JP3688990B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オゾン発生手段を有する脱臭装置を備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来より冷蔵庫においては、貯蔵食品から発生する臭気を除去するための脱臭装置を備えたものがあり、その脱臭装置には種々の構成のものがある。その中でもオゾンの酸化力を利用した脱臭装置があるが、このものは、一般に、オゾンを発生させるオゾン発生手段としてのオゾン発生器と、オゾンを分解させるためのオゾン分解手段としてのオゾン分解触媒とを備えている。そして、上記オゾン発生器としては従来では高圧放電方式が一般的であり、これは、例えばセラミック基板の表面に密着するように形成した沿面電極間で放電を発生させることにより、空気中の酸素からオゾンを発生させる構成となっている。
【0003】
しかしながら、上記したような高圧放電方式のオゾン発生器を用いたものでは、オゾン発生器周囲の空気の湿度が高いと、電極の表面に液膜ができ、このためにオゾンの発生効率が低下してしまい、ひいては脱臭機能が低下してしまうという欠点があった。
【0004】
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、オゾン発生手段周囲の空気中の湿度が高い場合でもオゾンを良好に発生させることができ、安定した脱臭機能を維持することが可能な冷蔵庫を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、貯蔵室と冷却器との間を循環する空気の循環路中に脱臭装置を設置する構成の冷蔵庫において、前記脱臭装置は、電気分解により空気中の水分からオゾンを発生させる低圧電解方式のオゾン発生手段と、このオゾン発生手段を収容するオゾン発生室と、このオゾン発生室に設けられ、前記オゾン発生手段により発生したオゾンの前記オゾン発生室からの流出量をほぼ一定に保つオゾン流出規制機構と、このオゾン流出規制機構から流出したオゾンと循環空気とを混合させる混合室と、この混合室において混合したオゾン混合空気が通過する部位に設けられたオゾン分解手段とを具備する構成としたことを特徴とするものである。
【0006】
上記した手段によれば、オゾン発生手段は、電気分解により空気中の水分からオゾンを発生させる方式のものであるから、高圧放電方式のものとは違い、周囲の空気中の湿気が多い場合でもオゾンを良好に発生させることができる。また、オゾン発生手段はオゾン発生室に収容されていて、循環する空気の温度や湿度の影響を直接は受け難くなっているため、オゾンの発生量を安定させることができる。しかも、オゾン発生室から流出するオゾンの流出量は、オゾン流出規制機構によりほぼ一定量に保たれるため、オゾンの流出量を安定させることができ、ひいては安定した脱臭機能を維持することが可能となる。
【0007】
この場合、オゾン流出規制機構は、絞り機構により構成することが好ましい (請求項2の発明)。
【0008】
請求項3の発明は、貯蔵室には、上下に隣り合いかつ互いに連通した冷蔵室と野菜室とがあると共に、循環空気は、冷却器から前記冷蔵室及び前記野菜室を順に経て冷却器へと戻る構成となっていて、脱臭装置は、前記冷蔵室と前記野菜室との境界部分に設置したことを特徴とする。
これによれば、特に冷蔵室において発生した臭気を脱臭装置により効果的に取り除くことが可能となる。
【0009】
請求項4の発明は、貯蔵室には、上下に隣り合いかつ互いに連通した冷蔵室と野菜室とがあると共に、循環空気は、冷却器から前記冷蔵室及び前記野菜室を順に経て冷却器へと戻る構成となっていて、脱臭装置は、前記冷却器の近傍に設置したことを特徴とする。
これによれば、冷蔵室及び野菜室から発生した臭気を脱臭装置により効果的に取り除くことが可能となる。
【0010】
請求項5の発明は、オゾン発生手段の運転を、空気循環用のファンの運転と同期させるようにしたことを特徴とする。
オゾン発生手段の運転を空気循環用のファンの運転と同期させることで、オゾン発生手段の制御が簡単になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図3を参照して説明する。まず、冷蔵庫の縦断側面図を示す図3において、冷蔵庫本体1は、外箱2と内箱3との間に発泡ウレタンなどの断熱材4を充填して構成されていて、前面が開口した矩形箱状をなしている。冷蔵庫本体1の内部は、断熱仕切壁5により上下に仕切られている。断熱仕切壁5の上方には仕切板6が設けられていて、冷蔵庫本体1内の上部は、この仕切板6によりそれぞれ貯蔵室を構成する冷蔵室7と野菜室8とに上下に仕切られている。冷蔵室7の前面には回動式の扉7aが設けられ、野菜室8の前面には引き出し式の扉8aが設けられている。冷蔵室7内の下部には、チルド室9が設けられている。
