JPH10103034A - 内燃機関のオイル供給装置 - Google Patents

内燃機関のオイル供給装置

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JPH10103034A
JPH10103034A JP8251758A JP25175896A JPH10103034A JP H10103034 A JPH10103034 A JP H10103034A JP 8251758 A JP8251758 A JP 8251758A JP 25175896 A JP25175896 A JP 25175896A JP H10103034 A JPH10103034 A JP H10103034A
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JP
Japan
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oil
valve
engine
lubricating
passage
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Application number
JP8251758A
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English (en)
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Yuichi Sakaguchi
裕一 坂口
Hiroyuki Kawase
弘幸 川瀬
Koichi Shimizu
弘一 清水
Yuji Yoshihara
裕二 吉原
Hiromasa Suzuki
宏昌 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/16Controlling lubricant pressure or quantity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N2230/00Signal processing
    • F16N2230/02Microprocessor; Microcomputer
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N2280/00Valves
    • F16N2280/02Valves electromagnetically operated

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内燃機関のオイル供給装置にあって、低速運転
時にはバルブ特性変更機構の作動性を向上させ、高速運
転時には機関潤滑部の潤滑を十分に行う。 【解決手段】エンジンの低速運転時には、機関潤滑部へ
オイルを供給するための第2潤滑油供給通路21がオイ
ルスイッチングバルブ41により遮断される。このと
き、オイルポンプ36から吐出される全てのオイルが、
油圧供給通路35へ送り出されて同通路35内の油圧が
バルブタイミング制御機構31を作動可能な値に保持さ
れる。エンジンの高速運転時には、第2潤滑油供給通路
21の遮断が解除されて、オイルポンプ36から吐出さ
れるオイルは、第2潤滑油供給通路21を介して機関潤
滑部へも供給される。この状態では、第1及び第2潤滑
油供給通路20,21との両方から機関潤滑部へオイル
が供給されるため、同潤滑部の潤滑が十分に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関のオイル供
給装置に係り、特に同機関の油圧式バルブ特性変更機
構、並びに機関潤滑部にオイルを供給する機構に採用さ
れて好適なオイル供給装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に設けられたバルブ特性
変更機構は、内燃機関の運転速度等に合わせてバルブの
駆動時期やバルブのリフト量を変更し、内燃機関の出力
を向上させたりエミッションを低減させたりするように
なっている。そして、油圧制御に基づきバルブのリフト
量を変更するバルブ特性変更機構、並びに同機構の潤滑
部にオイルの供給を行う装置としては、例えば特公平3
−13403号公報に記載された装置が知られている。
【0003】図6に示すように、この装置において、バ
ルブ特性変更機構71は、油圧通路72が形成されたロ
ッカシャフト73を備え、ロッカシャフト73には低速
