JP3827829B2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空気調和装置は周知のようにケース内にエバポレータを通過した冷風と、ヒータコアを通過した温風とが混合するエアミックス室を備え、このエアミックス室で適温に調節された空気を該エアミックス室の上方のケース上壁に設けたベント吹出口、デフロスタ吹出口、およびフット吹出口から各制御ドアの開閉制御にもとづいて吹出し制御されるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記制御ドアの多くは一端に回動中心を持ってエアミックス室側へ開動する回動タイプのドアが用いられているため、制御ドアがエアミックス室側へ開動することにより、該制御ドアで通風が偏向されて冷風と温風とのエアミックス性が悪化したり、各吹出口への配風制御が適切に行われなくなるばかりでなく、該制御ドアが通風抵抗となって吹出空気量が低下してしまう可能性がある。
【0004】
また、ケース上壁にフット吹出口を設けてあるため、該フット吹出口にケース外面に沿って下方に延出するフットダクトを接続配置する必要があり、このため、ケース外面に張り出したフットダクトがインストルメントパネル内側の車室内機能部品と干渉しないように搭載する必要があって搭載レイアウトが難しく、かつ、部品点数が多くなってコスト的に不利となってしまう。
【0005】
そこで、本発明はエアミックス室での冷風と温風とのエアミックス性および各吹出口への配風制御を適切に行うことができると共に吹出空気量の低下を来すことがなく、しかも、フットダクトを不要としてユニットをコンパクトに構成できて車室内への搭載レイアウトを容易に行うことができる自動車用空気調和装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、エバポレータを通過した冷風とヒータコアを通過した温風とが混合するエアミックス室の上方のケース上壁にベント吹出口を設けると共に、該エアミックス室の後側に該ベント吹出口の近傍でエアミックス室に連通して下側にフット吹出口を有するフット通路を隔成し、かつ、前記ベント吹出口を開閉するベントドアを、スライド機構によりベント吹出口を閉塞する閉塞位置と、フット通路への通風の邪魔とならない格納位置とに亘ってケース上壁内面に沿ってスライド可能としたスライドドアで構成し、スライド機構は、スライドドアの背面に設けた歯部と、該歯部に噛合した駆動歯車と、スライドドアの側縁に突設したガイドピンと、ケースに設けられて前記ガイドピンを摺動自在に係合したカム溝とを有し、かつ、該カム溝は終端位置でガイドピンをスライドドアがケース上壁内面側に向けて移動する方向に案内する部分を備えていることを特徴としている。
【0007】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載のケース上壁にベント吹出口の前側に隣接してデフロスタ吹出口を設け、該デフロスタ吹出口を開閉するデフドアを、スライド機構によりデフロスタ吹出口を閉塞する閉塞位置と、通風の邪魔とならないエバポレータ配設部上方の格納位置とに亘ってケース上壁の内面に沿ってスライド可能としたスライドドアで構成したことを特徴している。
【0009】
請求項3の発明にあっては、請求項1または2に記載の駆動歯車は歯部の一部に歯丈の高い高歯を備え、スライドドアの閉塞位置で該スライドドアをケース上壁内面側に向けて押動するようにしたことを特徴としている。
【0010】
請求項5の発明にあっては、請求項1〜3に記載のスライドドアはその閉塞位置で対応する吹出口の開口縁に密接するシール部材を備えていることを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、エアミックス室上方のケース上壁に設けたベント吹出口を開閉するベントドアは、スライド機構によりケース上壁内面に沿ってスライド可能なスライドドアで構成しているため、回動タイプのものと異なりベント吹出口の開放時にベントドアが下方回動によりエアミックス室内に向けて立上がって通風を偏向するようなことがなく、従って、エアミックス室での冷風と温風とのエアミックス性を向上することができると共に、ベント吹出口への配風を適切に行うことができ、かつ、ベントドアが通気抵抗となってベント吹出口からの吹出空気量が低下するようなこともない。
【0012】
また、このベントドアの格納位置をフット通路への通風の邪魔とならない位置としてあるから、ベント吹出口とフット吹出口とから温調空気を吹出させるバイレベルモード時に、ベントドアがフット通路へ流通する空気の通気抵抗となることがなく、従って、フット吹出口からの吹出空気量が低下することがなくバイレベル吹出作用を適切に行わせることができる。
【0013】
