JPH11254941A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
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- JPH11254941A JPH11254941A JP6357298A JP6357298A JPH11254941A JP H11254941 A JPH11254941 A JP H11254941A JP 6357298 A JP6357298 A JP 6357298A JP 6357298 A JP6357298 A JP 6357298A JP H11254941 A JPH11254941 A JP H11254941A
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- case
- door
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Abstract
の改善を図る。 【解決手段】 ケース1の側壁の一方に作業孔26を設
け、該作業孔26を閉止するリッド部材27の軸受孔2
8で駆動軸24の他端を軸支する構造とすることによ
り、ドア本体6aをケース1に組付けた後に駆動軸24
をケースの外側から作業孔26に挿入し、ドア本体6a
の歯部22と駆動軸24の歯車23の噛合位置調整を行
って該駆動軸24を容易に組付けることができ、ドア本
体6aと駆動軸24のケース1への組付作業性を向上す
ることができる。
Description
置に関する。
特開平9−123748号公報に示されているように、
エバポレータとヒータコアとの間に配設された制御ドア
(エアミックスドア)をスライド式としたものが知られ
ている。
本体の側端部に突設したガイドピンと、ケース側壁に設
けたガイド溝との係合によって通風口を開放する開位置
と、通風口を閉止する閉位置との間でスライド自在とし
てあって、このドア本体の一側面の歯部に、ケース側壁
を貫通して軸支された駆動軸に固設した歯車をこの歯部
に噛合させて、該駆動軸の回転によりドア本体をスライ
ド移動させるようにしている。
タ,ヒータコアおよび制御ドア等の内部機能部品の組付
けのため左右半割りの分割型にしてあって、これらの内
部機能部品を1対の割型ケースで挟み込んで組付けるよ
うにしており、前記制御ドアとしてのスライド式のエア
ミックスドアおよび駆動軸を組付ける場合には、駆動軸
の左右端部を対応する左右割型ケースの軸受孔に挿通す
ると共に、ドア本体の左右側端部のガイドピンを左右割
型ケースのケース側壁に設けたガイド溝に係合させて、
これら左右割型ケースを嵌合して固着するようにしてい
る。
歯車との噛合位置決めをして組付ける必要があり、従っ
て左右割型ケースが適正に嵌合する状態までこれら制御
ドアと駆動軸とを相互にずれ動かないように保持してい
なければならないが、ケースには手が入るスペースがな
いためこれら制御ドアと駆動軸の組付けが非常に困難と
なってしまう。
ア本体および駆動軸のケース内への組付けを容易に行う
ことができる自動車用空気調和装置を提供するものであ
る。
は、ケース内に配設されて該ケース内の通風を制御する
制御ドアを、ドア本体の側端部とケースの側壁とに設け
られて相互に係合するスライドガイド手段と、ドア本体
に設けた歯部およびケースの側壁を貫通して軸支された
駆動軸に固設されて該歯部に噛合した歯車とからなる歯
車機構と、を備えてスライド式とした構造において、前
記ケースの側壁の少くとも一方に駆動軸の歯車径よりも
大径の作業孔を設け、ケースの外側から駆動軸をこの作
業孔に挿通してその一端をケースの他側壁に軸支し、か
つ、該駆動軸の他端を前記作業孔を閉塞するリッド部材
の軸受孔に挿通して軸支したことを特徴としている。
載のドア本体の歯部に噛合する歯車は駆動軸に一体成形
してあると共に、該駆動軸のケース外側に配置される端
部に他の駆動伝達歯車を一体成形したことを特徴として
いる。
側壁に設けた作業孔は駆動軸の歯車径よりも大径に形成
してあって、該駆動軸をケースの外側から作業孔に挿入
して組付けることができるから、予め制御ドアのドア本
体をケース内に組付けた後、駆動軸を前記ケースの外側
から作業孔に挿入してその一端をケースの他側壁に軸支
させ、歯車をドア本体の歯部に適正な噛合位置に調整し
て該駆動軸の他端にリッド部材の軸受孔を挿入係合し、
該リッド部材をケース側壁に締結固定して作業孔を閉塞
することによって該駆動軸をドア本体に対して適正に組
付けることができるから、ドア本体と駆動軸の組付作業
性を一段と向上することができる。
ス内に組付けた後で外側から組付けるため、ドア本体が
どのようなスライド位置にあっても歯車をドア本体の歯
部に適正な噛合位置に調整して駆動軸を組付けることが
でき、従って、ケースを作業者が組付作業をし易い姿勢
にして駆動軸の組付けを行うこともできる。
の発明の効果に加えて、ドア本体の歯部に噛合する歯車
および駆動軸端の他の駆動伝達歯車を該駆動軸に一体成
形してあるため、部品点数,部品管理工数を削減できて
コスト的に有利に得ることができる。
と共に詳述する。
を示し、該ケース1は左右半割りの割型ケース1A,1
Aからなる分割型としてあって、該ケース1内にはブロ
ワ接続口2に接続した図外のブロワユニットから送風さ
れてくる空気の上流側から、エバポレータ3とヒータコ
ア4とをこの順に配設してある。
は、エバポレータ3を通過した冷風を隔壁5に設けた下
側開口5aを通してヒータコア4に指向させる下向き