及び高速ロッカアーム74,75が回動可能に取り付け
られている。この低速及び高速ロッカアーム74,75
は、図示しないカムシャフトの低速及び高速カムによ
り、ロッカシャフト73の軸線を中心に回動される。更
に、低速ロッカアーム74がロッカシャフト73の軸線
を中心に回動すると、バルブが開閉駆動されるようにな
っている。
【0004】低速及び高速ロッカアーム74,75に
は、ロッカシャフト73と同方向へ延びる摺動穴76が
設けられ、その摺動穴76には連結ピン77が摺動可能
に設けられている。この連結ピン77の一端と摺動穴7
6の一端との間には、前記油圧通路72と連通する油室
78が設けられ、連結ピン77の他端と摺動穴76の他
端との間にはコイルスプリング79が設けられている。
【0005】そして、連結ピン77がコイルスプリング
79の弾性力に抗して摺動穴76の他端部まで移動する
と、その連結ピン77が低速ロッカアーム74と高速ロ
ッカアーム75とを一体回動可能に連結する。その結
果、バルブが低速及び高速ロッカアーム74,75を介
して高速カムにより開閉駆動されるようになり、バルブ
のリフト量が大きくされる。又、連結ピン77がコイル
スプリング79の弾性力により前記と逆方向へ移動する
と、その連結ピン77による低速ロッカアーム74と高
速ロッカアーム75との連結が解除される。その結果、
バルブが低速ロッカアーム74を介して低速カムにより
開閉駆動されるようになり、バルブのリフト量が小さく
される。
【0006】尚、こうしたバルブリフト量の変更は、通
常、内燃機関の回転速度に応じて行われるものであっ
て、例えばその低回転時には低速カムでバルブを開閉駆
動することにより内燃機関への吸入空気量を少なくし、
又、その高回転時には高速カムでバルブ開閉を駆動する
ことにより内燃機関への吸入空気量を多くするために行
われている。
【0007】一方、同装置において、前記油圧通路72
は、低速及び高速カムの潤滑を行うために同各カムへオ
イルを供給する潤滑油供給通路85と直列に接続されて
いる。同機関においては、この各カムと各ロッカアーム
74,75との摺接部なども機関潤滑部として潤滑油の
供給が必要とされる部分である。そして、油圧通路72
と潤滑油供給通路85は、これら通路72,85に更に
直列に接続される可変オリフィス86を備えた流量調整
切換弁87を介して、オイルポンプ83に接続されてい
る。このオイルポンプ83は、内燃機関の出力軸(クラ
ンクシャフト:図示せず)の回転に伴って駆動され、オ
イルパン84内のオイルを吸入して流量調整切換弁87
へ吐出するようになっている。
【0008】そして、内燃機関の高速運転時には、オイ
ルポンプ83から吐出されたオイルが油圧通路72から
潤滑油供給通路85へ流れるように、流量調整切換弁8
7が切り換えられる。この状態では、油圧通路72及び
油室78内に、バルブ特性変更機構71の連結ピン77
をコイルスプリング79に抗して移動させ得る油圧が発
生するように、可変オリフィス86が調整される。その
結果、バルブを開閉駆動するカムの切り換えを行ってバ
ルブリフト量を大きくするように、バルブ特性変更機構
71が作動される。又、潤滑油供給通路85を通るオイ
ルの一部は各カムへ供給され、その各カムと各ロッカア
ーム74,75との摺接部の潤滑を行うようになってい
る。
【0009】他方、内燃機関の低速運転時には、オイル
ポンプ83から吐出されたオイルが潤滑油供給通路85
から油圧通路72へ流れるように、流量調整切換弁87
が切り換えられる。この状態では、油圧通路72及び油
室78内に、前記連結ピン77をコイルスプリング79
に抗して移動させ得る油圧が発生しないように、可変オ
リフィス86が調整される。その結果、バルブを開閉駆
動するカムの切り換えを行ってバルブリフト量を元に戻
すようにバルブ特性変更機構71が作動され、潤滑油供
給通路85を通るオイルの一部は各カムへ供給されて同
各カムと各ロッカアーム74,75との摺接部の潤滑を
行うようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置の場合、内燃機関の低速運転時には、クランクシャ
フトの回転に伴って駆動されるオイルポンプ83もその
駆動力が低下するため、同ポンプ83から吐出されるオ
イル量は減少する。又、このとき潤滑油供給通路85を
通ってから油圧通路72へオイルが供給されるため、即
ち潤滑油供給通路85を通って上記潤滑部へ供給された
残りのオイルが油圧通路72へ供給されるため、油圧通
路72内の油圧が低下する。従って、内燃機関の低速運
転時には、バルブ特性変更機構71を作動させ得る油圧
