JP3821472B2 - 異常波形検出回路および情報再生装置 - Google Patents

異常波形検出回路および情報再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば光ディスクや磁気ディスクを代表とする記録媒体における記録ピット欠陥や、記録ピット読み取り装置の位置ずれなどによる再生波形の異常を検出して処理を行うことにより、後段への信号処理の悪影響を最小限に抑制するための異常波形検出回路およびこれを用いた情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ディスク装置における欠陥検出回路の一つである異常波形検出回路の一例を、情報再生装置の再生信号処理回路系を含めて図12示している。
【0003】
図12おいて、光ディスク装置における再生信号処理回路100は、記録媒体101から記録信号を読み取る光ピックアップ102と、光ピックアップ102からの出力信号を前段増幅するプリアンプ103と、プリアンプ103からの出力信号を更に増幅調整する可変利得増幅器104と、可変利得増幅器104からの出力信号をフィルタリング処理するアナログフィルタ105と、アナログフィルタ105からの出力信号をA/D変換するA/D変換器106と、A/D変換器106からの出力信号をフィルタリング処理するデジタルフィルタ107と、デジタルフィルタ107からの出力信号を復号処理して再生データを出力する復号器108と、アナログフィルタ105からの出力信号波形の異常を検出するアナログ方式の異常波形検出回路109とを有している。
【0004】
異常波形検出回路109は、図13および図14に示すように、アナログ再生信号を所定のしきい値に対して二値化するスライサ109Aと、この二値化信号に基づいて異常波形検出信号を生成するモノマルチ回路109Bとを有している。
【0005】
上記構成により、以下、その動作の概要を説明する。
【0006】
一般にCDやDVDなどの光ディスクに情報を記録したり、光ディスクから情報を再生する際に、以下のような手順で行っている。即ち、映像や音楽などのアナログ情報をデジタルデータにエンコードした後に、これに変調を施して光ディスクなどの記録媒体101上の情報単位のピットに書き込む。
【0007】
その再生時には、まず、レーザを用いて記録したピット上を走査する。光ピックアップ102では記録媒体101からのレーザ反射光を取り込み、反射光の強度を電気信号に変換してアナログ再生信号を得る。この光ピックアップ102から得られたアナログ再生信号は、プリアンプ103で前段増幅した後に、可変利得増幅器104により再生信号の振幅調整が行われる。
【0008】
次に、アナログフィルタ105により、再生信号の高周波成分をブーストして波形等化を行う。アナログフィルタ105を通過したアナログ再生信号は、A/D変換器106により量子化される。A/D変換器106の後段では、デジタルフィルタ処理を行う。即ち、量子化されたデータは、デジタルフィルタ107により復号回路108で復号するための信号補正が施され、復号回路108により、ピットに記録されていた二値のデジタル再生データが出力される。
【0009】
一方、アナログ方式の異常波形検出回路109では、アナログフィルタ105を通過したアナログ再生信号の電圧値を、図13および図14に示すように、予め設定されたしきい値電圧に対してスライサ109Aにより二値化(図14のスライサ出力)する。この二値化信号はその後段のモノマルチ回路109Bに入力され、モノマルチ回路109Bにより異常波形検出信号が生成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記光ディスクなど記録媒体に記録したデータを復号処理する際に、光ディスクの記録ピット欠陥などによる再生信号の波形異常はその後段側の信号処理回路の誤動作を誘発する。そのため、異常波形信号を検出することは記録再生系において必須事項となっている。現在、主に用いられているアナログ再生信号を用いて異常波形信号を検出するアナログ方式は、アナログ再生信号の広帯域化とノイズに弱く、異常波形信号を容易かつ正確に検出できない場合があり、また、外部部品も必要であり、回路規模も大きくなる。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、デジタル方式を用いることにより、回路規模が小さく、異常波形信号を容易かつ正確に検出できる異常波形検出回路およびこれを用いた情報再生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の異常波形検出回路は、アナログ再生信号の異常波形を検出するデジタル方式の異常波形検出回路であって、アナログ再生信号のアナログ/デジタル変換を行う量子化手段と、量子化手段からの入力信号が予め設定された入力波形条件を満たしているか否かを判定して異常波形判定信号を出力する検出部と、この検出部からの出力を計数し、その計数値が所定のしきい値を越えたときに異常検出信号を出力する計数部とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0013】