更に、フット通路をエアミックス室の後側に隔成してあるため、ベントドアの回動スペースを確保する必要がなくケース高さを低くできることと相俟ってユニットをコンパクトに構成することができて車室内への搭載レイアウトを容易に行うことができると共に、部品点数を削減できてコストダウンに大きく寄与することができる。しかも、スライドドアを作動するスライド機構を歯車駆動としてあるから、作動が円滑となってドア操作性を向上することができ、かつ、異音発生のない快適なドア制御を行うことができる。また、スライドドアのガイドピンを案内するカム溝は終端位置でガイドピンをスライドドアがケース上壁面側に向けて移動する方向に案内する部分を備えているため、スライドドアをカム溝の終端位置でケース上壁面に押圧して定置させることができ、スライドドアのガタツキを回避することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、ケース上壁のベント吹出口の前側に隣接して設けたデフロスタ吹出口を開閉するデフドアも、ベントドアと同様のスライドドアで構成し、しかも、デフドアの格納位置を通風の邪魔とならないエバポレータ配設部の上方位置としてあるから、エアミックス室でのエアミックス性を向上できると共にデフロスタ吹出口への配風制御を適切に行うことができ、かつ、デフドアが通気抵抗となってデフロスタ吹出口からの吹出空気量が低下するようなこともない。
【0017】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2の発明の効果に加えて、スライドドアをカム溝の終端位置で歯車の高歯により確実に押動できるため、スライドドアの押動機構を簡単にすることができると共に、大きな駆動トルクを要することもない。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の発明の効果に加えて、スライドドアはその閉塞位置でシール部材が対応する吹出口の開口縁に密接してシールするので、空気の洩れを回避できて特定の吹出口からの吹出空気量が低下することがなく、品質感および信頼性を向上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0020】
図1,2において、1は空調ユニットのケースを示し、該ケース1内にはブロワ接続口2に接続した図外のブロワユニットから送風されてくる空気の上流側から、エバポレータ3とヒータコア4とをこの順に配設してある。
【0021】
エバポレータ3とヒータコア4との間には、エバポレータ3を通過した冷風をヒータコア4に指向させる下向きに、又はヒータコア4を迂回する上向きに選択的に通風させ、あるいは該冷風を前記両方に適宜の比率で分配するエアミックスドア5を配設してあると共に、該ヒータコア4の上方部分を前記エバポレータ3を通過した冷風と、ヒータコア4を通過した温風とが混合するエアミックス室6としてある。
【0022】
エアミックス室6の上方のケース1の上壁にはベントドア8によって開閉されるベント吹出口7を設けてあり、また、エアミックス室6の後側には隔壁9によってフット通路10を隔成してある。
【0023】
フット通路10はケース1内に上下方向に延在して下端にフット吹出口11を有し、上側部が前記ベント吹出口7の近傍でエアミックス室6に連通している。
【0024】
この実施形態ではフット通路10の下側後壁にフット吹出口11に近接してリヤベント吹出口12を開設して、これらフット吹出口11側とリヤベント吹出口12側とへ通風を切換えるモードドア13を配設してある。
【0025】
前記ベントドア8は図3,4にも示すように、スライド機構Mによってベント吹出口7を閉塞する閉塞位置と、該ベント吹出口7を開放する格納位置とに亘ってケース1の上壁内面に沿ってスライド可能なスライドドアS・Dで構成している。
【0026】
ここで、このベントドア8の格納位置は該ベントドア8がフット通路10への通風の邪魔とならない位置に設定してある。
【0027】
本実施形態ではベントドア8を、前記ベント吹出口7を閉塞する閉塞位置からケース1後方のフット通路10側へスライドさせて格納するようにしてあり、そこで、ベントドア8を全開動した際に、該ベントドア8の後端部がフット通路10の上側部とエアミックス室6との連通部分に若干入り込むような位置が格納位置として設定されている。
【0028】
換言すれば、隔壁9の上端末がフット通路10とエアミックス室6との連通部分を確定するから、該隔壁9の上端末の位置を前記全開動させたベントドア8の後端部位置付近となるように設定することにより、ベントドア8の格納位置が決められる。
【0029】
ベントドア8はケース1の上壁の弯曲形状に整合して円弧状に形成してあって、該ベントドア8の前端両側縁と後端両側縁とにガイドピン14を突設してある。このガイドピン14は勿論ローラとして構成してもよい。
