JP5747148B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵室空間に霧化装置を設置した冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫の庫内や保存している食品や食品容器へ対する除菌や冷蔵庫空気の脱臭ニーズが高まっている。
従来、このニーズに応える機能を備えた冷蔵庫として、殺菌性又は抗菌性の処理水を超音波霧化装置にてミスト状にして貯蔵室へ供給し、そのミスト成分が貯蔵室の庫壁や保存している食品や食品容器の表面の除菌を行うことや、冷蔵庫空気の脱臭を行っている。(例えば、特許文献1参照)
図8と図9は特許文献1に記載された従来のミスト生成装置を備えた冷蔵庫を示すものである。
図に示すように、野菜室7は冷蔵庫本体Rの下部に設けられ、その前面開口は
開閉自在に引き出される引出し扉D2により閉止されるようになっている。また、野菜室7は仕切板(図示せず)によりその上方の冷蔵室(図示せず)と仕切られている。
また、引出し扉D2には固定ハンガ(図示せず)が固定され、この固定ハンガに野菜等の食品を収納する野菜容器7Bが搭載されている。野菜室7にはミスト生成装置として超音波振動子8、冷蔵庫近傍にオゾン発生装置(図示せず)と水道直結の水供給経路(図示せず)オゾン水供給経路(図示せず)を有している。また、オゾン水供給経路は野菜室へ導かれ超音波霧化装置8に連結している。
以上のように構成された冷蔵庫において、以下にその動作について説明する。
オゾン発生体で発生したオゾンは水と接触させて処理水としてのオゾン水にされる。生成したオゾン水は冷蔵庫の野菜室に導かれ、超音波振動子8によりミストへと霧化され、野菜室に噴霧される。この霧化されたオゾン水ミストにより、冷蔵庫の野菜室7に庫壁や食品等の表面に付着している細菌類の抗菌を行うことや野菜室7の空気の脱臭を行うことができる。
特開2000−220949号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ミスト生成装置が設置されている野菜室に対してのみ殺菌性や抗菌性のあるミストを供給することができることから野菜室の庫壁や食品や食品保存容器等に付着している細菌類の抗菌を行うことはできるものの、ミスト生成装置を設置していない他の貯蔵室へ対してはミストを供給することができず、他の貯蔵室の庫壁や食品等の表面に付着している細菌類の抗菌や空気の脱臭を行うことができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ミスト装置を備えていない貯蔵室へも容易にミストを供給し、冷蔵庫の全ての貯蔵室の庫壁や食品等の表面に付着したカビや細菌
酵母およびウィルス等の微生物の増加を抑制し、空気の悪臭成分を分解し、脱臭することを目的とする。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体は、仕切り壁によって区画された貯蔵室と、前記貯蔵室を冷却する冷気を生成する冷却室と、前記冷気が搬送される風路と、前記貯蔵室へ供給するミストを生成するミスト噴霧装置とを有し、前記貯蔵室は、前記ミスト噴霧装置が備えられた特定の貯蔵室と、前記特定貯蔵室以外の貯蔵室とを備えるとともに、前記特定貯蔵室
には前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストを直接的に供給し、前記特定貯蔵室以外の貯蔵室へ前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストを間接的に供給する間接供給手段を備えるもので、前記間接供給手段は、前記特定貯蔵室から前記冷却室へ冷気を戻す吸込み風路、および前記冷却室から前記特定貯蔵室外へ冷気を送風する吐出風路とを有し、前記特定貯蔵室に冷気が供給されている時は、前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストが、前記吸込み風路および吐出風路を介して前記特定貯蔵室以外の貯蔵室へ間接的に供給され、前記特定貯蔵室に冷気が供給されていない時は、前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストが前記特定貯蔵室に直接的に供給されるものである。
これによって、ミスト装置を備えた貯蔵室は直接的にミストを供給し、ミスト装置を備えていない貯蔵室へは間接的にミストを供給することができるようになったので、冷蔵庫の全ての貯蔵室の庫壁や食品等の表面に付着したカビや細菌酵母およびウィルス等の微生物の増加を抑制し、空気の悪臭成分を分解とすることができる。