また、好ましくは、本発明の異常波形検出回路における検出部は、入力信号のサンプリングポイント毎の電圧値が、予め設定されたしきい値電圧を複数回以上連続して超えたときに前記異常波形判定信号を出力する。また、好ましくは、本発明の異常波形検出回路における計数部は、クロック信号に同期して異常波形判定信号の出力の計数を行い、その計数値が、予め設定された基準値を越えたときに前記異常検出信号を出力する。このクロック信号は、好ましくは、システムクロック信号と、このシステムクロック信号から任意に分周した分周クロック信号との何れかである。ここで、入力信号の電圧値がしきい値電圧を超えたときとは、少なくとも、入力信号の電圧値がしきい値電圧を超えて上回ったときと、入力信号の電圧値がしきい値電圧を超えて下回ったときとがある。
【0014】
上記検出部について具体的に説明すると、上記検出部は、サンプリングポイント毎の再生信号の電圧値を予め設定されたしきい値電圧と比較した結果を符号データとして出力する比較回路と、符号データを所定時間遅延させて出力する遅延回路と、比較回路および遅延回路からの両出力信号が同符号のときに所定の符号データを出力する論理回路と、論理回路からの論理出力を論理否定して出力する否定回路とを有していてもよい。この論理回路は、好ましくは、加算回路および一致回路の何れかである。一致回路としては排他的論理和回路などがある。
【0015】
上記計数部についても具体的に説明すると、システムクロック信号を用いる場合には、上記計数部は、検出部により異常か否かの判定信号を入力し、カウンタ用のイネーブル信号(システムクロック信号)に同期して、判定信号が例えばハイレベルの期間を計数し、判定信号が例えばローレベルのときはカウンタリセットを行い、その計数結果を出力するカウンタ手段と、このカウンタ手段からの計数結果を、予め設定されたしきい値と比較して、カウンタ手段の計数結果がしきい値を越えている期間を異常波形検出信号期間として異常波形検出信号を出力するようにしてもよい。また、分周クロック信号を用いる場合には、上記計数部は、検出部により異常か否かの判定信号を入力し、システムクロック信号から任意に分周されたカウンタ用のイネーブル信号(分周クロック信号)に同期して、判定信号が例えばハイレベルの期間を計数し、判定信号が例えばローレベルのときはカウンタリセットを行い、その計数結果を出力するカウンタ手段と、このカウンタ手段からの計数結果を、予め設定されたしきい値と比較して、カウンタ手段の計数結果がしきい値を越えている期間を異常波形検出信号期間として異常波形検出信号を出力するようにしてもよい。
【0016】
ここで、上記検出部のしきい値について説明する。上記検出部は、しきい値電圧としてアナログ再生信号電圧の中心値を用い、入力信号が中心値のしきい値を複数回以上連続して超えた場合に前記異常波形判定信号を出力するようにしてもよい。また、上記検出部は、しきい値電圧としてアナログ再生信号電圧の中心値の上側と下側にそれぞれ一つづつ設定し、入力信号が中心値の上側に設定したしきい値電圧を複数回以上連続して超えた場合、または中心値の下側に設定したしきい値電圧を複数回以上連続して超えた場合に前記異常波形判定信号を出力するようにしてもよい。さらには、上記検出部は、しきい値電圧としてアナログ再生信号電圧の中心値の上側と下側にそれぞれ一つづつ設定し、入力信号が該中心値の上側に設定したしきい値電圧と、中心値の下側に設定したしきい値電圧との間に複数回以上連続して存在する場合に前記異常波形判定信号を出力するようにしてもよい。
【0017】
さらに、好ましくは、本発明の異常波形検出回路における検出部は、 入力信号の波形ピークを検出し、波形ピークの電圧値を出力するピーク検出部と、ピーク検出部からのピーク値電圧を、予め設定されたしきい値電圧と比較して異常波形かどうかを判定する第1判定部とを有する。この第1判定部は、その具体例として、ピーク値電圧と予め設定されたしきい値電圧とを比較してその比較結果を出力するピーク比較回路と、これらのピーク比較回路からの出力を遅延させる遅延回路と、ピーク比較回路および遅延回路の両出力を加算出力する加算回路と、この加算回路の出力を入力とし、否定させた結果を出力する否定回路とを有する。他の具体例として、上記第1判定部は、ピーク値電圧と予め設定されたしきい値電圧とを比較してその比較結果を出力するピーク比較回路と、これらのピーク比較回路からの出力を遅延させる遅延回路と、ピーク比較回路および遅延回路の両出力の排他的論理和をとる排他的論理和回路と、排他的論理和回路の出力を否定した結果を出力する否定回路とを有する。
【0018】
さらに、好ましくは、本発明の異常波形検出回路における検出部は、入力信号の波形ピークを検出し、波形ピークの電圧値を出力するピーク検出部と、このピーク検出部からのピーク値電圧の時間推移をモニタするピーク値電圧モニタ部と、このピーク値電圧モニタ部から算出されたピーク値電圧の時間推移からピーク値電圧勾配を検出するピーク勾配検出部と、ピーク値電圧勾配を予め設定された基準勾配と比較する勾配比較部と、この勾配比較部からの比較結果に基づいて前記異常波形判定信号を出力する第2判定部とを有する。この第2判定部は、好ましくは、ピーク勾配検出部で検出したピーク値電圧勾配が予め設定された基準勾配を越えた場合に異常波形と判定する。また、上記検出部は、再生入力信号の波形ピークを検出し、その波形ピークの電圧値を出力するピーク検出回路と、この連続したピーク値電圧から傾きを算出してその結果を出力するピーク勾配検出回路と、このピーク勾配検出回路からのピーク値電圧勾配と、予め設定された基準勾配値とを比較してピーク値電圧勾配が基準勾配値を越えたときに異常波形検出信号として出力する勾配比較回路とを有する。