【0030】
一方、ケース1の側壁には前記前後のガイドピン14が個別に摺動自在に係合して、ベントドア8の前記閉塞位置と格納位置とへのスライド移動をガイドする前後2つのカム溝15を形成してある。
【0031】
このカム溝15はベントドア8をケース1の上壁の弯曲形状に沿ってスライド移動させるように、該ケース1の上壁の弯曲形状に整合して円弧状に形成してあり、かつ、ベントドア8の閉塞位置を規制する前側終端部15aをケース1の上壁側に向けて曲折成形して、ガイドピン14がこの前側終端部15aに案内されることにより、ベントドア8をその閉塞位置でケース1の上壁内面側に向けて移動させるようにしてある。
【0032】
このベントドア8の上面周縁にはシール部材16を装着してあって、該ベントドア8が閉塞位置でケース1の上壁内面側に向けて移動されることにより、該シール部材16がベント吹出口7の開口縁に密接してシールできるようにしてある。
【0033】
また、ベントドア8の裏面の例えば両側部には前後方向に歯部17を形成してある一方、ケース1にはその両側壁に跨って回転自在に軸支した駆動軸19に固設されて、前記歯部17に噛合した駆動歯車18を装着してある。
【0034】
この駆動歯車18はケース1外に突出した駆動軸19端に設けた減速歯車機構20を介して正逆回転されるもので、歯部18aの一部に歯丈の高い高歯18bを備え、ベントドア8の閉塞位置で該ベントドア8をこの高歯18bによりケース1の上壁内面側に向けて押動するようにしてある。
【0035】
本実施形態ではケース1の上壁に前記ベント吹出口7の前側に隣接して、デフドア22によって開閉されるデフロスタ吹出口21を設けてある。
【0036】
このデフドア22も前傾ベントドア8と同様にスライド機構Mによって閉塞位置と格納位置とに亘ってケース1の上壁内面に沿ってスライド可能なスライドドアS・Dで構成されている。
【0037】
従って、デフドア22を構成するスライドドアS・Dの構造およびスライド機構Mの構造は前述と同様であるので詳述は省略するが、デフドア22の格納位置は、デフドア22が閉塞位置から前方へスライド移動してデフロスタ吹出口21が全開となって、該デフロスタ吹出口21への通風の邪魔とならないエバポレータ3の配設部上方のデッドスペース部分に設定してある。
【0038】
また、本実施形態では前述のエアミックスドア5も、これらベントドア8およびデフドア22と同様にスライド機構Mによって上下方向にスライド移動する円弧状のスライドドアS・Dで構成されているが、スライド機構Mの上下のカム溝15はそれぞれ上下終端部15aを後方へ向けて曲折成形してある一方、駆動歯車18の歯部18aには2つの高歯18bを設けて、エアミックスドア5がヒータコア4側を全開とするフルホットモード時、およびバイパス側を全開とするフルクールモード時には、該エアミックスドア5が後方へ移動されて対応する開口部分を密閉できるようにしてある。
【0039】
なお、このエアミックスドア5は左右1対設けて、ドライバー席側と助手席側とで独立して温度調整作用を行わせるようにしてもよい。
【0040】
以上の実施形態の構造によれば、エアミックス室6の上方のケース1の上壁に設けたベント吹出口7を開閉するベントドア8は、スライド機構Mによりケース1の上壁内面に沿ってスライド可能なスライドドアS・Dで構成しているため、回動タイプのものと異なりベント吹出口7の開放時に下方回動によりベントドア7がエアミックス室6内に向けて立上がって通風を偏向するようなことがなく、従って、エアミックス室6での冷風と温風とのエアミックス性(温調性)を向上することができると共に、ベント吹出口7への配風を適切に行うことができ、かつ、ベントドア8が通気抵抗となってベント吹出口7からの吹出空気量が低下するようなこともない。
【0041】
また、このベントドア8の格納位置をフット通路10への通風の邪魔とならない位置に設定してあるため、ベント吹出口7とフット吹出口11とから温調空気を吹出させるバイレベルモード時、あるいはフット通路10に設けたリヤベント吹出口12からも温調空気を吹出させる場合に、ベントドア8がフット通路10へ流通する空気の通気抵抗となることがなく、従って、フット吹出口11あるいはリヤベント吹出口12からの吹出空気量が低下することがなく、これらフット吹出口11又はリヤベント吹出口12からの空気吹出作用を適切に行わせることができる。
【0042】
更に、フット通路10をエアミックス室6の後側に隔成してあるため、前述のベントドア8をスライドドアS・Dとして回動スペースを確保する必要がなくケース1の高さを低くできることと相俟って、ユニットをコンパクトに構成することができて車室内への搭載レイアウトを容易に行うことができると共に、部品点数を削減できてコストダウンに大きく寄与することができる。
【0043】