本発明は制菌作用や脱臭作用を有したミスト成分を冷蔵庫の全ての貯蔵室へ供給することで抗菌性を高めた冷蔵庫を提供するものである。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫を想定したBOXでの細菌の除菌効果を示した図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫を想定したBOXでのカビの除菌効果を示した図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫を想定したBOXでの抗ウイルス効果を示した図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の縦断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の野菜室の斜視図 従来の冷蔵庫の要部概略説明斜視図 従来の冷蔵庫の野菜室の概略機成説明斜視図
第1の発明の冷蔵庫は、断熱箱体は、仕切り壁によって区画された貯蔵室と、前記貯蔵室を冷却する冷気を生成する冷却室と、前記冷気が搬送される風路と、前記貯蔵室へ供給するミストを生成するミスト噴霧装置とを有し、前記貯蔵室は、前記ミスト噴霧装置が備えられた特定の貯蔵室と、前記特定貯蔵室以外の貯蔵室とを備えるとともに、前記特定貯蔵室には前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストを直接的に供給し、前記特定貯蔵室以外の貯蔵室へ前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストを間接的に供給する間接供給手段を備えるもので、前記間接供給手段は、前記特定貯蔵室から前記冷却室へ冷気を戻す吸込み風路、および前記冷却室から前記特定貯蔵室外へ冷気を送風する吐出風路とを有し、前記特定貯蔵室に冷気が供給されている時は、前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストが、前記吸込み風路および吐出風路を介して前記特定貯蔵室以外の貯蔵室へ間接的に供給され、前記特定貯蔵室に冷気が供給されていない時は、前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストが前記特定貯蔵室に直接的に供給されるものである。
これによって、ミスト装置を備えた貯蔵室は直接的にミストを供給し、ミスト装置を備えていない貯蔵室へは間接的にミストを供給することができるようになったので、冷蔵庫の全ての貯蔵室の庫壁や食品等の表面に付着したカビや細菌酵母およびウィルス等の微生物の増加を抑制し、空気の悪臭成分を分解とすることができるようになった。
の発明の冷蔵庫は、第1の発明において、前記特定貯蔵室内でかつ、食品を貯蔵する貯蔵空間とは異なる独立区画にミスト噴霧装置を設けたミスト専用区画を備えることを特徴とするものである。
これにより、前記ミスト発生装置から発生したミストを一旦ミスト専用区画に蓄えるこ
とができ、貯蔵室に保存している食品等でミストが消失することなく効率よく蓄えたミストを前記冷凍サイクルの風路へ直接的に容易に供給することができるようになったので、前記冷凍サイクルの冷気の流れを利用して吐出風路や吸込み風路を経由して全ての貯蔵室へミスト容易に供給させることができ、冷蔵庫の全ての貯蔵室の庫壁や食品等の表面に付着したカビや細菌酵母およびウィルス等の微生物の増加を抑制することや、貯蔵室の空気の悪臭成分を分解し、脱臭することができるようになった。
の発明の冷蔵庫は、第1の発明において、前記特定貯蔵室内でかつ、前記貯蔵室内で区画された食品を貯蔵する貯蔵区画をミスト噴霧装置を設けたミスト噴霧区画としたことを特徴とするものである。
これにより、ミスト噴霧区画へ保存した食品へ対し積極的にミストを供給することができるので、より積極的に食品の表面に付着した微生物を積極的に抑制したい食品がある場合は、前記ミスト噴霧装置を設けたミスト噴霧区画へ食品を保存することにより微生物の増加を抑制することができるようになった。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図であり、図2は本発明の実施
の形態1における冷蔵庫を左右に切断した場合の断面を示す縦断面図である。
図において、冷蔵庫100の冷蔵庫本体である断熱箱体101は、主に鋼板を用いた外箱102と、ABSなどの樹脂で成型された内箱103と、外箱102と内箱103との間の空間に発泡充填される硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材とで構成され、周囲と断熱され、仕切り壁によって複数の貯蔵室に断熱区画されている。最上部に第一の貯蔵室としての冷蔵室104、その冷蔵室104の下部に第四の貯蔵室としての切替室105と第五の貯蔵室としての製氷室106が横並びに設けられ、その切替室105と製氷室106の下部に第二の貯蔵室としての冷凍室107、そして最下部に第三の貯蔵室としての野菜室108が配置される構成となっている。
