JP6064894B2 - 弁停止機構の油圧供給装置 - Google Patents
弁停止機構の油圧供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6064894B2 JP6064894B2 JP2013271759A JP2013271759A JP6064894B2 JP 6064894 B2 JP6064894 B2 JP 6064894B2 JP 2013271759 A JP2013271759 A JP 2013271759A JP 2013271759 A JP2013271759 A JP 2013271759A JP 6064894 B2 JP6064894 B2 JP 6064894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- oil
- valve stop
- oil passage
- stop mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
図1は、本発明に係る弁停止機構の油圧供給装置が適用される多気筒エンジン2(以下、単にエンジン2という)を示している。このエンジン2は、第1〜第4気筒が順に図1の紙面に垂直な方向に直列に配置された直列4気筒ガソリンエンジンであって、自動車等の車両に搭載される。なお、当例では、エンジン2の気筒配列方向をエンジンの前後方向、これと直交する方向をエンジンの幅方向とし、エンジン2の前端側に位置する気筒から順に、第1気筒、第2気筒、第3気筒、第4気筒と称するものとする。当例では、第1気筒、および第4気筒が各々、本発明の前端気筒、および後端気筒に相当する。
次に、図2を参照しながら、弁停止機構付きHLA25の弁停止機構25bについて説明する。この弁停止機構25bは、上記の通り、上記吸気弁14及び排気弁15を、その作動を許容する状態と停止させる状態とに切り換えることにより、エンジン2の運転状態を、全気筒の吸排気弁14,15を作動させる(開閉動作させる)全筒運転状態と、第1、第4気筒の吸排気弁14,15の作動を停止(開閉動作を停止)させて、第2、第3気筒の吸排気弁14,15だけを作動をさせる減筒運転状態とに切り換えるものである。換言すれば、エンジン2が全筒運転制御されるときは、弁停止機構25bが停止され、これにより第1、第4気筒を含む、全気筒の吸排気弁14、15の開閉動作が行われる一方、エンジン2が減筒運転制御されるときは、弁停止機構25bが油圧作動され、これにより全気筒のうち、第1、第4気筒の吸排気弁14、15の開閉動作が停止される。
次に、図3及び図4を参照しながら、上述のエンジン2にオイル(作動油)を供給するための油圧供給装置1について詳細に説明する。図示するように、油圧供給装置1は、クランク軸9の回転によって駆動されるオイルポンプ36と、このオイルポンプ36に接続され、当該オイルポンプ36により昇圧されたオイルをエンジン2の油圧作動装置や、被潤滑部及び被冷却部に対するオイル供給部に導く給油路50とを備えている。なお、オイルポンプ36は、エンジン2により駆動される補機である。
上記油圧供給装置1では、エンジン2の駆動中は、オイルポンプ36が作動することで、オイルパン6に貯溜されたオイルが汲み上げられながら、第1連通路51、メインギャラリ54および第2連通路52を介して第3連通路53に導入される。
上述した油圧供給装置1は、本発明に係る、弁停止機構の油圧供給装置の好ましい実施形態の一例であって、その具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
2 エンジン
24 油圧ラッシュアジャスタ(HLA)
25 弁停止機構付き油圧ラッシュアジャスタ(弁停止機構付きHLA)
25a ピボット機構本体
25b 弁停止機構
36 オイルポンプ
46 第1方向切替弁
47 第2方向切替弁
61、62、65、67、75、77 油路
66、68、76、78 連通路
66a、68a、76a、78a 絞り
Claims (4)
- 複数の気筒を有するエンジンにおける弁停止機構の油圧供給装置であって、
前記エンジンにおける気筒配列方向の一端側を前、他端側を後と定義したときに、
前記エンジンのシリンダヘッドに組み込まれ、当該エンジンの前端に位置する前端気筒の吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の弁を油圧作動により停止させる第1弁停止機構、および前記シリンダヘッドの後端に位置する後端気筒の吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の弁を油圧作動により停止させる第2弁停止機構と、
前記複数の気筒に亘って気筒配列方向に延びるようにシリンダヘッドに形成され、かつエンジン駆動中に常に作動油が供給される特定油圧供給路と、
前記第1弁停止機構に作動油を供給するための油路であってシリンダヘッドの前端部から後端部に向かって前記特定油圧供給に沿って延びる第1弁停止用油路、および前記第2弁停止機構に作動油を供給するための油路であって前記シリンダヘッドの後端部から前端部に向かって前記特定油圧供給路に沿って延びる第2弁停止用油路と、
前記シリンダヘッドの前端部に配置され、前記第1弁停止用油路への作動油の供給を制御する第1制御弁、および前記シリンダヘッドの後端部に配置され、前記第2弁停止用油路への作動油の供給を制御する第2制御弁と、
前記第1弁停止用油路と前記特定油圧供給路とを連絡するとともにその途中に絞りを備えた第1連絡油路、および前記第2弁停止用油と前記特定油圧供給路とを連絡するとともにその途中に絞りを備えた第2連絡油路と、含むことを特徴とする弁停止機構の油圧供給装置。 - 請求項1に記載の弁停止機構の油圧供給装置であって、
前記シリンダヘッドは、前記複数の気筒各々に対応して組み込まれかつ吸気弁及び排気弁のバルブクリアランスをゼロに調整する油圧作動式のラッシュアジャスタを備えるものであり、
前記特定油圧供給路は、吸気弁及び排気弁の少なくとも一方のラッシュアジャスタに作動油を供給するものである、ことを特徴とするエンジンにおける弁停止機構の油圧供給装置。 - 請求項2に記載の弁停止機構の油圧供給装置であって、
前記第1弁停機構は、前記前端気筒の吸気弁を停止させる吸気側第1弁停止機構と、前記前端気筒の排気弁を停止させる排気側第1弁停止機構とを含み、
前記第2弁停機構は、前記後端気筒の吸気弁を停止させる吸気側第2弁停止機構と、前記後端気筒の排気弁を停止させる排気側第2弁停止機構とを含み、
前記特定油圧供給路は、前記複数の気筒の各吸気弁のラッシュアジャスタに作動油を供給する吸気側特定油圧供給路と、各排気弁のラッシュアジャスタに作動油を供給する排気側特定油圧供給路とを含み、
前記第1弁停止用油路は、前記吸気側第1弁停止機構に作動油を供給する吸気側第1弁停止用油路と、前記排気側第1弁停止機構に作動油を供給する排気側第1弁停止用油路とを含み、
前記第2弁停止用油路は、前記吸気側第2弁停止機構に作動油を供給する吸気側第2弁停止用油路と、前記排気側第2弁停止機構に作動油を供給する排気側第2弁停止用油路とを含み、
前記吸気側第1弁停止用油路および排気側第1弁停止用油路は、これら油路のうち、一方側の油路が前記第1制御弁に接続され、かつ当該一方側の油路から分岐するように他方側の油路が設けられており、
前記吸気側第2弁停止用油路および排気側第2弁停止用油路は、これら油路のうち、一方側の油路が前記第2制御弁に接続され、かつ当該一方側の油路から分岐するように他方側の油路が設けられており、
