JPH10103035A - 内燃機関のオイル供給装置 - Google Patents

内燃機関のオイル供給装置

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JPH10103035A
JPH10103035A JP8251759A JP25175996A JPH10103035A JP H10103035 A JPH10103035 A JP H10103035A JP 8251759 A JP8251759 A JP 8251759A JP 25175996 A JP25175996 A JP 25175996A JP H10103035 A JPH10103035 A JP H10103035A
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JP
Japan
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oil
passage
supply
valve
control mechanism
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Application number
JP8251759A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sakaguchi
裕一 坂口
Hiroyuki Kawase
弘幸 川瀬
Koichi Shimizu
弘一 清水
Yuji Yoshihara
裕二 吉原
Hiromasa Suzuki
宏昌 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves

Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧式バルブリフト量制御機構の作動応答性を
容易に向上させることのできる内燃機関のオイル供給装
置を提供する。 【解決手段】バルブリフト量制御機構15の給排通路1
9はOSV51を介して供給通路35に接続され、供給
通路35はオイルポンプ36を介してオイルパン37に
繋がる。又、OSV51にはオイルを溜めるためのオイ
ル貯溜部52が連通路53を介して接続される。そし
て、OSV51がA側流路を選択するように切り換えら
れると、連通路53と給排通路19とが連通され、給排
通路19内の油圧が減圧される。その結果、バルブを駆
動するカムが高速カムから低速カムへ切り換わるように
バルブリフト量制御機構15が作動される。このとき、
オイル貯溜部52から連通路53を通って流れるオイル
により、給排通路19内はオイルで満たされた状態にな
るため、同通路19内への空気の侵入が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関のオイル供
給装置に係り、特に同機関の油圧動弁機構に採用されて
好適なオイル供給装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に設けられたバルブのリ
フト量を変更して出力の向上やエミッションの低減を図
る動弁機構、即ちバルブリフト量制御機構に採用されて
いるオイルの供給装置としては、例えば特公平4−32
205号公報に記載された装置が知られている。
【0003】図4に示すように、この装置においてバル
ブリフト量制御機構71は、油圧通路72が形成された
ロッカシャフト73を備え、ロッカシャフト73には低
速及び高速ロッカアーム74,75が回動可能に取り付
けられている。この低速及び高速ロッカアーム74,7
5は、図示しないカムシャフトの低速及び高速カムによ
り、ロッカシャフト73の軸線を中心に回動される。更
に、低速ロッカアーム74がロッカシャフト73の軸線
を中心に回動すると、バルブが開閉駆動されるようにな
っている。
【0004】低速及び高速ロッカアーム74,75に
は、ロッカシャフト73と同方向へ延びる摺動穴76が
設けられ、その摺動穴76には連結ピン77が摺動可能
に設けられている。この連結ピン77の一端と摺動穴7
6の一端との間には、前記油圧通路72と連通する油室
78が設けられ、連結ピン77の他端と摺動穴76の他
端との間にはコイルスプリング79が設けられている。