冷蔵室104は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃とし、野菜室108は冷蔵室104と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃としている。冷凍室107は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
切替室105は、1℃〜5℃で設定される冷蔵、2℃〜7℃で設定される野菜、通常−22℃〜−15℃で設定される冷凍の温度帯以外に、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切り換えることができる。切替室105は製氷室106に並設された独立扉を備えた貯蔵室であり、引き出し式の扉を備えることが多い。
なお、本実施の形態では、切替室105を、冷蔵と冷凍の温度帯までを含めた貯蔵室としているが、冷蔵は冷蔵室104と野菜室108、冷凍は冷凍室107に委ねて、冷蔵と冷凍の中間の上記温度帯のみの切り換えに特化した貯蔵室としても構わない。また、特定の温度帯に固定された貯蔵室でも構わない。
製氷室106は、冷蔵室104内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、室内下部に配置した貯氷容器(図示せず)に貯蔵する。
断熱箱体101の天面部は冷蔵庫の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に機械室101aを形成して、機械室101aに、圧縮機109、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。すなわち、圧縮機109を配設する機械室101aは、冷蔵室104内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
手が届きにくくデッドスペースとなっていた断熱箱体101の最上部の貯蔵室後方領域に機械室101aを設けて圧縮機109を配置することにより、従来の冷蔵庫で、使用者が使いやすい断熱箱体101の最下部にあった機械室のスペースを貯蔵室容量として有効に転化することができ、収納性や使い勝手を大きく改善することができる。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体101の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて圧縮機109を配置す
るタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。
野菜室108と冷凍室107の背面には冷気を生成する冷却室110が設けられている。また、冷却室110と各貯蔵室へは、冷気を搬送するための吐出風路141と各貯蔵室から冷却室へ冷気がもどる吸込み風路142が設けられている。野菜室吐出風路141aは、野菜室へ冷気を吐出し、野菜室吸込み風路142は野菜室108に備えられている。
冷却室110内には、冷却器112が配設されており、冷却器112の上部空間には強制対流方式により冷却器112で冷却した冷気を冷蔵室104、切替室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107に送風する冷却ファン113が配置される。
また、冷却室110内の冷却器112によって冷却された冷気は野菜室吐出風路141aを通過して野菜室108へ冷却ファン113によって送られるが、その野菜室吐出風路141aの途中にダンパ130が備えられている。
野菜室108には、野菜室108の引き出し扉118に取り付けられたフレームに載置された下段収納容器119と、下段収納容器119に載置された上段収納容器120が配置されている。
また、野菜室108の背面の下部には、冷却器112で冷却された冷気が野菜室吐出風路141aを通過して吐出するための野菜室吐出口143と、吐出した冷気が冷却室110へ戻るための野菜室吸込み風路142aとその吸込み口として野菜室吸込み口144が設けられている。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった扉に取り付けられたフレームと内箱に設けられたレールにより開閉するタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。