【0019】
さらに、好ましくは、本発明の異常波形検出回路における検出部は、請求項5記載の第1検出部と、請求項10または11記載の第2検出部と、該第1検出部および第2検出部の何れかを選択可能とする選択部を有する。具体的には、本発明の異常波形検出回路における検出部は、再生信号を入力として、予め設定されたしきい値と比較して、その結果から判定信号を出力する第1検出部と、再生信号を入力として、その波形ピークを検出して、そのピーク値電圧の勾配から判定信号を出力する第2検出手段と、これらの第1検出部および第2検出部の両出力を任意に選択して計数部に出力する選択回路とを有する。
【0020】
次に、本発明の情報再生装置は、記録媒体から読み出されたアナログ再生信号の異常波形を、請求項1〜12の何れかに記載の異常波形検出回路を用いて検出する。この場合、好ましくは、異常検出信号は、他のデジタルブロックのホールド信号となる。
【0021】
上記構成により、異常波形検出回路をデジタル方式で構成したので、再生信号の広帯域化とノイズに強く、異常波形信号が容易かつ正確に検出され、また、回路規模も小さくなる。
【0022】
また、異常波形判定方式を切り替えることで、様々な要因で起こる複雑なパターンの異常波形を容易かつ正確に検出することが可能となる。
【0023】
さらに、本発明の異常波形検出回路を情報再生装置に用いれば、ピット欠陥などによる再生信号の波形異常がその後の他のデジタルブロックにおける各種信号処理回路の誤動作を誘発する事態を防止することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の情報再生装置の再生信号処理回路系に用いられる異常波形検出回路の各実施形態1〜9について図面を参照しながら順次説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1における異常波形検出回路の要部構成を示すブロック図である。なお、図12の各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0025】
図1において、異常波形検出回路1は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部11と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部12とを有し、光ディスクからの周期化したアナログ再生信号が異常波形であるかどうかをデジタル方式により検出する。ここで、異常波形には、図3にて後述するが、アナログ再生信号の信号波形の上部が時間経過と共に下がってくる場合と、信号波形の下部が上がってくる場合の2通りがある。
【0026】
検出部11は、図2に示すように、比較回路111と、遅延回路112と、加算回路113と、否定回路114とを有し、デジタル化された再生信号を入力信号とし、この入力信号が予め設定された入力波形条件を満たしているか否かにより、異常波形かどうかを判定する。ここでは、入力波形条件としては、各サンプリングポイント毎の入力デジタル再生信号の電圧値が、予め設定されたしきい値電圧を複数回以上連続して基準範囲から外れるかどうか(ここではしきい値電圧を超えるかどうか)である。つまり、信号波形が正常の場合には、入力デジタル再生信号の各サンプリングポイント毎の電圧値がしきい値電圧を超えたり超えなかったり所定サンプリングポイント数毎に交互に繰り返されるが、例えば信号波形が時間経過と共に下がってくる異常波形の場合(図3参照)には、連続して、各サンプリングポイントでの入力デジタル再生信号の電圧値がしきい値電圧を下回ってくる。また、例えば信号波形が時間経過と共に上回ってくる異常波形の場合には、連続して、各サンプリングポイントでの入力デジタル再生信号の電圧値がしきい値電圧を上回ってくる。
【0027】
比較回路111は、アナログ再生信号をA/D変換するA/D変換器106からのデジタル再生信号の各サンプルポイントでの電圧値と、予め設定されたしきい値電圧とを比較して、デジタル再生信号の電圧値の方がしきい値電圧を超えた場合(差が正)に符号ビットとして「0」、超えなかった場合(差が負)に符号ビットとして「1」を信号出力する。要は、入力デジタル再生信号の電圧値がしきい値電圧を超えた場合、即ち、信号波形が時間経過と共に下がってくる場合、信号波形が時間経過と共に上回ってくる場合、符号ビットとして「0」が信号出力される。
【0028】
遅延回路112は、比較回路111からの出力信号を所定時間分だけ遅延させる。遅延させる所定時間分とは例えばアナログ再生信号の半周期分などである。
【0029】