【0005】一方、前記油圧通路72は切換弁80に接
続され、切換弁80には供給通路81及び排出通路82
が接続されている。この供給通路81はオイルポンプ8
3を介してオイルパン84に繋がっており、排出通路8
2は直接オイルパン84に繋がっている。
【0006】こうしたバルブリフト量制御機構及びその
オイル供給装置にあって、供給通路81と油圧通路72
とが連通するように切換弁80が切り換えられると、オ
イルポンプ83から吐出されたオイルが供給通路81及
び切換弁80を介して油圧通路72内へ供給される。こ
うして油圧通路72内にオイルが供給されると、同通路
72と連通する油室78内の油圧が上昇し、その油圧に
より上記連結ピン77がコイルスプリング79の付勢力
に抗して摺動穴76の他端部へ移動する。その結果、低
速及び高速ロッカアーム74,75が一体回動可能に連
結されて、バルブは高速カムで開閉駆動されるようにな
る。即ち、この場合、バルブリフト量は大きくなる。
【0007】又、排出通路82と油圧通路72とが連通
するように切換弁80が切り換えられると、油圧通路7
2内のオイルが切換弁80及び排出通路82を介してオ
イルパン84へ排出される。こうして油圧通路72のオ
イルが排出されると、同通路72と連通する油室78内
の油圧が低下し、その油圧低下により上記連結ピン77
がコイルスプリング79の付勢力によって前記と逆方向
へ移動する。その結果、低速及び高速ロッカアーム7
4,75の連結が解除され、バルブは低速カムで開閉駆
動されるようになる。この場合、バルブリフト量は小さ
くなる。
【0008】尚、こうしたバルブリフト量の変更は、通
常、内燃機関の回転速度に応じて行われるものであり、
例えばその低回転時には低速カムによりバルブを開閉駆
動して内燃機関への吸入空気量を少なくし、又、その高
回転時には高速カムでバルブを駆動することにより内燃
機関への吸入空気量を多くするなどの制御が行われてい
る。
【0009】又、特公平3−13403号公報にも、上
記バルブリフト量制御機構にオイルを供給するための装
置が記載されている。図5に示すように、この装置にあ
っては、バルブリフト量制御機構71へオイルを供給す
るため油圧通路72と、低速及び高速カムの潤滑を行う
ために同各カムへオイルを供給する潤滑油供給通路85
とが直列に接続されている。又、これら油圧通路72と
潤滑油供給通路85とは、これら通路72,85に更に
直列に接続される可変オリフィス86を備えた流量調整
切換弁87を介して、オイルポンプ83に接続されてい
る。このオイルポンプ83は内燃機関の出力軸(図示せ
ず)の回転に伴って駆動されるようになっている。
【0010】そして、同装置の場合、内燃機関の高速運
転時には、オイルポンプ83から吐出されたオイルが油
圧通路72から潤滑油供給通路85へ流れるように、流
量調整切換弁87が切り換えられる。この状態では、油
圧通路72内にバルブリフト量制御機構71を作動し得
る油圧が発生するように、可変オリフィス86が調整さ
れる。その結果、バルブを開閉駆動するカムの切り換え
を行ってバルブリフト量を変更するように、バルブリフ
ト量制御機構71が作動される。又、潤滑油供給通路8
5を通るオイルの一部は各カムへ供給され、その各カム
の潤滑を行うようになっている。
【0011】他方、内燃機関の低速運転時には、オイル
ポンプ83から吐出されたオイルが潤滑油供給通路85
から油圧通路72へ流れるように、流量調整切換弁87
が切り換えられる。この状態では、油圧通路72内にバ
ルブリフト量制御機構71を作動し得る油圧が発生しな
いように、可変オリフィス86が調整される。その結
果、バルブを開閉駆動するカムの切り換えを行ってバル
ブリフト量を元に戻すようにバルブリフト量制御機構7
1が作動され、潤滑油供給通路85を通るオイルの一部
は各カムへ供給されて同各カムの潤滑を行うようになっ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特公平4−
32205号公報に記載のオイル供給装置では、供給通
路81と油圧通路72とを遮断し、且つ排出通路82と
油圧通路72とが連通するように切換弁80が切り換え
られると、油圧通路72内からオイルが抜き出されるた
めに、油圧通路72内に空気が入り込み易くなる。その
結果、バルブリフト量制御機構71の作動時に、油圧通
路72内へ供給されたオイルに空気が混入され、バルブ