を油圧通路72及び油室78内に発生させることが困難
となり、同バルブ特性変更機構71の作動性も自ずと悪
化する。
【0011】又、内燃機関の高速運転時には、油圧通路
72を通ってから潤滑油供給通路85へオイルが供給さ
れるため、バルブ特性変更機構71を作動させる際に油
圧通路72を通るオイルの油圧損失が生じる。その結
果、潤滑油供給通路85内の油圧が低下して、上記潤滑
部へ供給されるオイルの量が少なくなり、同潤滑部の潤
滑を十分に行えなくなることともなっている。
【0012】本発明はこうした実情を鑑みてなされたも
のであって、その目的は、内燃機関のいかなる運転状態
にあっても、上記バルブ特性変更機構、並びに機関潤滑
部に対して常に必要十分なオイルを供給することのでき
る内燃機関のオイル供給装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、特に、オイル源に貯溜さ
れたオイルを吸入吐出するオイルポンプと、該オイルポ
ンプからバルブ特性変更機構へのオイルの供給に伴って
同バルブ特性変更機構から排出されるオイルを潤滑部に
供給する第1の潤滑油供給手段と、同オイルポンプから
供給されるオイルを同じく前記潤滑部に供給する第2の
潤滑油供給手段と、内燃機関の低速運転時、前記第2の
潤滑油供給手段に供給されるオイル流量を制限するオイ
ル流量制限手段とを備えた。
【0014】従って、請求項1記載の発明では、内燃機
関の低速運転時には、オイル流量制限手段により第2の
潤滑油供給手段のオイル流量が制限され、より多くのオ
イルがバルブ特性変更機構に供給されるようになる。そ
のため、内燃機関の低速運転時にオイルポンプのオイル
吐出量が低下しても、バルブ特性変更機構の作動に必要
とされる油圧は好適に確保されるようになる。又、内燃
機関の高速運転時には、オイル流量制限手段による第2
の潤滑油供給手段へのオイル流量制限が解除されるた
め、少なくとも同第2の潤滑油供給手段を通じて十分な
量のオイルが機関潤滑部へ供給されるようになる。
【0015】請求項2記載の発明では、前記オイル流量
制限手段は、当該機関の低速運転時、前記バルブ特性変
更機構を作動させるのに十分な油圧が確保されるよう、
前記第2の潤滑油供給手段に供給されるオイル流量を制
限するものとした。
【0016】従って、請求項2記載の発明では、内燃機
関の低速運転時、上記バルブ特性変更機構の作動に必要
とされる油圧の確保が、より確実になされるようにな
る。請求項3記載の発明では、前記オイル流量制限手段
は、当該機関の低速運転時、前記第2の潤滑油供給手段
に供給されるオイルを遮断するものとした。
【0017】従って、請求項3記載の発明では、同じく
内燃機関の低速運転時、オイルポンプから吐出されるオ
イルは全て上記バルブ特性変更機構に供給されることと
なり、オイル吐出量が低下する状況にあっても、同機構
の更に確実な作動を得ることができるようになる。尚、
このとき機関潤滑部へは、上記第1の潤滑油供給手段の
みを介してオイルが供給される。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明をエンジンのバルブタイ
ミング制御機構、及びバルブ−カム摺接部等の潤滑部に
オイルの供給を行う装置に具体化した第1実施形態を図
1及び図2に従って説明する。
【0019】図1に示すように、内燃機関としてのエン
ジンのシリンダヘッド(図示せず)にはカムシャフト1
1が回転可能に支持されている。このカムシャフト11
には、エンジン本体の吸気ポート或いは排気ポートに配
設されるバルブ12を開閉駆動するためのカム13が設
けられており、同カムシャフト11の回転に伴いそれら
カム13が回転することにより上記バルブ12が開閉駆
動されるようになっている。尚、これらバルブ12とカ
ム13との摺接部は、当該エンジンの潤滑部のひとつと
して、第1潤滑油供給通路20或いは第2潤滑油供給通
路21からのオイルの供給が必要とされる部分となって
いる。
【0020】一方、上記カムシャフト11の端部には、
エンジン出力軸であるクランクシャフト24に対して同
カムシャフト11を進角若しくは遅角制御するバルブタ
イミング制御機構31が設けられている。
【0021】このバルブタイミング制御機構31には、
クランクシャフト24とタイミングベルト24aを介し
て連結されるプーリ31aが設けられている。又、この
プーリ31aは、油圧ピストンとして機能するリングギ
ヤ25を介してカムシャフト11に連結されている。こ
のリングギヤ25は、その内外周にヘリカルスプライン