また、野菜室108の天面にはミスト噴霧装置131が備えられている。野菜室108はミスト噴霧装置131からミストが直接噴霧される構造になっている。
さらに、野菜室108にはミスト噴霧装置131から供給されたミストが冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107へと間接的に供給できる間接供給路であるミスト運搬路146が設けられており、ミストがミスト運搬路146を通過して間接噴霧される構造となっている。
また、ミスト運搬路146には、ミスト噴霧装置131から発生したミストをミスト運搬路146へ吸い上げるミスト吸い込み口が設けられ、冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107には吸い上げられたミストが吐出するミスト吐出口が設けられている。
さらに、ミスト運搬路146には、野菜室108と冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107へ間接噴霧されるミストを分配するための分流調整手段としてファン147が設けられている。このファンの風量により、野菜室108へミストを直接噴霧する量と、冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107へミストを間接噴霧するミスト量を調節することができる。また、切替室105と製氷室106と冷凍室107へのミスト吐出口にはさらに間接噴霧されるミストを分配するためのミスト分流手段としてのダンパ148が設けられている。ダンパの開閉により、冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107へとミストの分配量を調節することができる。
また、ミスト噴霧装置131から発生したミストは静電霧化により生成する。さらに、このミストには静電霧化方式により生成されることから、OHラジカルやオゾンを含んでいる。従って、これらの強い酸化力によりミストと接触した冷蔵庫100の構造材料や各貯蔵室に保存している食品や食品容器等の表面に付着したカビや酵母やウィルス等の微生物が増加することを抑制する働きを有している。
さらに、冷蔵庫100に保存している食品等から発生した臭いを含む空気とミストが接触することにより、ミストに含まれるOHラジカルやオゾンにより臭い成分を酸化分解することから、臭いの分解により脱臭効果が得られる働きを有している。
以上のように構成された本実施の形態の冷蔵庫100について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された温度に応じて制御基板(図示せず)からの信号により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。圧縮機109の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)である程度凝縮液化し、さらに冷蔵庫本体(断熱箱体101)の側面や背面、また冷蔵庫本体(断熱箱体101)の前面間口に配設された冷媒配管(図示せず)などを経由し冷蔵庫本体(断熱箱体101)の結露を防止しながら凝縮液化し、キャピラリーチューブ(図示せず)に至る。その後、キャピラリーチューブでは圧縮機109への吸入管(図示せず)と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって冷却器112に至る。
ここで、低温低圧の液冷媒は、冷却ファン113の動作により搬送する各貯蔵室への吐出風路141を搬送して各貯蔵室内の空気と熱交換され、冷却器112内の冷媒は蒸発気化する。この時、冷却室110内で各貯蔵室を冷却するための冷気を生成する。低温の冷気は冷却ファン113から冷蔵室104、切替室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107に冷気を風路やダンパ130を用いて分流させ、それぞれの目的温度帯に冷却する。
野菜室108は冷却器112にて冷却された冷気により冷却されるが、野菜室108を冷却する冷気は冷却ファン113にて送風され吐出風路141を通過し、吐出風路141の途中から分留された野菜室吐出風路141aを経て野菜室ダンパ130aを通過し、野菜室吐出口143から野菜室108へ流入する。野菜室108へ流入した冷気は、下段収納容器119の外周を循環し、下段収納容器119を冷却して、野菜室吸込み口144から吸い込まれ、野菜室吸込み風路142aを通過して、冷却室110へ再び戻る。この冷凍サイクルの動作により野菜室108は冷却されるが、野菜室108に設置された温度センサ(図示せず)が目的温度帯以下の温度を検知した場合、野菜室ダンパ130aを閉じることにより、野菜室108へ冷気の流入が停止するよう制御されている。