リフト量制御機構71の作動応答性が低下するという問
題があった。
【0013】一方、特公平3−13403号公報に記載
のオイル供給装置では、常に油圧通路72にオイルが満
たされているため、油圧通路72内への空気の侵入を防
止することは確かにできる。しかし、同装置の場合、バ
ルブリフト量制御機構71の作動制御は、油圧通路72
内の油圧を調整することにより行わなければならず、そ
してそのためには、上記可変オリフィス86を流量調整
切換弁87に設けなければならないなど、流量調整切換
弁87の構成が複雑になるという問題があった。
【0014】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、簡単な構成でありなが
ら上記油圧通路内への空気の侵入を防止して、バルブリ
フト量制御機構の作動応答性を向上させることのできる
内燃機関のオイル供給装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、特に、バルブリフト量制
御機構との間でオイルの給排を行う給排通路と、オイル
源に貯溜されたオイルを吸入吐出するオイルポンプと、
これら給排通路とオイルポンプとの間に介在し、内燃機
関の運転条件に応じて前記バルブリフト量制御機構を駆
動すべく同給排通路とオイルポンプとの連通の有無を切
り換えるオイルスイッチングバルブと、前記オイル源と
は別途にオイルが貯溜されるオイル貯溜部と、前記給排
通路と前記オイルポンプとの非連通時にこのオイル貯溜
部と前記給排通路とを連通する連通路とを備えた。
【0016】即ち、請求項1記載の発明の同構成によれ
ば、給排通路とオイル源とを遮断するようにオイルスイ
ッチングバルブが切り換えられると、給排通路は連通路
を介してオイル貯溜部に連通するようになる。その結
果、オイル貯溜部内のオイルにより給排通路が満たさ
れ、そのオイルにより給排通路内への空気の侵入が防止
される。この状態では、給排通路内にバルブリフト量制
御機構を作動し得る油圧が働くことはない。又、給排通
路とオイル源とを連通するようにオイルスイッチングバ
ルブを切り換えると、上記空気の侵入がないことから即
座に給排通路へオイルが供給されて同通路にバルブリフ
ト量制御機構を作動し得る油圧が生じる。そのため、前
述した可変オリフィス等を要しない簡単な構成でありな
がら、給排通路内への空気の侵入を防止して、バルブリ
フト量制御機構の作動応答性を高めることができるよう
になる。
【0017】請求項2記載の発明では、前記オイル貯溜
部を前記バルブリフト量制御機構よりも物理的に上方に
設けた。即ち、請求項2記載の発明の同構成によれば、
請求項1記載の発明の作用に加え、オイルスイッチング
バルブがいかなる場所に配置されても、給排通路内はオ
イル貯溜部内のオイルによって確実に満たされるように
なる。このため、オイルスイッチングバルブの配置場所
設定の自由度を増すことができるようになる。
【0018】請求項3記載の発明では、前記オイル貯溜
部は、油圧制御に基づき内燃機関のバルブタイミングを
可変とするバルブタイミング制御機構から排出されるオ
イルが貯溜されるものとした。
【0019】この請求項3記載の発明によれば、オイル
貯溜部にはバルブタイミング制御機構から排出されたオ
イルが流れ込むこととなる。従って、オイル貯溜部に貯
溜するための特別なオイルは何ら不要となる。
【0020】請求項4記載の発明では、前記オイル貯溜
部は、内燃機関の潤滑部に供給されたオイルが貯溜され
るものとした。この請求項4記載の発明によれば、オイ
ル貯溜部には内燃機関の潤滑部へ供給されて同潤滑部の
潤滑を行った後のオイルが流れ込むこととなる。従っ
て、この場合も、オイル貯溜部に貯溜するための特別な
オイルは何ら不要となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すよう
に、内燃機関のとしてのエンジン本体1の下部には出力
軸(クランクシャフト)2が回転可能に設けられ、クラ
ンクシャフト2にはプーリ2aが取り付けられている。
又、エンジン本体1の上部にはカムシャフト11が回転
可能に支持され、カムシャフト11にはバルブ12を開
閉駆動するための高速カム13と低速カム14a,14
bとが設けられている。
【0022】この低速カム14a,14bは高速カム1