26a,26bを有しており、それらヘリカルスプライ
ン26a,26bがそれぞれカムシャフト11に設けら
れた外歯及びプーリ31aに設けられた内歯と互いに噛
み合うことでカムシャフト11とプーリ31aとのこう
した連結が実現される。又、該リングギヤ25の両側に
はそれぞれ進角用及び遅角用の油圧室27,28が設け
られており、進角制御油路32及び遅角制御油路33を
介してこれら油圧室27,28に対するオイルの給排が
行われることによってリングギヤ25がカムシャフト1
1の軸線方向に移動する。そして、同バルブタイミング
制御機構31にあっては、リングギヤ25のこうした移
動に基づいて上記プーリ31aとカムシャフト11との
相対回転位相が変更され、ひいてはクランクシャフト2
4に対するカムシャフト11の回転位相が進角若しくは
遅角されるようになる。
【0022】図2に、こうしたバルブタイミング制御機
構31や上記潤滑部に対してオイルの給排を行う同実施
形態にかかるオイル供給装置の油圧回路を示す。同図2
に示すように、バルブタイミング制御機構(VVTi)
31に連通される上記進角制御油路32及び遅角制御油
路33は、オイルコントロールバルブ(OCV)34に
接続されている。又、このOCV34には油圧供給通路
35及び放圧通路である前記第1潤滑油供給通路20が
接続されている。油圧供給通路35は、オイルポンプ3
6を介してエンジンの下部に設けられたオイルパン37
内に繋がっている。尚、このオイルポンプ36は、前記
クランクシャフト24に連結され、該クランクシャフト
24の回転に伴って駆動されるものとする。
【0023】OCV34は、電子制御ユニット(EC
U)38により駆動制御される。このECU38はエン
ジンの回転数等、機関運転状態を検出するための図示し
ない各種センサからの検出信号を入力するようになって
いる。OCV34は2位置4ポート型の電磁切換弁であ
って、電磁ソレノイド39の消磁状態においてはコイル
スプリング40の付勢力によりA側流路を選択するよう
に切り換えられる。又、電磁ソレノイド39が励磁され
ると、OCV34はB側流路を選択するように切り換え
られる。
【0024】ECU38がOCV34をA側流路が選択
される位置に切り換えると、油圧供給通路35と進角制
御油路32とが連通するとともに、第1潤滑油供給通路
20と遅角制御油路33とが連通する。こうした状態に
おいては、オイルポンプ36によりオイルパン37内の
オイルが、油圧供給通路35、OCV34及び進角制御
油路32を介して、バルブタイミング制御機構31へ供
給される。又、バルブタイミング制御機構31内にあっ
たオイルは、遅角制御油路33、OCV34及び第1潤
滑油供給通路20を介して前記潤滑部に供給された後、
オイルパン37内へ戻るようになっている。進角制御油
路32からオイルが供給されたバルブタイミング制御機
構31では、カムシャフト11がクランクシャフト24
に対して進角するようプーリ31aとカムシャフト11
との相対回転位相を変更して、バルブ12の駆動時期を
早める。
【0025】又、ECU38がOCV34をB側流路が
選択される位置に切り換えると、油圧供給通路35と遅
角制御油路33とが連通するとともに、第1潤滑油供給
通路20と進角制御油路32とが連通する。こうした状
態においては、オイルパン37内のオイルが、油圧供給
通路35、OCV34及び遅角制御油路33を介して、
バルブタイミング制御機構31へ供給される。又、バル
ブタイミング制御機構31内にあったオイルは、進角制
御油路32、OCV34及び第1潤滑油供給通路20を
介して前記潤滑部に供給される。遅角制御油路33から
オイルが供給されたバルブタイミング制御機構31で
は、カムシャフト11がクランクシャフト24に対して
遅角するよう、プーリ31aとカムシャフト11との相
対回転位相を変更して、バルブ12の駆動時期を遅らせ
る。
【0026】一方、同油圧回路において、油圧供給通路
35のOCV34上流には、オイルスイッチングバルブ
(OSV)41を介して前記第2潤滑油供給通路21が
接続されている。第2潤滑油供給通路21には、その通
路内の油圧を調整するためのオリフィス42が設けられ
ている。又、OSV41もECU38により駆動制御さ
れるようになっている。
【0027】OSV41は2位置2ポート型の電磁切換
弁であって、電磁ソレノイド43の消磁状態においては
コイルスプリング44の付勢力によりA側流路を選択す
るように切り換えられる。このA側流路を選択するよう
に切り換えられたOSV41は、第2潤滑油供給通路2
1を遮断する。又、電磁ソレノイド43が励磁される