【0012】
断熱仕切壁5の下方には断熱仕切壁10が設けられていて、冷蔵庫本体1内の下部は、この断熱仕切壁10により切替室11と冷凍室12とに仕切られている。これら切替室11及び冷凍室12の前面には、それぞれ引き出し式の扉11a,12aが設けられている。なお、切替室11は、図示しないスイッチにより、例えば冷蔵室、野菜室、冷凍室、パーシャル室、チルド室、ワイン冷却室の温度帯に切り替えて使用できる構成となっている。
【0013】
上記野菜室8の背部には冷蔵室用冷気生成室13が形成されていて、この冷蔵室用冷気生成室13に、冷蔵室用冷却器14と、空気循環用の冷蔵ファン15と、除霜ヒータ16が配設されている。冷蔵室7の後部には、上下方向に延びる冷気ダクト17を形成するダクトカバー18が設けられていて、このダクトカバー18には、複数の冷気吐出口19が形成されている。冷気ダクト17の下部は、冷蔵室用冷気生成室13と連通している。野菜室8の後部の下部には、当該野菜室8と冷蔵室用冷気生成室13とを連通させる吸込口20が形成されている。そして、上記冷蔵室7と野菜室8との間を仕切る仕切板6には開口部が形成されていて、ここに後述する脱臭装置21が配設されている。従って、この場合、脱臭装置21は、冷蔵室7と野菜室8との境界部分に配設されている。
【0014】
上記切替室11及び冷凍室12の背部には冷凍室用冷気生成室22が形成されていて、この冷凍室用冷気生成室22に、冷凍室用冷却器23と、空気循環用の冷凍ファン24と、除霜ヒータ25が配設されている。なお、切替室11には、当該切替室11内への冷気の供給を制御するためのダンパ装置(図示せず)が配設されている。冷蔵庫本体1の後部の底部には機械室26が形成されていて、この機械室26に冷凍サイクル用のコンプレッサ27が配設されている。
【0015】
冷凍サイクルには、図示はしないが切替弁が設けられていて、この切替弁により、上記コンプレッサ27により圧縮された冷媒が、冷蔵室用冷却器14に優先して流されて当該冷蔵室用冷却器14が優先的に冷却される冷蔵冷却運転と、冷凍室用冷却器23に流されて当該冷凍室用冷却器23が冷却される冷凍冷却運転とが交互に行われるようになっている。なお、冷蔵冷却運転では、冷蔵室用冷却器14を冷却した後の冷媒が冷凍室用冷却器23に流れることになるため、冷凍室用冷却器23の冷却度合いは低い。
【0016】
ここで、冷蔵冷却運転が行われた状態で、冷蔵ファン15が運転されると、冷蔵室用冷却器14により冷却された冷蔵室用冷気生成室13内の空気が、図3に矢印で示すように、冷気ダクト17を通して各冷気吐出口19から冷蔵室7及びチルド室9に供給され、この空気によりこれら冷蔵室7及びチルド室9が冷却される。冷蔵室7及びチルド室9に供給された空気は、脱臭装置21を通過した後、野菜室8に供給され、この空気により野菜室8も冷却される。そして、野菜室8の空気は吸込口20を通して冷蔵室用冷気生成室13に戻される。このようにして、冷蔵室用冷気生成室13と貯蔵室である冷蔵室7及び野菜室8との間を空気が循環し、その過程で冷蔵室7、チルド室9、及び野菜室8が冷却される。
【0017】
また、冷凍冷却運転が行われた状態で、冷凍ファン24が運転されると、冷凍室用冷却器23により冷却された冷凍室用冷気生成室22内の空気が、図示しない冷気吐出口から冷凍室12に供給されると共に、切替室11に供給され、この空気により冷凍室12及び切替室11が冷却される。このとき、切替室11は、設定された温度帯となるように、ダンパ装置により冷気の流入量が制御される。冷凍室12及び切替室11に供給された空気は、図示しない吸込口を通して冷凍室用冷気生成室22に戻される。このようにして、冷凍室用冷気生成室22と貯蔵室である冷凍室12及び切替室11との間を空気が循環し、その過程で冷凍室12及び切替室11が冷却される。
【0018】
さて、上記脱臭装置21について、図1及び図2を参照して説明する。まず図1において、脱臭装置21のケース30には、オゾン発生室31と混合室32とが仕切形成されている。このうちオゾン発生室31には、オゾン発生手段を構成する低圧電解方式のオゾン発生器33が収容されている。このオゾン発生器33は、図2にも示すように、固体電解質膜34と、この固体電解質膜34の一方の面に設けられたアノード電極35と、他方の面に設けられたカソード電極36と、これらアノード電極35及びカソード電極36のそれぞれの外面に設けられた多孔膜37,38とから構成されていて、アノード電極35とカソード電極36との間に、直流電源39から例えば3Vの電圧が印加される構成となっている。ここで、固体電解質膜34の材料としては、例えばペルフルオロカーボンスルホン酸ポリマー(例:ナフィオン(superscript:(R) )(デュポン社製))を使用する。