3を挟むように配置されている。更に、高速カム13と
低速カム14a,14bとはカムプロフィールが異な
り、高速カム13でバルブ12を駆動したときのバルブ
リフト量は、低速カム14a,14bでバルブ12を駆
動したときのバルブリフト量よりも大きくなる。又、各
カム13,14a,14bとバルブ12との間には、バ
ルブ12を開閉駆動するカムを切り換えるためのバルブ
リフト量制御機構15が設けられている。
【0023】バルブリフト量制御機構15の給排通路1
9は、オイルスイッチングバルブ(OSV)51を介し
て供給通路35に接続され、供給通路35はオイルポン
プ36を介してエンジン本体1の下部に設けられたオイ
ルパン37内に繋がっている。オイルポンプ36は、ク
ランクシャフト2の回転に伴って駆動されるようになっ
ている。又、OSV51には連通路53が接続され、こ
の連通路53はバルブリフト量制御機構15よりも物理
的に上方に位置するよう設けられたオイル貯溜部52に
繋がっている。
【0024】ここで、バルブリフト量制御機構15の具
体構成を図2に基づき説明する。図2に示すように、バ
ルブリフト量制御機構15は、カムシャフト11と平行
に延びるロッカシャフト16を備えている。ロッカシャ
フト16において、高速カム13に対応する位置には高
速ロッカアーム17が設けられ、低速カム14a,14
bに対応する位置には低速ロッカアーム18a,18b
が設けられている。
【0025】高速及び低速ロッカアーム17,18a,
18bはロッカシャフト16に対して、そのロッカシャ
フト16の軸線を中心に回動可能となっており、低速ロ
ッカアーム16の先端の下方には前記バルブ12の上端
が位置している。又、ロッカシャフト16には、低速ロ
ッカアーム18aまで延びる給排通路19が設けられて
いる。
【0026】そして、給排通路19へオイルが供給され
て前記給排通路19内の油圧が上昇すると、各ロッカア
ーム17,18a,18bの内部に設けられた前述の連
結ピン(図4,図5)が、高速ロッカアーム17と両低
速ロッカアーム18a,18bとを連結する位置へ移動
される。この状態では、バルブ12が高速ロッカアーム
17及び低速ロッカアーム18a,18bを介して高速
カム13により開閉駆動される。
【0027】又、給排通路19内の油圧が減圧される
と、前記連結ピンが高速ロッカアーム17と両低速ロッ
カアーム18a,18bとの連結を解除する位置へ移動
されることも前述した。この状態では、バルブ12が低
速ロッカアーム18a,18bを介して低速カム14
a,14bにより開閉駆動される。
【0028】尚、各カム13,14a,14bの上方に
は、カムシャフト11と平行に延びるように前記潤滑油
供給通路21が設けられ、潤滑油供給通路21の孔21
aは各カム13,14a,14bへ向かって開口してい
る。そして、潤滑油供給通路21から孔21aを介して
各カム13,14a,14bへ供給されたオイルは、各
カム13,14a,14bと各ロッカアーム17,18
a,18bとの間の潤滑を行った後、前記オイル貯溜部
52へ流れ込むようになっている。
【0029】一方、図1に併せ示すように、カムシャフ
ト11には、クランクシャフト2に対して同カムシャフ
ト11を進角又は遅角させるためのバルブタイミング制
御機構31が設けられている。バルブタイミング制御機
構31には、クランクシャフト2のプーリ2aとタイミ
ングベルト3を介して連結されるプーリ31aが設けら
れている。このプーリ31aは、周知のリングギヤ(オ
イルピストン)等の図示しない可動部材を介して、カム
シャフト11に連結されている。そして、バルブタイミ
ング制御機構31へオイルが供給されると、そのオイル
の油圧により前記可動部材がプーリ31aとカムシャフ
ト11との相対回転位相を変化させるように移動する。
【0030】次に、図3を参照して、これらバルブリフ
ト量制御機構15及びバルブタイミング制御機構31に
対してオイルを給排し、同機構15,31を作動させる
ための油圧回路について説明する。
【0031】図3に示すように、バルブタイミング制御
機構(VVTi)31には、進角制御油路32及び遅角
制御油路33が接続されている。又、進角制御油路32
及び遅角制御油路33は、オイルコントロールバルブ
(OCV)34に接続されている。OCV34には供給
通路35及び放圧通路20が接続されている。供給通路