特に、本実施形態にあってはケース1の上壁のベント吹出口7の前側に隣接して設けたデフロスタ吹出口21を開閉するデフドア22も、ベントドア8と同様スライド機構Mによりケース1の上壁に沿ってスライド可能なスライドドアS・Dとして構成し、しかも、該デフドア22の格納位置を通風の邪魔とならないエバポレータ3配設部上方のデッドスペースを有効利用して該上方部分に設定してあるから、エアミックス室6でのエアミックス性を向上できると共にデフロスタ吹出口21への配風制御を適切に行うことができ、かつ、デフドア22が通気抵抗となってデフロスタ吹出口21からの吹出空気量が低下するようなこともない。
【0044】
また、スライドドアS・Dを作動するスライド機構Mを歯車駆動としてあるから、作動が円滑となってドア操作性を向上することができ、かつ、異音発生のない快適なドア制御を行うことができる。
【0045】
しかも、スライドドアS・Dのガイドピン14を案内するカム溝15は終端位置でガイドピン14をスライドドアS・Dがケース1の上壁面側に向けて移動する方向に案内する部分15aを備えているため、スライドドアS・Dを閉塞位置でケース1の上壁面に押圧させてその周縁部のシール部材16をベントドア7および又はデフロスタ吹出口12に密接させて確実にシールして空気の洩れを回避することができるから、特定の吹出口からの吹出空気量が低下することがなく、かつ、スライドドアS・Dをしっかりと定置してガタツキを回避することができ、従って、品質感および信頼性を向上することができる。
【0046】
更に、スライドドアS・Dをケース1の上壁面に向けて押圧する押動機構は、駆動歯車18に部分的に高歯18bを設けることによって構成しているため、構成を至って簡単にすることができると共に、大きな駆動トルクを要することもないので駆動系の構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】同実施形態のベント吹出口部分の拡大図。
【図3】同実施形態のベントドアの斜視図。
【図4】同実施形態のベントドアとスライド機構とを示す断面図。
【符号の説明】
1 ケース
3 エバポレータ
4 ヒータコア
6 エアミックス室
7 ベント吹出口
8 ベントドア
10 フット通路
11 フット吹出口
14 ガイドピン
15 カム溝
16 シール部材
17 歯部
18 駆動歯車
18a 歯部
18b 高歯
21 デフロスタ吹出口
22 デフドア
M スライド機構
S・D スライドドア
Claims (4)
- エバポレータ(3)を通過した冷風とヒータコア(4)を通過した温風とが混合するエアミックス室(6)の上方のケース(1)上壁にベント吹出口(7)を設けると共に、該エアミックス室(6)の後側に該ベント吹出口(7)の近傍でエアミックス室(6)に連通して下側にフット吹出口(11)を有するフット通路(10)を隔成し、かつ、前記ベント吹出口(7)を開閉するベントドア(8)を、スライド機構(M)によりベント吹出口(7)を閉塞する閉塞位置と、フット通路(10)への通風の邪魔とならない格納位置とに亘ってケース(1)上壁内面に沿ってスライド可能としたスライドドア(S・D)で構成し、スライド機構(M)は、スライドドア(S・D)の背面に設けた歯部(17)と、該歯部(17)に噛合した駆動歯車(18)と、スライドドア(S・D)の側縁に突設したガイドピン(14)と、ケース(1)に設けられて前記ガイドピン(14)を摺動自在に係合したカム溝(15)とを有し、かつ、該カム溝(15)は終端位置でガイドピン(14)をスライドドア(S・D)がケース(1)上壁内面側に向けて移動する方向に案内する部分を備えていることを特徴とする自動車用空気調和装置。
- ケース(1)上壁にベント吹出口(7)の前側に隣接してデフロスタ吹出口(21)を設け、該デフロスタ吹出口(21)を開閉するデフドア(22)を、スライド機構(M)によりデフロスタ吹出口(21)を閉塞する閉塞位置と、通風の邪魔とならないエバポレータ(3)配設部上方の格納位置とに亘ってケース(1)上壁の内面に沿ってスライド可能としたスライドドア(S・D)で構成したことを特徴とする請求項1記載の自動車用空気調和装置。
- 駆動歯車(18)は歯部(18a)の一部に歯丈の高い高歯(18b)を備え、スライドドア(S・D)の閉塞位置で該スライドドア(S・D)をケース(1)上壁内面側に向けて押動するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用空気調和装置。
- スライドドア(S・D)はその閉塞位置で対応する吹出口(7),(21)の開口縁に密接するシール部材(16)を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自動車用空気調和装置。
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