このとき、ミスト噴霧装置131は、野菜室108へミストを直接噴霧させるように制御されている。さらに、ミスト分流手段であるファン147を動作させミスト吸い込み口からミスト運搬路146へとミスト噴霧装置131から生成したミストを吸い込み、冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107のミスト吐出口からそれぞれの貯蔵室へと間接噴霧される。これにより、冷蔵庫100の各貯蔵室である、冷蔵室104、切替室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107へ供給されることになる。このようにして、ミストが冷蔵庫の全貯蔵室へ供給されている。
また、ミストに含まれるオゾンは強い酸化力を有しているので、できるだけオゾン濃度が高い方がカビや細菌やウィルス等の微生物に対して制菌作用に有利に働き、臭い成分の分解力も大きくなることから脱臭効果にたいしても有利に働くが、一方で独特のオゾン臭
により冷蔵庫ユーザーが嫌悪され、人体へ対しても有害になるため、冷蔵庫ユーザーの立場からすると、できるだけ低濃度である方がよい。
そこで、オゾン濃度の制菌作用と、オゾン臭の関係を事前に確認したところ、オゾン濃度は5ppb以上の濃度で99%の除菌率を有しており、その一方で30ppbの濃度になると、冷蔵庫ユーザーの臭気許容限界値であることが分かった。さらに、80ppb以上のオゾン濃度になると、オゾンが野菜へ対して概観ダメージを与えることが事前のBOX試験にて確認した。以上確認結果から、ミスト専用区画150から供給されるミスト農度は、ミスト噴霧装置131を制御することによりミストの発生量を制御して、冷蔵庫の各貯蔵室区画内でオゾン濃度として5ppb以上30ppb以下になるよう、制御している。このため、各貯蔵室へ到達したミストは、除菌効果を発揮しながら、冷蔵庫ユーザーへ対してオゾン臭も気になることはない。
さらに以下に、冷蔵庫の各貯蔵室を想定したBOXでの大腸菌での除菌効果、カビの除菌効果、ウィルスの除菌効果を示す。
図3は、冷蔵庫の貯蔵室を想定したBOXにて細菌の代表菌種である大腸菌の除菌効果を確認した結果を示している。
試験条件はBOX容量を約70L、BOX内温度約5℃、BOX内相対湿度は90%R.H以上と設定したうえで、ミスト噴霧装置131をBOX内に設置し稼働率30分ON−30分OFFで稼動させた。尚、対照としては、上記BOX条件よりミスト噴霧装置131の代わりに超音波霧化装置にてミストを噴霧したもので同一試験を行った。
図3に示すように、本実施の形態においては超音波霧化装置では除菌率30%未満あるのに対し、ミスト噴霧装置131にて霧化した場合、3日で95%以上、7日では99%以上の高い抗菌効果を有していることが判明した。
次に図4に冷蔵庫の野菜室を想定したBOXにてカビ代表菌種であるクロカビの除菌効果を確認した結果を示す。
試験条件はBOX容量を約70L、BOX内温度約5℃、BOX内相対湿度は90%R.H以上と設定したうえで、ミスト噴霧装置131をBOX内に設置した。尚、対照としては、ミスト噴霧装置131を除いたもので同一試験を行った。尚、供試カビは初発浮遊カビ数が1000個以上/100L・Airになるように噴霧した。菌数の測定はエアーサンプラー吸引法にて測定した。
図4に示すように、本実施の形態の静電霧化装置を60分稼動後対照条件に対し99%除菌効果が得られており、野菜や庫内表面だけでなく、冷蔵庫庫内に浮遊する菌に対しても除菌効果が確認できた。
次に図5に本実施の形態1の静電霧化装置の抗ウィルス効果をBOX試験にて確認した結果を示す。
試験条件はBOX容量を約30L、BOX内温度は室温、BOX内相対湿度は90%R.H以上と設定したうえで、本実機の形態1のミスト噴霧装置131をBOX内に設置し稼働率30分ON−30分OFFで稼動させた。尚、対照としては、ミスト噴霧装置131を除いたもので同一試験を行った。ウィルスの不活化は50%組織培養感染量(TCID50)の対数値で比較した。TCID50の対数値が小さいほどウィルス不活化率は高く、LogTCID50値は2以上の差があれば有意差があるといえる。
本試験結果から、本実施の形態2の静電霧化装置214を2時間稼動させた場合、初期および対照(ブランク)に対しLogTCID50/mlで2以上の差があることから、ウィルス不活化効果があることが確認できた。