と、OSV41はB側流路を選択するように切り換えら
れる。このB側流路を選択するように切り換えられたO
SV41は、第2潤滑油供給通路21の遮断を解除す
る。
【0028】このOSV41の制御に際してECU38
は、回転数センサ(図示せず)からの検出信号に基づい
てエンジンの運転速度を検知する。そして、エンジンの
低速運転時においては、ECU38はOSV41をA側
流路が選択される位置に切り換え、第2潤滑油供給通路
21にオイルが流れないようにする。この状態では、オ
イルポンプ36から吐出された全てのオイルが油圧供給
通路35のみへ送り出される。即ち、オイルポンプ36
のオイル吐出量が比較的少ない状態である低速運転時で
あっても、バルブタイミング制御機構31の作動に必要
な油圧は確保されるようにる。
【0029】その後、エンジンの運転速度が徐々に上昇
してエンジン回転数が例えば5000rpm以上の高速
運転状態になると、ECU38はOSV41をB側流路
が選択される位置に切り換えて第2潤滑油供給通路21
にオイルを流す。この第2潤滑油供給通路21へ流れた
オイルも上記第1潤滑油供給通路20へ流れたオイルと
同様、孔21aから前記潤滑部に供給されてオイルパン
37に戻される。従って、こうしたエンジンの高速運転
時には、前記潤滑部における潤滑性がより一層向上され
ることとなり、エンジンの安定した運転が維持されるよ
うになる。そして、このときには、オイルポンプ36か
らのオイル吐出量も増大されるため、バルブタイミング
制御機構31の作動性に支障をきたすこともない。
【0030】以上詳述したように、本実施形態によれ
は、下記(a)〜(c)に示す効果が得られるようにな
る。 (a)エンジンの低速運転時においても、第1潤滑油供
給通路20を通じてのオイルの供給を維持しつつ、油圧
供給通路35内の油圧をバルブタイミング制御機構31
の作動を可能とする値に保持することができる。即ち、
エンジンの低速運転時においても、バルブタイミング制
御機構31の作動性は好適に確保される。
【0031】(b)しかも、このエンジンの低速運転
時、第2潤滑油供給通路21を遮断するようにしたこと
で、オイルポンプ36から吐出されるオイルは全て油圧
供給通路35へ送り出されることとなり、こうしたバル
ブタイミング制御機構31の作動性の確保を、より確実
なものとすることができる。
【0032】(c)エンジンの高速運転時には、第1及
び第2潤滑油供給通路20,21の両方から機関潤滑部
(バルブ12とカム13)へオイルが供給されるため、
同潤滑部の潤滑を十分に行うことができ、該高速運転に
伴ってそれら潤滑部に潤滑不良が発生することを好適に
防止することができる。又、このときには、オイルポン
プ36からのオイル吐出量も増大されるため、バルブタ
イミング制御機構31の作動性に支障をきたすこともな
い。
【0033】(第2実施形態)次に、本発明をエンジン
のバルブタイミング制御機構、及びバルブ−カム摺接部
等の潤滑部に加え、バルブリフト量制御機構へもオイル
の供給を行う装置に具体化した第2実施形態を図3〜図
5に従って説明する。尚、本実施形態において第1実施
形態と同一部分については、第1実施形態と同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0034】ここでも、内燃機関のとしてのエンジンの
シリンダヘッドには、図3に示すカムシャフト11が回
転可能に支持されている。そして、このカムシャフト1
1には、前記バルブ12を開閉駆動するための高速カム
13aと低速カム13bとが設けられている。低速カム
13bは高速カム13aを挟むように配置されている。
これら高速カム13aと低速カム13bとは各々カムプ
ロフィールが異なり、高速カム13aでバルブ12を駆
動したときのバルブリフト量は、低速カム13bでバル
ブ12を駆動したときのバルブリフト量よりも大きくな
る。これは、エンジンの低回転時に低速カム13bでバ
ルブ12を駆動してエンジンへの吸入空気量を少なく
し、エンジンの高回転時に高速カム13aでバルブ12
を駆動してエンジンへの吸入空気量を多くするためであ
る。そしてここでも、これらバルブ12(正確には、以
下に説明するバルブリフト量制御機構15)と各カム1
3a,13bとの摺接部は、当該エンジンの潤滑部のひ
とつとして、第1潤滑油供給通路20或いは第2潤滑油
供給通路21からのオイルの供給が必要とされる部分と
なっている。
【0035】又、上記各カム13a,13bとバルブ1
2との間には、バルブリフト量制御機構15が設けられ
ている。このバルブリフト量制御機構15は、図4に示