【0019】
上記オゾン発生室31は、図示しない隙間を通して周囲と連通しているが、周囲の空気が直接は流入しないように仕切られている。上記混合室32の流入口32aは、周囲の空気が流入するように開口している。オゾン発生室31の奥側には、オゾン流出規制機構を構成する絞り機構40が設けられている。この絞り機構40は、オゾン発生室31と混合室32とを連通させる複数個の孔40aから構成されていて、オゾン発生室31において発生したオゾンの混合室32側への流出量がほぼ一定量に保つように構成されている。また、混合室32の出口にはオゾン分解手段を構成するオゾン分解触媒41が設けられている。
【0020】
オゾン分解触媒41は、例えば酸化マンガンベースのセラミック製ハニカム (成形品)、或いは金属ハニカムをコア材とし、これに触媒成分を固定した構成となっている。オゾン分解触媒41は、このようにハニカム構造とすることで、当該オゾン分解触媒41とオゾン及び臭気成分との接触面積をより大きく確保して、オゾン及び臭気成分の分解効率を向上させるようにしている。
このように構成された脱臭装置21は、混合室32の流入口32aを冷蔵室7内と連通させると共に、混合室32の出口となるオゾン分解触媒41を野菜室8内に臨ませるように設置され、また、オゾン発生器33は、図示しない制御装置により、冷蔵ファン15の運転と同期して運転されるようになっている。
【0021】
次に本実施例の作用を説明する。
まず、脱臭装置21の脱臭作用について説明する。オゾン発生器33に直流電源39の電圧が印加されて当該オゾン発生器33が運転されると、オゾン発生室31内において、オゾン発生器33周囲の空気中の水分(H2O)を電気分解することにより、固体電解質膜34のアノード電極35側においてオゾン(O3)が発生し、カソード電極36側において、発生した水素イオン(H+)と、周囲の空気中の酸素(O2)とが結び付いて水(H2O)が生成される(図2参照)。オゾン発生室31内において発生したオゾンは、絞り機構40の孔40aから混合室32側へ流出する。
【0022】
一方、冷蔵ファン15の運転に伴い、冷蔵室7内(チルド室9も含む)の貯蔵物から発生した臭気を含んだ空気が、流入口32aから混合室32内に流入し、この混合室32において、その臭気を含んだ空気と上記オゾンとが混合し、この混合空気が下流のオゾン分解触媒41側へ流れる。混合空気に含まれたオゾン及び臭気成分はオゾン分解触媒41において吸着され、ここで、臭気成分がオゾンの酸化力により分解されると共に、余剰のオゾンがオゾン分解触媒41により分解される。このようにして臭気及びオゾンが除去された空気が、オゾン分解触媒41から野菜室8側へ供給されることになる。なお、野菜室8内を通る過程でも臭気を含むことになるが、その臭気も、上記冷蔵室7内の臭気と共に、脱臭装置21において除去されるようになる。このようにして冷蔵室7及び野菜室8内に発生する臭気が、脱臭装置21により除去されるようになる。
【0023】
冷蔵ファン15及びオゾン発生器33は、上記したように冷蔵室7及び野菜室8を冷却する冷蔵冷却運転時に運転されると共に、うるおい冷却運転時にも運転される。このうるおい冷却運転とは、次のような運転である。すなわち、冷凍室用冷却器23の冷気により冷凍室12を冷却する冷凍冷却運転時において、冷蔵室7側の冷蔵ファン15を運転する。冷凍冷却運転時においては、冷蔵室用冷却器14には冷媒は供給されず、当該冷蔵室用冷却器14は冷却されないため、次第に温度が上昇する。このとき、冷蔵ファン15が運転されることに伴い、冷蔵室用冷却器14の表面に付着した霜が解け、その解けた霜の水分を含んで湿度が高くなった空気が冷蔵室7及び野菜室8に供給されるため、冷蔵室7及び野菜室8の湿度が高くなり、冷蔵室7及び野菜室8に貯蔵された貯蔵物の乾燥が防止されるようになる。
【0024】
このようなうるおい冷却運転時にオゾン発生器33を運転させることで、オゾン発生器33周囲の湿度も高くなり、当該オゾン発生器33において、オゾンを効率良く発生させることができる。
【0025】