加算回路113は、比較回路111および遅延回路112からの両出力を加算する。加算回路113からは、異常波形時、両入力信号が「0」であるので、「0」の符号データが出力され、正常波形時、両入力信号が「1」であるので、「1」の符号データが出力される。両入力信号の一方だけが遅延時間以内に「0」になっても、他方が「1」であれば「1」の符号データが出力されて、正常波形と判定される。また、遅延時間を超えて連続して同符号の「0」が続けば加算回路113からは「0」の信号が出力されて、異常波形と判定される。
【0030】
なお、比較回路111および加算回路113の他の動作例を示すと、比較回路111が、デジタル再生信号の各サンプルポイントでの電圧値と、予め設定されたしきい値電圧とを比較して、信号波形が正常の場合、「0」と「1」が所定数毎に交互に混合した状態で信号出力するように構成すれば、信号波形が異常の場合には、比較回路111からは「0」および「1」の何れかが信号出力される。この場合には、加算回路113を減算回路として用いる必要がある。この場合、連続して同符号(「0」または「1」)が続くと、加算回路113からは「0」の信号が出力される。連続して同符号(「0」または「1」)が続くのは信号波形が異常波形のときである。遅延期間の半周期毎に異符号になる正常波形のときは、加算回路113からは「1」の信号が出力されることになる。
【0031】
否定回路114は、加算回路113からの出力信号を反転させた信号を出力する。否定回路114は、例えば異常波形時には「0」が反転した「1」の符号データを異常波形判定信号として出力し、また、例えば正常波形時には「1」が反転した「0」符号データを正常波形判定信号として出力する。
【0032】
計数部12は、否定回路114から異常波形判定信号が入力され、異常波形判定信号「1」が連続するクロック数を計数(経過時間測定)し、その計数値が所定のしきい値を越えたときに異常波形検出信号を出力する。
【0033】
上記構成により、検出部11の動作を説明をする。
【0034】
図3は、アナログ再生信号およびその全サンプリングポイントから本実施形態1の異常波形判定処理の一例を示す図である。なお、異常信号による波形のひずみには、前述したように、波形上部が時間経過と共に下がってくる場合と、波形下部が上がってくる場合の2通りが存在するが、図3では、波形上部が下がってくる場合を示すと共に、図3中の黒丸はサンプリングポイントを示しており、各サンプリングポイントの縦方向の位置がデジタル再生信号の電圧値を示している。
【0035】
図2および図3に示すように、まず、比較回路111において、各サンプリングポイント毎のデジタル再生信号の電圧値と予め設定されたしきい値電圧との差を取り、その差に対応した符号ビットを出力する。つまり、その差が正のときは「0」、その差が負のときは「1」を比較回路111から信号出力する。このように、サンプリングポイントでの電圧値と予め設定されたしきい値電圧との差を取ると、図3に示すように異常波形信号が現れるときにはサンプリングポイントでの電圧値がしきい値電圧を下回ってくる。
【0036】
次に、加算回路113では、比較回路111の符号ビット出力(「0」か「1」)と、遅延回路112で遅延された符号ビット出力とを加算する。この場合に、連続して同符号が続けば加算回路113からは「0」の信号が出力される。
【0037】
続いて、この加算回路113からの出力信号「0」を否定回路114で反転させて「1」とすることで、後段の計数部12に異常波形判定信号として出力する。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。なお、図1および図2の各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0038】
図4において、異常波形検出回路2は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部21と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部12とを有し、光ディスクからのアナログ再生信号が異常波形であるかどうかを検出する。
【0039】
検出部21は、比較回路111と、遅延回路112と、一致回路としての排他的論理和回路213と、否定回路114とを有している。検出部21が図2の検出部11と異なるのは、検出部11の加算回路113の代わりに排他的論理和回路213を用いていることである。
【0040】
この排他的論理和回路213は、両入力信号が連続して同符号が続けば「0」を出力し、異符号が続けば「1」を出力する。
【0041】
上記構成による動作としては実施形態1の場合と同様であるが、実施形態2の場合には、比較回路111の符号ビット出力と、遅延回路112で遅延された符号ビット出力との排他的論理和をとることにより、連続して同符号が続けば、排他的論理和回路213は「0」を出力する。この排他的論理和回路213の出力信号を否定回路114で反転させて「1」とすることで、後段の計数部12に入力異常波形判定信号を出力することができる。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3における異常波形検出回路の計数部の要部構成を示すブロック図である。なお、図1および図2の各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0042】