に、又は上側開口5bを通してヒータコア4を迂回する
上向きに選択的に通風させ、あるいは該冷風を前記両方
に適宜の比率で分配する制御ドアとしてのエアミックス
ドア6を配設してあると共に、該ヒータコア4の上方部
分を前記エバポレータ3を通過した冷風とヒータコア4
を通過した温風とが混合するエアミックス室7としてあ
る。
にはベント吹出口8とデフロスタ吹出口9とを前後に隣
接して設けてあり、かつ、ケース1の側壁にはデフロス
タ吹出口9に近接してサイドデフロスタ吹出口10を設
けてある。
1によってフット通路12を隔成してある。
延在して下端にフット吹出口13を有し、上側部が前記
ベント吹出口8の近傍でエアミックス室7に連通してい
る。また、このフット通路12の下側後壁にはフット吹
出口13に近接してリヤベント吹出口14を設けてあ
る。
ロスタ吹出口9,フット通路12に設けた制御ドアとし
てのベントドア,デフドア,フットドアをそれぞれ示
し、フットドア17としてはフット吹出口13とリヤベ
ント吹出口14とへ通風を切換えるフラップドアを用い
ている。
ア15,デフドア16は、何れもドア本体6a,15
a,16aが隔壁5又はケース1の上壁に沿ってスライ
ドして開口5a,5b又はベント吹出口8,デフロスタ
吹出口9を開閉するスライド式として構成してあり、デ
フドア16は前端部を下向きに曲折してサイドデフロス
タ吹出口10の開閉制御も行えるようにしてある。
5およびケース1の上壁の湾曲形状に沿ってスライド移
動させるようにこれらの湾曲形状に整合して円弧状に形
成してある。
よびケース1の上壁に沿って円弧状に形成した各2対の
ガイド溝18を設けてある一方、各ドア本体6a,15
a,16aの左右側端部の上下に前記2対のガイド溝1
8に嵌合するガイドピン19を突設して、これらガイド
溝18とガイドピン19とでドア本体6a,15a,1
6aのスライドガイド手段を構成している。
16aによる開口5a,5bおよびベント吹出口8,デ
フロスタ吹出口9の各閉塞位置を規制する溝端部を、隔
壁5,ケース1の上壁側に向けて曲折成形してガイドピ
ン19がこの曲折した溝端部に案内されることにより、
各ドア本体6a,15a,16aをそれらの閉塞位置で
隔壁5,ケース1上壁に向けて移動させるようにしてあ
り、かつ、各ドア本体6a,15a,16aの円弧凸面
の周縁には該閉塞位置で開口5a,5bの周縁,ベント
吹出口8およびデフロスタ吹出口9の周縁に密接するシ
ール部材20を設けてある。
ライド移動は円弧凹面の両側縁部に設けた歯部22と、
該歯部22に噛合した歯車23とからなる歯車機構21
の作動によって行われる。
て軸支されて図外の駆動機構により回転される駆動軸2
4に固設してあって、該歯車23には部分的に歯丈の高
い歯部を設けて前記各ドア6a,15a,16aの閉塞
位置で、これらドア6a,15a,16aをこの高歯に
より隔壁5,ケース1の上壁に向けて押動するようにし
てある。
一端部を軸支する軸受孔25を設けてあり、該ケース1
の他側壁には該駆動軸24をケース1の外側から挿入配
置するための作業孔26を設けてある。
れてビス29によってケース側壁に締結固定したリッド
部材27で閉塞され、該リッド部材27には駆動軸24
の他端部を軸支する軸受孔28を設けてある。
ドア6の駆動軸取付部分を代表して図2〜4に示してい
る。
よって締結し、下端はその裏側縁部に形成したフック部
30を作業孔26の下縁に係着して固定するようにして
ある。
外側に突出する端末部には前記歯車23とは別の駆動伝
達歯車31,32を固設してある。
動機構の減速歯車機構に連なる駆動出力側として用いら
れ、他方は駆動軸24に関連して設けられる補機類に連
なる駆動入力側として用いられる。
4の端部の前記軸受孔25,28に軸支される部分の軸
径よりも小径に、つまり、軸受孔25,28よりも小径
に形成されている。
6a,15a,16aと同様に適宜の合成樹脂材で成形
され、この実施形態では前記歯車23および駆動伝達歯
車31,32を該駆動軸24と一体成形してある。
の側壁に設けた作業孔26は駆動軸24の歯車23の径
よりも大径に形成してあって、該駆動軸24をケース1
の外側からこの作業孔26に挿入して組付けることがで
きるから、予めドア本体6aをケース1内に組付けた
後、つまり、左右の割型ケース1A,1Bで挟み込んで
組付けて、これら割型ケース1A,1Bを嵌合固着した
後、駆動軸24をケース1の外側から作業孔26に挿入
してその一端をケース1の他側壁の軸受孔25に挿入,
軸支させ、歯車23をドア本体16aの歯部22に適正
な噛合位置に調整して該駆動軸24の他端にリッド部材
27の軸受孔28を挿入係合し、該リッド部材27をケ
ース1の側壁に締結固定して作業孔26を閉塞すること
によって、該駆動軸24をドア本体16に対して適正に
組付けることができ、従って、ドア本体6aと駆動軸2
4の組付作業性を一段と向上することができる。
aをケース1内に組付けた後で外側から組付けるため、
ドア本体6aがどのようなスライド位置にあっても歯車
23をドア本体6aの歯部22に適正な噛合位置に調整
して駆動軸24を組付けることができ、従って、ケース
1を作業者が組付作業し易い姿勢にして駆動軸の組付け
を行えて組付作業の自由度を拡大することができる。
1,32は駆動軸24と一体成形してあるため、部品点
数,部品管理工数を削減できてコスト的に有利に得るこ
とができる。
ミックスドア6における駆動軸24の取付部分を代表し
て示しているが、ベントドア15,16を図1に示した
ようにスライド式に構成した場合、それらの駆動軸24