35は、前述したようにオイルポンプ36を介してオイ
ルパン37内に繋がっている。
【0032】前記OCV34は、電子制御ユニット(E
CU)38により駆動制御される。OCV34は2位置
4ポート型の電磁切換弁であって、電磁ソレノイド39
の消磁状態においてはコイルスプリング40の付勢力に
よりA側流路が選択されるように切り換えられる。又、
電磁ソレノイド39が励磁されると、OCV34はB側
流路が選択されるように切り換えられる。
【0033】OCV34がA側流路を選択するように切
り換わると、供給通路35と進角制御油路32とが連通
するとともに、放圧通路20と遅角制御油路33とが連
通する。こうした状態においては、オイルポンプ36に
よりオイルパン37内のオイルが、供給通路35、OC
V34及び進角制御油路32を介して、バルブタイミン
グ制御機構31へ供給される。又、バルブタイミング制
御機構31内にあったオイルは、遅角制御油路33、O
CV34及び放圧通路20を介して外部へ排出される。
進角制御油路32からオイルが供給されたバルブタイミ
ング制御機構31では、カムシャフト11がクランクシ
ャフト2に対して進角するように、プーリ31aとカム
シャフト11との相対回転位相を変化させ、バルブ12
の駆動時期を早めるように制御する。
【0034】逆に、OCV34がB側流路を選択するよ
うに切り換わると、供給通路35と遅角制御油路33と
が連通するとともに、放圧通路20と進角制御油路32
とが連通する。こうした状態においては、オイルパン3
7内のオイルが、供給通路35、OCV34及び遅角制
御油路33を介して、バルブタイミング制御機構31へ
供給される。又、バルブタイミング制御機構31内にあ
ったオイルは、進角制御油路32、OCV34及び放圧
通路20を介して外部へ排出される。遅角制御油路33
からオイルが供給されたバルブタイミング制御機構31
では、カムシャフト11がクランクシャフト2に対して
遅角するように、プーリ31aとカムシャフト11との
相対回転位相を変化させ、バルブ12の駆動時期を遅ら
せるように制御する。
【0035】又、OCV34よりも上流に位置する供給
通路35には、潤滑油供給通路21が接続されている。
潤滑油供給通路21には、その潤滑油供給通路21内の
油圧を調整するためのオリフィス42が設けられてい
る。そして、供給通路35から潤滑油供給通路21へ流
れたオイルは、潤滑油供給通路21に設けられた孔21
aを介して各カム13,14a,14b(図1)へ供給
され、各カム13,14a,14bの潤滑を行うように
なっている。
【0036】一方、バルブリフト量制御機構(VVT
L)15の給排通路19は、前述したようにOSV51
を介して供給通路35に接続されている。このOSV5
1もECU38により駆動制御されるようになってい
る。又、OSV51に連通路53を介して接続されたオ
イル貯溜部52には、放圧通路20から排出されたオイ
ルと、潤滑油供給通路21から送り出されて各カム1
3,14a,14bの潤滑を行った後のオイルとが流れ
込むようになっている。
【0037】OSV51は2位置3ポート型の電磁切換
弁であって、電磁ソレノイド54の消磁状態においては
コイルスプリング55の付勢力によりA側流路を選択す
るように切り換えられる。A側流路を選択するように切
り換えられたOSV51は、連通路53と給排通路19
とを連通させる。又、電磁ソレノイド54が励磁される
と、OSV51はB側流路を選択するように切り換えら
れ、連通路53を遮断するとともに供給通路35と給排
通路19とを連通させる。
【0038】次に、上記のように構成されたオイル供給
装置の作用を説明する。バルブを駆動するカムを、高速
カム13から低速カム14a,14bへ切り換える際に
は、OSV51がA側流路を選択するように切り換えら
れる。この状態では、供給通路35と給排通路19とが
遮断され、且つ連通路53と給排通路19とが連通され
る。その結果、給排通路19内の油圧が減圧され、バル
ブ12を駆動するカムが高速カム13から低速カム14
a,14bへ切り換わるように、バルブリフト量制御機
構15が作動される。
【0039】又、連通路53と給排通路19とが連通す
ると、オイル貯溜部52から連通路53を通って流れる
オイルにより、給排通路19内がオイルで満たされた状
態になる。そして、給排通路19内に満たされたオイル