また、図示はしないが、乾燥に強く冷蔵庫庫内にも人の手を介して生息する黄色ブドウ球菌に対しても大腸菌と同様の除菌効果が得られている。また、O−157やMRSA、インフルエンザウイルスなどの病原菌にたいしても同様に高い除菌効果が得られていることから細菌、カビ、ウィルスなど幅広い菌種に対して高い除菌効果を有することが明らかとなった。
一方、ミスト噴霧装置からオゾンと同時に発生するラジカルは各貯蔵室へ供給される量は10〜50μmol/Lとなるよう制御されている。ラジカルもオゾンと同様、生物にとっては多量では有害物質となるが、微量では生体防御反応を活発化させ、カロチンやビタミンなどの抗酸化物質を多量に生成し、耐性強化に寄与する物質である。10〜50μmol/Lでは、微生物にとっては細胞破壊を生じる濃度であるが野菜にとっては、悪影響を及ぼす濃度ではなく、むしろ生体防御反応での栄養素増加が期待できる。
実験においてラジカル量が100μmol/L以上ではレタスの細胞損傷が生じ、品質が劣化することを確認している。また、微生物抑制には10μmol/L以上で抗菌活性が2.0以上であることが確認できている。したがって、抗菌効果、野菜の保存性の両方から判断して、ラジカル量は10〜50μmol/L程度が望ましいと言える。
このように、野菜室108内に噴霧されたミストは、野菜室108内でプラスに帯電する野菜や果物の表面および庫内壁面に電気的に付着し、野菜や果物の表面の微細な凹部にまで侵入し、凹部に付着するカビ、細菌、酵母およびウィルスを微細ミストの内圧エネルギーによって剥がし、オゾンとOHラジカルの酸化分解作用によって、酸化分解除去する。一方では壁面の微細な孔に侵入し、同様に孔内部の汚れや有害物質を浮き上がらせオゾン酸化分解によって分解除去する。
また、ミストに静電付加することにより、ミスト中の水分子をラジカル化し、OHラジカルを生成することとなり、オゾンの酸化力に加え、OHラジカルの酸化力によって、細菌やカビ、酵母およびウィルスなどの微生物の分解性能を高めることができる。
なお、上記実験では、最も高い温度帯となる野菜室108内を代表して評価を行ったが、最も高い温度帯で効果が出ているため、野菜室108よりも低い温度帯である冷蔵室104等の貯蔵室においても同様の効果を奏することが可能である。
以上のように、本実施の形態1においては、野菜室108へミスト噴霧装置131を設けることによって野菜室108へはミストを直接噴霧することができるようになり、さらにミスト供給手段であるミスト運搬路146を設けることによってミスト運搬路146を通過して冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107へもミストを間接噴霧させることができるようになったので、冷蔵庫の全ての貯蔵室の庫壁や食品等の表面に付着したカビや細菌酵母およびウィルス等の微生物の増加を抑制し、空気の悪臭成分を分解とすることができるようになった。
本実施の形態におけるミストの直接噴霧とは貯蔵室とミスト専用区画が貯蔵室内の一画に備えられて開口部等を介して常に連通している状態での噴霧とし、間接噴霧とは、ミスト運搬路146等の風路を介してミスト専用区画と離れた場所にある貯蔵室へミストを供給する状態での噴霧としている。
ここで、ダンパ148は必ずしも必要ではなく、ミスト吐出口の開口面積によってミストの分配量を調節することも可能である。
また、ミスト運搬路146は冷凍サイクルの風路を用いても同様の作用があり、冷蔵室104と切替室105と製氷室106と冷凍室107へミストを間接噴霧することも可能である。
この場合、ミスト運搬路146を特別に設置することなくなるので、冷蔵庫の部品点数を削減し、冷蔵庫の空間を有効利用することができる効果を有している。また、ミスト分流手段であるファン147を冷凍サイクルで冷気を循環させるための冷却ファン113としても同様にミストを分流させる効果を有している。さらに、ミスト分流手段であるダンパ148を野菜室ダンパ130としても、ミストを分流させる効果を有している。 この場合、冷蔵庫の冷凍サイクルの冷気の循環を活用することになるので、ミストを間接噴霧させる特別な手段を設ける必要がなくなるので、冷蔵庫の部品を削減し、冷蔵庫の空間を有効利用することができる。
また、ミスト運搬路146はミスト噴霧装置131近傍に備えることで、ミスト噴霧装置131から生成したミストをミスト運搬路146へ効率よく供給することができるようになり、より間接噴霧しやすくなるといった効果を有する。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の縦断面図であり、図7は本発明の実施の形態2の冷蔵庫における野菜室の斜視図である。
なお、実施の形態1と同様の構成および同様の技術思想が適用できる部分については、説明を省略するが、実施の形態1の構成に本実施の形態を組み合わせて実施することで不具合がない限り、組み合わせて適用することが可能である。