の取付構造も図2〜4と同様の構造が採用される。
の駆動軸の取付部分を示す分解斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース(1)内に配設されて該ケース
(1)内の通風を制御する制御ドア(6),(15),
(16)を、ドア本体(6a),(15a),(16
a)の側端部とケース(1)の側壁とに設けられて相互
に係合するスライドガイド手段(18),(19)と、
ドア本体(6a),(15a),(16a)に設けた歯
部(22)およびケース(1)の側壁を貫通して軸支さ
れた駆動軸(24)に固設されて該歯部(22)に噛合
した歯車(23)とからなる歯車機構(21)と、を備
えてスライド式とした構造において、前記ケース(1)
の側壁の少くとも一方に駆動軸(24)の歯車(23)
径よりも大径の作業孔(26)を設け、ケース(1)の
外側から駆動軸(24)をこの作業孔(26)に挿通し
てその一端をケース(1)の他側壁に軸支し、かつ、該
駆動軸(24)の他端を前記作業孔(26)を閉塞する
リッド部材(27)の軸受孔(28)に挿通して軸支し
たことを特徴とする自動車用空気調和装置。 - 【請求項2】 ドア本体(6a),(15a),(16
a)の歯部(22)に噛合する歯車(23)は駆動軸
(24)に一体成形してあると共に、該駆動軸(24)
のケース(1)外側に配置される端部に他の駆動伝達歯
車(30),(31)を一体成形したことを特徴とする
請求項1に記載の自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06357298A JP3827855B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06357298A JP3827855B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254941A true JPH11254941A (ja) | 1999-09-21 |
JP3827855B2 JP3827855B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=13233110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06357298A Expired - Fee Related JP3827855B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3827855B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068251A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Keihin Corp | 車両用空調装置 |
KR101220966B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2013-01-10 | 한라공조주식회사 | 차량용 공조장치의 온도조절도어 조립구조 |
JP2013199209A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Keihin Corp | 車両用空調装置及びその組付方法 |
KR101517009B1 (ko) * | 2013-12-26 | 2015-05-04 | 갑을오토텍(주) | 조립구조가 개선된 hvac용 하우징 |
CN110654198A (zh) * | 2018-06-29 | 2020-01-07 | 株式会社京浜 | 门驱动装置 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP06357298A patent/JP3827855B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101220966B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2013-01-10 | 한라공조주식회사 | 차량용 공조장치의 온도조절도어 조립구조 |
JP2011068251A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Keihin Corp | 車両用空調装置 |
CN102032656A (zh) * | 2009-09-25 | 2011-04-27 | 株式会社京浜 | 车辆空调设备 |
JP2013199209A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Keihin Corp | 車両用空調装置及びその組付方法 |
KR101517009B1 (ko) * | 2013-12-26 | 2015-05-04 | 갑을오토텍(주) | 조립구조가 개선된 hvac용 하우징 |
CN110654198A (zh) * | 2018-06-29 | 2020-01-07 | 株式会社京浜 | 门驱动装置 |
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---|---|
JP3827855B2 (ja) | 2006-09-27 |
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