JP3233027B2 - 内燃機関の油供給装置 - Google Patents

内燃機関の油供給装置

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JP3233027B2 JP18337196A JP18337196A JP3233027B2 JP 3233027 B2 JP3233027 B2 JP 3233027B2 JP 18337196 A JP18337196 A JP 18337196A JP 18337196 A JP18337196 A JP 18337196A JP 3233027 B2 JP3233027 B2 JP 3233027B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガソリンエンジン、
ディーゼルエンジン等の内燃機関の油供給装置に係り、
詳しくはカムシャフトの端部ジャーナル及びカムシャフ
トに油圧の供給路が存在する内燃機関の油供給装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の油供給装置を利用したものとし
て油圧式のバルブタイミング制御装置がある。例えば、
特開平7−229408号公報には、図9に示すバルブ
タイミング制御装置が開示されている。この装置では、
バルブタイミング可変機構(VVT)81はカムシャフ
ト82の一端部に設けられ、吸気バルブのバルブタイミ
ングを変更するように作動する。カムシャフト82はジ
ャーナル83に回転可能に支承され、カムシャフト82
には第1及び第2のシャフト通路84,85が形成され
ている。ジャーナル83には図示しないオイルコントロ
ールバルブ(OCV)に連通する第1及び第2の油路8
3a,83bが形成されている。カムシャフト82の外
周面には環状溝86a,86bが形成され、第1のシャ
フト通路84は環状溝86a及び連通孔87を介して第
1の油路83aに、第2のシャフト通路85は環状溝8
6bを介して第2の油路83bにそれぞれ連通されてい
る。
【0003】カムシャフト82にはプーリ88が回転可
能に支持され、プーリ88には収容空間を形成するため
のプーリハウジング89が一体回転可能に固定されてい
る。カムシャフト82の端部にはインナキャップ90が
中空ボルト91により固定されている。プーリハウジン
グ89とインナキャップ90との間にはリングギヤ92
がカムシャフト82の軸方向に移動可能に介装され、収
容空間を第1の油圧室93と第2の油圧室94とに区画
している。第1の油圧室93は中空ボルト91を介して
第1のシャフト通路84に連通され、第2の油圧室85
はカムシャフト82に形成された環状溝95と、プーリ
88に形成された孔88aとを介して第2のシャフト通
路85に連通されている。
【0004】リングギヤ92の外周にはプーリハウジン
グ89の内周に形成されたヘリカル歯と噛合するヘリカ
ル歯が、内周にはインナキャップ90の外周に形成され
たヘリカル歯と噛合するヘリカル歯がそれぞれ形成され
ている。そして、クランクシャフト(図示せず)の回転
がタイミングベルト96を介してプーリ88に伝達さ
れ、プーリ88の回転がリングギヤ92等を介してカム
シャフト82に伝達される。
【0005】第1のシャフト通路84から第1の油圧室
93に作動油が供給されるとリングギヤ92は図9の右
側に移動し、第2のシャフト通路85から第2の油圧室
94に作動油が供給されるとリングギヤ92は図9の左
側に移動する。そして、OCVにより供給油路83a,
83bへの作動油の供給が制御され、リングギヤ92が
カムシャフト82の軸方向に移動され、カムシャフト8
2はプーリ88に対して相対回動し、吸気バルブの開閉
時期が制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成された従来装置では、クランクシャフトの回転を
伝達するタイミングベルト96が巻き掛けられるプーリ
88の位置が、VVT81への油圧供給路が形成された
ジャーナル83よりカムシャフト82の端部側へ偏倚し
て、片持ち状態となっている。プーリ88が片持ち状態
となっていると、タイミングベルト96の張力によりカ
ムシャフト82が撓む。そのため、カムシャフト82が
撓んでもカムシャフト82が焼き付かないようにカムシ
ャフト82とジャーナル83とのクリアランスをある値
以上にする必要があり、クリアランス部からの作動油の
洩れが増え、VVT81の制御時の応答性が悪くなる。
オイルポンプの容量を大きくすれば作動油の洩れがあっ
ても支障はないが、オイルポンプが大型化すると共に燃
費が悪くなるという問題がある。
【0007】カムシャフト82の撓みによりカムシャフ
ト82の位置が変倚すると、カムシャフト82とジャー
ナル83とのクリアランスの一部が大きくなって作動油
が洩れ易くなる。また、カムシャフト82の撓みに従っ
て、図10に示すようにジャーナル83が弾性変形し、
その結果、カムシャフト82とジャーナル83のクリア
ランスが大きくなって、クリアランス部からの作動油の
洩れが増え、VVT81の制御時の応答性が悪くなる。
さらに、カムシャフト82のジャーナル83に対する接
触圧が大きくなり、接触部が摩耗し易くなる。
【0008】また、VVTに限らず、油圧制御により作
動されるアクチュエータへの作動油の供給路に端部ジャ
ーナルとカムシャフトが利用された構成の場合は同様の
問題が生じる。
【0009】本発明は前述した問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、供給油路となっている端部
ジヤーナルにおける油洩れ量を低減でき、油圧制御の遅
れを防止することのできる内燃機関の油供給装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、複数のジャーナ
ルにより支持されたカムシャフトと、前記カムシャフト
の端部に位置する端部ジャーナルと、前記カムシャフト
に連結された回転体と、前記回転体に巻き掛けられクラ
ンクシャフトに連動する連動帯と、前記端部ジャーナル
の内周面又はカムシャフトの外周面に設けられた第1の
油通路と、前記第1の油通路及びカムシャフト内部通路
を連通すべく前記端部ジャーナルに対応したカムシャフ
トジャーナル部に設けられた第2の油通路とを有し、前
記第1の油通路及び前記カムシャフト内部通路の一方を
油供給源に連通せしめると共に、他方を油圧アクチュエ
ータに連通せしめた内燃機関の油供給装置において、前
記回転体における前記連動帯の巻き掛け部分全て前記
端部ジャーナルより内方側に位置するように前記端部ジ
ャーナルを設定した。
【0011】
【0012】(作用) 請求項1に記載の発明によれば、カムシャフトは複数の
ジャーナルにより支承され、カムシャフトの端部に位置
する端部ジャーナル及びカムシャフトに形成された油供
給路を介して油供給源から油圧アクチュエータに作動油
が供給される。油圧アクチュエータがカムシャフト内部
通路に接続された場合は、油供給源の作動油は、端部ジ
ャーナルの内周面又はカムシャフトの外周面に設けられ
た第1の油通路からカムシャフトジャーナル部に設けら
れた第2の油通路と、前記カムシャフト内部通路とを経
て油圧アクチュエータに供給される。また、油圧アクチ
ュエータが第1の油通路に接続された場合は、油供給源
の作動油は、カムシャフト内部通路から第2の油通路及
び第1の油通路を経て油圧アクチュエータに供給され
る。
【0013】
【0014】そして、クランクシャフトに連動する連動
帯の、カムシャフトに連結された回転体に対して巻き掛
けられる部分全て、前記端部ジャーナルより内方側
(内側)となる。従って、カムシャフトに作用する曲げ
力が、端部ジャーナルとそれより内側に配設されている
他のジャーナルで受け持たれる。従って、片持ち状態の
場合と比較して端部ジャーナルでの変形が抑制され、作
動油の洩れ量が低減される。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の参考例) 以下、本発明第1の参考例たるバルブタイミング制御装
置について図1〜図3に従って説明する。
【0016】図2に示すように、エンジン(図示しな
い)のシリンダヘッド1には吸気バルブ2aを駆動する
ための吸気側カムシャフト2と、排気バルブ3aを駆動
するための排気側カムシャフト3とが平行に設けられて
いる。両カムシャフト2,3は複数のジャーナル4,5
(端部ジャーナルのみ図示)によりそれぞれ回転可能に
支持されている。
【0017】図1,2に示すように、排気側カムシャフ
ト3を支持する端部ジャーナル5の内周面には第1の油
通路としての環状溝6,7が周方向に沿って延びるよう
に形成されている。図1に示すように、シリンダヘッド
1には第1端部が各環状溝6に連通され、第2端部がオ
イルコントロールバルブ(以下、単にOCVと記す)8
に接続された油路9と、第1端部が各環状溝7に連通さ
れ、第2端部がオイルコントロールバルブ8に接続され
た油路10がそれぞれ形成されている。OCV8は油供
給源としてのオイルポンプ11に管路12を介して接続
されている。OCV8は図示しない電子制御装置(EC
U)により、エンジンの回転状態に対応して制御される
ようになっている。
【0018】排気側カムシャフト3には油圧アクチュエ
ータとしてのロータリ式(ベーン式)の可変バルブタイ
ミング機構(以下、単にVVTと記す)13が端部ジャ
ーナル5より内側に配設されている。図1,3に示すよ
うに、VVT13は、止めナット14を介してカムシャ
フト3に一体回転可能に固定された内部ロータ15と、
内部ロータ15に対して相対回転可能に組み付けられた
ロータハウジング16とを供えている。内部ロータ15
は排気側カムシャフト3に嵌合される筒部15aと、そ
の一端、端部ジャーナル5側に形成されたフランジ15
bと、筒部15aの外周に突設された複数(この参考例
では4個)のベーン15cとを備えている。ロータハウ
ジング16はベーン15cを収容する凹部16aと、フ
ランジ15bの周面に嵌合する円筒部16bとを備え、
内部ロータ15の筒部15a外周に相対回転可能に嵌合
されている。凹部16aはその周面がベーン15cの先
端に摺接するように形成され、ベーン15cにより各凹
部16aが2個の油圧室17,18に区画されている。
そして、両油圧室17,18への作動油の供給制御によ
りロータハウジング16が内部ロータ15に対して相対
回転されるようになっている。
【0019】排気側カムシャフト3には駆動ギヤ19が
相対回転可能に支持され、該駆動ギヤ19はねじ(図示
せず)によりロータハウジング16に一体回転可能に固
定されている。吸気側カムシャフト2には駆動ギヤ19
と噛み合う被動ギヤ20が一体回転可能に固定されてい
る。被動ギヤ20はシザーズギヤで構成されている。即
ち、排気側カムシャフト3の回転は内部ロータ15、ロ
ータハウジング16、駆動ギヤ19及び被動ギヤ20を
介して吸気側カムシャフト2に伝達されるようになって
いる。
【0020】図1及び図2に示すように、排気側カムシ
ャフト3の端部寄りには、軸心部に第1のカムシャフト
内部通路21が、外周側には第2のカムシャフト内部通
路22が、それぞれ排気側カムシャフト3の長手方向に
沿って延びるように形成されている。排気側カムシャフ
ト3の端部ジャーナル5と対応したカムシャフトジャー
ナル部3bには、前記環状溝6,7と両カムシャフト内
部通路21,22とを連通する第2の油通路としての油
路23,24がそれぞれ形成されている。
【0021】また、排気側カムシャフト3の前記内部ロ
ータ15と対応する箇所には、第1のカムシャフト内部
通路21を排気側カムシャフト3の外周面に連通させる
連通路25と、第2のカムシャフト内部通路22を排気
側カムシャフト3の外周面に連通させる連通路26とが
それぞれ形成されている。内部ロータ15には連通路2
5,26と対向する位置に環状溝27a,28aがそれ
ぞれ形成され、第1の油圧室17を環状溝27aに連通
させる孔27bと、第2の油圧室18を環状溝28aに
連通させる孔28bとが形成されている。
【0022】排気側カムシャフト3の端部には回転体と
してのタイミングプーリ29がピン30及びボルト31
を介して一体回転可能に固定されている。タイミングプ
ーリ29には図示しないクランクシャフトに連動する連
動帯としてのタイミングベルト32が巻き掛けられてい
る。タイミングベルト32のタイミングプーリ29に対
する巻き掛け位置はタイミングベルト32の走行ライン
(図1に鎖線で示す)33が端部ジャーナル5とオーバ
ーラップする位置に設定されている。
【0023】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。エンジンが駆動されるとクランクシャフトの
回転がタイミングベルト32を介してタイミングプーリ
29に伝達され、排気側カムシャフト3がタイミングプ
ーリ29と一体的に回転される。排気側カムシャフト3
の回転はVVT13、駆動ギヤ19及び被動ギヤ20を
介して吸気側カムシャフト2に伝達される。
【0024】吸気側カムシャフト2をクランクシャフト
に対して進角させ、吸気バルブの開閉タイミングを早く
する場合には、OCV8は作動油を第1の油圧室17に
供給し、第2の油圧室18の作動油をオイルパンに回収
するように油供給路を切り換える。
【0025】この状態では、油路9から供給された作動
油は、環状溝6、油路23、第1のカムシャフト内部通
路21、連通路25、環状溝27a及び孔27bを介し
て第1の油圧室17に供給される。一方、第2の油圧室
18内の作動油は、孔28b、環状溝28a、連通路2
6、第2のカムシャフト内部通路22、油路24及び環
状溝7を介して油路10へ排出され、OCV8を経てオ
イルパン(図示せず)へ回収される。
【0026】そして、ロータハウジング16はベーン1
5cに作用する各油圧室17,18内の油圧の大きさに
応じて、内部ロータ15に対して相対回転し、排気側カ
ムシャフト3に対するロータハウジング16の回転位相
が変更され、ロータハウジング16と一体に回転する駆
動ギヤ19と噛合する被動ギヤ20と一体に回転する吸
気側カムシャフト2の回転位相が変更されて、吸気バル
ブの開閉タイミングが進角側に調整される。
【0027】一方、吸気側カムシャフト2をクランクシ
ャフトに対して遅角させ、吸気バルブの開閉タイミング
を遅くする場合には、OCV8は作動油を第2の油圧室
18に供給し、第1の油圧室17の作動油をオイルパン
に回収するように油供給路を切り換える。この状態で
は、油路10から供給された作動油は、環状溝7、油路
24、第2のカムシャフト内部通路22、連通路26、
環状溝28a及び孔28bを介して第2の油圧室18に
供給される。また、第1の油圧室17内の作動油は、孔
27b、環状溝27a、連通路25、第1のカムシャフ
ト内部通路21、油路23及び環状溝6を介して油路9
へ排出され、OCV8を経てオイルパンへ回収される。
【0028】そして、ロータハウジング16が内部ロー
タ15に対して前記とは逆方向に相対回転し、排気側カ
ムシャフト3に対するロータハウジング16の回転位相
が変更され、ロータハウジング16と一体に回転する駆
動ギヤ19と噛合する被動ギヤ20と一体に回転する吸
気側カムシャフト2の回転位相が変更されて、吸気バル
ブの開閉タイミングが遅角側に調整される。
【0029】タイミングプーリ29と排気側カムシャフ
ト3は一体の剛体として考えることができ、タイミング
プーリ29を介して排気側カムシャフト3に作用するタ
イミングベルト32の力はタイミングベルト32の走行
ライン33と対応する位置となる。走行ライン33は端
部ジャーナル5とオーバーラップする位置に存在するた
め、排気側カムシャフト3に対して端部ジャーナル5の
位置では曲げ力がからない。従って、端部ジャーナル5
の弾性変形が防止され、端部ジャーナル5と排気側カム
シャフト3とのクリアランス部からの作動油の洩れが低
減される。
【0030】この参考例では以下の効果を有する。 (a) クランクシャフトに連動する連動帯(タイミン
グベルト32)が、カムシャフト(排気側カムシャフト
3)に連結された回転体(タイミングプーリ29)に対
して巻き掛けられる位置が、端部ジャーナル5とオーバ
ーラップするため、端部ジャーナル5と対応する位置で
カムシャフトに曲げ力(曲げモーメント)は作用しな
い。従って、油供給路が形成された端部ジャーナル5の
変形が防止され、作動油の洩れ量が低減される。その結
果、オイルポンプの容量を大きくしなくても、従来装置
に比較してVVT13の応答性が良くなる。
【0031】(b) 環状溝6,7が端部ジャーナル5
側に形成されているため、環状溝6,7をカムシャフト
側に設けた場合に比較して、カムシャフトの強度が大き
くなる。
【0032】(c) 回転体(タイミングプーリ29)
が端部ジャーナル5より外方位置においてカムシャフト
(排気側カムシャフト3)に連結されているため、カム
シャフトがジャーナルに支持された状態で回転体をカム
シャフトに取り付けることができ、回転体を端部ジャー
ナル5より内方位置においてカムシャフトに連結する構