図5において、異常波形検出回路3は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部21(または検出部11)と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部32とを有し、光ディスクからのアナログ再生信号が異常波形であるかどうかを検出する。
【0043】
計数部32は、異常波形判定信号の経過時間を計数するカウンタ321と、経過時間の計数値が基準値以上のときに異常波形検出信号を生成する検出信号生成部322とを有している。
【0044】
カウンタ321は、検出部21(または検出部11)からの異常波形判定信号がそれぞれ入力されるセット端子およびリセット端子と、カウンタ用クロック信号が入力されるクロック端子とが設けられており、入力カウンタ用クロック信号に同期して、入力異常波形判定信号が「1」のときにカウントし、「0」のときにリセットする。このカウンタ用クロック信号としては通常のシステムクロックを用いる。
【0045】
検出信号生成部322は、カウンタ321の計数値と、予め設定された計数しきい値とを比較して、カウンタ321の計数値が、予め設定された計数しきい値を越えている期間だけ、異常波形検出信号をハイレベル電圧にして出力する。
【0046】
上記構成により、まず、カウンタ321は、入力カウンタ用クロック信号に同期して、入力異常波形判定信号が「1」の期間をカウントし、「0」のときにリセットされ、その計数結果を出力する。
【0047】
次に、その計数結果が検出信号生成部322に入力され、カウンタ321の計数値が、予め設定された計数しきい値とを越えている場合に異常波形と判定してその超えている期間だけ異常波形検出信号をハイレベル電圧として出力する。
(実施形態4)
図6は、本発明の実施形態4における異常波形検出回路の計数部の要部構成を示すブロック図である。なお、図5各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0048】
図6において、異常波形検出回路4は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部21(または検出部11)と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部42とを有し、光ディスクからのアナログ再生信号が異常波形であるかどうかを検出する。
【0049】
計数部42は、カウンタ321と、検出信号生成部322と、分周回路423とを有している。このように、本実施形態4において、上記実施形態3との相違は、カウンタ321のイネーブル信号であるカウンタ用クロック信号を任意に分周する分周回路423が追加されていることである。
【0050】
上記構成により、まず、カウンタ321のクロック端子に分周回路423の出力端が接続されているので、カウンタ321のイネーブル信号であるシステムクロック信号を任意に分周することにより、入力された再生信号のノイズによるカウンタリセットの確率を抑制することが可能になる。
(実施形態5)
図7は、本発明の実施形態5における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。なお、図1および図2の各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0051】
図7において、異常波形検出回路5は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部51と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部12(または計数部32または42)とを有し、光ディスクからのアナログ再生信号が異常波形であるかどうかを検出する。
【0052】
検出部51は、ピーク検出部としてのピーク検出回路511と、比較回路111と、遅延回路112と、加算回路113と、否定回路114とを有し、ピーク検出回路511からのピーク値電圧を、予め設定されたしきい値電圧と比較して異常波形かどうかを判定する。これらの比較回路111、遅延回路112、加算回路113および否定回路114により本実施形態5の第1判定部が構成され、この第1判定部によりピーク検出回路511からのピーク値電圧を、予め設定されたしきい値電圧と比較して異常波形かどうかを判定する。
【0053】
ここでは、検出部21が図2の検出部11と異なるのは、比較回路111の前段にピーク検出回路511が設けられ、全サンプリングポイントでしきい値判定を行うのではなく、サンプリングポイント数のより少ない波形ピークでのピーク値電圧情報のみでしきい値電圧との比較判定を行うことである。
【0054】
ピーク検出回路511は、入力デジタル再生信号の波形ピークを検出してその波形ピークのピーク電圧値を出力する。
【0055】
上記構成により、検出部51の動作を説明をする。
【0056】
図8は、アナログ再生信号およびその波形ピーク時のサンプリングポイントからピーク電圧値情報のみを用いた実施形態5の異常波形判定の一例を示す図である。
【0057】
図7および図8に示すように、まず、デジタル再生信号がピーク検出回路511に入力され、デジタル再生信号の波形ピークをピーク検出回路511で検出してそのピーク電圧値を出力する。