前記第1制御弁および前記第2制御弁は、吸気側の弁停止用油路および排気側の弁停止油路のうち、互いに同じ側の油路に接続されている、ことを特徴とする弁停止機構の油圧供給装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の弁停止機構の油圧供給装置において、
前記特定油圧供給路は、エンジンにおける被潤滑部又は被冷却部に対する給油路に接続されている、ことを特徴とする弁停止機構の油圧供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013271759A JP6064894B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 弁停止機構の油圧供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013271759A JP6064894B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 弁停止機構の油圧供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015124752A JP2015124752A (ja) | 2015-07-06 |
JP6064894B2 true JP6064894B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=53535618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013271759A Active JP6064894B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 弁停止機構の油圧供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6064894B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113480171B (zh) * | 2021-07-09 | 2022-10-28 | 宁波阳光和谱光电科技有限公司 | 一种无Se长波红外透明硫系玻璃及其制备方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6358305B2 (ja) * | 2016-10-05 | 2018-07-18 | マツダ株式会社 | 油圧供給装置 |
JP6497409B2 (ja) * | 2017-05-01 | 2019-04-10 | マツダ株式会社 | エンジンの動弁装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2679836B2 (ja) * | 1989-02-06 | 1997-11-19 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の弁作動状態切換装置 |
JP3929685B2 (ja) * | 1999-10-29 | 2007-06-13 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関のカム駆動制御装置 |
KR100821741B1 (ko) * | 2006-08-23 | 2008-04-11 | 현대자동차주식회사 | 자동차 가변기통장치 엔진의 이중 오일 공급 구조 |
-
2013
- 2013-12-27 JP JP2013271759A patent/JP6064894B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113480171B (zh) * | 2021-07-09 | 2022-10-28 | 宁波阳光和谱光电科技有限公司 | 一种无Se长波红外透明硫系玻璃及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015124752A (ja) | 2015-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6273837B2 (ja) | 弁停止機構の油圧供給装置 | |
JP6156296B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
JP6156297B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
JP6187416B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
RU2393360C2 (ru) | Опорная конструкция распределительного вала двигателя внутреннего сгорания и способ ее сборки | |
JP6308251B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
JP2005201259A (ja) | 排気バルブを機械的に制御するとともに、電子制御された油圧デバイスによって吸気バルブを制御するカム軸を備えた内燃機関 | |
JP5378091B2 (ja) | 内燃機関の動弁系回転軸の固定構造 | |
KR100821741B1 (ko) | 자동차 가변기통장치 엔진의 이중 오일 공급 구조 | |
JP6064894B2 (ja) | 弁停止機構の油圧供給装置 | |
JP2015045288A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2016044624A (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
JP2016044571A (ja) | 内燃機関の油路構造 | |
JP5447427B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
US10066553B2 (en) | V engine having valve property varying mechanism | |
US7827951B2 (en) | Gas exchange valve actuating apparatus | |
JP6094547B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
JP6358305B2 (ja) | 油圧供給装置 | |
JP5474699B2 (ja) | 可変動弁機構を備える内燃機関 | |
JP5033163B2 (ja) | 油圧式ラッシュアジャスタ給油構造 | |
EP1489271B1 (en) | Valve driving system for internal combustion engine with different cam profiles | |
JP2017180240A (ja) | 可変容量型オイルポンプの制御装置 | |
JP6107857B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 | |
JP3834868B2 (ja) | 潤滑油供給構造 | |
JP6350476B2 (ja) | エンジンのオイル供給装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6064894 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |