JP3837335B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、本発明は、電解水を利用した冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
電解水を利用した冷蔵庫は、特開平10−281632号公報や、特開2000−292052号公報に記載されたものがある。
【0003】
前述した公報のうち後者に記載された冷蔵庫は、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽と噴霧機能とを備えた電解水生成兼噴霧装置を使用し、貯蔵室内に電解水を噴霧することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の冷蔵庫では、貯蔵室内で電解水を噴霧しているので、比較的大きな霧の粒子は自重により早く滴下してしまい、扉の開閉時に侵入する雑菌や、野菜などの食品から発生した貯蔵するために悪影響を与えるもの(例えば、エチレンガスや腐敗菌など)のように冷蔵庫内を長時間浮遊しているものに対しては、除菌力が充分に働かない恐れがある。また、貯蔵室で噴霧しているので、霧の大きな粒子が貯蔵室内に付着し、貯蔵物に悪影響を与える恐れもある。
【0005】
この発明は、貯蔵物に悪影響を与えないようにして電解水の除菌作用を機能させることのできる冷蔵庫を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、冷蔵室と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成す電解槽と、この電解槽で生成された電解水を霧化する霧化機と、前記室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を循環させる冷気通路とを備えた冷蔵庫において、この霧化機からの霧を前記冷気通路に送る霧送出路と、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたものである。
【0007】
また、冷蔵室と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽とを備え、この冷蔵室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を循環させる冷蔵庫において、前記冷蔵室に入る冷気を前記電解槽の前記電解水内に導くと共に、この電解水内を通過した冷気を前記冷蔵室へ送るための冷気通路を備えたものである。
【0008】
また、貯蔵物を出し入れするための開口を有する冷蔵室と、この冷蔵室の開口を塞ぐ扉と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽と、この電解槽で生成された電解水を霧化する霧化機とを備え、前記冷蔵室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を吹出すように構成した冷蔵庫において、前記開口を塞ぐように冷気を吹出すための冷気吹出口と、前記霧化機からの霧を前記冷気吹出口に送る霧送出路と、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたものである。
【0009】
また、貯蔵物を出し入れするための開口を有する冷蔵室と、この冷蔵室の開口を塞ぐ扉と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽とを備え、前記冷蔵室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を吹出すように構成した冷蔵庫において、前記開口を塞ぐように冷気を吹出すための冷気吹出口と、前記冷蔵室に入る冷気を前記電解槽の前記電解水内に導くと共に、この電解水内を通過した冷気を前記冷気吹出口へ送るための冷気通路とを備えたものである。
【0010】
更に、前記電解水の次亜塩素酸の濃度を調節する濃度調節機を備えたものである。
【0011】
また、前記冷蔵庫において、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0013】
図1乃至図5は第1の実施の形態を示し、図1は本発明の冷蔵庫の正面図、図2は冷蔵庫の扉を外した状態を示す正面図、図3は冷蔵庫の側断面図、図4は冷蔵庫に組込まれる電解水生成ユニットを示す説明図、図5は同冷蔵庫の冷気の流れを示す説明図である。
【0014】
図1に示す1は本発明の家庭用の冷蔵庫であり、この冷蔵庫はその本体を構成する前面開口の断熱箱体2と、この箱体の開口を閉じる扉3、4、5、6、7とで構成される。扉3は後述する冷蔵室用の回動式の扉で、扉4、5、6及び7は引き出し式の扉である。扉4は野菜室用であり、扉5は製氷室用であり、扉6は温度切替室用であり、扉7は冷凍室用である。8はキックプレートと呼んでいる前面下部のカバーである。
【0015】
図2に示す9は冷蔵室で、約3℃程度に制御される。10は、この冷蔵室内に形成されたチルド室で、約1℃に制御されるもので、調節つまみなどの設定により、1〜2℃の調節は可能な室である。
【0016】
11は野菜室で、冷蔵室の下方に配置されており、野菜の貯蔵に適した温度、例えば約5℃に制御されるものである。
【0017】
12は約−18℃に制御される製氷室で、自動製氷機の一部である製氷皿13や、製氷された氷を貯めておくためのアイスボックス14などが配置されている。15は温度切替室で、−18℃〜3℃までの任意の温度に設定可能な室である。16は約−18℃に制御される冷凍室である。
【0018】
17は給水タンクで、水道水が貯められると共に、給水管18を介して製氷皿13にこの水道水を供給するものである。また、野菜室11には野菜室用容器19が、温度切替室15には切替室用容器20が、冷凍室16には冷凍室用容器21がそれぞれ配置されている。
【0019】
22は野菜室用容器19の奥に配置された電解水生成ユニットである。
【0020】
図3に示す23は冷蔵室用蒸発器、24はこの蒸発器23で冷却された冷気を送るための冷蔵室用送風機、25は冷蔵室用冷気ダクトであり、このダクトは、蒸発器23で冷却された冷気を冷蔵室13やチルド室10に供給するためのものである。
【0021】
61は冷気吹出口で、扉3が開かれた際に冷蔵室9の開口を塞ぐように、送風機24と異る図示しない送風機により冷気ACが吹き出される。このため、冷気は、外部からの熱や、雑菌などが侵入しないようにするためのエアカーテンの役割を果たすものである。
【0022】
26は前記送風機24などを制御するための制御装置、27は冷凍室用蒸発器、28はこの蒸発器で冷却された冷気を送るための冷凍室用送風機、29は冷媒圧縮機で、断熱箱体2の後側の下部に形成された機械室に配置されている。
【0023】
蒸発器23の下方には露受皿30が配置されており、この露受皿30と蒸発器23との間には、石英ガラス管ヒータ或るいはバイコール管ヒータ等の除霜用ヒータ(図示せず)が配置されている。この除霜用ヒータのガラス管の表面には白金系セラミック脱臭触媒を積層塗布して焼成してある。
【0024】
このため、この除霜用ヒータにより、冷媒圧縮機29の運転時(即ち冷却運転時)には蒸発器23の下方に戻ってくる臭気成分を含んだ冷気の臭気成分を吸着し、クリーンな冷気として蒸発器と熱交換させることができ、また、除霜用ヒータの通電時(即ち除霜運転時)には吸着した臭気成分を白金系の触媒にて酸化分解して触媒層を活性化するものである。
【0025】
31は露受皿で、この露受皿の上方で、且つ、蒸発器27の下方には、前記除霜用ヒータと同機能の除霜用ヒータが配置されている(図示せず)。尚、32は蒸発皿で、除霜水を自然蒸発させるためのものである。
【0026】
また、この冷蔵庫1は、冷媒圧縮機29と、この冷媒圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒を凝縮させるための凝縮器(例えば、断熱箱体内の断熱材内に埋込まれている。図示せず。)と、キャピラリーチューブなどの減圧器(図示せず)と、蒸発器23、27と、アキュームレータ(図示せず)とを冷媒管で環状に接続して構成した冷媒回路を備えている。そして、この冷媒回路に充填されている冷媒としては、例えば、R−134aなどのHFC冷媒が充填されている。
【0027】
図4に示す33は水道水を電気分解して次亜塩素酸を含む電解水34を生成するための電解槽、35はこの水道水を電気分解するための電極で、図示しない濃度調節機によって、電圧の印加方向や印加時間が制御されて、電解水の濃度が調節されるものである。36は電気分解によって発生した水素ガスを冷蔵庫1外に排出するための排気路、37は電解水を霧化するための霧化機で、例えば、超音波振動子などを用いており、その運転は送風機24と同期されている。
【0028】
38は霧化した電解水を冷気通路に送るための霧送出路、39は霧化等によって減った水を補充するために給水タンク17から水を導くための給水路である。尚、この給水路39と重なって図示できないが、送風機24からの冷気の一部を導くダクトもこの電解槽33に接続されている。このため、霧化機37で霧化された電解水は、冷気と共に速やかに霧送出路38から送風機24を介して冷蔵室9、チルド室10、野菜室11に送られる。
【0029】
このとき、比較的大きな霧の粒子はその自重により電解槽33内で滴下するが、非常に細かい霧の粒子は、冷気と共に冷気通路へ送られる。このため、大きな霧の粒子が野菜などの貯蔵物に付着し過ぎて悪影響を与えることが防止されている。また、40は排水バルブ、41は排水管である。
【0030】
このように構成された冷蔵庫1の動作について、冷気の流れを主体に説明する。
【0031】
冷蔵庫1内の冷蔵室用蒸発器23で冷却される冷気は、図5に示すように流れる。すなわち、野菜室11から吸込んで冷蔵室用蒸発器23で冷却された冷気は、電解水生成ユニット22の霧化機37で霧化された電解水と共に、冷蔵室用送風機24に吸込まれて、各室9、10、11に送られる。野菜室11への冷気は、送風機24からの冷気だけではなく、冷蔵室9やチルド室10を通った冷気も流れ込むようになっている。
【0032】
このように、冷蔵室9には、霧化された霧状の電解水が冷気と共に循環するので、電解水を散水するような従来のものと異り、貯蔵物同士の隙間にも供給が容易となり、貯蔵物同士の隙間にも電解水の除菌作用を充分に機能させることができる。
【0033】
また、この電解水は、野菜から放出されるエチレンガスを分解するので、野菜室11の野菜を長持ちさせることができる。しかも、電解水を細かい霧として冷蔵室9や野菜室11等に供給しているので、適度な湿度分を供給して高湿な状態で貯蔵物を保存することもできる。
【0034】
また、冷蔵室9だけではなく、チルド室10や野菜室11にも、冷気と共に霧化された霧状の電解水を供給しているので、これらの室10、11にも、除菌作用を機能させることができる。
【0035】
しかも、この霧化された電解水は冷気と共に庫内を循環するので、通常、掃除などほとんどできないような冷気通路も除菌することができる。
【0036】
この冷蔵庫1では、電解水生成ユニット22で生成された電解水を霧化して、冷気と共に循環させているので、その一部は蒸発器23に霜として付着したり、扉3、4を開いた際に庫外に流れ出たりするため、徐々に電解水34の水位が低下する。このため、給水タンク17から電解槽33へ水を導く給水路39から、手動、あるいは自動的に、水を補給できるようにして構成している。このように構成した場合、電解槽33のメンテナンスが容易となる。
【0037】
また、この冷蔵庫1では、冷蔵室9の扉3が開かれるのに連動して、冷気ACが冷気吹出口61から吹出されるように制御されている。このため、この冷気で、冷蔵室9に暖気や、雑菌が侵入しないようにエアカーテンの機能を果たすようになっていると共に、この冷気ACは、比較的除菌力の強い電解水の霧を含んでいるので、冷蔵室9の扉3近辺の浮遊している雑菌を除菌することもできる。このため、冷蔵室9内に雑菌が極めて入りにくくなっている。しかも、この冷気ACの吹出しを、扉9が閉じられてから、所定時間あるいは扉の開いている時間に応じて演算された時間継続することにより、扉3の内側に付着した雑菌や冷蔵室9開口周囲を集中的に除菌することもできる。
【0038】
また、冷凍用蒸発器27で冷却された冷気は、冷凍用送風機28で製氷室12、温度切替室15、冷凍室16とに供給され、温度切替室15を通った冷気は冷凍室16に流れ、この冷凍室16を通った冷気は再び冷凍用蒸発器27に流れるが、図5のようなブロック図での図示は省略する。
【0039】
尚、この第1の実施の形態のように、霧化された電解水を送風機24の吸込側の冷気通路に供給するように構成した例で説明したが、霧化された電解水を、送風機24からの冷気を冷蔵室9へ送る冷気通路に供給するようにしても構わない(図5の点線のブロック参照)。この場合、冷蔵室9のみに霧化した電解水を供給するので、小型の電解水生成ユニット22を使用することができ、庫内の収納空間を狭めにくくすることができる。
【0040】
次に、異る実施の形態について説明する。この実施の形態は請求項2に記載の冷蔵庫の例であって、前述した図1乃至図5に示すものと異る部分のみを説明し、同じ構成やほぼ同等の構成についてはその説明を省略する。
【0041】