【0058】
次に、比較回路111では、予め設定されたしきい値電圧と、ピーク検出回路511からのピーク電圧値とを比較して、上記実施形態1と同様、符号ビットを出力する。
【0059】
さらに、加算回路113では、比較回路111の符号ビット出力と、遅延回路112で遅延された符号ビット出力とを加算する。この場合に、上記実施形態1と同様、連続して同符号が続けば加算回路113からは「0」が出力される。
【0060】
続いて、この加算回路113からの出力信号を否定回路114で反転させて「1」とすることで、後段の計数部12に入力異常波形判定信号を出力する。即ち、所定以上の期間だけ連続して同符号が続いたときに異常波形判定信号を出力する。
(実施形態6)
図9は、本発明の実施形態6における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。なお、図7の各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0061】
図9において、異常波形検出回路6は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部61と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部12(または計数部32または42)とを有し、光ディスクからのアナログ再生信号が異常波形であるかどうかを検出する。
【0062】
検出部61は、ピーク検出回路511と、比較回路111と、遅延回路112と、一致回路としての排他的論理和回路213と、否定回路114とを有し、ピーク検出回路511からのピーク値電圧を、予め設定されたしきい値電圧と比較して異常波形かどうかを判定する。これらの比較回路111、遅延回路112、排他的論理和回路213および否定回路114により本実施形態6の第1判定部が構成され、第1判定部によりピーク検出回路511からのピーク値電圧を、予め設定されたしきい値電圧と比較して異常波形かどうかを判定する。
【0063】
ここで、検出部61が図7の検出部51と異なるのは、検出部51の加算回路113の代わりに排他的論理和回路213を用いていることである。
【0064】
上記構成により、上記実施形態5と同様、デジタル再生信号のピーク電圧値と、予め設定されたしきい値電圧とを比較して、上記実施形態2と同様に、連続して同符号が続いたときに異常波形判定信号を出力する。
(実施形態7)
図10は、本発明の実施形態7における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。なお、図7の各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0065】
図10において、異常波形検出回路7は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部71と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部12(または計数部32または42)とを有光ディスクからのアナログ再生信号が異常波形であるかどうかを検出する。
【0066】
検出部71は、ピーク検出回路511と、ピーク勾配検出回路711と、勾配比較回路712とを有し、ピーク検出回路511からのピーク値電圧の時間推移をモニタし、このピーク値電圧の時間推移からピーク値電圧勾配を検出して、この検出ピーク値電圧勾配が基準勾配を越えた場合に異常波形と判定する。
【0067】
ピーク勾配検出回路711は、ピーク検出回路511からのピーク値電圧の時間推移をモニタするピーク値電圧モニタ部と、このピーク値電圧モニタ部から算出されたピーク値電圧の時間推移からピーク値電圧勾配を検出するピーク勾配検出部とを有している。
【0068】
勾配比較回路712は、ピーク勾配検出部で検出したピーク値電圧勾配を予め設定された基準勾配と比較する勾配比較部と、この勾配比較部からの比較結果において、ピーク値電圧勾配が予め設定された基準勾配を越えた場合に異常波形と判定する異常波形判定信号を出力する第2判定部とを有する。
【0069】
上記構成により、図8に示すように、まず、ピーク検出回路511で算出されたピーク電圧値から、ピーク勾配検出回路711において差分を取ることで、連続したピーク電圧値の勾配(図8参照)を求めてピーク電圧値の傾きを出力する。
【0070】
次に、その後段の勾配比較回路712では、予め設定された勾配しきい値と、ピーク勾配検出回路711で求めたピーク値勾配とを比較して勾配しきい値を越えていれば、その期間だけ異常波形判定信号を出力する。
(実施形態8)
図11は、本発明の実施形態8における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。なお、図2(または図4)および図10の各部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0071】
図11において、異常波形検出回路8は、入力デジタル再生信号から異常波形判定信号を生成する検出部81と、入力異常波形判定信号から異常波形検出信号を生成する計数部12とを有し、光ディスクからのアナログ再生信号が異常波形であるかどうかを検出する。