成に比較して、保全作業が容易となる。
【0033】(d) VVT13にロータリ式のVVT
が使用されているため、ヘリカルギヤ式のVVTに比較
して装置全体がコンパクトになる。 (第2の参考例) 次に第2の参考例を図4に従って説明する。この参考例
ではロータリ式のVVT13に代えてヘリカルギヤ式の
VVTが装備されている点と、VVTが吸気側カムシャ
フト2に装備されている点とが前記第1の参考例と大き
く異なっている。なお、同一部分は同一符号を付して詳
しい説明は省略する。
【0034】油圧アクチュエータとしてのVVT34は
吸気側カムシャフト2の先端部に設けられ、タイミング
プーリ35と、同タイミングプーリ35にボルト36に
より固定されたカバー37と、カバー37とカムシャフ
ト2との間に配置されたリングギヤ38とを備えてい
る。タイミングプーリ35及びカバー37は回転体を構
成する。
【0035】吸気側カムシャフト2の先端において中空
ボルト39及びピン(図示せず)により固定された円筒
状のインナギヤ40は、その外周に外歯40aを有す
る。タイミングプーリ35及びカバー37は吸気側カム
シャフト2に対して相対回転可能に支持され、カバー3
7はその内周に内歯37aを有する。内歯37a及び外
歯40aはそれぞれヘリカルスプラインよりなる。イン
ナギヤ40とカバー37との間に配置された環状のリン
グギヤ38は、その内周及び外周に内歯38a及び外歯
38bを有する。両歯38a,38bはヘリカルスプラ
インよりなり、内歯38aはインナギヤ40の外歯40
aと噛合し、外歯38bはカバー37の内歯37aと噛
合する。カバー37の内側において吸気側カムシャフト
2の軸方向におけるリングギヤ38の両側には、対をな
す第1の油圧室41及び第2の油圧室42が設けられて
いる。
【0036】吸気側カムシャフト2の外周面には油路
9,10の端部と対向する位置に、環状溝6,7がそれ
ぞれ形成されている。吸気側カムシャフト2の軸心部に
形成された第1のカムシャフト内部通路21は、中空ボ
ルト39の孔を介して第1の油圧室41に通じている。
吸気側カムシャフト2に形成された第2のカムシャフト
内部通路22は、連通路43、環状溝44及びタイミン
グプーリ35に形成された油路35aを介して第2の油
圧室42に通じている。オイルポンプ11から供給され
る作動油は、OCV8の作動により、油路9、環状溝
6、内部通路21及び中空ボルト39を介して第1の油
圧室41に供給される状態と、油路10、環状溝7、内
部通路22、連通路43及び環状溝44を介して第2の
油圧室42に供給される状態とに選択的に切り換えられ
る。
【0037】タイミングプーリ35はタイミングベルト
32の巻き掛け部が、端部ジャーナル5と対向する位置
まで延出するように形成されている。タイミングベルト
32のタイミングプーリ35に対する巻き掛け位置はタ
イミングベルト32の走行ライン33が端部ジャーナル
5とオーバーラップする位置に設定されている。
【0038】この参考例では、エンジンの運転時にVV
T34を作動させるために、各油圧室41,42に選択
的に作動油が供給されることにより、リングギヤ38が
吸気側カムシャフト2の軸先方向に沿って移動しながら
回動する。この動作により吸気側カムシャフト2にトル
クが付与され、吸気側カムシャフト2のタイミングプー
リ35に対する回転位相が変更され、吸気バルブの開閉
タイミング(バルブタイミング)が変更される。リング
ギヤ38は吸気側カムシャフト2の軸方向において所定
の範囲で移動可能であり、バルブタイミングの調整量は
リングギヤ38の位置により変更される。各油圧室4
1,42に対する作動油(油圧)の供給が制御されるこ
とにより両油圧室41,42の油圧バランスが適宜に調
整され、リングギヤ38の位置が変更されて吸気バルブ
のバルブタイミングが連続的(無段階)に変更される。
【0039】また、端部ジャーナル5とタイミングベル
ト32のタイミングプーリ35に対する巻き掛け位置と
の関係は、前記参考例と同様なため、端部ジャーナル5
と対応する位置で吸気側カムシャフト2に曲げ力は作用
しない。従って、前記参考例と同様に油供給路が形成さ
れた端部ジャーナル5の変形が防止され、作動油の洩れ
量が低減される。
【0040】また、この参考例ではVVT13が端部ジ