図6は異る実施の形態で使用される電解水生成ユニットを示す説明図、図7はこの電解水生成ユニットを組込んだ冷蔵庫における冷気の流れを示す説明図で、図6に示す51は電解水生成ユニットで、電解水生成ユニット22とは、霧化機を備えていない点や、冷気を電解水内に強制的に通過させる構成を備えている点で、主に異るものである。
【0042】
52はエアポンプで、蒸発器23を通った冷気を電解槽33の電解水34中に強制的に送るためのものである。53は冷気を電解水34内に送るための冷気通路で、電解水34内に開口されている。54は冷気通路で、電解水34内を強制的に通過させた冷気を野菜室11に送るためのものである。また、前記電解水生成ユニット22と同様に、電極35、排気路36、排水バルブ40、排水管41、濃度調節機(図示せず)、給水路(図示せず)を備えている。
【0043】
このように構成された冷蔵庫1では、冷蔵用蒸発器23で冷却される冷気は次説明するように流れる。尚、冷凍用蒸発器27で冷却される冷気の流れは、図1乃至図5で説明したものと全く同じため、説明を省略する。
【0044】
野菜室11から吸込んで冷蔵用蒸発器23で冷却された冷気は、その一部がエアポンプ51に吸込まれて電解槽33内の電解水に強制的に通過するように吹き出される。このとき、野菜室11からの冷気は、野菜から放出されたエチレンガスや、庫外から侵入した雑菌などを含んでいるが、これらエチレンガスや雑菌などは、電解水34内を強制的に通過させるために、分解され、あるいは除菌され、クリーンな冷気となって各室9、10、11に送られる。このため、貯蔵物の鮮度が長く保たれる。また、冷気中の雑菌を極めて少なくすることができるので、雑菌による腐敗も防止することができる。
【0045】
更に、冷気を電解槽33に強制的に通すことにより、冷蔵庫内の代表的な臭気であるメチルメルカプタン、トリメチルアミン、アンモニアなどを次亜塩素酸と反応させて、分解させ、庫内の脱臭が行われる。また、これらの臭気は比較的水に溶けやすいので、次亜塩素酸と反応しなかった余分なものは水に溶け、反応以外の脱臭効果も期待できる。
【0046】
また、冷気を電解水34内に強制的に通過させることにより、通過した冷気は適度な水分を含むため、野菜などの貯蔵物を高湿で貯蔵することができる。
【0047】
このように、図6〜図7のように構成し、冷気を強制的に電解水に通過させることにより、除菌、脱臭、加湿の3つの効果を同時に得ることができる。
【0048】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、冷蔵庫において、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽と、この電解槽で生成された電解水を霧化する霧化機と、この霧化機からの霧を前記冷気通路に送る霧送出路と、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたので、電解水は霧化されて冷気と共に冷蔵室内を循環し、貯蔵物の隙間にも供給可能となるので、重ねたり接近させたりして収納された貯蔵物に対しても電解水の除菌作用を機能させることができ、霧化等によって減った水を簡単に補充することができる。
【0049】
また、請求項2に記載の発明によれば、冷蔵庫において、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽と、前記冷蔵室に入る冷気を前記電解水内に導くと共に、この電解水内を通過した冷気を前記冷蔵室へ送るための冷気通路とを備えたので、冷蔵室に送る冷気中のエチレンガスなどを分解すると共に、雑菌などを除菌することができ、清浄な冷気で冷蔵室を冷却することができ、貯蔵物を長持ちさせることができる。
【0050】
また、請求項3に記載の発明によれば、冷蔵庫において、冷蔵室の開口を塞ぐように冷気を吹出すための冷気吹出口と、霧化機からの霧をこの冷気吹出口に送る霧送出路と、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたので、冷気吹出口からの冷気で雑菌の除菌及び冷蔵室への侵入を防止することができると共に、熱流入も防止することができ、霧化等によって減った水を簡単に補充することができる。
【0051】
また、請求項4に記載の発明によれば、冷蔵庫において、冷蔵室の開口を塞ぐように冷気を吹出すための冷気吹出口と、冷蔵室に入る冷気を電解水内に導くと共に、この電解水内を通過した冷気を前記冷気吹出口へ送るための冷気通路とを備えたので、清浄な冷気で冷気吹出口からの冷気で雑菌の冷蔵室への侵入を防止することができると共に、熱流入も防止することができる。