すようにカムシャフト11と平行に延びるロッカシャフ
ト16を備えて構成される。このロッカシャフト16に
おいて、高速カム13aに対応する位置には高速ロッカ
アーム17が設けられ、低速カム13bに対応する位置
には低速ロッカアーム18が設けられている。
【0036】ここで、高速及び低速ロッカアーム17,
18は、ロッカシャフト16に対してその軸線を中心に
回動可能となっている。又、低速ロッカアーム18の先
端の下方には、バルブ12の上端が位置している。ロッ
カシャフト16には低速ロッカアーム18まで延びる油
圧給排通路19が設けられている。
【0037】そして、同バルブリフト量制御機構15に
あっては、この油圧給排通路19へオイルが供給されて
同通路内の油圧が上昇すると、高速及び低速ロッカアー
ム17、18の内部に設けられた前述の連結ピン(図6
参照)が、高速ロッカアーム17と両低速ロッカアーム
18とを連結する位置へ移動される。この状態では、バ
ルブ12が高速ロッカアーム17及び低速ロッカアーム
18を介して高速カム13aにより開閉駆動される。
【0038】又、上記油圧給排通路19内の油圧が減圧
されると、前記連結ピンが高速ロッカアーム17と両低
速ロッカアーム18との連結を解除する位置へ移動され
る。この状態では、バルブ12が低速ロッカアーム18
を介して低速カム13bにより開閉駆動される。
【0039】一方、図3に示すように、上記カムシャフ
ト11の端部には、エンジンの出力軸であるクランクシ
ャフト24に対して同カムシャフト11を進角又は遅角
制御する前述したバルブタイミング制御機構31が設け
られている。図5に、こうしたバルブリフト量制御機構
15やバルブタイミング制御機構31、更には上記潤滑
部に対してオイルの給排を行う同実施形態にかかるオイ
ル供給装置の油圧回路を示す。
【0040】同図5に示すように、油圧供給通路35に
は、オイルスイッチングバルブ(OSV)51を介し
て、バルブリフト量制御機構(VVTL)15の油圧給
排通路19が接続されている。このOSV51もECU
38により駆動制御されるようになっている。又、OS
V51には、エンジンの例えばシリンダヘッドに設けら
れた油溜り部52と連通する連通路53が接続されてい
る。油溜り部52には、例えば前記第1及び第2潤滑油
供給通路20,21から前記潤滑部へ供給されたオイル
が溜まるようになっている。
【0041】ここで、OSV51は2位置3ポート型の
電磁切換弁であって、電磁ソレノイド54の消磁状態に
おいてはコイルスプリング55の付勢力によりA側流路
を選択するように切り換えられる。このA側流路を選択
するように切り換えられたOSV51は、連通路53と
油圧給排通路19とを連通させる。又、電磁ソレノイド
54が励磁されると、OSV51はB側流路を選択する
ように切り換えられる。このB側流路を選択するように
切り換えられたOSV51は、連通路53を遮断すると
ともに、油圧供給通路35と油圧給排通路19とを連通
させるようになっている。
【0042】即ち、こうしたバルブリフト量制御機構1
5にあって、バルブ12を駆動するカムを、低速カム1
3bから高速カム13aへ切り換える際には、OSV5
1がB側流路を選択するように切り換えられ、油圧供給
通路35と油圧給排通路19とが連通される。こうした
状態にあっては、油圧供給通路35からOSV51を介
して油圧給排通路19へオイルが供給され、同通路内の
油圧が上昇する。こうして油圧給排通路19内の油圧が
上昇すると、バルブ12を駆動するカムを低速カム13
bから高速カム13aへ切り換えるように、バブルリフ
ト量制御機構15が作動する。
【0043】他方、バルブ12を駆動するカムを、高速
カム13aから低速カム13bへ切り換える際には、O
SV51がA側流路を選択するように切り換えられ、連
通路53と油圧給排通路19とが連通される。こうした
状態にあっては、油圧給排通路19内の油圧が減圧さ
れ、バルブ12を駆動するカムを高速カム13aから低
速カム13bへ切り換えるように、バルブリフト量制御
機構15が作動する。又、連通路53と油圧給排通路1
9とが連通すると、油溜り部52から連通路53を通っ
て流れるオイルにより給排通路19内が満たされ、バル
ブリフト量制御機構15の非作動時、同通路19内に空
気が混入するようなこともなくなる。その他、バルブタ
イミング制御機構(VVTi)31の作動を制御するO
CV34、及び第2潤滑油供給通路21へのオイル供給
を制御するOSV41の動作は、先の第1実施形態のも
のと同様であり、ここでの重複する説明は割愛する。