により、給排通路19内への空気の侵入が防止される。
更に、オイル貯溜部52内のオイルに働く大気圧によ
り、給排通路19内のオイルがバルブリフト量制御機構
15へ送り出され、そのオイルによってバルブリフト量
制御機構15における前記連結ピンの摺動面が潤滑され
る。
【0040】一方、バルブ12を駆動するカムを、低速
カム14a,14bから高速カム13へ切り換える際に
は、OSV51がB側流路を選択するように切り換えら
れる。この状態では、供給通路35と給排通路19とが
連通され、供給通路35からOSV51を介して給排通
路19へオイルが供給される。給排通路19内には既に
オイルが満たされているため、給排通路19へオイルが
供給されることにより直ちに給排通路19内の油圧が上
昇する。そして、給排通路19内の油圧が上昇すると、
バルブ12を駆動するカムが低速カム14a,14bか
ら高速カム13へ切り換わるように、バブルリフト量制
御機構15が作動される。
【0041】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、下記(a)〜(f)に示す効果が得られるようにな
る。 (a)OSV51がA側流路を選択するように切り換え
られたとき、オイル貯溜部52から連通路53を通って
流れるオイルにより、給排通路19がオイルで満たされ
た状態になるため、その給排通路19内への空気の侵入
は好適に防止される。従って、給排通路19内のオイル
に空気が混入することにより発生するバルブリフト量制
御機構15の作動不良を防止し、そのバルブリフト量制
御機構19の作動応答性を向上させることができる。
【0042】(b)又、こうしたオイル供給構造の実現
に際して、前記可変オリフィス等の複雑な構成を設ける
必要がない。 (c)OSV51がA側流路を選択するように切り換え
られたときでも、オイル貯溜部52内のオイルに働く大
気圧により、給排通路19内のオイルがバルブリフト量
制御機構15へ送り出され、そのオイルによってバルブ
リフト量制御機構15における連結ピンの摺動面が潤滑
される。従って、バルブリフト量制御機構15の潤滑性
を向上させることができる。
【0043】(d)オイル貯溜部52をバルブリフト量
制御機構15よりも上方に配置したことにより、OSV
51がバルブリフト量制御機構15よりも下方にあって
も給排通路19にはオイルを満たすことができるように
なる。即ち、オイル貯溜部52がバルブリフト量制御機
構15よりも物理的に上方に配置される条件のもとに、
OSV51の配置場所設定の自由度を増すことができ
る。
【0044】(e)オイル貯溜部52には、バルブタイ
ミング制御機構31から放圧通路20を介して排出され
たオイルが流れ込む。そのため、オイル貯溜部52に溜
めておくための特別なオイルが不要になるとともに、オ
イル貯溜部52に常にオイルを溜めておくことができ
る。
【0045】(f)オイル貯溜部52には、各カム1
3,14a,14bの潤滑を行うための潤滑油供給通路
21から送り出されたオイルが流れ込む。そのため、オ
イル貯溜部52に溜めておく溜めの特別なオイルが不要
になるとともに、オイル貯溜部52に常にオイルを溜め
ておくことができる。
【0046】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)本実施形態では、放圧通路20と潤滑供給通路2
1との両方から送り出されたオイルがオイル貯溜部52
に流れ込むようにしたが、前記両通路20,21の内の
いずれか一方から送り出されるオイルのみがオイル貯溜
部52に流れ込むようにしてもよい。
【0047】(2)本実施形態において、バルブタイミ
ング制御機構31やOCV34等を省略し、エンジン並
びにそのオイル供給装置としての構成を簡略化してもよ
い。 (3)本実施形態では、潤滑油供給通路21から各カム
13,14a,14bにオイルを供給するようにした
が、エンジン本体1に設けられたチェーンやギヤ等のそ
の他の潤滑部へ潤滑油供給通路21からオイルを供給す
るようにしてもよい。
【0048】(4)本実施形態では、バルブタイミング
制御機構31を作動させたり、各カム13,14a,1
4bの潤滑を行ったりした後のオイルをオイル貯溜部5
2へ溜めるようにしたが、オイルポンプ36からオイル
貯溜部52へ直接オイルを供給するようにしてもよい。