ャーナル5の外側において吸気側カムシャフト2に取り
付けられているため、VVT13の保全作業を行い易
い。 (第3の参考例) 次に第3の参考例を図5に従って説明する。この参考例
は、クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達する
動力伝達部の構成が前記両参考例と異なっており、その
他の構成は第2の参考例と同様である。即ち、吸気側カ
ムシャフト2にはタイミングプーリ35に代えてスプロ
ケット45が吸気側カムシャフト2に対して相対回転可
能に支持され、スプロケット45に巻き掛けられたチェ
ーン46を介してクランクシャフトの回転が吸気側カム
シャフト2に伝達される。スプロケット45の位置は、
端部ジャーナル5と対応する位置に形成された環状溝
6,7の中間位置と対向する位置に設定されている。従
って、この参考例においては、第2の参考例と同様の作
用、効果を発揮する。
【0041】(第の実施形態) 次に、本発明をバルブタイミング制御装置に具体化した
の実施形態を図6に従って説明する。この実施形態
は、端部ジャーナル5の位置より内側にタイミングベル
ト32の走行ライン33が位置するように設定されてい
る点が前記第1〜第3の参考例と大きく異なっている。
その他の構成は基本的に第1の参考例と同様である。
【0042】シリンダヘッド1は端部ジャーナル5が排
気側カムシャフト3をその先端部で支持するように形成
されている。タイミングプーリ47は、タイミングベル
ト32の巻き掛け部が端部ジャーナル5と対向する位置
より内側に位置するように、形成されている。即ち、タ
イミングベルト32の巻き掛け位置は、端部ジャーナル
5と2番ジャーナル5aとの間に設定されている。
【0043】従って、この実施形態ではVVT13は第
1の参考例と同様に作動される。また、タイミングベル
ト32の張力により排気側カムシャフト3に作用する曲
げ力が端部ジャーナル5及び2番ジャーナル5aの二つ
のジャーナルで分担されるため、油供給路が形成された
端部ジャーナル5の弾性変形と、排気側カムシャフト3
及び端部ジャーナル5間のクリアランスの増大とが、片
持ち状態で端部ジャーナルが曲げ力を担う従来装置に比
較して抑制される。その結果、端部ジャーナル5に形成
された油供給路からの作動油の洩れ量が低減され、従来
装置に比較してVVT13の応答性が良くなる。
【0044】(第の実施形態) 次に第の実施形態を図7に従って説明する。この実施
の形態は、カムシャフトにクランクシャフトの回転を伝
達する回転体がカムシャフトの端部ジャーナル5と2番
ジャーナル5aとの中間位置において、カムシャフトに
相対回転可能に支持されている点と、VVT13が吸気
側カムシャフト2に装備されている点とが前記第の実
施の形態と大きく異なっている。
【0045】VVT13を構成する内部ロータ15及び
ロータハウジング16は前記実施形態と同様であるが、
ロータハウジング16にスプロケット48が一体回転可
能に固定されている。吸気側カムシャフト2の回転を排
気側カムシャフト3に伝達する駆動ギヤ及び被動ギヤ
(図示せず)は、各カムシャフト2,3に対してVVT
13の取付け部と反対側端部に配設されている。
【0046】この実施形態ではクランクシャフトの回転
力は、チェーン46を介してスプロケット48に伝達さ
れる。スプロケット48に伝達された回転力は各油圧室
17,18内に供給された作動油によりベーン15cに
伝達され、ベーン15cから内部ロータ15を介して吸
気側カムシャフト2に伝達される。そして、VVT13
のベーン15cに作用する各油圧室17,18内の油圧
の大きさに応じて、内部ロータ15がスプロケット48
の回転方向と同方向、あるいは逆方向に相対回転されて
バルブタイミングが変更される。
【0047】この実施形態では第の実施形態と同様
に、回転体(スプロケット48)にクランクシャフトの
回転を伝達する連動帯(チェーン46)の張力によりカ
ムシャフト(吸気側カムシャフト2)に作用する曲げ力
が端部ジャーナル5及び2番ジャーナル5aの二つのジ
ャーナルで分担される。その結果、前記と同様に端部ジ
ャーナル5に形成された油供給路からの作動油の洩れ量
が低減され、従来装置に比較してVVT13の応答性が
良くなる。