【0044】以上詳述したように、本実施形態によれ
は、第1実施形態の効果に加え、下記(d)及び(e)
に示す効果がある。 (d)OSV51をA側流路が選択される位置に切り換
えたとき、油溜り部52から連通路53を通って流れる
オイルにより油圧給排通路19内が満たされるため、同
通路19に空気が混入するのを防止することができる。
従って、油圧給排通路19内に空気が混入することによ
り発生するバルブリフト量制御機構15の作動不良を防
止し、バルブリフト量制御機構15の作動性を向上させ
ることができる。
【0045】(e)油溜り部52をバルブリフト量制御
機構15よりも上方に配置することにより、OSV51
をバルブリフト量制御機構15より下方に設けても給排
通路19に空気が混入しなくなる。従って、エンジンに
対するOSV51の搭載位置の自由度が大きくなる。
【0046】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)上記各実施形態では、エンジンの低速運転時に第
2潤滑油供給通路21を遮断したが、本発明はこれに限
定されない。即ち、油圧供給通路35内の油圧をバルブ
タイミング制御機構31が作動可能な値に保持できるよ
うに、同第2潤滑油供給通路21に供給するオイル流量
を制限する構成とすることもできる。この場合、OSV
41は適宜の流量制御弁に置き換えられることとなる。
【0047】(2)第1実施形態では、オイルの供給対
象とするバルブ特性変更機構としてバルブタイミング制
御機構31を例示したが、本発明はこれに限定されな
い。即ち、従来の装置と同様、バルブリフト量制御機構
を同オイルの供給対象とし、その作動時に該バルブリフ
ト量制御機構から排出されるオイルを第1潤滑油供給通
路20へ送り出す構成とすることもできる。そして、そ
の場合であれ、OSV41等、オイル流量制御手段を用
いる上記給油構造に変わりはない。又、バルブタイミン
グ制御機構31とバルブリフト量制御機構15との両方
から排出されるオイルを、第1潤滑油供給通路20へ送
り出す構成とすることもできる。
【0048】(3)又、バルブタイミング制御機構31
をオイル供給対象とする場合であれ、その形式は上述し
たリングギヤ式のものとは限られない。他のベーン式の
バルブタイミング制御機構等を採用する場合であれ、上
記給油構造は同様に適用することができる。
【0049】(4)上記各実施形態では、第1及び第2
の潤滑油供給通路20,21からオイル(潤滑油)が供
給される潤滑部として、バルブ12とカム13(13
a,13b)との摺接部を例示したが、このオイルの供
給対象となる潤滑部は、エンジンに設けられたチェーン
やギヤ等のその他の部分であってもよい。
【0050】(5)上記各実施形態において、OSV5
1については、これをリリーフバルブに変更してもよ
い。 (6)オイルポンプ36はエンジン出力軸であるクラン
クシャフト24の回転に基づき駆動されるとしたが、同
ポンプ36は電動式のものであってもよい。その場合で
あれ、通常はエンジンの運転状態に応じてその駆動力が
制御されることとなる。
【0051】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (イ)油圧制御に基づき内燃機関のバルブタイミングを
変更するバルブタイミング制御機構、及び油圧制御に基
づき内燃機関のバルブリフト量を変更するバルブリフト
量制御機構、及び同機関の潤滑部にオイルの供給を行う
内燃機関のオイル供給装置であって、オイル源に貯溜さ
れたオイルを吸入吐出するオイルポンプと、該オイルポ
ンプから前記バルブタイミング制御機構へのオイルの供
給に伴って同バルブタイミング制御機構から排出される
オイルを前記潤滑部に供給する第1の潤滑油供給手段
と、同オイルポンプから供給されるオイルを同じく前記
潤滑部に供給する第2の潤滑油供給手段と、当該機関の
低速運転時、前記第2の潤滑油供給手段に供給されるオ
イル流量を制限するオイル流量制限手段と、前記バルブ
リフト量制御機構との間でオイルの給排を行う油圧給排
通路と、該油圧給排通路と前記オイルポンプとの間に介
在し、内燃機関の運転条件に応じて前記バルブリフト量
制御機構を駆動すべく同油圧給排通路とオイルポンプと
の連通の有無を切り換えるオイルスイッチングバルブ
と、前記オイル源とは別途に前記潤滑部に供給されたオ
イルが貯溜されるオイル貯溜部と、前記油圧給排通路と
前記オイルポンプとの非連通時に、このオイル貯溜部と
前記油圧給排通路とを連通する連通路とを備えた内燃機
関のオイル供給装置。この場合、油圧給排通路とオイル