【0072】
検出部81は、比較回路111および判定回路811からなる第1検出部と、ピーク検出回路511、ピーク勾配検出回路711および勾配比較回路712からなる第2検出部と、様々な要因で起こる複雑なパターンの異常波形の種類に応じて、第1検出部および第2検出部の何れかに選択可能とする選択回路812とを有している。なお、判定回路811は遅延回路112、加算回路113(または排他的論理和回路213)および否定回路114で構成される。
【0073】
上記構成により、まず、上記実施形態1,2で述べたような全サンプリングポイントにおいてしきい値と比較して異常波形判定信号を生成する第1の異常波形検出パスと、上記実施形態7で述べたようなピーク電圧値情報のみのサンプリングポイントからその勾配を算出して異常波形判定信号を生成する第2の異常波形検出パスとの2通りを用意し、何れの検出パスを選択するかは、選択回路812で任意に設定して選択処理を行うことができる。これにより、種々のパターンをもった異常波形についてもより柔軟に対応することが可能となる。
【0074】
以上により、上記実施形態1〜8によれば、異常波形と判定するしきい値を任意に設け、そのしきい値と比較することで異常波形判定信号を生成するように、異常波形検出回路をデジタル化したため、再生信号の広帯域化とノイズに強く、光ディスクからの再生信号の異常波形を、容易かつ正確に検出することができ、この場合の回路規模も小さくすることができる。
【0075】
この場合、判定信号生成には、全サンプリングポイントを比較する構成と、信号波形ピークのピーク値電圧の一連の勾配を算出して比較する構成とを用いることができる。このことにより、種々の異常波形を検出することが可能となる。
【0076】
また、本発明のデジタル式異常波形検出回路を情報再生装置に用いれば、ピット欠陥などによる再生信号の波形異常がその後の他のデジタルブロックにおける各種信号処理回路の誤動作を誘発する事態を防止することができる。この場合、上記異常検出信号は、他のデジタルブロックのホールド信号となる。
【0077】
なお、上記実施形態1〜8では、特に説明しなかったが、しきい値としてアナログ再生信号電圧の中心値を用い、その中心値のしきい値を複数回以上連続して外れた場合に異常波形と判定するようにしてもよい。もちろん、このしきい値はアナログ再生信号電圧の中心値でなくてもよい。また、しきい値としてアナログ再生信号電圧の中心値の上側と下側にそれぞれ一つづつ設定し、その中心値の上側に設定したしきい値を複数回以上連続して外れた場合、またはその中心値の下側に設定したしきい値を複数回以上連続して外れた場合に異常波形と判定するようにしてもよい。さらには、しきい値としてアナログ再生信号電圧の中心値の上側と下側にそれぞれ一つづつ設定し、その中心値の上側に設定したしきい値と、その中心値の下側に設定したしきい値との間に複数回以上連続して存在する場合に異常波形と判定するようにしてもよい。これはピーク値電圧をモニタする場合に適している。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、異常波形検出回路をデジタル化したため、再生信号の広帯域化とノイズに強く、異常波形信号を簡単かつ正確に検出でき、また、回路規模も簡略化できて小さくすることができる。
【0079】
また、異常波形判定方式を切り替えることで、様々な要因で起こる複雑なパターンの異常波形を容易かつ正確に検出することができる。
【0080】
さらに、本発明の異常波形検出回路を情報再生装置に用いれば、ピット欠陥などによる再生信号の波形異常がその後の他のデジタルブロックにおける各種信号処理回路の誤動作を誘発する事態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における異常波形検出回路の基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1の異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。
【図3】アナログ再生信号およびその全サンプリングポイントから本実施形態1の異常波形判定の一例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態2における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態3における異常波形検出回路の計数部の要部構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態4における異常波形検出回路の計数部の要部構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態5における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。