【0052】
更に、請求項5に記載の発明によれば、電解水の次亜塩素酸の濃度を調節する濃度調節機を備えたので、野菜などの貯蔵物を貯蔵するのに適切な次亜塩素酸水を生成することができる。
【0053】
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項2、4の冷蔵庫において、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを
備えたので、霧化等によって減った水を簡単に補充することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の正面図である。
【図2】同冷蔵庫の扉を外した状態を示す正面図である。
【図3】同冷蔵庫の側断面図である。
【図4】同冷蔵庫に組込まれる電解水生成ユニットを示す説明図である。
【図5】同冷蔵庫の冷気の流れを示す説明図である。
【図6】異る実施の形態で使用される電解水生成ユニットを示す説明図である。
【図7】異る実施の形態の冷蔵庫における冷気の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫
11 野菜室
12 製氷皿(自動製氷機)
17 給水タンク
33 電解槽
34 電解水
37 霧化機
38 霧送出路
39 給水路
53、54 冷気通路
61 冷気吹出口
AC 冷気
Claims (6)
- 冷蔵室と、この室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を循環させる冷気通路と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽と、この電解槽で生成された電解水を霧化する霧化機とを備えた冷蔵庫において、前記霧化機からの霧を前記冷気通路に送る霧送出路と、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
- 冷蔵室と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽とを備え、前記冷蔵室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を循環させる冷蔵庫において、前記冷蔵室に入る冷気を前記電解槽の前記電解水内に導くと共に、この電解水内を通過した冷気を前記冷蔵室へ送るための冷気通路を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
- 貯蔵物を出し入れするための開口を有する冷蔵室と、この冷蔵室の開口を塞ぐ扉と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽と、この電解槽で生成された電解水を霧化する霧化機とを備え、前記冷蔵室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を吹出すように構成した冷蔵庫において、前記開口を塞ぐように冷気を吹出すための冷気吹出口と、前記霧化機からの霧を前記冷気吹出口に送る霧送出路と、自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
- 貯蔵物を出し入れするための開口を有する冷蔵室と、この冷蔵室の開口を塞ぐ扉と、次亜塩素酸を含有する電解水を生成する電解槽とを備え、前記冷蔵室が所定の温度になるようにこの冷蔵室に冷気を吹出すように構成した冷蔵庫において、前記開口を塞ぐように冷気を吹出すための冷気吹出口と、前記冷蔵室に入る冷気を前記電解槽の前記電解水内に導くと共に、この電解水内を通過した冷気を前記冷気吹出口へ送るための冷気通路とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
- 前記電解水の次亜塩素酸の濃度を調節する濃度調節機を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の冷蔵庫。
- 自動製氷機に水を供給するための給水タンクと、この給水タンクの水を前記電解槽に導く給水路とを備えたことを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の冷蔵庫。
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