ポンプとの非連通時に、オイル貯溜部から連通路を通っ
て流れるオイルで油圧給排通路内が満たされるため、同
通路に空気が混入するのを防止することができる。従っ
て、油圧給排通路内に空気が混入することにより発生す
るバルブリフト量制御機構の作動不良を防止し、同機構
の作動性を向上させることができる。
【0052】(ロ)上記(イ)に記載の内燃機関のオイ
ル供給装置において、前記オイル貯溜部は前記オイルス
イッチングバルブよりも物理的に上方に設けられている
内燃機関のオイル供給装置。この場合、オイルスイッチ
ングバルブをバルブリフト量制御機構より下方に設けて
も油圧給排通路に空気が混入しなくなるため、内燃機関
に対するオイルスイッチングバルブの搭載位置の自由度
が大きくなる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、内燃機関の低
速運転時には、第2の潤滑油供給手段のオイル流量が制
限されることによって、より多くのオイルがバルブ特性
変更機構に供給されるため、バルブ特性変更機構の作動
に必要とされる油圧が好適に確保される。又、内燃機関
の高速運転時には、第2の潤滑油供給手段へのオイル流
量制限が解除されるため、少なくとも同第2の潤滑油供
給手段を通じて十分な量のオイルが機関潤滑部へ供給さ
れるようになる。従って、内燃機関のいかなる運転状態
にあっても、上記バルブ特性変更機構、並びに機関潤滑
部に対して常に必要十分なオイルを供給することができ
る。
【0054】請求項2記載の発明では、内燃機関の低速
運転時、バルブ特性変更機構の作動に必要とされる油圧
の確保が、より確実になされるようになる。請求項3記
載の発明では、内燃機関の低速運転時、オイルポンプか
ら吐出されるオイルは全て上記バルブ特性変更機構に供
給されることとなり、オイル吐出量が低下する状況にあ
っても、同機構の更に確実な作動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にてオイル供給対象とするバルブ
特性変更機構及び機関潤滑部構造を示す略断面図。
【図2】第1実施形態のオイル供給構造を示す油圧回路
図。
【図3】第2実施形態にてオイル供給対象とするバルブ
特性変更機構及び機関潤滑部構造を示す略断面図。
【図4】第2実施形態におけるバルブリフト量制御機構
の概略構造を示す斜視図。
【図5】第2実施形態のオイル供給構造を示す油圧回路
図。
【図6】従来のオイル供給装置を示す油圧回路図。
【符号の説明】
13,13a,13b…カム、15…バルブリフト量制
御機構、20…第1潤滑油供給通路、21…第2潤滑油
供給通路、31…バルブタイミング制御機構、35…油
圧供給通路、34…オイルコントロールバルブ(OC
V)、36…オイルポンプ、38…電子制御ユニット
(ECU)、41,51…オイルスイッチングバルブ
(OSV)。
フロントページの続き (72)発明者 吉原 裕二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 鈴木 宏昌 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧制御に基づき内燃機関のバルブ特性
    を変更するバルブ特性変更機構並びに同機関の潤滑部に
    オイルの供給を行う内燃機関のオイル供給装置であっ
    て、 オイル源に貯溜されたオイルを吸入吐出するオイルポン
    プと、 該オイルポンプから前記バルブ特性変更機構へのオイル
    の供給に伴って同バルブ特性変更機構から排出されるオ
    イルを前記潤滑部に供給する第1の潤滑油供給手段と、 同オイルポンプから供給されるオイルを同じく前記潤滑
    部に供給する第2の潤滑油供給手段と、 当該機関の低速運転時、前記第2の潤滑油供給手段に供
    給されるオイル流量を制限するオイル流量制限手段と、 を備えた内燃機関のオイル供給装置。
  2. 【請求項2】 前記オイル流量制限手段は、当該機関の
    低速運転時、前記バルブ特性変更機構を作動させるのに
    十分な油圧が確保されるよう、前記第2の潤滑油供給手
    段に供給されるオイル流量を制限するものである請求項
    1記載の内燃機関のオイル供給装置。
  3. 【請求項3】 前記オイル流量制限手段は、当該機関の
    低速運転時、前記第2の潤滑油供給手段に供給されるオ
    イルを遮断するものである請求項1記載の内燃機関のオ
    イル供給装置。
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