【0049】(5)オイルポンプ36はエンジン出力軸
であるクランクシャフト2の回転に基づき駆動されるも
のとしたが、同ポンプ36は電動式のものであってもよ
い。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、給排通路とオ
イル供給源との非連通時には、給排通路内がオイル貯溜
部のオイルにより満たされ、そのオイルにより給排通路
内への空気の侵入が防止される。そのため、可変オリフ
ィス等を要しない簡単な構成でありながら、給排通路内
への空気の侵入を防止して、バルブリフト量制御機構の
作動応答性を向上させることができる。
【0051】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、オイルスイッチングバルブの配置場
所に拘わらず給排通路内にオイルを満たすことができる
ため、オイルスイッチングバルブの配置場所の設定の自
由度を増すことができる。
【0052】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の効果に加え、オイル貯溜部にはバルブタイ
ミング制御機構から排出されたオイルが流れ込むため、
オイル貯溜部に溜めておくためのオイルを不要にするこ
とができ、且つオイル貯溜部に常にオイルを溜めておく
ことができる。
【0053】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明の効果に加え、オイル貯溜部には
潤滑部に供給されたオイルが流れ込むため、オイル貯溜
部に溜めておくためのオイルを不要にすることができ、
且つオイル貯溜部に常にオイルを溜めておくことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における内燃機関全体を示す概略
図。
【図2】バルブリフト量制御機構を示す斜視図。
【図3】オイル供給装置を示す油圧回路図。
【図4】従来のオイル供給装置を示す油圧回路図。
【図5】従来のオイル供給装置を示す油圧回路図。
【符号の説明】
1…エンジン本体、11…カムシャフト、13…高速カ
ム、14a,14b…低速カム、15…バルブリフト量
制御機構、19…給排通路、31…バルブタイミング制
御機構、36…オイルポンプ、37…オイルパン、51
…オイルスイッチングバルブ(OSV)、52…オイル
貯溜部、53…連通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 裕二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 鈴木 宏昌 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧制御に基づき内燃機関のバルブリフ
    ト量を可変とするバルブリフト量制御機構にオイルの供
    給を行う内燃機関のオイル供給装置において、 前記バルブリフト量制御機構との間でオイルの給排を行
    う給排通路と、 オイル源に貯溜されたオイルを吸入吐出するオイルポン
    プと、 これら給排通路とオイルポンプとの間に介在し、内燃機
    関の運転条件に応じて前記バルブリフト量制御機構を駆
    動すべく同給排通路とオイルポンプとの連通の有無を切
    り換えるオイルスイッチングバルブと、 前記オイル源とは別途にオイルが貯溜されるオイル貯溜
    部と、 前記給排通路と前記オイルポンプとの非連通時にこのオ
    イル貯溜部と前記給排通路とを連通する連通路と、 を備えた内燃機関のオイル供給装置。
  2. 【請求項2】 前記貯溜部は前記バルブリフト量制御機
    構よりも物理的に上方に設けられる請求項1記載の内燃
    機関のオイル供給装置。
  3. 【請求項3】 前記オイル貯溜部は、油圧制御に基づき
    内燃機関のバルブタイミングを可変とするバルブタイミ
    ング制御機構から排出されるオイルが貯溜されるもので
    ある請求項1又は2内燃機関のオイル供給装置。
  4. 【請求項4】 前記オイル貯溜部は、内燃機関の潤滑部
    に供給されたオイルが貯溜されるものである請求項1〜
    3のいずれかに記載の内燃機関のオイル供給装置。
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