上記した実施例によれば、次のような効果を得ることができる。まず、オゾン発生器33は、電気分解により空気中の水分からオゾンを発生させる方式のものであるから、高圧放電方式のものとは違い、周囲の空気中の湿気が多い場合でもオゾンを良好に発生させることができる。また、オゾン発生器33はオゾン発生室31に収容されていて、循環する空気の温度や湿度の影響を直接は受け難くなっているため、オゾンの発生量を安定させることができる。しかも、オゾン発生室31から流出するオゾンの流出量は、絞り機構40によりほぼ一定量に保たれるため、オゾンの流出量を安定させることができ、ひいては安定した脱臭機能を維持することが可能となる。
【0026】
さらに、オゾン発生器33の固体電解質膜34及びオゾン分解触媒41は、メンテナンス不要で、半永久的に使用することが可能であり、交換などの必要がない。絞り機構40は、単なる複数個の孔40aにより構成しているので、構成が簡単である。
【0027】
脱臭装置21は、循環空気が冷蔵室7から野菜室8へ流入する境界部分に設置しているので、特に冷蔵室7において発生した臭気を効果的に取り除くことが可能となる。
オゾン発生器33の運転を、冷蔵室7及び野菜室8の空気を循環させる冷蔵ファン15の運転と同期させるようにしているので、オゾン発生器33の制御が簡単になる利点がある。
【0028】
図4は本発明の第2実施例を示したものであり、この第2実施例は、上記した第1実施例とは次の点が異なっている。
すなわち、脱臭装置21を、冷蔵室用冷却器14の近傍に位置させて、吸込口20と冷蔵室用冷却器14との間の通路に配設していて、野菜室8を通った空気が、吸入口20から、脱臭装置21を通して冷蔵室用冷却器14側へ戻る構成となっている。なお、冷蔵室7と野菜室8との間の仕切板6には、それらを連通させる連通孔6aが形成されていて、冷蔵室7の空気は、その連通孔6aを通して野菜室8側へ流入するようになっている。
【0029】
このような構成とした第2実施例においては、冷蔵室7及び野菜室8から発生した臭気を、脱臭装置21により効果的に取り除くことが可能となる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、オゾン発生手段周囲の空気中の湿度が高い場合でもオゾンを良好に発生させることができ、安定した脱臭機能を維持することが可能となる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す脱臭装置の断面図
【図2】オゾン発生器のオゾンの発生原理を説明するための図
【図3】冷蔵庫の縦断側面図
【図4】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
図面中、1は冷蔵庫本体、7は冷蔵室(貯蔵室)、8は野菜室(貯蔵室)、14は冷蔵室用冷却器(冷却器)、15は冷蔵ファン(ファン)、21は脱臭装置、30はケース、31はオゾン発生室、32は混合室、33はオゾン発生器(オゾン発生手段)、40は絞り機構(オゾン流出規制機構)、41はオゾン分解触媒(オゾン分解手段)を示す。
Claims (5)
- 貯蔵室と冷却器との間を循環する空気の循環路中に脱臭装置を設置する構成の冷蔵庫において、
前記脱臭装置は、
電気分解により空気中の水分からオゾンを発生させる低圧電解方式のオゾン発生手段と、
このオゾン発生手段を収容するオゾン発生室と、
このオゾン発生室に設けられ、前記オゾン発生手段により発生したオゾンの前記オゾン発生室からの流出量をほぼ一定に保つオゾン流出規制機構と、
このオゾン流出規制機構から流出したオゾンと循環空気とを混合させる混合室と、
この混合室において混合したオゾン混合空気が通過する部位に設けられたオゾン分解手段とを具備する構成としたことを特徴とする冷蔵庫。 - オゾン流出規制機構は絞り機構であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 貯蔵室には、上下に隣り合いかつ互いに連通した冷蔵室と野菜室とがあると共に、循環空気は、冷却器から前記冷蔵室及び前記野菜室を順に経て冷却器へと戻る構成となっていて、脱臭装置は、前記冷蔵室と前記野菜室との境界部分に設置したことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 貯蔵室には、上下に隣り合いかつ互いに連通した冷蔵室と野菜室とがあると共に、循環空気は、冷却器から前記冷蔵室及び前記野菜室を順に経て冷却器へと戻る構成となっていて、脱臭装置は、前記冷却器の近傍に設置したことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
- オゾン発生手段の運転を、空気循環用のファンの運転と同期させるようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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