大断面図である。
【図6】別の実施例を示すシリンダヘッド及びヘッドカバーの断面図である。
【図7】従来例を示す油圧制御装置付エンジンの部分断面による概念図である。
【図8】シリンダヘッドの拡大断面図である。
【符号の説明】
2 エンジン
4 シリンダブロック
10 シリンダヘッド
16 クランク軸
42 オイルポンプ
44 チェーンテンショナ
46 可変バルブタイミング装置
48 オイル制御弁
58 ブロック側オイル通路
60 ヘッド側オイル通路
62 動弁系用オイル通路
64 補機類用オイル通路
66 制御用オイル通路
70 動弁系用絞り部
82 補機類用絞り部
Claims (2)
- エンジンのシリンダヘッドに吸・排気カム軸の吸・排気ジャーナル部を吸・排気カム軸キャップにより軸支し、前記吸気カム軸の一端部に可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータを設け、タイミングチェーンでクランク軸の回転を前記吸・排気カム軸に伝達し、前記クランク軸でオイルポンプを駆動し、このオイルポンプが吐出するオイルを供給されるオイル通路を、前記吸・排気ジャーナル部にオイルを供給する動弁系用オイル通路と、前記タイミングチェーンに張力を付与するチェーンテンショナにオイルを供給する補機用オイル通路と、前記可変バルブタイミング装置のオイル制御弁にオイルを供給する制御用オイル通路とに夫々分岐させ、前記オイル制御弁から前記油圧アクチュエータに進角用オイルと遅角用オイルを供給することにより前記クランク軸に対する前記カム軸の位相を変化させる可変バルブタイミング装置を備えた油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造において、前記動弁系用オイル通路に動弁系用オイル量を規制する動弁系用絞り部材を装着し、この動弁系用絞り部材の下流側を前記吸・排気カム軸キャップの吸・排気カム軸キャップオイル通路に連通する吸・排気カム軸用オイル通路に分岐する一方、前記制御用オイル通路を前記絞り部材の上流側から分岐したことを特徴とする可変バルブタイミング装置を備えた油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造。
- 前記絞り部材よりも下流側の前記オイル通路から前記補機類用オイル通路を分岐したことを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置付エンジンのオイル通路構造。
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