【図8】アナログ再生信号およびそのピーク時のサンプリングポイントからピーク情報のみを用いた実施形態5の異常波形判定の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態6における異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施形態7おける異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施形態8おける異常波形検出回路の検出部の要部構成を示すブロック図である。
【図12】従来の光ディスク装置における再生信号処理回路系の構成を示すブロック図である。
【図13】図12の異常波形検出回路の構成を示すブロック図である。
【図14】図13の異常波形検出回路の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1〜8 異常波形検出回路
11,21、51,61,71,81 検出部
111 比較回路
112 遅延回路
113 加算回路
114 否定回路
12,32,42 計数部
213 排他的論理和回路
321 カウンタ
322 検出信号生成部
423 分周回路
511 ピーク検出回路
711 ピーク勾配検出回路
712 勾配比較回路
811 判定回路
812 選択回路

Claims (14)

  1. アナログ再生信号の異常波形を検出するデジタル方式の異常波形検出回路であって、
    該アナログ再生信号のアナログ/デジタル変換を行う量子化手段と、該量子化手段からの入力信号が予め設定された入力波形条件を満たしているか否かを判定して異常波形判定信号を出力する検出部と、該検出部からの出力を計数し、その計数値が所定のしきい値を越えたときに異常検出信号を出力する計数部とを有する異常波形検出回路。
  2. 前記検出部は、前記入力信号のサンプリングポイント毎の電圧値が、予め設定されたしきい値電圧を複数回以上連続して超えたときに前記異常波形判定信号を出力する請求項1記載の異常波形検出回路。
  3. 前記計数部は、クロック信号に同期して前記異常波形判定信号の出力の計数を行い、その計数値が、予め設定された基準値を越えたときに前記異常検出信号を出力する請求項1記載の異常波形検出回路。
  4. 前記クロック信号は、システムクロック信号と、該システムクロック信号から任意に分周した分周クロック信号との何れかである請求項3記載の異常波形検出回路。
  5. 前記検出部は、
    サンプリングポイント毎の前記再生信号の電圧値を予め設定されたしきい値電圧と比較した結果を符号データとして出力する比較回路と、
    該符号データを所定時間遅延させて出力する遅延回路と、
    該比較回路および遅延回路からの両出力信号が同符号のときに所定の符号データを出力する論理回路と、
    該論理回路からの論理出力を論理否定して出力する否定回路とを有する請求項1記載の異常波形検出回路。
  6. 前記論理回路は、加算回路および一致回路の何れかである請求項5記載の異常波形検出回路。
  7. 前記検出部は、前記しきい値電圧として前記アナログ再生信号電圧の中心値を用い、前記入力信号が該中心値のしきい値を複数回以上連続して超えた場合に前記異常波形判定信号を出力する請求項2記載の異常波形検出回路。
  8. 前記検出部は、前記しきい値電圧として前記アナログ再生信号電圧の中心値の上側と下側にそれぞれ一つづつ設定し、前記入力信号が該中心値の上側に設定したしきい値電圧を複数回以上連続して超えた場合、または該中心値の下側に設定したしきい値電圧を複数回以上連続して超えた場合に前記異常波形判定信号を出力する請求項2記載の異常波形検出回路。
  9. 前記検出部は、前記しきい値電圧として前記アナログ再生信号電圧の中心値の上側と下側にそれぞれ一つづつ設定し、前記入力信号が該中心値の上側に設定したしきい値電圧と、該中心値の下側に設定したしきい値電圧との間に複数回以上連続して存在する場合に前記異常波形判定信号を出力する請求項1記載の異常波形検出回路。
  10. 前記検出部は、前記入力信号の波形ピークを検出し、該波形ピークの電圧値を出力するピーク検出部と、該ピーク検出部からのピーク値電圧を、予め設定されたしきい値電圧と比較して異常波形かどうかを判定する第1判定部とを有する請求項1記載の異常波形検出回路。
  11. 前記検出部は、前記入力信号の波形ピークを検出し、該波形ピークの電圧値を出力するピーク検出部と、該ピーク検出部からのピーク値電圧の時間推移をモニタするピーク値電圧モニタ部と、該ピーク値電圧モニタ部から算出されたピーク値電圧の時間推移からピーク値電圧勾配を検出するピーク勾配検出部と、該ピーク値電圧勾配を予め設定された基準勾配と比較する勾配比較部と、該勾配比較部からの比較結果に基づいて前記異常波形判定信号を出力する第2判定部とを有する請求項1記載の異常波形検出回路。
  12. 前記検出部は、請求項5記載の第1検出部と、請求項10または11記載の第2検出部と、該第1検出部および第2検出部の何れかを選択可能とする選択部を有する異常波形検出回路。
  13. 記録媒体から読み出されたアナログ再生信号の異常波形を、請求項1〜12の何れかに記載の異常波形検出回路を用いて検出する情報再生装置。
  14. 前記異常検出信号は、他のデジタルブロックのホールド信号となる請求項13記載の情報再生装置。
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