図において冷却器112の下部空間には冷却時に冷却器112やその周辺に付着する霜や氷を除霜するためのガラス管製のラジアントヒータ114が設けられ、さらにその下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン115、その最深部から庫外に貫通したドレンチューブ116が構成され、その下流側の庫外に蒸発皿117が構成されている。
また、野菜室108の天面にはミスト専用区画150が備えられている。このミスト専用区画には、野菜室108に接した面に開口部としてミスト専用区画開口部151が設けられている。さらに、ミスト専用区画150は、野菜室吸込み風路142aとミスト専用区画連結部152にて連結した状態で設置された構造になっている。(図3参照)さらに、ミスト専用区画150内には、ミスト噴霧装置131が備えられており、ミスト噴霧装置131から生成したミストがミスト専用区画150に蓄えられる構造になっている。
このミスト専用区画150に蓄えられたミストは、ミスト専用区画連結部152を通過して野菜室吸込み風路142aへと供給される構造になっている。さらに、ミストは、ミスト専用区画開口部151を通過して野菜室108へも供給される構造にもなっている。
以上のように構成された本実施の形態の冷蔵庫100について、以下その動作、作用を説明する。
冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された温度に応じて制御基板(図示
せず)からの信号により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。圧縮機109の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)である程度凝縮液化し、さらに冷蔵庫本体(断熱箱体101)の側面や背面、また冷蔵庫本体(断熱箱体101)の前面間口に配設された冷媒配管(図示せず)などを経由し冷蔵庫本体(断熱箱体101)の結露を防止しながら凝縮液化し、キャピラリーチューブ(図示せず)に至る。その後、キャピラリーチューブでは圧縮機109への吸入管(図示せず)と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって冷却器112に至る。
ここで、低温低圧の液冷媒は、冷却ファン113の動作により搬送する各貯蔵室への冷吐出風路141を搬送して各貯蔵室内の空気と熱交換され、冷却器112内の冷媒は蒸発気化する。この時、冷却室110内で各貯蔵室を冷却するための冷気を生成する。低温の冷気は冷却ファン113から冷蔵室104、切替室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107に冷気を風路やダンパ130を用いて分流させ、それぞれの目的温度帯に冷却する。
野菜室108は冷却器112にて冷却された冷気により冷却されるが、野菜室108を冷却する冷気は冷却ファン113にて送風され吐出風路141を通過し、吐出風路141の途中から分留された野菜室吐出風路141aを経て野菜室ダンパ130aを通過し、野菜室吐出口143から野菜室108へ流入する。野菜室108へ流入した冷気は、下段収納容器119の外周を循環し、下段収納容器119を冷却して、野菜室吸込み口144から吸い込まれ、野菜室吸込み風路142aを通過して、冷却室110へ再び戻る。この冷凍サイクルの動作により野菜室108は冷却されるが、野菜室108に設置された温度センサ(図示せず)が目的温度帯以下の温度を検知した場合、野菜室ダンパ130aを閉じることにより、野菜室108へ冷気の流入が停止するよう制御されている。
このとき、ミスト噴霧装置131はミスト専用区画150にミストを蓄えるように制御されている。このため、野菜室108内の一区画に備えられたミスト専用区画150に蓄えられたミストは、ミスト専用区画開口部151を経由して野菜室108へと貯蔵室外の風路を介さずに直接噴霧される。一方で、間接噴霧の場合にはミスト専用区画連結部152を経由して野菜室吸込み口144へも供給されている。
一方、冷凍サイクルにより野菜室108を冷却しているときは、ミスト専用区画150からミスト専用区画連結部152を経由して野菜室吸込み風路142aへミストが供給されているが、この供給されたミストは、冷却室110へ流入する。そして、冷却ファンにより冷却室110から、冷蔵庫100の各貯蔵室である、冷蔵室104、切替室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107へ供給されることになり間接噴霧することになる。