【0048】また、この実施形態ではカムシャフトにク
ランクシャフトの回転を伝達する回転体(スプロケット
48)が、カムシャフト(吸気側カムシャフト2)の端
部ジャーナル5と2番ジャーナル5aとの中間位置に支
持されている。従って、前記実施の形態と異なり、回転
体(タイミングプーリ47)の内側に端部ジャーナル5
及びVVT13を収容可能な空間を設ける必要がなく、
回転体の構造及びその製造が簡単になると共に、回転体
がコンパクトになって装置全体をコンパクトにできる。
【0049】また、この実施形態ではスプロケット48
をクランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達する回
転体及び連動帯としてスプロケット48及びチェーン4
6を使用しているため、回転体を取り付けるのに必要な
カムシャフトの軸方向のスペースも小さくなる。
【0050】(第参考例) 次に第参考例を図8に従って説明する。図8はタイ
ミングプーリ29、端部ジャーナル5及びVVT13の
関係を示す一部破断概略図であり、カムシャフト2,3
のカム及び中間のジャーナル等は省略されている。この
参考例は、カムシャフトにクランクシャフトの回転を伝
達する回転体と、VVTとが離れた位置に配置されてい
る点が前記各参考例や各実施形態と大きく異なってい
る。
【0051】VVT13が端部ジャーナル5と対応する
側と反対側の端部に設けられた点を除いて基本的構成は
第1の参考例と同様である。排気側カムシャフト3の第
1端部にタイミングプーリ29が一体回転可能に固定さ
れ、VVT13は排気側カムシャフト3の第2端部に配
設されている。第1及び第2のカムシャフト通路21,
22は排気側カムシャフト3のほぼ全長にわたって形成
されている。
【0052】作動油は排気側カムシャフト3の第1端部
側から第1及び第2のカムシャフト内部通路21,22
に供給され、両内部通路21,22を介して第2端部側
に配設されたVVT13の各油圧室17,18に供給さ
れる。そして、前記と同様にしてVVT13が作動さ
れ、排気側カムシャフト3に対する駆動ギヤ19の回転
位相が変更される。その結果、駆動ギヤ19と噛合する
被動ギヤ20と一体に回転する吸気側カムシャフト2の
回転位相が変更されて、吸気バルブの開閉タイミングが
変更される。
【0053】この参考例においても、第1〜第3の参考
と同様に、クランクシャフトに連動する連動帯(タイ
ミングベルト32)が、カムシャフト(排気側カムシャ
フト3)に連結された回転体(タイミングプーリ29)
に対して巻き掛けられる位置が、端部ジャーナル5とオ
ーバーラップするため、端部ジャーナル5と対応する位
置でカムシャフトに曲げ力(曲げモーメント)は作用し
ない。従って、油供給路が形成された端部ジャーナル5
の変形が防止され、作動油の洩れ量が低減される。
【0054】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、例えば以下のように変更して具体化す
ることもできる
【0055】() カムシャフト2,3間の回転伝達
部材としてシザーズギヤを使用したが、吸気側及び排気
側カムシャフト2,3にそれぞれスプロケットを取り付
け、両スプロケットをチェーンで連結するようにしても
よい。
【0056】() 前記各実施形態ではロータ式VV
Tにおいてベーン15cの数を4個としたが、ベーン1
5cの数を3個以下、或いは5個以上としてもよい。ベ
ーン15cの数を前記実施形態より少なくした場合に
は、内部ロータ15に形成する孔27b,28b等の油
圧通路の構成を簡略化することができる。また、ベーン
15cの数を前記実施形態より多くした場合には、ベー
ン15cに対してより大きな回転トルクを付与すること
ができる。
【0057】() 前記各実施形態はいずれも吸気バ
ルブ2aの開閉タイミングを変更するものであったが、
排気バルブ3aの開閉タイミングを変更するようにして
もよい。
【0058】() 前記各実施形態はいずれも油圧ア
クチュエータとしてのVVTへの作動油の供給に適用し
たが、他の油圧アクチュエータへの作動油を供給する油
供給装置に適用してもよい。
【0059】前記実施の形態及び変更例から把握できる
請求項記載以外の発明について、以下にその効果ととも
に記載する。 (1) 請求項に記載の発明において、前記回転体を