この冷凍サイクルが動作し野菜室108へ冷気が流入中は、ミストは野菜室108以外の冷蔵庫100の各貯蔵室へ積極的に間接噴霧され、野菜室が目的亭温度帯以下の温度となり野菜室108へ冷気の流入が停止した際は、ミストは野菜室108へ積極的に直接噴霧されることになる。このようにして、ミスト専用区画150からミストが各貯蔵室へ直接噴霧と間接噴霧されている。
以上のように、本実施の形態2においては、ミスト専用区画150にミスト噴霧専用区画開口部を設け、さらに、ミスト専用区画150を野菜室吸込み風路142aに隣接させることによって、ミスト噴霧装置131から噴霧されたミストが効率よく野菜室108へ直接噴霧させることができ、さらに冷凍サイクルにより冷蔵室104、切替室105、製氷室106、野菜室108、冷凍室107へ間接噴霧させることができるようになったので、ミストに含まれるOHラジカルとオゾンの酸化作用により、冷蔵庫の全ての貯蔵室の
庫内の壁面や空気や野菜表面に付着したカビや細菌酵母およびウィルス等の微生物が増加することを抑制し、悪臭成分を分解することができるようになった。
ここで、本実施の形態2においては、ミスト専用区画150を野菜室吸込み風路142aに隣接する構造としたが、これに限定されるものでなく、野菜室吸込み口144付近に備えることでも同様の働きをするものである。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ミスト発生装置から供給されたミストをミスト噴霧装置が備えら得ている特定貯蔵室へは直接噴霧、特定貯蔵室以外の貯蔵室へ対しては間接供給手段を設けることにより間接噴霧することが可能となり、ミストを冷蔵庫の全ての各貯蔵室へ供給することが可能となり、OHラジカルを含む微細ミストによって各貯蔵室の全室の庫内の壁面や空気や野菜表面に付着したカビや細菌酵母およびウィルス等の微生物が増加することを抑制することが可能となる。
100 冷蔵庫
101 断熱箱体
104 冷蔵室
105 切替室
106 製氷室
107 冷凍室
108 野菜室
109 圧縮機
110 冷却室
112 冷却器
113 冷却ファン
118 扉
119 下段収納容器
120 上段収納容器
130 ダンパ
131 ミスト噴霧装置
141 吐出風路
141a 野菜室吐出風路
142 吸込み風路
142a 野菜室吸込み風路
143 野菜室吐出口
144 野菜室吸込み口
146 間接供給手段(ミスト運搬路)
147 ミスト分流手段(ファン)
148 ミスト分流手段(ダンパ)
150 ミスト専用区画
151 ミスト専用区画開口部
152 ミスト専用区画連結部

Claims (3)

  1. 断熱箱体は、仕切り壁によって区画された貯蔵室と、前記貯蔵室を冷却する冷気を生成する冷却室と、前記冷気が搬送される風路と、前記貯蔵室へ供給するミストを生成するミスト噴霧装置とを有し、前記貯蔵室は、前記ミスト噴霧装置が備えられた特定の貯蔵室と、前記特定貯蔵室以外の貯蔵室とを備えるとともに、前記特定貯蔵室には前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストを直接的に供給し、前記特定貯蔵室以外の貯蔵室へ前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストを間接的に供給する間接供給手段を備えるもので、前記間接供給手段は、前記特定貯蔵室から前記冷却室へ冷気を戻す吸込み風路、および前記冷却室から前記特定貯蔵室外へ冷気を送風する吐出風路とを有し、前記特定貯蔵室に冷気が供給されている時は、前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストが、前記吸込み風路および吐出風路を介して前記特定貯蔵室以外の貯蔵室へ間接的に供給され、前記特定貯蔵室に冷気が供給されていない時は、前記特定貯蔵室に備えられた前記ミスト噴霧装置によって生成されたミストが前記特定貯蔵室に直接的に供給されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記特定貯蔵室内でかつ、食品を貯蔵する貯蔵空間とは異なる独立区画にミスト噴霧装置を設けたミスト専用区画を備えることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記特定貯蔵室内でかつ、前記貯蔵室内で区画された食品を貯蔵する貯蔵区画をミスト噴霧装置を設けたミスト噴霧区画としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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