端部ジャーナルより外方位置においてカムシャフトに連
結する。この場合、カムシャフトがジャーナルに支持さ
れた状態で回転体をカムシャフトに取り付けることがで
き、回転体を端部ジャーナルより内方位置(内側)にお
いてカムシャフトに連結する構成に比較して、保全作業
が容易となる。
【0060】(2) 請求項に記載の発明において、
前記回転体を端部ジャーナルより内方位置においてカム
シャフトに連結する。この場合、回転体の内側に端部ジ
ャーナルを収容可能な空間を設ける必要がなく、回転体
の構造及びその製造が簡単になると共に、回転体がコン
パクトになって装置全体をコンパクトにできる。
【0061】(3) 請求項1及び前記(1),(2)
のいずれかに記載の発明において、第1の油通路を端部
ジャーナルの内周面に形成する。この場合、第1の油通
路をカムシャフト側に設けた場合に比較して、カムシャ
フトの強度が大きくなる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明では、クランクシャフトに連動する連動帯の、カム
シャフトに連結された回転体に対して巻き掛けられる
全て、前記端部ジャーナルより内方側(内側)とな
る。従って、カムシャフトに作用する曲げ力が、端部ジ
ャーナルとそれより内側に配設されている他のジャーナ
ルで受け持たれるため、片持ち状態の場合と比較して端
部ジャーナルでの変形が抑制され、作動洩れ量を低
減でき、油圧制御の遅れを防止することができる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の参考例のバルブタイミング制御装置の一
部破断側面図。
【図2】同じく一部破断平面図。
【図3】VVTの断面図。
【図4】第2の参考例のバルブタイミング制御装置の一
部破断側面図。
【図5】第3の参考例のバルブタイミング制御装置の一
部破断側面図。
【図6】第の実施形態のバルブタイミング制御装置の
一部破断側面図。
【図7】第の実施形態のバルブタイミング制御装置の
一部破断側面図。
【図8】第参考例の一部破断概略平面図。
【図9】従来技術のバルブタイミング制御装置の断面
図。
【図10】カムシャフト及び端部ジャーナルの変形状態
を示す模式図。
【符号の説明】
2…吸気用カムシャフト、3…排気用カムシャフト、3
b…カムシャフトジャーナル部、5…端部ジャーナル、
5a…2番ジャーナル、6,7…第1の油路としての環
状溝、8…OCV、11…油供給源としてのオイルポン
プ、13,34…油圧アクチュエータとしてのVVT、
21…第1のカムシャフト内部通路、22…第2のカム
シャフト内部通路、23,24…第2の油通路としての
油路、29,35,47…回転体としてのタイミングプ
ーリ、32…連動帯としてのタイミングベルト、33…
走行ライン、45,48…回転体としてのスプロケッ
ト、46…連動帯としてのチェーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01M 1/06 F01L 1/34 F02B 67/06 F02F 1/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジャーナルにより支持されたカム
    シャフトと、 前記カムシャフトの端部に位置する端部ジャーナルと、 前記カムシャフトに連結された回転体と、 前記回転体に巻き掛けられクランクシャフトに連動する
    連動帯と、 前記端部ジャーナルの内周面又はカムシャフトの外周面
    に設けられた第1の油通路と 前記第1の油通路及びカムシャフト内部通路を連通すべ
    く前記端部ジャーナルに対応したカムシャフトジャーナ
    ル部に設けられた第2の油通路とを有し、 前記第1の油通路及び前記カムシャフト内部通路の一方
    を油供給源に連通せしめると共に、他方を油圧アクチュ
    エータに連通せしめた内燃機関の油供給装置において、 前記回転体における前記連動帯の巻き掛け部分全て
    記端部ジャーナルより内方側に位置するように前記端部
    ジャーナルを設定したことを特徴とする内燃機関の油供
    給装置。
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